JP6772597B2 - 作業工具 - Google Patents

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本発明は往復動工具に関する。
従来から、木材、鋼材、金属パイプ等(被切断材)を切断する電動工具として先端工具に鋸刃を採用した往復動工具が広く用いられている。このような先端工具に鋸刃を採用した往復動工具としては、モータと、モータを収容するハウジングと、ハウジングに往復動可能に支持され先端に鋸刃を装着可能な出力部と、モータと出力部との間に設けられモータの回転運動を出力部の往復動に変換する運動変換手段とを備えたセーバソーが知られている(特許文献1参照)。
このような往復動工具において、出力部の往復動方向の振動が作業者に伝わるのを低減するために、防振機構が設けられる場合がある。具体的には、出力部の振動を作業者になるべく伝えないよう作業者の把持するハンドルを往復動する出力部を支持するハウジングから分離させた構成としたうえで、ハウジングとハンドルとの連結箇所に防振機構を設けることが考えられる。
特開2013−180382号公報
しかしながら、振動低減のためにハウジングとハンドルとを分離させた構成とすると、ハンドルとハウジングとの連結箇所の衝撃に対する耐久性が他の部分よりも低下してしまい、往復動工具に衝撃が加わった場合(例えば、往復動工具を地面に落下させてしまった場合等)に当該連結箇所が破損してしまうという問題があった。
そこで本発明は、ハウジングとハンドルとを分離したうえで、ハウジングとハンドルとの連結箇所に防振機構を設けた場合においても、連結箇所の耐久性を確保した作業工具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、本体ハウジングと、該本体ハウジングに収容され、回転軸を有するモータと、該本体ハウジングに往復動可能に支持された出力部と、該本体ハウジング内で該モータと該出力部との間に介在し、該回転軸の回転運動を往復動に変換し該出力部を往復動させる運動変換機構と、作業者によって把持されるハンドルと、を備え、該本体ハウジングには、被支持部及び該被支持部を該往復動方向に移動可能に支持する支持部のいずれか一方が設けられ、該ハンドルには、該被支持部及び該支持部のいずれか他方が設けられ、該ハンドルと該本体ハウジングとは、該被支持部及び該支持部によって互いに該往復動方向に相対移動可能に連結され、該被支持部と該支持部との間には、該本体ハウジング及び該ハンドルの該相対移動に伴い圧縮される弾性体が設けられ、該被支持部は、基部と、所定の方向に延び一端が該基部に接続された延出部と、該延出部の他端に接続された本体部と、該本体部から突出する突出部と、を有し、該支持部は、該本体部に当接可能な第1当接面と、該往復動方向と交差する作用方向において該第1当接面と該本体部とが当接可能な位置とは異なる位置にて該突出部に当接可能な第2当接面とを有し、作用方向の力が該被支持部に作用した場合、該第1当接面及び該第2当接面は、該本体部及び該突出部にそれぞれ当接することを特徴とする作業工具を提供している。
上記構成の往復動工具によれば、作業者の把持するハンドルと往復動する出力部を収容する本体ハウジングとを分離したうえで、本体ハウジングとハンドルとの連結箇所に往復動方向の振動を吸収する弾性体を設けている。これにより、出力部の往復動方向の振動が作業者に伝達されるのを低減することができる。また、作用方向の力が作用した場合において、支持部が第1当接面と第2当接面とを有しており、第1当接面及び第2当接面は、被支持部の本体部及び突出部にそれぞれ当接する。このため、1つの面で衝撃を受ける構成と比較して、支持部に生じる応力を分散させることができる。これにより、本体ハウジングとハンドルとの連結箇所の耐久性を確保することが可能となる。
上記構成において、該ハンドルに設けられた該被支持部及び該支持部のいずれか一方は、該ハンドルの該作用方向における一端部に位置し、該本体ハウジングには、電池パックを接続可能な電池パック接続部が設けられ、該電池パック接続部は、該被支持部に関して他端部とは反対側の端部に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、電池パック接続部が本体ハウジングに設けられているため、電池パックの接続が可能となる。これにより、電源コードを介して電源を供給する場合と比較して持ち運びが容易となり、利便性が向上する。
また、該ハンドルは、該作用方向に延び、該ハンドルに設けられた該被支持部及び該支持部のいずれか一方は、該ハンドルの該作用方向における一端部に位置し、該ハンドルの他端部は、該本体ハウジングに防振機構を介して接続されていることが好ましい。
このような構成によれば、ハンドルの他端部が本体ハウジング防振機構を介して接続されているので、作業者に出力部の往復動方向の振動が作業者に伝達されるのをより低減することができる。
また、該防振機構は、挿通部と、該挿通部を該往復動方向に移動可能に支持する被挿通部と、該本体ハウジング及び該ハンドルの該往復動方向の該相対移動に伴い圧縮される防振弾性体と、を有し、該ハンドルの該他端部には、該挿通部及び該被挿通部のいずれか一方が設けられ、該本体ハウジングには、該挿通部及び該被挿通部のいずれか他方が設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、本体ハウジング及びハンドルの往復動方向の相対移動に伴い圧縮される弾性体を防振機構に用いているため、より好適に作業者に往復動による振動が伝達されるのを低減することができる。
上記構成において、該本体部は、該作用方向に直交する第1面と、該作用方向に直交するとともに該作用方向における位置が該第1面とは異なる第2面と、該第1面と該第2面とを接続する周面と、を有し、該突出部は、該往復動方向と直交する方向における該周面の一方側と他方側から突出することが好ましい。
このような構成によれば、突出部が往復動方向と直交する方向における周面の一方側と他方側から突出しているため、本体ハウジングにハンドルに対して回動するような衝撃が加えられた場合においても、支持部の第1当接面及び第2当接面は、被支持部の本体部及び突出部にそれぞれ当接する。このため、1つの面で衝撃を受ける構成と比較して、支持部に生じる応力を分散させることができる。これにより、本体ハウジングとハンドルとの連結箇所の耐久性を確保することが可能となる。
上記構成において、該モータは、ブラシレスモータであることが好ましい。
このような構成によれば、従来の整流子モータよりも小型化されたブラシレスモータを採用することで往復動工具のサイズを小さくすることができる。
