以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、発明の詳細な説明に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、発明の詳細な説明に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の詳細な説明中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の情報提供装置(例えば、図1のサーバ11)は、インターネット上で提供されている複数のコンテンツのそれぞれの所在を示す位置データ、コンテンツの表示の順序を示す順序データ、およびそれぞれのコンテンツの表示の時間を示す時間データを対応付けて記憶している記憶手段(例えば、図5のデータベース84)と、コンテンツを表示する端末装置からのリクエストを受信した場合、記憶手段から、対応付けられている位置データ、順序データおよび時間データを読み出す読み出し手段(例えば、図5のプログラム生成データ読み出し部141)と、読み出された位置データ、順序データおよび時間データから、時間データで示される表示の時間毎に、位置データで所在が示される複数のコンテンツのそれぞれを、順序データで示される順に表示するようにコンテンツの表示を制御するための表示制御プログラムであって、Webページのデータに組み込まれる表示制御プログラムを生成するプログラム生成手段(例えば、図5の表示制御プログラム生成部87)と、リクエストしてきた端末装置に、Webページのデータに組み込まれている表示制御プログラムを送信する送信手段(例えば、図5の送信制御部91)とを含む。
本発明の一側面の情報提供方法は、インターネット上で提供されているコンテンツを表示する端末装置からリクエストを受信した場合、複数のコンテンツのそれぞれの所在を示す位置データ、コンテンツの表示の順序を示す順序データ、およびそれぞれのコンテンツの表示の時間を示す時間データを対応付けて記憶している記憶手段(例えば、図5のデータベース84)から対応付けられている位置データ、順序データおよび時間データを読み出す読み出しステップ(例えば、図36のステップS141の手続き)と、読み出された位置データ、順序データおよび時間データから、時間データで示される表示の時間毎に、位置データで所在が示される複数のコンテンツのそれぞれを、順序データで示される順に表示するようにコンテンツの表示を制御するための表示制御プログラムであって、Webページのデータに組み込まれる表示制御プログラムを生成するプログラム生成ステップ(例えば、図36のステップS143の手続き)と、リクエストしてきた端末装置に、Webページのデータに組み込まれている表示制御プログラムを送信する送信ステップ(例えば、図32のステップS5004の手続き)とを含む。
本発明の一側面の情報提供プログラムは、インターネット上で提供されているコンテンツを表示する端末装置からリクエストを受信した場合、複数のコンテンツのそれぞれの所在を示す位置データ、コンテンツの表示の順序を示す順序データ、およびそれぞれのコンテンツの表示の時間を示す時間データを対応付けて記憶している記憶手段(例えば、図5のデータベース84)から対応付けられている位置データ、順序データおよび時間データを読み出す読み出しステップ(例えば、図36のステップS141の手続き)と、読み出された位置データ、順序データおよび時間データから、時間データで示される表示の時間毎に、位置データで所在が示される複数のコンテンツのそれぞれを、順序データで示される順に表示するようにコンテンツの表示を制御するための表示制御プログラムであって、Webページのデータに組み込まれる表示制御プログラムを生成するプログラム生成ステップ(例えば、図36のステップS143の手続き)と、リクエストしてきた端末装置に、Webページのデータに組み込まれている表示制御プログラムを送信する送信ステップ(例えば、図32のステップS5004の手続き)とを含む情報提供処理をコンピュータに行わせる。
以下、図1乃至図43を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態のデジタルサイネージ表示制御システムの構成の例を示す図である。図1に示されるデジタルサイネージ表示制御システムは、サーバ11、サーバ11にそれぞれインターネット12を介して接続されているデジタルサイネージ13−1、13−2および13−3並びに管理パーソナルコンピューター(以下、管理PCと称する。)14−1および14−2からなる。
サーバ11は、Webページの提供やファイルの格納など各種のサービスを、インターネット12を介してデジタルサイネージ13−1乃至13−3並びに管理PC14−1および14−2に提供する。サーバ11は、専用サーバ、パーソナルコンピュータ(いわゆるPCサーバ)、または仮想サーバなどからなる。サーバ11は、専用サーバ、パーソナルコンピュータ、または仮想サーバなどの組み合わせからなるシステムであっても良い。サーバ11は、いわゆるクラウドサーバとすることもできる。
サーバ11は、デジタルサイネージ13−1乃至13−3のいずれかからリクエストがあると、リクエストしてきたデジタルサイネージ13−1乃至13−3のいずれかに、コンテンツの表示や音声を出力させるためのWebページを提供する。サーバ11は、デジタルサイネージ13−1乃至13−3に、スクリプトを含むWebページを提供する。言い換えると、サーバ11は、デジタルサイネージ13−1乃至13−3に、Webページの方式で記述されている表示制御プログラムを提供する。
ここで、コンテンツとは、文字列、音声または静止画像若しくは動画像である画像またはこれらの組み合わせである。
サーバ11は、管理PC14−1および14−2のいずれかからリクエストがあると、リクエストしてきた管理PC14−1および14−2のいずれかに、デジタルサイネージ13−1乃至13−3の表示を制御するためのデータをサーバ11に格納するためのWebページを提供する。
デジタルサイネージ13−1乃至13−3は、コンテンツを表示する装置であり、例えば、薄板状の筐体に、後述する各種のハードウェアが格納され、また、デジタルサイネージ13−1乃至13−3は、ディスプレイが前面に配置されるように格納されて構成される。デジタルサイネージ13−1乃至13−3の形状は、前面にディスプレイが配置されていれば足り、モニタ型、衝立型、吊り下げ形、広告塔型、または壁や柱などに埋め込む形状とすることができる。また、デジタルサイネージ13−1乃至13−3は、複数のディスプレイで1つの画像を表示するものであってもよい。デジタルサイネージ13−1乃至13−3のディスプレイは、LCD(liquid crystal display)、LED(light emitting diode)ディスプレイ、有機ELディスプレイ(organic electroluminescence display)、プラズマディスプレイ、またはプロジェクタなどを採用することができる。デジタルサイネージ13−1乃至13−3は、それぞれ、サーバ11から送信されてきたWebページの方式で記述されている表示制御プログラムを実行して、コンテンツを表示する。デジタルサイネージ13−1乃至13−3は、それぞれ、表示の時間毎に複数のコンテンツを順に表示する。デジタルサイネージ13−1乃至13−3は、それぞれ、定期的にサーバ11が提供する表示制御プログラムで表示されるコンテンツが更新されているか否かを、インターネット12を介してサーバ11に確認する。デジタルサイネージ13−1乃至13−3は、それぞれ、コンテンツが更新されている場合、インターネット12を介してサーバ11に表示制御プログラムをリクエストする。
管理PC14−1および14−2は、それぞれ、机の上に置く形状の、いわゆる、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ、本体、ディスプレイ、およびキーボードをひとつの筐体に収めた、いわゆる、ラップトップ型のパーソナルコンピュータ、または板状のオールインワン・コンピュータである、いわゆる、タブレット型のパーソナルコンピュータ、またはモバイル端末装置であるスマートフォンなどであり、いわゆるWebブラウザ機能を有する情報処理装置であれば良い。管理PC14−1および14−2は、それぞれ、インターネット12を介してWebページをサーバ11にリクエストする。管理PC14−1および14−2がリクエストするWebページは、デジタルサイネージ13−1乃至13−3の表示を制御するためのデータをサーバ11に格納するためのWebページである。管理PC14−1および14−2は、それぞれ、Webページが操作されてテキストボックスに文字列や数値が入力され、各種のボタンがアクティブになるように選択されたり、チェックされたり、クリックされると、インターネット12を介して、デジタルサイネージ13−1乃至13−3の表示を制御するためのデータをサーバ11に送信する。この場合、サーバ11は、管理PC14−1および14−2のそれぞれから送信されてきた、デジタルサイネージ13−1乃至13−3の表示を制御するためのデータを記憶する。
以下、デジタルサイネージ13−1乃至13−3を個々に区別する必要がない場合、単にデジタルサイネージ13と称する。また、以下、管理PC14−1および14−2を個々に区別する必要がない場合、単に管理PC14と称する。なお、デジタルサイネージ表示制御システムにおいて、デジタルサイネージ13の数は任意とすることができる。同様に、デジタルサイネージ表示制御システムにおいて、管理PC14の数は任意とすることができる。
ここで、デジタルサイネージ13によるコンテンツの表示について説明する。
図2は、デジタルサイネージ13によるコンテンツの表示の例を示す図である。コンテンツ21−1乃至21−10は、それぞれ、デジタルサイネージ13により表示されるコンテンツであり、例えば、インターネット12上のWebサイトで提供されているサイトの文字列、音声または静止画像若しくは動画像またはこれらの組み合わせ、PDF方式のドキュメント、音声または動画像である。デジタルサイネージ13は、ブラウザによって、サーバ11から提供されたWebページの方式で記述されている表示制御プログラムを実行して、コンテンツ21−1乃至21−10を、表示の時間毎に順に表示する。すなわち、デジタルサイネージ13は、予め決められている表示の時間毎に、コンテンツ21−1、コンテンツ21−2、コンテンツ21−3、コンテンツ21−4、コンテンツ21−5、コンテンツ21−6、コンテンツ21−7、コンテンツ21−8、コンテンツ21−9およびコンテンツ21−10を順に表示して、次に、コンテンツ21−1に戻りコンテンツ21−1乃至21−10の表示を繰り返す。
デジタルサイネージ13は、表示制御プログラムを実行して、コンテンツ21−1乃至21−10の表示を切換えるとき、切換えアクションを行う。すなわち、デジタルサイネージ13は、ワイプやスライドインなどのエフェクトでコンテンツ21−1乃至21−10の表示を切換えて、コンテンツ21−1乃至21−10のそれぞれを表示させる。
例えば、デジタルサイネージ13は、コンテンツ21−3が表示されている場合、コンテンツ21−4を読み出して、ブラウザでコンテンツ21−4を開く。このとき、コンテンツ21−4は表示されていないが、即座に表示できる状態になる。例えば、デジタルサイネージ13は、ブラウザの複数のタブを使い、一方のタブでコンテンツ21−3を表示させて、表示されていない他方のタブにコンテンツ21−4を開く。デジタルサイネージ13は、切換えアクションで、コンテンツ21−4が開かれているタブを表示させることで、コンテンツ21−3からコンテンツ21−4に表示を切換える。
なお、以下、コンテンツ21−1乃至21−10を個々に区別する必要がない場合、単にコンテンツ21と称する。10個のコンテンツ21であるコンテンツ21−1乃至21−10のコンテンツが表示される例を説明したが、表示されるコンテンツ21の数は任意とすることができる。
次に、サーバ11、デジタルサイネージ13および管理PC14のハードウェアの構成の例について説明する。
図3は、サーバ11のハードウェアの構成の例を示すブロック図である。
サーバ11において、CPU(Central Processing Unit)31,ROM(Read Only Memory)32,RAM(Random Access Memory)33は、バス34により相互に接続されている。
バス34には、さらに、入出力インタフェース35が接続されている。入出力インタフェース35には、必要に応じて接続されるキーボードまたはマウスなどよりなる入力部36、必要に応じて接続されるディスプレイなどよりなる出力部37、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部38、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部39、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア41を駆動するドライブ40が接続されている。
以上のように構成されるサーバ11(コンピュータ)では、CPU31が、例えば、記憶部38に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース35及びバス34を介して、RAM33にロードして実行することにより、後述する一連の処理が行われる。
サーバ11(CPU31)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア41に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット12、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア41をドライブ40に装着することにより、入出力インタフェース35を介して、記憶部38に記憶することで、コンピュータにインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部39で受信し、記憶部38に記憶することで、コンピュータにインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM32や記憶部38にあらかじめ記憶しておくことで、コンピュータにあらかじめインストールしておくことができる。
すなわち、サーバ11(コンピュータ)では、インストールされたプログラムを実行することにより、図5を参照して後述する機能が実現される。
図4は、デジタルサイネージ13のハードウェアの構成の例を示すブロック図である。
デジタルサイネージ13において、CPU51,ROM52,RAM53は、バス54により相互に接続されている。
バス54には、さらに、入出力インタフェース55が接続されている。入出力インタフェース55には、タッチパネル、マイクロホンなどよりなる入力部56、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部57、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部58、有線または無線のネットワークインタフェースなどよりなる通信部59、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア61を駆動するドライブ60が接続されている。なお、入力部56としてのタッチパネルは、設けるようにしても、入力部56としてのタッチパネルは、設けないようにしてもいずれであってもよい。
以上のように構成されるデジタルサイネージ13(コンピュータ)では、CPU51が、例えば、記憶部58に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース55及びバス54を介して、RAM53にロードして実行することにより、後述する一連の処理が行われる。
デジタルサイネージ13(CPU51)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア61に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット12、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア61をドライブ60に装着することにより、入出力インタフェース55を介して、記憶部58に記憶することで、コンピュータにインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部59で受信し、記憶部58に記憶することで、コンピュータにインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM52や記憶部58にあらかじめ記憶しておくことで、コンピュータにあらかじめインストールしておくことができる。
すなわち、デジタルサイネージ13(コンピュータ)では、インストールされたプログラムを実行することにより、図6を参照して後述する機能が実現される。
また、デジタルサイネージ13(コンピュータ)では、サーバ11から送信されてきたWebページの方式で記述されている表示制御プログラムを、後述するWebブラウザ機能に含まれているインタープリタにより解釈して実行ことにより、図6を参照して後述する機能が実現される。
なお、管理PC14のハードウェアの構成は、デジタルサイネージ13のハードウェアの構成と同様なので、その説明は省略する。
次に、それぞれにプログラムを実行することにより実現される機能の構成の例について説明する。
図5は、プログラムを実行するサーバ11において実現される機能の構成の例を示すブロック図である。すなわち、サーバ11がプログラムを実行すると、Webサーバ機能81、認証部82、動作設定部83、データベース84、コンテンツ格納部85、ログ格納部86および表示制御プログラム生成部87が実現される。
Webサーバ機能81は、例えば、Apache HTTP Serverなどの、いわゆるWebサーバプログラムを実行することにより実現され、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)に規定される手続きに基づいて、テキストまたは画像などの各種のオブジェクトが含まれるHTML(Hypertext Markup Language)方式またはXML(Extensible Markup Language)方式などのウェブページのデータを提供する。
Webサーバ機能81は、送信制御部91および受信制御部92を含む。送信制御部91は、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御することで、インターネット12を介した、ウェブページのデータのデジタルサイネージ13宛または管理PC14宛の送信を制御する。受信制御部92は、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御することで、インターネット12を介してデジタルサイネージ13または管理PC14から送信されてくる各種のデータの受信を制御する。
認証部82は、管理PC14から送信されてくるユーザID(identification)およびパスワードを、データベース84に記憶されているユーザIDおよびパスワードと照合することにより、管理PC14のユーザを認証する。なお、ユーザIDは、ユーザのそれぞれを特定する識別データである。
動作設定部83は、Webサーバ機能81が管理PC14からのリクエストを受け付けると、デジタルサイネージ13の表示を制御するためのデータをサーバ11に格納するためのWebページのデータを生成する。また、動作設定部83は、Webページが操作されてテキストボックスに文字列や数値が入力され、各種のボタンがアクティブになるように選択されたり、チェックされたり、クリックされた場合に管理PC14から送信されてくるデジタルサイネージ13の表示を制御するためのデータをWebサーバ機能81が受け取ると、デジタルサイネージ13の表示を制御するためのデータをデータベース84に格納させる(記憶させる)。
動作設定部83は、管理メニュー生成部101、一括ヘッダフッタ設定部102、一括画面表示設定部103、一括個別配信設定部104、コンテンツアップロード部105、機器管理画面生成部106、機器別ヘッダフッタ設定部107、機器別画面表示設定部108、機器別個別配信設定部109および稼働状況画面生成部110を含む。
管理メニュー生成部101は、一括ヘッダフッタ設定部102、一括画面表示設定部103、一括個別配信設定部104、コンテンツアップロード部105、機器管理画面生成部106、機器別ヘッダフッタ設定部107、機器別画面表示設定部108、機器別個別配信設定部109および稼働状況画面生成部110のいずれかを選択するための管理メニューを管理PC14に表示させるためのWebページ(以下、管理メニューページと称する。)のデータを生成する。すなわち、管理メニュー生成部101は、デジタルサイネージ13−1乃至13−3の表示を制御するためのデータを設定するメニューを機能別に表示させて、選択させるための管理メニューページを管理PC14に表示させるためのWebページのデータを生成する。
一括ヘッダフッタ設定部102は、デジタルサイネージ13の表示画面において、コンテンツ21の表示領域の上側に表示されるヘッダおよびコンテンツ21の表示領域の下側に表示されるフッタの表示を制御するデータを設定する。さらに詳しく説明すれば、一括ヘッダフッタ設定部102は、ユーザIDで特定されるユーザが管理しているデジタルサイネージ13の全てについて、一括してヘッダおよびフッタの表示を制御するデータを設定する。この場合、ユーザIDで特定されるユーザが管理しているデジタルサイネージ13の全てが、同じヘッダおよびフッタを表示することになる。
すなわち、一括ヘッダフッタ設定部102は、ヘッダおよびフッタの表示を制御するデータを取得するためのWebページ(以下、一括ヘッダフッタ設定ページと称する。)のデータを生成する。一括ヘッダフッタ設定部102は、一括ヘッダフッタ設定ページが操作されることにより管理PC14から送信されてくるデジタルサイネージ13のヘッダおよびフッタの表示を制御するデータをWebサーバ機能81が受け取ると、受け取ったデータを、ユーザIDで特定されるユーザが管理している全てのデジタルサイネージ13のそれぞれの機器No.(number)に対応させて、ヘッダおよびフッタの表示の設定値としてデータベース84に格納させる(記憶させる)。
なお、機器No.は、デジタルサイネージ13のそれぞれを特定する識別データである。
一括画面表示設定部103は、デジタルサイネージ13におけるコンテンツ21の表示を切換える時間など画面表示を制御するデータを設定する。さらに詳しく説明すれば、一括画面表示設定部103は、ユーザIDで特定されるユーザが管理しているデジタルサイネージ13の全てについて、一括して画面表示を制御するデータを設定する。この場合、ユーザIDで特定されるユーザが管理しているデジタルサイネージ13の全てが、同じ時間でコンテンツ21の表示が切換ることになる。
すなわち、一括画面表示設定部103は、画面表示を制御するデータを取得するためのWebページ(以下、一括画面表示設定ページと称する。)のデータを生成する。一括画面表示設定部103は、一括画面表示設定ページが操作されることにより管理PC14から送信されてくるデジタルサイネージ13の画面表示を制御するデータをWebサーバ機能81が受け取ると、受け取ったデータを、ユーザIDで特定されるユーザが管理している全てのデジタルサイネージ13のそれぞれの機器No.に対応させて、画面表示の設定値としてデータベース84に格納させる(記憶させる)。
一括個別配信設定部104は、コンテンツ21のそれぞれを特定し、コンテンツ21の表示の順序や個々のコンテンツ21の表示範囲の大きさやスクロールなどの表示の仕方を決めるなど、コンテンツ21のそれぞれの表示を制御するデータを設定する。さらに詳しく説明すれば、一括個別配信設定部104は、ユーザIDで特定されるユーザが管理しているデジタルサイネージ13の全てについて、コンテンツ21のそれぞれの表示を制御するデータを設定する。この場合、ユーザIDで特定されるユーザが管理しているデジタルサイネージ13の全てが、同じコンテンツ21を同じ順次で表示することになる。
