JP6770782B2 - 縫製データ生成装置、縫製データ生成方法、プログラムおよび縫製システム - Google Patents

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Description

本発明は、縫製データ生成装置、縫製データ生成方法、プログラムおよび縫製システムに関する。
アップリケ用に構成された刺繍データを使用してアップリケ付けを行うミシンが知られている。例えば、アップリケ付け用に複数種類の縫目が含まれた刺繍データがあり、使用者は最初にミシンに装着された刺繍枠にアップリケ布の素材を張って、第1のデータに基づき、アップリケ布に切り取る目印となる縫目を形成する。次に、使用者は、刺繍枠に台布をセットし、第2のデータに基づき、台布にアップリケ布を位置合わせするための案内位置の縫目を形成する。使用者は、台布に形成された案内位置の縫目を目印として、アップリケの素材布から正確に切り取ったアップリケ布を台布に糊などで仮止めする。最後に、ミシンが、第1のデータに基づき、アップリケ布を台布に縫い付ける。このようにして、ミシンによるアップリケ縫いが完成するという技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、使用者が、台布に位置合わせ用の案内位置の縫目を形成する代わりに、台布にアップリケ布を仮止めし、その上に小さな位置合わせ用の標識を乗せる。ミシンに配置されたカメラでアップリケ布と標識の画像データを取り込み、その画像データから標識の位置と角度を求める。次に、使用者が、アップリケを縫い付けるための第3のデータを標識の位置と角度を使って補正し、アップリケ布と第3のデータの位置が一致するように第3のデータを変換してアップリケ布を台布に縫い付ける技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
実開平5−48875号公報 特開2014−64660号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載の技術では、ともに、事前に専用の刺繍データを用意しておかなければならず、アップリケが予め作られた模様に限定されるという問題があった。
つまり、特許文献1に記載の技術では、アップリケを切り取る目印となる第1のデータとアップリケ布を配置するための第2のデータとアップリケ布を縫い付けるための第3のデータとが必要となる。
また、特許文献2に記載の技術では、アップリケを切り取る目印となる第1のデータとアップリケ布を縫い付けるための第3のデータとが必要であり、アップリケ布を正確に切り取らなければならない。また、アップリケの形状を変更したい場合は、専用データの作成(入力)からやり直さなければならない。
さらに、特許文献1および特許文献2に記載の技術では、既に任意の形状で切り抜かれてしまったアップリケ布を台布に縫い付けるためには、刺繍ミシンではなく、普通のミシンのジグザグ縫いや縁かがりの模様を使い、使用者が手を使って、布を保持し、アップリケ布の輪郭に沿って縫い方向を微妙に調整しながら、アップリケ布を1周するまで、ジグザグステッチや縁かがり縫いを施さなければならなかった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、予めデータを用意することなく、アップリケを正確な位置に縫うことができる縫製データ生成装置、縫製データ生成方法、プログラムおよび縫製システムを提供する。
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、刺繍枠の情報と該刺繍枠の刺繍範囲を特定するために該刺繍枠に付された複数のマークを導くための表示部に表示されるマーク有効範囲の情報とを取得する刺繍枠情報取得部と、前記表示部に表示された前記複数のマークの全てが前記マーク有効範囲の中に表示されたときに、前記刺繍枠と該刺繍枠に装着された台布に載置された縫製対象物とを撮像する撮像部と、前記刺繍枠情報取得部が取得した前記刺繍枠の情報と対応付けて、前記撮像部が撮像した画像内の前記複数のマークを画像解析する撮像画像解析部と、前記撮像画像解析部の解析結果に基づいて、前記刺繍枠の刺繍範囲を決定する刺繍範囲決定部と、前記決定した刺繍範囲に基づいて、前記縫製対象物の輪郭データを生成する輪郭データ生成部と、前記輪郭データ生成部が生成した前記輪郭データに基づいて、前記縫製対象物の縫製データを生成する縫製データ生成部と、を備える縫製データ生成装置を提案している。
形態;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記縫製データ生成部が生成した前記縫製対象物の縫製データをミシンへ送信する送信部を備える縫製データ生成装置を提案している。
形態;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記表示部に表示された前記複数のマークのすべてが、前記マーク有効範囲の中に配置されるように、前記刺繍枠の位置操作を促す操作指示部を備えた縫製データ生成装置を提案している。
形態;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記操作指示部は、案内表示と音声案内との少なくとも一方を行う縫製データ生成装置を提案している。
形態;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記縫製データ生成装置が、重力方向を検出する重力方向検出部を備え、前記表示部は、さらに、前記重力方向検出部の検出結果に基づいて、前記撮像部の撮像光軸が前記重力方向と一致する位置を案内する撮像姿勢案内表示を表示する縫製データ生成装置を提案している。
形態;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記撮像部は、前記マークが前記マーク有効範囲の中に配置され、かつ、前記重力方向検出部の検出結果から前記撮像光軸が前記重力方向と一致する場合に、自動的に撮像を行う縫製データ生成装置を提案している。