本発明はさらに、本体ハウジングと、該本体ハウジングに収容され、回転軸を有するモータと、該本体ハウジングに往復動可能に支持された出力部と、該本体ハウジング内で該モータと該出力部との間に介在し、該回転軸の回転運動を前後方向の往復運動に変換し該出力部を往復動させる運動変換機構と、作業者によって把持されるハンドルと、を備え、該ハンドルは、第1当接面と、該第1当接面に対して上下方向で異なる位置に配置される第2当接面とを有し、該ハンドルは、該第1当接面と該第2当接面とが該ハウジングに当接することで、該ハウジングによって前後方向に移動可能に支持され、該ハウジングと該ハンドルとの間には、該本体ハウジング及び該ハンドルの該相対移動に伴い圧縮される弾性体が設けられることを特徴とする往復動工具を提供する。
上記構成の往復動工具によれば、作業者の把持するハンドルと往復動する出力部を収容する本体ハウジングとを分離したうえで、本体ハウジングとハンドルとの連結箇所に往復動方向の振動を吸収する弾性体を設けている。これにより、出力部の往復動方向の振動が作業者に伝達されるのを低減することができる。また、作用方向の力が作用した場合において、支持部が第1当接面と第2当接面とを有しており、第1当接面及び第2当接面は、被支持部の本体部及び突出部にそれぞれ当接する。このため、1つの面で衝撃を受ける構成と比較して、支持部に生じる応力を分散させることができる。これにより、本体ハウジングとハンドルとの連結箇所の耐久性を確保することが可能となる。さらに第1当接面と第2当接面とは、上下方向において異なる位置に配置されるため、本体ハウジングにハンドルに対して回動するような衝撃が加えられた場合においても、支持部の第1当接面及び第2当接面は、被支持部の本体部及び突出部にそれぞれ当接する。このため、1つの面で衝撃を受ける構成と比較して、支持部に生じる応力を分散させることができる。これにより、本体ハウジングとハンドルとの連結箇所の耐久性を確保することが可能となる。
上記構成において、該ハンドルは上下方向に延在し、下端部を該ハウジングに支持され、該下端部の下方において、電池パック接続部が該ハウジングに設けられることが好ましい。
このような構成によれば、電池パック接続部が本体ハウジングに設けられているため、電池パックの接続が可能となる。これにより、電源コードを介して電源を供給する場合と比較して持ち運びが容易となり、利便性が向上する。
本発明はさらに、本体ハウジングと、該本体ハウジングに収容され、回転軸を有するモータと、該本体ハウジングに往復動可能に支持された出力部と、該本体ハウジング内で該モータと該出力部との間に介在し、該回転軸の回転運動を往復動に変換し該出力部を往復動させる運動変換機構と、作業者によって把持されるハンドルと、を備え、該本体ハウジングには、被支持部及び該被支持部を該回転軸の延在方向に移動可能に支持する支持部のいずれか一方が設けられ、該ハンドルには、該被支持部及び該支持部のいずれか他方が設けられ、該ハンドルと該本体ハウジングとは、該被支持部及び該支持部によって互いに該延在方向に相対移動可能に連結され、該被支持部と該支持部との間には、該本体ハウジング及び該ハンドルの該相対移動に伴い圧縮される弾性体が設けられ、該被支持部は、基部と、所定の方向に延び一端が該基部に接続された延出部と、該延出部の他端に接続された本体部と、該本体部から突出する突出部と、を有し、該支持部は、該本体部に当接可能な第1当接面と、該延在方向と交差する作用方向において該第1当接面と該本体部とが当接可能な位置とは異なる位置にて該突出部に当接可能な第2当接面とを有し、該作用方向の力が該被支持部に作用した場合、該第1当接面及び該第2当接面は該本体部及び該突出部にそれぞれ当接することを特徴とする作業工具を提供している。
本発明はさらに、本体ハウジングと、該本体ハウジングに収容され、回転軸を有するモータと、該モータによって駆動される出力部と、作業者によって把持されるハンドルと、を備え、該本体ハウジングには、被支持部及び該被支持部を移動可能に支持する支持部のいずれか一方が設けられ、該ハンドルには、該被支持部及び該支持部のいずれか他方が設けられ、該ハンドルと該本体ハウジングとは、該被支持部及び該支持部によって互いに所定方向に相対移動可能に連結され、該被支持部と該支持部との間には、該本体ハウジング及び該ハンドルの該相対移動に伴い圧縮される弾性体が設けられ、該被支持部は、基部と、一端が該基部に接続された延出部と、該延出部の他端に接続された本体部と、該本体部から該所定方向と直交する突出方向に突出する突出部と、を有し、該支持部は、該本体部に当接可能な第1当接面と、該所定方向及び該突出方向の双方と直交する作用方向において該第1当接面と該本体部とが当接可能な位置とは異なる位置にて該突出部に当接可能な第2当接面とを有し、該作用方向の力が該被支持部に作用した場合、該第1当接面及び該第2当接面は、該本体部及び該突出部にそれぞれ当接することを特徴とする作業工具を提供している。
上記構成において、該ハンドルが該本体ハウジングに対し該所定方向を中心として相対的に回動する場合において、該第1当接面及び該第2当接面は、該本体部及び該突出部にそれぞれ当接することが好ましい。
本発明による作業工具によれば、ハウジングとハンドルとを分離したうえで、ハウジングとハンドルとの連結箇所に防振機構を設けた場合においても、連結箇所の耐久性を確保することができる。
本発明の実施の形態に係るセーバソーの外観を示す右側面図であり、ブレード非装着時を示している。 本発明の実施の形態に係るセーバソーの内部構造を示す断面側面図であり、ブレード装着時を示している。 本発明の実施の形態に係るセーバソーのモータハウジングの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るセーバソーのハンドルハウジングの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るセーバソーのハンドルハウジングとモータハウジングの連結態様を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るセーバソーのモータハウジングの左側部分の第2延出部213を拡大して示した斜視図である。 本発明の実施の形態に係るセーバソーのハンドルハウジングの左側部分の第2接続部223を拡大して示した斜視図である。 図2のVIII−VIII断面図である 図2のIX−IX断面図である。 図2のX−X断面図である。
以下、本発明の実施の形態にかかる往復動工具の一例であるセーバソー1について図1乃至図10に基づき説明する。まず、セーバソー1の構成について、図1乃至図7に基づき説明する。
セーバソー1は、木材、鋼材、パイプ等(被切断材)を切断するための電動式の往復動切断工具である。図1及び図2に示されているように、セーバソー1は、ハウジング2と、モータ3と、制御基板4と、コントロール部5と、ギア部6と、ブレード装着部7と、第1防振部8と、第2防振部9とを備えている。図1は、セーバソー1の外観を示す側面図である。図2は、セーバソー1の内部構造を示す断面側面図である。
