JP6761363B2 - 粉末飲料組成物及びその用途 - Google Patents

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Description

本発明は、粉末飲料組成物及びその用途に関する。
膝関節の曲げ伸ばしをスムーズにする関節ケア素材として、コンドロイチン、ヒアルロン酸、グルコサミン、コラーゲン等が多くの機能性食品に用いられている。
コンドロイチン、ヒアルロン酸、コラーゲンは、軟骨を構成する成分であり、吸水性が高く、膝関節のクッション性を高める働きがある。グルコサミンは、抗炎症作用や関節を構成しているプロテオグリカン量の維持に効果があり、膝関節の痛みを軽減させる。
ところで、上記の原料を含有する機能性食品で謳う機能を確保するためには、多量の摂取が必要となり、例えば、錠剤にすると1度に10錠以上摂取することが要求される場合もある。そのため、消費者の利用を考慮すると、粉末形態で市販し、使用時に水に溶解して飲料として摂取することが好ましい。
コンドロイチン、ヒアルロン酸、コラーゲンは、吸水性が高いために、長期間保存すると、流動性が低下するという課題がある。また、グルコサミンは結晶化しやすい物質であり、長期間保存すると、固結(ブロッキング)し、流動性が低下するという課題がある。
このように、流動性が低下しやすい原料を粉末清涼飲料等に用いると、混合不良等の製造上の問題や溶解性の低下等の使用性の問題が生じる懸念がある。
グルコサミンの流動性を改善する技術として、グルコサミン又はその塩と、リン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素、ステアリン酸カルシウム、及びステアリン酸マグネシウムからなる群より選ばれる少なくとも1種の滑沢剤を含有する造粒粉末または顆粒が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
易溶解性高タンパク質含有粉末を得ることを目的として、コラーゲン粉末のような高タンパク含有粉末組成物にジグリセリン脂肪酸エステルを含む水溶液を加えて造粒する工程を含む、易溶解性高タンパク質含有粉末の製造方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2012−62279号公報 特開2016−116494号公報
特許文献1に記載の滑沢剤(微粒二酸化ケイ素、リン酸カルシウム、ケイ酸カルシウム等)は、食品に使用可能であり、かつ、流動性を改善する素材である。しかしながら、これらの素材は、食品添加物(物質名又は固結防止剤)としての表示が必要であり、一般消費者に好まれない傾向がある。また、特許文献2に記載の、ジグリセリン脂肪酸エステルも、食品添加物としての表示が必要であり、一般消費者には好まれない傾向がある。また、食品添加物は使用量に制限があるものも多く、被添加物の種類や配合によっては改善効果に乏しい場合がある。
従って、コンドロイチン等を原料として含有する機能性食品を粉末飲料として市販する場合、消費者の傾向や改善効果を鑑みて、流動性を改善する添加剤として、食品として表示可能な原料が望まれている。
本発明の課題は、コンドロイチン及びヒアルロン酸の少なくともいずれかを含有する粉末飲料組成物について、食品として表示可能な原料を利用し、流動性及び溶解性の少なくともいずれかが改善された粉末飲料組成物を提供することである。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討した結果、(A)成分:コンドロイチン及びヒアルロン酸の少なくともいずれかを含有する粉末飲料組成物が、(B)成分:3−ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩(以下、総称して「HMB」ともいう)をさらに含有することにより、上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。また、(C)成分:グルコサミン及び/又はその塩、並びにコラーゲンからなる群から選択される少なくとも1種、をさらに含有することにより、流動性や溶解性の改善という効果が一層高まることを見出した。
