JP6770631B1 - 乗物用座席及びそのクイックレリーズ支持装置 - Google Patents

乗物用座席及びそのクイックレリーズ支持装置 Download PDF

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Abstract

【課題】乗物用座席及びそのクイックレリーズ支持装置を提供する。【解決手段】クイックレリーズ支持装置100は制限部材1、キャリヤ2、及び2つの係合構造3を備える。キャリヤは物体を積載するように制限部材に取付けられる。2つの係合構造は制限部材の2つのレール孔にそれぞれ取付けられ、かつ、各係合構造には係合部材及び回転ノブが含まれている。係合部材に対する反対側にネジ部と位置決めフォークとがそれぞれ形成される。ネジ部の少なくとも一部が対応するレール孔から伸び出す。回転ノブと位置決めフォークは制限部材に対する反対側に配置される。回転ノブはネジ部に螺合し、係合部材を制限部材との間の距離を小さくするように制限部材に対し高さ方向に沿って移動させることができる。2つの係合部材の位置決めフォークは2つのヘッドレスト取付部材300とシートバック200との間に形成された2つの隙間を取り外れ可能に介設される。【選択図】図1

Description

本発明は支持装置に関し、特に乗物用座席及びクイックレリーズ支持装置に関する。
既存の支持装置では、シートバックに安定的に固定されるために、乗物用座席のヘッドレスト取付部材により挿入固定されるか、又はヘッドレストの支柱により挿入固定されなければならない。なお、そのような支持装置を乗物用座席に取付けるための既存の構成は明らかに不便であり、実に改善できる余裕がある。
そのために、本発明がその点に鑑いて、科学学理を適用して研究を重ねて、ついにデザインが合理的で上記課題を改善し得る発明を提出する。
本発明の主な目的は、乗物用座席及びそのクイックレリーズ支持装置を提供することにより、既存の支持装置により生じる欠点を効果的に改善することである。
上記の目的を実現するために、本発明の実施形態は、シートバック、2つのヘッドレスト取付部材、及びクイックレリーズ支持装置を備える乗物用座席を提供している。2つのヘッドレスト取付部材のそれぞれは、管状部と、前記管状部に連結する頭部とを含む。2つの前記管状部は、互いに間隔を空けて前記シートバックに挿設されると共に、前記ヘッドレスト取付部材前記頭部と前記シートバックとの間に隙間が形成される。クイックレリーズ支持装置は、前記シートバックと2つの前記頭部との間に取り外し可能に配置され、かつ、前記クイックレリーズ支持装置は、制限部材、キャリヤー、及び2つの係合構造を含む。前記制限部材は、2つのレールレール孔を有し、前記キャリヤは、物体を積載するために前記制限部材に取付けられる。2つの係合構造はそれぞれ前記制限部材における2つの前記レールレール孔に取付けられる。前記係合構造は、係合部材及び回転ノブを有する。前記係合部材に関して互いに反対側にネジ部と位置決めフォークが配置され、かつ、前記ネジ部の少なくとも一部が対応する前記レールレール孔から伸び出す。前記回転ノブと前記位置決めフォークとはそれぞれ前記制限部材に関して互いに反対側に配置され、前記回転ノブは前記ネジ部に螺合される。それにより、前記係合部材を前記制限部材に対して高さ方向に沿って移動させ、前記係合部材と前記制限部材との間の距離を小さくすることができる。なかでも、前記クイックレリーズ支持装置における2つの前記係合部材の前記位置決めフォークはそれぞれ、2つの前記頭部と前記シートバックとの間に形成された2つの前記隙間に分離可能に介設される。前記係合構造において、前記回転ノブを、前記ネジ部に対して回転させることにより、前記係合部材と前記制限部材との間の前記距離を小さくして、前記位置決めフォークを対応する前記頭部に当接させることができる。
