JP6765497B2 - 回折格子測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は集積回路の製造分野に関し、特に回折格子測定装置に関する。
ナノ測定技術は、ナノ加工、ナノ操作、ナノ材料の基盤である。IC産業、精密機械、及び微小電気機械システムではナノ精度の位置決めを実現するために高解像度及び精度の高い変位センサーが要求される。集積回路の大規模、高集積化方向への飛躍的な発展につれて、リソグラフィ装置の精度に対する要求はますます高くなり、それに伴って、ワークピーステーブル、マスクテーブルの6自由度位置情報を得る精度に対する要求も高くなっている。
干渉計は比較的高い測定精度を有し、ナノスケールまで達することができ、リソグラフィ装置において、ワークピーステーブル、マスクテーブルの位置の測定に用いられる。しかしながら、現在の干渉計は測定精度がほぼ限界に達しており、干渉計の測定精度は周囲環境の影響を大きく受けるため、測定再現性が低く、環境が良くても誤差が1nmを超えることになる。そのため、従来の干渉計測定システムではオーバーレイ精度をさらに向上させる要求を充足することが困難であった。そこで、精度、安定性の高いピコメーター測定方案が切実に必要とされている。
回折格子測定システムは、作動中に環境による影響が比較的少なく、比較的高い再現性を有し、新世代リソグラフィシステムにおいて漸次に干渉計に代わって、高精度、高安定性のピコメーター精度の測定作業を引き受けている。米国特許公開番号US7389595には光ファイバ伝送に基づく2次元回折格子測定システムが開示されており、光源と検出信号光は何れも光ファイバを用いて伝送される。当該特許方案によれば、光源は半導体レーザーであり、ホモダイン検出方法で回折格子と読取ヘッドの間の変移を測定する。しかしながら、ホモダイン検出方法は干渉防止能力が比較的に弱いため、位置データーが外部迷光、電磁場及び振動干渉の影響を受けやすい。中国特許出願番号CN201210449244.9には二重周波数ヘテロダイン測定システムが開示されており、当該システムは測定精度を効果的に向上させることができる。しかしながら、当該発明は検出信号のみ光ファイバを通じて伝送し、レーザー光源と回折格子読取ヘッドが一緒に配置されているため、体積が大きくて、空間の狭い場所に用いることは適しない。また、該回折格子が読取ヘッドの間に対してRx、Ry角度偏向される場合、測定システムの干渉性能が低減され、測定システムの故障を引き起こすので、当該発明において回折格子及び読取ヘッドの設置及び調節は非常に難しく、設置及び使用が不便である。
米国公開番号US8300233B2には回折格子スケール測定システムが開示されており、当該発明ではビームを用いて回折格子に垂直に入射し、コーナーキューブプリズムは回折光を戻した後に水平方向及び垂直方向の二次元位置データを得る。コーナーキューブプリズムの構造を用いるため、回折格子及びプローブとの間で垂直運動がある場合には、受信機における参照スポットと測定スポットに偏移が発生し、参照スポットと測定スポットが完全に偏移されると有効な干渉を形成することができない。このため、垂直の測定範囲がスポットサイズの大きさに制限され、当該発明においては、回折格子とプローブとの間の垂直測定範囲は非常に小さい。
本発明は任意の作動距離で大範囲の垂直変位の測定を実現する回折格子測定装置を提供する。
前述した技術問題を解決するために、本発明は回折格子の変位を測定するための回折格子測定装置を提供するものであり、回折格子測定装置は、
周波数の異なる2つのビームを生成し、前記2つのビームの中の一つは測定ビームとし、他の一つは参照ビームとする光源モジュールと、
回折格子測定プローブであって、二重周波数光入射モジュール、垂直測定モジュール、垂直検出モジュール及び参照検出モジュールを含み、前記二重周波数光入射モジュールは前記測定ビーム及び参照ビームを受信して、前記測定ビームを前記垂直測定モジュール及び参照検出モジュールに投射し、前記参照ビームを前記垂直検出モジュール及び参照検出モジュールに投射し、前記垂直測定モジュールは前記測定ビームを前記回折格子上に投射して、前記回折格子によって二回折された後の回折光の0次回折光を収集し、前記0次回折光を前記垂直検出モジュールに投射し、前記0次回折光は前記参照ビームと前記垂直検出モジュールで干渉が発生して垂直干渉信号を形成し、前記参照検出モジュールにおける前記測定ビームと参照ビームは干渉を発生して参照干渉信号を形成する回折格子測定プローブと、
前記垂直干渉信号と参照干渉信号を受信して、前記回折格子の垂直変位を計算する信号処理モジュールと、を含む。
好ましくは、前記光源モジュールは、レーザー、アイソレータ、ビームスプリッタ、周波数シフター、第一カプラ及び第二カプラを含み、前記レーザーから発するビームはアイソレータを経て前記ビームスプリッタによって二つのビームに分割され、また前記周波数シフターによって周波数の異なる2つのビームを生成し、前記2つのビームはそれぞれ第一カプラ及び第二カプラによってカップリングされた後、前記回折格子測定プローブに伝送される。
好ましくは、前記レーザーから発するレーザーは400〜1500nmの間の何れかの波長を有する。
好ましくは、前記周波数シフターはゼーマン周波数分割器、複屈折素子または2つの音響光学周波数シフターである。
好ましくは、前記回折格子は一次元回折格子または二次元回折格子である。