即ち、本発明者らは、下記の〔1〕〜〔10〕を提供する。
〔1〕(A)成分:コンドロイチン及びヒアルロン酸の少なくともいずれか、並びに(B)成分:HMB、を含有する粉末飲料組成物。
〔2〕前記(A)成分における前記コンドロイチンが、コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物に含有されるコンドロイチンである上記〔1〕に記載の粉末飲料組成物。
〔3〕(C)成分:グルコサミン及び/又はその塩、並びにコラーゲンからなる群から選択される少なくとも1種、をさらに含有する上記〔1〕又は〔2〕に記載の粉末飲料組成物。
〔4〕(A)成分:コンドロイチン及びヒアルロン酸の少なくともいずれか、並びに(B)成分:HMB、を含有する流動性改善剤。
〔5〕(A)成分:コンドロイチン及びヒアルロン酸の少なくともいずれか、並びに(B)成分:HMB、を含有する溶解性改善剤。
〔6〕前記(A)成分における前記コンドロイチンが、コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物に含有されるコンドロイチンである上記〔4〕又は〔5〕に記載の剤。
〔7〕(C)成分:グルコサミン及び/又はその塩、並びにコラーゲンからなる群から選択される少なくとも1種を、さらに含有する上記〔4〕〜〔6〕のいずれかに記載の剤。
〔8〕(A)成分:コンドロイチン及びヒアルロン酸の少なくともいずれかを含有する組成物の流動性及び溶解性の少なくともいずれかを改善する方法であって、(B)成分:HMBを加える方法。
〔9〕前記(A)成分における前記コンドロイチンが、コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物に含有されるコンドロイチンである上記〔8〕に記載の方法。
〔10〕前記組成物が、(C)成分:グルコサミン及び/又はその塩、並びにコラーゲンからなる群から選択される少なくとも1種、をさらに含有する上記〔8〕又は〔9〕に記載の方法。
本発明によれば、食品として表示可能な原料を利用し、流動性及び溶解性の少なくともいずれかが改善された粉末飲料組成物を提供することができる。
以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。
[1.粉末飲料組成物]
本発明の粉末飲料組成物は、(A)成分:コンドロイチン及びヒアルロン酸の少なくともいずれか、並びに(B)成分:HMBを含有する。
本発明の粉末飲料組成物は、(A)成分を含有することで、膝関節のクッション性を高める機能性食品として利用し得る。なお、(A)成分は、グリコサミノグリカン(ムコ多糖)の一種であり、通常、流動性や溶解性に劣る成分である。
また、本発明の粉末飲料組成物は、(B)成分を含有することで、流動性や溶解性に劣る(A)成分を含有する粉末飲料組成物であっても、流動性及び溶解性の少なくともいずれかを改善し得る。
HMBは、ロイシンの代謝産物であり、筋量や筋力の増加に効果のある筋肉ケア素材として知られている。また、HMBは、食品添加物ではなく食品に分類される。近年、HMBを飲料に用いることが多々検討されているが、併用する成分によりHMBが析出沈殿物として生じることが知られている。そのため、粉末飲料組成物の流動性や溶解性を改善する添加剤としてHMBは不適切と考えられる。
しかしながら、流動性と溶解性を改善する添加剤としてHMBが不適切と考えられる中、本発明者等が、(A)成分とHMBを含有する粉末飲料組成物を製造したところ、流動性と溶解性が改善することを見出した。
本発明の粉末飲料組成物は、(C)成分:グルコサミン及び/又はその塩、並びにコラーゲンからなる群から選択される少なくとも1種をさらに含有することが好ましい。
(C)成分として、コラーゲンを含有する場合、粉末飲料組成物の流動性や溶解性をさらに改善し得る。また、機能性食品としての膝関節のクッション性を一層改善し得る。
(C)成分として、グルコサミンを含有する場合、粉末飲料組成物の流動性や溶解性をさらに改善し得る。また、膝関節の痛みを軽減させる機能性食品としても利用し得る。
