JP6771409B2 - 建物の屋根を解体する方法 - Google Patents
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Description
解体する方法は、構造部材により形成されると共に、支持辺部を構成する第1支持端を含む第1支持部と、構造部材により形成されると共に、支持辺部を構成し第1支持端よりも作業辺部から離れている第2支持端を含む第2支持部と、を指定する工程であって、第1支持部及び第2支持部は作業辺部から離れる方向に延びる、指定する工程と、第2支持部の第2支持端を含む仮想基準線と作業辺部との間に形成される第1解体対象領域に含まれる構造部材を取り除く工程であって、第1解体対象領域は、第1支持部の第1支持端を含まない第1解体工程と、第1解体工程の後に実施され、第1支持端を含む第2解体対象領域に含まれる構造部材を取り除く第2解体工程と、を有する。
本実施形態に係る解体方法は、図1に示されるスタジアムの可動式屋根といった大規模な屋根構造体を有する建物1の解体に用いられる。建物1は、支持構造体2と、屋根構造体3とを有する。屋根構造体3は、支持構造体2の間に架け渡されている。
例えば、本実施形態に係る解体方法は、アーチ状の屋根構造体の解体に限定されることはなく、平板状であってもよい。
以下、図2に示したトラス構造を有する屋根構造体3を解体する工程について詳細に説明する。図3に示されるように、本実施形態に係る解体方法は、第1解体工程S1(n)と、第2解体工程S2(n)とを一つの解体ステップとして、当該解体ステップを繰り返し実施する。なお、nは1以上の整数であり、ステップの繰り返し数を示すものとする。例えば、第1解体工程S1(1)、第2解体工程S2(1)は、1回目の解体ステップを示す。また、第1解体工程S1(2)、第2解体工程S2(2)は、2回目の解体ステップを示す。
まず第1解体工程S1(1)を実施する。第1解体工程S1(1)は、支持トラスを指定する工程S1a(1)と、第1解体対象領域を指定する工程S1b(1)と、第1解体対象領域におけるトラス部材Pを取り除く工程S1c(1)と、を有する。
第2解体ステップを実施する。第2解体ステップは、第1解体工程S1(2)と、第2解体工程S2(2)とを有する。
第3解体ステップを実施する。第3解体ステップは、第1解体工程S1(3)と、第2解体工程S2(3)とを有する。
第4解体ステップを実施する。第4解体ステップは、第1解体工程S1(4)と、第2解体工程S2(4)とを有する。
図10の(a)部に示されるように、最終解体ステップでは、解体対象領域部N1〜解体対象領域部N8の順に、それぞれの領域部におけるトラス部材を取り除く。
Claims (3)
- 建物の屋根を解体する方法であって、
前記建物は、
複数の構造部材を組み合わせて構成された屋根構造体と、
前記屋根構造体の鉛直方向の荷重を受けるように前記屋根構造体に連結された支持構造体と、を備え、
解体中の前記屋根構造体は、前記支持構造体に連結されて支持力を受ける少なくとも一つの支持辺部と、前記支持辺部とは別の作業辺部と、を含み、
前記構造部材により形成されると共に、前記支持辺部を構成する第1支持端を含む第1支持部と、前記構造部材により形成されると共に、前記支持辺部を構成し前記第1支持端よりも前記作業辺部から離れている第2支持端を含む第2支持部と、を指定する工程であって、前記第1支持部及び前記第2支持部は前記作業辺部から離れる方向に延びる、前記指定する工程と、
前記第2支持部の第2支持端を含む仮想基準線と前記作業辺部との間に形成される第1解体対象領域に含まれる前記構造部材を取り除く工程であって、前記第1解体対象領域は、前記第1支持部の第1支持端を含まない第1解体工程と、
前記第1解体工程の後に実施され、前記第1支持端を含む第2解体対象領域に含まれる前記構造部材を取り除く第2解体工程と、を有する建物の屋根を解体する方法。 - 前記第1解体工程は、
前記第1解体対象領域を複数の領域部に分割する工程と、
前記複数の領域部ごとに前記構造部材を取り除く工程と、を有する、請求項1に記載の建物の屋根を解体する方法。 - 前記第1解体対象領域は、前記第1支持部と前記作業辺部との間に形成される領域部における前記構造部材を取り除く工程をさらに含む、請求項2に記載の建物の屋根を解体する方法。
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