JP2011185742A - マイクロヒータの温度制御装置 - Google Patents

マイクロヒータの温度制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011185742A
JP2011185742A JP2010051298A JP2010051298A JP2011185742A JP 2011185742 A JP2011185742 A JP 2011185742A JP 2010051298 A JP2010051298 A JP 2010051298A JP 2010051298 A JP2010051298 A JP 2010051298A JP 2011185742 A JP2011185742 A JP 2011185742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
voltage
common connection
connection point
microheater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010051298A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroo Yabe
弘男 矢部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2010051298A priority Critical patent/JP2011185742A/ja
Publication of JP2011185742A publication Critical patent/JP2011185742A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)

Abstract

【課題】異常発振や応答遅れを生ずることなく制御が行えるマイクロヒータの温度制御装置を提供する。
【解決手段】主電源11と接地間に、主MOSFET12と、マイクロヒータ14、抵抗15〜17をブリッジ接続したブリッジ回路13とを順次直列に接続し、共通接続点C,Dの電圧がC>Dである期間(マイクロヒータ14の温度が低い期間)中に、Cが設定電圧源24の設定電圧V3よりも大きくなったときに主MOSFET12のゲートをプルダウンさせるコンパレータ23およびトランジスタ21と、マイクロヒータ14の温度が上昇してC<Dとなったときに主MOSFET12のゲートをプルダウンさせるコンパレータ25およびトランジスタ22とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、限界電流式酸素センサ等に用いられるマイクロヒータの温度制御装置に関する。
限界電流式酸素センサ等に用いられるマイクロヒータの制御回路は、従来、例えば図4に記載のブリッジ回路(特許文献1の第31図)が知られている。
図4において、負極端が接地された一定電圧源1の正極電圧はトランジスタ2のコレクタ−エミッタを介してブリッジ回路3の端子Bに印加される。
ブリッジ回路3は、端子Bと端子A間に、抵抗4およびヒータ5の直列体と抵抗6およびポテンショメータ7の直列体を並列接続し、端子Aを接地して構成されている。
8は抵抗4およびヒータ5の共通接続点である端子Cの電圧を反転入力とし、抵抗6およびポテンショメータ7の共通接続点である端子Dの電圧を正転入力とするオペアンプであり、その出力電圧は整流器9を介して前記トランジスタ2のベースに印加される。
ヒータ5は、例えばPt(白金)で構成され、常温20℃での抵抗値が2Ωとする。これを600℃に一定制御することを考えると、Ptの抵抗温度係数は0.003なので600℃での抵抗値は5.72Ωになる。ここで、ヒータ5の温度が600℃のときに、ブリッジ回路3を構成する対辺の抵抗の積どうしを等しくするべく、抵抗4を1Ω、抵抗6を1kΩ、ポテンショメータ7の抵抗を5.72kΩとすれば、ヒータ5の温度が600℃のときに端子Cと端子Dの電位差が0Vとなるので、オペアンプ8により接続点C、D間が0V一定になるようトランジスタ2の電流がフィードバック制御される。
特開昭58−124943号公報
図4の制御回路では、オペアンプによるフィードバック動作を用いているため、外乱等により異常発振を起こしたり、応答遅れにより温度のオーバーシュートやアンダーシュートを生じたりする。