以降の説明においては、図1に示されている「上」を上方向、「下」を下方向、「前」を前方向、「後」を後方向と定義する。また、セーバソー1を後から見た場合の「右」を右方向、「左」を左方向と定義する。前後方向は、本発明における「往復動方向」の一例である。上下方向は、本発明における「作用方向」の一例である。
ハウジング2は、セーバソー1の外郭をなしており、モータハウジング21と、ハンドルハウジング22と、ギアハウジング23とを有している。モータハウジング21及びハンドルハウジング22は、ハウジング2の左右方向の中央を通り且つ左右方向に直交する分割面(仮想面)で分割された分割ハウジングとして構成されており、それぞれの分割された右側部分と左側部分とは、分割面に関して略対称に構成されている。モータハウジング21及びギアハウジング23は、本発明における「本体ハウジング」の一例である。
図3に示されているように、モータハウジング21は、円筒部211と、第1延出部212と、第2延出部213とを有している。図3は、モータハウジング21の外観を示す斜視図である。
図2及び図3に示されているように、円筒部211は、前後方向に延びる略円筒形状をなしており、モータ3と、制御基板4とを収容している。円筒部211の後部には、吸気口211aが形成され、前部には、排気口211bが形成されている。図1に示されているように、円筒部211の前後方向略中央の上部には、梯子や足場に掛けることが可能なフック211Aが設けられている。
第1延出部212は、円筒部211の後部の下端から後下方へ延びる略円筒形状をなしており、コントロール部5を収容している。
図3に示されているように、第2延出部213は、第1延出部212の後端から後方に延出し、その下端には、電池パックPを接続可能な電池接続部213Aを有している。図2に示されているように、電池接続部213Aは、電池接続部213Aに電池パックPが接続された状態で電池パックPの端子部P1と接続される電池接続端子部213Bを有している。電池接続部213Aは、本発明における「電池パック接続部」の一例である。
図1及び図2に示されているように、ハンドルハウジング22は、側面視略コ字状をなしており、モータハウジング21の後方に位置している。図4に示されているように、ハンドルハウジング22は、作業時に作業者によって把持される把持部221と、把持部221の上部から前方に延出する第1接続部222と、把持部221の下部から前方に延出する第2接続部223とを有する。把持部221は、上下方向に延在し、把持部221の前部上部には、モータ3の始動及び停止を制御するための手動操作可能なトリガ22Aが設けられている。図4は、ハンドルハウジング22の外観を示す斜視図である。ハンドルハウジング22は、本発明における「ハンドル」の一例である。第1接続部222は、本発明における「他端部」の一例である。第2接続部223は、本発明における「下端部」の一例である。第2接続部223は、本発明における「反対側の端部」の一例である。
図1及び図2に示されているように、ギアハウジング23は、モータハウジング21の前端から前方向に延びる略円筒形状をなしている。ギアハウジング23は、ギア部6及びブレード装着部7を収容している。ギアハウジング23の右側面の前部には、ブレードQをブレード装着部7に着脱するための手動操作可能なレバー23Aが設けられている。また、ギアハウジング23の前端には、切断作業時に被切断材に当接させるベース23Bが設けられている。
図2に示されているモータ3は、DCブラシレスモータであり、前後方向に延びる回転軸部31を有している。回転軸部31は、ベアリング31A及びベアリング31Bを介してハウジング2に回転可能に支持されている。回転軸部31の前端部には、ピニオン32が設けられている。ピニオン32の後方には、回転軸部31と同軸回転するファン33が固定されている。モータ3は、本発明における「モータ」及び「DCブラシレスモータ」の一例である。回転軸部31は、本発明における「回転軸」の一例である。
制御基板4は、前面視略環形状をなしており、モータ3の後方に設けられている。制御基板4上には、モータ3の回転軸部31の位置検出のためのホール素子41及びモータ3を制御するための6個のFET42が設けられている。
コントロール部5は、コントロールボックス51と、パネル52とを有する。
コントロールボックス51は、略直方体状であって、モータハウジング21の第1延出部212内に配置されている。コントロールボックス51は、ユーザのトリガ22Aに対する操作及びホール素子41から出力される信号に応じて駆動信号を6個のFET42に選択的に出力し、モータ3の回転方向及び回転速度等を制御する制御基板部を収容している。制御基板部は、例えば、マイコン及び駆動信号出力回路等によって構成されている。
パネル52は、コントロールボックス51から後上方へと延出している。パネル52の延出方向の端面には、作業者が視認可能な表示部が設けられており、作業者は表示部に表示されたバッテリ−残量表示や切断速度表示等を確認しながら、トリガ22Aを操作することが可能である。
図2に示されているように、ギア部6は、モータ3とブレード装着部7との間に介在し、モータ3の回転軸部31の回転運動を前後方向の往復運動に変換する機構である。ギア部6は、傘歯ギア61と、プランジャ63とを有する。ギア部6は、本発明における「運動変換機構」の一例である。
傘歯ギア61は、ギアハウジング23に収容され、モータ3のピニオン32と噛合している。傘歯ギア61は、モータ3の回転軸部31の回転軸と直交する上下方向の回転軸を有する。傘歯ギア61は、ピン62を有する。
ピン62は、上下方向に延びる略円柱形状をなしている。ピン62の下部は、傘歯ギア61の回転軸に対して偏心した位置に圧入により固定されている。ピン62の上部は、傘歯ギア61の上面から上方に突出している。
プランジャ63は、前後方向に延びる略円柱形状をなしており、ギアハウジング23内において、往復動可能に支持されている。プランジャ63には、ピンガイド64が設けられている。また、プランジャ63は、前後方向において、ピンガイド64と一体に移動する。
ピンガイド64は、プランジャ63の後部に設けられ、ピンガイド64の下部には左右方向に延びるとともに上方に窪むガイド溝64aが形成されている。ガイド溝64aの前後方向の幅は、ピン62の直径よりも僅かに大きく構成され、ピン62の上部がニードルベアリングを介してガイド溝64aに収容されている。ピン62は、ピンガイド64に対して前後方向の移動が規制され、左右方向の移動が許容されている。
ブレード装着部7は、プランジャ63の前方に設けられ、前端にブレードQを装着可能に構成されている。ブレード装着部7は、本発明における「出力部」の一例である。
第1防振部8は、切断作業時のプランジャ63及びブレード装着部7の往復動に伴う振動を抑制する機構である。図5に示されているように、第1防振部8は、モータハウジング21とハンドルハウジング22とを前後方向において相対移動可能に連結する部分である。より詳細には、ハンドルハウジング22の第1接続部222の前部とモータハウジング21の円筒部211の後部上部とを接続している。第1防振部8は、ボス81と、被挿通部82と、クッション83とを有する。図5は、第1防振部8によるモータハウジング21とハンドルハウジング22との連結態様を示す斜視図である。第1防振部8は、本発明における「防振機構」の一例である。
