JP6770457B2 - 格納式荷受台昇降装置 - Google Patents
格納式荷受台昇降装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6770457B2 JP6770457B2 JP2017027889A JP2017027889A JP6770457B2 JP 6770457 B2 JP6770457 B2 JP 6770457B2 JP 2017027889 A JP2017027889 A JP 2017027889A JP 2017027889 A JP2017027889 A JP 2017027889A JP 6770457 B2 JP6770457 B2 JP 6770457B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- control valve
- load receiving
- stopper
- slide cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
図1は本発明の一実施形態に係る格納式荷受台昇降装置を搭載した車両の全体構造を表す側面図である。本願明細書においては、図1の左右を車両の前後とする。
図2及び図3は荷受台昇降装置4の詳細構造を表す斜視図で、図2は荷受台5を格納した状態、図3は荷受台5を展開した状態を表している。
スライド駆動部6は、左右一対のガイドレール8、左右のスライダ9、連結部材10、左右のブラケット部11、左右の支持フレーム13(図3参照)、支持ローラ12、及び左右のスライドシリンダ14を備えている。左右一対のガイドレール8は、車枠1の下側後部に前後方向に延在するように取り付けてある。左右のスライダ9は、左右のガイドレール8にそれぞれ支持されていて、ガイドレール8に沿って移動可能である。連結部材10は、左右のスライダ9を連結している。左右のブラケット部11は、連結部材10におけるスライダ9の外側に設けてある。左右の支持フレーム13は、スライダ9の後方に突出するように設けられている。支持ローラ12は、格納及び展開の際に荷受台5に転接するように、支持フレーム13の先端に設けられている。左右のスライドシリンダ14は複動シリンダであり、適宜支持部材を介してガイドレール8及びスライダ9に対して両端が固定されており、その伸縮動作によりガイドレール8に沿って左右のスライダ9を前後に移動させるようになっている。スライダ9が移動すると、これと一体となって連結部材10、ブラケット部11、支持フレーム13、支持ローラ12及び荷受台5がガイドレール8に沿って前後に移動する。
昇降駆動部7は、第1アーム(チルトアーム)17、第2アーム(リフトアーム)18、第3アーム(コンプレッションアーム)19及びリフトシリンダ20を左右一組ずつ備えている。第1アーム17は、上端部がブラケット部11に回動可能に連結してある。第2アーム18は、前端部が第1アーム17に、後端部が荷受台5に、それぞれ回動可能に連結してある。第3アーム19は、前端部がブラケット部11に、後端部が荷受台5に、それぞれ回動可能に連結してある。リフトシリンダ20は本実施形態では単動シリンダであり、ロッド側が第1アーム17の下端部に、ボトム側が第2アーム18に、それぞれ回動可能に連結してある。第2アーム18及び第3アーム19はスライダ9に対して荷受台5を昇降可能に連結する平行リンクを形成し、この平行リンクがリフトシリンダ20の伸縮駆動に伴って上下に回動駆動することで荷受台5が水平姿勢を保って昇降する。
荷受台5は、昇降駆動部7に支持された荷受台基端部21、荷受台基端部21にヒンジ22を介して連結された荷受台本体部23、及び荷受台本体部23にヒンジ24を介して連結された荷受台先端部25を備えている。ヒンジ22は、荷受台基端部21及び荷受台本体部23に対して両端がピン(不図示)を介して回動可能に連結されており、荷受台基端部21に対する荷受台本体部23の回動機構がヒンジ22を介する2軸の折り畳み構造になっている。同様に、ヒンジ24は荷受台本体部23及び荷受台先端部25に対してピン(不図示)を介して回動可能に連結されており、荷受台本体部23に対する荷受台先端部25の回動機構が、ヒンジ24を介する2軸の折り畳み構造になっている。荷受台先端部25及び荷受台本体部23は展開状態から上方に回動し、それぞれ荷受台本体部23及び荷受台基端部21の上側に折り重ねられる。この例では2箇所で折れる荷受台5を例示しているが、荷受台5は1箇所のみで折れる構成とする場合もある。