形態;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記撮像部が、撮像した画像において、前記決定された刺繍範囲が前記表示部に対して傾きを有している場合に、該傾きを補正する補正部を備えた縫製データ生成装置を提案している。
形態;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記撮像画像解析部は、撮像した前記複数のマークを画像処理により細線化し、該細線化された前記複数のマークに基づいて前記刺繍範囲決定部が、前記刺繍範囲を決定する縫製データ生成装置を提案している。
形態;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記撮像部が撮像した前記縫製対象物の画像に、前記縫製データ生成部が生成した縫製データに基づいて生成した縫製予定線を含めて前記表示部に表示させる縫製データ確認部を備える縫製データ生成装置を提案している。
形態10;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記輪郭データを使用者による操作に応じて編集する編集部を備える縫製データ生成装置を提案している。
形態11;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、刺繍枠情報取得部が刺繍枠の情報と該刺繍枠の刺繍範囲を特定するために該刺繍枠に付された複数のマークを導くための表示部に表示されるマーク有効範囲の情報とを取得する工程と、撮像部が、前記表示部に表示された前記複数のマークの全てが前記マーク有効範囲の中に表示されたときに、前記刺繍枠と該刺繍枠に装着された台布に載置された縫製対象物とを撮像する工程と、撮像画像解析部が、前記刺繍枠情報取得部が取得した前記刺繍枠の情報と対応付けて、前記撮像部が撮像した画像内の前記複数のマークを画像解析する工程と、刺繍範囲決定部が、前記撮像画像解析部の解析結果に基づいて、前記刺繍枠の刺繍範囲を決定する工程と、輪郭データ生成部が、前記決定した刺繍範囲に基づいて、前記縫製対象物の輪郭データを生成する工程と、縫製データ生成部が、前記輪郭データ生成部が生成した前記輪郭データに基づいて、前記縫製対象物の縫製データを生成する工程と、を備えた縫製データ生成方法を提案している。
形態12;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、縫製データ生成方法を縫製データ生成装置に実行させるためのプログラムであって、刺繍枠情報取得部が刺繍枠の情報と該刺繍枠の刺繍範囲を特定するために該刺繍枠に付された複数のマークを導くための表示部に表示されるマーク有効範囲の情報とを取得する工程と、撮像部が、前記表示部に表示された前記複数のマークの全てが前記マーク有効範囲の中に表示されたときに、前記刺繍枠と該刺繍枠に装着された台布に載置された縫製対象物とを撮像する工程と、撮像画像解析部が、前記刺繍枠情報取得部が取得した前記刺繍枠の情報と対応付けて、前記撮像部が撮像した画像内の前記複数のマークを画像解析する工程と、刺繍範囲決定部が、前記撮像画像解析部の解析結果に基づいて、前記刺繍枠の刺繍範囲を決定する工程と、輪郭データ生成部が、前記決定した刺繍範囲に基づいて、前記縫製対象物の輪郭データを生成する工程と、縫製データ生成部が、前記輪郭データ生成部が生成した前記輪郭データに基づいて、前記縫製対象物の縫製データを生成する工程と、を実行させるためのプログラムを提案している。
形態13;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、縫製データ生成装置とミシンとから構成され、前記縫製データ生成装置が、刺繍枠の情報と該刺繍枠の刺繍範囲を特定するために該刺繍枠に付された複数のマークを導くための表示部に表示されるマーク有効範囲の情報とを取得する刺繍枠情報取得部と、前記表示部に表示された前記複数のマークの全てが前記マーク有効範囲の中に表示されたときに、前記刺繍枠と該刺繍枠に装着された台布に載置された縫製対象物とを撮像する撮像部と、前記刺繍枠情報取得部が取得した前記刺繍枠の情報と対応付けて、前記撮像部が撮像した画像内の前記複数のマークを画像解析する撮像画像解析部と、前記撮像画像解析部の解析結果に基づいて、前記刺繍枠の刺繍範囲を決定する刺繍範囲決定部と、前記決定した刺繍範囲に基づいて、前記縫製対象物の輪郭データを生成する輪郭データ生成部と、該輪郭データ生成部が生成した前記輪郭データ、あるいは該輪郭データに基づいて生成された前記縫製対象物の縫製データを前記ミシンに送信する送信部と、を備え、前記ミシンが、前記送信部から送信された前記輪郭データ、あるいは前記縫製データを受信する受信部と、該受信部において受信した前記輪郭データ、あるいは前記縫製データにしたがって前記縫製対象物の輪郭に対して、縫製を実行する縫製実行部と、を備えた縫製システムを提案している。
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、予めデータを用意することなく、アップリケを正確な位置に縫うことができるという効果がある。したがって、使用者が任意に切り抜いたアップリケや使用者が意図的に異なったデザインで切り抜いたアップリケであっても対応することができ、自由度が高まるという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る縫製システムの構成の概略を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る縫製システムの電気的構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る縫製システムの電気的処理を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る刺繍枠を例示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る刺繍枠を選択するために縫製データ生成装置の表示画面に複数種の刺繍枠を表示した状態を例示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る縫製データ生成装置の表示画面に刺繍範囲マークの有効範囲を例示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る縫製データ生成装置の表示画面に表示した刺繍範囲マークの有効範囲に刺繍枠画像を重ね合わせマークを有効範囲に位置合わせする様子を例示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る縫製データ生成装置の表示画面に表示した刺繍範囲マークの有効範囲に刺繍枠画像を重ね合わせマークを有効範囲に位置合わせする様子を例示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る刺繍枠に設けられたマークに対して細線化処理を施した様子を例示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る刺繍枠に設けられたマークのうち、対向するマークを線分で結んだ様子を例示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る対向するマークを結んだ線分の交点を直線で結んで矩形の刺繍範囲を決定する状態を例示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る矩形の刺繍範囲を決定した後に、傾きを補正したときの様子を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る他の種類の刺繍枠を例示した図である。 本発明の第1の実施形態に係るアップリケ布の画像処理を行い、輪郭を抽出して輪郭線を表示した状態を例示した図である。 本発明の第1の実施形態に係るアップリケ布の輪郭線を確定した後に、刺繍データを生成する状態を例示した図である。 本発明の第1の実施形態に係るアップリケ布の輪郭線を対して、ステッチポイントを決定する状態を例示した図である。 本発明の第1の実施形態に係るアップリケ布に対して、ジグザグの縫い目が生成された状態を例示した図である。 本発明の第2の実施形態に係る縫製システムの電気的処理を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る縫製システムの電気的処理を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る縫製データの確認画像を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る縫製データの確認画像に対して、編集をした場合の画像を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて、詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1から図17を用いて、第1の実施形態に係る縫製システムについて説明する。
<縫製システム構成>
図1に示すように、本実施形態に係る縫製システムは、ミシン40と、縫製データ生成装置としてのタブレット端末10とから構成されている。ミシン40とタブレット端末10とは、無線LAN70等のネットワークを介して接続されている。なお、本実施形態では、無線LAN70等のネットワークを用いたものに関わらず、例えば、Bluetooth(登録商標)を用いた通信形態でもよいし、例えば、USBメモリ80等を用いたオフラインでの通信形態でもよい。
本実施形態に係る縫製システムでは、台布が固定されたときに視認可能な箇所に刺繍範囲を特定するマークを有する刺繍枠を用いる。使用者は、刺繍枠に使用者が任意の形状に切り抜いたアップリケ布が仮止めされた台布を張る。使用者が使用する刺繍枠を指定することにより、マークを導く範囲を案内するマーク有効範囲情報を取得する。取得された刺繍枠のマークを導く範囲を案内するマーク有効範囲とマークを含む刺繍枠、及び、刺繍枠に装着され縫製対象物が載置された台布とを重ねた画像を表示する。マークのすべてが、マーク有効範囲内に配置されるように、マークを含む刺繍枠の位置操作を促す。マークのすべてが、マーク有効範囲内に配置されときに、表示部に表示された画像を撮像する。取得した刺繍枠の情報と、撮像部が撮像した画像内のマークとを対応付けて画像解析を行う。そして、解析結果に基づいて、刺繍範囲を決定するとともに、アップリケを縫いつける縫製データを生成する。以下、その詳細について、説明する。
ミシン40は、図2に示すように、ミシン側表示部41と、受信部42と、ミシン側記憶部43と、ミシン側制御部44と、刺繍枠認識部45と、送信部46と、縫製実行部47とから構成されている。ここで、ミシン40は、例えば、刺繍データにしたがって複数色の糸を用いて半自動的に刺繍を行うことができる。また、通常の縫製についても、様々な縫製パターンにより縫製を行うことができる多機能のミシンである。
ミシン側表示部41は、ミシン40自体に設けられており、例えば、液晶表示装置により構成されている。ミシン側表示部41には、ミシンの動作状態に対応して使用者にとって有益な各種情報を表示される。例えば、糸通しを行う場合には、糸通しの操作を補助できるような表示を行う。この表示内容は、ミシンが多機能であることから、多数の表示内容が存在している。また、ミシン側表示部41は、タッチパネルとして構成されており、使用者からの各種操作入力を受け付けることができる。
受信部42および送信部46は、無線LAN70等を介してタブレット端末10に接続されており、不図示のルータ等を介して、タブレット端末10との間で相互の無線通信を行うことができる。なお、無線LAN70等のネットワークを用いたものに関わらず、例えば、Bluetooth(登録商標)を用いた通信形態でもよいし、例えば、USBメモリ80等を用いたオフラインでの通信形態でもよい。
ミシン側記憶部43は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等により構成されており、例えば、数百種類の刺繍データを記憶している。また、ミシン側記憶部43は、ミシン40に予め内蔵されている模様(刺繍データ)、刺繍枠に関する情報の他に、使用者が外部から入手した模様(使用者作成模様)等を記憶していてもよい。ミシン側記憶部43に記憶されている刺繍データそのもの、刺繍データに関連する情報または、刺繍枠に関する情報等については、タブレット端末10に転送が可能である。