ボス81は、略円筒形状をなしており、ハンドルハウジング22の左側部分の第1接続部222の前部内面から右方に向かって延出している。ボス81の右側面視略中央には、左右方向に延びるネジ孔81aが形成されている。ボス81は、本発明における「挿通部」の一例である。
被挿通部82は、側面視略矩形の環形状をなしており、モータハウジング21の円筒部211の上部の後部に設けられている。被挿通部82の前後方向の略中央には、ボス81が左右方向に挿通されている。ハンドルハウジング22の右側壁においてボス81と対応する位置には図示せぬ孔が形成されており、被挿通部82にボス81が挿通された状態で、ネジ孔81aには当該孔を介してネジが螺合されている。被挿通部82は、本発明における「被挿通部」の一例である。
クッション83は、略直方体状の樹脂製の弾性体であり、被挿通部82内においてボス81の前後にそれぞれ1つずつ配置されている。クッション83は、本発明における「弾性体」の一例である。
第2防振部9は、切断作業時のプランジャ63及びブレード装着部7の往復動に伴う振動がハンドルハウジング22を把持する作業者に伝わることを抑制する機構である。図5に示されているように、第2防振部9は、モータハウジング21とハンドルハウジング22とを前後方向において相対移動可能に、ハンドルハウジング22の第2接続部223の後部下部とモータハウジング21の第2延出部213の後部上部とを接続している。第2防振部9は、モータハウジング21に設けられた被支持部91と、ハンドルハウジング22に設けられた収容支持部92と、クッション93とを有する。
図3及び図6に示されているように、被支持部91は、モータハウジング21の第2延出部213の後部の上部に設けられており、本体部911と、1対の突出部912と、台部913と、延出部914とを有している。図6は、モータハウジング21の左側部分の第2延出部213の左側部分を拡大して示した斜視図である。なお、被支持部91もモータハウジング21と同様に左右方向中央で分割された構成であり、被支持部91の右側部分は第2延出部213の右側部分に一体に設けられ、被支持部91の左側部分は第2延出部213の左側部分に一体に設けられている。被支持部91は、本発明における「被支持部」の一例である。
図6及び図8に示されているように、台部913は、モータハウジング21の第2延出部213の後部にモータハウジング21に設けられており、上下方向に略垂直な面913Aを有している。図8は、図2のVIII−VIII断面図であり、第2防振部9の内部構造を示す図である。台部913は、本発明における「基部」の一例である。
延出部914は、台部913の面913Aの上方に延出している。延出部914の前面には、後方へ凹となるように湾曲する第1湾曲面914Aが形成されている。延出部914の後面には、前方へ凹となるように湾曲する第2湾曲面914Bが形成されている。第1湾曲面914A及び第2湾曲面914Bは、本体部911を支持しており、本体部911に負荷がかかった際に生じる応力をアーチ構造にて分散させる働きを有する。第1湾曲面914A及び第2湾曲面914Bは、延出部914においてそれぞれ2箇所設けられており、効果的に応力を分散させることができる。延出部914は、本発明における「延出部」の一例である。
本体部911は、略直方体状をなしており、前面911Aと、後面911Bと、右側面911Cと、左側面911Dと、上面911Eと、下面911Fとを有している。下面911Fは、延出部914と接続されており、下面911Fにおける延出部914との接続部分前方には、前下面911Gが規定され、当該接続部分の後方には、後下面911Hが規定されている。前下面911Gの前後方向の距離と、後下面911Hの前後方向の距離とは略同一に構成されている。前下面911Gと後下面911Hとの上下方向における位置は略同一に構成されている。前面911A及び後面911Bは前後方向と略直交するとともに互いに略平行、右側面911C及び左側面911Dは左右方向と略直交するとともに互いに略平行、上面911E及び下面911Fは上下方向と略直交するとともに互いに略平行である。本体部911は、本発明における「本体部」の一例である。上面911Eは、本発明における「第1面」の一例である。下面911Fは、本発明における「第2面」の一例である。前面911A、後面911B、右側面911C及び左側面911Dは、本発明における「周面」の一例である。右側面911Cまたは左側面911Dは、本発明における「一方側」の一例である。右側面911Cまたは左側面911Dは、本発明における「他方側」の一例である。
図6に示されているように、1対の突出部912は、前後方向に延びるとともに本体部911から突出している。図8に示されているように、1対の突出部912のうちの右側の突出部912は、本体部911の右側面911Cから右方向に突出し、左側の突出部912は、本体部911の左側面911Dから左方向に突出している。また、図6及び図8に示されているように、突出部912は、突出面912Aと、上面912Bと、下面912Cとを有している。上面912B及び下面912Cは、上下方向と略直交するとともに互いに略平行である。なお、本実施の形態においては、本体部911、突出部912、台部913、及び、延出部914は一体に形成されている。突出部912は、本発明における「突出部」の一例である。
図5及び図7に示されているように、収容支持部92は、被支持部91を前後方向に移動可能に支持する部分であり、ハンドルハウジング22の第2接続部223の後部下部に設けられている。また、収容支持部92は、被支持部91の本体部911及び突出部912を収容する収容空間92aを提供している。図7は、ハンドルハウジング22の左側部分の第2接続部223を拡大して示した斜視図である。なお、ハンドルハウジング22の左側部分に設けられた第2接続部223の左側部分と、ハンドルハウジング22の右側部分に設けられた第2接続部223の右側部分とは、上述の分割面に関して対称に構成されているため、収容支持部92の左側部分について主に説明し、右側部分については適宜説明が必要な場合にのみ説明する。
図7乃至図9に示されているように、収容支持部92の左側部分は、互いに一体に形成された第1延出壁921と、第2延出壁922と、第3延出壁923と、第4延出壁924と、第1接続壁925と、第2接続壁926と、補強壁927とを有している。図9は、図2のIX−IX断面図であり、第2防振部9の内部構造を示す図である。収容支持部92は、本発明における「支持部」の一例である。
