JP2009210049A - ガスケット - Google Patents

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景将 市川
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Abstract

【課題】装着性及びシール性が向上されたガスケットを提供する。
【解決手段】互いに組み付けられる2部材の対向面のうち一方に設けられた装着溝に装着されるとともに2部材間で圧縮されて、2部材間の隙間を密封するガスケット1であって、対向面上における平面形状がそれぞれ異なる複数のガスケット部14、15が組み合わされて対向面上において密封領域を囲むように構成されるとともに、密封領域側の側面から突出して装着溝の側壁面に当接する突起部13a、13bを複数備えたガスケットにおいて、平面形状の異なる複数のガスケット部14、15の境目16における密封領域側の側面に、突起部13aを設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、2部材間の隙間を密封するためのガスケットに関するものである。
2部材のうちの一方の対向面に設けられた装着溝に装着され、2部材により圧縮されることにより2部材間の隙間を密封するガスケットは、従来から種々の形状のものが用いられている。
例えば、特許文献1〜3には、装着時に圧縮されるガスケットが装着溝内での倒れや脱落を生じるのを防止するため、ガスケットの側面に装着溝の側壁面に当接する突起部を設けたものとして種々のガスケットが開示されている。
また、特許文献4には、複数のガスケットを同時にハウジングに組み込むことを可能とするため、連結部を介して複数のガスケットを一体成形する技術が開示されている。
ここで、図6を参照して、従来技術に係るガスケットについて説明する。図6は、従来技術に係るガスケットの構成を説明する模式図であり、(a)は従来技術に係るガスケットの模式的平面図であり、(b)は従来技術に係るガスケットの装着状態を示す模式的断面図であって(a)のDD断面に対応した図であり、(c)は(a)において破線で囲んだ箇所における装着状態の様子を示す拡大図である。
図6(b)に示すように、従来技術に係るガスケット100は、不図示の手段により互いに組み付けられる2部材(一方の部材200と他方の部材300)間の隙間を密封するものである。一方の部材200には、装着溝201が設けられており、この装着溝201にガスケット100が装着される。
図6(a)に示すように、ガスケット100は、平面形状が略矩形に形成されたガスケット部101と、平面形状が略円形に形成されたガスケット部102とを組み合わせたような構成となっている。これらガスケット部によって囲まれた領域が密封対象となる領域であり、ガスケット部の平面形状は密封領域の形状に合わせて形成されるものである。
また、ガスケット100の密封領域側(O)の側面には、装着溝201の側壁面に当接する突起部103が設けられている。この突起部103により、ガスケット100の装着時における倒れや脱落の防止を図っている。
実開昭62−075262号公報 実開平02−110757号公報 特開平11−118039号公報 特開2001−227644号公報
平面形状の異なるガスケット部101とガスケット部102との境目部分104はR状に形成されている。通常、2部材により圧縮されたガスケットは、2部材により圧縮されると反密封領域側(A)(外側)に拡がるように変形するが、ガスケットの平面形状が大きく変化するような境目部分104等の部位では、装着時に応力が集中し易く、図6(c)に示すように、蛇行したように密封領域側(O)(内側)に変形した装着状態となってしまうことがある。
このような装着状態になってしまうと、ガスケット100が傾いて装着姿勢が不安定となり、シール面の面圧が不均一になったり、倒れや捩れ等を引き起こす要因となり、密封対象の漏れを発生させることが懸念される。
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、装着性及びシール性が向上されたガスケットを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明におけるガスケットは、
互いに組み付けられる2部材の対向面のうち一方に設けられた装着溝に装着されるとともに前記2部材間で圧縮されて、前記2部材間の隙間を密封するガスケットであって、
前記対向面上における平面形状がそれぞれ異なる複数のガスケット部が組み合わされて前記対向面上において密封領域を囲むように構成されるとともに、
密封領域側の側面から突出して前記装着溝の側壁面に当接する突起部を複数備えたガスケットにおいて、
