JP6767325B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

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Description

この発明の実施形態は、磁気ディスク装置に関する。
ディスク装置として、磁気ディスクドライブは、ベースおよびトップカバーを有する筐体を備え、この筐体内に、回転可能な磁気ディスクおよび磁気ヘッドを支持したアクチュエータが配設されている。ディスクドライブの性能を向上する方法として、筐体内にヘリウム等の低密度ガスを封入し、磁気ディスクおよび磁気ヘッドの回転抵抗を低減する方法が提案されている。
このような磁気ディスクドライブでは、トップカバーを筐体のベースにレーザー溶接することにより、筐体を密閉構造とし、筐体内の気密性を上げている。このレーザー溶接は、トップカバーの外周の全周に沿って行われる。高い気密性を得るためには、全周に亘って安定した溶接品質を保つ必要がある。
米国特許第2711732号明細書 米国特許出願公開第2003/0184075号明細書 特開2013−220462号公報
上記ディスクドライブにおいて、ベースと外カバーとの溶接部は、外カバーの外周に沿って形成されるため、装置周囲に対して剥き出しとなる。そのため、ディスクドライブを取り扱う際、例えば、ディスクドライブを支持ラックに挿脱する際、溶接部が支持ラックに接触する可能性がある。このような接触による溶接部の欠損を防止するため、溶接部の強度を高くすることが望ましい。
この発明の実施形態の課題は、溶接部の結合強度が向上し、高い気密性を維持することが可能な磁気ディスク装置を提供することにある。
実施形態によれば、磁気ディスク装置は、回転可能なディスク状の記録媒体と、前記記録媒体に対してデータを処理するヘッドと、前記記録媒体およびヘッドを収納したベースと、前記ベースにレーザー溶接された溶接部を有するカバーと、を有した筐体と、を備えている。前記溶接部は、第1溶接幅で前記ベースに溶接された第1溶接部と、前記第1溶接幅よりも広い第2溶接幅で前記ベースに溶接された第2溶接部と、を含んでいる。
図1は、第1の実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)の外観を示す斜視図。 図2は、第1の実施形態に係る前記HDDの分解斜視図。 図3は、前記HDDの溶接部の一部を示す平面図。 図4は、図3の線A−Aに沿ったHDDの断面図。 図5は、図3の線B−Bに沿ったHDDの断面図。 図6は、溶接ビードの形成例を模式的に示す図。 図7は、第1変形例に係るHDDの溶接部を示す平面図。 図8は、第2変形例に係るHDDの溶接部を示す平面図。
以下図面を参照しながら、実施形態に係るディスク装置ついて説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更であって容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
(第1の実施形態)
ディスク装置として、実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)について詳細に説明する。図1は、第1の実施形態に係るHDDの外観を示す斜視図、図2は、HDDの内部構造を示す分解斜視図である。
図1および図2に示すように、HDDは、ほぼ矩形状の筐体10を備えている。この筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース12と、複数のねじ13によりベース12にねじ止めされてベース12の上端開口を閉塞する内カバー14と、内カバー14に重ねて配置され、周縁部がベース12に溶接された外カバー(トップカバー)16と、を有している。ベース12は、内カバー14と隙間を置いて対向する矩形状の底壁12aと、底壁の周縁に沿って立設された側壁12bとを有し、例えば、アルミニウムにより一体に成形されている。側壁12bの上端面に、ほぼ矩形枠状の固定リブ12cが突設されている。
内カバー14は、例えば、ステンレスにより矩形板状に形成されている。内カバー14は、その周縁部がねじ13によりベース12の側壁12bの上面にねじ止めされ、固定リブ12cの内側に固定されている。外カバー16は、例えば、アルミニウムにより矩形板状に形成されている。外カバー16は、内カバー14よりも僅かに大きな寸法に形成されている。外カバー16は、その周縁部が全周に亘って、固定リブ12cに溶接され、ベース12に気密に固定されている。溶接構造については、後で詳細に説明する。