第1延出壁921は、ハンドルハウジング22の内面22Bから右方に延出するとともに前後方向に延びる壁であり、図8及び図9に示されているように、第1部分921Aと第2部分921Bとを有している。
図9に示されているように、第1部分921Aは、第1延出壁921の左側の部分であり、その下面には、被支持部91の突出部912の上面912Bと当接可能な突出部当接面921Cが規定されている。また、第1部分921Aの右側面には、本体部911の左側面911Dと当接可能な当接面921Dが規定されている。
第2部分921Bは、第1部分921Aの右側面の上部から右方に延びる部分であり、上下方向の寸法が第1部分921Aよりも小さく構成されている。また、第2部分921Bの下面には、被支持部91の本体部911の上面911Eと当接可能な本体部当接面921Eが規定されている。
図7に示されているように、第2延出壁922は、ハンドルハウジング22の内面22Bにおいて第1延出壁921よりも下方の位置から右方に延出するとともに前後方向に延びる壁である。第2延出壁922の上面には、被支持部91の突出部912の下面912Cと当接可能な突出部当接面922Aが規定されている。第2延出壁922の右側面には、被支持部91の本体部911の左側面911Dと当接可能な当接面922Bが規定されている。突出部当接面922Aは、本発明における「第2当接面」の一例である。
第3延出壁923は、第2延出壁922の当接面922Bにおける前部下部から右方に延出するとともに前後方向に延びる壁である。第3延出壁923と第2延出壁922の当接面922Bとの接続部分は湾曲形状となっており、第3延出壁923に負荷がかかった時に生じる応力を分散させる。第3延出壁923の上下方向の寸法は、第2延出壁922の上下方向の寸法よりも小さく構成されている。第3延出壁923の上面には、被支持部91の本体部911の前下面911Gと当接可能な本体部当接面923Aが規定されている。また、第3延出壁923の後面には、後方へ凸となるように突出する突設面923Bが規定されている。本体部当接面923Aは、本発明における「第1当接面」の一例である。
第4延出壁924は、第2延出壁922の当接面922Bにおける後部下部から右方に延出するとともに前後方向に延びる壁である。第4延出壁924と第2延出壁922の当接面922Bとの接続部分は湾曲形状となっており、第4延出壁924に負荷がかかった時に生じる応力を分散させる。第4延出壁924の上下方向の寸法及び前後方向の寸法のそれぞれは、第3延出壁923の上下方向の寸法及び前後方向の寸法と略同一に構成されている。第4延出壁924の上面には、被支持部91の本体部911の後下面911Hと当接可能な本体部当接面924Aが規定されている。また、第4延出壁924の前面には、前方へ凸となるように突出する突設面924Bが規定されている。突設面924Bと第3延出壁923の突設面923Bとの間には、被支持部91の延出部914を前後方向に所定距離移動可能に収容する空間が形成されている。延出部914の第1湾曲面914Aは、第3延出壁923の突設面923Bと対向し、延出部914の第2湾曲面914Bは、第4延出壁924の突設面924Bと対向している。本体部当接面924Aは、本発明における「第1当接面」の一例である。
第1接続壁925は、第1延出壁921の前端と第3延出壁923の前端とを接続する壁であり、ハンドルハウジング22の内面22Bから右方に延出するとともに上下方向に延びている。第1接続壁925の後面には、クッション93と当接する当接面925Aが規定されている。
第2接続壁926は、第1延出壁921の後端と第4延出壁924の後端とを接続する壁であり、上下方向に延びている。第2接続壁926の前面には、クッション93と当接する当接面926Aが規定されている。
補強壁927は、ハンドルハウジング22の内面22Bから右方に延出する第1延出壁921及び第2延出壁922を補強するための壁であり、ハンドルハウジング22の内面22Bから右方に突出するとともに第1延出壁921の突出部当接面921Cの前後方向略中央から第2延出壁922の突出部当接面922Aの前後方向略中央まで延びている。
ここで、上述した各壁に規定された各面の位置関係について説明する。第1延出壁921の突出部当接面921C及び本体部当接面921Eと、第2延出壁922の突出部当接面922Aと、第3延出壁923の本体部当接面923Aと、第4延出壁924の本体部当接面924Aとは、互いに略平行、且つ、上下方向に略直交している。また、突出部当接面921Cは本体部当接面921Eよりも下方に位置し、突出部当接面922Aは突出部当接面921Cよりも下方に位置し、本体部当接面923A及び本体部当接面924Aは、突出部当接面922Aよりも下方に位置するとともに上下方向における位置が略一致している。さらに、第1延出壁921、第3延出壁923、第4延出壁924、第1接続壁925、及び、第2接続壁926の右側面は左右方向において面一となるように構成されており、当該面一に構成された各壁の右側面は、収容支持部92の右側部分の対応する各壁の左側面とそれぞれ当接している。
また、上下方向における第2延出壁922の突出部当接面922Aと第3延出壁923の本体部当接面923A及び第4延出壁924の本体部当接面924Aとの間の距離と、第1延出壁921の突出部当接面921Cと本体部当接面921Eとの間の距離と、本体部911の前下面911G及び後下面911Hと突出部912の下面912Cとの間の距離と、本体部911の上面911Eと突出部912の上面912Bとの間の距離とは、略同一に構成されている。
図8及び図9に示されているように、収容空間92aは、収容支持部92の左側部分及び右側部分のそれぞれに規定された突出部当接面921C及び922Aと、本体部当接面921E、923A及び924Aと、当接面921D、922B、925A及び926Aと、補強壁927の側面と、ハンドルハウジング22の内面22Bとによって画成されている。収容空間92aには、被支持部91の本体部911及び突出部912が前後方向に移動可能に収容されている。より詳細には、作業者がハンドルハウジング22を把持した状態で、セーバソー1の姿勢が図1に示されている状態となっている場合においては、モータハウジング21内に収容されたモータ3等の自重によって、モータハウジング21が下方に移動し、被支持部91の本体部911の前下面911Gが収容支持部92の第3延出壁923の本体部当接面923Aと当接し、本体部911の後下面911Hが第4延出壁924の本体部当接面924Aと当接し、突出部912の下面912Cが第2延出壁922の突出部当接面922Aと当接した状態となっている。当該状態において、収容支持部92は、被支持部91を前後方向に移動可能に支持している。これにより、ハンドルハウジング22とモータハウジング21とが前後方向に相対移動可能に連結されている。