また、上記図4の例では、室温状態で無風のときに300mAの電流で600℃を維持できるとしても、低温時や風が当たって熱が奪われるときのことを考慮して約3倍の1Aの通電能力を持たせるとすると、一定電圧源1の電源電圧としては7V程度が必要となる。
ここでヒータ5が完全に冷めている状態からの電源投入時の動作を考える。最初ヒータ5の抵抗値は2Ωなので、図4のブリッジ回路3の電位差は、電源電圧を7Vとすると、端子Cは7V×2Ω/(1Ω+2Ω)≒4.627V、端子Dは7V×5.72kΩ/(1kΩ+5.72kΩ)≒5.957Vであるため、C<Dとなる。
したがって、オペアンプ8の入力は反転入力<正転入力となって出力はHiに振り切れるので、トランジスタ2は完全にオンした状態になる。そのためヒータ5には7V/(2Ω+1Ω)≒2.33Aの大電流が流れる。
その後、次第にヒータ5の温度が上がっていき電流も下がっていくが、このような大電流により、電球のフィラメントが点灯の繰り返しで寿命が短くなるのと同じように、劣化が進んでヒータ5の寿命が短くなってしまう。
本発明は上記課題を解決するものであり、その目的は、上記異常発振や応答遅れの問題を解決するとともに、ヒータが冷えているときの過電流を抑えて寿命を延ばすことができるマイクロヒータの温度制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明のマイクロヒータの温度制御装置は、スイッチング素子を介して電源電流が供給されるブリッジ回路の上流側アームにマイクロヒータを配設し、ブリッジ回路への供給電流が分流して通流する、一方の経路に直列接続されたマイクロヒータおよび抵抗(第3の抵抗)の共通接続点を第1の共通接続点とし、他方の経路に直列接続された2つの抵抗(第1および第2の抵抗)の共通接続点を第2の共通接続点とし、前記第1の共通接続点電圧が第2の共通接続点電圧よりも大きい期間中(マイクロヒータの温度が設定値よりも低く、その抵抗値が低い期間中)に、第1の共通接続点電圧が設定電圧よりも大きくなったときに前記スイッチング素子の制御端を第1のコンパレータによってプルダウンさせることで、前記期間中にマイクロヒータに供給される電流が設定電流値前後にとどまるように制御し、前記第2の共通接続点電圧が第1の共通接続点電圧よりも大きくなったとき(マイクロヒータの温度が設定値を超えたとき)に、前記スイッチング素子の制御端を第2のコンパレータによってプルダウンさせることで、マイクロヒータの温度が設定値前後となるように制御するように構成した。
また、前記ブリッジ回路の温度ドリフトを抑えるために、前記第3の抵抗を、並列接続された複数の抵抗で構成し、前記第2の抵抗と熱的に結合されるように配設し、且つ第2の抵抗の抵抗温度係数と同一に構成した。
また、前記スイッチング素子を過熱から保護するために、前記スイッチング素子と熱的に結合されたダイオードと、前記ダイオードの順方向電圧が設定電圧を超えたときに前記スイッチング素子の制御端をプルダウンさせる過熱遮断手段とをさらに設けた。
(1)請求項1〜3に記載の発明によれば、第1、第2のコンパレータのオン、オフによってスイッチング素子を制御し、マイクロヒータに流れる電流を制御することができる。コンパレータは一般的にオペアンプよりも動作が速いため、オペアンプを用いる場合よりもマイクロヒータの温度変動に追従する際の、オーバーシュート、アンダーシュートを小さくすることができる。
また、オペアンプによるフィードバック制御を行っていないので、ノイズ等による異常発振も生じない。
さらにマイクロヒータが冷えており、その抵抗値が下がっているときの過電流を抑制してマイクロヒータの寿命を延ばすことができる。
(2)請求項2に記載の発明によれば、第3の抵抗を、並列接続した複数の抵抗で構成しているため、マイクロヒータに流れる電流を分流した電流が、第3の抵抗を構成する各々の抵抗に流れることになるため、該各々の抵抗に流れる電流値が小さくなり、発熱を抑えることができる。また、第3の抵抗は、第2の抵抗と熱的に結合し抵抗温度係数を同一にしているため、ブリッジ回路の温度ドリフトを抑えることができる。
(3)請求項3に記載の発明によれば、過熱遮断手段を設けたので、スイッチング素子を過熱から保護することができる。
本発明の一実施形態例の構成図。 本発明のブリッジ回路の温度ドリフトを抑える手段を追加した実施例の要部構成図。 本発明のスイッチング素子に過熱遮断機能を追加した実施例の要部構成図。 従来のマイクロヒータの温度制御装置の一例を示す構成図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明するが、本発明は下記の実施形態例に限定されるものではない。