本発明実施形態は、制限部材、キャリヤ、及び2つの係合構造を備える乗物用座席のクイックレリーズ支持装置をさらに開示する。制限部材は、2つのレール孔を含む。キャリヤは、物体を積載するために前記制限部材に取付けられる。2つの係合構造はそれぞれ前記制限部材の2つの前記レールレール孔に取付けられる。前記係合構造は、係合部材及び回転ノブを有する。前記係合部材に関して互いに反対側にそれぞれネジ部と位置決めフォークとが形成され、かつ、前記ネジ部の少なくとも一部が前記レールレール孔から伸び出す。回転ノブと前記位置決めフォークとはそれぞれ前記制限部材に関して互いに反対側に配置される。前記回転ノブは前記ネジ部に螺合され、それにより、前記係合部材を前記制限部材に対して高さ方向に沿って移動させて、前記係合部材と前記制限部材との間の距離を小さくすることができる。なかでも、前記クイックレリーズ支持装置における2つの前記係合部材の前記位置決めフォークはそれぞれ、2つのヘッドレスト取付部材とシートバックとの間に形成された2つの隙間に分離可能にされるように用いられる。前記係合構造において、前記係合部材と前記制限部材との間の前記距離を小さくして、前記位置決めフォークを対応する前記ヘッドレスト取付部材に当接させるように、前記回転ノブを前記ネジ部に対して回転させることができる。
前記を纏めて、本発明の実施形態に開示された乗物用座席及びそのクイックレリーズ支持装置によれば、2つの前記係合部材の位置決めフォークが2つのヘッドレスト取付部材とシートバックとの間に形成された2つの隙間に分離可能に介設されることにより、ヘッドレスト取付部材を取り除くことなく、クイックレリーズ支持装置を取り付けることができるため、クイックレリーズの効果を得ることができる。さらに言えば、前記クイックレリーズ支持装置の取り付けは、ヘッドレストに介して固定する必要はなく、前記ヘッドレストを自由に取り外すことができる。
また、本発明の実施形態が開示した前記クイックレリーズ支持装置における係合構造において、前記回転ノブをネジ部に対して回転させることができ、それにより、係合部材と制限部材との間の距離を小さくして、前記位置決めフォークを対応するヘッドレスト取付部材に当接させることができる。そのため、前記係合構造に対するヘッドレスト取付部材の係合力をさらに向上させることができ、言い換えれば、前記クイックレリーズ支持装置は何らの道具も必要なく、取り付けることが可能で、使用者が迅速的にそれの着脱を行うことができる。
本発明の実施形態に係る乗物用座席を示す立体模式図である。 図1におけるII-II断面線に沿った断面模式図である。 図1の部分分解模式図(ヘッドレストを省略した)である。 本発明の実施形態に係るクイックレリーズ支持装置を示す立体分解模式図である。 本発明の実施形態に係るクイックレリーズ支持装置を別の視角から観察する立体分解模式図である。 本発明の実施形態に係るクイックレリーズ支持装置の第1タイプの実装工程を示す模式図(ア)である。 本発明の実施形態に係るクイックレリーズ支持装置を示す第1タイプの実装工程を示す模式図(イ)である。 本発明の実施形態に係るクイックレリーズ支持装置を示す第1タイプの実装工程を示す模式図(ウ)である。 本発明の実施形態に係るクイックレリーズ支持装置の第2タイプの実装工程を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るクイックレリーズ支持装置の第3タイプの実装工程を示す模式図である。
本発明の特徴及び技術内容がより一層分かるように、以下本発明に関する詳細な説明と添付図面を参照する。しかし、提供される添付図面は参考と説明のために提供するものに過ぎず、本発明の特許請求の範囲を制限するためのものではない。
図1乃至図10を参照する。図1乃至図10は本発明の実施形態を示す図面である。本実施形態に対応した図面に記載された素子(部材)の数又は外観は、本発明の内容をより理解し得るように具体的に本願に係る実施形態を説明するためのものであり、本願発明の請求範囲を制限するものではないと先立って説明しておきたい。
図1乃至図3に示すように、本実施形態に乗物用座席1000を開示している。乗物用座席1000は例えば、汽車、電車及び自動車など人を乗せて運ぶものに配置された座席であり、本願では自動車の座席を例として説明する。乗物用座席1000は、シートバック200(seat back)と、前記シートバック200に取付けられる2つのヘッドレスト取付部材300(headrest clip)と、取り外し可能に前記シートバック200と2つの前記ヘッドレスト取付部材300との間に取付けられるクイックレリーズ支持装置100と、2つの前記ヘッドレスト取付部材300と前記クイックレリーズ支持装置100とに差し込まれて配置されるヘッドレスト400(headrest)とを備える。
