JP6769376B2 - 負荷制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、負荷に供給する電力量を制御する負荷制御装置に関する。
負荷に電力を供給した際に検出した負荷の両端間電圧と負荷を流れる電流とに基づいて負荷に印加する電圧を制御する負荷制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−164096号公報
しかしながら、従来技術では、負荷がヒーターのように温度によって抵抗値が変化するため、ヒーターに流れる電流をシャント抵抗を使用して検出している。従って、シャント抵抗の損失が発生してしまうという問題点があった。
本発明の目的は、従来技術の上記問題を解決し、シャント抵抗を用いて負荷を流れる電流を検出することなく、負荷に印加する電圧量を制御することができる負荷制御装置を提供することにある。
本発明の負荷制御装置は、負荷に供給する電力量を電力供給路に設けた第1スイッチ素子のオンオフによって制御する負荷制御装置であって、前記負荷に定電流を供給する定電流部と、前記第1スイッチ素子がオフ時に、前記定電流による前記負荷の両端間電圧と基準電圧との誤差を検出する誤差検出部と、該誤差検出部による検出結果に基づいて、前記定電流による前記負荷の両端間電圧が前記基準電圧になるように前記第1スイッチ素子のオン期間を制御する負荷制御部と、を具備することを特徴とする。
さらに、本発明の負荷制御装置において、外部の基準電圧源から前記基準電圧の入力を受け付ける基準電圧入力端子を具備し、前記誤差検出部は、前記定電流による前記負荷の両端間電圧と前記基準電圧入力端子から入力された前記基準電圧との誤差を検出しても良い。
さらに、本発明の負荷制御装置において、前記定電流部から前記負荷への前記定電流の供給をオンオフする第2スイッチ素子と、前記第1スイッチ素子がオフされ、予め設定されたディレイ時間が経過した後、前記誤差検出部による誤差検出期間、前記第2スイッチ素子をオンさせる定電流制御部と、を具備しても良い。
さらに、本発明の負荷制御装置において、外部抵抗が接続される定電流制御端子を具備し、前記定電流部は、前記外部抵抗に流すと両端間電圧が前記基準電圧となる電流を前記定電流として生成させても良い。
さらに、本発明の負荷制御装置において、前記負荷制御部は、前記第1スイッチ素子がオン時の前記負荷の両端間電圧と、前記定電流による前記負荷の両端間電圧と、前記定電流とに基づいて目標の電力値となるように前記第1スイッチ素子のオン期間を制御しても良い。
本発明によれば、負荷の抵抗値を定電流による負荷の両端間電圧として検出し、両端間電圧が基準電圧になるよう制御することで、シャント抵抗を用いて負荷を流れる電流を検出することなく、負荷に印加する電圧量を制御することができ、電圧量の制御にかかる損失を軽減させることができるという効果を奏する。
本発明に係る負荷制御装置の第1の実施の形態の回路構成を示す回路構成図である。 図1に示す負荷制御装置の動作波形図である。 図1に示す負荷の温度−抵抗値特性例を示す図である。 本発明に係る負荷制御装置の第2の実施の形態の回路構成を示す回路構成図である。 本発明に係る負荷制御装置の第3の実施の形態の回路構成を示す回路構成図である。 本発明に係る負荷制御装置の第4の実施の形態の回路構成を示す回路構成図である。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態において、同様の機能を示す構成には、同一の符号を付して適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態の負荷制御装置1は、図1を参照すると、電源E1が接続される電源入力端子BATTと、負荷R1に電力を出力する電源出力端子OUTと、接地端子GNDとを有し、電源出力端子OUTと接地端子GNDとの間に接続された負荷R1への通電を制御する。
負荷制御装置1は、第1スイッチ素子Q1と、第2スイッチ素子Q2と、定電流回路11と、基準電圧源E2と、アンプ回路AMP1と、サンプルホールド回路12と、発振器13と、比較器COMP1と、ディレイワンショット回路14とを備えている。
第1スイッチ素子Q1は、電源入力端子BATTと電源出力端子OUTとの間の電力供給路に設けられ、オンオフによって負荷R1への通電、すなわち電力量を制御する。本実施の形態では、第1スイッチ素子Q1として、NMOSトランジスタを用いている。