図10に示されているように、クッション93は、略直方体状の樹脂製の弾性体であり、収容支持部92内において被支持部91の前後にそれぞれ1つずつ配置されている。クッション93は、収容支持部92の前部及び後部からセーバソー1の内方に向かって突出する突起22Cと当接し、ハンドルハウジング22に対して左右方向の移動が規制されている。前方の突起22Cの前方には、クッション93によって囲われた空間が形成されるが、この空間はクッション93が圧縮変形したときの逃げ場となり、クッション93の寿命を延ばす働きを有する。また、後方の突起22Cの後方に形成された空間も同様である。図10は、図2のX−X断面図であり、第2防振機構の内部構造を示す図である。クッション93は、本発明における「弾性体」の一例である。
ここからは、図8乃至図10を参照しながら、本実施の形態におけるセーバソー1を用いた被切断材(例えば、金属パイプ)の切断作業及び切断作業時のセーバソー1の動作について説明する。
切断作業を行う場合、作業者は、ブレード装着部7にブレードQを装着し、被切断材にベース23Bを押し当てる。この状態で、トリガ22Aに対して引操作を行うと、コントロールボックス51の制御部が6個のFET42を制御し、電池パックPの電力がモータ3へ供給され、モータ3が駆動を開始する。モータ3が駆動を開始すると、回転軸部31及びピニオン32が回転し、ピニオン32と噛合する傘歯ギア61が上下方向に延びる回転軸を中心として回転する。この傘歯ギア61の回転によって、ピン62が上下方向に垂直な面上において傘歯ギア61の回転軸を中心とした周回運動を行う。このピン62の周回運動における前後方向の成分のみがピンガイド64に伝達され、ピンガイド64、プランジャ63、ブレード装着部7、及び、ブレード装着部7に装着されたブレードQが前後方向に往復動し、往復動するブレードQによって図示せぬ被切断材が切断される。
ここで、ピンガイド64、プランジャ63、ブレード装着部7、及び、ブレード装着部7に装着されたブレードQが往復動している作業時における第1防振部8の作用と、第2防振部9の作用とを分けて説明する。
まず、作業時における第1防振部8の作用について説明する。
ブレード装着部7の前後方向の往復動に伴い、モータハウジング21の円筒部211は前後方向の力を受け、前後方向に往復動する。
ブレード装着部7が前方へと移動した場合には、モータハウジング21の円筒部211は、後方への力を受け、後方へと移動する。このときに、図10に示されているように、被挿通部82の前部に配置されたクッション83が、ボス81と被挿通部82の内壁とに挟まれることによって、衝撃を吸収し、作業者に往復動による振動が伝達されるのを抑制する。
同様にして、ブレード装着部7の後方へと移動した場合には、モータハウジング21の円筒部211は、前方への力を受け、前方へと移動する。このときに、被挿通部82の後部に配置されたクッション83が、ボス81と被挿通部82の内壁とに挟まれることによって、衝撃を吸収し、作業者に往復動による振動が伝達されるのを抑制する。
次に、作業時における第2防振部9の作用について説明する。
第1防振部8の場合と同様に、前後方向においては、ブレード装着部7の前後方向の往復動に伴い、モータハウジング21の第2延出部213は前後方向の力を受け、前後方向に往復動する。
ブレード装着部7が前方へと移動した場合には、モータハウジング21の第2延出部213は、後方への力を受け、後方へと移動する。このときに、収容支持部92の前部に配置されたクッション93が、第1接続壁925の当接面925Aと被支持部91の本体部911の前面911Aとに挟まれることによって、衝撃を吸収し、作業者に往復動による振動が伝達されるのを抑制する。
同様にして、ブレード装着部7が、後方へと移動した場合には、モータハウジング21の第2延出部213は、前方への力を受け、前方へと移動する。このときに、収容支持部92の後部に配置されたクッション93が、第2接続壁926の当接面926Aと被支持部91の本体部911の後面911Bとに挟まれることによって、衝撃を吸収し、作業者に往復動による振動が伝達されるのを抑制する。
次に、セーバソー1に上下方向の衝撃が加えられた場合(例えば、作業時においてセーバソー1を床等に落下させた場合や、壁等にぶつけた場合等)について説明する。
まず、セーバソー1に衝撃が加えられ、モータハウジング21がハンドルハウジング22に対して上方に移動した場合について説明する。
図7及び図9に示されているように、上下方向における収容支持部92の第1延出壁921の本体部当接面921Eと突出部当接面921Cとの間の距離と、被支持部91の本体部911の上面911Eと突出部912の上面912Bとの間の距離とは、略同一に構成されている。このため、上下方向に衝撃が発生した場合において、モータハウジング21がハンドルハウジング22に対して上方に移動した場合には、本体部911の上面911Eが第1延出壁921の本体部当接面921Eに当接するのと略同時に、突出部912の上面912Bが第1延出壁921の突出部当接面921Cと当接する。よって、本体部当接面921E及び突出部当接面921Cによって上下方向の衝撃を受けることができ、本体部当接面921Eだけで衝撃を受ける場合と比較して、突出部当接面921Cも衝撃を受けることができるため、上下方向の衝撃による応力を分散させることが可能となる。
次に、セーバソー1に衝撃が加えられ、モータハウジング21がハンドルハウジング22に対して下方に移動した場合について説明する。
上下方向における収容支持部92の第2延出壁922の突出部当接面922Aと第3延出壁923の本体部当接面923A及び第4延出壁924の本体部当接面924Aとの間の距離と、突出部912の下面912Cと本体部911の前下面911G及び後下面911Hとの間の距離とは略同一に構成されている。このため、上下方向に衝撃が発生した場合において、モータハウジング21がハンドルハウジング22に対して下方に移動した場合には、本体部911の前下面911G及び後下面911Hが第3延出壁923の本体部当接面923A及び第4延出壁924の本体部当接面924Aに当接するのと略同時に、突出部912の下面912Cが第2延出壁922の突出部当接面922Aに当接する。よって、本体部当接面923A、本体部当接面924A、及び、突出部当接面922Aによって上下方向の衝撃を受けることができ、本体部当接面923A及び本体部当接面924Aだけで衝撃を受ける場合と比較して、突出部当接面922Aも衝撃を受けることができるため、上下方向の衝撃による応力を分散させることが可能となる。
さらに、モータハウジング21がモータ3の回転軸部31を軸心として、ハンドルハウジング22に対して回動するような衝撃が加えられた場合について説明する。
例えば、モータハウジング21がハンドルハウジング22に対して時計回りに回動するような衝撃がセーバソー1に加えられた場合には、被支持部91の本体部911の上面911E、前下面911G及び後下面911Hと、突出部912の上面912B及び下面912Cとが収容支持部92の第1延出壁921の本体部当接面921E及び突出部当接面921Cと、第2延出壁922の突出部当接面922Aと、第3延出壁923の本体部当接面923Aと、第4延出壁924の本体部当接面924Aとに対して傾く。
