JP6772533B2 - 駆動力断続装置及び差動制限装置 - Google Patents
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Description
本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図7を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
以上説明した第1の実施の形態によって得られる主な作用及び効果は次のとおりである。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図8を参照して説明する。本実施の形態は、プランジャ7の形状及びその支持構造が第1の実施の形態と異なり、その他については第1の実施の形態と同様であるので、この違いの部分について説明する。図8において、第1の実施の形態と共通する構成要素については、図5等と同一の符号を付して重複した説明を省略する。
次に、本発明の第3の実施の形態について、図9を参照して説明する。本実施の形態は、ヨーク62、プランジャ7、及び連結部材8の形状等が第1の実施の形態と異なり、その他については第1の実施の形態と同様であるので、この違いの部分について説明する。図9において、第1の実施の形態と共通する構成要素については、図5等と同一の符号を付して重複した説明を省略する。
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、一対のサイドギヤ(第1サイドギヤ31及び第2サイドギヤ32)と一対のピニオンギヤ(第1ピニオンギヤ41及び第2ピニオンギヤ42)のそれぞれの回転軸が平行な平行軸タイプの差動装置に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、一対のサイドギヤと一対のピニオンギヤとがギヤ軸を直交させて噛み合う構成の差動制限装置に本発明を適用することも可能である。
100…デフキャリア(支持体) 11…駆動力断続装置
2…デフケース(第1回転部材) 31…第1サイドギヤ(第2回転部材)
32…第2サイドギヤ(第3回転部材) 5…断続部材
521…噛み合い歯 6…磁束発生部
61…電磁石 611…コイル巻線
612…モールド樹脂部 612a…外周面
62…ヨーク 621…第1ヨーク部
622…第2ヨーク部 7…プランジャ(移動部材)
71…円筒部 72…環状覆い部
90…ポジションセンサ 91…接触子
92…支持体 94…スイッチ
S1…第1隙間 S2…第2隙間
Claims (13)
- 同一回転軸線上で相対回転可能な第1回転部材と第2回転部材との間の駆動力伝達を断続する駆動力断続装置であって、
前記第1回転部材との相対回転が規制されると共に、前記第2回転部材に噛み合う噛み合い歯を有し、前記噛み合い歯が前記第2回転部材に噛み合う連結位置と前記噛み合い歯が前記第2回転部材に噛み合わない非連結位置との間を軸方向に移動可能な断続部材と、
前記断続部材を軸方向に移動させる移動機構とを備え、
前記移動機構は、通電により磁束を発生させるコイル巻線を含む円環状の電磁石と、前記磁束の磁路の一部を構成するヨークと、前記ヨークと共に前記磁束の磁路を構成して前記断続部材と共に軸方向に移動する軟磁性体からなる移動部材とを有し、
前記移動部材は、前記電磁石の内周面及び外周面のうち一方の周面に対向する円筒部、及び前記円筒部の一端部から径方向に延在し、前記電磁石の軸方向の両端面のうち一方の端面を覆う環状覆い部を有し、
前記ヨークは、前記電磁石の内周面及び外周面のうち他方の周面に対向する円筒状の第1ヨーク部と、前記電磁石の軸方向の両端面のうち他方の端面に対向する環状の第2ヨーク部とを有し、前記一方の周面に対向する部分ならびに前記一方の端面に対向する部分を有しておらず、
前記コイル巻線に通電されたとき、前記環状覆い部と前記電磁石の前記一方の端面との間隔が変化するように前記移動部材が移動することにより、前記断続部材が軸方向に移動する、