図1は本発明のマイクロヒータの制御装置の実施形態例の構成を示している。図1において、直流の主電源11(電源電圧V1)の正極端と接地間には、スイッチング素子、例えば主MOSFET12(M1)およびブリッジ回路13が順次直列に接続されている。
ブリッジ回路13は、上流側アームに配設した、例えばPt(白金)からなるマイクロヒータ14および抵抗15(第1の抵抗、抵抗値はR1)の一端どうしを共通接続し、該共通接続点Bを前記主MOSFET12のソースに接続し、抵抗16(第2の抵抗、抵抗値はR2)および抵抗17(第3の抵抗、抵抗値はR3)の一端どうしを共通接続し、該共通接続点Aを接地し、マイクロヒータ14の他端を抵抗17の他端に接続し、抵抗15の他端を抵抗16の他端に接続して構成されている。
18は主電源11に直列に接続された昇圧電源(電圧V2)であり、その正極端は抵抗19(抵抗値はR4)を介して主MOSFET12のゲートに接続されている。
主MOSFET12のゲートと接地間には、トランジスタ21(Q1)、22(Q2)が並列に接続されている。
23は、主電源11から印加される電圧を電源電圧とするコンパレータ(第1のコンパレータ:CMP1)である。このコンパレータ23の正転入力端はマイクロヒータ14および抵抗17の共通接続点C(第1の共通接続点)に接続され、反転入力端は設定電圧源24(設定電圧V3)の正極端に接続され、出力端はトランジスタ21のベースに接続されている。
25は、主電源11から印加される電圧を電源電圧とするコンパレータ(第2のコンパレータ:CMP2)である。このコンパレータ25の正転入力端は抵抗15および抵抗16の共通接続点D(第2の共通接続点)に接続され、反転入力端は、前記共通接続点Cと設定電圧源24の正極端との間に直列接続された抵抗26(抵抗値はR5)、27(抵抗値はR6)の共通接続点に接続され、出力端はトランジスタ22のベースに接続されている。
前記ブリッジ回路13の各抵抗値は、設定温度でのマイクロヒータ14の抵抗値をRHとすると、RH:R3=R1:R2となるように設定される。尚、抵抗15又は抵抗16を可変抵抗としても良い。
マイクロヒータ14は正の抵抗温度係数を持つので、温度が設定値よりも低いとブリッジ回路13の電圧はC>Dとなり、マイクロヒータ14の温度が設定値よりも高いとブリッジ回路13の電圧はC<Dとなる。
マイクロヒータ14と直列の抵抗17はブリッジの一部を構成するとともに、ヒータ電流の検出手段も兼ねている。
前記主MOSFET12はゲート−ソース間電圧がしきい値を超えるとオンし、下流のブリッジ回路13に電流が流れる。主MOSFET12のゲートには、昇圧電源18から抵抗19を通して主MOSFET12がオンするような電圧が加えられる。
本実施例においてはスイッチング素子をMOSFETとしたが、これに限らずバイポーラトランジスタを用いても良い。
また、昇圧電源18からオン電圧を供給するに限らず、昇圧電源18を省略して主電源11から主MOSFET12のゲートに供給するように構成しても良い。
マイクロヒータ14および抵抗17に電流Iが流れるとI*R3の電圧が生じる。電流Iが上昇して設定電圧源24の設定電圧V3<I*R3の条件になると、コンパレータ23の正転入力Hiにより出力がHiになりトランジスタ21がオンして主MOSFET12のゲートをプルダウンする。
これら、設定電圧源24、コンパレータ23およびトランジスタ21によって、第1の共通接続点Cの電圧が設定電圧(V3)よりも大きくなったときに、スイッチング素子(M1)の制御端をプルダウンさせる手段を構成している。
また、通電によりマイクロヒータ14の温度が上昇しその抵抗値RHが大となり、ブリッジ回路13の電圧がC<Dになるとコンパレータ25の正転入力Hiにより出力がHiになりトランジスタ22がオンして主MOSFET12のゲートをプルダウンする。
これらコンパレータ25およびトランジスタ22によって、第2の共通接続点Dの電圧が第1の共通接続点Cの電圧よりも大きくなったときにスイッチング素子(M1)の制御端をプルダウンさせる手段を構成している。
また、抵抗26および抵抗27は、回路のスタートアップ用として設けられている。電源投入の瞬間は電流が流れていないので、ブリッジ回路13のB点の電圧は0Vである。共通接続点CとDの電圧も0Vなので、コンパレータ25の両入力も0Vで、出力もLoになれば、抵抗19を介して主MOSFET12のゲートに電荷が供給されて回路は起動する。