なかでも、前記ヘッドレスト取付部材300のそれぞれは、管状部301と、前記管状部301に連結された頭部302とを含む。前記2つの管状部301は互いに間隔を空けて前記シートバック200に挿設される。かつ、ヘッドレスト取付部材300毎における頭部302と前記シートバック200との間に隙間Gが形成される。前記ヘッドレスト400に、枕部401と前記枕部401に固定された2つの支柱402とが含まれ、かつ、前記2つの支柱402の間の距離は、2つの前記管状部301の間の距離とほぼ同様となる。
ここで、前記クイックレリーズ支持装置100について、本実施形態では乗物用座席1000に適用する例で説明するが、本発明に係る図示されない別の実施形態において、前記クイックレリーズ支持装置100を単体で適用してもよい(例えば、単体で販売する)ことを先立って説明しておきたい。以下、前記クイックレリーズ支持装置100の各部材構造の連結関係を説明してから、クイックレリーズ支持装置100と別の部材との連結関係をさらに説明する。
図2、図4及び図5に示すように、前記クイックレリーズ支持装置100は、制限部材1、キャリヤ2、及び2つの係合構造3を含む。本実施形態において、前記制限部材1は長尺状の片状に構成されて、2つのレール孔11が配置されている。上記2つのレールレール孔11は横方向L(前記制限部材1の長さ方向に相当する)に沿って間隔を空けて配置することが好ましい。また、前記制限部材1におけるレール孔11に対する両側にレール溝12がそれぞれ形成される。なかでも、本実施形態では、各レール溝12は制限部材1の底面に凹設されており、かつ、各レール溝12は前記横方向Lに平行して構成されるが、本発明はその例に制限されない。例えば、本発明に係る図示されない別の実施形態において、前記レール溝12が上記制限部材1を貫通して形成されてもよい。
前記キャリヤ2は、物体(例えば、ディスプレイ)を積載するために、前記制限部材1に取付けられる。なかでも、本実施形態では、前記キャリヤ2は、例えば枢結構造を備えて、2つの前記レール孔11の間にある前記制限部材1に取付けられるものであってもよい。また、前記キャリヤ2は、制限部材1に螺設してもよいし、本発明はこの例に制限されない。
前記2つの係合構造3はそれぞれ前記制限部材1における2つの前記レール孔11に取付けられる。なお、本実施形態では2つの前記係合構造3はほぼ同様の構成に形成されるため、以下ではその中1つの係合構造3の構造について説明する。
前記係合構造3は、係合部材31と、前記係合部材31に取付けられる回転ノブ32とを含む。なかでも、ネジ部3121と位置決めフォーク3111とは、上記係合部材31に関して互いに反対側にそれぞれ形成される。本実施形態では、前記ネジ部3121は、中に第1の円孔3123を形成するために管状に構成されており、かつ、前記ネジ部3121の少なくとも一部が対応する前記レール孔11から伸び出す。なお、本実施形態では、前記位置決めフォーク3111はU字型シートに構成される。
ここでは、前記係合部材31を一体成型によりワンピースの構造に構成してもよいか、又はマルチピースの構造に構成されてもよいことが先立って説明しておきたい。また、本実施形態では、前記係合部材31はツーピースの構造で説明を行うことにしたが、本発明はこの例に制限されない。具体的に言えば、前記係合部材31は、ベース311と前記ベース311に固定されたトップ312とを含む。
なかでも、本実施形態では、前記ベース311は一体的に曲成した構造に構成され、かつ、前記ベース311に上述位置決めフォーク3111と、前記位置決めフォーク3111の外縁部から延在して形成された2つの支持アーム3112とが含まれる。上述2つの支持アーム3112は前記位置決めフォーク3111における互いに離れた2つの外縁部に垂直に連結することが好ましい。即ち、2つの前記支持アーム3112は互いに対向するように配置されてもよい。
前記トップ312は、上述ベース311における2つの支持アーム3112に固定されて前記制限部材1に当接するように構成される。かつ、前記トップ312における前記位置決めフォーク3111から離れる一側に前記ネジ部3121と、前記ネジ部3121に関して互いに反対側に位置される2つの摺動片3122とが配置される。なかでも、前記トップ312における2つの摺動片3122はそれぞれ摺動可能に対応する前記レール孔11に近接する2つの前記レール溝12に配置される。