そして、本体部911の上面911E、前下面911G及び後下面911Hが、それぞれ収容支持部92の第1延出壁921の本体部当接面921E、923A及び924Aに当接するのと略同時に、突出部912の上面912B及び下面912Cが、それぞれ収容支持部92の第1延出壁921の突出部当接面921C及び第2延出壁922の突出部当接面922Aに当接する。よって、本体部当接面921E、923A及び924Aに加え、突出部当接面922Aによって衝撃を受けることができるため、本体部当接面921E、923A及び924Aだけで衝撃を受ける場合と比較して、衝撃による応力を分散させることが可能となる。
このように、本発明の実施の形態によるセーバソー1は、モータハウジング21と、モータハウジング21に収容され、回転軸部31を有するモータ3と、モータハウジング21に往復動可能に支持されたブレード装着部7と、モータハウジング21内でモータ3とブレード装着部7との間に介在し、回転軸部31の回転運動を往復動に変換しブレード装着部7を往復動させるギア部6と、作業者によって把持されるハンドルハウジング22と、を備え、モータハウジング21には、被支持部91が設けられ、ハンドルハウジング22には、被支持部91を往復動方向に移動可能に支持する収容支持部92が設けられ、ハンドルハウジング22とモータハウジング21とは、被支持部91及び収容支持部92によって互いに往復動方向に相対移動可能に連結され、被支持部91と収容支持部92との間には、モータハウジング21及びハンドルハウジング22の相対移動に伴い圧縮されるクッション93が設けられている。これにより、ブレード装着部7の往復動方向の振動が作業者に伝達されるのを低減することができる。
また、セーバソー1における被支持部91は、台部913と、下方に延び一端が台部913に接続された延出部914と、延出部914の他端に接続された本体部911と、本体部から突出する突出部912と、を有し、収容支持部92は、本体部911に当接可能な第3延出壁923の本体部当接面923A及び第4延出壁924の本体部当接面924Aと、突出部912に当接可能な第2延出壁922の突出部当接面922Aとを有し、上下方向の力が被支持部91に作用した場合、本体部当接面923A及び924Aと突出部当接面922Aとは、それぞれ本体部911の前下面911G及び後下面911Hと突出部912の下面912Cとに当接する。このため、1つの面で衝撃を受ける構成と比較して、収容支持部92に生じる応力を分散させることができる。これにより、モータハウジング21とハンドルハウジング22との連結箇所の耐久性を確保することが可能となる。
また、セーバソー1におけるモータハウジング21における、モータハウジング21に設けられた被支持部91及び収容支持部92のいずれか一方は、ハンドルハウジング22の上下方向における一端部に位置し、モータハウジング21には、電池パックPを接続可能な電池接続部213Aが設けられているため、電池パックの接続が可能となる。これにより、電源コードを介して電源を供給する場合と比較して持ち運びが容易となり、利便性が向上する。
また、セーバソー1におけるハンドルハウジング22は、一端部をモータハウジング21に第1防振部8を介して接続されている。これにより、作業者に出力部の往復動方向の振動が作業者に伝達されるのをより低減することができる。
また、セーバソー1における第1防振部8は、ボス81と、ボス81を往復動方向に移動可能に支持する被挿通部82と、モータハウジング21及びハンドルハウジング22の往復動方向の相対移動に伴い圧縮されるクッション83と、を有している。これにより、さらに好適に作業者に往復動による振動が伝達されるのを低減することができる。
また、セーバソー1における被支持部91の本体部911は、上下方向に直交する上面911Eと、上下方向に直交するとともに上下方向における位置が上面911Eとは異なる下面911Fと、上面911E及び下面911Fを接続する前面911Aと、後面911Bと、右側面911Cと、左側面911Dと、を有し、突出部912は、本体部911の右側面911C及び左側面911Dから突出している。このような構成によれば、モータハウジング21にハンドルハウジング22に対して回動するような衝撃が加えられた場合においても、本体部911の上面911E、前下面911G及び後下面911Hが、それぞれ収容支持部92の第1延出壁921の本体部当接面921E、923A及び924Aに当接するのと略同時に、突出部912の上面912B及び下面912Cが、それぞれ収容支持部92の第1延出壁921の突出部当接面921C及び第2延出壁922の突出部当接面922Aに当接する。このため、1つの面で衝撃を受ける構成と比較して、収容支持部92に生じる応力を分散させることができる。これにより、モータハウジング21とハンドルハウジング22との連結箇所の耐久性を確保することが可能となる。
また、セーバソー1におけるモータ3は、従来の整流子モータよりも小型化されたDCブラシレスモータであるため、セーバソー1のサイズを小さくすることができる。
本発明の実施の形態について説明したが、本発明による往復動工具は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。また、上記の実施の形態においては、往復動するブレード装着部7を備えるセーバソー1を例に説明したが、これに限られず、往復動する出力部を備える構成であれば本発明を適用することができ、例えば、ジグソー、ハンマドリル、及びバリカンなどの作業工具についても適用することができる。
また、上記の実施の形態における第2防振部9の被支持部91は、モータハウジング21に設けられ、収容支持部92は、ハンドルハウジング22に設けられていたが、これに限定されず、モータハウジング21に収容支持部92が設けられ、且つ、ハンドルハウジング22に被支持部91が設けられている構成であってもよい。この場合においても、実施の形態における作用効果と同一の作用効果を得ることができる。
また、本発明は衝撃の上下方向(本発明における「作用方向」の一例)に離間した複数の面によって、ハンドルハウジング22(本発明における「ハンドル」の一例)とモータハウジング21及びギアハウジング23(本発明における「本体ハウジング」の一例)との接続部分に生じる応力を分散させることができればよく、種々の変更が可能である。例えば上記実施形態における本体部当接面923A及び924A(本発明における「第1当接面」の一例)と突出部当接面922A(本発明における「第2当接面」の一例)は平行な平面として形成されたが、湾曲形状としても良い。
また、本実施の形態においては、ボス81は円筒形状であったが、角柱形状でもよい。この場合、ボス81の摺動面積が増え、摩耗による劣化を抑制できる。