しかし、入力にオフセットがあってコンパレータ25内部で正転入力が持ち上げられていると出力はHiになってしまい、トランジスタ22がオンして主MOSFET12のゲートがプルダウンされたままになって、主MOSFET12がオンせず、回路が起動しないことになってしまう。
それを避けるために、抵抗26,27によりコンパレータ25の反転入力をわずかに持ち上げている。
尚、例えば入力が0Vだと出力が必ずLoに振り切れるタイプのコンパレータをコンパレータ25として用いるならば、例えば前記抵抗26、27のような追加部品は不要である。
次に、上記のように構成された装置の動作を説明する。まず、主電源11と昇圧電源18を投入すると、投入の瞬間はまだ主MOSFET12がオンせず電流が流れていないので、B点の電圧は0Vである。CとDの電圧も0Vだが、設定電圧源24から抵抗27、26、17を通してGNDに微小電流が流れるので、コンパレータ25の反転入力はV3*{(R3+R5)/(R3+R5+R6)}となり、正転入力は0Vなので出力Loでトランジスタ22がオフになって、昇圧電源18から抵抗19を介して主MOSFET12のゲートに電流が供給されて、ゲート−ソース間電圧が徐々に上がっていくので、主MOSFET12はオンし、ブリッジ回路13に電流Iが流れ始める。
設定温度でのマイクロヒータ14の抵抗値をRHとして、RH:R3=R1:R2となるようにブリッジ回路13の各抵抗が設定されているので、マイクロヒータ14が冷えている初期状態では、ブリッジ回路13の電圧はC>Dとなり、コンパレータ25の出力はLoのままであるが、マイクロヒータ14の抵抗値が低いので電流Iが上昇しV3<I*R3の条件となるので、コンパレータ23のほうは、正転入力Hiで出力がHiになり、トランジスタ21がオンして主MOSFET12のゲートをプルダウンする。ゲート電荷が放電されゲート電圧が下がっていくと、主MOSFET12のオン抵抗が増加し電流が減るので、再びコンパレータ23の出力はLoになりトランジスタ21がオフしてゲート電圧は上昇に転じる。
マイクロヒータ14の温度が上昇してV3>I*R3の条件になるまでこのようにトランジスタ21はオン、オフを繰り返し、Iが設定電流値の前後にとどまるように制御される。
さらにマイクロヒータ14の温度が上がっていき、設定温度をわずかに超えてブリッジ回路13の電圧がC<Dになると、コンパレータ25の正転入力Hiにより出力がHiになりトランジスタ22がオンして主MOSFET12のゲートをプルダウンする。電荷が放電されゲートが下がっていくと、主MOSFET12のオン抵抗が増加し電流Iが減るので温度が下がりマイクロヒータ14の抵抗値が下がってブリッジ回路13の電圧はC>Dとなり、再びコンパレータ25の出力はLoになり、トランジスタ22がオフしてゲート電圧は上昇に転じ、主MOSFET12のオン抵抗が下がって電流Iが増えるのでマイクロヒータ14の温度が上がる。
このようにトランジスタ22がオン、オフを繰り返し、マイクロヒータ14の温度は設定値を挟んで上下しながら平均的には設定値と等しくなる。
尚、前記動作が行えるように、図1の各部の抵抗値、電圧値、電流値を設定しておくものである。
従来の、例えば特許文献1では、オペアンプのフィードバック作用によりヒータ温度が一定に保たれるが、本発明ではコンパレータのオン、オフで主MOSFET12のオン抵抗を小刻みに上下させることにより、ヒータ温度が設定値付近を上下するという点が異なる。
コンパレータは一般的にオペアンプよりも動作が速く、オペアンプを用いる従来方法よりも変動に追従する際のオーバーシュート、アンダーシュートが小さくなる。また、フィードバックで一定値に収束させるような制御を行っていないので、ノイズ等による異常発振も起こらない。
次に、ブリッジ回路13の温度ドリフトを抑える手段を追加した実施例を図2とともに説明する。ブリッジ回路13の抵抗17にはマイクロヒータ14と同じ電流が流れるので発熱する。通常、抵抗には温度係数があるので、温度上昇により抵抗値がずれる。すると抵抗16との比率が変わり、マイクロヒータ14の制御温度がずれてしまう。そこで抵抗ブリッジ(ブリッジ回路13)の構成を、図2のように、抵抗17を、並列接続した複数の抵抗17a(抵抗値はR3a)および17b(抵抗値はR3b)の合成として抵抗16と熱的に結合するような配置とし、さらに抵抗16と抵抗17a,17bの抵抗温度係数を同じにすることにより、ブリッジの動作点のずれを抑えることができる。