ミシン側制御部44は、ミシン40の動作を制御プログラムにしたがって制御する。また、ミシン側制御部44は、タブレット端末10からの問い合わせに対する応答も行う。また、ミシン側制御部44は、ミシン側表示部41の表示及び入力機能を用いて、ミシン40単体で刺繍模様の選択や、組み合わせ、及び、変形等の簡易的な編集作業が可能なように制御を行うこともできる。
刺繍枠認識部45は、ミシン40に装着された刺繍枠110の種類を認識する。本実施形態の刺繍枠認識部45は、使用者がミシン側表示部41を用いて入力又は選択した刺繍枠110の種類を、ミシン40に装着された刺繍枠110の種類として認識する。なお、刺繍枠認識部45による刺繍枠の認識方法は、これに限らず、例えば、ICチップを利用したり、接点回路を利用したりして、ミシン40に装着された刺繍枠110の種類を認識してもよい。
縫製実行部47は、受信部42を介して縫製データ生成部19から取得した縫製データにしたがって、刺繍枠110に装着され台布に載置された縫製対象物(例えば、アップリケ布)の輪郭に対して、縫製を実行する。
タブレット端末10は、一般に市販されている汎用品を利用することができる。本実施形態における縫製データ生成装置をタブレット端末10により実行するためには、この刺繍システムのプログラム(アプリケーションプログラム)および刺繍範囲検出用のプログラム(アプリケーションプログラム)をタブレット端末10にインストールして実行する。なお、このプログラムは、フラッシュメモリ装置等の記録媒体に記録されていてもよいし、既知の様々なネットワークを介してダウンロードして入手してもよい。また、本実施形態では、縫製データ生成装置の具体的な一例として、タブレット端末10を例示したが、これに関わらず、例えば、スマートフォンや刺繍枠全体を撮像できる位置に機構的に固定可能な機構によって、ミシンに設けられ、刺繍範囲検出装置に必要な機能を備えたカメラ等であってもよい。
タブレット端末10は、図2に示すように、刺繍枠情報取得部11と、表示部12と、操作指示部13と、撮像部14と、撮像画像解析部15と、刺繍範囲決定部16と、輪郭データ生成部18と、縫製データ生成部19と、送信部20と、重力方向検出部21と、補正部22と、装置側制御部23とから構成されている。
刺繍枠情報取得部11は、刺繍枠110の種別情報と台布が固定されたときに視認可能な箇所に刺繍範囲を特定するマークを有する刺繍枠110のマークを導く範囲を案内するマーク有効範囲情報を取得する。本実施形態に用いる刺繍枠110は、図4に示すように、内枠111と、外枠112と、刺繍範囲マーク114とから構成されている。刺繍範囲マーク114は、刺繍枠110の内枠111に矩形で示される刺繍範囲の4辺を延長し、刺繍枠の上を通る短い線分として形成されている。また、刺繍枠110の内枠111には、直線が短い線分でマーキングされた刺繍範囲マーク114が形成されている。本実施形態では、内枠111には縦の線分、横の線分が8カ所マーキングされている。なお、本実施形態では、内枠111と外枠112とが別体となっている刺繍枠110を例示したが、2つの枠が一部で連結され、一方の枠を回動することにより2つの枠が重なり合うような構造のものでもよい。また、刺繍範囲マーク114は、図13に示すように、その種類毎に色と形状との少なくとも一方が異なるようにしてもよい。このように、その種類毎に色または形状を変えることにより、画像での認識が容易となる。また、本実施形態では、刺繍範囲が矩形となる場合を例示して説明したが、本実施形態の8本の刺繍範囲マーク114に別の刺繍範囲マークを加えることにより、刺繍範囲が多角形、円形、半円等である場合にも応用することができる。また、そのように異なる刺繍範囲について、それぞれに応じた別の種類のマークを設けてもよい。この場合、マークは刺繍範囲毎に色あるいは形状が異なることが望ましい。このように、刺繍枠に複数の刺繍範囲に対応するマークを設けることにより、刺繍枠の種類を最小限に抑えることができる。また、マークについて複数の刺繍範囲毎に色や形状を変えることにより、画像処理において、容易にマークを選別することができる。
表示部12は、刺繍枠情報取得部11により取得された刺繍枠110の刺繍範囲マーク114を導く範囲を案内するマーク有効範囲(図6の斜線部)と刺繍範囲マーク114を含む刺繍枠110、及び、刺繍枠110に装着された台布とを重ねた画像を表示する。また、表示部12は、撮像部14が後述する重力方向検出部21の検出結果に基づいて、撮像光軸が重力方向と一致する位置を案内する撮像姿勢案内表示を表示する。このような案内表示を行なうことにより、容易にタブレット端末10を水平な状態に導くことができる。また、刺繍範囲が決定された刺繍枠の表示を行うとともに、刺繍範囲が決定された刺繍枠と縫製対象物が載置された台布が装着された刺繍枠とを重ねて表示する。なお、表示部12は、各種画像を表示するとともに、タッチパネルとして機能させるために図示しない操作部を含んで構成されており、情報の表示に加えて、使用者からの各種操作入力を受け付けることができる。
操作指示部13は、刺繍範囲マーク114のすべてが、マーク有効範囲内に配置されるように、刺繍範囲マーク114を含む刺繍枠110の位置操作を促す。なお、この位置操作は、案内表示や音声案内等により実行してもよい。案内表示や音声案内等によって実行することにより、タブレット端末10の取り扱いに不慣れな使用者であっても、簡単に位置操作を行なうことができる。
撮像部14は、刺繍範囲マーク114のすべてが、マーク有効範囲内に配置されときに、表示部12に表示された画像を撮像する。なお、撮像を実際に行うときには、使用者がタブレット端末10を手に持って行う。また、刺繍範囲マーク114がマーク有効範囲内に配置され、かつ、後述する重力方向検出部21の検出結果から撮像光軸が重力方向と一致したと判断した場合に、自動的に撮像を行うようにしてもよい。このように、画像解析により、自動的に撮像を行うことにより、手ぶれ等を防止し、正確な撮像画像を取得することができる。