好ましくは、前記垂直測定モジュールは、偏光ビームスプリッタプリズム、コーナーキューブプリズム、及び偏光コントローラを含み、前記測定ビームは、まず偏光ビームスプリッタプリズムを透過し、前記偏光コントローラ123によって偏光方向を回転した後、前記回折格子に投射されて回折され、回折光の中の0次回折光は再び前記偏光コントローラによって偏光方向を回転し、偏光ビームは前記偏光ビームスプリッタプリズムを通過する時に反射が発生し、コーナーキューブプリズムを経て偏光ビームスプリッタプリズムに戻り、再び前記回折格子に入射されて二回の回折が発生し、二回回折した回折光の中の0次回折光は前記偏光ビームスプリッタプリズムによって最終的に前記垂直測定モジュールに投射される。
好ましくは、前記偏光コントローラはファラデー回転子または1/2波長板を用いる。
好ましくは、前記二重周波数光入射モジュールは、第一ビームスプリッタ及び第二ビームスプリッタを含み、前記垂直検出モジュールは第一遠隔カプラを含み、前記測定ビームは前記第一ビームスプリッタによって第一測定分割ビーム及び第二測定分割ビームに分割され、第一測定分割ビームは前記垂直測定モジュールによって前記回折格子に投射され、第二測定分割ビームは前記参照検出モジュールに投射され、前記参照ビームは前記第二ビームスプリッタ前記参照ビームは前記第二ビームスプリッタによって第一参照分割ビーム及び第二参照分割ビームに分割され、第一参照分割ビームは、第一測定分割ビームが前記垂直測定モジュールを経て出射された後のビームと前記第一遠隔カプラによってカップリングされ、第二参照分割ビームは前記参照検出モジュールに投射される。
好ましくは、前記二重周波数光入射モジュールは、第一ビームスプリッタ及び第二ビームスプリッタを含み、前記垂直検出モジュールは第一遠隔カプラ及び第三ビームスプリッタを含み、前記測定ビームは前記第一ビームスプリッタによって第一測定分割ビーム及び第二測定分割ビームに分割され、第一測定分割ビームは前記垂直測定モジュールによって前記回折格子に投射され、第二測定分割ビームは前記参照検出モジュールに投射され、前記参照ビームは前記第二ビームスプリッタ前記参照ビームは前記第二ビームスプリッタによって第一参照分割ビーム及び第二参照分割ビームに分割され、第一参照分割ビームは前記第三ビームスプリッタを通過して第一測定分割ビームが前記垂直測定モジュールを経て出射された後のビームと組み合わせた後、前記第一遠隔カプラによってカップリングされ、第二参照分割ビームは前記参照検出モジュールに投射される。
好ましくは、ビームのステアリング及び伝播を実現するための複数の反射鏡アセンブリをさらに含む。
好ましくは、前記二重周波数光入射モジュールは第一視準器、第二視準器及びウェッジ対を含み、前記測定ビームは前記第一視準器及びウェッジ対によって視準され、且つ角度が制御され、前記参照ビームは前記第二視準器によって視準される。
好ましくは、前記光源モジュールと前記回折格子測定プローブは偏波保持ファイバを介して連結される。
好ましくは、前記測定ビームの偏光方向と前記参照ビームの偏光方向の間に第一夾角が存在し、相応して、前記偏光ビームスプリッタプリズムの配置方向は第一夾角だけ回転し、前記偏光コントローラを経て出射されるビームの偏光方向も第一夾角だけ回転する。
好ましくは、前記第一夾角は45度である。
好ましくは、前記回折格子の表面に入射されるビームの偏光方向と前記回折格子の格子方向の間に第二夾角が存在する。
好ましくは、前記第二夾角は45+k*90度であり、kは自然数である
好ましくは、前記垂直検出モジュールはマルチモードファイバを介して前記信号処理モジュールに連結される。
好ましくは、前記参照検出モジュールはマルチモードファイバを介して前記信号処理モジュールに連結される。
本発明は、従来技術に比べて以下のような長所を有する。
1:本発明は全ファイバ伝送を実現することができ、干渉防止能力が強く、測定精度及び繰り返し測定精度が高く、また非線形誤差の影響がないとともに、構造が簡単であり、設置及び使用が便利な特徴があり、高い安定性が要求されるピコメーター精度の多次元測定分野に極めて適する。
2:本発明の回折格子測定装置における水平測定モジュールは2つのビームを制御して水平変位測定を実現することができ、水平検出モジュールは水平方向における変位信号及び参照光信号を検出して水平方向(X/Y)の二次元検出を実現することができ、X方向の測定点とY方向の測定点を同じにすることができるので、被測定点が異なることによる測定誤差を効果的に減少し、また、回折格子に必要な光通過面のサイズを大幅に減少させて、回折格子費用を減少させた。さらに、本発明は回折格子測定プローブのサイズをよりコンパクトにして設置空間を圧縮させることもできる。
3:本発明は回折格子の0次反射光を直接利用して測定することによって、垂直測定距離がスポットサイズの制限を受けず、何れの距離の垂直測定を実現することができる。
4:本発明は水平方向(X/Y)と垂直方向(Z)の測定方式を効果的に組み合わせて多軸測定を実現することもできる。また、垂直(Z)測定時に水平方向(X/Y)の測定時に用いない0次反射光を用いて実現して、回折格子スケール測定システムのエネルギー利用率を向上させた。入射光の出力を増加することなく測定軸の数を増加した。
5:本発明は集積度が非常に高い三軸または多軸読取ヘッドを製造することができ、空間及びサイズに対する要求が非常に高く、また測定精度及び再現性に対する要求が極めて高い移動テーブルの多軸測定制御システムに適用される。
6:本発明は全ファイバ伝送に基づく二重周波数ヘテロダイン回折格子測定を実現することができる。