図2は、ブリッジ回路13のみを図示しているが、その他の部分は図1と同様に構成されているものである。
図2の構成によれば、マイクロヒータ14を流れる電流は抵抗17aと17bに分流するため、抵抗17a,17b各々に流れる電流値が小さくなってそれらの発熱を抑えることができる。
また、抵抗17a,17bを抵抗16と熱的に結合し、抵抗温度係数を同じにしているため、ブリッジ回路13の温度ドリフトを抑えることができる。
次に、主MOSFET12の過熱遮断機能を追加した実施例を図3とともに説明する。図3において、主MOSFET12のゲート−ソース間には遮断用FET31が接続されている。
主MOSFET12のゲートには抵抗32の一端が接続され、該抵抗32の他端と遮断用FET31のソース間には、図示極性のツェナーダイオード33,34の直列回路と、図示極性の定電流ダイオード35、ダイオード36(D1),37(D2)の直列回路とが並列に接続されている。
コンパレータ38の正転入力端は、負極端が遮断用FET31のソースに接続された基準電圧源39の正極端に接続され、反転入力端は定電流ダイオード35およびダイオード36の共通接続点に接続され、出力端は遮断用FET31のゲートに接続されている。
図3は主MOSFET12の過熱遮断機能を達成する回路のみを図示しているが、その他の部分は図1と同一に構成されているものである。
ダイオード36,37は主MOSFET12と熱的に結合されており、該FET12の温度が上がるとダイオード36,37の温度も上がる。ダイオードの順方向電圧は負の温度特性を持っており、許容限界温度を超えたところでコンパレータ38が反転し、遮断用FET31をオンさせて、主MOSFET12を遮断する。これによって主MOSFET12を過熱から保護することができる。
11…主電源
12…主MOSFET
13…ブリッジ回路
14…マイクロヒータ
15,16,17,17a,17b,19,26,27,32…抵抗
18…昇圧電源
21,22…トランジスタ
23,25,38…コンパレータ
24…設定電圧源
31…遮断用FET
33,34…ツェナーダイオード
35…定電流ダイオード
36,37…ダイオード
39…基準電圧源
C…第1の共通接続点
D…第2の共通接続点

Claims (3)

  1. 直流電源と接地間に、制御端に制御電圧が供給されるスイッチング素子と、抵抗およびマイクロヒータをブリッジ接続したブリッジ回路とが順次直列に接続され、
    前記ブリッジ回路は、第1の抵抗および前記マイクロヒータの一端どうしを共通接続した共通接続点が前記スイッチング素子側に接続され、第2の抵抗および第3の抵抗の一端どうしを共通接続した共通接続点が接地され、前記第1の抵抗の他端が第2の抵抗の他端に接続され、前記マイクロヒータの他端が第3の抵抗の他端に接続されて構成され、
    前記ブリッジ回路の、マイクロヒータおよび第3の抵抗の第1の共通接続点電圧と設定電圧を比較する第1のコンパレータを有し、前記第1の共通接続点電圧が第1の抵抗および第2の抵抗の第2の共通接続点電圧よりも大きい期間中に、前記第1の共通接続点電圧が設定電圧よりも大きくなったときに、前記スイッチング素子の制御端をプルダウンさせる手段と、
    前記ブリッジ回路の、前記第1の共通接続点電圧と第2の共通接続点電圧を比較する第2のコンパレータを有し、前記第2の共通接続点電圧が第1の共通接続点電圧よりも大きくなったときに、前記スイッチング素子の制御端をプルダウンさせる手段と、を設けたことを特徴とするマイクロヒータの温度制御装置。
  2. 前記ブリッジ回路の第3の抵抗は、並列接続された複数の抵抗で構成されるとともに、前記第2の抵抗と熱的に結合されるように配設され、且つ第2の抵抗の抵抗温度係数と同一に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のマイクロヒータの温度制御装置。
  3. 前記スイッチング素子と熱的に結合されたダイオードと、前記ダイオードの順方向電圧が設定電圧を超えたときに前記スイッチング素子の制御端をプルダウンさせる過熱遮断手段とをさらに設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のマイクロヒータの温度制御装置。