パワーユニット26は、スライド駆動部6及び昇降駆動部7、具体的にはスライドシリンダ14及びリフトシリンダ20を駆動するための油圧駆動装置を含んでおり、本実施形態ではスライド駆動部6における右側のブラケット部11の右端部に設けられている。
荷受台昇降装置4には、後端センサ15(図5、図6)、中間センサ16(同)、ゲートセンサ56(図6)及び圧力センサ74(図4、図6)が備わっている。
図6は荷受台昇降装置4に備えられた制御装置の一構成例を周辺機器と併せて表す機能ブロック図である。この図に示した例では、荷受台昇降装置4の操作装置として、有線操作装置27と無線操作装置46が用意されている。
制御装置45は、車両側又はパワーユニット26内に設けられている。制御装置45は、荷受台昇降装置4のバッテリ(電源)57に電源スイッチ58を介して接続しており、電源スイッチ58によって制御装置45の電源のオンオフが切り換えられる。電源スイッチ58は例えば車両の運転室2内或いはパワーユニット26等に設置することができる。
続いて荷受台昇降装置4の動作を説明する。以下に説明する各動作は制御装置45の制御によるものであり、記憶部52に格納されたプログラムに従って演算部53で生成された指令信号が出力部54を介して各制御弁32,34,42,44,72やコンダクタリレー37に出力されることにより実行される。
荷受台5の展開時に上昇動作スイッチ47A又は48Aが操作されると、その間、操作装置27又は46から出力される操作信号に応じて制御装置45からコンダクタリレー37及び上昇動作用制御弁32に指令信号(例えば電流)が出力される。これによりコンダクタリレー37のコイル37a(図4)に通電され、ノーマルオープンの接点37bが閉じ、接点37bを介してバッテリ57から電動モータ28に給電されて油圧ポンプ29が駆動する。同時に、上昇動作用制御弁32のソレノイド部32aが励磁され、上昇動作用制御弁32が図4中左側の開通位置に切り換わる。このとき、消磁状態の下降動作用制御弁34は図4中下側の遮断位置であるから、油圧ポンプ29からの作動油が供給管路31を介しリフトシリンダ20に供給され、リフトシリンダ20が伸長して荷受台5が上昇する。
図7は制御装置45による荷受台5の展開動作のシーケンス制御のタイムチャートである。荷受台昇降装置4の展開動作とは、リフトシリンダ20及びスライドシリンダ14を対象としたシーケンス制御による動作であって荷受台5を格納位置から接地位置に移動させる動作をいう。図7に示したように、制御装置45は、第1引き出し動作、第1下降動作、第2引き出し動作、第2下降動作といったように、格納位置から接地位置までステップ状に荷受台5が移動するように展開動作をする。具体的には、第1引き出し動作は格納位置(前端位置)から中間位置まで荷受台5を引き出す動作である。第1下降動作は、中間位置まで引き出した荷受台5を格納高さから中間高さまで下降させる動作である。第2引き出し動作は、中間高さで荷受台5を中間位置から後端位置まで引き出す動作である。第2下降動作は、後端位置で荷受台5を中間高さから下降させて接地させる動作である。
図7の時刻t1〜t4のタイムチャートで表された動作が第1引き出し動作である。荷受台5が格納位置にある場合、ゲートセンサ56及び中間センサ16はオン、後端センサ15及び圧力センサ74はオフである(時刻t0参照)。第1引き出し動作は、ゲートセンサ56及び中間センサ16がオン、後端センサ15がオフであることを条件に、操作装置27又は46の下降動作スイッチ47B又は48Bが操作されている間だけ実行される動作である。以下、無線操作装置46を操作した場合を例に挙げて説明するが、有線操作装置27を操作した場合の動作も同様である。
時刻t4〜t5のタイムチャートで表された動作が第1下降動作である。第1下降動作は、ゲートセンサ56がオン、中間センサ16及び後端センサ15がオフであることを条件に、下降動作スイッチ48Bが操作されている間だけ実行される動作である。スライダ9が後進して中間センサ16がオフになると(時刻t4)、制御装置45は、下降動作用制御弁34を励磁し、コンダクタリレー37及び制御弁32,42,44を消磁した状態に切り換える。これにより油圧ポンプ29は停止し、リフトシリンダ20のボトム側油室の作動油が作動油タンク30に排出され、荷受台5は自重で下降する。荷受台59が下降してゲートセンサ56がオフになると(時刻t5)、制御装置45は第1下降動作を終了する。時刻t5はゲートセンサ56がオフになる時刻であるため、時刻t4〜t5の時間は作動油の粘度等によって荷受台5の下降速度が変われば変化し得る。