前記平面形状の異なる複数のガスケット部の境目における密封領域側の側面に、前記突起部を設けたことを特徴とする。
これにより、境目部分に設けた突起部が装着溝の側壁面に当接することにより、境目部分が蛇行した装着状態となるのが抑制される。
前記ガスケット部の境目に設けられた前記突起部は、該突起部に隣接する突起部よりも、密封領域側の側面からの突出量が大きいとよい。
これにより、装着時に応力の集中しやすい、境目部分(平面形状の大きく変化する部位)における装着溝に対する充填率を大きくすることができ、蛇行した状態となるのをより効果的に抑制することができる。
以上説明したように、本発明により、装着性及びシール性が向上される。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1〜図5を参照して、本発明の実施例1に係るガスケットについて説明する。図1は、本実施例に係るガスケット1の模式的平面図である。図2は、本実施例に係るガスケット1の模式的断面図であり、(a)は図1のAA断面、(b)は図1のBB断面、(c)は図1のCC断面にそれぞれ対応している。図3は、本実施例に係るガスケット1が装着される装着溝を備えたハウジングの構成を説明する模式的平面図である。図4は、本実施例に係るガスケット1の装着状態を示す模式的断面図であり、突起部が設けられている箇所(図2(b)、(c)に対応する箇所)における装着状態を示している。図5は、本実施例に係るガスケット1の境目部分の装着状態を説明するための模式的平面図であり、図3において破線で囲った箇所に対応した拡大図である。
図4に示すように、本実施例に係るガスケット1は、ゴム状弾性部材であり、2部材(
一方の部材20と他方の部材30)間の隙間を密封するものである。これら一方の部材20と他方の部材30は、不図示の手段(例えば、嵌合、ねじによる締結、接着などの公知の手段)により互いに組み付けられる。
なお、一方の部材20と他方の部材30とを組み付けた後の状態については、図に示した状態に限定されるものではない。すなわち、対象製品によっては、一方の部材20に設けられた装着溝21が完全に塞がらないように組み付ける場合もある。
ガスケット1は、断面が略矩形のガスケット本体10の縦方向(装着溝21の深さ方向)の両側にシール面11、12を有している。装着溝21に装着されたガスケット1は、一方の部材20と他方の部材30とによって縦方向に圧縮される。そして、シール面11が他方の部材30の表面31に密着し、シール面12が装着溝21の溝底面22に密着することにより、2部材間の隙間を密封する。
ガスケット本体10の側面には、横方向(装着溝21の幅方向)に突出する突起部13が設けられている。突起部13は装着溝21の側壁面23に当接するように構成されており、ガスケット1の倒れや脱落の発生を抑制する。
本実施例に係るガスケット1が適用される対象製品は、特に限定されるものではないが、ここでは、エンジンオイルクーラー用のガスケットとして使用する場合について説明する。
図3に示すように、一方の部材20としてのエンジンオイルクーラーのハウジングには、他方の部材30としての不図示の蓋が取付けられるようになっており、蓋との対向面に、ガスケット1が装着される装着溝21が設けられている。
装着溝21の平面形状は、エンジンオイルが流れるオイル流入路24とオイル流出路25とを囲むように形成されている。26、27は、それぞれ冷却水の流入路、流出路である。オイル流入路24は断面が円形となっており、装着溝21のうちオイル流入路24を囲む領域は、オイル流入路24の外周に沿って略円形に構成されている。また、オイル流出路25は断面が略矩形となっており、装着溝21のうちオイル流出路25を囲む領域は、オイル流出路25の外周に沿って略矩形に構成されている。
図1に示すように、ガスケット1は、上述のように構成された装着溝21の平面形状に相似した平面形状(上面から見た形状)を有しており、略円形状に構成された第1ガスケット部14と、略矩形状に構成された第2ガスケット部15と、から構成されている。この第1ガスケット部14と第2ガスケット部25により、オイル流入路24、オイル流出路25を含む密封領域が形成される。
図1に示すように、突起部13は、ガスケット1により囲まれる密封領域側の側面に複数設けられており、その平面形状は中央部が最も密封領域側に突出した円弧状となっている。突起部13は、形状(大きさ)の異なる2種類の突起部(第1突起部13aと第2突起部13b)から構成されている。
図2(b)、(c)及び図5に示すように、第1突起部13aは、ガスケット本体10からの突出量(高さh1)が、第2突起部13bの突出量(高さh2)よりも大きく(高く)、また、曲率半径が第2突起部13bよりも大きく設定されており、ガスケット1(装着溝21)の延びる方向における幅W1が第2突起部13bの幅W2よりも大きい。すなわち、第1突起部13aは第2突起部13bよりも全体的に大きく構成されている。
第1突起部13aは、ガスケット1の平面形状において、変化の比較的大きな箇所、例えば、第1ガスケット部14と第2ガスケット部15との境目部分16や矩形の第2ガスケット部15のコーナー部分15a等に設けられる。一方、第2突起部13bは、ガスケット1の平面形状の変化のない、あるいは変化が比較的小さい箇所、例えば、第1ガスケット部14の円周部や第2ガスケット部15のストレート部分15b等に設けられる。
すなわち、本実施例に係るガスケット1は、装着時に応力が集中し易く蛇行等の変形が生じやすい部位に、突起部13を設けている。さらに、変形が生じやすい部位にボリュームの大きな第1突起部13aを設けて、隣接する部位に対して相対的に充填率を高めた構成となっている。これにより、図5に示すように、境目部分16等の変形が生じやすい部位における装着姿勢の安定をより効果的に図ることができる。したがって、装着時におけるシール面圧の不均一や、倒れ、捩れ等が抑制され、ガスケットの装着性及びシール性が向上される。
なお、図1に示すように、本実施例に係るガスケット1においては、第1ガスケット部14の円周部のうち第2ガスケット部15とつながっている側とは反対側の領域については、装着溝21に対するガスケット1のボリュームが偏らずに全体的に等しくなるように、第2突起部13bではなくボリュームの大きい第1突起部13aを設けている。
また、第1突起部13aが設けられた部位と、その両隣の第2突起部13bが設けられた部位と、の間の部位において変形を生じないように、第1突起部13aと第2突起部13bは、適当な間隔Pで設けられている。図5に示す領域においては、境目部16の両隣の第2突起部13bが従来よりも境目部16から離して設けられており、したがって、図に示す領域においては間隔Pが長めに設定されている。なお、間隔Pの設定は、ガスケットの形状に応じて適宜設定されるものであり、場合によっては短く設定される場合もある。
また、ガスケット30の平面形状(上面から見た形状)は、ガスケットが適用される対象製品に応じて多種多様であり、本実施例において示したのはその一例である。他のガスケットの平面形状としては、例えば、円形のものや多角形のものの他、複雑な形状のものもある。
実施例1に係るガスケットの模式的平面図。 実施例1に係るガスケットの模式的断面図。 ハウジングの構成を説明する模式的平面図。 実施例1に係るガスケットの装着状態を示す模式的断面図。 境目部分の装着状態を説明するための模式的平面図。 従来技術に係るガスケットの構成を説明する模式図。
符号の説明
1 ガスケット
10 ガスケット本体
11 シール面
12 シール面
13 突起部
13a 第1突起部
13b 第2突起部
14 第1ガスケット部
15 第2ガスケット部
16 境目部分
20 一方の部材
21 装着溝
22 溝底面
23 側壁面
30 他方の部材
31 表面

Claims (2)

  1. 互いに組み付けられる2部材の対向面のうち一方に設けられた装着溝に装着されるとともに前記2部材間で圧縮されて、前記2部材間の隙間を密封するガスケットであって、
    前記対向面上における平面形状がそれぞれ異なる複数のガスケット部が組み合わされて前記対向面上において密封領域を囲むように構成されるとともに、
    密封領域側の側面から突出して前記装着溝の側壁面に当接する突起部を複数備えたガスケットにおいて、
    前記平面形状の異なる複数のガスケット部の境目における密封領域側の側面に、前記突起部を設けたことを特徴とするガスケット。
  2. 前記ガスケット部の境目に設けられた前記突起部は、該突起部に隣接する突起部よりも、密封領域側の側面からの突出量が大きいことを特徴とする請求項1に記載のガスケット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014122643A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Toyo Aluminum Ekco Products Kk パッキン
JP2020008117A (ja) * 2018-07-10 2020-01-16 Nok株式会社 ガスケット
JP7348132B2 (ja) 2020-04-30 2023-09-20 株式会社豊田自動織機 ルーツポンプ

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