また、電源入力端子BATTと電源出力端子OUTとの間には、定電流回路11と、第2スイッチ素子Q2とが直列に接続されている。これにより、第2スイッチ素子Q2がオンされると、定電流回路11からの定電流Iが負荷R1に供給される。本実施の形態では、第2スイッチ素子Q2として、NMOSトランジスタを用いている。
アンプ回路AMP1は、非反転入力端子が電源出力端子OUTに、反転入力端子が基準電圧源E2を介して接地端子GNDに接続されている。アンプ回路AMP1は、電源出力端子OUTの電圧値、すなわち負荷R1の両端間に発生する電圧値VR1と、基準電圧源E2によって生成される基準電圧Vrefとを比較し、その差分に応じた電圧を出力端子から出力する。すなわち、アンプ回路AMP1は、第1スイッチ素子Q1がオフ時に、定電流Iによる負荷Riの両端間電圧値VR1と基準電圧との誤差Vrefを検出する誤差検出部として機能する。
サンプルホールド回路12は、アンプ回路AMP1から出力される電圧をサンプルしてホールドする回路であり、コンデンサC1と、スイッチSW1とを備えている。アンプ回路AMP1の出力端子は、スイッチSW1の一方の端子に接続され、スイッチSW1の他方の端子は、コンデンサC1の一方の端子に接続されている。コンデンサC1の他方の端子は、接地端子GNDに接続されている。これにより、スイッチSW1がオン時にアンプ回路AMP1から出力される電圧がコンデンサC1に充電され、スイッチSW1のオフによってコンデンサC1の両端間電圧がホールド電圧Vc1としてホールドされる。
比較器COMP1は、非反転入力端子が「のこぎり波Vsaw」を生成して出力する発振器13に、反転入力端子がサンプルホールド回路12の出力端子(スイッチSW1とコンデンサC1との接続点)に接続されている。比較器COMP1の出力端子は、第1スイッチ素子Q1のゲートに接続されている。比較器COMP1は、発振器13から出力される「のこぎり波Vsaw」と、サンプルホールド回路12のホールド電圧Vc1とを比較することで、第1スイッチ素子Q1のオンオフを制御するPWM信号を生成して出力する。
また、比較器COMP1の出力端子は、ディレイワンショット回路14の入力端子に接続されている。ディレイワンショット回路14は、比較器COMP1から出力されるPWM信号の立下り、すなわち第1スイッチ素子Q1のターンオフを検出する。そして、ディレイワンショット回路14は、PWM信号の立下りを検出して予め設定されたディレイ時間Tが経過後に、予め設定されたパルス幅Tのパルス信号を出力端子から出力する。なお、ディレイ時間Tは、第1スイッチ素子Q1が完全にオフされるまでの待機時間である。これにより、ディレイワンショット回路14は、
第1スイッチ素子Q1がオフされ、ディレイ時間Tが経過した後、誤差検出部による誤差検出期間を確保するパルス幅Tの間、第2スイッチ素子Q2をオンさせる定電流制御部として機能する。
ディレイワンショット回路14の出力端子は、第2スイッチ素子Q2のゲートとサンプルホールド回路12の制御端子とに接続されている。これにより、第2スイッチ素子Q2とサンプルホールド回路12のスイッチSW1とは、ディレイワンショット回路14からパルス信号が出力されている間のみオンされる。
次に、負荷制御装置1の動作について図2を参照して詳細に説明する。
図2は、負荷制御装置1の動作波形であり、(a)、(b)のいずれも上から、比較器COMP1で比較される発振器13から出力される「のこぎり波Vsaw」とサンプルホールド回路12のホールド電圧Vc1、比較器COMP1から出力されるPWM信号、ディレイワンショット回路14から出力されるパルス信号の出力波形を示している。
図2を参照すると、時刻tで発振器13から出力される「のこぎり波Vsaw」とサンプルホールド回路12のホールド電圧Vc1を下回ると、比較器COMP1から出力される第1スイッチ素子Q1はターンオフする。
ディレイワンショット回路14は、PWM信号は立下りを検出し、ディレイ時間Tが経過後に、予め設定されたパルス幅Tのパルス信号を出力端子から出力する。
ディレイワンショット回路14から出力されるパルス信号により、第2スイッチ素子Q2がターンオンし、負荷R1に定電流Iが流れ、電圧降下によって負荷R1の両端に電圧VR1が発生する。負荷R1の両端に発生した電圧VR1は、アンプ回路AMP1において基準電圧源E2の基準電圧Vrefと比較され、電圧VR1と電圧Vrefとの誤差が増幅して出力される。