内カバー14および外カバー16のそれぞれには、筐体10内と外部とを連通する通気孔46、48が形成されている。筐体10内の空気は、通気孔46、48を通して排気され、更に、これらの通気孔46、48を通して、筐体10内に空気よりも密度の低い低密度ガス(不活性ガス)、例えば、ヘリウムが筐体10内に封入される。外カバー16の外面には、通気孔48を塞ぐように例えばシール(封止体)49が貼付される。
図2に示すように、筐体10内には、記録媒体としての複数の磁気ディスク18、および磁気ディスク18を支持および回転させる駆動部としてのスピンドルモータ20が設けられている。スピンドルモータ20は、底壁12a上に配設されている。各磁気ディスク18は、その上面および/または下面に磁気記録層を有している。各磁気ディスク18は、スピンドルモータ20の図示しないハブに互いに同軸的に嵌合されているとともにクランプばねによりクランプされ、ハブに固定されている。これにより、各磁気ディスク18は、ベース12の底壁12aと平行に位置した状態に支持されている。そして、複数の磁気ディスク18は、スピンドルモータ20により所定の回転数で回転される。
図2に示すように、本実施形態において例えば5枚の磁気ディスク18が筐体10内に収容されるが、磁気ディスク18の枚数はこれに限られない。また、単一の磁気ディスク18が筐体10内に収容されても良い。
筐体10内には、磁気ディスク18に対して情報の記録、再生を行なう複数の磁気ヘッド32、これらの磁気ヘッド32を磁気ディスク18に対して移動自在に支持したヘッドスタックアッセンブリ(アクチュエータ)22が設けられている。また、筐体10内には、ヘッドスタックアッセンブリ22を回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)24、磁気ヘッド32が磁気ディスク18の最外周に移動した際、磁気ヘッド32を磁気ディスク18から離間したアンロード位置に保持するランプロード機構25、および変換コネクタ等の電子部品が実装された基板ユニット21が設けられている。
ヘッドスタックアッセンブリ22は、回転自在な軸受ユニット28と、軸受ユニット28から延出した複数のアーム30と、各アーム30から延出したサスペンション34と、を有し、各サスペンション34の先端部に磁気ヘッド32が支持されている。
ベース12の底壁12aの外面には、図示しないプリント回路基板がねじ止めされている。プリント回路基板は、スピンドルモータ20の動作を制御するとともに、基板ユニット21を介してVCM24および磁気ヘッド32の動作を制御する。
次に、HDDの溶接部の構造およびHDDの製造方法(溶接方法)を詳細に説明する。 図3は、HDDの溶接部の一部を示す平面図、図4は、図3の線A−Aに沿ったHDDの断面図、図5は、図3の線B−Bに沿ったHDDの断面図である。
図1および図3に示すように、外カバー16の周縁部は、ベース12のリブ12cに溶接され、全周に沿って形成された枠状の溶接部50を構成している。この溶接部50は、第1溶接幅W1に形成された第1溶接部50aと、第1溶接幅W1よりも広い第2溶接幅W2に形成された複数の第2溶接部50bと、を含んでいる。本実施形態において、第2溶接部50bは、外カバー16の4つの角部にそれぞれ設けられている。溶接部50の他の領域は、例えば、各長辺の中央部、および各短辺の中央部は、第1溶接部50aとして構成されている。図3および図4に示すように、第1溶接部50aは、第1溶接幅W1の溶接ビードB1により形成されている。図3および図5に示すように、第2溶接部50bは、溶接ビードB1およびB2により、第2溶接幅W2に形成されている。本実施形態では、溶接ビードB2は、溶接ビードB1に重ねて形成され、更に、溶接ビードB1に対して、溶接部50bの幅方向の内側にずれた位置に形成されている。
図3に示すように、複数の溶接ビードB1は、外カバー16の外縁に沿って直線状に並んで、かつ、隣合うビードに一部を重ねて形成されている。外カバー16の角部においても、溶接ビードB1は、一部屈曲している箇所を除いて、直線状に並んで形成されている。複数の溶接ビードB2は、外カバー16の角部において、僅かに円弧状に湾曲して並んでいる。複数の溶接ビードB2は、隣合う溶接ビードB2に一部を重ねて形成されている。前述したように、複数の溶接ビードB2は、溶接ビードB1に重ねて形成され、更に、溶接ビードB1に対して、溶接部50bの幅方向の内側にずれた位置に形成されている。
上記のように構成されたHDDの製造方法の一例を説明する。