撮像画像解析部15は、刺繍枠情報取得部11が取得した刺繍枠110の情報と、撮像部14が撮像した画像内の刺繍範囲マーク114とを対応付けて画像解析を行う。具体的には、撮像画像解析部15は、撮像した刺繍範囲マーク114を画像処理により細線化する。これにより、刺繍範囲を認識可能に確定することができる。
刺繍範囲決定部16は、撮像画像解析部15の解析結果に基づいて、刺繍範囲を決定する。
輪郭データ生成部18は、決定した刺繍範囲に基づいて、前記縫製対象物の輪郭データを生成する。具体的には、輪郭データ生成部18が、撮像部14が撮像した画像に対して、マークあるいは刺繍範囲を示す4隅の点の座標から縫製対象物の輪郭データを生成する。このように、刺繍範囲が決定された刺繍枠110は、刺繍範囲を示す4隅の点の座標がわかる。そのため、これら4隅の点の座標から縫製対象物の輪郭データを容易、かつ、正確に生成することができる。
縫製データ生成部19は、輪郭データ生成部18が生成した輪郭データに基づいて、縫製データを生成する。送信部20は、縫製データ生成部19が生成した縫製データをミシン40に送信する。なお、本実施形態では、タブレット端末10(縫製データ生成装置)において、縫製データまでを生成する場合を例示するが、タブレット端末10(縫製データ生成装置)では、輪郭データまでを生成し、生成した輪郭データをミシン40に送信して、ミシン40側で、受信した輪郭データから縫製データを生成するようにしてもよい。
重力方向検出部21は、タブレット端末10の重力方向を検出することにより、タブレット端末10の水平方向に対する傾きを検出する。重力方向検出部21の検出結果は、撮像姿勢案内表示で確認することができる。また、重力方向検出部21は、水準器や地磁気センサ等により構成してもよい。重力方向検出部21を設けることにより、使用者が簡単にタブレット端末10を水平状態に保つことができる。補正部22は、撮像部14が、撮像した画像において、刺繍範囲が表示部12の表示画面に対して傾きを有している場合に、その傾きを補正する。当該補正を行うことにより、刺繍範囲の正確な位置に刺繍を行なうことができる。
装置側制御部23は、制御プログラムにしたがって、タブレット端末10の動作を制御する。また、図示しないROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等により構成される記憶部を有し、例えば、撮像部14が撮像した画像データ等様々なデータを記憶する。なお、本実施形態においては、刺繍枠情報や刺繍枠画像、マーク有効範囲画像、重力方向決定画像、操作案内用プログラム、音声データ、表示データ等を記憶保存する。具体的には、刺繍範囲が決定された刺繍枠を表示部12に表示させる。
<縫製システムの処理>
図3から図17を用いて、本実施形態に係る縫製システムの処理について説明する。
まず、準備として、使用者は、刺繍枠110にアップリケ布が載置された台布をセットし、平らな場所に置く。
使用者が、台布をセットした刺繍枠110と同じ枠種を図5に示すリストから選択すると、撮像部14が起動し、タブレット端末10の表示部12に図6に示すような画面が表示される(ステップS101)。また、リアルタイムの画像が重ね合わせて表示部12に表示される(ステップS102)。図6に示す画像は、4隅の角に刺繍枠110の種類によって予め定められた刺繍範囲マークの撮影有効範囲が表示され、中央部にタブレット端末10の水平状態を示す水準器のインジケータが表示されており、タブレット端末10を傾けて内側の白い円が外側の円の中央に来たとき、タブレット端末10が水平になったことを示している。使用者は、8個の刺繍範囲マーク114がすべて刺繍範囲マークの撮影有効範囲に入り、かつ、水準器のインジケータである内側の白い円が外側の円の中央に来るようにタブレットの位置を調整する。なお、リアルタイムに入力される画像を解析し、刺繍範囲マーク114が、刺繍枠110の種類によってあらかじめ定められた狭い領域(図7、図8の斜線部)の中に写っていることを自動認識し、ブザーなどで知らせてもよい。
使用者は、台布が張られた刺繍枠110に対し、撮像部14を向けるように、タブレット端末10を保持する。タブレット端末10の表示部12の4隅に設けられた刺繍範囲マーク114の有効範囲の中に内枠111に設けられた8個の刺繍範囲マーク114のそれぞれが入っていることを画像処理により認識する(ステップS103)。刺繍範囲マーク114のそれぞれが刺繍範囲マーク114の有効範囲内に入っていなければ(ステップS104の「No」)、ステップS102に戻り、撮影を続ける。
刺繍範囲マーク114のそれぞれが刺繍範囲マークの有効範囲内に入っていれば(ステップS104の「Yes」)、ステップS105に進み、水準器のセンサ値を見て、タブレット端末10が水平になっていることを判定する(ステップS106)。タブレット端末10が水平でなければ(ステップS106の「No」)、ステップS102に戻り、撮影を続ける。水平になっていれば(ステップS106の「Yes」)、画像取り込みの条件が整ったことになり、ステップS107に進んで、現在の映像を画像データとしてメモリに取り込む。
刺繍枠110の内枠111に印刷された刺繍範囲マーク114には太さと長さがあるため、図9に示すように、細線化の処理を施し(ステップS108)、続いて8本の線分それぞれの中間点の座標値を求める。また、図10のように対向する線分の中間点を直線で結び、点a〜hの座標で直線を作る。
点a〜hの座標を基に線分ad、線分he、線分bg、線分cfの4本の線の方程式を作る。次に、それぞれ直交する線分adと線分bg、線分adと線分cf、線分cfと線分he、線分heと線分bgの交点を得るために方程式を解く。図11に示すように、線分adと線分bgの交点をk、線分adと線分cfの交点をl、線分cfと線分heの交点をm、線分heと線分bgの交点をnとして、各交点を直線で結ぶと刺繍範囲の矩形となる(ステップS109)。
図11では、使用者のタブレット端末10の保持の仕方が曲がっていた場合を例示したため、撮影された画像も傾いており、刺繍範囲も同様に傾いている。そこで、この傾きを補正し、タブレット端末の中心線に倣うように回転補正を施すと、図12に示すような画面表示となる(ステップS110)。