駆動力断続装置。 - 前記ヨークは、前記第1回転部材に固定されたプレートが前記第2ヨーク部に形成された環状凹部に嵌合することで、前記第1回転部材に対して軸方向移動不能に支持されている、
請求項1に記載の駆動力伝達装置。 - 前記移動部材の前記環状覆い部と前記ヨークの前記第1ヨーク部との間に第1隙間が形成されると共に、前記移動部材の前記円筒部と前記ヨークの前記第2ヨーク部との間に第2隙間が形成され、
前記第1隙間及び前記第2隙間の一方は、前記電磁石の径方向の隙間である、
請求項1又は2に記載の駆動力断続装置。 - 前記第1隙間及び前記第2隙間の他方は、前記電磁石の軸方向の隙間である、
請求項3に記載の駆動力断続装置。 - 前記電磁石は、前記コイル巻線をモールドするモールド樹脂部を有し、
前記移動部材は、前記モールド樹脂部に接触して軸方向移動可能に支持されている、
請求項1乃至4の何れか1項に記載の駆動力断続装置。 - 前記移動部材は、前記円筒部が前記モールド樹脂部の外周面に摺接して軸方向移動可能に案内される、
請求項5に記載の駆動力断続装置。 - 前記移動部材は、前記円筒部が前記モールド樹脂部の内周面に摺接して軸方向移動可能に案内される、
請求項5に記載の駆動力断続装置。 - 前記移動部材は、前記ヨークに対して軸方向移動可能に支持され、かつ前記ヨークとの相対回転が規制されている、
請求項1乃至4の何れか1項に記載の駆動力断続装置。 - 前記移動部材の前記環状覆い部の軸方向位置に応じて電気信号を出力するセンサをさらに備えた、
請求項1乃至8の何れか1項に記載の駆動力断続装置。 - 前記センサは、前記移動部材の前記環状覆い部に弾性的に接触する接触子と、前記接触子を支持する支持体と、前記支持体に対する前記接触子の変位によってオン・オフ状態が切り替わるスイッチとを有する、
請求項9に記載の駆動力断続装置。 - 共通の回転軸線を中心として相対回転可能に配置された第1回転部材、第2回転部材、及び第3回転部材と、
前記第1回転部材との相対回転が規制されると共に、前記第2回転部材に噛み合う噛み合い歯を有し、前記噛み合い歯が前記第2回転部材に噛み合う連結位置と前記噛み合い歯が前記第2回転部材に噛み合わない非連結位置との間を軸方向に移動可能な断続部材と、
前記断続部材を軸方向に移動させる移動機構とを備え、
前記断続部材によって前記第1回転部材と前記第2回転部材との相対回転が規制されることにより、前記第3回転部材と前記第1回転部材及び前記第2回転部材との相対回転も規制される差動制限装置であって、
前記移動機構は、通電により磁束を発生させるコイル巻線を含む円環状の電磁石と、前記磁束の磁路の一部を構成するヨークと、前記ヨークと共に前記磁束の磁路を構成して前記断続部材と共に軸方向に移動する軟磁性体からなる移動部材とを有し、
前記移動部材は、前記電磁石の内周面又は外周面に対向する円筒部、及び前記円筒部の一端部から径方向に延在し、前記電磁石の軸方向の両端面のうち一方の端面を覆う環状覆い部とを有し、
前記コイル巻線に通電されたとき、前記環状覆い部と前記電磁石の前記一方の端面との間隔が変化するように前記移動部材が移動することにより、前記断続部材が軸方向に移動する、
差動制限装置。 - 前記ヨークは、前記移動部材の前記円筒部との間に前記電磁石を径方向に挟む円筒状の第1ヨーク部と、前記移動部材の前記環状覆い部との間に前記電磁石を軸方向に挟む環状の第2ヨーク部とを有し、
前記第2ヨーク部が前記第1回転部材に対して軸方向に当接することで、前記第1回転部材に対する軸方向一側への移動が規制されている、
請求項11に記載の差動制限装置。 - 前記断続部材の前記噛み合い歯が前記第2回転部材に噛み合わない状態で、前記第1回転部材に入力された駆動力が前記第2回転部材及び前記第3回転部材に差動を許容して配分され、前記断続部材の前記噛み合い歯が前記第2回転部材に噛み合うことにより、前記第1回転部材と前記第2回転部材及び前記第3回転部材との差動が制限され、
前記ヨークは前記第1回転部材に対して軸方向移動不能に支持され、
前記移動機構は、前記断続部材を前記第1回転部材に対して軸方向に移動させる、
請求項11又は12に記載の差動制限装置。
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