本発明の粉末飲料組成物の1日当たりの摂取量は、(A)成分の含有量によって定められ、摂取対象者の年齢、体重、症状に応じて設定される。また、1日当たり単回で、又は数回に分けて摂取してもよく、食前、食間、食後、食中のいずれのタイミングで摂取してよい。
[1−1.(A)成分]
(A)成分は、コンドロイチン及びヒアルロン酸の少なくともいずれかである。(A)成分は、軟骨を構成する成分であり、吸水性が高く、膝関節のクッション性を高める働きがあることが知られており、機能性食品として使用される成分である。
(コンドロイチン)
コンドロイチンは、コンドロイチン硫酸として人体にも広く分布しており、特に、関節部の軟骨や皮膚に多く含まれることから、変形性関節症の改善や皮膚の美容等の効果を目的とした健康食品に利用されている。本発明の粉末飲料組成物の(A)成分として用いられるコンドロイチンは、ヘキソサミン及びウロン酸からなるムコ多糖の一種であるコンドロイチンに加え、その硫酸エステルであるコンドロイチン硫酸、更にその生理学的に許容な塩(例えば、ナトリウム塩など)を含む。コンドロイチンは、角膜、水晶体、毛様体筋、硝子体、軟骨、骨、腱、血管壁、皮膚等にタンパク質と結合した状態で多く含まれており、コンドロイチン−タンパク質複合体を用いることもできる。
コンドロイチンは、動物の軟骨等から得ることができるが、化学合成したもの、あるいはこれらの混合物を用いてもよい。また、精製したコンドロイチン以外にも、成分としてコンドロイチンを含有するものであれば、例えば、軟骨の粉末や軟骨抽出物も使用することもできる。
コンドロイチン硫酸を高濃度で含有する軟骨として、例えば、サメ軟骨、クジラ軟骨、イカ軟骨、サケ軟骨、トリ軟骨、豚軟骨、牛軟骨が挙げられる。中でも、サメ軟骨が好ましい。サメ軟骨は、由来のサメの種類について制限はなく、例えば、アブラツノザメ、ヨシキリザメが挙げられる。さらに軟骨の由来部位についても制限はなく、例えば頭部、ヒレ等が挙げられる。
サメ軟骨由来の原料としては、例えば、サメ軟骨粉末やサメ軟骨抽出物が挙げられる。コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物は、コンドロイチンを高濃度で含む健康食品素材として広く利用されており、本発明の粉末飲料組成物の(A)成分の好適な形態の一つである。
コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物とは、例えばサメ軟骨を細断し、水等の溶剤中で蛋白分解酵素により処理して抽出し、吸着や濾過等の方法で精製し、デキストリン等の賦形剤を加えてスプレー乾燥等の方法により粉末状としたものが挙げられる。コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物の主要成分は分子量10万から数10万程度の多糖類であるコンドロイチン硫酸ナトリウムである。
コンドロイチンとしては、市販品を用いてもよい。例えば、商品名で、コンドロイチン硫酸20、コンドロイチン硫酸40(以上、東洋発酵社製)、SCP、SCP(NB)、SCPスーパーファイン70、SNC−20N、SNC−40N、サケPG−20、サケPG、イカ−CS20、SC20(以上、マルハニチロ食品社製)、豚コンドロイチン20FF、豚コンドロイチン40FF、豚コンドロイチン20HJ、コンドロイチン硫酸ナトリウム(以上、日本バイオコン社製)、サメ由来コンドロイチン硫酸CP−55(バイオコープジャパン社製)、SCS−20、SCS−40(以上、ヤエガキ発酵技研社製)、マリンカーティリッジS、マリンカーティリッジ40S(以上、YSK焼津水産化学工業社製)、MCコンドロイチン硫酸たんぱく複合体、SCSコンドロイチン硫酸Na(以上、日本バリアフリー社製)、コンドロイチン硫酸Aナトリウム塩、コンドロイチン硫酸Bナトリウム塩、コンドロイチン硫酸Cナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム塩(以上、和光純薬工業社製)、コンドロイチン硫酸ナトリウム(純正化学社製、CAS No.9082−07−9)、局外規コンドロイチン硫酸ナトリウム(GK)(生化学工業社製)が挙げられる。