使用者は、表示部12に表示されている画像内のアップリケ布部分をタッチすることにより、目的とするアップリケ布を指定する(ステップS111)。使用者により、目的とするアップリケ布がタッチされると、輪郭データ生成部18が起動し、輪郭データ生成部18が、アップリケ布の画像データに対して、1次微分処理を行ない、X方向(例えば、図14の横軸方向)、Y方向(例えば、図14の縦軸方向)の差分データあるいは斜め方向の差分データを求め、アップリケ布の輪郭線を抽出し(ステップS112)、細線化処理を行ない、ピクセルが連なった画像データに変換する(ステップS113)。なお、輪郭データの抽出には、エッジ検出による画像処理を用いてもよい。
使用者はジグザグステッチの開始点を指定する(ステップS114)。ジグザグステッチの開始点が指定されると、指定された開始点から、例えば、時計回りにジグザグステッチを生成する(ステップS115)。このジグザグステッチは、図16、図17に示すように、例えば、0.2mm間隔で刻み、A点とB点の座標を求め、A−Bの線分に垂線を立て、輪郭線から2.0mmの点を針落ち点とするように決定する。同様に、B点とC点の線分に対して垂線をA−B間とは逆の方向に立て、針落ち点を決定する。そして、輪郭線を挟んで針落ち点が交互になるように座標値を順次決定する。上記の手順により、アップリケ布を縫い付けるための縫製データが生成されると、その縫製データが施されたアップリケ画像がタブレット端末10の表示部12に表示された後、送信部20からミシン40の受信部42へ縫製データが送信される(ステップS116)。
タブレット端末10から縫製データを受信したミシン40は、受信した縫製データにしたがって縫製対象物の輪郭に対して、縫製を実行する。
<本実施形態の効果>
以上、説明したように、本実施形態によれば、刺繍枠110に関する情報から予め、寸法や実際の刺繍範囲が既知である刺繍枠の刺繍範囲を決定し、この刺繍枠に、アップリケ布を糊などで仮止めした台布を張り、この刺繍枠の外観を含めて撮影を行なうことにより、倍率情報を取得でき、かつ、アップリケ布の輪郭を画像に取り込むことができる。また、抽出した輪郭線にジグザグ縫いのような縫製データを生成することから、このデータを用いることにより、台布が張られた刺繍枠をミシンに取り付けるだけで、アップリケ布の輪郭に沿って正確にジグザグ縫いを施すことができる。つまり、事前に特別なデータを準備しなくとも、アップリケの輪郭線に合わせて、正確な位置に、アップリケ布を台布に縫い合わせることができる。
<第2の実施形態>
図18から図21を用いて、第2の実施形態に係る縫製システムについて説明する。
台布やアップリケ布は、必ずしも無地であるとは限らないため、アップリケ布の輪郭線を抽出した場合に、不要な線が同時に抽出される、あるいは、画像処理の過程で擦れてしまうなどの状況により、閉ループの輪郭線が得られない、また、抽出したアップリケ布の輪郭線に対して、ステッチを描くと、ステッチがアップリケ布の輪郭線に対してずれている等の事象が生じる場合がある。本実施形態に係る縫製システムでは、第1の実施形態に係る縫製システムに対して、上記のような場合に、輪郭線を修正したり、輪郭線を使用者が加筆できる機能を提供するものである。以下、その詳細について、説明する。
<縫製システムの構成>
ミシン40は、図18に示すように、ミシン側表示部41と、受信部42と、ミシン側記憶部43と、ミシン側制御部44と、刺繍枠認識部45と、送信部46と、縫製実行部47とから構成されている。また、タブレット端末10は、図18に示すように、刺繍枠情報取得部11と、表示部12と、操作指示部13と、撮像部14と、撮像画像解析部15と、刺繍範囲決定部16と、輪郭データ生成部18と、縫製データ生成部19と、送信部20と、重力方向検出部21と、補正部22と、装置側制御部23と、縫製データ確認部25と、編集部26とから構成されている。なお、第1の実施形態と同一の符号を付す構成要素については、同様の機能を有するものであることから、その詳細な説明は省略する。
縫製データ確認部25は、撮像部14が撮像した縫製対象物を含んだ画像に、縫製データ生成部19が生成した縫製データに基づいて生成した縫製予定線を含めて表示部12に表示させることにより、使用者に確認を促す。また、縫製データ確認部25は、縫製予定線の色を、縫製対象物を含んだ画像の色に対して、視認容易な色に設定する。したがって、台布の色と糸の色、あるいは台布の模様と糸が同色でステッチが見えずらく十分な確認ができないという不具合を防止することができる。編集部26は、輪郭データを使用者による操作に応じて編集する。したがって、閉ループの輪郭線が得られていない場合やステッチがアップリケ布の輪郭線に対してずれている等の事象が生じている場合でも適切な修正を行なうことができる。
<縫製システムの処理>
図19から図21を用いて、本実施形態に係る縫製システムの処理について説明する。なお、本実施形態に係る処理は、第1の実施形態における細線化処理と開始点指定処理との間で行なわれる処理であり、少なくとも、細線化処理までの流れは、第1の実施形態と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
ステップS113において、細線化処理が終了すると、縫製データ確認部25が起動し、縫製予定線(図20、図21の点線で示す部分)が表示される。このとき、不要な線が表示されていたり、輪郭線が閉ループとなっていない場合には、使用者は、タッチパネル上で、指や専用のペンを用いて、不要な線を削除したり、線を追加して輪郭線を閉ループとする編集を行なう(ステップS201)。また、図20に示すように、縫製予定線が、縫製対象物を含んだ画像の色に対して、視認容易な色で表示される。そのため、ステッチがアップリケ布の外形線(図中、実線で示す部分)に対して、ずれている場合には、図21に示すように、輪郭線をアップリケ布の外形線に合うように編集することもできる。さらに、輪郭線が滑らかに描かれていない場合には、線や円弧の任意の箇所をタッチパネル上で、つまむあるいはドラッグする等の操作を行なうことにより、輪郭線の編集を行なってもよい。そして、編集が完了した場合には、開始点の指定処理に移行する(ステップS202)。