1…セーバソー 2…ハウジング 3…モータ 4…制御基板 5…コントロール部 6…ギア部 7…ブレード装着部 8…第1防振部 9…第2防振部 21…モータハウジング 211…円筒部 212…第1延出部 213…第2延出部 213A…電池接続部 22…ハンドルハウジング 221…把持部 222…第1接続部 223…第2接続部 23…ギアハウジング 31…回転軸部 81…ボス 82…被挿通部 91…被支持部 92…収容支持部 83、93…クッション 911…本体部 912…突出部 921E、923A、924A…本体部当接面 921C、922A…突出部当接面

Claims (8)

  1. 本体ハウジングと、
    該本体ハウジングに収容され、回転軸を有するモータと、
    該本体ハウジングに往復動可能に支持された出力部と、
    該本体ハウジング内で該モータと該出力部との間に介在し、該回転軸の回転運動を往復動に変換し該出力部を往復動させる運動変換機構と、
    作業者によって把持されるハンドルと、を備え、
    該本体ハウジングには、被支持部及び該被支持部を該往復動方向に移動可能に支持する支持部のいずれか一方が設けられ、
    該ハンドルには、該被支持部及び該支持部のいずれか他方が設けられ、
    該ハンドルと該本体ハウジングとは、該被支持部及び該支持部によって互いに該往復動方向に相対移動可能に連結され、
    該被支持部と該支持部との間には、該本体ハウジング及び該ハンドルの該相対移動に伴い圧縮される弾性体が設けられ、
    該被支持部は、基部と、所定の方向に延び一端が該基部に接続された延出部と、該延出部の他端に接続された本体部と、該本体部から突出する突出部と、を有し、
    該支持部は、該本体部に当接可能な第1当接面と、該往復動方向と交差する作用方向において該第1当接面と該本体部とが当接可能な位置とは異なる位置にて該突出部に当接可能な第2当接面とを有し、
    作用方向の力が該被支持部に作用した場合、該第1当接面及び該第2当接面は、該本体部及び該突出部にそれぞれ当接することを特徴とする作業工具。
  2. 該ハンドルに設けられた該被支持部及び該支持部のいずれか一方は、該ハンドルの該作用方向における一端部に位置し、
    該本体ハウジングには、電池パックを接続可能な電池パック接続部が設けられ、
    該電池パック接続部は、該被支持部に関して他端部とは反対側の端部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業工具。
  3. 該ハンドルは、該作用方向に延び、
    該ハンドルに設けられた該被支持部及び該支持部のいずれか一方は、該ハンドルの該作用方向における一端部に位置し、
    該ハンドルの他端部は、該本体ハウジングに防振機構を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の作業工具。
  4. 該防振機構は、挿通部と、該挿通部を該往復動方向に移動可能に支持する被挿通部と、該本体ハウジング及び該ハンドルの該往復動方向の該相対移動に伴い圧縮される防振弾性体と、を有し、
    該ハンドルの該他端部には、該挿通部及び該被挿通部のいずれか一方が設けられ、
    該本体ハウジングには、該挿通部及び該被挿通部のいずれか他方が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の作業工具。
  5. 該本体部は、該作用方向に直交する第1面と、該作用方向に直交するとともに該作用方向における位置が該第1面とは異なる第2面と、該第1面と該第2面とを接続する周面と、を有し、
    該突出部は、該往復動方向と直交する方向における該周面の一方側と他方側から突出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の作業工具。
  6. 本体ハウジングと、
    該本体ハウジングに収容され、回転軸を有するモータと、
    該本体ハウジングに往復動可能に支持された出力部と、
    該本体ハウジング内で該モータと該出力部との間に介在し、該回転軸の回転運動を往復動に変換し該出力部を往復動させる運動変換機構と、
    作業者によって把持されるハンドルと、を備え、
    該本体ハウジングには、被支持部及び該被支持部を該回転軸の延在方向に移動可能に支持する支持部のいずれか一方が設けられ、
    該ハンドルには、該被支持部及び該支持部のいずれか他方が設けられ、
    該ハンドルと該本体ハウジングとは、該被支持部及び該支持部によって互いに該延在方向に相対移動可能に連結され、
    該被支持部と該支持部との間には、該本体ハウジング及び該ハンドルの該相対移動に伴い圧縮される弾性体が設けられ、
    該被支持部は、基部と、所定の方向に延び一端が該基部に接続された延出部と、該延出部の他端に接続された本体部と、該本体部から突出する突出部と、を有し、
    該支持部は、該本体部に当接可能な第1当接面と、該延在方向と交差する作用方向において該第1当接面と該本体部とが当接可能な位置とは異なる位置にて該突出部に当接可能な第2当接面とを有し、
    該作用方向の力が該被支持部に作用した場合、該第1当接面及び該第2当接面は該本体部及び該突出部にそれぞれ当接することを特徴とする作業工具。
  7. 本体ハウジングと、
    該本体ハウジングに収容され、回転軸を有するモータと、
    該モータによって駆動される出力部と、
    作業者によって把持されるハンドルと、を備え、
    該本体ハウジングには、被支持部及び該被支持部を移動可能に支持する支持部のいずれか一方が設けられ、
    該ハンドルには、該被支持部及び該支持部のいずれか他方が設けられ、
    該ハンドルと該本体ハウジングとは、該被支持部及び該支持部によって互いに所定方向に相対移動可能に連結され、
    該被支持部と該支持部との間には、該本体ハウジング及び該ハンドルの該相対移動に伴い圧縮される弾性体が設けられ、
    該被支持部は、基部と、一端が該基部に接続された延出部と、該延出部の他端に接続された本体部と、該本体部から該所定方向と直交する突出方向に突出する突出部と、を有し、
    該支持部は、該本体部に当接可能な第1当接面と、該所定方向及び該突出方向の双方と直交する作用方向において該第1当接面と該本体部とが当接可能な位置とは異なる位置にて該突出部に当接可能な第2当接面とを有し、
    該作用方向の力が該被支持部に作用した場合、該第1当接面及び該第2当接面は、該本体部及び該突出部にそれぞれ当接することを特徴とする作業工具。
  8. 該ハンドルが該本体ハウジングに対し該所定方向を中心として相対的に回動する場合において、該第1当接面及び該第2当接面は、該本体部及び該突出部にそれぞれ当接することを特徴とする請求項7に記載の作業工具。
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