7:本発明は光源としてガスレーザーを用いるので、可干渉距離が長く、回折格子と回折格子測定プローブの傾斜または偏向が比較的に大きい場合、有効な干渉を確保することができる。
8:本発明はレーザー光源と回折格子読取ヘッドとの分離を実現することができ、読取ヘッドの体積が小さく、空間がコンパクトな使用状況に適用されることができる。
9:本発明は二重周波数検出を用いることによって安定性がより高く、干渉防止能力がより強く、測定精度及び重複性により優れている。
本発明の実施例1における回折格子測定装置の構造を示す図面である。 本発明の実施例2における回折格子測定装置の構造を示す図面である。 本発明の実施例3における回折格子測定装置の構造を示す図面である。 本発明の実施例3においてビームが垂直測定モジュールを通過した偏光状態変化を示す図面である。
以下、本発明の前述した目的、特徴及び長所をより明確で、且つ分かりやすくするために、図面とともに本発明の具体的な実施形態について詳しく説明する。なお、本発明の図面は何れも非常に簡易化した形式を採用し、且つ正確ではない縮尺比率を使用しており、本発明の実施例を容易かつ明確に説明することを補助するために用いられることに留意すべきである。
図1に示すように本実施例における回折格子測定装置は回折格子200の変位を測定するためのものであり、
周波数の異なる2つの光束を生成し、区別のために、前記2つの光束中の一つを測定ビームと称し、もう一つは参照ビームと称する光源モジュール300と、
第一検出器と、
第二検出器と、
回折格子測定プローブ100であって、二重周波数光入射モジュール、垂直検出モジュール、垂直測定モジュール及び参照検出モジュールを含み、前記二重周波数光入射モジュールは前記測定ビーム及び参照ビームを受信して、前記測定ビームを前記垂直測定モジュール及び参照検出モジュールに投射し、前記参照ビームを前記垂直検出モジュール及び参照検出モジュールに投射し、前記垂直測定モジュールは前記測定ビームを前記回折格子200上に投射し、前記回折格子200によって二回回折された後の回折光の0次回折光を収集し、前記0次回折光を前記垂直検出モジュールに投射し、前記0次回折光は前記参照ビームと前記垂直検出モジュールで干渉が発生して垂直干渉信号を形成した後第一検出器によって検出され、前記参照検出モジュールにおける前記測定ビームと参照ビームが干渉を発生して参照干渉信号を形成した後第二検出器によって検出される回折格子測定プローブ100とを含み、前記装置は、前記垂直干渉信号と参照干渉信号を受信した後、前記回折格子200の垂直変位を計算する信号処理モジュールをさらに含む。
続いて、図1に示すように、前記光源モジュール300は、レーザー301、アイソレータ302、光学スプリッタ、周波数シフター及びカプラを含み、光学スプリッタはビームスプリッタ303及び反射鏡304を含む。
前記レーザー301は400〜1500nmの間の何れかの波長を用い、例えば633nm、780nm、980nmの波長を用いる。さらに、前記レーザー301上に波長モニタリングシステムがさらに設けられ、レーザー301の波長の変化情況をモニタリングし、また波長を補償する。さらに、前記レーザー301はヘリウム−ネオンレーザーのようなガスレーザーを直接用いることができ、線幅が極めて狭く、周波数の安定性が優れるという特徴がある。前記レーザー301はレーザービームを発生し、前記レーザービームは直線偏光であり、偏光方向はP偏光であってもよく、S偏光であってもよい。
前記アイソレータ302は前記レーザー301の出口に設置されて反射エコーを阻止し、前記アイソレータ302は傾斜面を有する光ファイバチップで代替することもでき、同じく、反射エコーの影響を低減することができる。レーザー301上にアイソレータ302または傾斜面を有する光ファイバチップを装着することによってレーザー301の安定性を向上させることができる。
前記周波数シフターは音響光学周波数シフター、電気光学周波数シフター、ゼーマン周波数分割器または複屈折素子を用い、本実施例では音響光学周波数シフターが好ましい。本実施例における周波数シフター及びカプラは二組で、区別のためにそれぞれ第一周波数シフター305及び第二周波数シフター306、第一カプラ307及び第二カプラ308と称する。レーザー301から発するビームは前記ビームスプリッタ303によって二つのビームに分割され、一つのビームは前記第一周波数シフター305によって所定の周波数シフト量を発生した後、第一カプラ307を通って出射されて測定ビームを形成し、他のビームは反射鏡304を通じて前記第二周波数シフター306に入射して前のビームと異なる周波数シフト量を発生した後第二カプラ308を通って出射されて参照ビームを形成する。
さらに、前記2つの周波数が異なる一定の周波数差を有するビーム、即ち測定ビームと参照ビームは前記偏波保持ファイバ401、402を介して回折格子測定プローブ100に遠隔伝送される。
続いて、図1に示すように、前記二重周波数光入射モジュールは、第1視準器111、第2視準器112及びウェッジ対113を含み、前記ウェッジ対113の位置は前記第一視準器111の位置に対応し、前記測定ビームは前記第1視準器111及びウェッジ対113によって視準にされ、且つ角度が制御され、前記参照ビームは前記第2視準器112によって視準にされ、前記ウェッジ対113は前記測定ビームと参照ビームの相対的平行度を制御する。前記二重周波数光入射モジュールは、第1ビームスプリッタ131及び第2ビームスプリッタ132をさらに含む。前記垂直検出モジュールは第一遠隔カプラ135を含み、前記参照検出モジュールは第2遠隔カプラ136及び第3ビームスプリッタ133を含む。