コンドロイチンの配合量は、コンドロイチンがコンドロイチン硫酸ナトリウムの場合は、摂取量が大人1人あたり、1日0.2〜600mg、好ましくは10〜200mgとなることを目安として決めることができる。コンドロイチンの配合量は、例えば、コンドロイチン硫酸ナトリウムの場合、粉末飲料組成物の全質量に基づいて、通常、0.004〜20質量%であり、好ましくは0.1〜15質量%であり、より好ましくは0.8〜8質量%である。
コンドロイチンとしてコンドロイチン含有サメ軟骨抽出物に含有されるコンドロイチンを用いる場合、例えば、コンドロイチンを20%含有しているコンドロイチン含有サメ軟骨抽出物(例えば、マルハニチロ食品社製 SC20)の場合、大人1人あたり、1日1〜3000mg、好ましくは50〜1000mgとなることを目安として決めることができる。コンドロイチンの配合量は、例えば、マルハニチロ食品社製 SC20の場合、粉末飲料組成物の全質量に基づいて、通常、0.02〜99質量%であり、好ましくは0.5〜70質量%であり、より好ましくは4〜50質量%である。
(ヒアルロン酸)
ヒアルロン酸は、D−グルクロン酸とN−アセチル−D−グルコサミンとの二糖繰り返し単位から構成されている高分子の長鎖の多糖である。本発明の(A)成分として用いられ得るヒアルロン酸の平均分子量は、下記の方法により求めた値として定義される。
ヒアルロン酸の分子量が80万〜200万程度の場合、約0.05gのヒアルロン酸を量り、ヒアルロン酸の分子量が50万〜80万程度の場合、約0.1gのヒアルロン酸を量る。そして、量り取ったヒアルロン酸を0.2mol/lの塩化ナトリウム溶液に溶かし、正確に100mlとした溶液を調製する。調製した溶液から8ml、12ml並びに16mlを正確に量り、それぞれに0.2mol/lの塩化ナトリウム溶液を加えて正確に20mlとした溶液を試料溶液とする。この試料溶液及び0.2mol/lの塩化ナトリウム溶液につき、日本薬局方(第十七改正)一般試験法の粘度測定法(第1法 毛細管粘度計測法)により30.0±0.1℃で比粘度を測定し、各濃度における還元粘度を算出する。還元粘度を縦軸に、本品の換算した乾燥物に対する濃度(g/100ml)を横軸にとってグラフを描き、各点を結ぶ直線と縦軸との交点から極限粘度を求める。ここで求められた極限粘度をLaurentの式に代入し、平均分子量を算出する。
比粘度、還元粘度を算出する式、及びLaurentの式を以下に示す。
比粘度=[(試料溶液の所要流下秒数)/(0.2mol/lの塩化ナトリウム溶液の所要流下秒数)]−1
還元限度=比粘度/(本品の換算した乾燥物に対する濃度(g/100ml))
極限粘度=3.6×10-40.78
M:平均分子量
本発明の(A)成分として用いられるヒアルロン酸は、高分子量のヒアルロン酸を用いることが好ましく、平均分子量が約10万〜200万のヒアルロン酸を用いることがより好ましく、平均分子量が約60万〜120万のヒアルロン酸を用いることがさらに好ましい。なお、ヒアルロン酸は、単一の分子量を有するものに限らず、異なる分子量を有する混合物であってもよい。
本発明の(A)成分として用いられ得るヒアルロン酸は、基本的にはβ−D−グルクロン酸の1位とβ−D−N−アセチル−グルコサミンの3位とが結合した二糖単位を50単位以上含むものであり、またこれらの誘導体、例えば、アシル基等の加水分解性保護基を有したものも使用し得る。該糖は不飽和糖であってもよく、不飽和糖としては、非還元末端糖、通常、グルクロン酸の4,5位炭素間が不飽和のもの等が挙げられる。
ヒアルロン酸は、動物等の天然物(例えば鶏冠、さい帯、皮膚、関節液等の生体組織)から抽出されたものでもよく、微生物を培養して得られたもの(例えば、ストレプトコッカス属の細菌等を用いた発酵法)、化学的もしくは酵素的に合成されたもの等いずれも使用することができる。
ヒアルロン酸から、必要に応じて、任意の公知の方法を用いて、ヒアルロン酸を分解し、及び/又は、精製して、所望のヒアルロン酸を得ることができる。本発明で用いるヒアルロン酸は、薬理学的に許容可能な塩の形態であってもよい。例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩;トリ(n−ブチル)アミン塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、アミノ酸塩等のアミン塩等が挙げられる。