JP2010051298A 2010-03-09 2010-03-09 マイクロヒータの温度制御装置 Pending JP2011185742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010051298A JP2011185742A (ja) 2010-03-09 2010-03-09 マイクロヒータの温度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010051298A JP2011185742A (ja) 2010-03-09 2010-03-09 マイクロヒータの温度制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011185742A true JP2011185742A (ja) 2011-09-22

Family

ID=44792219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010051298A Pending JP2011185742A (ja) 2010-03-09 2010-03-09 マイクロヒータの温度制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011185742A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109245507A (zh) * 2018-11-08 2019-01-18 上海艾为电子技术股份有限公司 一种防过冲保护电路
US11510286B2 (en) 2017-11-30 2022-11-22 Koa Corporation Heater temperature control circuit and sensor device using the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11510286B2 (en) 2017-11-30 2022-11-22 Koa Corporation Heater temperature control circuit and sensor device using the same
CN109245507A (zh) * 2018-11-08 2019-01-18 上海艾为电子技术股份有限公司 一种防过冲保护电路
CN109245507B (zh) * 2018-11-08 2024-02-09 上海艾为电子技术股份有限公司 一种防过冲保护电路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5309641B2 (ja) 充電制御用半導体集積回路
JP5189929B2 (ja) 半導体スイッチ制御装置
JP5323451B2 (ja) 電源供給装置及び電源供給方法
JP2007159159A (ja) 半導体素子の保護装置
US20090167272A1 (en) Power Supply Controller
US8946995B2 (en) LED driver circuit
JP2005323413A (ja) 過電流検出回路及びこれを有する電源装置
JP5392291B2 (ja) 半導体スイッチング素子駆動装置
JP6790350B2 (ja) 給電制御装置
JP2006127455A (ja) 半導体素子制御装置
JP2004171359A (ja) 直流安定化電源装置
US9740222B2 (en) Overcurrent protection circuit for controlling a gate of an output transistor based on an output current
JP6353268B2 (ja) 過電流保護回路及びこれを用いた電源装置
JP2007288356A (ja) 電力供給制御装置
KR20160085200A (ko) 전원 회로
JP4948846B2 (ja) 突入電流抑制回路を備えた電源装置
JP2011185742A (ja) マイクロヒータの温度制御装置
JP5230004B2 (ja) 車両用灯具の点灯制御装置
JP2012009651A (ja) 電流駆動装置
TWI539081B (zh) 散熱風扇系統
JP2015061084A (ja) 負荷制御装置
JP4089535B2 (ja) 過熱保護回路
JP2000315588A (ja) 電源供給制御装置
JP2014075657A (ja) 電力供給制御装置
JP6108617B2 (ja) 電圧レギュレータ回路