まず、例えば、クリーンルーム内で、筐体10のベース12に、スピンドルモータ20、磁気ディスク18、ヘッドスタックアッセンブリ22、その他の構成部材を組み込み設置する。続いて、ベース12に内カバー14を被せ、複数のねじ13によりベース12に固定することにより、ベース12の開口を閉塞する。内カバー14に重ねて外カバー16を設置し、外カバー16を固定リブ12cに合わせて位置決めする。次いで、例えば、図示しないレーザー光照射装置(放射光学ヘッド)を用いて、外カバー16をレーザー溶接する。レーザー光照射装置は、外カバー16の所定位置に、所定径のレーザー光を照射し、外カバー16を局所的に溶融してベース(固定リブ)12に溶接する。溶接によって、外カバー16を局所的に溶融、凝固することにより、所定径の溶接ビード(B1、B2)が外カバー16の外面周縁部に形成される。
溶接工程においては、筐体10あるいはレーザー光照射装置をX方向およびY方向に適時移動させながら、レーザー光照射装置によって外カバー16の周縁部にレーザー光を照射し、外カバー16の周縁部を一周に亘り連続的にレーザー溶接する。1周目のレーザー溶接において、レーザー光照射装置は、レーザー出力のオン/オフを繰り返し、レーザー光をパルス的に照射するとともに、所定の走査速度で外カバー16の周縁部を走査する。これにより、外カバー16の周縁に沿って複数の円形の第1溶接ビードB1が形成される。各第1溶接ビードB1は径(第1溶接幅)W1に形成される。また、レーザー光の照射ピッチは第1溶接ビードの径W1よりも小さく設定されている。これにより、複数の第1溶接ビードB1は順に一部重ねて形成され、外カバー16の周縁に沿って1周並んで形成される。これらの第1溶接ビードB1により第1溶接部50aが形成される。
次いで、レーザー光照射装置によって2周目のレーザー溶接を行う。1周目のレーザー溶接において、レーザー光照射装置は、外カバー16の各角部上のみでレーザー光をパルス的に照射するとともに、所定の走査速度でレーザー光を走査する。これにより、外カバー16の各角部に沿って複数の円形の第2溶接ビードB2が形成される。各第2溶接ビードB2は、例えば、第1溶接ビードB1と同一の径W1に形成される。また、レーザー光の照射ピッチは第2溶接ビードB2の径W1よりも小さく設定されている。これにより、複数の第2溶接ビードB2は順に一部重ねて形成され、外カバー16の角部に沿って円弧状に並んで形成される。更に、複数の第2溶接ビードB2は、第1溶接ビードB1の一部に重ねて、かつ、第1溶接ビードB1に対し、溶接部の幅方向内側に僅かにずれた位置に形成される。これら第1溶接ビードB1および第2溶接ビードB2により、幅W2の第2溶接部50bが形成される。
以上により、外カバー16の周縁部がベース12に溶接される。同時に、幅W1の第1溶接部50aおよび幅W2の第2溶接部50bを有する枠状の溶接部50が形成される。
HDDの製造工程では、上述したレーザー溶接の後、通気孔46、48を通して筐体10内の空気を排気し、更に、これらの通気孔46、48を通して、筐体10内に空気よりも密度の低い低密度ガス(不活性ガス)、例えば、ヘリウムを封入する。その後、外カバー16の外面にシール49を貼付し、通気孔48を塞ぐ。以上の工程により、内部に低密度ガスが封入された密閉型のHDDが得られる。
以上のように構成された磁気ディスク装置およびその製造方法によれば、第1溶接部50aの溶接幅W1よりも広い溶接幅W2を有する第2溶接部50bを、溶接部50の少なくとも一部にを設けることにより、溶融量が増加し、外カバー16とベース12との間の溶接強度、結合強度が強化される。その結果、磁気ディスク装置の取り扱い時、溶接部が外部機器等に接触した場合でも、溶接部の欠損のリスクを低減することが可能となる。また、本実施形態のように、比較的、外部機器等に接触し易い外カバーの角部に第2溶接部50bを設けることにより、より効果的に溶接部を外部荷重から保護することができる。
これにより、本実施形態によれば、溶接部の結合強度が向上し、高い気密性を維持することが可能な磁気ディスク装置およびその製造方法を得ることができる。
なお、本実施形態では、第2溶接部50bは、図6(a)に示すように、第1溶接ビードB1と第2溶接ビードB2とを重ねることにより形成されているが、これに限定されることはない。例えば、図6(b)に示すように、第1溶接ビードB1をジグザグに(のこぎり歯状に)並べて形成することにより、幅の広い第2溶接部50bを形成してもよい。更に、第2溶接部50bは、外カバー16の角部に限らず、他の位置、例えば、長辺の中央部、短辺の中央部等に設けてもよい。この場合でも、溶接部の結合強度が向上し、溶接部の欠損を防止することが可能である。
次に、変形例に係るHDDの溶接部について説明する。なお、以下に説明する変形例において、前述した第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を簡略化あるいは省略し、第1の実施形態と異なる部分を中心に詳しく説明する。
(第1変形例)
図7は、第1変形例に係るHDDの溶接部を示す平面図である。図7に示すように、第1変形例によれば、溶接部50の第1溶接部50aは、径(第1溶接幅)W1の円形の第1溶接ビードB1を一部重ねて、複数個、順に並べることにより形成されている。第2溶接部50bは、例えば、外カバー16の各角部に沿って設けられている。第2溶接部50bは、W1よりも大きい径(第2溶接幅)W2の円形の第2溶接ビードB2を一部重ねて、複数個、順に並べることにより形成されている。このような径の異なる第1溶接ビードB1および第2溶接ビードB2は、レーザー光のビームスポット径を変えて、外カバーにパルス的に照射することにより、それぞれ形成することができる。
(第2変形例)
図8は、第2変形例に係るHDDの溶接部を示す平面図である。図8に示すように、第2変形例によれば、溶接部50の第1溶接部50aは、第1溶接幅W1の帯状の第1溶接ビードB1で形成されている。第2溶接部50bは、第2溶接幅W2(W2>W1)の帯状の第2溶接ビードB2で形成されている。これら第1溶接ビードB1および第2溶接ビードB2は、レーザー光を連続的に照射した状態で、レーザー光を外カバー16の外周縁に沿って走査することにより、形成することができる。第1溶接ビードB1を形成する工程では、レーザー光のビームスポット径を約W1とし、第2溶接ビードB1を形成する工程では、レーザー光のビームスポット径を約W2に拡径する。
上述した第1、第2の変形例においても、前述した第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、第2溶接部は、4つの角部に限らず、1つ、あるいは2つの角部のみに設けてもよい。少なくとも1つの角部に第2溶接部を設けることにより、結合強度の向上効果を発揮することが可能である。ディスクドライブを構成する要素の材料、形状、大きさ等は、必要に応じて変更可能である。ディスクドライブにおいて、磁気ディスクおよび磁気ヘッドの数は、必要に応じて増減可能であり、磁気ディスクのサイズも種々選択可能である。
10…筐体、12…ベース、14…内カバー、16…外カバー(トップカバー)、
18…磁気ディスク、32…磁気ヘッド、50…溶接部、50a…第1溶接部、
50b…第2溶接部、B1…第1溶接ビード、B2…第2溶接ビード

Claims (8)

  1. 回転可能なディスク状の記録媒体と、
    前記記録媒体に対してデータを処理するヘッドと、
    前記記録媒体およびヘッドを収納したベースと、前記ベースにレーザー溶接された溶接部を有するカバーと、を有する筐体と、を備え、
    前記溶接部は、第1溶接幅で前記ベースに溶接された第1溶接部と、前記第1溶接幅よりも広い第2溶接幅で前記ベースに溶接された第2溶接部と、を含んでいる磁気ディスク装置。
  2. 前記溶接部は、前記カバーの周縁に沿って枠状に形成され、
    前記第2溶接部は、前記カバーの角部に設けられている請求項1に記載の磁気ディスク装置。
  3. 前記第1溶接部は、前記第1溶接幅で帯状に形成された第1溶接ビードを有し、
    前記第2溶接部は、前記第2溶接幅で帯状に形成された第2溶接ビードを有している請求項1又は2に記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記第2溶接部は、互いに一部を重ねて並べられた複数の円形の第1溶接ビードと、互いに一部を重ねてならべられ、かつ、前記第1溶接ビードに一部を重ねて形成された複数の円形の第2溶接ビードと、を有している請求項1又は2に記載の磁気ディスク装置。
  5. 前記第2溶接ビードは、前記第1溶接ビードに対して、溶接部の幅方向にずれた位置に形成されている請求項4に記載の磁気ディスク装置。
  6. 前記第2溶接部は、前記カバーの角部に設けられ、
    前記第1溶接ビードは、前記角部に沿って直線状に並んで設けられ、
    前記第2溶接ビードは、前記角部に沿って円弧状に並んで設けられている請求項4又は5に記載の磁気ディスク装置。
  7. 前記第1溶接部は、それぞれ第1径を有し、互いに一部を重ねて並べられた複数の円形の第1溶接ビードを有し、前記第2溶接部は、それぞれ前記第1径よりも大きい第2径を有し、互いに一部を重ねて並べられた複数の円形の第2溶接ビードを有している請求項1又は2に記載の磁気ディスク装置。
  8. 前記筐体は、内部に空気よりも密度の低い低密度ガスが封入されている請求項1から7のいずれか1項に記載の磁気ディスク装置。
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