基準電圧源E2によって生成される基準電圧Vrefは、負荷R1の温度制御の基準となる値である。例えば、負荷R1の温度−抵抗値特性が図3に示すものであり、目標温度が1000℃、負荷R1に流す定電流Iが100mAである場合、基準電圧Vrefは、負荷R1における1000℃の抵抗値1Ωに定電流I:100mAを乗算した
ref=1Ω×100mA=0.1Vに設定される。
サンプルホールド回路12では、ディレイワンショット回路14から出力されるパルス信号により、パルス幅Tの間、スイッチSW1がオンされる。これにより、アンプ回路AMP1で増幅された誤差の値は、コンデンサC1にホールド電圧VC1として保持される。
ホールド電圧VC1は、比較器COMP1の反転入力端子に入力される。比較器COMP1の非反転入力端子には発振器13で生成される「のこぎり波Vsaw」が入力されており、ホールド電圧VC1と「のこぎり波Vsaw」との比較により第1スイッチ素子Q1をオンオフ制御するPWM信号のオンデューティーが決定される。すなわち、比較器COMP1及び発振器13は、誤差検出部による検出結果であるホールド電圧Vc1に基づいて、定電流による負荷R1の両端電圧VR1が基準電圧Vrefになるように第1スイッチ素子Q1のオン期間を制御する負荷制御部として機能する。
図2(a)には、負荷R1の温度が目標温度よりも高くなり、電圧VR1がVrefを上回った例が示されている。この場合、ホールド電圧VC1が上がり、PWM信号のオンデューティーを小さくなるため、負荷R1への通電量が減る。これにより、負荷R1の温度が低くなり、目標の温度(抵抗値)となるように制御される。
図2(b)には、負荷R1の温度が目標温度よりも低くなり、電圧VR1がVrefを下回った例が示されている。この場合、ホールド電圧VC1が下がり、PWM信号のオンデューティーを大きくなるため、負荷R1への通電量が増える。これにより、負荷R1の温度が高くなり、目標の温度(抵抗値)となるように制御される。
なお、本実施の形態では、第1スイッチ素子Q1のオフ時に、定電流Iを負荷R1に流し、電圧VR1と電圧Vrefとの誤差をホールド電圧VC1として保持している。従って、PWM信号のオンデューティーには、ホールド電圧VC1を保持するまでの時間(ディレイ時間T+パルス幅Tsaw)を確保するため、例えば、90%等の上限が設定されている。
また、本実施の形態では、第2スイッチ素子Q2をオンオフ制御することで、第1スイッチ素子Q1のオフ時のみに定電流Iを抵抗R1に流すように構成したが、常に定電流Iを抵抗R1に流しておくようにしても良い。この場合、定電流Iも負荷R1を発熱させるベースの通電量として計算することができる。
さらに、電源投入時には基準電圧Vrefの代わりに低い初期値電圧を設定し、負荷RIの温度上昇や時間経過に応じて、初期値電圧から段階的に高くして目標の基準電圧Vrefにすると良い。この場合、電源投入時の負荷RIが暖まっていない状態でも、誤差信号が大きくなりすぎないため、PWM信号におけるオンデューティーの制御を良好に行うことができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の負荷制御装置1aは、図4を参照すると、基準電圧源E2の代わりに、基準電圧Vrefの入力を受け付ける基準電圧入力端子VREFを有している。これにより、基準電圧入力端子VREFと接地端子GNDとの間に接続する外部の基準電圧源E3によって基準電圧Vrefを任意に設定することができるため、負荷R1の目標温度(抵抗値)を簡単に変更することが可能になる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態の負荷制御装置1bは、図5を参照すると、定電流制御端子IREFを有し、定電流制御端子IREFと接地端子GNDとの間に接続された外部の抵抗R2により設定するように構成されている。
負荷制御装置1bでは、PMOSトランジスタQ3及びPMOSトランジスタQ4によるカレントミラー回路と、アンプ回路AMP2と、NMOSトランジスタQ5とが、負荷R1に流す定電流Iを生成する定電流回路として設けられている。
ゲートが相互接続されたPMOSトランジスタQ3及びPMOSトランジスタQ4のソースは電源入力端子BATTに接続されている。PMOSトランジスタQ3のドレインは自身のゲートに接続されていると共に、第2スイッチQ2を介してNMOSトランジスタQ5のドレインに接続されている。また、PMOSトランジスタQ4のドレインは電源出力端子OUTに接続されている。
アンプ回路AMP2は、反転入力端子がNMOSトランジスタQ5のドレインと定電流制御端子IREFとに接続され、非反転入力端子が基準電圧源E2に接続され、出力端子がNMOSトランジスタQ5のゲートに接続されている。