また、本発明に係る図示されない別の実施形態において、前記ベース311は、前記位置決めフォーク3111と前記位置決めフォーク3111の外縁部から延在してU字形に形成された支持アーム3112とを含んでもよい。即ち、本発明のベース311は少なくとも1つの支持アーム3112を含んで、前記トップ312は少なくとも1つの前記支持アーム3112に固定されてもよい。
前記回転ノブ32と上述係合部31の位置決めフォーク3111(或ベース311)はそれぞれ前記制限部材1に関して互いに反対側に配置される。なかでも、前記回転ノブ32の外径では対応するレール孔11の広さによりも大きく形成されている。かつ、前記回転ノブ32は上述係合部材31のネジ部3121に螺合され、それにより、前記係合部材31を前記制限部材1に対して高さ方向Hに沿って移動させ、前記係合部材31と前記制限部材1との間の距離を小さくすることができる。即ち、前記係合部材31を回転ノブ32に介してネジ部3121に螺合することにより、位置決めフォーク3111を制限部材1に対して相対移動させることができる。なお、本実施形態において、何れの係合構造3の高さ方向Hは前記横方向Lに垂直となることを説明しておきたい。
さらに言えば、本実施形態では、前記回転ノブ32の中に第2の円孔321を形成するように環状に構成され、かつ、前記ネジ部3121の一部は上述回転ノブ32の第2の円孔321内に位置される。また、前記回転ノブ32は着脱可能に対応する前記係合部材31のネジ部3121に螺合されて、それにより、前記係合構造3は前記制限部材1から分離することが可能となるが、本発明はこの例に制限されない。例えば、本発明における図示されない別の実施形態において、回転ノブ32の紛失を避けるために、前記回転ノブ32は分離できない状態で対応するネジ部3121に配置されてもよい。
以上では、本実施形態に係る単一の係合構造3の構造について説明したが、以下、2つの前記係合構造3と別の部材との連結関係をさらに説明する。なかでも、前記クイックレリーズ支持装置100における2つの係合部材31の位置決めフォーク3111は、それぞれ分離可能に2つの前記頭部302と前記シートバック200との間に形成された2つの前記隙間Gに介設される。
前記係合構造3のそれぞれにおいて、前記回転ノブ32を前記ネジ部3121に対して回転させることが可能となり、それにより、前記係合部材31(位置決めフォーク3111)と前記制限部材1との間の距離を小さくすることができ、さらに前記位置決めフォーク3111を対応する前記頭部302に当接させる。なかでも、前記位置決めフォーク3111と少なくとも1つの前記支持アーム3112とは対応する前記頭部302の外側に位置される。即ち、前記頭部302は前記位置決めフォーク3111と少なくとも1つの前記支持アーム3112とが取り囲んだ空間内に位置されると共に、位置決めフォーク3111は上述頭部302の底縁部に当接される。
ここでは、予めに説明しておきたいことは、本実施形態における位置決めフォーク3111は上述回転ノブ32とネジ部3121との協働により前記頭部302の底縁部の少なくとも60%の区域に当接して、それによりヘッドレスト取付部材300に対して前記係合構造3の係合力を効果的に向上させることができる。
さらに言えば、各前記係合構造3において、前記ネジ部3121における第1の円孔3123の中心と、前記回転ノブ32における第2の円孔321の中心とは、いずれも対応的に前記ヘッドレスト取付部材300における管状部301の中心軸Cに位置される。それにより、前記支柱402が対応するヘッドレスト取付部材300の管状部301を挿通することができる。即ち、前記ヘッドレスト400における2つの前記支柱402は、取り外し可能に2つの前記係合構造3にそれぞれ挿通して、それぞれ2つの前記ヘッドレスト取付部材300における前記管状部301内に挿設される。
ちなみに、本実施形態では、各前記係合構造3は前記制限部材1に対して前記高さ方向Hを軸心として回転することができる。それにより、2つの前記係合構造3における前記位置決めフォーク3111はそれぞれ異なる2つの方向に沿って2つの前記隙間Gに介設されることができるが、本発明はこの例に制限されない。
例えば、図6乃至図8に示すように、2つの前記係合構造3の位置決めフォーク3111は反対向に向くように配置されてもよい。それにより、2つの位置決めフォーク3111を予めに2つのヘッドレスト取付部材300の間に置いてから、さらにそれぞれを前記2つの隙間Gに介設してもよい、また図10に示すように、2つの前記係合構造3の位置決めフォーク3111は互いに90度を呈するように配置されてもよい。それにより、一方の前記位置決めフォーク3111を前記隙間Gに介設した後、制限部材1を回転して、他方の前記位置決めフォーク3111を別の前記隙間Gに介設して構成してもよい。また、図9に示すように、2つの前記係合構造3における位置決めフォーク3111は同方向に向くように配置されてもよい。それにより、それらを同時に2つの前記隙間Gに介設することができる。
前記を纏め、本発明の実施形態が開示した乗物用座席及びそのクイックレリーズ支持装置は、2つの前記係合部材における位置決めフォークはそれぞれ分離可能に2つのヘッドレスト取付部材とシートバックとの間に形成された2つの隙間に介設することにより、クイックレリーズ支持装置の取り付けはヘッドレスト取付部材を無くてもでき、さらにクイックレリーズの効果を達成することができる。さらに言えば、前記クイックレリーズ支持装置の取り付けでは、ヘッドレストを介して固定することなくでも、前記ヘッドレストを自由に取り外すことができる。
さらに、本発明の実施形態に開示した前記クイックレリーズ支持装置の各係合構造において、前記回転ノブをネジ部に対して回転させることにより、係合部材と制限部材との間の距離を小さくして、さらに前記位置決めフォークを対応するヘッドレスト取付部材に当接することができる。それにより、前記係合構造ヘッドレスト取付部材に対して前記係合構造の係合力を向上させることができる。言い換えれば、前記クイックレリーズ支持装置の取り付けには、いずれの道具がなくでも実現できるため、使用者により迅速的に取り付ける要望に応えられる。
また、本発明の実施形態に開示したクイックレリーズ支持装置によれば、2つの前記係合構造における位置決めフォークは同じ方向に向くように配置されてもよい。それによりそれらを同期に2つの前記隙間にそれぞれ介設することができる。また、2つの前記係合構造の位置決めフォークはそれぞれ異なる2つの方向に沿って2つの前記隙間に介設されることもできる。それにより、前記クイックレリーズ支持装置により異なる取付方法を提供して、異なるタイプの乗物用座席に適用することができる。
以上に開示される内容は本発明の好ましい実施可能な実施例に過ぎず、これにより本発明の特許請求の範囲を制限するものではないので、本発明の明細書及び添付図面の内容に基づき為された等価の技術変形は、全て本発明の特許請求の範囲に含まれるものとする。
1000:乗物用座席
100:クイックレリーズ支持装置
1:制限部材
11:レール孔
12:レール溝
2:キャリヤ
3:係合構造
31:係合部材
311:ベース
3111:位置決めフォーク
3112:支持アーム
312:トップ
3121:ネジ部
3122:摺動片
3123:第1の円孔
32:回転ノブ
321:第2の円孔
200:シートバック
300:ヘッドレスト取付部材
301:管状部
302:頭部
400:ヘッドレスト
401:枕部
402:支柱
L:横方向
H:高さ方向
C:中心軸
G:隙間

Claims (10)

  1. シートバック、2つのヘッドレスト取付部材、及びクイックレリーズ支持装置を備える乗物用座席であって、
    前記2つのヘッドレスト取付部材のそれぞれが、管状部と、前記管状部に連結される頭部とを含み、
    2つの前記管状部は互いに間隔をあけて前記シートバック内に挿設され、
    前記頭部と前記シートバックとの間に隙間が形成され、
    前記クイックレリーズ支持装置は、取り外し可能に前記シートバックと2つの前記頭部との間に取り付けられて、
    前記クイックレリーズ支持装置は、
    2つのレール孔を有する制限部材と、
    物体を積載するように、前記制限部材に取り付けられるキャリヤと、
    係合部材及び回転ノブを含み、前記制限部材における2つの前記レール孔にそれぞれ取り付けられる、2つの係合構造と、
    を含み、
    前記係合部材の両端部にネジ部及び位置決めフォークがそれぞれ形成され、前記ネジ部の少なくとも一部が前記ネジ部に対応する前記レール孔から伸び出し、前記回転ノブと前記位置決めフォークとは前記制限部材に関して互いに反対側にそれぞれ位置され、
    前記回転ノブは、前記係合部材を高さ方向に沿って、前記係合部材と前記制限部材との距離を小さくするように前記制限部材に対して移動させるために、前記ネジ部に螺合され、
    2つの前記係合部材における前記位置決めフォークは、2つの前記頭部と前記シートバックとの間に形成された2つの前記隙間にそれぞれ分離可能に介設され、
    前記係合構造において、前記回転ノブを、前記係合部材と前記制限部材との間の前記距離を小さくするように前記ネジ部に対して回転させることにより、前記位置決めフォークを前記位置決めフォークに対応する前記頭部に当接させる、ことを特徴とする、乗物用座席。
  2. 前記回転ノブは、取り外し可能に対応する前記係合部材における前記ネジ部に螺合され、それにより、各前記係合構造を前記制限部材から分離させることができる、請求項1に記載の乗物用座席。
  3. 前記係合構造を前記制限部材に対して前記高さ方向を軸心として回転させることにより、2つの前記係合構造における前記位置決めフォークを、2つの異なる方向に沿って2つの前記隙間に介設する、請求項1に記載の乗物用座席。
  4. 前記係合部材は、ベース及びトップをさらに含み、
    前記ベースは、前記位置決めフォークと、前記位置決めフォークの外縁部から延在する少なくとも1つの支持アームとを含み、前記位置決めフォーク及び少なくとも1つの前記支持アームは前記位置決めフォーク及び前記支持アームに対応する前記頭部の外側に位置され、
    前記トップは、少なくとも1つの前記支持アームに固定されると共に前記制限部材に当接され、
    前記トップにおける前記位置決めフォークから離れる一側に前記ネジ部が形成される、請求項1に記載の乗物用座席。
  5. 前記位置決めフォークはU字型シートに形成され、2つの前記位置決めフォークはそれぞれ異なる2つの方向に沿って2つの前記隙間に介設する、請求項4に記載の乗物用座席。
  6. 前記制限部材に、2つのレール溝が前記レール孔に関し互いに反対側にそれぞれ形成され、
    前記頂台に、2つの摺動片が前記ネジ部に関し互いに反対側にそれぞれ形成され、
    前記頂台における2つの前記摺動片は、対応する前記レール孔に近接する2つの前記レール溝にそれぞれ摺動可能に配置される、請求項4に記載の乗物用座席。
  7. 前記制限部材における2つの前記レール孔は、何れか1つの前記係合構造の前記高さ方向と垂直する横方向に沿って互いに間隔をあけて配置され、
    前記キャリヤは、2つの前記レール孔の間に配置される前記制限部材の一部である、請求項1に記載の乗物用座席。
  8. 前記係合構造において、前記ネジ部に第1の円孔が形成され、前記回転ノブに第2の円孔が形成され、前記第1の円孔の中心と前記第2の円孔の中心とはいずれも前記ヘッドレスト取付部材における前記管状部の中心軸と対応するように構成される、請求項1に記載の乗物用座席。
  9. 前記乗物用座席はさらにヘッドレストを含み、前記ヘッドレストは2つの支柱を含み、
    前記ヘッドレストにおける2つの前記支柱は取り外し可能に2つの前記係合構造にそれぞれ通過して、2つの前記ヘッドレスト取付部材における前記管状部にそれぞれ挿設される、請求項1に記載の乗物用座席。
  10. 制限部材、キャリヤ、及び2つの係合構造を備える、乗物用座席に適用するクイックレリーズ支持装置、
    前記制限部材は、2つのレール孔を含み、
    前記キャリヤは物体を積載するために前記制限部材に取り付けられて、
    2つの前記係合構造は、前記制限部材における2つの前記レール孔にそれぞれ取り付けられ、
    前記係合構造は、係合部材及び回転ノブを含み、
    前記係合部材の両端部に、ネジ部及び位置決めフォークがそれぞれ形成され、前記ネジ部の少なくとも一部が前記ネジ部に対応する前記レール孔から伸び出し、
    前記回転ノブと前記位置決めフォークとは前記制限部材に関して互いに反対側に配置され、前記回転ノブにより、前記係合部材を、前記係合部材と前記制限部材との距離を小さくするように、高さ方向に沿って前記制限部材に対して移動させるために、回転ノブは、前記ネジ部に螺合され、
    2つの前記係合部材における前記位置決めフォークは、2つのヘッドレスト取付部材とシートバックとの間に形成された2つの隙間にそれぞれ分離可能に配置され、前記係合構造において、前記係合部材と前記制限部材との間の前記距離を小さくして、前記位置決めフォークを前記位置決めフォークに対応する前記ヘッドレスト取付部材に当接させるように、前記回転ノブを、前記ネジ部に対し回転させる、ことを特徴とする、クイックレリーズ支持装置。
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