図7の時刻t5〜t7のタイムチャートで表された動作が第2引き出し動作である。第2引き出し動作は、ゲートセンサ56、中間センサ16及び後端センサ15がオフであること、又はこれら3つのセンサがオフの状態から後端センサ15のみがオンになって設定時間以内であることを条件に実行される動作である。第2引き出し動作も、時刻t5〜t6のタイムチャートで表された動作については、下降動作スイッチ48Bが操作されている間だけ実行される。時刻t5〜t6の間は、下降動作スイッチ48Bの操作を中断すると引き出し動作も中断される。一方、時刻t6〜t7の間、つまり後端センサ15がオンになって設定時間が経過するまでの間は、下降動作スイッチ48Bの操作の有無に関係なく引き出し動作が強制的かつ継続的に実行される。3つのセンサがオフの状態から後端センサ15のみがオンになってからの経過時間としては、後端センサと下降動作スイッチ48Bが共にオンである時間が計時される。後端センサ15がオンになってからの経過時間についての設定時間は、第2速度(後述)で上記設定距離Lだけ荷受台5を引き出すのに要する時間又はこれに若干の余裕時間を付加した時間である。
時刻t7〜t8のタイムチャートで表された動作が第2下降動作である。第2下降動作は、ゲートセンサ56及び中間センサ16がオフで後端センサ15がオンになってから設定時間が経過したこと(時刻t7以降であること)を条件に、下降動作スイッチ48Bが操作されている間だけ実行される動作である。スライダ9が後進し後端センサ15がオンになってから設定時間が経過すると(時刻t7)、制御装置45は、下降動作用制御弁34を励磁し、コンダクタリレー37及び制御弁32,42,44を消磁した状態に切り換える。これにより油圧ポンプ29は停止し、リフトシリンダ20のボトム側油室の作動油が作動油タンク30に排出され、荷受台5は自重で下降する。荷受台5が接地したのを確認して下降動作スイッチ48Bの操作を止めると操作信号がオフになる。操作信号がオフになると、制御装置45は第2下降動作を終了し、コンダクタリレー37、上昇動作用制御弁32、下降動作用制御弁34、引き出し動作用制御弁42及び引き込み動作用制御弁44を消磁した状態に切り換える。その後、操作者は荷受台5を広げて展開する。これにより荷受台5の展開は完了し、操作装置27又は46を操作することで前述した荷役動作ができるようになる。
荷受台昇降装置4の格納動作とは、リフトシリンダ20及びスライドシリンダ14を対象とした制御装置45によるシーケンス制御による動作であって荷受台5を接地位置から格納位置に移動させる動作をいう。特に図示しないが、本実施形態の格納動作は第1上昇動作、第1引き込み動作、第2上昇動作、第2引き込み動作を含み、展開動作と同じようにステップ状に荷受台5を移動させる。例えば第1上昇動作は後端センサ15がオンで中間センサ16及びゲートセンサ56がオフであることを条件に、荷受台5を折り畳んで支持ローラ12に立て掛けた状態で上昇動作スイッチ48Aが操作されると実行される。荷受台5を広げた状態では荷受台5は格納高さを超えて荷台3の床面の高さまで到達するが、荷受台5が支持ローラ12に立て掛けられた状態では荷受台5が格納高さに到達する前に中間高さに到達した時点でゲートセンサ56がオンになる。これが第1上昇動作から第1引き込み動作への切り換え、ひいては格納動作の実行のトリガとなる。
8−1.引き出し動作の清音化(1)
本実施形態では、荷受台5の引き出し時(本例では第2引き出し動作時)、ストッパ75とスライダ9の当接部76との間隔が設定距離L以下になる際に、スライドシリンダ14の伸長速度を第1速度から第2速度に減速させる制御が制御装置45により実行される。これにより、ストッパ75とスライダ9との間隔が設定距離L以下になってからスライダ9がストッパ75に当たるまでスライドシリンダ14は第1速度よりも遅い第2速度で伸長する。従って、荷受台5の引き出し動作は全体として第1速度で実行しつつ、スライダ9が引き出しストロークの後端位置に至る直前に第2速度に減速させることができ、引き出し動作の機敏性を確保しつつスライダ9がストッパ75に当たる際の衝突音を抑えられる。よって、車枠1の下部に格納された状態から使用可能な状態に移行させる際の動作の清音化をすることができる。