これにより、定電流制御端子IREFと接続する抵抗R2の抵抗値を負荷R1の目標温度での抵抗値とすることで、負荷R1が目標の温度(抵抗値)となるように制御される。
すなわち、定電流I=Vref÷R2であり、
負荷R1の抵抗値は、Vref÷I=R2になるように制御されることになる。これにより、定電流制御端子IREFと接地端子GNDとの間に接続する外部の抵抗R2によって、負荷R1の目標温度(抵抗値)を簡単に変更することが可能になる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態の負荷制御装置1cは、図6を参照すると、第1の実施の形態においてアナログ回路(基準電圧源E2、アンプ回路AMP1、サンプルホールド回路12、発振器13、比較器COMP1、ディレイワンショット回路14)で実現している機能を、アナログデジタルコンバータ(ADC)21及び演算回路22とで構成している。
ADC21は、負荷R1の両端に発生した電圧VR1をデジタル値に変換して演算回路22に入力する。
演算回路22は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の演算処理回路である。ROMには動作制御の行うための制御プログラムが記憶されている。演算回路22のCPUは、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、負荷制御装置1cの制御を行う。
演算回路22は、自身が出力するPWM信号のオフ期間に第2スイッチ素子Q2をオンさせて定電流Iを負荷R1に流す。そして、ADC21によってデジタル値に変換された電圧VR1を受け付け、電圧VR1と基準電圧Vrefに相当する閾値との比較によってPWM信号のオンデューティーを制御する。
なお、第4の実施の形態の負荷制御装置1cにおいて、演算回路22の計算方法を変えることで、負荷R1に対する簡易的な電力制御が可能となる。
第1スイッチ素子Q1のオン時に負荷R1に発生する電圧をVR1_onとし、オフ時に発生する電圧をVR1_oFFとする。VR1_oFFは、VR1_oFF=I×R1となり、書き換えると、R1=VR1_oFF÷Iとなる。
また、負荷R1に印加されたと想定される電力をPr1とする。Pr1は印加された電圧Vr1とその時に流れる電流Ir1の積となるが、抵抗値R1を用いると、
Pr1=(Vr1)÷R1と書き換えることができる。
Vr1は、=VR1_onのことであり、R1は、=VR1_oFF÷Iである。よって、電力をPr1は、VR1_onと、VR1_oFFと、Iとを用いて次のように表される。
Pr1=(VR1_on÷R1=(VR1_on÷(VR1_oFF÷I
ここで、VR1_on及びVR1_oFFは、ADC21により検出可能な値であり、Iは、設定値として認識されている値である。
従って、VR1_on、VR1_oFF及びはIを用いて上記の計算を演算回路22で行い、目標の電力値Pr1となるように最適なオンデューティーを算出し、PWM制御を行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、負荷R1に供給する電力量を電力供給路に設けた第1スイッチ素子Q1のオンオフによって制御する負荷制御装置であって、負荷R1に定電流Iを供給する定電流部(定電流回路11)と、第1スイッチ素子Q1がオフ時に、定電流Iによる負荷R1の両端間電圧VR1と基準電圧Vrefとの誤差を検出する誤差検出部(アンプ回路AMP1)と、誤差検出部による検出結果に基づいて、定電流Iによる負荷R1の両端間電圧VR1が基準電圧Vrefになるように第1スイッチ素子Q1のオン期間を制御する負荷制御部(比較器COMP1及び発振器13)とを備えている。
この構成により、負荷R2の抵抗値を定電流Iによる負荷R1の両端間電圧VR1として検出し、両端間電圧VR1が基準電圧Vrefになるよう制御することで、シャント抵抗を用いて負荷を流れる抵抗を検出することなく、負荷に印加する電圧量を制御することができ、電圧量の制御にかかる損失を軽減させることができる。
さらに、本実施の形態は、外部の基準電圧源E3から基準電圧Vrefの入力を受け付ける基準電圧入力端子VREFを具備し、誤差検出部は、定電流Iによる負荷R1の両端間電圧VR1と基準電圧入力端子から入力された基準電圧Vrefとの誤差を検出する。
この構成により、基準電圧入力端子VREFと接地端子GNDとの間に接続する外部の基準電圧源E3によって基準電圧Vrefを任意に設定することができため、負荷R1の目標温度(抵抗値)を簡単に変更することが可能になる。