<本実施形態の効果>
以上、説明したように、本実施形態によれば、刺繍枠110に関する情報から予め、寸法や実際の刺繍範囲が既知である刺繍枠の刺繍範囲を決定し、この刺繍枠に、アップリケ布を糊などで仮止めした台布を張り、この刺繍枠の外観を含めて撮影することにより、倍率情報を取得することができ、また、同時に、アップリケ布の輪郭を映像として取り込むことができる。さらに、画像処理によりアップリケ布の輪郭線を抽出し、編集を行なうことにより、取得した輪郭線をアップリケ布の輪郭と重ね合わせる。そのため、予め特別なデータを保有することなく、アップリケ布が仮止めされた台布を張った刺繍枠をミシンに取り付けて刺繍を実行すれば、アップリケ布の輪郭に沿って正確にジグザグ縫いを施すことができる。また、アップリケ布は、使用者が適当に切り抜いたものであっても、意図的に違うデザインで切り抜いたものであっても、後からアップリケ布を縫い付ける刺繍データを生成するため、正確かつ柔軟に対応することができる。また、輪郭線を抽出した場合に、不要な線が同時に抽出されたり、あるいは、画像処理の過程で擦れてしまうなどの状況により、閉ループの輪郭線が得られない、また、抽出したアップリケ布の輪郭線に対して、ステッチを描くと、ステッチがアップリケ布の輪郭線に対してずれている等の事象が生じた場合であっても、こうした状態を的確に捉え、かつ、簡単に修正を行なうことができる。
<変形例>
第1の実施形態および第2の実施形態においては刺繍枠110にアップリケ布が載置された台布をセットした状態で、例えば、図3のステップS102からS110の処理が実行される例について説明した。しかしながら、台布の色あるいは柄とアップリケ布の色あるいは柄とが似ている場合には、アップリケの輪郭データの抽出において、問題が生じる恐れもある。
そこで、本変形例では、刺繍枠110に台布のみをセットした状態で、例えば、図3のステップS102からS110の処理が実行した後、撮像し、得られた撮像画像データ(第1の撮像画像データ)を記憶する。次いで、刺繍枠110にアップリケ布が載置された台布をセットした状態で、例えば、図3のステップS102からS110の処理が実行した後、撮像し、得られた撮像画像データ(第2の撮像画像データ)を記憶する。
記憶された第1の撮像画像データと第2の撮像画像データとに対して、画像処理により、両者の差分をとる。差分に対して、撮影誤差に起因する細い線やゴミの画像がある場合には、ノイズの除去を行い、アップリケ布の輪郭データを生成する。また、アップリケ画像を指定して、その輪郭データを取得してもよい。なお、刺繍枠110に付された複数の刺繍範囲マークから、撮像画像データの倍率調整や回転補正等が可能である。そのため、使用者が手で保持して撮像しても、前述した第1の撮像画像データと第2の撮像画像データとを同じ大きさや位置とすることに、高い再現性がある。この効果により、前述した差分からアップリケ布の輪郭データを高い精度で生成することが可能となる。
本変形例によれば、第1の撮像画像データと第2の撮像画像データの差分をとることにより、両者に共通する画素データが排除されるため、仮に、台布の色あるいは柄とアップリケ布の色あるいは柄とが似ている場合であっても、正確に、アップリケ布の輪郭データを生成することができる。
<第3の実施形態>
第1および第2の実施形態においては、いずれも縫製データ生成装置であるタブレット端末10において縫製対象物の輪郭データに基づく縫製データを生成する場合を例示した。しかし、上記実施形態以外の他の実施形態においては、タブレット端末10において縫製対象物の輪郭データまでを形成し、形成した輪郭データをミシン40に送信し、ミシン40は、受信した輪郭データに基づいて、縫製対象物の縫製データを生成するとともに、生成された縫製データによって、縫製対象物の縫製を行うようにしてもよい。
なお、縫製システムあるいは縫製データ生成装置の処理をコンピュータシステムあるいはコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを縫製システムあるいは縫製データ生成装置に読み込ませ、実行することによって本発明の縫製システムあるいは縫製データ生成装置を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムあるいはコンピュータとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステムあるいはコンピュータ」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムあるいはコンピュータから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムあるいはコンピュータに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10;タブレット端末(縫製データ生成装置)
11;刺繍枠情報取得部
12;表示部
13;操作指示部
14;撮像部
15;撮像画像解析部
16;刺繍範囲決定部
18;輪郭データ生成部
19;縫製データ生成部
20;送信部
21;重力方向検出部
22;補正部
23;装置側制御部
25;縫製データ確認部
26;編集部
40;ミシン
41;ミシン側表示部
42;受信部
43;ミシン側記憶部
44;ミシン側制御部
45;刺繍枠認識部
46;送信部
47;縫製実行部
60;台布
70;無線LAN
80;USBメモリ
110;刺繍枠
111;内枠
112;外枠
113;中心線
114;刺繍範囲マーク

Claims (13)

  1. 刺繍枠の情報と該刺繍枠の刺繍範囲を特定するために該刺繍枠に付された複数のマークを導くための表示部に表示されるマーク有効範囲の情報とを取得する刺繍枠情報取得部と、
    前記表示部に表示された前記複数のマークの全てが前記マーク有効範囲の中に表示されたときに、前記刺繍枠と該刺繍枠に装着された台布に載置された縫製対象物とを撮像する撮像部と、
    前記刺繍枠情報取得部が取得した前記刺繍枠の情報と対応付けて、前記撮像部が撮像した画像内の前記複数のマークを画像解析する撮像画像解析部と、