本実施形態では、スライドシリンダ14の伸長速度を第1速度から第2速度に減速するのに、下降動作用制御弁34を開けてスライドシリンダ14に供給される作動油の一部が作動油タンク30に戻るようにしている。従って、ストッパ75にスライダ9が当たる際にスライドシリンダ14には保持圧が立たないため、スライダ9が第2速度でストッパ75に当たる際、スライダ9をストッパ75に油圧的に押し付ける作用が働かない。このようにスライダ9とストッパ75との間の接触圧力が抑えられる点も引き出し動作の清音化に寄与し得る。
スライドシリンダ14の伸長速度を第1速度から第2速度に減速する際に下降動作用制御弁34を開けることで、スライダ9がストッパ75に当たるまでの僅かな間、スライドシリンダ14及びリフトシリンダ20の油室は全て作動油タンク30に接続する。即ち、第2速度で荷受台5が引き出されている間、同時に荷受台5の下降動作も開始され得る。スライダ9とストッパ75との間隔が設定距離L以下になってからの僅かな間ではあるが引き出し動作が減速され、これが展開動作の緩慢化に繋がり得るが、並行して下降動作が開始されることで展開動作の緩慢化を抑制することができる。
ここで、後端センサ15の検知範囲(設定距離L)は僅かな範囲であるため、この範囲までスライダ9が後退すると、オペレータには荷受台5が後端位置まで引き出されているように感じられ得る。加えて、後端センサ15の検知範囲に入るとスライダ9の後進動作が遅くなるため、スライダ9が後端位置に到達しないうちに第2引き出し動作の操作をオペレータが中断してしまう可能性もある。そのため、第2引き出し動作時、仮に後端センサ15がオンになってからスライダ9が後端位置に到達するまでに下降動作スイッチ48Bの操作中断に伴って荷受台昇降装置4の動作が停止する構成とすると、次のことが懸念される。
なお、第1引き出し動作から第2下降動作に動作を切り換える「中間位置」、及び第2下降動作から第2引き出し動作に動作を切り換える「中間高さ」について精度は要求されない。従って、シリンダ14,20の動作速度の変動に伴う応答性によってこれら動作切り換えの高さ方向又は前後方向の位置にばらつきが生じても問題はない。この点では、センサの信号をトリガにして第1引き出し動作、第1下降動作、第2引き出し動作、第2下降動作と動作を切り換えていく構成に限らず、タイムスケジュールで格納位置から接地位置まで荷受台5を移動させる構成とすることもできる。このような構成でも、第2引き出し動作で直前に減速してストッパ75にスライダ9が当たるように、タイムスケジュールを組むことはできる。この場合には、センサ類の削減によりハード構成の簡素化、製作コストの抑制の効果が得られる。
4 格納式荷受台昇降装置
5 荷受台
8 ガイドレール
9 スライダ
14 スライドシリンダ
15 後端センサ(検出機構)
17 第1アーム(アーム)
18 第2アーム(アーム)
19 第3アーム(アーム)
20 リフトシリンダ
29 油圧ポンプ
30 作動油タンク
31 供給管路(リフトシリンダの油室と作動油タンクとを接続する管路)
33 戻り管路(リフトシリンダの油室と作動油タンクとを接続する管路)
34 下降動作用制御弁
38 供給管路(油圧ポンプとスライドシリンダの油室とを接続する管路)
41 供給管路(油圧ポンプとスライドシリンダの油室とを接続する管路)
42 引き出し動作用制御弁
45 制御装置
75 ストッパ
L 設定距離
Claims (5)
- 荷受台を車枠の下部に引き込んで格納する格納式荷受台昇降装置において、
前記車枠の下部に取り付けたガイドレールと、
前記ガイドレールに沿って移動可能なスライダと、
前記スライダと前記荷受台とを連結するアームと、
前記アームを回動させて前記荷受台を昇降させるリフトシリンダと、
前記スライダと共に前記荷受台を前記ガイドレールに沿って移動させるスライドシリンダと、
前記スライダの移動範囲の引き出し方向の端部を制限するストッパと、
前記ストッパと前記スライダの間隔が設定距離以下であることを検出する検出機構と、
前記リフトシリンダ及び前記スライドシリンダの動作指令をし、前記スライダが前記ストッパに当たった場合に前記荷受台の引き出し動作から下降動作に切り換える制御装置を備え、
前記制御装置は、前記引き出し動作において、前記間隔が設定距離以下になる際に前記スライドシリンダの伸長速度を第1速度から第2速度に減速させ、前記間隔が前記設定距離以下になってからは、前記スライダが前記ストッパに当たるまで前記第2速度で前記スライダを引き出すように前記スライドシリンダを伸長させることを特徴とする格納式荷受台昇降装置。 - 請求項1の格納式荷受台昇降装置において、
作動油タンクと、
前記作動油タンクから吸い込んだ作動油を吐出する油圧ポンプと、