さらに、本実施の形態は、定電流部から負荷R1への定電流Iの供給をオンオフする第2スイッチ素子Q2と、第1スイッチ素子Q1がオフされ、予め設定されたディレイ時間Tが経過した後、誤差検出部による誤差検出期間を確保するパルス幅Tの間、、第2スイッチ素子Q2をオンさせる定電流制御部(ディレイワンショット回路14)とを備えている。
この構成により、第1スイッチ素子Q1のオフ時に、誤差検出部による誤差検出期間を確保する間のみ、小さい定電流Iを負荷R1に流すだけで良いため、負荷R1の両端間電圧VR1の検出にかかる損失を低減させることができる。
さらに、本実施の形態は、外部の抵抗R2が接続される定電流制御端子IREFを具備し、定電流部は、外部の抵抗R2に流すと両端間電圧VR1が基準電圧Vrefとなる電流を定電流Iとして生成させる。
この構成により、定電流制御端子IREFと接地端子GNDとの間に接続する外部の抵抗R2によって、負荷R1の目標温度(抵抗値)を簡単に変更することが可能になる。
さらに、本実施の形態は、演算回路22は、第1スイッチ素子Q1がオン時の負荷R1の両端間電圧VRI_onと、定電流Iによる負荷R1の両端間電圧VR1_offと、定電流Iとに基づいて目標の電力値となるように第1スイッチ素子Q1のオン期間を制御する。
この構成により、目標の電力値Pr1となるように最適なオンデューティーを算出し、PWM制御を行うことができる。
以上、本発明を具体的な実施形態で説明したが、上記実施形態は一例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更して実施できることは言うまでも無い。
1、1a、1b、1c 負荷制御装置
11 定電流回路
12 サンプルホールド回路
13 発振器
14 ディレイワンショット回路
21 アナログデジタルコンバータ(ADC)
22 演算回路
AMP1、AMP2 アンプ回路
C1 コンデンサ
COMP1 比較器
E1 電源
E2、E3 基準電圧源
Q1 第1スイッチ素子
Q2 第2スイッチ素子
Q3、Q4 PMOSトランジスタ
Q5 NMOSトランジスタ
SW1 スイッチ
R1 負荷
R2 抵抗
BATT 電源入力端子
IREF 定電流制御端子
GND 接地端子
OUT 電源出力端子
VREF 基準電圧入力端子

Claims (5)

  1. 負荷に供給する電力量を電力供給路に設けた第1スイッチ素子のオンオフによって制御する負荷制御装置であって、
    前記負荷に定電流を供給する定電流部と、
    前記第1スイッチ素子がオフ時に、前記定電流による前記負荷の両端間電圧と基準電圧との誤差を検出する誤差検出部と、
    該誤差検出部による検出結果に基づいて、前記定電流による前記負荷の両端間電圧が前記基準電圧になるように前記第1スイッチ素子のオン期間を制御する負荷制御部と、を具備することを特徴とする負荷制御装置。
  2. 外部の基準電圧源から前記基準電圧の入力を受け付ける基準電圧入力端子を具備し、
    前記誤差検出部は、前記定電流による前記負荷の両端間電圧と前記基準電圧入力端子から入力された前記基準電圧との誤差を検出することを特徴とする請求項1記載の負荷制御装置。
  3. 前記定電流部から前記負荷への前記定電流の供給をオンオフする第2スイッチ素子と、
    前記第1スイッチ素子がオフされ、予め設定されたディレイ時間が経過した後、前記誤差検出部による誤差検出期間、前記第2スイッチ素子をオンさせる定電流制御部と、を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の負荷制御装置。
  4. 外部抵抗が接続される定電流制御端子を具備し、
    前記定電流部は、前記外部抵抗に流すと両端間電圧が前記基準電圧となる電流を前記定電流として生成させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の負荷制御装置。
  5. 前記負荷制御部は、前記第1スイッチ素子がオン時の前記負荷の両端間電圧と、前記定電流による前記負荷の両端間電圧と、前記定電流とに基づいて目標の電力値となるように前記第1スイッチ素子のオン期間を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の負荷制御装置。
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