ヒアルロン酸としては、市販品を用いてもよい。例えば、製品名ヒアルロンサンHA−F(平均分子量80万、キユーピー社製)、ヒアベスト(J)(平均分子量80万、キユーピー社製)が挙げられる。
ヒアルロン酸の配合量は、ヒアルロン酸の摂取量が大人1人あたり、1日10〜3000mg、好ましくは50〜1000mgとなることを目安として決めることができる。ヒアルロン酸の配合量は、粉末飲料組成物の全質量に基づいて、通常、0.02〜99質量%であり、好ましくは0.5〜70質量%であり、より好ましくは4〜50質量%である。
[1−2.(B)成分]
(B)成分は、3−ヒドロキシイソ吉草酸(3−Hydroxy−3−MethylButyrate,β−Hydroxy−β−Methylbutyrate)及び/又はその塩であり、ロイシンの代謝産物である。また、筋量や筋力の増加に効果のある筋肉ケア素材として利用され、食品に分類される。
3−ヒドロキシイソ吉草酸の塩は、食品として記載可能な塩であればよい。例えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、ヨウ化水素酸塩、硝酸塩、リン酸塩等の無機酸塩;クエン酸塩、シュウ酸塩、酢酸塩、ギ酸塩、プロピオン酸塩、安息香酸塩、トリフルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、またはパラトルエンスルホン酸塩等の有機酸塩;ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アンモニウム塩等の無機塩基塩;トリエチルアンモニウム塩、トリエタノールアンモニウム塩、ピリジニウム塩、ジイソプロピルアンモニウム塩等の有機塩基塩;アルギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸等のアミノ酸塩が挙げられる。中でも、無機塩基塩が好ましく、カルシウム塩がより好ましい。
HMBは、天然物由来でもよいし、人工的に製造したものでもよいし、遺伝子組み換えにより製造されたものでもよいし、市販品であってもよい。また。HMBは、様々な取得方法で得られる2種以上の組み合わせであってもよい。
HMBとしては、市販品を用いてもよい。市販品としては、例えば、製品名HMB協和(協和発酵バイオ社製)、小林HMBパウダー(小林香料社製)が挙げられる。
HMBの配合量は、HMBの摂取量が大人1人あたり、1日100〜5000mg、好ましくは500〜3000mgとなることを目安として決めることができる。
HMBの配合量は、粉末飲料組成物の全質量に基づいて、通常、0.99〜99質量%であり、好ましくは9〜99質量%であり、より好ましくは15〜91質量%である。また、HMBに対する(A)成分の質量比((A)/(B))は、通常、0.01〜100であり、好ましくは0.01〜2であり、より好ましくは0.1〜1であり、さらに好ましくは0.1〜0.5である。
[1−3.(C)成分]
(C)成分は、グルコサミン及び/又はその塩、並びにコラーゲンからなる群から選択される少なくとも1種である。(C)成分のうち、グルコサミンは、抗炎症作用や関節を構成しているプロテオグリカン量の維持に効果があり、グルコサミンを含有する粉末飲料組成物は、膝関節の痛みを軽減する機能性食品としても利用し得る。また、コラーゲンは、軟骨を構成する成分であり、吸水性が高く、本発明の粉末飲料組成物が機能性食品として謳う膝関節のクッション性を改善する機能をさらに高め得る。
(グルコサミン)
本発明の(C)成分として用いられ得るグルコサミンは、その構造中に含まれる水素原子の1つ以上が他の置換基に置換してなる、グルコサミンの誘導体であってもよいが、グルコサミン自体であることが好ましい。グルコサミンは、その薬理学的に許容される塩を用いてもよい。グルコサミンやその薬理学的に許容される塩は、工業的には、例えばキチンを原料として加水分解することにより得られるが、化学合成したものや、あるいはこれらの混合物を用いることもできる。また、精製したグルコサミン以外にも、成分としてグルコサミンを含有するものであれば使用することができる。
グルコサミンとしては、市販品を用いてもよい。市販品としては、例えば、製品名Green Grown(発酵グルコサミン)(ファイトファーマ社製)、発酵グルコサミンK(協和発酵バイオ社製)が挙げられる。
グルコサミンの配合量は、グルコサミンの摂取量が大人1人あたり、1日100〜5000mg、好ましくは500〜3000mgとなることを目安として決めることができる。
グルコサミンの配合量は、粉末飲料組成物の全質量に基づいて、好ましくは8〜50質量%であり、より好ましくは20〜35質量%である。
(コラーゲン)
本発明の(C)成分として用いられ得るコラーゲンは、I〜IV型のいずれであってもよく、コラーゲンペプチド等のその他のコラーゲンであってもよい。また、ウシ、ブタ、ニワトリ等の動物から調製する事が可能である。なお、本発明において(C)成分として用いられ得るコラーゲンは、他の成分として含まれるコラーゲン、例えば、コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物に含まれるコラーゲン、は除くものとする。
コラーゲンとしては、市販品を用いてもよい。市販品としては、例えば、製品名Type−IP(新田ゼラチン社製)、コラーゲン(ニッピ社製)が挙げられる。
コラーゲンの配合量は、コラーゲンの摂取量が大人1人あたり、1日1〜1000mg、好ましくは5〜20mgとなることを目安として決めることができる。
コラーゲンの配合量は、粉末飲料組成物の全質量に基づいて、好ましくは0.2〜50質量%であり、より好ましくは4〜20質量%である。
(C)成分と(B)成分の合計量に対する(A)成分の質量比((A)/((B)+(C)))は、通常、0.01〜10の範囲であり、0.09〜1の範囲であることが好ましく、0.3〜1の範囲であることがより好ましい。
[1−4.任意成分]
本発明の粉末飲料組成物は、本発明の効果や機能を損なわない限り、他の任意成分を含有してもよい。例えば、含水二酸化ケイ素、軽質無水ケイ酸、重質無水ケイ酸等の二酸化珪素、結晶セルロース、カルメロース、カルメロースカルシウム、カルメロースナトリウム、クロスカルメロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、クロスポピドン、乳糖、コーンスターチ、タルク、粉糖、マンニトール、デキストリン等の賦型剤;ショ糖、砂糖、蜂蜜、ブドウ糖果糖液糖、ブドウ糖、甘草(グリチルリチン)、果糖、ソーマチン、麦芽糖、黒糖等の甘味料;クエン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸、グルコン酸等の食品用有機酸や、クエン酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、コハク酸塩等のナトリウム塩、カルシウム塩、カリウム塩、炭酸塩等のpH調整剤;ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、エリソルビン酸、EDTA、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム等の合成抗酸化剤;カロテン、リコピン、ルテイン、ゼアキサンチン等のカロテノイド;ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンE(トコフェロール、トコトリエノール)等の抗酸化ビタミン類;カテキン、イソフラボン等のフラボノイド類;ポリフェノール類、またはそれらの誘導体、ローズマリー抽出物等の抗酸化剤;アロエ搾汁液、アマチャヅル、薬用人参等の薬効成分;リンゴ果汁、梅果汁、ミカン果汁、グレープフルーツ果汁等の果汁;リンゴ香料、梅香料、ミカン香料、グレープフルーツ香料等の香料が挙げられる。
[2.流動性改善剤、溶解性改善剤]
本発明の流動性改善剤や本発明の溶解性改善剤は、上記の本発明の粉末飲料組成物の用途発明である。そのため、流動性や溶解性に劣る(A)成分を含有する粉末飲料であっても、食品として表示可能な(B)成分を含有するので、従来、消費者に好まれないという問題や使用量に制限がある、食品添加物の表示をする添加剤を使用しなくても、混合不良や溶解性の低下等の問題を解決することができる。
なお、他の詳細は、上記「1.粉末飲料組成物」に記載したことと同様である。
[3.方法]
本発明の方法は、(A)成分:コンドロイチン及びヒアルロン酸の少なくともいずれかを含有する組成物の流動性及び溶解性の少なくともいずれかを改善する方法であって、(B)成分:3−ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩を加える方法である。
(A)成分を含有する組成物に(B)成分を加える形態としては、特に限定されない。例えば、粉末の組成物に粉末の(B)成分を加える形態、いずれかの成分の液体(水溶液、アルコール溶液、スラリー等)に他の成分の粉末を加える形態、いずれかの成分の液体(水溶液、アルコール溶液、スラリー等)に他の成分の液体を加える形態が挙げられる。但し、液体を用いた場合は、乾燥を実施する。
なお、他の詳細は、上記「1.粉末飲料組成物」に記載したことと同様である。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。以下の実施例は、本発明を好適に説明するためのものであって、本発明を限定するものではない。なお、物性値等の測定方法は、別途記載がない限り、上記に記載した測定方法である。また、「部」は質量部を示す。
[流動性評価(安息角評価)]:第十七改正日本薬局方解説書に則り、注入法により試料を自然落下させた状態でできた粉体の山の角度(安息角)を測定した。固定した漏斗から試料10gを直径15cmの円板上に落下させ、できた円錐の高さと円板の直径から安息角を算出した。漏斗脚部下端の高さは堆積体の頂点から約4cmとなるように設定した。なお、安息角が低いほど、流動性は良い。
[流動性評価(目視評価)]:配合した試料5gをガラス瓶にいれて、ガラス瓶の傾きを変えることにより、瓶内で粉体を移動させ、流動性を目視にて評価した。基準を下記に示す。
◎:非常に良い
○:良い
●:やや良い
×:悪い
[溶解性評価]:300mLのビーカーに200mLの水(25℃)を入れ、試料2.5gを添加して、マグネチックスターラーを用い500rpmで攪拌し、溶解又は分散するまでの時間を測定した。基準を下記に示す。
◎:1分以内
○:2分以内
●:5分以内
×:溶けない
以下の実施例、比較例及び処方例で用いた成分を下記に記す。
HMBカルシウム(商品名「HMB協和」、協和発酵バイオ社製)
コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物(商品名「SC20」、マルハニチロ食品社製)
ヒアルロン酸(商品名「ヒアベストJ」、キューピー社製)
グルコサミン(商品名「Green Grown(発酵グルコサミン)」、ファイトファーマ社製)
コラーゲン(ニッピ社製)
結晶セルロース(商品名「セオラスUF−F711」、旭化成社製)
(実施例1)
コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物100部、HMBカルシウム1部を混合し、透明瓶に入れ、40℃、相対湿度75%の条件で3日間静置した。この粉末を用いて流動性評価と溶解性評価を行った。評価結果を表1に記す。
(実施例2〜21)
(A)成分の種類、及び(A)成分と(B)成分の配合量を表1に記すよう変更した以外は、実施例1と同様にし、流動性評価と溶解性評価を行った。評価結果を表1に記す。
Figure 0006761363
(比較例1〜4)
各成分を表2に記す配合処方に変更し、透明瓶に入れ、40℃、相対湿度75%の条件で3日間静置した。この粉末を用いて流動性評価と溶解性評価を行った。評価結果を表2に記す。
Figure 0006761363
表2より、(A)成分として、コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物、ヒアルロン酸をそれぞれ単独で使用した場合(比較例1、2)や、(A)成分として、コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物、ヒアルロン酸をそれぞれ結晶セルロースと併用した場合(比較例3、4)、流動性及び溶解性の評価結果が悪いことがわかる。
一方、表1より、コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物を用いた(A)成分と食品の表示が可能な(B)成分を含有する本発明の粉末飲料組成物は、流動性及び溶解性が改善することがわかる(実施例1〜8)。また、(A)成分としてヒアルロン酸を用いて検討したところ、流動性及び溶解性はほぼ同程度に改善した(実施例9〜13)。さらに、(A)成分としてコンドロイチン含有サメ軟骨抽出物とヒアルロン酸を併用した場合であっても、流動性及び溶解性が改善した(実施例14〜21)。
(実施例22〜33)
各成分を表3に記す配合処方に変更し、透明瓶に入れ、40℃、相対湿度75%の条件で3日間静置した。この粉末を用いて流動性評価と溶解性評価を行った。評価結果を表3に記す。
Figure 0006761363
表3から、コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物、ヒアルロン酸、又はこれらの混合物である(A)成分と食品の表示が可能な(B)成分に、さらに(C)成分を含有する本発明の粉末飲料組成物(実施例22〜33)は、流動性が顕著に改善することがわかる。また、溶解性改善の効果も、配合比に関わらず向上することがわかる。
(処方例1〜3)
Figure 0006761363
処方例で用いた任意成分の詳細を記す。
デキストリン(商品名「パインデックス100」、松谷化学工業社製)
クエン酸(商品名「クエン酸」、磐田科学工業社製)
ショ糖(商品名「スクロース」、和光純薬工業社製)

Claims (10)

  1. (A)成分:コンドロイチン及びヒアルロン酸の少なくともいずれか、並びに
    (B)成分:3−ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩、を含有する粉末飲料組成物。
  2. 前記(A)成分における前記コンドロイチンが、コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物に含有されるコンドロイチンである請求項1に記載の粉末飲料組成物。
  3. (C)成分:グルコサミン及び/又はその塩、並びにコラーゲンからなる群から選択される少なくとも1種、をさらに含有する請求項1又は2に記載の粉末飲料組成物。
  4. 3−ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩を有効成分として含有する、コンドロイチン及びヒアルロン酸の少なくともいずれか含有する組成物の流動性改善剤。
  5. 3−ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩を有効成分として含有する、コンドロイチン及びヒアルロン酸の少なくともいずれか含有する組成物の溶解性改善剤。
  6. 前記コンドロイチンが、コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物に含有されるコンドロイチンである請求項4又は5に記載の剤。
  7. ルコサミン及び/又はその塩、並びにコラーゲンからなる群から選択される少なくとも1種を、有効成分としてさらに含有する請求項4〜6のいずれか1項に記載の剤。
  8. (A)成分:コンドロイチン及びヒアルロン酸の少なくともいずれかを含有する組成物の流動性及び溶解性の少なくともいずれかを改善する方法であって、
    (B)成分:3−ヒドロキシイソ吉草酸及び/又はその塩を加える方法。
  9. 前記(A)成分における前記コンドロイチンが、コンドロイチン含有サメ軟骨抽出物に含有されるコンドロイチンである請求項8に記載の方法。
  10. 前記組成物が、(C)成分:グルコサミン及び/又はその塩、並びにコラーゲンからなる群から選択される少なくとも1種、をさらに含有する請求項8又は9に記載の方法。
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