前記リフトシリンダの油室と前記作動油タンクとを接続する管路を開通及び遮断する下降動作用制御弁と、
前記油圧ポンプと前記スライドシリンダの油室とを接続する管路を開通及び遮断する引き出し動作用制御弁を備え、
前記制御装置は、前記下降動作用制御弁を閉じた状態で前記引き出し動作用制御弁を開けて前記油圧ポンプが吐出する作動油を前記スライドシリンダに供給することで前記スライドシリンダを前記第1速度で伸長させ、前記下降動作用制御弁及び前記引き出し動作用制御弁の双方を開けて前記油圧ポンプが吐出する作動油を前記スライドシリンダ及び前記作動油タンクに分流させることで前記スライドシリンダを前記第2速度で伸長させることを特徴とする格納式荷受台昇降装置。 - 請求項1又は2の格納式荷受台昇降装置において、
前記制御装置は、
格納位置から前記荷受台を引き出す第1引き出し動作、第1引き出し動作の実行後前記荷受台を下げる第1下降動作、前記第1下降動作の実行後前記スライダが前記ストッパに当たるまで前記荷受台を引き出す第2引き出し動作、及び前記第2引き出し動作の実行後接地するまで前記荷受台を下げる第2下降動作が実行されるように前記スライドシリンダ及び前記リフトシリンダに動作指令をし、
前記引き出し動作は前記第2引き出し動作、前記下降動作は前記第2下降動作であり、前記第2引き出し動作の際に、前記第1速度から前記第2速度にスライドシリンダの伸長速度を切り換えることを特徴とする格納式荷受台昇降装置。 - 請求項1−3のいずれか1項の格納式荷受台昇降装置において、
前記スライダが前記ストッパに当たる位置にあることを検出する第2検出機構を備え、
前記制御装置は、前記第2検出機構により前記スライダが前記ストッパに当たる位置にあることが検出されたら、前記引き出し動作から前記下降動作に切り換えることを特徴とする格納式荷受台昇降装置。 - 請求項1−4のいずれか1項の格納式荷受台昇降装置において、
前記制御装置は、操作装置からの操作信号が入力されている間のみ前記リフトシリンダ又は前記スライドシリンダの動作指令をする一方で、前記検出機構の検出信号を基に前記荷受台の引き出し時に前記間隔が前記設定距離以下になったことを認識したとき、前記操作信号の有無に関わらず、前記スライダが前記ストッパに当たるまで前記スライドシリンダの動作指令をすることを特徴とする格納式荷受台昇降装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016162838 | 2016-08-23 | ||
JP2016162838 | 2016-08-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018030564A JP2018030564A (ja) | 2018-03-01 |
JP6770457B2 true JP6770457B2 (ja) | 2020-10-14 |
Family
ID=61304592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017027889A Active JP6770457B2 (ja) | 2016-08-23 | 2017-02-17 | 格納式荷受台昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6770457B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7103857B2 (ja) * | 2018-06-15 | 2022-07-20 | 新明和工業株式会社 | 格納式荷受台昇降装置 |
JP7490498B2 (ja) * | 2020-08-19 | 2024-05-27 | 新明和工業株式会社 | 格納式荷受台昇降装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1162111B1 (de) * | 2000-06-08 | 2007-08-15 | Sörensen Hydraulik, Zweigniederlassung, Ulfborg, Filial af Sörensen Hydraulik GmbH, Tyskland | Ladebordwandsystem mit Schiebeeinheit |
JP2006242336A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の油圧制御装置 |