前記測定ビームは、前記第1ビームスプリッタ131によって2つの測定分割ビームに分割され、一つの測定分割ビーム501は前記垂直測定モジュールを経て前記回折格子200に投射され、他の測定分割ビーム502は前記参照検出モジュールに投射される。
前記参照ビームは前記第2ビームスプリッタ132によって2つの参照分割ビームに分割され、一つの参照分割ビーム503は前記垂直測定モジュールを経て出射された後の測定分割ビーム(即ち、前述の二回回折した後の回折光の次回折光)と前記垂直検出モジュール(第一遠隔カプラ135)によってカップリングされ、他の参照分割ビーム504は前記参照検出モジュールに投射される。即ち、前記第3ビームスプリッタ133によって反射された後第2遠隔カプラ136に入射される。
続いて、図1に示すように、前記垂直測定モジュールは、偏光ビームスプリッタプリズム121、コーナーキューブプリズム122、及び偏光コントローラ123を含む。ここで、偏光ビームスプリッタプリズム121は、並んで配置された2つのビームスプリッタを含み、図面に示すように、X方向に沿って並んで設置される。なお、図面における光路の方向は正確なものではなく実際の光路と偏差がある場合があり、図面は光線の伝播方向及び偏光方向を概略的に示すだけの目的で示している。例えば、図面において、本発明をより簡単、且つ明確に理解するために互いに重なる二つの光路を特別に分割して示しているので、図面の光路によって本発明が制限されるのではないことに留意すべきである。
測定ビームは第1ビームスプリッタ131によって分割された後、その中の一つの測定分割ビーム501は、まず+Z方向に沿って偏光ビームスプリッタプリズム121に入射し、偏光ビームスプリッタプリズム121を透過し、偏光コントローラ123によって偏光方向を回転して回折格子200に投射されて回折が発生し、回折光中の0次回折光505は、−Z方向に沿って元の経路に戻り、再び偏光コントローラ123によって偏光方向を回転する。偏光ビームは偏光ビームスプリッタプリズム121を通過する時に反射が発生し、コーナーキューブプリズム122を経て偏光ビームスプリッタプリズム121に戻り、再び+Z方向に沿って回折格子200上(図面の点線の光路参照)に入射されて二回の回折が発生し、二回回折した後の回折光の中の0次回折光506は−Z方向に沿って元の経路に戻り、前記偏光ビームスプリッタプリズム121によって、最終的に垂直検出モジュールに投射される。
前記偏光コントローラ123はファラデー回転子または1/2波長板を用い、前記回折格子200は1次元回折格子または2次元回折格子であり、回折格子200の格子は正弦波状、矩形状または鋸歯状である。
続いて、図1に示すように、前記垂直検出モジュールは、前記垂直測定モジュールと前記第1遠隔カプラ135との間に設置された第1反射鏡137及び第2反射鏡138をさらに含み、前記垂直測定モジュールから戻された0次ビーム506を第1遠隔カプラ135、参照分割ビーム503のステアリングを実現するための第3反射鏡139、及び測定分割ビーム502のステアリングを実現するための第4反射鏡13aに投射する。さらに、前記第2反射鏡138と第1遠隔カプラ135との間には第4ビームスプリッタ134がさらに設置されて、ビーム503及び506を結合して第1遠隔カプラ135に投射する。
前記光源モジュール300と前記回折格子測定プローブ100の間は偏波保持ファイバ401、402を介して接続され、前記回折格子測定プローブ100と前記第1検出器及び第2検出器(図示せず)の間はマルチモードファイバ403、404を介して接続される。
具体的には、光源モジュール300の中のヘリウム−ネオンレーザーは周波数fのヘリウム−ネオンレーザービームを出射し、アイソレータ302を通過した後、ビームスプリッタ303によって2つの経路に分割されて、それぞれ第1周波数シフター305及び第2周波数シフター306に入射される。ここで、第1周波数シフター305の周波数シフト量はΔfであり、第1周波数シフタ305のヘリウム−ネオンレーザビームを通過して、周波数はf+Δfになり、第2周波数シフタ306の周波数シフト量はΔfであり、第2周波数シフター306のヘリウム−ネオンレーザビームを通過して、周波数がf+Δfになる。この2つのビームはそれぞれ第1カプラ307及び第2カプラ308によって偏波保持ファイバ401、402にカップリングされて、回折格子測定プローブ100に遠隔伝送される。
周波数がそれぞれf+Δf及びf+Δfの二つのビームは前記回折格子測定プローブ100上に投射され、区別のために、周波数がf+Δfの偏光ビームを測定ビームと称し、周波数がf+Δfのビームは参考ビームと称する。ここで、測定ビームは第一視準器111によって視準された後、ウェッジ対113によって角度が制御され、続いて、第一ビームスプリッタ131によって二つのビーム501、502に分割される。また、測定分割ビーム501は偏光ビームスプリッタプリズム121を透過し、また偏光コントローラ123によって偏光方向を45度回転し、回折格子200に投射されて回折格子200によって0次ビーム505に回折され、再び、偏光コントローラ123によって偏光方向を45度回転し、この時に、前記測定分割ビーム505の偏光方向は入射時に対して90度回転して入射ビームの偏光方向と直交する。このため、偏光ビームスプリッタプリズム121を通過する時に反射が発生し、コーナーキューブプリズム122を経て偏光ビームスプリッタプリズム121に戻って再び回折格子200に入射されて二回の回折が発生すると同時に0次回折光506に戻り、前記0次回折光506は前記第一反射鏡137及び第二反射鏡138によってステアリングされ、第四ビームスプリッタ134によって最終的に第一遠隔カプラ135に入射される。他の測定分割ビーム502は第四反射鏡13aによって反射され、第三ビームスプリッタ133を経て第二遠隔カプラ136に投射される。
前記参照ビームは第2視準器112によって視準された後、第2ビームスプリッタ132によって2つのビーム503、504に分割され、一つの参照分割ビーム503は第3反射鏡139によってステアリングされ、第四ビームスプリッタ134によって前記0次回折光506と組み合わせた後、第一遠隔カプラ135に投射され、他の参照分割ビーム504は他の測定分割ビーム502と前記第三ビームスプリッタ133によって組み合わせた後、第二遠隔カプラ136に投射される。
回折格子200が回折格子測定プローブ100に対してZ方向、即ち垂直方向に移動する時には、垂直測定モジュールから投射された0次回折光506にはf+Δf+ΔZの変位情報が含まれ、参照分割ビーム503と組み合わせた後、第一遠隔カプラ135によってカップリングされて(Δf−Δf−ΔZ)の干渉信号を形成し、マルチモードファイバ403を介して第一検出器に伝送される。他の測定分割ビーム502は他の参照分割ビーム504と組み合わせた後、第二遠隔カプラ136によってカップリングされて、(Δf−Δf)の干渉信号を形成し、マルチモードファイバ403を介して第二検出器に伝送される。信号処理モジュールは第一検出器及び第二検出器から受信した信号によって第一遠隔カプラ135から検出した被測定変位を含む測定干渉信号(Δf−Δf−ΔZ)と第二遠隔カプラ136から検出した被測定変位を含まない参照干渉信号(Δf−Δf)との差を計算すれば回折格子200が回折格子測定プローブ100に対するZ方向での変位量ΔZを分かることがことができるので、垂直測定を実現する。
本実施例は参照ビームの路線が異なる点で実施例1と区別される。
図2に示すように、実施例1と比較すると、前記垂直検出モジュールの上部に第1反射鏡137、第2反射鏡138及び第4ビームスプリッタ134が省略された。具体的には、参照ビームが前記第2視準器112によって視準された後、第2ビームスプリッタ132によって2つのビームに分割され、一つの参照分割ビーム503は第3反射鏡139を経て垂直測定モジュールの偏光ビームスプリッタプリズム121に投射されて、一つの測定分割ビーム501が回折格子200上に投射されてから戻される二回回折した回折光中の0次回折光506と合流して、第一遠隔カプラ135に投射される。他の参照分割ビーム503は第三ビームスプリッタ133によって他の測定分割ビーム502と合流して、第二遠隔カプラ136に投射される。ここで、測定分割ビーム501は第一ビームスプリッタ131から回折格子200上で二回の回折が発生するまで出射される光路全体は図1を参照することができる。本実施例の他の部分の構造及び動作原理は実施例1と同じであるので、ここでは説明を省略する。
本実施例は垂直測定を実現することができるとともに、水平方向の変位測定も実現することができるという点で実施例1及び2と区別される。
図3に示すように、本実施例の回折格子測定装置は、光源モジュール300と、回折格子測定プローブ100と、回折格子200と、前記回折格子測定プローブ100に接続された複数の検出器(図示せず)とを含む。光源モジュール300は偏波保持ファイバ401、402を介してそれぞれ回折格子測定プローブ100に周波数の異なる2つのビームを入力し、回折格子測定プローブ100は回折格子200によって検出された後、マルチモードファイバ403〜406を介して検出器にX、Y、Z付き位置情報及び参照信号を出力する。
図3に示すように、本実施例は実施例1と比較して、水平検出モジュールと水平測定モジュールが増設されている。前記水平測定モジュールは対称するように設置された二つの第一コーナーキューブプリズム141a、141bを含み、前記第一コーナーキューブプリズム141a、141bはそれぞれ回折格子200上に投射されたビームの+1次、−1次回折光(+1/−1次ビームに制限されず、+2/−2次ビーム、1次及び/又は2次ビームの組み合わせも用いることができる。)の収集に用いられ、該±1次回折光を反射した後、再び前記回折格子200に投射し、さらに回折格子200によって回折されてから前記水平検出モジュールに集中投射される。
前記水平検出モジュールは、第一偏光ビームスプリッタプリズム153、第三遠隔カプラ154及び第四遠隔カプラ155を含む。
具体的には、前記測定ビームは第一ビームスプリッタ131によって分割された後、一つの測定分割ビーム501は前記垂直測定モジュールによって回折格子200の表面に投射され、前記回折格子200の表面で反射及び回折が発生される。回折ビームは前記第一偏光ビームスプリッタプリズム153によってそれぞれ第三遠隔カプラ154及び第四遠隔カプラ155に投射され、他の測定分割ビーム502は前記第二遠隔カプラ136に投射されて参照信号とする。
参照ビームは前記第二ビームスプリッタ132によって分割された後、一つの参照分割ビーム503は回折格子200の表面に投射され、また前記回折格子200の表面で回折され、回折ビームは前記第一偏光ビームスプリッタプリズム153によってそれぞれ第三遠隔カプラ154及び第四遠隔カプラ155に投射される。分割後の他の参照分割ビーム504は前記第二遠隔カプラ136に投射されて、参考信号とされる。
具体的には、前記光源モジュール300は周波数がそれぞれf+Δf、f+Δfの二つのビームを発射し、区別のために、周波数がf+Δfの偏光ビームを測定ビームと称し、周波数がf+Δfのビームを参考ビームと称する。測定ビームは垂直測定モジュールを通過する時の偏光状態変化を図4に示す。測定ビームの偏光方向は参考ビームの偏光方向に対して夾角aを有する。偏光ビームスプリッタプリズム121の配置方向も相応してa角度回転する。測定ビームは偏光ビームスプリッタ121に入射された後、偏光方向は変わらず、偏光コントローラ123によって後偏光方向はa角度回転する。この時に、測定ビームの偏光方向は参照ビームの偏光方向と同じであり、両方とも回折格子200の格子方向に対し夾角θを呈する。もちろん、前記測定ビームと参照ビームは何れも回折格子200の表面に垂直に入射する。本実施例において、夾角aは45度である。
具体的には、二重周波数光入射モジュールによって変調された後の測定ビームは、前記第1ビームスプリッタ131によって分割された後、一つの測定分割ビーム501は前記垂直測定モジュールによって回折格子200の表面に入射され、また、前記回折格子200の表面で回折される。回折された−1次ビームは、前記第一偏光ビームスプリッタプリズム153によってそれぞれ第三遠隔カプラ154及び第四遠隔カプラ155に投射され、分割された他の測定分割ビーム502は前記第二遠隔カプラ136に投射される。回折格子200で回折された0次ビームは、偏光コントローラ123によって偏光方向を回転し、0次偏光ビームは偏光ビームスプリッタプリズム121を通過する時に反射が発生し、またコーナーキューブプリズム122を経て偏光ビームスプリッタプリズム121に戻り、さらに回折格子200に入射されてから0次回折光506に戻って、最終的に第五ビームスプリッタ13bによって第一遠隔カプラ135に投射される。
参考ビームは、前記第二ビームスプリッタ132によって分割された後、一つの参照分割ビーム503は第四ビームスプリッタ134によってさらに二つの参照サブ分割ビーム503a、503bに分割され、参照サブ分割ビーム503aは回折格子200の表面に投射されて、前記回折格子200の表面で回折され、回折された+1次ビームは前記第一偏光ビームスプリッタプリズム153によってそれぞれ第三遠隔カプラ154及び第四遠隔カプラ155に投射される。参照サブ分割ビーム503bはビームスプリッタ13bを経て第一遠隔カプラ135に投射され、参照ビームが前記第二ビームスプリッタ132によって分割された後の他の参照分割ビーム504は第三ビームスプリッタ133を経て前記第二遠隔カプラ136に投射される。さらに、前記第一偏光ビームスプリッタプリズム153の分光方向は回折格子200の格子ピッチ方向と同じである。
回折格子200がX方向に運動ΔXするとき、第三遠隔カプラ154から被測定変位ΔXを含む干渉信号が検出され、その縞数はN1である。
N1=[(f+Δf)T+2ΔX/d]−[(f+Δf)T−2ΔX/d]=(Δf−Δf)T+4ΔX/d (1)
ここで、T1は回折格子がΔX変位量運動するのにかかる時間であり、dは回折格子200の格子ピッチである。周波数f+Δfのビームは回折格子200の−1次回折光の方向で回折が2回発生し、位相変化は−2ΔX/dであり、周波数f+Δfのビームは回折格子200の+1次回折光の方向で回折が2回発生し、位相変化は+2ΔX/dである。
第二遠隔カプラ136から被測定変位ΔXを含まない参照信号が検出され、その縞数はN2である。
N2=(f+Δf)T−(f+Δf)T=(Δf−Δf)T (2)
2つの検出器によって検出された縞数を減算することによって、回折格子200の回折格子測定プローブ100に対するX方向への運動の変位ΔXが得られる。
ΔX=d(N1−N2)/4 (3)
回折格子200がY方向に運動ΔYするとき、第四遠隔カプラ155から被測定変位ΔYを含む干渉信号が検出され、その縞数はN3である。
N3=[(f+Δf)T+2ΔY/d]−[(f+Δf)T−2ΔY/d]=(Δf−Δf)T+4ΔY/d (4)
ここで、T2は回折格子がΔY変位量運動するのにかかる時間であり、dは回折格子200の格子ピッチである。周波数f+Δfのビームは回折格子200の−1次回折光の方向で回折が2回発生し、位相変化は−2ΔY/dであり、周波数f+Δfのビームは、回折格子200の+1次回折光の方向で回折が2回発生し、位相変化は+2ΔY/dである。
参照信号検出器によって検出された縞数N2と減算することによって、回折格子200が回折格子測定プローブ100に対してY方向へ運動する変位ΔYが得られる。
ΔY=d(N3−N2)/4
前記回折格子測定プローブ100で、スポット分布方向は回折格子200の格子ピッチ方向に対してθ角度傾斜し、X及び/又はY方向の位置測定を実現するために、θは0〜360度及び0〜360度の倍数の何れの角度であってもいいことに留意すべきである。
前記角度が0、90、180、360度及び90度の倍数である時に、XまたはYの位置を検出することができ、回折格子200の水平方向の一次元位置測定を実現する。前記角度が0、90、180、360度及び90度の倍数以外の角度である場合、X及び/又はYの位置を検出することができ、回折格子スケールの水平方向の二次元位置測定を実現する。
特に、前記角度が45度、135度及び45+k*90度(kは自然数)である時に、回折格子測定プローブ100のX及びY方向は回折格子200の刻線方向に対して対称するように分布され、X及びY方向の光信号のエネルギー分布は均一であって、水平方向の二次元位置測定を良好に実現することができる。
本発明は、2つ以上の異なる周波数の偏光入力を採用して、回折格子のX軸及び/又はY軸及び/又はZ軸の変位の測定を実現することができる。また、検出する軸数及び補助補正装置またはその他の補正装置を適宜増加することによって測定自由度を増加させ、多軸測定を通じて測定の適応を改善し、測定の誤差を低減し、例えば、Rx及び/又はRy及び/又はRzの測定を実現する。本発明は、ステップリソグラフィ装置または走査リソグラフィ装置のワークピーステーブル及びマスクテーブルの運動制御フィードバックシステムに用いられ、移動テーブルの超高精度、及び多自由度の姿勢制御を実現することができる。その他にも、レーザー、X線、イオンビームなどの高精度測定におけるモーションデバイスの測定及びフィードバック制御にも用いられることができる。
本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者は本発明の精神及び範囲を逸脱しないで本発明について各種改進及び変形を行うことができることは明らかである。このように、本発明のこれらの修正及び変形が本発明の特許請求範囲及び同等の技術範囲内に属すれば、本発明はこれらの改進及び変形を含むものとする。
100−回折格子測定プローブ
111−第一視準器、112−第二視準器、113−ウェッジ対
121−偏光ビームスプリッタプリズム、122−コーナーキューブプリズム、123−偏光コントローラ
131−第一ビームスプリッタ、132−第二ビームスプリッタ、133−第三ビームスプリッタ、134−第四ビームスプリッタ、135−第一遠隔カプラ、136−第二遠隔カプラ、137−第一反射鏡、138−第二反射鏡、139−第三反射鏡、13a−第四反射鏡、13b−第五ビームスプリッタ
141a、141b−第一コーナーキューブプリズム
153−第一偏光ビームスプリッタプリズム、154−第三遠隔カプラ、155−第四遠隔カプラ
200−回折格子
300−光源モジュール、301−レーザー、302−アイソレータ、303−ビームスプリッタ、304−反射鏡、305−第一周波数シフター、306−第二周波数シフター、307−第一カプラ、308−第二カプラ
401、402−偏波保持ファイバ、403、404、405、406−マルチモードファイバ
501、502、503、504、505、506−ビーム

Claims (17)

  1. 回折格子(200)の変位を測定するための回折格子測定装置において、
    周波数の異なる2つのビームを生成し、前記2つのビームの中の一つは測定ビームとし、他の一つは参照ビームとする光源モジュール(300)と、
    回折格子測定プローブ(100)であって、二重周波数光入射モジュール、垂直測定モジュール、垂直検出モジュール及び参照検出モジュールを含み、前記二重周波数光入射モジュールは前記測定ビーム及び参照ビームを受信して、前記測定ビームを前記垂直測定モジュール及び参照検出モジュールに投射し、前記参照ビームを前記垂直検出モジュール及び参照検出モジュールに投射し、前記垂直測定モジュールは前記測定ビームを前記回折格子(200)上に投射して、前記回折格子によって二回回折された後の回折光の0次回折光(506)を収集し、前記0次回折光を前記垂直検出モジュールに投射し、前記0次回折光(506)は前記参照ビームと前記垂直検出モジュールで干渉が発生して垂直干渉信号を形成し、前記参照検出モジュールにおける前記測定ビームと参照ビームは干渉を発生して参照干渉信号を形成する回折格子測定プローブ(100)と、
    前記垂直干渉信号と参照干渉信号を受信して、前記回折格子(200)の垂直変位を計算する信号処理モジュールと、を含むものであり、
    前記回折格子の表面に入射されるビームの偏光方向と前記回折格子(200)の格子方向の間に第二夾角が存在する、
    ことを特徴とする回折格子測定装置。
  2. 前記光源モジュール(300)はレーザー301、アイソレータ(302)、ビームスプリッタ(303、304)、周波数シフター(305、306)、第一カプラ(307)及び第二カプラ(308)を含み、前記レーザーから発するビームはアイソレータを経て前記ビームスプリッタによって二つのビームに分割され、前記周波数シフターによって周波数の異なる2つのビームを生成し、前記2つのビームはそれぞれ第一カプラ及び第二カプラによってカップリングされた後、前記回折格子測定プローブ(100)に伝送される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回折格子測定装置。
  3. 前記レーザー(301)から発するレーザーは400〜1500nmの間の何れかの波長を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の回折格子測定装置。
  4. 前記周波数シフター(305、306)はゼーマン周波数分割器、複屈折素子または2つの音響光学周波数シフターである、
    ことを特徴とする請求項2に記載の回折格子測定装置。
  5. 前記回折格子(200)は一次元回折格子または二次元回折格子である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回折格子測定装置。
  6. 前記垂直測定モジュールは、偏光ビームスプリッタプリズム(121)、コーナーキューブプリズム(122)、及び偏光コントローラ(123)を含み、前記測定ビームは、まず偏光ビームスプリッタプリズム(121)を透過し、前記偏光コントローラ(123)によって偏光方向を回転した後、前記回折格子(200)に投射されて回折され、回折光の中の0次回折光は再び前記偏光コントローラ(123)によって偏光方向を回転し、偏光ビームは前記偏光ビームスプリッタプリズム(121)を通過する時に反射が発生し、コーナーキューブプリズム(122)を経て偏光ビームスプリッタプリズムに戻り、再び前記回折格子(200)に入射されて二回の回折が発生し、二回回折した回折光の中の0次回折光(506)は前記偏光ビームスプリッタプリズム(121)によって最終的に前記垂直測定モジュールに投射される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回折格子測定装置。
  7. 前記偏光コントローラ(123)はファラデー回転子または1/2波長板を用いる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の回折格子測定装置。
  8. 前記二重周波数光入射モジュールは、第一ビームスプリッタ(131)及び第二ビームスプリッタ(132)を含み、前記垂直検出モジュールは第一遠隔カプラ(135)を含み、前記測定ビームは前記第一ビームスプリッタ(131)によって第一測定分割ビーム及び第二測定分割ビームに分割され、第一測定分割ビーム(501)は前記垂直測定モジュールによって前記回折格子(200)に投射され、第二測定分割ビーム(502)は前記参照検出モジュールに投射され、前記参照ビームは前記第二ビームスプリッタ(132)によって第一参照分割ビーム及び第二参照分割ビームに分割され、第一参照分割ビーム(503)は、第一測定分割ビームが前記垂直測定モジュールを経て出射された後のビーム(506)と前記第一遠隔カプラ(135)によってカップリングされ、第二参照分割ビーム(504)は前記参照検出モジュールに投射される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回折格子測定装置。
  9. 前記二重周波数光入射モジュールは、第一ビームスプリッタ(131)及び第二ビームスプリッタ(132)を含み、前記垂直検出モジュールは第一遠隔カプラ(135)及び第五ビームスプリッタ(13b)を含み、前記測定ビームは前記第一ビームスプリッタ(131)によって第一測定分割ビーム及び第二測定分割ビームに分割され、第一測定分割ビーム(501)は前記垂直測定モジュールによって前記回折格子(200)に投射され、第二測定分割ビーム(502)は前記参照検出モジュールに投射され、前記参照ビームは前記第二ビームスプリッタ(132)によって第一参照分割ビーム及び第二参照分割ビームに分割され、第一参照分割ビーム(503)は前記第五ビームスプリッタ(13b)を通過して第一測定分割ビームが前記垂直測定モジュールを経て出射された後のビーム(506)と組み合わせた後、前記第一遠隔カプラ(135)によってカップリングされ、第二参照分割ビーム(504)は前記参照検出モジュールに投射される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回折格子測定装置。
  10. ビームのステアリング及び伝播を実現するための複数の反射鏡アセンブリをさらに含む、
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の回折格子測定装置。
  11. 前記二重周波数光入射モジュールは第一視準器(111)、第二視準器(112)及びウェッジ対(113)をさらに含み、前記測定ビームは前記第一視準器(111)及びウェッジ対(113)によって視準され、且つ角度が制御され、前記参照ビームは前記第二視準器(112)によって視準される、
    ことを特徴とする請求項1、8または9に記載の回折格子測定装置。
  12. 前記光源モジュール(300)と前記回折格子測定プローブ(100)は偏波保持ファイバ(401、402)を介して連結される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回折格子測定装置。
  13. 前記測定ビームの偏光方向と前記参照ビームの偏光方向の間に第一夾角が存在し、相応して、前記偏光ビームスプリッタプリズム(121)の配置方向は第一夾角だけ回転し、前記偏光コントローラ(123)を経て出射されるビームの偏光方向も第一夾角だけ回転する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の回折格子測定装置。
  14. 前記第一夾角は45度である、
    ことを特徴とする請求項13に記載の回折格子測定装置。
  15. 前記第二夾角は45+k*90度であり、kは自然数である、
    ことを特徴とする請求項に記載の回折格子測定装置。
  16. 前記垂直検出モジュールはマルチモードファイバ(403)を介して前記信号処理モジュールに連結される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回折格子測定装置。
  17. 前記参照検出モジュールはマルチモードファイバ(404)を介して前記信号処理モジュールに連結される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回折格子測定装置。
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