    前記撮像画像解析部の解析結果に基づいて、前記刺繍枠の刺繍範囲を決定する刺繍範囲決定部と、
    前記決定した刺繍範囲に基づいて、前記縫製対象物の輪郭データを生成する輪郭データ生成部と、
    前記輪郭データ生成部が生成した前記輪郭データに基づいて、前記縫製対象物の縫製データを生成する縫製データ生成部と、
    を備える縫製データ生成装置。
  2. 前記縫製データ生成部が生成した前記縫製対象物の縫製データをミシンへ送信する送信部を備える請求項に記載の縫製データ生成装置。
  3. 前記表示部に表示された前記複数のマークのすべてが、前記マーク有効範囲の中に配置されるように、前記刺繍枠の位置操作を促す操作指示部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の縫製データ生成装置。
  4. 前記操作指示部は、案内表示と音声案内との少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項3に記載の縫製データ生成装置。
  5. 前記縫製データ生成装置が、重力方向を検出する重力方向検出部を備え、
    前記表示部は、さらに、前記重力方向検出部の検出結果に基づいて、前記撮像部の撮像光軸が前記重力方向と一致する位置を案内する撮像姿勢案内表示を表示することを特徴とする請求項1に記載の縫製データ生成装置。
  6. 前記撮像部は、前記マークが前記マーク有効範囲の中に配置され、かつ、前記重力方向検出部の検出結果から前記撮像光軸が前記重力方向と一致する場合に、自動的に撮像を行うことを特徴とする請求項5に記載の縫製データ生成装置。
  7. 前記撮像部が撮像した画像において、前記決定された刺繍範囲が前記表示部に対して傾きを有している場合に、該傾きを補正する補正部を備えたことを特徴とする請求項6に記載の縫製データ生成装置。
  8. 前記撮像画像解析部は撮像した前記複数のマークを画像処理により細線化し、該細線化された前記複数のマークに基づいて前記刺繍範囲決定部が前記刺繍範囲を決定することを特徴とする請求項1に記載の縫製データ生成装置。
  9. 前記撮像部が撮像した前記縫製対象物の画像に、前記縫製データ生成部が生成した縫製データに基づいて生成した縫製予定線を含めて前記表示部に表示させる縫製データ確認部を備えることを特徴とする請求項に記載の縫製データ生成装置。
  10. 前記輪郭データを使用者による操作に応じて編集する編集部を備えることを特徴とする請求項1に記載の縫製データ生成装置。
  11. 刺繍枠情報取得部が刺繍枠の情報と該刺繍枠の刺繍範囲を特定するために該刺繍枠に付された複数のマークを導くための表示部に表示されるマーク有効範囲の情報とを取得する工程と、
    撮像部が、前記表示部に表示された前記複数のマークの全てが前記マーク有効範囲の中に表示されたときに、前記刺繍枠と該刺繍枠に装着された台布に載置された縫製対象物とを撮像する工程と、
    撮像画像解析部が、前記刺繍枠情報取得部が取得した前記刺繍枠の情報と対応付けて、前記撮像部が撮像した画像内の前記複数のマークを画像解析する工程と、
    刺繍範囲決定部が、前記撮像画像解析部の解析結果に基づいて、前記刺繍枠の刺繍範囲を決定する工程と、
    輪郭データ生成部が、前記決定した刺繍範囲に基づいて、前記縫製対象物の輪郭データを生成する工程と、
    縫製データ生成部が、前記輪郭データ生成部が生成した前記輪郭データに基づいて、前記縫製対象物の縫製データを生成する工程と、
    を備えた縫製データ生成方法。
  12. 縫製データ生成方法を縫製データ生成装置に実行させるためのプログラムであって、
    刺繍枠情報取得部が刺繍枠の情報と該刺繍枠の刺繍範囲を特定するために該刺繍枠に付された複数のマークを導くための表示部に表示されるマーク有効範囲の情報とを取得する工程と、
    撮像部が、前記表示部に表示された前記複数のマークの全てが前記マーク有効範囲の中に表示されたときに、前記刺繍枠と該刺繍枠に装着された台布に載置された縫製対象物とを撮像する工程と、
    撮像画像解析部が、前記刺繍枠情報取得部が取得した前記刺繍枠の情報と対応付けて、前記撮像部が撮像した画像内の前記複数のマークを画像解析する工程と、
    刺繍範囲決定部が、前記撮像画像解析部の解析結果に基づいて、前記刺繍枠の刺繍範囲を決定する工程と、
    輪郭データ生成部が、前記決定した刺繍範囲に基づいて、前記縫製対象物の輪郭データを生成する工程と、
    縫製データ生成部が、前記輪郭データ生成部が生成した前記輪郭データに基づいて、前記縫製対象物の縫製データを生成する工程と、
    を実行させるためのプログラム。
  13. 縫製データ生成装置とミシンとから構成され、
    前記縫製データ生成装置が、
    刺繍枠の情報と該刺繍枠の刺繍範囲を特定するために該刺繍枠に付された複数のマークを導くための表示部に表示されるマーク有効範囲の情報とを取得する刺繍枠情報取得部と、
    前記表示部に表示された前記複数のマークの全てが前記マーク有効範囲の中に表示されたときに、前記刺繍枠と該刺繍枠に装着された台布に載置された縫製対象物とを撮像する撮像部と、
    前記刺繍枠情報取得部が取得した前記刺繍枠の情報と対応付けて、前記撮像部が撮像した画像内の前記複数のマークを画像解析する撮像画像解析部と、
    前記撮像画像解析部の解析結果に基づいて、前記刺繍枠の刺繍範囲を決定する刺繍範囲決定部と、
    前記決定した刺繍範囲に基づいて、前記縫製対象物の輪郭データを生成する輪郭データ生成部と、
    該輪郭データ生成部が生成した前記輪郭データ、あるいは該輪郭データに基づいて生成された前記縫製対象物の縫製データを前記ミシンに送信する送信部と、
    を備え、
    前記ミシンが、
    前記送信部から送信された前記輪郭データ、あるいは前記縫製データを受信する受信部と、
    該受信部において受信した前記輪郭データ、あるいは前記縫製データにしたがって前記縫製対象物の輪郭に対して、縫製を実行する縫製実行部と、
    を備えた縫製システム。
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