JP6773504B2 - ガスケット - Google Patents
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Description
(a)平面上で一定の模様が連続する形状のシールリップを備えたゴム状弾性体よりなる網状シール部のみよりなるガスケット。
(b)平面上で一定の模様が連続する形状のシールリップを備えたゴム状弾性体よりなる網状シール部を有し、この網状シール部をゴム状弾性体よりなるシート状の基部に対し一体としたガスケット。
(c)平面上で一定の模様が連続する形状のシールリップを備えたゴム状弾性体よりなる網状シール部を有し、この網状シール部を金属または樹脂材よりなるシート状の基材に対し一体としたガスケット。
(1)
交差部および/または方向転換部(以下、「交差部等」とも称する)に凹みまたは空孔(貫通穴)を設けることにより、交差部等の反力を低減させ、他の部分との反力差を低減させる。
(1−1)一定の模様を有する連続した突起(シールリップ)を設けるガスケットについて、交差部等のシール面側に凹みを設けた構造とする。
(1−2)一定の模様を有する連続した突起を設けるガスケットについて、交差部等に空孔(貫通穴)を設けた構造とする。
(1−3)相手形状の仕様に応じて作成(打ち抜き)したガスケットについて、交差部等のシール面側に凹みを設けた構造とする。
(1−4)相手形状の仕様に応じて作成したガスケットについて、交差部等に空孔を設けた構造とする。
交差部等に空洞を設けることにより、交差部等の反力を低減させ、他の部分との反力差を低減させる。
(2−1)一定の模様を有する連続した突起を設けるガスケットについて、交差部等に空洞を設けた構造とする。
(2−2)相手形状の仕様に応じて作成したガスケットについて、交差部等に空洞を設けた構造とする。
(2−3)ガスケットが上記(a)態様である場合、空洞は、交差部等における反シール面側に開口していても良い。
(2−4)ガスケットが上記(b)態様である場合、空洞は、ゴム状弾性体よりなるシート状の基部における反シール面側に開口していても良い。
(2−5)ガスケットが上記(c)態様である場合、空洞は、交差部等における反シール面側に開口していても良い。
図2(A)(B)に一部を拡大して示すように、網状シール部21は、直線状を呈する第1および第2シールリップ22A,22Bの組み合わせを備え、両シールリップ22A,22Bが直角に交差することによる平面十字形のリップ交差部23を有している。このリップ交差部23では、シールリップ22A,22Bがその厚み方向に圧縮されたときにゴム状弾性体の変形の逃げ場が少なくゴム状弾性体が変形しにくいため、発生する反力が他の部分よりも大きくなることがある。
図4(A)(B)に示すように、網状シール部21は、直線状を呈する第1および第2シールリップ22A,22Bの組み合わせを備え、両シールリップ22A,22Bが直角に交差することによる平面十字形のリップ交差部23を有している。このリップ交差部23では、ゴム状弾性体の変形の逃げ場が少なくゴム状弾性体が変形しにくいため、発生する反力が他の部分よりも大きくなることがある。
・図5(B)に示すように、直線状の側部28aと、円弧形の天部28bとの組み合わせよりなる、長円を長手方向に半裁した形状。
・図5(C)に示すように、直線状の側部28aと、斜辺状の天部28bとの組み合わせよりなる、五角形の形状。
・図5(D)に示すように、三角形の形状。
図6(A)(B)に示すように、網状シール部21は、直線状を呈する第1および第2シールリップ22A,22Bの組み合わせを備え、両シールリップ22A,22Bが直角に交差することによる平面十字形のリップ交差部23を有している。このリップ交差部23では、ゴム状弾性体の変形の逃げ場が少なくゴム状弾性体が変形しにくいため、発生する反力が他の部分よりも大きくなることがある。
図8(A)(B)に示すように、網状シール部21は、直線状を呈する第1および第2シールリップ22A,22Bの組み合わせを備え、両シールリップ22A,22Bが直角に交差することによる平面十字形のリップ交差部23を有している。このリップ交差部23では、ゴム状弾性体の変形の逃げ場が少なくゴム状弾性体が変形しにくいため、発生する反力が他の部分よりも大きくなることがある。
(a)平面上で一定の模様が連続する形状のシールリップ22を備えたゴム状弾性体よりなる網状シール部21のみよりなるガスケット。
(b)平面上で一定の模様が連続する形状のシールリップ22を備えたゴム状弾性体よりなる網状シール部21を有し、この網状シール部21をゴム状弾性体よりなるシート状の基部31に対し一体とした(一体成形した)ガスケット。
(c)平面上で一定の模様が連続する形状のシールリップ22を備えたゴム状弾性体よりなる網状シール部21を有し、この網状シール部21を金属または樹脂材よりなるシート状の基材41に対し一体とした(架橋接着した)ガスケット。
図11(A)に示す平面T字形の形状、
図11(B)に示す平面Y字形の形状(3本のシールリップ22が集束する形状)、
図11(C)に示す平面放射状の形状(十字形以外の4本または5本以上(図では8本)のシールリップ22が集束する形状)などあっても良い。
21 網状シール部
22,22A,22B シールリップ
23 リップ交差部
24 リップ方向転換部
25 立体構造
26 凹み
27 貫通穴
28 空洞
28a 側部
28b 天部
29 幅狭リップ部
31 基部
41 基材
Claims (2)
- 平面上で一定の模様が連続する形状のシールリップを備えたゴム状弾性体よりなる網状シール部を有するガスケットにおいて、
前記シールリップにおけるリップ交差部および/またはリップ方向転換部に、該部に発生する反力を低減させる発生反力低減用の立体構造を設け、
前記立体構造は、前記リップ交差部および/または前記リップ方向転換部に設けた凹み、貫通穴または空洞よりなり、
前記凹み、貫通穴または空洞は、前記リップ交差部および/または前記リップ方向転換部のシール面側に開口せず前記リップ交差部および/または前記リップ方向転換部の厚み内に設けられ、かつ反シール面側に開口していることを特徴とするガスケット。 - 請求項1記載のガスケットにおいて、
前記網状シール部は、ゴム状弾性体よりなるシート状の基部、または金属もしくは樹脂材よりなるシート状の基材に対し一体とされていることを特徴とするガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016190557A JP6773504B2 (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016190557A JP6773504B2 (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | ガスケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018054014A JP2018054014A (ja) | 2018-04-05 |
JP6773504B2 true JP6773504B2 (ja) | 2020-10-21 |
Family
ID=61834067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016190557A Active JP6773504B2 (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | ガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6773504B2 (ja) |
-
2016
- 2016-09-29 JP JP2016190557A patent/JP6773504B2/ja active Active
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JP2018054014A (ja) | 2018-04-05 |
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