すなわち、一括個別配信設定部104は、コンテンツ21のそれぞれの表示を制御するデータを取得するためのWebページ(以下、一括個別配信設定ページと称する。)のデータを生成する。一括個別配信設定部104は、一括個別配信設定ページが操作されることにより管理PC14から送信されてくるコンテンツ21のそれぞれの表示を制御するデータをWebサーバ機能81が受け取ると、受け取ったデータを、ユーザIDで特定されるユーザが管理している全てのデジタルサイネージ13のそれぞれの機器No.に対応させて、コンテンツ21のそれぞれの表示の設定値としてデータベース84に格納させる(記憶させる)。
コンテンツアップロード部105は、管理PC14に、PDF方式のドキュメント、音声または動画像のデータのファイルを、インターネット12を介してサーバ11にアップロードさせる。
コンテンツアップロード部105は、PDFアップロード部121、音声データアップロード部122および動画像データアップロード部123を含む。PDFアップロード部121は、コンテンツ21の一例である、PDF方式のドキュメントのファイルをアップロードするためのWebページ(以下、PDFアップロードページと称する。)のデータを生成する。PDFアップロード部121は、PDFアップロードページが操作されることにより管理PC14から送信されてくるPDF方式のドキュメントのファイルをWebサーバ機能81が受け取ると、受け取ったファイルを、コンテンツ格納部85の所定のディレクトリに格納させる(記憶させる)。
音声データアップロード部122は、コンテンツ21の一例である、音声のデータのファイルをアップロードするためのWebページ(以下、音声データアップロードページと称する。)のデータを生成する。音声データアップロード部122は、音声データアップロードページが操作されることにより管理PC14から送信されてくる音声のデータのファイルをWebサーバ機能81が受け取ると、受け取ったファイルを、コンテンツ格納部85の所定のディレクトリに格納させる(記憶させる)。
動画像データアップロード部123は、コンテンツ21の一例である、動画像のデータのファイルをアップロードするためのWebページ(以下、動画像データアップロードページと称する。)のデータを生成する。動画像データアップロード部123は、動画像データアップロードページが操作されることにより管理PC14から送信されてくる動画像のデータのファイルをWebサーバ機能81が受け取ると、受け取ったファイルを、コンテンツ格納部85の所定のディレクトリに格納させる(記憶させる)。
機器管理画面生成部106は、デジタルサイネージ13のそれぞれを個別に制御する場合、デジタルサイネージ13を選択するWebページ(以下、機器管理ページと称する。)のデータを生成する。管理PC14において機器管理ページが操作されると、機器別ヘッダフッタ設定部107、機器別画面表示設定部108および機器別個別配信設定部109のいずれかよるWebページが管理PC14に提供される。
機器別ヘッダフッタ設定部107は、機器No.で特定されるデジタルサイネージ13のそれぞれについて、ヘッダおよびフッタの表示を制御するデータを設定する。
すなわち、機器別ヘッダフッタ設定部107は、個別のデジタルサイネージ13についてのヘッダおよびフッタの表示を制御するデータを取得するためのWebページ(以下、機器別ヘッダフッタ設定ページと称する。)のデータを生成する。機器別ヘッダフッタ設定部107は、機器別ヘッダフッタ設定ページが操作されることにより管理PC14から送信されてくるデジタルサイネージ13のヘッダおよびフッタの表示を制御するデータをWebサーバ機能81が受け取ると、受け取ったデータを、特定されている機器No.に対応させて、ヘッダおよびフッタの表示の設定値としてデータベース84に格納させる(記憶させる)。
機器別画面表示設定部108は、機器No.で特定されるデジタルサイネージ13のそれぞれについて、画面表示を制御するデータを設定する。
すなわち、機器別画面表示設定部108は、個別のデジタルサイネージ13についての画面表示を制御するデータを取得するためのWebページ(以下、機器別画面表示設定ページと称する。)のデータを生成する。機器別画面表示設定部108は、機器別画面表示設定ページが操作されることにより管理PC14から送信されてくるデジタルサイネージ13の画面表示を制御するデータをWebサーバ機能81が受け取ると、受け取ったデータを、特定されている機器No.に対応させて、画面表示の設定値としてデータベース84に格納させる(記憶させる)。
機器別個別配信設定部109は、機器No.で特定されるデジタルサイネージ13のそれぞれについて、コンテンツ21のそれぞれの表示を制御するデータを設定する。
すなわち、機器別個別配信設定部109は、個別のデジタルサイネージ13についてのコンテンツ21のそれぞれの表示を制御するデータを取得するためのWebページ(以下、機器別個別配信設定ページと称する。)のデータを生成する。機器別個別配信設定部109は、機器別個別配信設定ページが操作されることにより管理PC14から送信されてくるコンテンツ21のそれぞれの表示を制御するデータをWebサーバ機能81が受け取ると、受け取ったデータを、特定されている機器No.に対応させて、コンテンツ21のそれぞれの表示の設定値としてデータベース84に格納させる(記憶させる)。
稼働状況画面生成部110は、ログ格納部86に記憶されているデジタルサイネージ13のそれぞれの稼働状況を示すデータを読み出して、デジタルサイネージ13のそれぞれの稼働状況を示すWebページ(以下、機器稼働状況ページと称する。)のデータを生成する。
データベース84、コンテンツ格納部85およびログ格納部86は、記憶部38に構築される。
データベース84は、デジタルサイネージ13の表示を制御するためのデータ、すなわち表示制御プログラムの生成に必要なデータを格納する。データベース84においては、データベース管理システムによりデータの格納が管理されている。例えば、データベース84は、リレーショナルデータベース、オブジェクトデータベースまたはカード型データベースなどである。
データベース84に格納されるデータの詳細は、図8乃至図11を参照して説明する。
コンテンツ格納部85は、コンテンツ21の一例である、PDF方式のドキュメント、音声または動画像のデータのファイルをユーザIDに対応付けて格納する。コンテンツ格納部85は、ユーザID毎に、PDF、音声、または動画像のデータの方式毎のディレクトリにPDF方式のドキュメント、音声または動画像のデータのファイルを格納する。デジタルサイネージ13からWebサーバ機能81に、PDF、音声、または動画像のデータのファイルがリクエストされると、Webサーバ機能81は、コンテンツ格納部85に格納されているPDF、音声、または動画像のデータのファイルを読み出して、読み出したファイルをデジタルサイネージ13に送信する。
ログ格納部86は、デジタルサイネージ13のそれぞれの稼働状況を示すデータを格納する。
表示制御プログラム生成部87は、Webサーバ機能81がデジタルサイネージ13からのリクエストを受け付けると、デジタルサイネージ13の表示を制御するためのデータをデータベース84から読み出して、Webページの方式で記述されている表示制御プログラムを生成する。表示制御プログラムは、いわゆるサーバサイドプログラムである。表示制御プログラム生成部87は、Webサーバ機能81に、生成した表示制御プログラムをリクエストしてきたデジタルサイネージ13宛にインターネット12を介して送信させる。例えば、表示制御プログラム生成部87は、ASP(Application Service Provider)などで実現される。
表示制御プログラム生成部87は、プログラム生成データ読み出し部141、ページレイアウト決定プログラム生成部142、コンテンツ表示制御プログラム生成部143、ヘッダフッタ表示制御プログラム144、モード制御プログラム生成部145およびコントロールボタン制御プログラム生成部146を含む。
プログラム生成データ読み出し部141は、表示制御プログラムを生成する場合、デジタルサイネージ13の表示を制御するためのデータをデータベース84から読み出す。ページレイアウト決定プログラム生成部142は、デジタルサイネージ13におけるコンテンツ21の表示を切換える時間など画面表示を制御するためのプログラムを生成する。コンテンツ表示制御プログラム生成部143は、コンテンツ21の表示の順序や個々のコンテンツ21の表示範囲の大きさやスクロールなどの表示の仕方を決めるなど、デジタルサイネージ13におけるコンテンツ21のそれぞれの表示を制御するためのプログラムを生成する。
ヘッダフッタ表示制御プログラム144は、デジタルサイネージ13におけるヘッダおよびフッタの表示を制御するためのプログラムを生成する。モード制御プログラム生成部145は、時間毎に複数のコンテンツ21を順に表示するスクリーンモードまたはタッチパネルへの操作を受け付けるタッチモードのいずれかへの、デジタルサイネージ13のモードの切換えを制御するためのプログラムを生成する。コントロールボタン制御プログラム生成部146は、表示制御プログラムの再読み込みを指令するリフレッシュボタン、各種のメニューを選択するためのメニューボタン、終了を指令する終了ボタンまたは表示の言語を切換えるための多言語ボタンなどのコントロールボタンの処理を実行するためのプログラムを生成する。
図6は、プログラムを実行するデジタルサイネージ13において実現される機能の構成の例を示すブロック図である。すなわち、デジタルサイネージ13がプログラムを実行すると、通信制御部201、Webブラウザ機能202、表示制御部203、タッチ入力制御部204および音声再生部205が実現される。
通信制御部201は、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部59を制御して、通信部59によるインターネット12を介したサーバ11との通信を制御する。通信制御部201は、送信制御部221および受信制御部222を含む。送信制御部221は、ネットワークインタフェースよりなる通信部59を制御することで、インターネット12を介した、サーバ11宛の各種のデータの送信を制御する。受信制御部222は、ネットワークインタフェースよりなる通信部59を制御することで、インターネット12を介してサーバ11から送信されてくる、表示制御プログラムなどの各種のデータの受信を制御する。
Webブラウザ機能202は、Webページの方式で記述されているデータによりWebページを表示させる。Webブラウザ機能202は、通信制御部201を介してサーバ11にWebページをリクエストする。Webブラウザ機能202は、サーバ11から送信されてくる、Webページの方式で記述されている表示制御プログラムを通信制御部201が受信すると、受信した表示制御プログラムを実行して、コンテンツ21を表示する。Webブラウザ機能202が表示制御プログラムをインタープリタ235により実行すると、モード切換え部231、コンテンツ切換え部232、音声再生制御部233および更新確認部234が実現される。
インタープリタ235は、プログラミング言語で記述されている表示制御プログラムを解釈して実行する。
モード切換え部231は、デジタルサイネージ13のモードを、時間毎に複数のコンテンツ21を順に表示するスクリーンモードまたはタッチパネルへの操作を受け付けるタッチモードのいずれかに切換える。コンテンツ切換え部232は、所定の順序で所定に時間間隔で表示するコンテンツ21を切換える。音声再生制御部233は、サーバ11のコンテンツ格納部85から音声のデータのファイルを読み出して、音声のデータによるBGM(background music)としての音声の再生を制御する。更新確認部234は、サーバ11が提供する表示制御プログラムで表示されるコンテンツ21が更新されているか否かを、インターネット12を介してサーバ11に確認する。
表示制御部203は、ディスプレイよりなる出力部57へのWebブラウザ機能202で再生されるコンテンツの表示を制御する。タッチ入力制御部204は、タッチパネルよりなる入力部56へのタッチ操作の入力を制御する。音声再生部205は、音声のデータを復号するなど音声を再生して、スピーカよりなる出力部57に出力する。
図7は、プログラムを実行する管理PC14において実現される機能の構成の例を示すブロック図である。すなわち、管理PC14がプログラムを実行すると、通信制御部261、Webブラウザ機能262、コンテンツ格納部263および表示制御部264が実現される。
通信制御部261は、ネットワークインタフェースなどよりなる管理PC14の通信部59を制御して、管理PC14の通信部59によるインターネット12を介したサーバ11との通信を制御する。通信制御部261は、送信制御部281および受信制御部282を含む。送信制御部281は、ネットワークインタフェースよりなる管理PC14の通信部59を制御することで、インターネット12を介した、サーバ11宛の各種のデータの送信を制御する。受信制御部282は、ネットワークインタフェースよりなる管理PC14の通信部59を制御することで、インターネット12を介してサーバ11から送信されてくる、Webページのデータなどの各種のデータの受信を制御する。
Webブラウザ機能262は、Webページの方式で記述されているデータによりWebページを表示させる。Webブラウザ機能262は、通信制御部261を介してサーバ11にWebページをリクエストする。Webブラウザ機能262は、サーバ11から送信されてくる、Webページのデータを通信制御部261が受信すると、受信したWebページのデータによって、Webページを表示する。Webブラウザ機能262は、表示されているWebページが操作されて、テキストボックスに文字列や数値が入力されたり、各種のボタンがアクティブになるように選択されたり、チェックされたり、クリックされた場合、通信制御部261を介して、Webページへの操作に応じたデータをサーバ11に送信する。
コンテンツ格納部263は、サーバ11にアップロードしようとするPDF方式のドキュメント、音声または動画像のデータのファイルを格納する。
表示制御部264は、ディスプレイよりなる管理PC14の出力部57への、Webブラウザ機能262で再生されるWebページの表示を制御する。
次に、図8乃至図11を参照して、データベース84に格納されるデータおよびデータ構造について説明する。以下において、図8乃至図11を参照して、データベース84に格納されるデータの項目の名称は、例えば、いわゆる属性名または列である。以下において、特に区別する必要がある場合、データベース84に格納されるデータの項目の名称を、鉤括弧で囲って示す。
図8は、ユーザ管理マスターテーブルおよび機器管理マスターテーブルの例を示す図である。図8(A)に示されるユーザ管理マスターテーブル301には、ユーザを特定するための「ユーザID」、「パスワード」、ユーザの名称である「ユーザ名」および操作が許可される「有効期間」が対応づけて格納されている。例えば、図8(A)に示されるユーザ管理マスターテーブル301には、0001である「ユーザID」、XXXXである「パスワード」、YYYYYである「ユーザ名」、20161001乃至20161030である「有効期間」が対応づけて格納されている。また、図8(A)に示されるユーザ管理マスターテーブル301には、0002である「ユーザID」、ZZZZである「パスワード」、QQQQである「ユーザ名」、20161101乃至20161130である「有効期間」が対応づけて格納されている。同様に、図8(A)に示されるユーザ管理マスターテーブル301には、0003である「ユーザID」、RRRRである「パスワード」、SSSSSである「ユーザ名」、20161201乃至20161231である「有効期間」が対応づけられ、0004である「ユーザID」、TTTTである「パスワード」、PPPPPである「ユーザ名」、20161001乃至20161030である「有効期間」が対応づけられ、0005である「ユーザID」、UUUUである「パスワード」、WWWWWである「ユーザ名」、20161001乃至20161029である「有効期間」が対応づけられて格納されている。
図8(B)に示される機器管理マスターテーブル302には、「ユーザID」、デジタルサイネージ13を特定するための「機器No.」、デジタルサイネージ13の通称である「機器通称名」、デジタルサイネージ13に関する覚書である「機器メモ」が対応づけて格納されている。例えば、図8(B)に示される機器管理マスターテーブル302には、0001である「ユーザID」、s0001である「機器No.」、サイマスターである「機器通称名」、「マスターです。」との「機器メモ」が対応付けられて格納されている。また、図8(B)に示される機器管理マスターテーブル302には、0001である「ユーザID」、s0002である「機器No.」、サイネスターである「機器通称名」、「スターです。」との「機器メモ」が対応付けられて格納されている。同様に、図8(B)に示される機器管理マスターテーブル302には、0001である「ユーザID」、s0003である「機器No.」、サイスターである「機器通称名」、「スタジアム用です。」との「機器メモ」が対応付けられ、0002である「ユーザID」、s0004である「機器No.」、デジマスターである「機器通称名」、「デパート用」との「機器メモ」が対応付けられ、0002である「ユーザID」、s0005である「機器No.」、デジスターである「機器通称名」、「公共施設用」との「機器メモ」が対応づけられて格納されている。
図9は、基本表示マスターテーブル303の例を示す図である。図9に示される基本表示マスターテーブル303には、「ユーザID」、「機器No.」、ヘッダに関するデータ、フッタに関するデータ、コンテンツ21を表示して次のコンテンツ21に切換えるまでの時間を示す「切換え時間」、コンテンツ21の表示を切換えるときのエフェクトを示す「切換えアクション」、タッチパネルへの操作がなかった場合にスクリーンモードに切換えるときの基準時間を示す「タッチ時間」、BGMとして指定する音声データを示す「BGM」、コンテンツ21を表示させる領域の色を示す「メインバックカラー」が対応付けられて格納されている。基本表示マスターテーブル303に格納されているヘッダに関するデータは、ヘッダの文字列を示す「内容」、「スクロール有無」、「スクロールスピード」、「高さ領域」、「バックカラー」、「フォントカラー」、「フォントサイズ」、「フォント」、「フォントスタイル」からなる。基本表示マスターテーブル303に格納されているフッタに関するデータは、フッタの文字列を示す「内容」、「スクロール有無」、「スクロールスピード」、「高さ領域」、「バックカラー」、「フォントカラー」、「フォントサイズ」、「フォント」、「フォントスタイル」からなる。
例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0001である「ユーザID」、s0001である「機器No.」、20秒である「切換え時間」、アクション1である「切換えアクション」、60秒である「タッチ時間」、BGM1である「BGM」、12である「メインバックカラー」が対応付けられて格納されている。また、例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0001である「ユーザID」とs0001である「機器No.」とに対応付けられて、ヘッダに関するデータとして、「お知らせ1」である「内容」、スクロールの有りを示す“0”である「スクロール有無」、8である「スクロールスピード」、80ピクセルである「高さ領域」、10である「バックカラー」、12である「フォントカラー」、48である「フォントサイズ」、6である「フォント」、および1である「フォントスタイル」が格納されている。さらに、例えば、例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0001である「ユーザID」とs0001である「機器No.」とに対応付けられて、フッタに関するデータとして、「日付1」である「内容」、スクロールの有りを示す“0”である「スクロール有無」、3である「スクロールスピード」、70ピクセルである「高さ領域」、10である「バックカラー」、12である「フォントカラー」、48である「フォントサイズ」、4である「フォント」、および1である「フォントスタイル」が格納されている。
なお、“1”である「スクロール有無」は、スクロールの無を示す。
同様に、例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0001である「ユーザID」、s0002である「機器No.」、30秒である「切換え時間」、アクション2である「切換えアクション」、50秒である「タッチ時間」、BGM2である「BGM」、12である「メインバックカラー」が対応付けられて格納されている。また、例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0001である「ユーザID」とs0002である「機器No.」とに対応付けられて、ヘッダに関するデータとして、「お知らせ2」である「内容」、スクロールの無しを示す“1”である「スクロール有無」、0である「スクロールスピード」、90ピクセルである「高さ領域」、11である「バックカラー」、12である「フォントカラー」、36である「フォントサイズ」、7である「フォント」、および2である「フォントスタイル」が格納されている。さらに、例えば、例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0001である「ユーザID」とs0002である「機器No.」とに対応付けられて、フッタに関するデータとして、「日付2」である「内容」、スクロールの有りを示す“0”である「スクロール有無」、8である「スクロールスピード」、80ピクセルである「高さ領域」、10である「バックカラー」、12である「フォントカラー」、48である「フォントサイズ」、6である「フォント」、および1である「フォントスタイル」が格納されている。
また、同様に、例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0001である「ユーザID」、s0003である「機器No.」、20秒である「切換え時間」、アクション3である「切換えアクション」、10秒である「タッチ時間」、BGM3である「BGM」、13である「メインバックカラー」が対応付けられて格納されている。また、例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0001である「ユーザID」とs0003である「機器No.」とに対応付けられて、ヘッダに関するデータとして、「お知らせ3」である「内容」、“1”である「スクロール有無」、0である「スクロールスピード」、70ピクセルである「高さ領域」、12である「バックカラー」、13である「フォントカラー」、24である「フォントサイズ」、5である「フォント」、および3である「フォントスタイル」が格納されている。さらに、例えば、例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0001である「ユーザID」とs0003である「機器No.」とに対応付けられて、フッタに関するデータとして、「日付3」である「内容」、“1”である「スクロール有無」、0である「スクロールスピード」、90ピクセルである「高さ領域」、11である「バックカラー」、12である「フォントカラー」、36である「フォントサイズ」、7である「フォント」、および2である「フォントスタイル」が格納されている。
さらに、同様に、例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0002である「ユーザID」、s0004である「機器No.」、10秒である「切換え時間」、アクション1である「切換えアクション」、30秒である「タッチ時間」、BGM4である「BGM」、14である「メインバックカラー」が対応付けられて格納されている。また、例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0002である「ユーザID」とs0004である「機器No.」とに対応付けられて、ヘッダに関するデータとして、「お知らせ4」である「内容」、“0”である「スクロール有無」、5である「スクロールスピード」、80ピクセルである「高さ領域」、13である「バックカラー」、10である「フォントカラー」、48である「フォントサイズ」、9である「フォント」、および5である「フォントスタイル」が格納されている。さらに、例えば、例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0002である「ユーザID」とs0004である「機器No.」とに対応付けられて、フッタに関するデータとして、「日付4」である「内容」、“1”である「スクロール有無」、0である「スクロールスピード」、70ピクセルである「高さ領域」、12である「バックカラー」、13である「フォントカラー」、24である「フォントサイズ」、5である「フォント」、および3である「フォントスタイル」が格納されている。
さらにまた、同様に、例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0002である「ユーザID」、s0005である「機器No.」、20秒である「切換え時間」、アクション4である「切換えアクション」、20秒である「タッチ時間」、BGM5である「BGM」、12である「メインバックカラー」が対応付けられて格納されている。また、例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0002である「ユーザID」とs0005である「機器No.」とに対応付けられて、ヘッダに関するデータとして、「お知らせ5」である「内容」、“0”である「スクロール有無」、3である「スクロールスピード」、80ピクセルである「高さ領域」、10である「バックカラー」、8である「フォントカラー」、52である「フォントサイズ」、6である「フォント」、および8である「フォントスタイル」が格納されている。さらに、例えば、例えば、図9に示される基本表示マスターテーブル303には、0002である「ユーザID」とs0005である「機器No.」とに対応付けられて、フッタに関するデータとして、「日付5」である「内容」、“0”である「スクロール有無」、5である「スクロールスピード」、80ピクセルである「高さ領域」、13である「バックカラー」、10である「フォントカラー」、48である「フォントサイズ」、9である「フォント」、および5である「フォントスタイル」が格納されている。
図10は、コンテンツ管理テーブル304の例を示す図である。図10に示されるコンテンツ管理テーブル304には、「ユーザID」、「機器No.」、コンテンツ21の表示される順序を示す「表示順」、コンテンツ21の種類がWebページ、PDFまたは動画像のいずれであるかを示す「コンテンツ種類」、コンテンツ21を特定するための「コンテンツ」、デジタルサイネージ13の画面上での表示の高さの位置を示す「高さ位置」、コンテンツ21のそれぞれの画像の表示領域における表示の開始の位置を示す「開始位置」、コンテンツ21のそれぞれの画像の表示領域における表示の終了の位置を示す「終了位置」、「スクロール有無」、「スクロールスピード」、表示する言語を選択するためのコントロールボタンである多言語ボタンの表示の有無を示す「多言語ボタン」およびコンテンツ21の表示領域と重ならないように多言語ボタンの表示をするための表示エリアを設けるか否かを示す「拡張エリア」が対応付けられて格納されている。コンテンツ管理テーブル304の「コンテンツ」は、コンテンツ21の種類がWebページである場合URLを示し、コンテンツ21の種類がPDFまたは動画像である場合ファイル名を示す。コンテンツ21の種類がPDFまたは動画像である場合、PDF方式のドキュメントのファイルおよび動画像のデータのファイルは、コンテンツ格納部85のディレクトリであって、PDF、音声、または動画像のデータの方式毎のディレクトリに格納されて、デジタルサイネージ13からのリクエストに応じてPDF、音声、または動画像のデータのファイルがデジタルサイネージ13に提供されるので、コンテンツ管理テーブル304の「コンテンツ種類」および「コンテンツ」は、コンテンツ21が格納されている位置を示す位置データであると言える。コンテンツ管理テーブル304において、“0”である「多言語ボタン」は、多言語ボタンを表示させないことを示し、“1”である「多言語ボタン」は、多言語ボタンを表示させることを示す。コンテンツ管理テーブル304において、“0”である「拡張エリア」は、コンテンツ21の表示領域と重ならないように多言語ボタンの表示をするための表示エリアを設けないことを示し、“1”である「拡張エリア」は、コンテンツ21の表示領域と重ならないように多言語ボタンの表示をするための表示エリアを設けることを示す。
例えば、図10に示されるコンテンツ管理テーブル304には、0001である「ユーザID」、s0001である「機器No.」、1である「表示順」、PDFである「コンテンツ種類」、EEEEである「コンテンツ」、0である「高さ位置」、1である「開始位置」、10000である「終了位置」、スクロール無を示す1である「スクロール有無」、15である「スクロールスピード」、0である「多言語ボタン」、および0である「拡張エリア」が対応付けられて格納されている。また、図10に示されるコンテンツ管理テーブル304には、0001である「ユーザID」、s0001である「機器No.」、2である「表示順」、Webページである「コンテンツ種類」、GGGGである「コンテンツ」、10である「高さ位置」、1である「開始位置」、10000である「終了位置」、スクロール有を示す0である「スクロール有無」、15である「スクロールスピード」、1である「多言語ボタン」、および1である「拡張エリア」が対応付けられて格納されている。
同様に、図10に示されるコンテンツ管理テーブル304には、0001である「ユーザID」、s0001である「機器No.」、3である「表示順」、Webページである「コンテンツ種類」、HHHHである「コンテンツ」、0である「高さ位置」、10である「開始位置」、10000である「終了位置」、1である「スクロール有無」、15である「スクロールスピード」、0である「多言語ボタン」、および0である「拡張エリア」が対応付けられて、0001である「ユーザID」、s0001である「機器No.」、4である「表示順」、Webページである「コンテンツ種類」、JJJJである「コンテンツ」、20である「高さ位置」、20である「開始位置」、10000である「終了位置」、0である「スクロール有無」、20である「スクロールスピード」、0である「多言語ボタン」、および0である「拡張エリア」が対応付けられて、0001である「ユーザID」、s0001である「機器No.」、5である「表示順」、動画像である「コンテンツ種類」、KKKKである「コンテンツ」、0である「高さ位置」、1である「開始位置」、10000である「終了位置」、1である「スクロール有無」、20である「スクロールスピード」、0である「多言語ボタン」、および0である「拡張エリア」が対応付けられて、0001である「ユーザID」、s0001である「機器No.」、6である「表示順」、PDFである「コンテンツ種類」、LLLLである「コンテンツ」、0である「高さ位置」、1である「開始位置」、10000である「終了位置」、1である「スクロール有無」、15である「スクロールスピード」、0である「多言語ボタン」、および0である「拡張エリア」が対応付けられて、0001である「ユーザID」、s0001である「機器No.」、7である「表示順」、Webページである「コンテンツ種類」、MMMMである「コンテンツ」、0である「高さ位置」、1である「開始位置」、10000である「終了位置」、1である「スクロール有無」、15である「スクロールスピード」、0である「多言語ボタン」、および0である「拡張エリア」が対応付けられて格納されている。
図11は、更新テーブル305の例を示す図である。図11に示される更新テーブル305には、「ユーザID」、「機器No.」および表示制御プログラムで表示されるコンテンツ21が更新されているか否かを示す「更新フラグ」が対応付けられて格納されている。0である「更新フラグ」は、表示制御プログラムで表示されるコンテンツ21が更新されていることを示し、1である「更新フラグ」は、表示制御プログラムで表示されるコンテンツ21が更新されていないことを示す。例えば、図11に示される更新テーブル305には、0001である「ユーザID」、s0001である「機器No.」、1である「更新フラグ」が対応付けられて格納されている。また、例えば、図11に示される更新テーブル305には、0001である「ユーザID」、s0002である「機器No.」、0である「更新フラグ」が対応付けられて格納されている。同様に、例えば、図11に示される更新テーブル305には、0001である「ユーザID」、s0003である「機器No.」、0である「更新フラグ」が対応付けられ、0002である「ユーザID」、s0004である「機器No.」、1である「更新フラグ」が対応付けられ、0002である「ユーザID」、s0005である「機器No.」、0である「更新フラグ」が対応付けられて格納されている。
以上のように、データベース84は、インターネット12上で提供されている複数のコンテンツ21を表示する端末装置の一例であるデジタルサイネージ13を特定する識別データの一例である「機器No.」に対応付けて、複数のコンテンツ21のそれぞれの所在を示す位置データの一例である「コンテンツ」および「コンテンツ種類」、コンテンツ21の表示の順序を示す順序データの一例である「表示順」、およびそれぞれのコンテンツの表示の時間を示す時間データの一例である「切換え時間」を記憶している。
次に、管理PC14による、各種のデータのサーバ11への格納および各種のデータの表示の処理について説明する。
図12は、ログインすると管理PC14に表示される管理メニューページの例を示す図である。例えば、管理メニューページには、一括ヘッダフッタ設定ページを表示させるためのアイコン331、一括画面表示設定ページを表示させるためのアイコン332、一括個別配信設定ページを表示させるためのアイコン333、PDFアップロードページを表示させるためのアイコン334、音声データアップロードページを表示させるためのアイコン335、動画像データアップロードページを表示させるためのアイコン336、機器管理ページを表示させるためのアイコン337、機器稼働状況ページ表示させるためのアイコン338、およびヘルプのページを表示させるためのアイコン339が配置されている。
図13は、管理メニューページを表示させる処理を説明するフローチャートである。ステップS2001において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、ユーザを特定するユーザIDおよびパスワードを含めて管理メニューページをリクエストする。すなわち、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に管理メニューページのリクエストを送信する。
ステップS1001において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14からのリクエストを受け付ける。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からのリクエストを受信させて、ユーザIDおよびパスワードを含むリクエストを受け付ける。ステップS1002において、サーバ11の認証部82は、管理PC14から送信されてきたユーザIDおよびパスワードを、データベース84のユーザ管理マスターテーブル301に記憶されている「ユーザID」および「パスワード」と照合することにより、管理PC14のユーザを認証する。認証部82は、管理PC14から送信されてきたユーザIDおよびパスワードがデータベース84のユーザ管理マスターテーブル301に記憶されている「ユーザID」および「パスワード」と一致した場合、管理PC14のユーザがユーザIDで特定される正当なユーザであると認証し、管理PC14から送信されてきたユーザIDおよびパスワードがデータベース84のユーザ管理マスターテーブル301に記憶されている「ユーザID」および「パスワード」と一致しない場合、管理PC14のユーザが正当なユーザではないと認証する。
正当なユーザではないと認証された場合、手続きはステップS2001に戻る。
管理PC14のユーザが「ユーザID」で特定される正当なユーザであると認証された場合、認証部82は、動作設定部83にその旨を通知して、手続きはステップS1003に進み、動作設定部83の管理メニュー生成部101は、管理メニューページの表示データ(Webページのデータ)を生成する。管理メニュー生成部101は、管理メニューページの表示データをWebサーバ機能81に供給する。
ステップS1004において、サーバ11のWebサーバ機能81の送信制御部91は、インターネット12を介して、リクエストしてきた管理PC14宛に管理メニューページの表示データを送信する。
ステップS2002において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、サーバ11から送信されてきた管理メニューページの表示データを受信する。すなわち、Webブラウザ機能262は、受信制御部282に、ネットワークインタフェースよりなる管理PC14の通信部59を制御させて、管理メニューページの表示データを受信させる。ステップS2003において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、表示制御部203に、ディスプレイよりなる出力部57を制御させて、ディスプレイよりなる出力部57に管理メニューページを表示させて、管理メニューページを表示させる処理は終了する。
管理メニューページに配置されているアイコン331がクリックされると、管理PC14に一括ヘッダフッタ設定ページが表示される。
図14は、一括ヘッダフッタ設定ページの例を示す図である。一括ヘッダフッタ設定ページには、ヘッダおよびフッタのそれぞれについて、内容、スクロール有無、スクロールスピード、高さ領域、バックカラー、フォントカラー、フォントサイズ、フォント、およびフォントスタイルを入力するためのテキストボックスおよびラジオボタンが配置されている。一括ヘッダフッタ設定ページの「登録」と表示されているボタンがクリックされると、ヘッダおよびフッタのそれぞれについて、内容、スクロール有無、スクロールスピード、高さ領域、バックカラー、フォントカラー、フォントサイズ、フォント、およびフォントスタイルのそれぞれについて入力されたデータがサーバ11に送信される。
図15は、一括ヘッダフッタ設定ページによる、ヘッダおよびフッタの表示の設定の処理を説明するフローチャートである。管理メニューページに配置されているアイコン331がクリックされると、ステップS2101において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、一括ヘッダフッタ設定ページをリクエストする。すなわち、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に一括ヘッダフッタ設定ページのリクエストを送信する。
ステップS1101において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14からのリクエストを受け付ける。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からのリクエストを受信させて、リクエストを受け付ける。ステップS1102において、動作設定部83の一括ヘッダフッタ設定部102は、一括ヘッダフッタ設定ページの表示データ(Webページのデータ)を生成する。一括ヘッダフッタ設定部102は、一括ヘッダフッタ設定ページの表示データをWebサーバ機能81に供給する。
ステップS1103において、サーバ11のWebサーバ機能81の送信制御部91は、インターネット12を介して、リクエストしてきた管理PC14宛に一括ヘッダフッタ設定ページの表示データを送信する。
ステップS2102において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、サーバ11から送信されてきた一括ヘッダフッタ設定ページの表示データを受信する。すなわち、Webブラウザ機能262は、受信制御部282に、ネットワークインタフェースよりなる管理PC14の通信部59を制御させて、一括ヘッダフッタ設定ページの表示データを受信させる。ステップS2103において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、表示制御部203に、ディスプレイよりなる出力部57を制御させて、ディスプレイよりなる出力部57に一括ヘッダフッタ設定ページを表示させる。
ステップS2104において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、一括ヘッダフッタ設定ページに配置されているテキストボックスおよびラジオボタンから、一括ヘッダフッタ設定ページへの入力値を取得する。すなわち、Webブラウザ機能262は、ヘッダおよびフッタのそれぞれについて、内容、スクロール有無、スクロールスピード、高さ領域、バックカラー、フォントカラー、フォントサイズ、フォント、およびフォントスタイルについての入力値を取得する。一括ヘッダフッタ設定ページの「登録」と表示されているボタンがクリックされると、ステップS2105において、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に一括ヘッダフッタ設定ページへの入力値を送信させる。
ステップS1104において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14から送信されてくる一括ヘッダフッタ設定ページへの入力値を受信する。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からの一括ヘッダフッタ設定ページへの入力値を受信させる。Webサーバ機能81は、受信した一括ヘッダフッタ設定ページへの入力値を一括ヘッダフッタ設定部102に供給する。ステップS1105において、一括ヘッダフッタ設定部102は、一括ヘッダフッタ設定ページへの入力値を、図13のステップS1002の手続きでユーザを認証したときに取得したユーザIDに対応する機器No.の全てのデジタルサイネージ13のヘッダおよびフッタの設定値としてデータベース84に格納して、ヘッダおよびフッタの表示の設定の処理は終了する。すなわち、ステップS1105において、一括ヘッダフッタ設定部102は、一括ヘッダフッタ設定ページへの入力値を、データベース84の基本表示マスターテーブル303の値のうち、ユーザIDに対応するすべての機器No.についてのヘッダに関するデータおよびフッタに関するデータに設定する。
例えば、0001であるユーザIDで特定されるユーザのよって入力された一括ヘッダフッタ設定ページへの入力値を受信した場合、s0001である機器No.、s0002である機器No.およびs0003である機器No.が0001であるユーザIDに対応しているので、ステップS1105において、一括ヘッダフッタ設定部102は、一括ヘッダフッタ設定ページへの入力値を、データベース84の基本表示マスターテーブル303の値のうち、s0001である機器No.ついてのヘッダに関するデータおよびフッタに関するデータに設定し、s0002である機器No.ついてのヘッダに関するデータおよびフッタに関するデータに設定し、s0003である機器No.ついてのヘッダに関するデータおよびフッタに関するデータに設定する。
図16は、一括画面表示設定ページの例を示す図である。一括画面表示設定ページには、切換え時間、切換えアクション、タッチ時間、BGMおよびメインバックカラーを入力するためのスライダー、テキストボックスおよびラジオボタンが配置されている。一括画面表示設定ページの「登録」と表示されているボタンがクリックされると、切換え時間、切換えアクション、タッチ時間、BGMおよびメインバックカラーのそれぞれについて入力されたデータがサーバ11に送信される。
図17は、一括画面表示設定ページによる、画面表示設定の処理を説明するフローチャートである。管理メニューページに配置されているアイコン332がクリックされると、ステップS2201において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、一括画面表示設定ページをリクエストする。すなわち、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に一括画面表示設定ページのリクエストを送信する。
ステップS1201において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14からのリクエストを受け付ける。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からのリクエストを受信させて、リクエストを受け付ける。ステップS1202において、動作設定部83の一括画面表示設定部103は、一括画面表示設定ページの表示データ(Webページのデータ)を生成する。一括画面表示設定部103は、一括画面表示設定ページの表示データをWebサーバ機能81に供給する。
ステップS1203において、サーバ11のWebサーバ機能81の送信制御部91は、インターネット12を介して、リクエストしてきた管理PC14宛に一括画面表示設定ページの表示データを送信する。
ステップS2202において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、サーバ11から送信されてきた一括画面表示設定ページの表示データを受信する。すなわち、Webブラウザ機能262は、受信制御部282に、ネットワークインタフェースよりなる管理PC14の通信部59を制御させて、一括画面表示設定ページの表示データを受信させる。ステップS2203において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、表示制御部203に、ディスプレイよりなる出力部57を制御させて、ディスプレイよりなる出力部57に一括画面表示設定ページを表示させる。
ステップS2204において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、一括画面表示設定ページに配置されているスライダー、テキストボックスおよびラジオボタンから、一括画面表示設定ページへの入力値を取得する。すなわち、Webブラウザ機能262は、切換え時間、切換えアクション、タッチ時間、BGMおよびメインバックカラーについての入力値を取得する。一括画面表示設定ページの「登録」と表示されているボタンがクリックされると、ステップS2205において、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に一括画面表示設定ページへの入力値を送信する。
ステップS1204において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14から送信されてくる一括画面表示設定ページへの入力値を受信する。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からの一括画面表示設定ページへの入力値を受信させる。Webサーバ機能81は、受信した一括画面表示設定ページへの入力値を一括画面表示設定部103に供給する。ステップS1205において、一括画面表示設定部103は、一括画面表示設定ページへの入力値を、図13のステップS1002の手続きでユーザを認証したときに取得したユーザIDに対応する機器No.の全てのデジタルサイネージ13の画面表示の設定値としてデータベース84に格納して、画面表示設定の処理は終了する。すなわち、ステップS1205において一括画面表示設定部103は、一括画面表示設定ページへの入力値を、データベース84の基本表示マスターテーブル303の値のうち、ユーザIDに対応するすべての機器No.についての、切換え時間、切換えアクション、タッチ時間、BGMおよびメインバックカラーである画面表示に関するデータに設定する。
例えば、0001であるユーザIDで特定されるユーザのよって入力された一括画面表示設定ページへの入力値を受信した場合、s0001である機器No.、s0002である機器No.およびs0003である機器No.が0001であるユーザIDに対応しているので、ステップS1205において、一括画面表示設定部103は、一括画面表示設定ページへの入力値を、データベース84の基本表示マスターテーブル303の値のうち、s0001である機器No.ついての切換え時間、切換えアクション、タッチ時間、BGMおよびメインバックカラーである画面表示に関するデータに設定し、s0002である機器No.ついての切換え時間、切換えアクション、タッチ時間、BGMおよびメインバックカラーである画面表示に関するデータに設定し、s0003である機器No.ついての切換え時間、切換えアクション、タッチ時間、BGMおよびメインバックカラーである画面表示に関するデータに設定する。
図18は、一括個別配信設定ページの例を示す図である。一括個別配信設定ページには、コンテンツ21の表示の順番を示す番号、コンテンツ21を特定するためのコンテンツのURLまたはファイル名、高さ位置、開始位置、終了位置、スクロール有無、およびスクロールスピード、多言語ボタン、拡張エリアおよびコンテンツ21の順序を変えるためのボタンが配置されている。コンテンツ21の表示の順番を示す番号をクリックすると、図19に示される、コンテンツ21のそれぞれのファイル名、高さ位置、開始位置、終了位置、スクロール有無、スクロールスピード、多言語ボタン、および拡張エリアを設定するための入力ページが表示される。一括個別配信設定ページの「新規」と表示されているボタンがクリックされると、新たなコンテンツ21について、コンテンツのURLまたはファイル名、高さ位置、開始位置、終了位置、スクロール有無、スクロールスピード、多言語ボタン、および拡張エリアのそれぞれを追加することができる。
また、一括個別配信設定ページの「URL全MultiKIS同期」と表示されているボタンがクリックされると、番号、コンテンツのURLまたはファイル名、高さ位置、開始位置、終了位置、スクロール有無、およびスクロールスピードのそれぞれについて入力されたデータがサーバ11に送信される。
図20は、一括個別配信設定ページによる、コンテンツ21のそれぞれの表示の設定の処理を説明するフローチャートである。管理メニューページに配置されているアイコン333がクリックされると、ステップS2301において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、一括個別配信設定ページをリクエストする。すなわち、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に一括個別配信設定ページのリクエストを送信する。
ステップS1301において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14からのリクエストを受け付ける。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からのリクエストを受信させて、リクエストを受け付ける。ステップS1302において、動作設定部83の一括個別配信設定部104は、一括個別配信設定ページの表示データ(Webページのデータ)を生成する。一括個別配信設定部104は、一括個別配信設定ページの表示データをWebサーバ機能81に供給する。
ステップS1303において、サーバ11のWebサーバ機能81の送信制御部91は、インターネット12を介して、リクエストしてきた管理PC14宛に一括個別配信設定ページの表示データを送信する。
ステップS2302において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、サーバ11から送信されてきた一括個別配信設定ページの表示データを受信する。すなわち、Webブラウザ機能262は、受信制御部282に、ネットワークインタフェースよりなる管理PC14の通信部59を制御させて、一括個別配信設定ページの表示データを受信させる。ステップS2303において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、表示制御部203に、ディスプレイよりなる出力部57を制御させて、ディスプレイよりなる出力部57に一括個別配信設定ページを表示させる。
なお、詳細の説明は省略するが、コンテンツ21の表示の順番を示す番号がクリックされると、ステップS2301乃至ステップS2304およびステップS1301乃至ステップS1303と同様の処理で、入力ページが表示され、コンテンツ21のそれぞれのファイル名またはURL方式のアドレス、高さ位置、開始位置、終了位置、スクロール有無、およびスクロールスピードが入力できる。
ステップS2304において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、入力ページなどの操作により入力された値から、一括個別配信設定ページへの入力値を取得する。すなわち、Webブラウザ機能262は、コンテンツ21の表示される順序を示す表示順、コンテンツ21の種類がWebページ、PDFまたは動画像のいずれであるかを示すコンテンツ種類、コンテンツ21を特定するためのコンテンツのURLまたはファイル名(コンテンツ21を特定するためのコンテンツ)、デジタルサイネージ13の画面上での表示の高さの位置を示す高さ位置、コンテンツ21のそれぞれの画像の表示領域における表示の開始位置を示す開始位置、コンテンツ21のそれぞれの画像の表示領域における表示の終了位置を示す終了位置、スクロール有無、スクロールスピード、多言語ボタンおよび拡張エリアについての入力値を取得する。一括個別配信設定ページの「URL全MultiKIS同期」と表示されているボタンがクリックされると、ステップS2305において、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に一括個別配信設定ページへの入力値を送信する。
ステップS1304において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14から送信されてくる一括個別配信設定ページへの入力値を受信する。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からの一括個別配信設定ページへの入力値を受信させる。Webサーバ機能81は、受信した一括個別配信設定ページへの入力値を一括個別配信設定部104に供給する。ステップS1305において、一括個別配信設定部104は、一括個別配信設定ページへの入力値を、図13のステップS1002の手続きでユーザを認証したときに取得したユーザIDに対応する機器No.の全てのデジタルサイネージ13における、コンテンツ21のそれぞれの表示の設定値としてデータベース84に格納して、コンテンツ21のそれぞれの表示の設定の処理は終了する。すなわち、ステップS1305において一括個別配信設定部104は、一括個別配信設定ページへの入力値を、データベース84のコンテンツ管理テーブル304の値のうち、ユーザIDに対応するすべての機器No.についての、表示順、コンテンツ種類、コンテンツ、高さ位置、開始位置、終了位置、スクロール有無、スクロールスピード、多言語ボタンおよび拡張エリアである、コンテンツ21のそれぞれの表示に関するデータに設定する。
例えば、0001であるユーザIDで特定されるユーザのよって入力された一括個別配信設定ページへの入力値を受信した場合、s0001である機器No.、s0002である機器No.およびs0003である機器No.が0001であるユーザIDに対応しているので、ステップS1305において、一括個別配信設定部104は、一括個別配信設定ページへの入力値を、データベース84のコンテンツ管理テーブル304の値のうち、s0001である機器No.ついての表示順、コンテンツ種類、コンテンツ、高さ位置、開始位置、終了位置、スクロール有無、スクロールスピード、多言語ボタンおよび拡張エリアである、コンテンツ21のそれぞれの表示に関するデータに設定し、s0002である機器No.ついての表示順、コンテンツ種類、コンテンツ、高さ位置、開始位置、終了位置、スクロール有無、スクロールスピード、多言語ボタンおよび拡張エリアである、コンテンツ21のそれぞれの表示に関するデータに設定し、s0003である機器No.ついての表示順、コンテンツ種類、コンテンツ、高さ位置、開始位置、終了位置、スクロール有無、スクロールスピード、多言語ボタンおよび拡張エリアである、コンテンツ21のそれぞれの表示に関するデータに設定する。
図21は、管理メニューページに配置されているアイコン334がクリックされると表示される、PDFアップロードページの例を示す図である。PDFアップロードページには、ユーザIDに対応付けてコンテンツ格納部85に格納されているPDF方式のドキュメントのファイルのファイル名が表示される。コンテンツ格納部263に格納されているファイルのうち、アップロードしたいPDF方式のドキュメントのファイルを選択して、PDFアップロードページの「アップロード」と表示されているボタンがクリックされると、選択されたファイルがサーバ11に送信されて、ユーザIDに対応付けてコンテンツ格納部85に格納される。
図22は、管理メニューページに配置されているアイコン335がクリックされると表示される、音声データアップロードページの例を示す図である。音声データアップロードページには、ユーザIDに対応付けてコンテンツ格納部85に格納されている音声のデータのファイルのファイル名が表示される。コンテンツ格納部263に格納されているファイルのうち、アップロードしたい音声のデータのファイルを選択して、音声データアップロードページの「アップロード」と表示されているボタンがクリックされると、選択されたファイルがサーバ11に送信されて、ユーザIDに対応付けてコンテンツ格納部85に格納される。
図23は、管理メニューページに配置されているアイコン336がクリックされると表示される、動画像データアップロードページの例を示す図である。動画像データアップロードページには、ユーザIDに対応付けてコンテンツ格納部85に格納されている動画像のデータのファイルのファイル名が表示される。コンテンツ格納部263に格納されているファイルのうち、アップロードしたい動画像のデータのファイルを選択して、動画像データアップロードページの「アップロード」と表示されているボタンがクリックされると、選択されたファイルがサーバ11に送信されて、ユーザIDに対応付けてコンテンツ格納部85に格納される。
図24は、PDFアップロードページ、音声データアップロードページまたは動画像データアップロードページによる、コンテンツ21のアップロードの処理を説明するフローチャートである。以下、PDFアップロードページによるPDF方式のドキュメントのファイルのアップロードの処理を例に説明する。管理メニューページに配置されているアイコン334がクリックされると、ステップS2401において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、PDFアップロードページをリクエストする。すなわち、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛にPDFアップロードページのリクエストを送信する。
ステップS1401において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14からのリクエストを受け付ける。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からのリクエストを受信させて、リクエストを受け付ける。ステップS1402において、動作設定部83のコンテンツアップロード部105のPDFアップロード部121は、PDFアップロードページの表示データ(Webページのデータ)を生成する。PDFアップロード部121は、PDFアップロードページの表示データをWebサーバ機能81に供給する。
ステップS1403において、サーバ11のWebサーバ機能81の送信制御部91は、インターネット12を介して、リクエストしてきた管理PC14宛にPDFアップロードページの表示データを送信する。
ステップS2402において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、サーバ11から送信されてきたPDFアップロードページの表示データを受信する。すなわち、Webブラウザ機能262は、受信制御部282に、ネットワークインタフェースよりなる管理PC14の通信部59を制御させて、PDFアップロードページの表示データを受信させる。ステップS2403において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、表示制御部203に、ディスプレイよりなる出力部57を制御させて、ディスプレイよりなる出力部57にPDFアップロードページを表示させる。
ステップS2404において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、コンテンツ格納部263に格納されているファイルのうち、アップロードしたいPDF方式のドキュメントのファイルが選択された後の、「アップロード」と表示されているボタンのクリックによりアップロードの指示を受け付ける。ステップS2405において、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、選択されたPDF方式のドキュメントのファイルをサーバ11宛に送信する。
ステップS1404において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14から送信されてくるPDF方式のドキュメントのファイルを受信する。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からのPDF方式のドキュメントのファイルを受信させる。Webサーバ機能81は、受信したPDF方式のドキュメントのファイルを動作設定部83のコンテンツアップロード部105のPDFアップロード部121に供給する。ステップS1405において、PDFアップロード部121は、受信したPDF方式のドキュメントのファイルを、図13のステップS1002の手続きでユーザを認証したときに取得したユーザIDに対応付けてコンテンツ格納部85に格納して、アップロードの処理は終了する。
音声データアップロードページまたは動画像データアップロードページによる、音声のデータのファイルまたは動画像のデータのファイルのアップロードの処理は、PDFアップロードページによるPDF方式のドキュメントのファイルのアップロードの処理と同様なので、その説明は省略する。
図25は、機器管理ページの例を示す図である。機器管理ページには、ユーザIDで特定されるユーザによって管理されているデジタルサイネージ13のそれぞれの機器通称名、機器メモ、設定済であるか否かを示す設定の状況、運転中であるかまたは停止中であるかを示す運転の状況が表示される。機器管理ページに配置されている、機器通称名および機器メモに対応する「設定」と表示されているボタンがクリックされると、機器別ヘッダフッタ設定ページが表示される。機器別ヘッダフッタ設定ページは、「一斉配信設定」との表示が「個別配信設定」との表示に変更される点を除き、図14に示される一括ヘッダフッタ設定ページと同様なのでその説明は省略する。また、機器別ヘッダフッタ設定ページからは、所定のアイコンのクリックにより、機器別画面表示設定ページまたは機器別個別配信設定ページが表示される。機器別画面表示設定ページは、「一斉配信設定」との表示が「個別配信設定」との表示に変更される点を除き、図16の一括画面表示設定ページと同様なのでその説明は省略する。さらに、機器別個別配信設定ページは、「一斉配信設定」との表示が「個別配信設定」との表示に変更される点を除き、図18の一括個別配信設定ページと同様なのでその説明は省略する。
機器管理ページに配置されている、機器通称名および機器メモに対応する「更新」と表示されているボタンがクリックされると、更新テーブル305に格納されている更新フラグであって、機器通称名および機器メモで特定されるデジタルサイネージ13の機器No.に対応する更新フラグの値が0に設定される。
図26は、機器管理ページの表示および更新の処理を説明するフローチャートである。管理メニューページに配置されているアイコン337がクリックされると、ステップS2501において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、機器管理ページをリクエストする。すなわち、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に機器管理ページのリクエストを送信する。
ステップS1501において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14からのリクエストを受け付ける。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からのリクエストを受信させて、リクエストを受け付ける。ステップS1502において、動作設定部83の機器管理画面生成部106は、ログ格納部86からデジタルサイネージ13のそれぞれの稼働状況を示すデータを読み出して、機器管理ページの表示データ(Webページのデータ)を生成する。機器管理画面生成部106は、機器管理ページの表示データをWebサーバ機能81に供給する。
ステップS1503において、サーバ11のWebサーバ機能81の送信制御部91は、インターネット12を介して、リクエストしてきた管理PC14宛に機器管理ページの表示データを送信する。
ステップS2502において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、サーバ11から送信されてきた機器管理ページの表示データを受信する。すなわち、Webブラウザ機能262は、受信制御部282に、ネットワークインタフェースよりなる管理PC14の通信部59を制御させて、機器管理ページの表示データを受信させる。ステップS2503において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、表示制御部203に、ディスプレイよりなる出力部57を制御させて、ディスプレイよりなる出力部57に機器管理ページを表示させる。
ステップS2504において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、機器管理ページに配置されている機器通称名および機器メモに対応する「更新」と表示されているボタンのクリックにより、所定のデジタルサイネージ13の更新の要求の入力を受け付ける。すなわち、Webブラウザ機能262は、機器通称名および機器メモで特定されるデジタルサイネージ13の機器No.に対応する更新フラグの更新の要求の入力を受け付ける。
ステップS2505において、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、機器No.を含めて更新の要求をサーバ11宛に送信する。
ステップS1504において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14から送信されてくる機器No.を含んだ更新の要求を受信する。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からの機器No.を含んだ更新の要求を受信させる。Webサーバ機能81は、受信した機器No.を含んだ更新の要求を動作設定部83の機器管理画面生成部106に供給する。ステップS1505において、機器管理画面生成部106は、更新テーブル305に格納されている更新フラグであって、機器通称名および機器メモで特定されるデジタルサイネージ13の機器No.に対応する更新フラグをリセットして、機器管理ページの表示および更新の処理は終了する。
次に、図27のフローチャートを参照して、機器別ヘッダフッタ設定ページによる、デジタルサイネージ13毎のヘッダおよびフッタの表示の設定の処理を説明する。機器管理ページに配置されている、機器通称名および機器メモに対応する「設定」と表示されているボタンがクリックされると、ステップS2601において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、デジタルサイネージ13を特定する機器No.を含めて機器別ヘッダフッタ設定ページをリクエストする。すなわち、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、機器No.を含めて機器別ヘッダフッタ設定ページのリクエストをサーバ11宛に送信する。
ステップS1601において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14からのリクエストを受け付ける。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からのリクエストを受信させて、リクエストを受け付ける。ステップS1602において、動作設定部83の機器別ヘッダフッタ設定部107は、機器No.で特定されるデジタルサイネージ13についての機器別ヘッダフッタ設定ページの表示データ(Webページのデータ)を生成する。機器別ヘッダフッタ設定部107は、機器別ヘッダフッタ設定ページの表示データをWebサーバ機能81に供給する。
ステップS1603において、サーバ11のWebサーバ機能81の送信制御部91は、インターネット12を介して、リクエストしてきた管理PC14宛に機器別ヘッダフッタ設定ページの表示データを送信する。
ステップS2602において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、サーバ11から送信されてきた機器別ヘッダフッタ設定ページの表示データを受信する。すなわち、Webブラウザ機能262は、受信制御部282に、ネットワークインタフェースよりなる管理PC14の通信部59を制御させて、機器別ヘッダフッタ設定ページの表示データを受信させる。ステップS2603において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、表示制御部203に、ディスプレイよりなる出力部57を制御させて、ディスプレイよりなる出力部57に、機器No.で特定されるデジタルサイネージ13についての機器別ヘッダフッタ設定ページを表示させる。
ステップS2604において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、機器別ヘッダフッタ設定ページに配置されているテキストボックスおよびラジオボタンから、機器別ヘッダフッタ設定ページへの入力値を取得する。すなわち、Webブラウザ機能262は、ヘッダおよびフッタのそれぞれについて、内容、スクロール有無、スクロールスピード、高さ領域、バックカラー、フォントカラー、フォントサイズ、フォント、およびフォントスタイルについての入力値を取得する。機器別ヘッダフッタ設定ページの「登録」と表示されているボタンがクリックされると、ステップS2605において、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に機器別ヘッダフッタ設定ページへの入力値を送信する。
ステップS1604において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14から送信されてくる機器別ヘッダフッタ設定ページへの入力値を受信する。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からの機器別ヘッダフッタ設定ページへの入力値を受信させる。Webサーバ機能81は、受信した機器別ヘッダフッタ設定ページへの入力値を機器別ヘッダフッタ設定部107に供給する。ステップS1605において、機器別ヘッダフッタ設定部107は、機器別ヘッダフッタ設定ページへの入力値を、ステップS1602の手続きで取得した機器No.に対応するデジタルサイネージ13のヘッダおよびフッタの設定値としてデータベース84に格納して、ヘッダおよびフッタの表示の設定の処理は終了する。
次に、図28のフローチャートを参照して、機器別画面表示設定ページによる、デジタルサイネージ13毎の画面表示設定の処理を説明する。機器別ヘッダフッタ設定ページに配置されている所定のアイコンがクリックされると、ステップS2701において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、デジタルサイネージ13を特定する機器No.を含めて機器別画面表示設定ページをリクエストする。すなわち、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に機器別画面表示設定ページのリクエストを送信する。
ステップS1701において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14からのリクエストを受け付ける。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からのリクエストを受信させて、リクエストを受け付ける。ステップS1702において、動作設定部83の機器別画面表示設定部108は、機器No.で特定されるデジタルサイネージ13についての機器別画面表示設定ページの表示データ(Webページのデータ)を生成する。機器別画面表示設定部108は、機器別画面表示設定ページの表示データをWebサーバ機能81に供給する。
ステップS1703において、サーバ11のWebサーバ機能81の送信制御部91は、インターネット12を介して、リクエストしてきた管理PC14宛に機器別画面表示設定ページの表示データを送信する。
ステップS2702において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、サーバ11から送信されてきた機器別画面表示設定ページの表示データを受信する。すなわち、Webブラウザ機能262は、受信制御部282に、ネットワークインタフェースよりなる管理PC14の通信部59を制御させて、機器別画面表示設定ページの表示データを受信させる。ステップS2703において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、表示制御部203に、ディスプレイよりなる出力部57を制御させて、ディスプレイよりなる出力部57に、機器No.で特定されるデジタルサイネージ13についての機器別画面表示設定ページを表示させる。
ステップS2704において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、機器別画面表示設定ページに配置されているテキストボックスおよびラジオボタンから、機器別画面表示設定ページへの入力値を取得する。すなわち、Webブラウザ機能262は、切換え時間、切換えアクション、タッチ時間、BGMおよびメインバックカラーについての入力値を取得する。機器別画面表示設定ページの「登録」と表示されているボタンがクリックされると、ステップS2705において、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に機器別画面表示設定ページへの入力値を送信する。
ステップS1704において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14から送信されてくる機器別画面表示設定ページへの入力値を受信する。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からの機器別画面表示設定ページへの入力値を受信させる。Webサーバ機能81は、受信した機器別画面表示設定ページへの入力値を機器別画面表示設定部108に供給する。ステップS1705において、機器別画面表示設定部108は、機器別画面表示設定ページへの入力値を、ステップS1702の手続きで取得した機器No.に対応するデジタルサイネージ13の画面表示の設定値としてデータベース84に格納して、画面表示設定の処理は終了する。
次に、図29のフローチャートを参照して、機器別個別配信設定ページによる、デジタルサイネージ13毎のコンテンツ21のそれぞれの表示の設定の処理を説明する。機器別ヘッダフッタ設定ページに配置されている所定のアイコンがクリックされると、ステップS2801において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、デジタルサイネージ13を特定する機器No.を含めて機器別個別配信設定ページをリクエストする。すなわち、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に機器別個別配信設定ページのリクエストを送信する。
ステップS1801において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14からのリクエストを受け付ける。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からのリクエストを受信させて、リクエストを受け付ける。ステップS1802において、動作設定部83の機器別個別配信設定部109は、機器No.で特定されるデジタルサイネージ13についての機器別個別配信設定ページの表示データ(Webページのデータ)を生成する。機器別個別配信設定部109は、機器別個別配信設定ページの表示データをWebサーバ機能81に供給する。
ステップS1803において、サーバ11のWebサーバ機能81の送信制御部91は、インターネット12を介して、リクエストしてきた管理PC14宛に機器別個別配信設定ページの表示データを送信する。
ステップS2802において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、サーバ11から送信されてきた機器別個別配信設定ページの表示データを受信する。すなわち、Webブラウザ機能262は、受信制御部282に、ネットワークインタフェースよりなる管理PC14の通信部59を制御させて、機器別個別配信設定ページの表示データを受信させる。ステップS2803において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、表示制御部203に、ディスプレイよりなる出力部57を制御させて、ディスプレイよりなる出力部57に、機器No.で特定されるデジタルサイネージ13についての機器別個別配信設定ページを表示させる。
なお、詳細の説明は省略するが、機器別個別配信設定ページに表示されているコンテンツ21の表示の順番を示す番号をクリックすると、ステップS2801乃至ステップS2804およびステップS1801乃至ステップS1803と同様の処理で、入力ページが表示され、コンテンツ21のそれぞれのファイル名またはURL方式のアドレス、高さ位置、開始位置、終了位置、スクロール有無、およびスクロールスピードが入力できる。
ステップS2804において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、入力ページなどの操作により入力された値から、機器別個別配信設定ページへの入力値を取得する。すなわち、Webブラウザ機能262は、コンテンツ21の表示される順序を示す表示順、コンテンツ21の種類がWebページ、PDFまたは動画像のいずれであるかを示すコンテンツ種類、コンテンツ21を特定するためのコンテンツのURLまたはファイル名(コンテンツ21を特定するためのコンテンツ)、デジタルサイネージ13の画面上での表示の高さの位置を示す高さ位置、コンテンツ21のそれぞれの画像の表示領域における表示の開始位置を示す開始位置、コンテンツ21のそれぞれの画像の表示領域における表示の終了位置を示す終了位置、スクロール有無、スクロールスピード、多言語ボタンおよび拡張エリアについての入力値を取得する。機器別個別配信設定ページの所定のボタンがクリックされると、ステップS2805において、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に機器別個別配信設定ページへの入力値を送信する。
ステップS1804において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14から送信されてくる機器別個別配信設定ページへの入力値を受信する。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からの機器別個別配信設定ページへの入力値を受信させる。Webサーバ機能81は、受信した機器別個別配信設定ページへの入力値を機器別個別配信設定部109に供給する。ステップS1805において、一括個別配信設定部104は、機器別個別配信設定ページへの入力値を、ステップS1802の手続きで取得した機器No.に対応するデジタルサイネージ13における、コンテンツ21のそれぞれの表示の設定値としてデータベース84に格納して、コンテンツ21のそれぞれの表示の設定の処理は終了する。
図30は、機器稼働状況ページの例を示す図である。機器稼働状況ページには、ユーザIDで特定されるユーザによって管理されているデジタルサイネージ13のそれぞれの機器通称名、機器メモ、設定済であるか否かを示す設定の状況、運転中であるかまたは停止中であるかを示す運転の状況が表示される。機器稼働状況ページに配置されている、機器通称名および機器メモに対応する「詳細」と表示されているボタンがクリックされると、機器通称名および機器メモで特定されるデジタルサイネージ13のログの詳細が表示される。
図31は、機器稼働状況ページの表示の処理を説明するフローチャートである。管理メニューページに配置されているアイコン338がクリックされると、ステップS2901において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、機器稼働状況ページをリクエストする。すなわち、Webブラウザ機能262は、通信制御部261の送信制御部281に、管理PC14の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に機器稼働状況ページのリクエストを送信する。
ステップS1901において、サーバ11のWebサーバ機能81は、管理PC14からのリクエストを受け付ける。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、管理PC14からのリクエストを受信させて、リクエストを受け付ける。ステップS1902において、動作設定部83の稼働状況画面生成部110は、ログ格納部86からデジタルサイネージ13のそれぞれの稼働状況を示すデータを読み出して、機器稼働状況ページの表示データ(Webページのデータ)を生成する。稼働状況画面生成部110は、機器稼働状況ページの表示データをWebサーバ機能81に供給する。
ステップS1903において、サーバ11のWebサーバ機能81の送信制御部91は、インターネット12を介して、リクエストしてきた管理PC14宛に機器稼働状況ページの表示データを送信する。
ステップS2902において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、サーバ11から送信されてきた機器稼働状況ページの表示データを受信する。すなわち、Webブラウザ機能262は、受信制御部282に、ネットワークインタフェースよりなる管理PC14の通信部59を制御させて、機器稼働状況ページの表示データを受信させる。ステップS2903において、管理PC14のWebブラウザ機能262は、表示制御部203に、ディスプレイよりなる出力部57を制御させて、ディスプレイよりなる出力部57に機器稼働状況ページを表示させる。
次に、サーバ11からデジタルサイネージ13への表示制御プログラムの提供について説明する。
図32は、表示制御プログラムの提供の処理を説明するフローチャートである。ステップS6001において、デジタルサイネージ13のWebブラウザ機能202は、デジタルサイネージ13を特定する機器No.を含めてページをリクエストする。すなわち、Webブラウザ機能202は、通信制御部201の送信制御部221に、デジタルサイネージ13の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛にページのリクエストを送信させる。
ステップS5001において、サーバ11のWebサーバ機能81は、デジタルサイネージ13からのリクエストを受け付ける。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、デジタルサイネージ13からのリクエストを受信させて、リクエストを受け付ける。Webサーバ機能81は、デジタルサイネージ13からのリクエストを表示制御プログラム生成部87に供給する。
ステップS5002において、表示制御プログラム生成部87は、データベース84から「機器No.」を検索する。データベース84に「機器No.」が記憶されていた場合、以下の手続きが続行され、データベース84に「機器No.」が記憶されていなかった場合、表示制御プログラムの提供の処理は終了する。
ステップS5003において、表示制御プログラム生成部87は、表示制御プログラム生成の処理を行う。表示制御プログラム生成の処理の詳細は、図33および図34を参照して後述する。表示制御プログラム生成部87は、生成された表示制御プログラムをWebサーバ機能81に供給する。
ステップS5004において、サーバ11のWebサーバ機能81の送信制御部91は、インターネット12を介して、リクエストしてきたデジタルサイネージ13宛に表示制御プログラムを送信する。
ステップS6002において、デジタルサイネージ13のWebブラウザ機能202は、サーバ11から送信されてきた表示制御プログラムを受信する。すなわち、Webブラウザ機能202は、通信制御部201の受信制御部222に、ネットワークインタフェースよりなるデジタルサイネージ13の通信部59を制御させて、表示制御プログラムを受信させる。通信制御部201は、受信した表示制御プログラムをWebブラウザ機能202に供給する。
ステップS6003において、Webブラウザ機能202は、表示制御プログラムを実行して、表示の処理を行う。表示の処理の詳細は、図40のフローチャートを参照して後述する。インタープリタ235が、プログラミング言語で記述されている表示制御プログラムを解釈して実行すると、モード切換え部231、コンテンツ切換え部232、音声再生制御部233および更新確認部234が実現される。
ステップS6004において、Webブラウザ機能202は、デジタルサイネージ13の稼働状況のデータを更新する。ステップS6005において、Webブラウザ機能202は、デジタルサイネージ13の稼働状況のデータを、インターネット12を介して、サーバ11宛に送信する。すなわち、Webブラウザ機能202は、通信制御部201の送信制御部221に、デジタルサイネージ13の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛にデジタルサイネージ13の稼働状況のデータを送信させる。
ステップS5005において、サーバ11のWebサーバ機能81は、デジタルサイネージ13からの稼働状況のデータを受信する。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、デジタルサイネージ13からの稼働状況のデータを受信させる。Webサーバ機能81は、デジタルサイネージ13からの稼働状況のデータを表示制御プログラム生成部87に供給する。
ステップS5006において、サーバ11の表示制御プログラム生成部87は、ログ格納部86に、機器No.で特定されるデジタルサイネージ13についての稼働状況のデータを機器No.に対応付けて書き込む。ステップS5007において、サーバ11の表示制御プログラム生成部87は、データベース84の更新テーブル305に格納されている、機器No.で特定されるデジタルサイネージ13についての更新フラグをセットして、表示制御プログラムの提供の処理は終了する。
図33は、表示制御プログラム生成部87による表示制御プログラムを生成する手順を説明する図である。表示制御プログラム生成部87は、最初のステップであるステップ1において、ページのレイアウトを決定するプログラムを生成し、ステップ2において、表示コンテンツを制御するプログラムを生成する。そして、表示制御プログラム生成部87は、ステップ3において、ヘッダおよびフッタの表示を制御するプログラムを生成し、ステップ4において、スクリーンまたはタッチについてのモード制御のプログラムを生成し、ステップ5において、コントロールボタンを制御するプログラムを生成する。そして、表示制御プログラム生成部87は、ステップ1乃至ステップ5で生成されたプログラムを合わせることで、最終的な表示制御プログラムを生成する。
ここで、表示制御プログラム生成部87により生成される表示制御プログラムの例を示す。以下に示す表示制御プログラムの例のうち、「-------」の文字列で区切られている部分は、ステップ1乃至ステップ5で生成される部位などを示すコメントである。なお、この表示制御プログラムの例は、JavaScript(登録商標)で記述されている。
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ1(ページレイアウト生成)
------------------------------------------------------BGM管理
// BGM再生用定義
var sound_file_url = 'https://b-nass.com/multikis_demo/bgm_upload_files/xxx.mp3';
var audio = new Audio(sound_file_url);
audio.loop = true;
// ファイルタイプが「page」又は「pdf」の場合はBGM再生開始
if ('youtube' == 'page' || 'youtube' == 'pdf') {
audio.play();
}
// BGM再生処理
function audio_play() {
audio.play();
}
// BGM一時停止処理
function audio_pause() {
audio.pause();
}
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ1(ページレイアウト生成)
-----------------------------------------------クライアント起動情報を管理
// ログ情報保存処理
function Log_Record() {
var log_mode = document.getElementById("log_mode").value;
var stop_count = document.getElementById("page_stop_count").value;
if (log_mode == "bootSet") {
document.getElementById("log_mode").value = 'Set';
}
document.getElementById("operating_log_frame").src = 'LogSet.asp?terminal_no=s0001&stop_count=' + stop_count + '&mode=' + log_mode;
}
// ログ情報保存用タイマー設定(60秒間隔)
LogTimer = setInterval("Log_Record()", "60000");
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ1(ページレイアウト生成)
------------------------------------------------------更新確認管理
// 更新データ確認処理
function Update_Identification_sub() {
document.getElementById("update_identification_frame").src = 'Update_Identification.asp?terminal_no=s0001';
}
// 更新データ確認用タイマー設定(30秒間隔)
UpdateTimer = setInterval("Update_Identification_sub()", "30000");
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ1(ページレイアウト生成)
ステップ3(ヘッダー・フッター生成)
------------------------------------------------------基本レイアウト
function Update_Main() {
window.open('main_frame.asp?t_id=s0001&t_height=900&t_width=1600','_self');
}
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ1(ページレイアウト生成)
-----------------------------------------------コンテンツ表示(URL確認)
if ('youtube' == 'page' || 'youtube' == 'pdf') {
screenTimer = window.setInterval("effect_play_PageTransitions()", "30000");
}
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ1(ページレイアウト生成)
---------------------------------------------スクリーン・タッチモード管理
// 無操作時処理
var Sample = {
wait : 60 //待機時間(秒)
};
Sample.record = function() {
this.timeout = +new Date() + this.wait * 1000;
};
Sample.check = function() {
if (this.timeout == undefined) {
this.record();
}
if (this.timeout - new Date() < 0) {
var mode = document.getElementById("mode").value;
if (mode == 'Manual_Mode') {
var page_count = document.getElementById("page_Count").value;
var page_c_speed = document.getElementById("page_change_speed").value;
var stop_page_set = document.getElementById("page_set").value;
page_c_speed = page_c_speed + "000";
if (parseInt(page_count) > 1) {
// 端末操作を続けるかどうか確認
var n = "";
var title = "確 認";
var class_flg = "";
var msg = "";
var btn_class = "";
var url_option = "title=" + title + "&class_flg=" + class_flg + "&msg=" + msg + "&btn_class=" + btn_class + "&box_width=428&box_height=296";
n = window.showModalDialog("info_box_new.asp?" + url_option, window, "dialogWidth:430px;dialogHeight:300px;dialogLeft:220px;dialogTop:380px;scrollbars:0;");
if (n === void 0 || n == 'Cancel') {
document.getElementById("page_frame" + stop_page_set).contentWindow.url_set_again(s_url[stop_page_set]);
document.getElementById("manual_set_screen").style.display = '';
document.getElementById("mode").value = "Auto_Mode";
screenTimer = window.setInterval("effect_play_PageTransitions()", page_c_speed);
winScroll(s_frame_name[stop_page_set], s_top_height[stop_page_set], s_max_height[stop_page_set], s_speed_set[stop_page_set], s_frame_no[stop_page_set], s_check[stop_page_set])
} else if (n == 'False') {
document.getElementById("page_frame" + stop_page_set).contentWindow.url_set_again(s_url[stop_page_set]);
document.getElementById("manual_set_screen").style.display = '';
document.getElementById("mode").value = "Auto_Mode";
screenTimer = window.setInterval("effect_play_PageTransitions()", page_c_speed);
winScroll(s_frame_name[stop_page_set], s_top_height[stop_page_set], s_max_height[stop_page_set], s_speed_set[stop_page_set], s_frame_no[stop_page_set], s_check[stop_page_set])
} else {
var p_stop_count=document.getElementById("page_stop_count").value;
document.getElementById("page_stop_count").value = parseInt(p_stop_count) + 1;
Sample.record();
}
} else {
// 端末操作を続けるかどうか確認
var n = "";
var title = "確 認";
var class_flg = "";
var msg = "";
var btn_class = "";
var url_option = "title=" + title + "&class_flg=" + class_flg + "&msg=" + msg + "&btn_class=" + btn_class + "&box_width=428&box_height=296";
n = window.showModalDialog("info_box_new.asp?" + url_option,window,"dialogWidth:430px;dialogHeight:300px;dialogLeft:220px;dialogTop:380px;scrollbars:0;");
if(n===void0||n=='Cancel'document.getElementById("page_frame1").contentWindow.url_set_again(s_url[1]);
document.getElementById("manual_set_screen").style.display = '';
document.getElementById("mode").value = "Auto_Mode";
winScroll(s_frame_name[1], s_top_height[1], s_max_height[1], s_speed_set[1], s_frame_no[1], s_check[1])
} else if (n == 'False') {
document.getElementById("page_frame1").contentWindow.url_set_again(s_url[1]);
document.getElementById("manual_set_screen").style.display = '';
document.getElementById("mode").value = "Auto_Mode";
winScroll(s_frame_name[1], s_top_height[1], s_max_height[1], s_speed_set[1], s_frame_no[1], s_check[1])
} else {
Varp_stop_count=document.getElementById("page_stop_count").value;
document.getElementById("page_stop_count").value = parseInt(p_stop_count) + 1;
Sample.record();
}
}
}
}
}
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ1(ページレイアウト生成)
------------------------------------------------------基本情報
//@cc_on
document./*@if(1)attachEvent('on' + @else @*/addEventListener(/*@end @*/
'mousemove', function(){ Sample.record() }, false);
setInterval(function(){ Sample.check() }, 500);
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ2(表示コンテンツ生成)
----------------------------------------------------コンテンツ表示管理
// ページ切替エフェクト稼働処理
function effect_play_PageTransitions() {
document.getElementById("setEffects").click();
}
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ2(表示コンテンツ生成)
--------------------------------------------コンテンツ表示情報(1〜10)
// メインページ用定義
var count = new Array(10);
var s_url = new Array(10);
var scrollTimer = new Array(10);
var s_frame_name = new Array(10);
var s_top_height = new Array(10);
var s_max_height = new Array(10);
var s_check = new Array(10);
var s_speed_set = new Array(10);
var s_frame_no = new Array(10);
var s_video_code = new Array(10);
var screenTimer = "";
// DBに保存されていた情報を各変数に代入
------------------------------------------------------コンテンツ情報1
var j = 1; // ページ番号
s_url[j] = 'xxxxx'; // URL
s_frame_name[j] = 'page_frame1'; // ページフレーム名
s_top_height[j] = '1'; // ページ開始位置
s_max_height[j] = '1276'; // ページ終了位置
s_check[j] = '0'; // スクロール状態
s_speed_set[j] = '25'; // スクロールスピード
s_frame_no[j] = '1'; // ページフレーム番号
------------------------------------------------------コンテンツ情報2
var j = 2; // ページ番号
s_url[j] = 'xxxxx'; // URL
s_frame_name[j] = 'page_frame2'; // ページフレーム名
s_top_height[j] = '1'; // ページ開始位置
s_max_height[j] = '10000'; // ページ終了位置
s_check[j] = '1'; // スクロール状態
s_speed_set[j] = '15'; // スクロールスピード
s_frame_no[j] = '2'; // ページフレーム番号
------------------------------------------------------コンテンツ情報3
var j = 3; // ページ番号
s_url[j] = 'xxxxx'; // URL
s_frame_name[j] = 'page_frame3'; // ページフレーム名
s_top_height[j] = '1'; // ページ開始位置
s_max_height[j] = '10000'; // ページ終了位置
s_check[j] = '1'; // スクロール状態
s_speed_set[j] = '15'; // スクロールスピード
s_frame_no[j] = '3'; // ページフレーム番号
------------------------------------------------------コンテンツ情報4
var j = 4; // ページ番号
s_url[j] = 'xxxxx'; // URL
s_frame_name[j] = 'page_frame4'; // ページフレーム名
s_top_height[j] = '1'; // ページ開始位置
s_max_height[j] = '8300'; // ページ終了位置
s_check[j] = '1'; // スクロール状態
s_speed_set[j] = '15'; // スクロールスピード
s_frame_no[j] = '4'; // ページフレーム番号
------------------------------------------------------コンテンツ情報5
var j = 5; // ページ番号
s_url[j] = 'xxxxx'; // URL
s_frame_name[j] = 'page_frame5'; // ページフレーム名
s_top_height[j] = '1'; // ページ開始位置
s_max_height[j] = '10000'; // ページ終了位置
s_check[j] = '1'; // スクロール状態
s_speed_set[j] = '15'; // スクロールスピード
s_frame_no[j] = '5'; // ページフレーム番号
------------------------------------------------------コンテンツ情報6
var j = 6; // ページ番号
s_url[j] = 'xxxxx'; // URL
s_frame_name[j] = 'page_frame6'; // ページフレーム名
s_top_height[j] = '1'; // ページ開始位置
s_max_height[j] = '5000'; // ページ終了位置
s_check[j] = '0'; // スクロール状態
s_speed_set[j] = '25'; // スクロールスピード
s_frame_no[j] = '6'; // ページフレーム番号
------------------------------------------------------コンテンツ情報7
var j = 7; // ページ番号
s_url[j] = 'xxxxx'; // URL
s_frame_name[j] = 'page_frame7'; // ページフレーム名
s_top_height[j] = ''; // ページ開始位置
s_max_height[j] = ''; // ページ終了位置
s_check[j] = ''; // スクロール状態
s_speed_set[j] = ''; // スクロールスピード
s_frame_no[j] = '7'; // ページフレーム番号
------------------------------------------------------コンテンツ情報8
var j = 8; // ページ番号
s_url[j] = 'xxxxx'; // URL
s_frame_name[j] = 'page_frame8'; // ページフレーム名
s_top_height[j] = ''; // ページ開始位置
s_max_height[j] = ''; // ページ終了位置
s_check[j] = ''; // スクロール状態
s_speed_set[j] = ''; // スクロールスピード
s_frame_no[j] = '8'; // ページフレーム番号
------------------------------------------------------コンテンツ情報9
var j = 9; // ページ番号
s_url[j] = 'xxxxx'; // URL
s_frame_name[j] = 'page_frame9'; // ページフレーム名
s_top_height[j] = ''; // ページ開始位置
s_max_height[j] = ''; // ページ終了位置
s_check[j] = ''; // スクロール状態
s_speed_set[j] = ''; // スクロールスピード
s_frame_no[j] = '9'; // ページフレーム番号
------------------------------------------------------コンテンツ情報10
var j = 10; // ページ番号
s_url[j] = 'xxxxx'; // URL
s_frame_name[j] = 'page_frame10'; // ページフレーム名
s_top_height[j] = ''; // ページ開始位置
s_max_height[j] = ''; // ページ終了位置
s_check[j] = ''; // スクロール状態
s_speed_set[j] = ''; // スクロールスピード
s_frame_no[j] = '10'; // ページフレーム番号
for (var i = 1; i < 11; i++) {
count[i] = 1;
}
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ2(表示コンテンツ生成)
------------------------------------------------------スクロール管理
function winScroll(f_name, s_top, s_max, s_speed, frame_no, check){
if (check == "0") {
if (count[frame_no] == 1) {
//alert(f_name);
document.getElementById(f_name).contentWindow.scrollBy(0, s_top);
count[frame_no] = s_top;
}
if (parseInt(count[frame_no]) > parseInt(s_max)) {
//alert(count[frame_no]);
effect_play_PageTransitions();
return;
} else {
document.getElementById(f_name).contentWindow.scroll(0, count[frame_no]);
}
} else {
if (count[frame_no] == 1) {
//alert(f_name);
document.getElementById(f_name).contentWindow.scrollBy(0, s_top);
count[frame_no] = s_top;
}
if (parseInt(count[frame_no]) > parseInt(s_max)) {
//alert(count[frame_no]);
effect_play_PageTransitions();
return;
} else {
document.getElementById(f_name).contentWindow.scroll(0, count[frame_no]);
}
count[frame_no]++;
//ここでスピードを調整します
scrollTimer[frame_no] = setTimeout("winScroll('" + f_name + "', '" + s_top + "', '" + s_max + "', '" + s_speed + "', '" + frame_no + "', '" + check +"')", s_speed);
}
}
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ4(スクリーンorタッチ生成)
------------------------------------------------------モード管理
function manual_set() {
var page_count = document.getElementById("page_Count").value;
var stop_page_set = document.getElementById("page_set").value;
var p_stop_count = document.getElementById("page_stop_count").value;
document.getElementById("mode").value = "Manual_Mode";
document.getElementById("manual_set_screen").style.display = 'none';
document.getElementById("page_stop_count").value = parseInt(p_stop_count) + 1;
if (parseInt(page_count) > 1) {
//alert(stop_page_set);
clearTimeout(scrollTimer[stop_page_set]);
clearInterval(screenTimer);
} else {
clearTimeout(scrollTimer[1]);
}
}
function screen_set() {
var pcs = document.getElementById("page_change_speed").value;
pcs = pcs + "000";
clearInterval(screenTimer);
screenTimer = window.setInterval("effect_play_PageTransitions()", pcs);
}
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ5(コントロールボタン生成)
---------------------------------------------------スクリーンメニュー管理
function menu_mode_set() {
document.getElementById("pt-main").style.display = 'none';
document.getElementById("manual_set_screen").style.display = 'none';
document.getElementById("menu_mode").style.display = '';
document.getElementById("game_mode").style.display = 'none';
var page_count = document.getElementById("page_Count").value;
var stop_page_set = document.getElementById("page_set").value;
var p_stop_count = document.getElementById("page_stop_count").value;
document.getElementById("page_stop_count").value = parseInt(p_stop_count) + 1;
if (parseInt(page_count) > 1) {
clearTimeout(scrollTimer[stop_page_set]);
clearInterval(screenTimer);
} else {
clearTimeout(scrollTimer[1]);
}
}
function screen_change(screenNo) {
window.open('main_frame.asp?t_id=' + screenNo + '&t_height=900&t_width=1600','_self')
}
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ5(コントロールボタン生成)メニュー画面
-------------------------------------------------表示コントロール(リセット)
function menu_mode_reset() {
document.getElementById("pt-main").style.display = '';
document.getElementById("manual_set_screen").style.display = '';
document.getElementById("menu_mode").style.display = 'none';
document.getElementById("game_mode").style.display = 'none';
var page_count = document.getElementById("page_Count").value;
var page_c_speed = document.getElementById("page_change_speed").value;
var stop_page_set = document.getElementById("page_set").value;
screen_set();
document.getElementById("page_frame" + stop_page_set).contentWindow.url_set_again(s_url[stop_page_set]);
winScroll(s_frame_name[stop_page_set], s_top_height[stop_page_set], s_max_height[stop_page_set], s_speed_set[stop_page_set], s_frame_no[stop_page_set], s_check[stop_page_set])
}
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ5(コントロールボタン生成)
-------------------------------------------------表示コントロール(初期表示)
function return_top() {
window.open('main_frame.asp?t_id=s0001&t_height=900&t_width=1600','_self')
}
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ5(コントロールボタン生成)メニュー画面
------------------------------------------------------ゲームモード管理
function game_mode_set() {
document.getElementById("pt-main").style.display = 'none';
document.getElementById("manual_set_screen").style.display = 'none';
document.getElementById("menu_mode").style.display = 'none';
document.getElementById("game_mode").style.display = '';
var page_count = document.getElementById("page_Count").value;
var stop_page_set = document.getElementById("page_set").value;
var p_stop_count = document.getElementById("page_stop_count").value;
document.getElementById("page_stop_count").value = parseInt(p_stop_count) + 1;
if (parseInt(page_count) > 1) {
clearTimeout(scrollTimer[stop_page_set]);
clearInterval(screenTimer);
} else {
clearTimeout(scrollTimer[1]);
}
}
--------------------------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------------------------
ステップ3(ヘッダー・フッター生成)
---------------------------------------------------ヘッダー・フッター情報
--------------------------------------------------ヘッダースクロール管理
/* ヘッダースクロールCSS設定 */
.header_scroll {
width: calc(1600px - 50px);
overflow: hidden;
position: relative;
text-align: center;
font-size: 60pt;
line-height: 115px;
}
.header_scroll p:after {
content: "";
white-space: nowrap;
}
.header_scroll p {
margin: 0;
padding-left: calc(1600px - 50px);
display: inline-block;
white-space: nowrap;
-webkit-animation-name:marquee;
-webkit-animation-timing-function: linear;
-webkit-animation-duration: 19s;
-webkit-animation-iteration-count: infinite;
-moz-animation-name: marquee;
-moz-animation-timing-function: linear;
-moz-animation-duration: 19s;
-moz-animation-iteration-count: infinite;
-ms-animation-name: marquee;
-ms-animation-timing-function: linear;
-ms-animation-duration: 19s;
-ms-animation-iteration-count: infinite;
-o-animation-name: marquee;
-o-animation-timing-function: linear;
-o-animation-duration: 19s;
-o-animation-iteration-count: infinite;
animation-name: marquee;
animation-timing-function: linear;
animation-duration: 19s;
animation-iteration-count: infinite;
}
--------------------------------------------------ヘッダースクロール管理
/* フッタースクロールCSS設定 */
.footer_scroll {
width: calc(1600px - 70px);
overflow: hidden;
position: relative;
text-align: center;
font-size: 52pt;
line-height: 105px;
}
.footer_scroll p:after {
content: "";
white-space: nowrap;
}
.footer_scroll p {
margin: 0;
padding-left: calc(1600px - 70px);
display: inline-block;
white-space: nowrap;
-webkit-animation-name:marquee;
-webkit-animation-timing-function: linear;
-webkit-animation-duration: 19s;
-webkit-animation-iteration-count: infinite;
-moz-animation-name: marquee;
-moz-animation-timing-function: linear;
-moz-animation-duration: 19s;
-moz-animation-iteration-count: infinite;
-ms-animation-name: marquee;
-ms-animation-timing-function: linear;
-ms-animation-duration: 19s;
-ms-animation-iteration-count: infinite;
-o-animation-name: marquee;
-o-animation-timing-function: linear;
-o-animation-duration: 19s;
-o-animation-iteration-count: infinite;
animation-name: marquee;
animation-timing-function: linear;
animation-duration: 19s;
animation-iteration-count: infinite;
}
/* ヘッダー・フッタースクロールCSS共通設定 */
@-webkit-keyframes marquee {
from { -webkit-transform: translate(0%);}
99%,to { -webkit-transform: translate(-100%);}
}
@-moz-keyframes marquee {
from { -moz-transform: translate(0%);}
99%,to { -moz-transform: translate(-100%);}
}
@-ms-keyframes marquee {
from { -ms-transform: translate(0%);}
99%,to { -ms-transform: translate(-100%);}
}
@-o-keyframes marquee {
from { -o-transform: translate(0%);}
99%,to { -o-transform: translate(-100%);}
}
@keyframes marquee {
from { transform: translate(0%);}
99%,to { transform: translate(-100%);}
}
上述の表示制御プログラムの例において、ステップ2(表示コンテンツ生成)およびコンテンツ表示情報(1〜10)のコンテンツ情報1乃至コンテンツ情報10とコメントに記載されているプログラムの記述が、表示の時間毎に複数のコンテンツ21を順に表示するようにコンテンツ21の表示を制御するステップを示す。表示の時間毎に複数のコンテンツ21を順に表示するようにコンテンツ21の表示を制御するステップでは、コンテンツ情報1乃至コンテンツ情報10とそれぞれコメントされているプログラムの記述において、コンテンツ21の位置データを示すURL方式のデータが配置されている。コンテンツ21の位置データを示すURL方式のデータは、Web上のページであるコンテンツ21のアドレスを示すか、またはサーバ11のアドレスとコンテンツ格納部85に格納されているPDF方式のドキュメントのファイルのディレクトリ若しくは動画像のデータのファイルのディレクトリとからなるアドレスを示す。また、上述の表示制御プログラムの例において、ステップ2(表示コンテンツ生成)およびコンテンツ表示情報(1〜10)のコンテンツ情報1乃至コンテンツ情報10とコメントに記載されているプログラムの記述が、複数のコンテンツ21のそれぞれを表示の開始位置から終了位置まで表示させるステップを示す。
上述の表示制御プログラムの例において、ステップ1(ページレイアウト生成)およびスクリーン・タッチモード管理並びにステップ4(スクリーンorタッチ生成)およびモード管理とコメントに記載されているプログラムの記述が、デジタルサイネージ13のモードが表示の時間毎に複数のコンテンツ21を順に表示する第1のモードの一例であるスクリーンモードである場合、デジタルサイネージ13のタッチパネルが操作されたとき、デジタルサイネージ13のタッチパネルへの操作を受け付ける第2のモードの一例であるタッチモードにデジタルサイネージ13のモードを切換えさせ、デジタルサイネージ13のモードがタッチモードである場合、タッチパネルへの操作がタッチ時間を超えたとき、スクリーンモードにデジタルサイネージ13のモードを切換えさせるステップを示す。
上述の表示制御プログラムの例において、ステップ1(ページレイアウト生成)および更新確認管理とコメントに記載されているプログラムの記述が、デジタルサイネージ13に、所定の時間間隔で更新フラグを読み出させ、更新フラグが更新されたことを示す値である場合、新たな表示制御プログラムをリクエストさせるステップを示す。
上述の表示制御プログラムの例において、ステップ3(ヘッダー・フッター生成)および基本レイアウト並びにステップ3(ヘッダー・フッター生成)およびヘッダー・フッター情報とコメントに記載されているプログラムの記述が、ヘッダおよびフッタの表示を制御するステップを示す。
上述の表示制御プログラムの例において、ステップ2(表示コンテンツ生成)およびコンテンツ表示管理とコメントに記載されているプログラムの記述が、指定されたエフェクトでコンテンツ21の表示を切換えて、複数のコンテンツ21のそれぞれを表示させるステップを示す。
次に、表示制御プログラム生成の処理について説明する。図34は、ステップS5003の表示制御プログラム生成の処理を説明するフローチャートである。ステップS101において、表示制御プログラム生成部87は、ページレイアウトを決定するプログラムの生成の処理を行う。ステップS101の手続きは、図33のステップ1に相当する。ステップS102において、表示制御プログラム生成部87は、コンテンツの表示を制御するプログラムの生成の処理を行う。ステップS102の手続きは、図33のステップ2に相当する。
ステップS103において、表示制御プログラム生成部87は、ヘッダおよびフッタの表示を制御するプログラムの生成の処理を行う。ステップS103の手続きは、図33のステップ3に相当する。ステップS104において、表示制御プログラム生成部87は、スクリーンモードおよびタッチモードの制御のプログラムの生成の処理を行う。ステップS104の手続きは、図33のステップ4に相当する。
ステップS105において、表示制御プログラム生成部87は、コントロールボタンの表示および動作を制御するプログラムの生成の処理を行う。ステップS105の手続きは、図33のステップ5に相当する。ステップS106において、表示制御プログラム生成部87は、ステップS101乃至ステップS105のそれぞれの手続きで生成されたプログラムをマージして、表示制御プログラム生成の処理は終了する。
次に、図34のステップS101乃至ステップS105のそれぞれの詳細について説明する。
図35は、ステップS101のページレイアウトを決定するプログラムの生成の処理を説明するフローチャートである。ステップS121において、表示制御プログラム生成部87のプログラム生成データ読み出し部141は、データベース84の基本表示マスターテーブル303から、ヘッダに関するデータのうちの高さ領域(以下、ヘッダ高さ領域と称する。)、フッタに関するデータのうちの高さ領域(以下、フッタ高さ領域と称する。)、切換え時間、切換えアクション、BGMおよびメインバックカラーの各データを読み出す。プログラム生成データ読み出し部141は、読み出した各データをページレイアウト決定プログラム生成部142に供給する。
ステップS122において、表示制御プログラム生成部87のページレイアウト決定プログラム生成部142は、ヘッダ高さ領域およびフッタ高さ領域のデータから、ページのレイアウトを示すHTML(HyperText Markup Language)方式のWebページのデータを生成する。言い換えれば、ページレイアウト決定プログラム生成部142は、ヘッダ高さ領域およびフッタ高さ領域のデータから、ページの表示領域の大きさおよび配置を示すHTML方式のWebページのデータを生成する。
ステップS123において、ページレイアウト決定プログラム生成部142は、切換え時間、切換えアクション、BGMおよびメインバックカラーの各データから、ページの動作を制御するためのプログラムであって、JavaScript(登録商標)で記述されているプログラムを生成する。すなわち、ページレイアウト決定プログラム生成部142は、切換え時間、切換えアクション、BGMおよびメインバックカラーの各データから、ページの枠組みを制御するためのプログラムを生成する。より詳細には、ページレイアウト決定プログラム生成部142は、切換え時間、切換えアクション、BGMおよびメインバックカラーの各データから、BGMを再生させ、ログを保存し、更新を確認し、ページのレイアウトを決定し、表示するコンテンツ21のURLを確認するプログラムを生成する。
ステップS124において、ページレイアウト決定プログラム生成部142は、ステップS122で生成した、ページのレイアウトを示すHTML方式のWebページのデータに、ステップS123で生成した、ページの動作を制御するためのプログラムを組み込んで、得られたプログラムをページレイアウトを決定するプログラムとして、ページレイアウトを決定するプログラムの生成の処理は終了する。
次に、図36を参照して、ステップS102のコンテンツの表示を制御するプログラムの生成の処理の詳細を説明する。ステップS141において、表示制御プログラム生成部87のプログラム生成データ読み出し部141は、データベース84のコンテンツ管理テーブル304から、コンテンツ21のそれぞれについての、表示順、コンテンツ種類、コンテンツ、高さ位置、開始位置、終了位置、スクロール有無、スクロールスピード、多言語ボタンおよび拡張エリアの各データを読み出す。プログラム生成データ読み出し部141は、読み出した各データをコンテンツ表示制御プログラム生成部143に供給する。
ステップS142において、コンテンツ表示制御プログラム生成部143は、表示順、コンテンツ種類、コンテンツ、高さ位置、開始位置、終了位置、スクロール有無、スクロールスピード、多言語ボタンおよび拡張エリアの各データから、コンテンツを表示するHTML方式のWebページのデータを生成する。
ステップS143において、コンテンツ表示制御プログラム生成部143は、表示順、コンテンツ種類、コンテンツ、高さ位置、開始位置、終了位置、スクロール有無、スクロールスピード、多言語ボタンおよび拡張エリアの各データから、コンテンツ21のそれぞれの表示を制御するためのプログラムであって、JavaScript(登録商標)で記述されているプログラムを生成する。すなわち、コンテンツ表示制御プログラム生成部143は、表示順、コンテンツ種類、コンテンツ、高さ位置、開始位置、終了位置、スクロール有無、スクロールスピード、多言語ボタンおよび拡張エリアの各データから、コンテンツ21の切換えの表示エフェクトを指定し、コンテンツ21のそれぞれを表示する順番を決定し、コンテンツ21のそれぞれが表示される位置を決定し、コンテンツ21のそれぞれのスクロールを制御するためのプログラムであって、JavaScript(登録商標)で記述されているプログラムを生成する。
ステップS144において、コンテンツ表示制御プログラム生成部143は、ステップS142で生成した、コンテンツを表示するHTML方式のWebページのデータに、ステップS143で生成した、コンテンツ21のそれぞれの表示を制御するためのプログラムを組み込んで、得られたプログラムをコンテンツの表示を制御するプログラムとして、コンテンツの表示を制御するプログラムの生成の処理は終了する。
図37は、ステップS103のヘッダおよびフッタの表示を制御するプログラムの生成の処理を説明するフローチャートである。ステップS161において、表示制御プログラム生成部87のプログラム生成データ読み出し部141は、データベース84の基本表示マスターテーブル303から、ヘッダに関するデータおよびフッタに関するデータのうち、ヘッダおよびフッタのそれぞれについての、内容、スクロールの有無、スクロールスピード、バックカラー、フォントカラー、フォントサイズ、フォントおよびフォントスタイルの各データを読み出す。プログラム生成データ読み出し部141は、読み出した各データをヘッダフッタ表示制御プログラム144に供給する。
ステップS162において、ヘッダフッタ表示制御プログラム144は、ヘッダおよびフッタのそれぞれについての、内容およびスクロールの有無のデータから、ヘッダおよびフッタを表示するためのHTML方式のWebページのデータを生成する。
ステップS163において、ヘッダフッタ表示制御プログラム144は、ヘッダおよびフッタのそれぞれについての、内容、スクロールの有無、スクロールスピード、バックカラー、フォントカラー、フォントサイズ、フォントおよびフォントスタイルの各データから、ヘッダおよびフッタの表示を制御するためのプログラムであって、JavaScript(登録商標)で記述されているプログラムを生成する。すなわち、ヘッダフッタ表示制御プログラム144は、ヘッダおよびフッタのそれぞれについての、内容、スクロールの有無、スクロールスピード、バックカラー、フォントカラー、フォントサイズ、フォントおよびフォントスタイルの各データから、ヘッダおよびフッタのレイアウトを決定し、ヘッダおよびフッタのスクロールを制御するためのプログラムであって、JavaScript(登録商標)で記述されているプログラムを生成する。
ステップS164において、ヘッダフッタ表示制御プログラム144は、ステップS162で生成した、ヘッダおよびフッタを表示するためのHTML方式のWebページのデータに、ステップS163で生成した、ヘッダおよびフッタの表示を制御するためのプログラムを組み込んで、得られたプログラムをヘッダおよびフッタの表示を制御するプログラムとして、ヘッダおよびフッタの表示を制御するプログラムの生成の処理は終了する。
次に、図38を参照して、ステップS104のスクリーンモードおよびタッチモードの制御のプログラムの生成の処理を説明する。ステップS181において、表示制御プログラム生成部87のプログラム生成データ読み出し部141は、データベース84の基本表示マスターテーブル303から、タッチ時間のデータを読み出す。プログラム生成データ読み出し部141は、読み出したタッチ時間のデータをモード制御プログラム生成部145に供給する。
ステップS182において、モード制御プログラム生成部145は、タッチ時間のデータから、スクリーンモードおよびタッチモードの切換え並びにスクリーンモードおよびタッチモードの動作を制御するプログラムであって、JavaScript(登録商標)で記述されているプログラムを生成し、スクリーンモードおよびタッチモードの制御のプログラムの生成の処理は終了する。
図39は、ステップS105のコントロールボタンの表示および動作を制御するプログラムの生成の処理を説明するフローチャートである。ステップS201において、コントロールボタン制御プログラム生成部146は、表示制御プログラムの再読み込みを指令するリフレッシュボタン、各種のメニューを選択するためのメニューボタン、終了を指令する終了ボタンおよび表示の言語を切換えるための多言語ボタンであるコントロールボタンを表示させるためのHTML方式のWebページのデータを生成する。
ステップS202において、コントロールボタン制御プログラム生成部146は、リフレッシュボタン、メニューボタン、終了ボタンおよび多言語ボタンのそれぞれが操作された場合の処理を実行するためのプログラムであって、JavaScript(登録商標)で記述されているプログラムを生成する。
ステップS203において、コントロールボタン制御プログラム生成部146は、コントロールボタンを表示させるためのHTML方式のWebページのデータに、リフレッシュボタン、メニューボタン、終了ボタンおよび多言語ボタンのそれぞれが操作された場合の処理を実行するためのプログラムを組み込み、得られたプログラムをコントロールボタンの表示および動作を制御するプログラムとして、コントロールボタンの表示および動作を制御するプログラムの生成の処理は終了する。
次に、デジタルサイネージ13による、ステップS6003の表示の処理の詳細を説明する。図40は、表示の処理を説明するフローチャートである。ステップS221において、Webブラウザ機能202は、表示制御プログラムからモードの切換えの初期設定および定義を読み出す。ステップS222において、Webブラウザ機能202のモード切換え部231は、デジタルサイネージ13のモードを、時間毎に複数のコンテンツ21を順に表示するスクリーンモードにする。ステップS223において、モード切換え部231は、タッチパネルよりなる入力部56へのタッチ操作の入力を制御するタッチ入力制御部204からの信号を参照して、ディスプレイの画面に設けられているタッチパネルがタッチされたか否かを判定し、タッチパネルがタッチされたと判定された場合、手続きはステップS224に進み、デジタルサイネージ13のモードを、タッチパネルへの操作を受け付けるタッチモードにして、手続きはステップS225に進む。
ステップS223において、タッチパネルがタッチされていないと判定された場合、ステップS224はスキップされて、手続きはステップS225に進む。
ステップS225において、モード切換え部231は、デジタルサイネージ13のモードがスクリーンモードであるかタッチモードのいずれであるかを判定する。ステップS225において、デジタルサイネージ13のモードがスクリーンモードであると判定された場合、手続きはステップS226に進み、コンテンツ切換え部232によるコンテンツの切換えの処理が行われ、手続きはステップS223に戻る。コンテンツの切換えの処理の詳細は、図41を参照して後述する。
ステップS225において、デジタルサイネージ13のモードがタッチモードであると判定された場合、手続きはステップS227に進み、モード切換え部231は、ディスプレイの画面に設けられているタッチパネルへの前回のタッチからの経過時間を示すタイマの値とタッチ時間とを比較することにより、前回のタッチからタッチ時間が経過したか否かを判定する。ステップS227において、前回のタッチからタッチ時間が経過していないと判定された場合、手続きはステップS225に戻る。
ステップS227において、前回のタッチからタッチ時間が経過したと判定された場合、手続きはステップS228に進み、モード切換え部231は、表示制御部203に、モード変更の確認のポップアップを表示させる。ステップS229において、モード切換え部231は、ポップアップを表示してからの経過時間を示すタイマの値を参照して、ポップアップへの操作なしで10秒間が経過したか否かを判定し、ポップアップへの操作なしで10秒間が経過していないと判定された場合、手続きはステップS230に進み、モード切換え部231は、ポップアップへの操作を示すタッチ入力制御部204からの信号を参照して、ポップアップが操作されたか否かを判定する。
ステップS230において、ポップアップが操作されていないと判定された場合、手続きはステップS229に戻り、ステップS229におけるポップアップへの操作なしで10秒間が経過したか否かの判定の処理が繰り返される。
ステップS230において、ポップアップが操作されたと判定された場合、手続きはステップS231に進み、モード切換え部231は、ポップアップへの操作を示すタッチ入力制御部204からの信号を参照して、ポップアップへの操作によってスクリーンモードまたはタッチモードのいずれが指示されたかを判定する。
ステップS231において、タッチモードが指示された場合、手続きはステップS224に戻り、デジタルサイネージ13のモードが、タッチパネルへの操作を受け付けるタッチモードにされる。
ステップS231において、スクリーンモードが指示された場合、またはステップS229において、ポップアップへの操作なしで10秒間が経過したと判定された場合、手続きはステップS222に戻り、デジタルサイネージ13のモードが、時間毎に複数のコンテンツ21を順に表示するスクリーンモードにされる。
このように、プログラム生成データ読み出し部141は、デジタルサイネージ13からのリクエストおよびデジタルサイネージ13を特定する識別データの一例である機器No.を受信した場合、データベース84から受信した機器No.に対応付けられている位置データの一例である「コンテンツ」および「コンテンツ種類」、順序データの一例である「表示順」並びに時間データの一例である「切換え時間」を読み出す。表示制御プログラム生成部87は、読み出された位置データの一例である「コンテンツ」および「コンテンツ種類」、順序データの一例である「表示順」並びに時間データの一例である「切換え時間」から、表示の時間毎に複数のコンテンツ21を順に表示するようにコンテンツ21の表示を制御するための表示制御プログラムであって、Webページの方式で記述されている表示制御プログラムを生成する。Webサーバ機能81は、リクエストしてきたデジタルサイネージ13に、生成された表示制御プログラムを送信する。
また、データベース84のコンテンツ管理テーブル304は、位置データの一例として、URL(Uniform Resource Locator)で示される「コンテンツ」を記憶し、表示制御プログラム生成部87は、Web上のページであるコンテンツ21の表示を制御する表示制御プログラムを生成する。
さらに、記憶部38に構築されているデータベース84のコンテンツ管理テーブル304は、コンテンツ21が格納されているファイルの名称である「コンテンツ」を記憶し、記憶部38に構築されているコンテンツ格納部85は、コンテンツ21が格納されているファイルを記憶し、表示制御プログラム生成部87は、ファイルに格納されているコンテンツ21の表示を制御する表示制御プログラムを生成し、Webサーバ機能81は、デジタルサイネージ13からのリクエストに応じてファイルに格納されているコンテンツ21を端末装置に送信する。
さらにまた、データベース84の更新テーブル305は、識別データの一例である機器No.に対応付けて、デジタルサイネージ13に表示させるコンテンツ21が更新されたか否かを示す更新データの一例である更新フラグを記憶し、表示制御プログラム生成部87は、デジタルサイネージ13に、所定の時間間隔で更新フラグを読み出させ、更新フラグが更新されたことを示す値である場合、新たな表示制御プログラムをリクエストさせる表示制御プログラムを生成する。
データベース84の基本表示マスターテーブル303は、デジタルサイネージ13がタッチパネルを備える場合、タッチパネルへの操作の時間間隔の基準となる基準時間の一例であるタッチ時間を記憶し、表示制御プログラム生成部87は、デジタルサイネージ13のモードが表示の時間毎に複数のコンテンツ21を順に表示する第1のモードの一例であるスクリーンモードである場合、デジタルサイネージ13のタッチパネルが操作されたとき、デジタルサイネージ13のタッチパネルへの操作を受け付ける第2のモードの一例であるタッチモードにデジタルサイネージ13のモードを切換えさせ、デジタルサイネージ13のモードがタッチモードである場合、タッチパネルへの操作がタッチ時間を超えたとき、スクリーンモードにデジタルサイネージ13のモードを切換えさせる表示制御プログラムを生成する。
データベース84の基本表示マスターテーブル303は、識別データの一例である機器No.に対応付けて、所定の文字列からなるヘッダのヘッダデータおよび所定の文字列からなるフッタのフッタデータを記憶し、表示制御プログラム生成部87は、ヘッダおよびフッタの表示を制御するための表示制御プログラムを生成する。
データベース84の基本表示マスターテーブル303は、識別データの一例である機器No.に対応付けて、コンテンツ21の表示の切換えのエフェクトを指定するエフェクトデータの一例である切換えアクションを記憶し、表示制御プログラム生成部87は、指定されたエフェクトでコンテンツ21の表示を切換えて、複数のコンテンツ21のそれぞれを表示させる表示制御プログラムを生成する。
データベース84のコンテンツ管理テーブル304は、識別データの一例である機器No.に対応付けて、複数のコンテンツ21のそれぞれの画像の表示領域における表示の開始位置および終了位置のデータを記憶し、表示制御プログラム生成部87は、複数のコンテンツ21のそれぞれを表示の開始位置から終了位置まで表示させる表示制御プログラムを生成する。
図41は、ステップS226のコンテンツの切換えの処理を説明するフローチャートである。ステップS261において、Webブラウザ機能202は、表示制御プログラムからコンテンツ21の切換えの初期設定および定義並びにコンテンツ21の表示を切換えるときのエフェクトを示す切換えアクションを読み出す。ステップS262において、コンテンツ切換え部232は、最初のコンテンツ21を表示する。すなわち、コンテンツ切換え部232は、表示制御部203に、コンテンツ21の表示される順序を示す表示順が1番目であるコンテンツ21を表示させる。これにより、コンテンツ21がディスプレイよりなる出力部57に表示される。例えば、Webブラウザ機能202は、コンテンツ21の種類がWebページである場合、コンテンツ管理テーブル304のコンテンツに記述されているURL方式のアドレスで示されるサイトからコンテンツ21であるWebページを読み出して、コンテンツ21を表示させる。例えば、Webブラウザ機能202は、コンテンツ21の種類がPDFである場合、コンテンツ管理テーブル304のコンテンツに記述されているファイル名のファイル(PDFのデータが格納されている)をサーバ11のコンテンツ格納部85から読み出して、PDFのデータであるコンテンツ21を表示させる。例えば、Webブラウザ機能202は、コンテンツ21の種類が動画像である場合、コンテンツ管理テーブル304のコンテンツに記述されているファイル名のファイル(動画像のデータが格納されている)をサーバ11のコンテンツ格納部85から読み出して、動画像であるコンテンツ21を表示させる。
ステップS263において、コンテンツ切換え部232は、前回のコンテンツ21の表示を開始してからの経過時間を示すタイマの値と切換え時間とを比較することにより、前回のコンテンツ21の切換えから切換え時間が経過したか否かを判定する。ステップS263において、前回のコンテンツ21の切換えから切換え時間が経過したと判定された場合、手続きはステップS264に進み、コンテンツ切換え部232は、指定された切換えアクション、すなわち切換えアクションで示されるエフェクトで次のコンテンツ21を表示する。すなわち、コンテンツ切換え部232は、表示制御部203に、現在表示されているコンテンツの表示順に対して1つの大きい表示順のコンテンツ21を表示させる。これにより、次のコンテンツ21がディスプレイよりなる出力部57に表示される。この場合、例えば、Webブラウザ機能202は、次のコンテンツ21の種類がWebページである場合、コンテンツ管理テーブル304のコンテンツに記述されているURL方式のアドレスで示されるサイトから次のコンテンツ21であるWebページを読み出して、次のコンテンツ21を表示させる。例えば、Webブラウザ機能202は、次のコンテンツ21の種類がPDFである場合、コンテンツ管理テーブル304のコンテンツに記述されているファイル名のファイル(PDFのデータが格納されている)をサーバ11のコンテンツ格納部85から読み出して、PDFのデータである次のコンテンツ21を表示させる。例えば、Webブラウザ機能202は、次のコンテンツ21の種類が動画像である場合、コンテンツ管理テーブル304のコンテンツに記述されているファイル名のファイル(動画像のデータが格納されている)をサーバ11のコンテンツ格納部85から読み出して、動画像である次のコンテンツ21を表示させる。
ステップS264の後、手続きはステップS263に戻り、上述した処理が繰り返される。ステップS263において、前回のコンテンツ21の切換えから切換え時間が経過していないと判定された場合、コンテンツ21を切換える必要はないので、コンテンツ21を切換えることなく、手続きはステップS263に戻り、上述した処理が繰り返される。
図42は、デジタルサイネージ13において行われるBGMの再生の処理を説明するフローチャートである。ステップS281において、Webブラウザ機能202は、表示制御プログラムからBGMについての初期設定および定義を読み出す。ステップS282において、音声再生制御部233は、表示制御部203の動作状態から動画像が再生されているか否かを判定する。ステップS282において、動画像が再生されていないと判定された場合、手続きはステップS283に進み、音声再生制御部233は、音声再生部205に、BGMと指定された音声ファイルで音声を再生させて、デジタルサイネージ13のスピーカよりなる出力部57から音声を出力させる。
ステップS282において、動画像が再生されていると判定された場合、手続きはステップS284に進み、音声再生制御部233は、音声再生部205に、音声の再生を停止させる。
ステップS283の後およびステップS284の後、手続きはステップS282に戻り、上述した処理が繰り返される。
次に、図43のフローチャートを参照して、デジタルサイネージ13において行われる更新確認の処理を説明する。ステップS6201において、Webブラウザ機能202の更新確認部234は、前回の更新確認の処理の実行から経過する時間を示すタイマの値を参照して、前回の更新確認から所定の時間(例えば、30秒間など)が経過したか否かを判定する。ステップS6201において、前回の更新確認から所定の時間が経過していないと判定された場合、そのまま更新確認の処理は終了する。
ステップS6201において、前回の更新確認から所定の時間が経過したと判定された場合、手続きはステップS6201に進み、更新確認部234は、機器No.を特定して更新フラグを要求する。すなわち、Webブラウザ機能202の更新確認部234は、通信制御部201の送信制御部221に、デジタルサイネージ13の通信部59を制御させて、インターネット12を介して、サーバ11宛に機器No.と更新フラグの要求とを送信させる。
ステップS5201において、サーバ11のWebサーバ機能81は、デジタルサイネージ13からの要求を受け付ける。すなわち、Webサーバ機能81は、受信制御部92に、ネットワークインタフェースよりなる通信部39を制御させて、デジタルサイネージ13からの機器No.と更新フラグの要求とを受信させて、要求を受け付ける。Webサーバ機能81は、機器No.および更新フラグの要求を表示制御プログラム生成部87に供給する。
ステップS5202において、表示制御プログラム生成部87は、データベース84の更新テーブル305から、送信されてきた機器No.で特定されるデジタルサイネージ13についての更新フラグを読み出す。表示制御プログラム生成部87は、読み出した更新フラグをWebサーバ機能81に供給する。ステップS5203において、Webサーバ機能81の送信制御部91は、インターネット12を介して、更新フラグを要求してきたデジタルサイネージ13宛に更新フラグを送信する。
ステップS6202において、デジタルサイネージ13のWebブラウザ機能202は、サーバ11から送信されてきた更新フラグを受信する。すなわち、Webブラウザ機能202は、通信制御部201の受信制御部222に、ネットワークインタフェースよりなるデジタルサイネージ13の通信部59を制御させて、更新フラグを受信させる。通信制御部201は、受信した更新フラグをWebブラウザ機能202に供給する。
ステップS6203において、Webブラウザ機能202の更新確認部234は、受信した更新フラグが“0”であるか否かを判定する。“0”である更新フラグは、表示制御プログラムで表示されるコンテンツ21が更新されていることを示す。ステップS6203において、受信した更新フラグが“0”でないと判定された場合、表示制御プログラムで表示されるコンテンツ21が更新されていないので、そのまま更新確認の処理は終了する。
ステップS6203において、受信した更新フラグが“0”であると判定された場合、表示制御プログラムで表示されるコンテンツ21が更新されているので、手続きはステップS6204に進み、デジタルサイネージ13のWebブラウザ機能202は、デジタルサイネージ13を特定する機器No.を含めてページをリクエストする。
ステップS6204乃至ステップS6205の手続きは、それぞれ、図32のステップS6001乃至ステップS6003の手続きのそれぞれと同様であり、ステップS5204乃至ステップS5207の手続きは、それぞれ、図32のステップS5001乃至ステップS5004の手続きのそれぞれと同様なので、その説明は省略する。
ステップS5208において、サーバ11の表示制御プログラム生成部87は、データベース84の更新テーブル305に格納されている、機器No.で特定されるデジタルサイネージ13についての更新フラグをセットして、更新確認の処理は終了する。
このように、デジタルサイネージ表示制御システムによれば、インターネット12を利用して、1台から台数制限なくデジタルサイネージ13にコンテンツ12の配信が可能になる。複数のデジタルサイネージ13に同一のコンテンツ21を一斉に配信することもできるし、複数のデジタルサイネージ13のそれぞれに、異なるコンテンツ21を配信することもできる。サーバ11およびインターネット12を利用するので、複数のデジタルサイネージ13にリアルタイムにコンテンツ21を配信したり、リアルタイムにコンテンツ21を更新したりすることができる。デジタルサイネージ13は、標準的なブラウザを利用すれば済むので、専用のソフトウェアやプレーヤを用意する必要がない。
管理PC14は、標準的なブラウザを利用して、インターネット12を介してサーバ11にアクセスするので、使い方も簡単で、専用のソフトウェアを用意する必要もない。
また、タッチモードにより、双方向対応のコンテンツ21を利用することもできる。
インターネット12上のWebサイトで提供されているサイトの文字列、音声または静止画像若しくは動画像またはこれらの組み合わせ、PDF方式のドキュメント、音声または動画像であるコンテンツ21が利用できるので、コンテンツ21が簡単に作製できる。従って、コンテンツ21の作成の費用が抑えられる。従来のデジタルサイネージのコンテンツ制作等の専門業者以外に、ホームページ作成業者や異業種の業者によりコンテンツ21の供給が可能となり参入できる。コンテンツ21としての各種情報をリアルタイムに配信できる。ポスターをPDF化したり、いわゆるオフィスソフトで作成したコンテンツ21をPDF化したりして表示できる。
デジタルサイネージ表示制御システムがプラットホームとなるので、デジタルサイネージ13への配信が簡単になる。
デジタルサイネージの業界(装置供給、コンテンツ制作および保守サービス)に参入しやすくなる。
デジタルサイネージ表示制御システムでは、インターネットブラウザ(Webブラウザ機能202)を利用してコンテンツ21の表示を行う為、リアルタイムにコンテンツ21の配信が行える。
デジタルサイネージ表示制御システムは、コンテンツ21の配信側およびデジタルサイネージ13の設置側において、共に不可無く利用できる。デジタルサイネージ13は、Wi−Fi環境で作動させることもできるので、デジタルサイネージ13の移動が可能で、設置する場所を選ばない。デジタルサイネージ13の設置、移動が簡単になる。
これまでには、双方向の確立されたデジタルサイネージ13は無かった。また、デジタルサイネージ13の表示するコンテンツ21は自由度があり、容易に管理できる。
また、デジタルサイネージ表示制御システムは、他のシステムの入力および表示装置として組み込むことができる。さらに、デジタルサイネージ表示制御システムは、他のシステムと連携できる。デジタルサイネージ13に各種ペリフェラル(プリンター、カメラやカードリーダーなど)を接続することができる。
なお、表示制御プログラムは、JavaScript(登録商標)で記述されていると説明したが、これに限らず、HTML方式のWebページのデータに組み込めるスクリプトであればよく、例えば、PHP、Ruby、またはPerlなどのスクリプトを利用することができる。
また、更新フラグや各種データの値は、一例であり、他の値とすることもできる。例えば、1である更新フラグが、更新されていることを示し、0である更新フラグが、更新されていないことを示すようにすることもできる。
このように、記憶部38は、インターネット12上で提供されている複数のコンテンツ21を表示するデジタルサイネージ13を特定する識別データに対応付けて、複数のコンテンツ21のそれぞれの所在を示す位置データ(例えば、コンテンツ管理テーブル304のコンテンツ種類とコンテンツ)、コンテンツの表示の順序を示す順序データ(例えば、コンテンツ管理テーブル304の表示順)、およびそれぞれのコンテンツの表示の時間を示す時間データ(例えば、基本表示マスターテーブル303の切換え時間)を記憶している。
プログラム生成データ読み出し部141は、デジタルサイネージ13からのリクエストおよびデジタルサイネージ13を特定する識別データを受信した場合、記憶部38から受信した識別データに対応付けられている位置データ、順序データおよび時間データを読み出す。
表示制御プログラム生成部87は、読み出された位置データ、順序データおよび時間データから、表示の時間毎に複数のコンテンツを順に表示するようにコンテンツの表示を制御するための表示制御プログラムであって、Webページの方式で記述されている表示制御プログラムを生成する。Webサーバ機能81は、リクエストしてきたデジタルサイネージ13に、生成された表示制御プログラムを送信する。
このように、記憶部38に位置データと順序データと時間データを記憶させれば、リクエストしてきたデジタルサイネージ13に表示制御プログラムが送信されて、表示制御プログラムを実行することでデジタルサイネージ13がコンテンツ21を順に表示するので、より簡単に、より多くのコンテンツを利用できるようになる。
記憶部38には、URLで示される位置データを記憶させ、プログラム生成データ読み出し部141には、Web上のページであるコンテンツの表示を制御する表示制御プログラムを生成させることができる。
記憶部38には、コンテンツが格納されているファイルの名称である位置データおよびコンテンツが格納されているファイルを記憶させ、プログラム生成データ読み出し部141には、ファイルに格納されているコンテンツの表示を制御する表示制御プログラムを生成させ、Webサーバ機能81には、デジタルサイネージ13からのリクエストに応じてファイルに格納されているコンテンツをデジタルサイネージ13に送信させることができる。
記憶部38には、識別データに対応付けて、デジタルサイネージ13に表示させるコンテンツが更新されたか否かを示す更新データを記憶させ、プログラム生成データ読み出し部141には、デジタルサイネージ13に、所定の時間間隔で更新データを読み出させ、更新データが更新されたことを示す値である場合、新たな表示制御プログラムをリクエストさせる表示制御プログラムを生成させることができる。
記憶部38には、デジタルサイネージ13がタッチパネルを備える場合、タッチパネルへの操作の時間間隔の基準となる基準時間を記憶させ、プログラム生成データ読み出し部141には、デジタルサイネージ13のモードが表示の時間毎に複数のコンテンツを順に表示する第1のモードである場合、デジタルサイネージ13のタッチパネルが操作されたとき、デジタルサイネージ13のタッチパネルへの操作を受け付ける第2のモードにデジタルサイネージ13のモードを切換えさせ、デジタルサイネージ13のモードが第2のモードである場合、タッチパネルへの操作が基準時間を超えたとき、第1のモードにデジタルサイネージ13のモードを切換えさせる表示制御プログラムを生成させることができる。
記憶部38には、識別データに対応付けて、所定の文字列からなるヘッダのヘッダデータおよび所定の文字列からなるフッタのフッタデータを記憶させ、プログラム生成データ読み出し部141には、ヘッダおよびフッタの表示を制御するための表示制御プログラムを生成させることができる。
記憶部38には、識別データに対応付けて、コンテンツの表示の切換えのエフェクトを指定するエフェクトデータを記憶させ、プログラム生成データ読み出し部141には、指定されたエフェクトでコンテンツの表示を切換えて、複数のコンテンツのそれぞれを表示させる表示制御プログラムを生成させることができる。
記憶部38には、識別データに対応付けて、複数のコンテンツのそれぞれの画像の表示領域における表示の開始位置および終了位置のデータを記憶させ、プログラム生成データ読み出し部141には、複数のコンテンツのそれぞれを表示の開始位置から終了位置まで表示させる表示制御プログラムを生成させることができる。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。