JP4184353B2 (ja) * | 2005-03-08 | 2008-11-19 | 新明和工業株式会社 | 格納式荷受台昇降装置 |
JP4982325B2 (ja) * | 2007-10-24 | 2012-07-25 | 極東開発工業株式会社 | 荷受台昇降装置 |
JP5886106B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2016-03-16 | 新明和工業株式会社 | 格納式荷受台昇降装置 |
-
2017
- 2017-02-17 JP JP2017027889A patent/JP6770457B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018030564A (ja) | 2018-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4184353B2 (ja) | 格納式荷受台昇降装置 | |
JP6770457B2 (ja) | 格納式荷受台昇降装置 | |
JP5447989B2 (ja) | 車両用昇降装置 | |
JP2006272989A (ja) | 特装車両の制御装置及び特装車両無線制御システム | |
JP6357450B2 (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JP5178434B2 (ja) | 車両用床下格納式荷役装置 | |
JP2014065380A (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JP6770445B2 (ja) | 格納式荷受台昇降装置 | |
JP2017030423A5 (ja) | ||
JP3913753B2 (ja) | 格納式荷受台昇降装置 | |
JP6863868B2 (ja) | 格納式荷受台昇降装置 | |
JP6777578B2 (ja) | 格納式荷受台昇降装置 | |
JP6643872B2 (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JP5886106B2 (ja) | 格納式荷受台昇降装置 | |
JP7490498B2 (ja) | 格納式荷受台昇降装置 | |
JP7103857B2 (ja) | 格納式荷受台昇降装置 | |
JP7123745B2 (ja) | 運搬車両 | |
JP2012136170A (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JP2013237379A (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JP7438627B2 (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JP4430521B2 (ja) | 建設機械の昇降装置 | |
JP2022094066A (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JP6502717B2 (ja) | 塵芥収集車 | |
JP5642481B2 (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JP6199164B2 (ja) | 塵芥収集車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191015 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200616 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200618 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200807 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200923 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200925 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6770457 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |