JP6761297B2 - 基板生産管理装置および基板生産管理方法 - Google Patents

基板生産管理装置および基板生産管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板生産ラインまたは基板生産装置を管理する基板生産管理装置に関し、より詳細には、基板生産ラインまたは基板生産装置において対処作業を必要とする原因事象が発生したときの管理に関する。
多数の電子部品が実装された基板を生産する装置として、はんだ印刷機、電子部品装着機、リフロー機、基板検査機などがある。これらの基板生産装置を連結して基板生産ラインを構成することが一般的になっている。基板生産ラインの稼動状況は、ホストコンピュータと呼ばれる基板生産管理装置によって管理されるのが一般的である。基板生産ラインでは、各基板生産装置の動作異常、基板検査機における検査不合格、電子部品装着機における部品切れなどの原因事象が発生すると、作業者による対処作業が必要になる。この場合、ホストコンピュータは、原因事象の発生を通知して、対処作業の実施を要請する。
一般的に、基板生産ラインでは、比較的短時間で容易に解消される軽微な原因事象と、比較的長時間を要しかつ熟練の作業者でないと解消できない重大な原因事象とが入り混じって発生する。例えば、部品切れに対処する部品補給作業は、経験の浅い作業者でも容易に実施できる。一方、基板生産装置の動作異常は、対処マニュアルを参照しながら原因を調査して、原因に適合する解決策を実施することになるため、対処作業が容易でない。近年では、過去に発生した原因事象、対処作業で実施された解決策、および解決策の効果量を収集および蓄積してナレッジ化する技術が普及しつつある。この種の技術は、学習システム、ナレッジシステム、人工知能などと呼ばれる。基板生産ラインの原因事象および対処作業に関する技術例が特許文献1、2に開示されている。
特許文献1は、一作業を行う生産設備に対して操作者が行う操作群の順番(操作群順)と、操作群の実行に要する操作群時間とを提示する方法を開示している。この提示方法は、記憶済みの操作群順と今回の操作群順とが同じ場合に、記憶済みの操作群時間と今回計測された操作群時間とを比較して、短い側を次回に提示する。また、この提示方法は、記憶済みの操作群順と今回の操作群順とが異なる場合に、記憶済みの操作群時間と今回計測された操作群時間とを比較して、短い側の操作群時間および操作群順を次回に提示する。実施形態の記載には、生産設備の一作業として、電子部品装着機の部品吸着エラーの正常化作業が示されている。これによれば、最適な操作群順および操作群時間を提示することで、操作者の操作効率が向上する、とされている。
また、特許文献2の生産装置稼動状況管理システムは、生産装置の非稼動状態が設定時間以上継続したときに、非稼動となった要因の入力を作業者に求め、要因が入力されるまで生産再開を禁止する。これによれば、生産再開前に確実に要因が入力されるので、要因を後から分析でき、生産装置の稼動率向上を期待できる、とされている。
特開2014−63286号公報 特開2011−192235号公報
ところで、特許文献1の技術では、原因事象に対してこれまでに実施されたうちで最短の作業時間(操作群時間)が次回に提示されるが、最短の作業時間が最適値と言えるか疑問である。例えば、操作群順として複数の解決策を順番に実施し、多くは3〜4番目の解決策が効を奏し、稀に1番目の解決策が効を奏する場合が有る。この場合、1番目の解決策で原因事象が解消されたことに基づき、そのときの短い作業時間を最適値として次回以降に提示することは妥当でない。やはり、3〜4番目の解決策までの作業時間を基準時間とするほうが、原因事象の重大性を把握し、停止時間に目途をつけるために妥当と考えられる。
また、特許文献1の技術では、操作群順を決定する方法が明らかでない。例えば、経験の浅い作業者は、原因事象の根本的な原因に気が付かず、無駄な解決策をあれこれ試行し、その後で有効な解決策にたどりつくことになりがちである。一方、熟練の作業者は、原因事象の発生状況を正確に把握して解決策を実施するので、短時間で原因事象を解消できる。してみると、生産停止時間の長短は、決められた操作群順を実施する手際の良し悪しよりも、操作群順の内容に大きく依存する。つまり、原因事象が発生したときに、複数考えられる解決策の実施内容および実施順序を適正化することが重要である。
また、長い生産停止時間を引き起こした過去の原因事象は、対処マニュアルに反映されるかもしれないが、あまり重大でない原因事象は殆どマニュアル化されない。また、原因事象の対処にはノウハウ的な要素もあるため、口伝えで広められる不確かな解決策は、実効が有ってもマニュアル化されにくい。さらに、ソフトウェアのバージョンアップにより、対処作業が容易になっても、その都度マニュアルの改訂が為されるとは限らない。これらを勘案すると、原因事象の重大性が分かりにくく、対処マニュアルに従った対処作業は必ずしも十分でない。さらに、対処作業で実施する解決策に依存して対処作業の作業時間が変化し、換言すると生産停止時間が変化する。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、原因事象の重大性を把握しまたは生産停止時間に目途をつけるのに適した基準時間を表示して、適切な対処作業を促す基板生産管理装置および基板生産管理方法を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する本発明の基板生産管理装置は、電子部品を実装した基板を生産する基板生産ライン、または前記基板生産ラインを構成する基板生産装置を管理する基板生産管理装置であって、前記基板生産ラインまたは前記基板生産装置で対処作業を必要とする原因事象が発生したときに、前記原因事象が発生してから前記原因事象の内容が確認されるまでの解除時間、または前記解除時間の後に前記対処作業が開始されてから終了するまでに要した作業時間である実績時間を、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて収集する実績時間収集部と、過去に発生した同一種類の複数回の原因事象、または過去に実施された同一種類の複数回の対処作業における複数の前記実績時間を統計的に処理することにより、前記原因事象の種類ごとにまたは前記対処作業の種類ごとに基準時間を演算する基準時間演算部と、前記対処作業を必要とする原因事象が新たに発生したときに、同一種類の原因事象または同一種類の対処作業について演算された前記基準時間を表示する基準時間表示部と、を備えた。
また、基板生産管理装置は、電子部品を実装した基板を生産する基板生産ライン、または前記基板生産ラインを構成する基板生産装置を管理する基板生産管理装置であって、前記基板生産ラインまたは前記基板生産装置で対処作業を必要とする原因事象が発生したときに、前記原因事象が発生してから解消されるまでの停止時間、および前記対処作業が開始されてから終了するまでに要した作業時間の少なくとも一方である実績時間を、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて収集する実績時間収集部と、過去に発生した同一種類の複数回の原因事象、または過去に実施された同一種類の複数回の対処作業における複数の前記実績時間を統計的に処理することにより、前記原因事象の種類ごとにまたは前記対処作業の種類ごとに基準停止時間および基準作業時間の少なくとも一方である基準時間を演算する基準時間演算部と、前記対処作業を必要とする原因事象が新たに発生したときに、同一種類の原因事象または同一種類の対処作業について演算された前記基準時間を表示する基準時間表示部と、を備え、前記基準時間表示部は、前記基準時間を時間の長短に基づいてランク分けし、ランクを表示する、という構成でもよい。
さらに、基板生産管理装置は、電子部品を実装した基板を生産する基板生産ライン、または前記基板生産ラインを構成する基板生産装置を管理する基板生産管理装置であって、前記基板生産ラインまたは前記基板生産装置で対処作業を必要とする原因事象が発生したときに、前記原因事象が発生してから解消されるまでの停止時間、および前記対処作業が開始されてから終了するまでに要した作業時間の少なくとも一方である実績時間を、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて収集する実績時間収集部と、過去に発生した同一種類の複数回の原因事象、または過去に実施された同一種類の複数回の対処作業における複数の前記実績時間を統計的に処理することにより、前記原因事象の種類ごとにまたは前記対処作業の種類ごとに基準停止時間および基準作業時間の少なくとも一方である基準時間を演算する基準時間演算部と、前記対処作業を必要とする原因事象が新たに発生したときに、同一種類の原因事象または同一種類の対処作業について演算された前記基準時間を表示する基準時間表示部と、前記原因事象が新たに発生して前記対処作業が実施された後、前記実績時間収集部によって収集された前記実績時間が、前記基準時間表示部によって表示された前記基準時間に対して所定以上の差異時間を有する場合に、前記差異時間の発生理由および前記対処作業で実施した解決策の内容の少なくとも一方をコメントとして入力するように作業者に依頼するコメント依頼部と、前記作業者に入力されたコメントを収集し、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて記憶するコメント収集部と、を備え、前記コメント依頼部は、前記コメント収集部が過去に収集したコメントの少なくとも一部を選択肢として提示し、前記コメントの入力に代えて前記選択肢の選択を許容する、という構成でもよい。
さらに、基板生産管理装置は、電子部品を実装した基板を生産する基板生産ライン、または前記基板生産ラインを構成する基板生産装置を管理する基板生産管理装置であって、前記基板生産ラインまたは前記基板生産装置で対処作業を必要とする原因事象が発生したときに、前記原因事象が発生してから解消されるまでの停止時間、および前記対処作業が開始されてから終了するまでに要した作業時間の少なくとも一方である実績時間を、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて収集する実績時間収集部と、過去に発生した同一種類の複数回の原因事象、または過去に実施された同一種類の複数回の対処作業における複数の前記実績時間を統計的に処理することにより、前記原因事象の種類ごとにまたは前記対処作業の種類ごとに基準停止時間および基準作業時間の少なくとも一方である基準時間を演算する基準時間演算部と、前記対処作業を必要とする原因事象が新たに発生したときに、同一種類の原因事象または同一種類の対処作業について演算された前記基準時間を表示する基準時間表示部と、前記原因事象が新たに発生して前記対処作業が実施された後、前記実績時間収集部によって収集された前記実績時間が、前記基準時間表示部によって表示された前記基準時間に対して所定以上の差異時間を有する場合に、前記差異時間の発生理由および前記対処作業で実施した解決策の内容の少なくとも一方をコメントとして入力するように作業者に依頼するコメント依頼部と、前記作業者に入力されたコメントを収集し、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて記憶するコメント収集部と、を備え、前記コメントは、前記基準時間が一定時間を超えている種類の原因事象または対処作業を対象とする、という構成でもよい。
また、本発明の基板生産管理方法は、電子部品を実装した基板を生産する基板生産ライン、または前記基板生産ラインを構成する基板生産装置を管理する基板生産管理方法であって、前記基板生産ラインまたは前記基板生産装置で対処作業を必要とする原因事象が発生したときに、前記原因事象が発生してから前記原因事象の内容が確認されるまでの解除時間、または前記解除時間の後に前記対処作業が開始されてから終了するまでに要した作業時間である実績時間を、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて収集する実績時間収集ステップと、過去に発生した同一種類の複数回の原因事象、または過去に実施された同一種類の複数回の対処作業における複数の前記実績時間を統計的に処理することにより、前記原因事象の種類ごとにまたは前記対処作業の種類ごとに基準時間を演算する基準時間演算ステップと、前記対処作業を必要とする前記原因事象が新たに発生したときに、同一種類の原因事象または同一種類の対処作業について演算された前記基準時間を表示する基準時間表示ステップと、を備えた。
本発明の基板生産管理装置は、原因事象が発生したときに実績時間を原因事象の種類または対処作業の種類と対応付けて収集し、これを蓄積して統計的に処理することにより基準時間を演算し、同一種類の原因事象が新たに発生したときに基準時間を表示する。したがって、統計的な処理によって演算された基準時間は、作業者が原因事象の重大性を把握しまたは生産停止時間に目途をつける用途に適している。加えて、基準時間が表示されることで、適切な対処作業が促される。
また、本発明の基板生産管理方法は、本発明の基板生産管理装置と同様に、実績時間の収集、統計的な処理による基準時間の演算、および同一種類の原因事象が新たに発生したときの基準時間の表示を行う。したがって、統計的な処理によって演算された基準時間は、作業者が原因事象の重大性を把握しまたは生産停止時間に目途をつける用途に適している。加えて、基準時間が表示されることで、適切な対処作業が促される。
実施形態の基板生産管理装置の構成を基板生産ラインと共に模式的に示した図である。 実施形態の基板生産管理装置の動作を示す処理フローの図である。 基準時間表示部が表示する基準時間表示画面の一例の図である。 コメント表示部が表示する過去事例表示画面の一例の図である。 コメント依頼部が表示するコメント依頼画面の一例の図である。 コメント依頼画面の中の停止時間ヒストグラムを拡大表示した図である。
(1.実施形態の基板生産管理装置1および基板生産ライン2の構成)
本発明の実施形態の基板生産管理装置1について、図1〜図6を参考にして説明する。図1は、実施形態の基板生産管理装置1の構成を基板生産ライン2と共に模式的に示した図である。例示された基板生産ライン2は、6台の基板生産装置によって構成されている。具体的に、基板生産ライン2は、はんだ印刷機21、はんだ検査機22、第1電子部品装着機23、第2電子部品装着機24、基板外観検査機25、およびリフロー機26が列設されて構成されている。
はんだ印刷機21は、基板の所定位置にペースト状のはんだを印刷する。はんだ印刷機21は、例えば、基板搬送装置、基板上に載置されるスクリーン、およびスクリーン上を移動してはんだを塗布するスキージなどで構成される。はんだ検査機22は、基板上のはんだの印刷状態の良否を判定する。はんだ検査機22は、例えば、基板搬送装置、印刷されたはんだを撮像して画像データを取得する撮像カメラ、および画像データを画像処理して良否を判定する画像判定部などで構成される。
第1電子部品装着機23および第2電子部品装着機24は、電子部品を基板に装着する。電子部品装着機23、24は、同一の構成であってもよいし、互いに異なる構成であってもよい。電子部品装着機23、24は、例えば、基板搬送装置、部品供給装置、および部品移載装置などで構成される。部品供給装置は、例えば、複数のフィーダ装置がパレット上に列設されて構成される。各フィーダ装置は、多数の電子部品を保持したキャリアテープを巻回したリールを交換可能に保持する。部品移載装置は、電子部品を吸着する吸着ノズルを保持した装着ヘッド、およびヘッド駆動機構などを有する。部品移載装置は、部品供給装置から電子部品を吸着して、基板のはんだ上に装着する。
基板外観検査機25は、基板に装着された電子部品の状態を検査する。基板外観検査機25は、例えば、基板搬送装置、電子部品を撮像して画像データを取得する撮像カメラ、および画像データを画像処理して良否を判定する画像判定部などで構成される。リフロー機26は、ペースト状のはんだを加熱して溶解させた後に冷却して、はんだ付けを確かなものにする。リフロー機26は、例えば、基板搬送装置、加熱装置、および冷却装置などで構成される。
上記した基板生産ライン2の構成は変更可能であり、各基板生産装置の構造も変更可能である。基板生産ライン2には、ローリングタワー27が付設されている。ローリングタワー27は、基板生産ライン2において作業者による対処作業が必要になったことを表示する。すなわち、対処作業が必要になったとき、ローリングタワー27は、上部の回転灯28を点灯または点滅させつつ回転させる。基板生産ライン2と同じフロアにいる作業者は、遠くからでも回転灯28の点灯または点滅を視認できる。
実施形態の基板生産管理装置1は、基板生産ライン2の稼動状況を管理する。基板生産管理装置1は、CPUを有してソフトウェアで動作するコンピュータ装置であり、ホストコンピュータとも呼ばれる。基板生産管理装置1は、各種の表示を行う液晶ディスプレイなどの表示装置11、各種の設定を行うキーボードやマウスなどの入力装置12、およびメモリ装置13などを具備している。基板生産管理装置1は、はんだ印刷機21、はんだ検査機22、第1電子部品装着機23、第2電子部品装着機24、基板外観検査機25、およびリフロー機26と個別に通信できるように接続されている。基板生産管理装置1は、ローリングタワー27にも接続されており、ローリングタワー27の表示を制御する。なお、基板生産管理装置1は、複数の基板生産ライン2をまとめて管理することもできる。
基板生産管理装置1は、基板生産ライン2で対処作業を必要とする原因事象が発生したときに所定の動作をする。対処作業を必要とする原因事象は、動作異常、生産管理指標の低下、および通常作業の発生の3種類に大別される。動作異常は、基板生産ライン2で基板を生産できない状態を意味する。動作異常の例として、電子部品装着機23、24で電子部品を吸着できない吸着エラーが継続した状態、はんだ検査機22や基板外観検査機25において検査を行えない状態、基板を搬送できない状態などがある。
生産管理指標の低下は、基板生産ライン2で基板を生産できていても、生産効率が低下した状態を意味する。生産管理指標の低下の例として、稼動率の低下や、電子部品装着機23、24における吸着エラー率の増加、はんだ検査機22や基板外観検査機25における不合格基板の発生などがある。通常作業の発生は、基板生産ライン2で基板を生産していると、通常実施することになる作業の発生を意味する。通常作業の例として、電子部品装着機23、24における電子部品の部品切れに応じた部品補給作業、はんだ印刷機21におけるはんだ補給作業、生産する基板の種類の変更に伴う段取り替え作業などがある。
メモリ装置13内には、実績時間データベース14が構築されている。実績時間データベース14は、過去の原因事象における停止時間TRsおよび作業時間TRwの少なくとも一方である実績時間TRを、原因事象の種類または対処作業の種類と対応付けて記憶している。停止時間TRsは、原因事象が発生して生産が中断してから、原因事象が解消されて生産が再開されるまでの時間を意味する。作業時間TRwは、作業者が対処作業を開始してから、対処作業が終了して生産が再開されるまでの時間を意味する。
さらに、実績時間データベース14は、原因事象の種類ごとにまたは対処作業の種類ごとに演算された基準時間TNを記憶している。基準時間TNは、過去に発生した同一種類の複数回の原因事象における複数の実績時間TRを統計的に処理することによって演算される。基準時間TNは、複数の停止時間TRsから演算される基準停止時間TNs、および、複数の作業時間TRwから演算される基準作業時間TNwの少なくとも一方である。
基板生産管理装置1は、原因事象が発生したときに動作する機能部として、実績時間収集部51、基準時間演算部52、および基準時間表示部53を有する。さらに、基板生産管理装置1は、実績時間TRが基準時間TNに対して所定以上の差異時間を有する場合に動作する機能部として、コメント依頼部54、コメント収集部55、およびコメント表示部56を有する。これらの機能部の詳細な機能ついては、後の動作および作用の説明で詳述する。
また、基板生産管理装置1は、構内LAN3を経由して多数のパソコン31と通信接続されている。これらのパソコン31は、対処作業を実施する作業者によって使用される。基板生産管理装置1とパソコン31との間、およびパソコン31の相互間では、メールアドレスを指定した電子メールによる通知が可能になっている。作業者は、入力装置12やパソコン31からログイン処理を行って、基板生産管理装置1にアクセスできる。
(2.実施形態の基板生産管理装置1の動作および作用)
実施形態の基板生産管理装置1の動作および作用の説明に移る。図2は、実施形態の基板生産管理装置1の動作を示す処理フローの図である。図2に関する以降の記載は、実施形態の基板生産管理方法の説明を兼ねている。図2のステップS1で、基準時間表示部53は、基板生産ライン2に原因事象が発生したか否かを判別する。基準時間表示部53は、原因事象が発生していない間ステップS1を繰り返して行い、原因事象が発生すると処理フローの実行をステップS2に進める。
ステップS2で、基準時間表示部53は、対処作業を必要とする原因事象が新たに発生したときに、原因事象の内容および基準時間TNを表示する。図3は、基準時間表示部53が表示する基準時間表示画面6の一例の図である。基準時間表示画面6は、表示装置11およびパソコン31の少なくとも一方に表示される。また、ステップS2で、基板生産管理装置1は、原因事象の発生をローリングタワー27に表示する。さらに、実績時間収集部51は、停止時間TRsおよび作業時間TRwを求めるための計時を開始する。
作業者は、原因事象の発生に気付くと、図3の基準時間表示画面6を視認する。基準時間表示画面6の1段目には、「原因事象の発生」と表示されている。基準時間表示画面6の2段目には、原因事象の内容を表すコード「12340002」、および原因事象の内容「吸着エラーのリカバリアップ停止」が表示されている。これは、電子部品装着機23、24において電子部品を吸着できない吸着エラーが継続し、リカバリアップのために生産が停止されたことを表している。基準時間表示部53は、基準時間表示画面6の3段目に、基準時間TNの一項目である基準作業時間TNwを1分30秒と表示する。基準作業時間TNwは、過去に発生した同一種類の複数回の作業時間TRwに基づいて、前回以前の基準時間演算ステップS12ですでに演算されている。
ステップS2で基準時間TNが表示されるので、作業者は、原因事象の重大性を把握できるとともに、停止時間や作業時間に目途をつけることができる。さらに、作業者は、未経験の原因事象に対しても、対処の心構えができ、作業量も想定できる。これにより、作業者は、原因事象に適切に対処することができる。
基準時間表示画面6の略中間高さの左寄りに、「過去事例」と表示された画面切替スイッチ61が設けられている。また、基準時間表示画面6の下部に、「解除」と表示された解除スイッチ62、および「復帰」と表示された復帰スイッチ63が並んで設けられている。これらのスイッチ61、62、63は、作業者が入力装置12またはパソコン31のマウスのポインタを重ねてクリックすることにより押下できるソフトウェアスイッチである。なお、解除スイッチ62および復帰スイッチ63は、基板生産ライン2に設けられたメカニカルなスイッチに代えることもできる。
画面切替スイッチ61が押下されると、ステップS2で、コメント表示部56は、基準時間表示部53と共に動作して、過去の同一種類の原因事象または過去の同一種類の対処作業に対応するコメントを表示する。さらに、コメント表示部56は、コメントに併せて、停止時間TRs、作業時間TRw、および差異時間の少なくともひとつを表示する。差異時間は、実績時間TRと基準時間TNとの差である。図4は、コメント表示部56が表示する過去事例表示画面7の一例の図である。過去事例表示画面7は、表示装置11およびパソコン31の少なくとも一方の基準時間表示画面6に代えて表示される。
過去事例表示画面7は、No.、作業時間TRw、作業者、およびコメントの4欄からなる。過去事例表示画面7は、過去の同一種類の複数の原因事象への対処事例が各段にそれぞれ整理された一覧表となっている。過去事例表示画面7の表示内容は、過去の原因事象に対処作業が実施された時点で記憶されている。図4の例で、No.1〜No.7までの7段に、7件の過去事例が発生した順番で表示されている。例えば、No.3の過去事例において、停止時間TRsは18秒間であり、作業者は山本であった。そして、山本の入力したコメントは「テープが緩んでいた。巻き取って締めた。」と表示されている。過去事例表示画面7の表示は、入力装置12またはパソコン31のエスケープキーの押下によって、基準時間表示画面6の表示に戻る。
作業者は、このような過去事例表示画面7を参考にして、効率的にかつ迅速に対処作業を実施できる。例えば、作業者は、過去事例表示画面7から効果的な解決策と、効果的でない解決策とを把握して、解決策を適正に取捨選択できる。このとき、解決策の良否の目安となる作業時間TRwが表示されるので、解決策の取捨選択は容易である。また、作業者は、対処経験の豊富な作業者を把握し、必要に応じて問い合わせたり、助力を要請したりできる。さらに、作業者は、対処マニュアルに縛られることがなく、対処マニュアルに記載されていない実効の有る解決策を実施することもできる。
ステップS2は、基準時間表示ステップおよびコメント表示ステップに相当する。基準時間表示画面6で原因事象の内容を確認した作業者は、解除スイッチ62を押下し、その後に対処作業を実施できる。また、対処作業を終了した作業者は、復帰スイッチ63を押下して、基板生産ライン2を復帰させることができる。
ステップS3で、実績時間収集部51は、解除スイッチ62が押下されたか否かを判別する。実績時間収集部51は、解除スイッチ62が押下されるまでステップS3を繰り返して行い、解除スイッチ62が押下されると処理フローの実行をステップS4に進める。ステップS4で、基板生産管理装置1は、ローリングタワー27の表示を解除する。また、実績時間収集部51は、計時を開始してから現在までの経過時間を解除時間TEとして記憶する。解除時間TEは、原因事象が発生してから、作業者が原因事象の内容を確認してローリングタワー27の表示を解除するまでの時間を意味する。
次のステップS5で、実績時間収集部51は、復帰スイッチ63が押下されたか否かを判別する。実績時間収集部51は、復帰スイッチ63が押下されるまでステップS5を繰り返して行い、復帰スイッチ63が押下されると処理フローの実行を実績時間収集ステップS6に進める。実績時間収集ステップS6で、基板生産管理装置1は、基板生産ライン2を復帰させて、生産を再開する。
また、実績時間収集ステップS6で、実績時間収集部51は、実績時間TRを記憶する。実績時間TRは、停止時間TRsおよび作業時間TRwの少なくとも一方である。停止時間TRsは、計時を開始してから現在までの経過時間である。作業時間TRwは、対処作業を開始してから現在までの経過時間である。したがって、停止時間TRsは、解除時間TEと作業時間TRwとの和に一致する。
次のステップS7で、コメント依頼部54は、基準時間表示画面6に表示された基準時間TNが一定時間tcを超えているか否かを判別する。コメント依頼部54は、基準時間TNが一定時間tcを超えていると処理フローの実行をステップS8に進め、否であると処理フローの実行を基準時間演算ステップS12に進める。換言すると、コメント依頼部54は、基準時間TNが一定時間tcを超えている重大な種類の原因事象を対象とし、基準時間TNが一定時間tc以下の軽微な種類の原因事象では、コメントを依頼しない。一定時間tcとして、1分間を例示でき、これに限定されない。これにより、軽微な原因事象がコメントの対象外とされるので、作業者に煩わしさが生じない。
次のステップS8およびステップS9で、コメント依頼部54は、実績時間TRが基準時間TNに対して所定時間td以上の差異時間を有する条件が成立しているか否かを判別する。所定時間tdとして、基準時間TNの20%や30秒間などを例示でき、これらに限定されない。コメント依頼部54は、条件が成立していると処理フローの実行をコメント依頼ステップS10に進め、条件が成立していないと処理フローの実行を基準時間演算ステップS12に進める。換言すると、コメント依頼部54は、実績時間TRと基準時間TNとの差異時間が所定時間tdを越えている場合にコメントを依頼し、差異時間が所定時間td以下の場合にコメントを依頼しない。
コメント依頼ステップS10で、コメント依頼部54は、差異時間の発生理由および対処作業で実施した解決策の内容の少なくとも一方をコメントとして入力するように作業者に依頼する。この依頼は、電子メールを介してパソコン31に通知され、あるいは表示装置11に表示される。図5は、コメント依頼部54が表示するコメント依頼画面8の一例の図である。コメント依頼画面8は、パソコン31および表示装置11の少なくとも一方に表示される。
コメント依頼画面8の1段目には、原因事象の発生日「2016/06/17」、および原因事象の内容を表すコード「Error 12340002」が表示され、その下に大枠81が表示される。大枠81内の1段目に、停止時間TRsが「15:10〜15:19」と表示されており、9分間の生産停止であったことが分かる。
大枠81内の2段目に、原因事象の発生から解除スイッチ62が押下されるまでの解除時間TEが「00:03:12」と表示され、その後ろのかっこ内に基準解除時間「00:01:30」が表示されている。したがって、解除時間TEが通常より大幅に掛かっていると分かる。さらに、大枠81内の3段目に、解除スイッチ62が押下されてから復帰スイッチ63が押下されるまでの作業時間TRwが「00:05:37」と表示され、その後ろのかっこ内に基準作業時間TNwが「00:01:30」と表示されている。したがって、作業時間TRwが基準作業時間TNwより大幅に掛かっていると分かる。そして、大枠81内の4〜6段目にかけて、コメントの入力を依頼する文章が表示されている。
さらに、大枠81内の1〜5段目の右寄りには、停止時間ヒストグラム82が表示されている。図6は、コメント依頼画面8の中の停止時間ヒストグラム82を拡大表示した図である。停止時間ヒストグラム82の横軸は、停止時間TRsを10段階にランク分けした各ランクT1〜T10を示し、縦軸はランク別の発生件数を表している。なお、各ランクT1〜T10は、等しい時間幅でなくともよい。
ランクT1、T2は、停止時間TRsが基準停止時間TNsよりも所定時間tdを越えて短い良好範囲Rgとされている。ランクT3〜T8は、停止時間TRsが基準停止時間TNs±所定時間tdの範囲内にある一般範囲Rpとされている。ランクT9、T10は、停止時間TRsが基準停止時間TNsよりも所定時間tdを越えて長期化した不良範囲Rxとされている。斜線を付した棒線は、停止時間TRsの平均値TavがランクT6に属することを表している。また、黒塗りの棒線は、今回の停止時間TRs(=9分間)がランクT9に属することを表している。
大枠81の下寄りに、コメント選択枠83が設けられている。コメント選択枠83の中に、3つのコメントの選択肢が設けられている。これらの選択形式のコメントは、過去に収集されたたコメントの少なくとも一部が流用され、あるいは部分的に編集されて作成される。選択肢は、正方形の記号で表されており、入力装置12またはパソコン31のマウスを用いて選択することができる。
図5の例で、2個の黒塗りの正方形の記号は選択されたことを表し、具体的には「現場にいなかったため遅れた。」および「その他」というコメントが選択されている。また、選択肢のそれぞれにコメント入力欄84が付設されている。作業者は、選択肢を選択するだけでは説明が足りないと感じたとき、コメント入力欄84に自由にコメント文を入力できる。図5の例で、2個のコメント入力欄84に、それぞれコメント文が入力されている。
上述したようにコメントを選択形式とすることで、作業者の入力時間を短縮できる。加えて、複数の作業者が同一のコメント内容を異なる文言で説明したために理解が繁雑になるという弊害も生じない。また、コメント文の入力を併用することにより、選択肢だけでは不十分な説明内容を補うことができる。
選択形式のコメントが選択され、必要に応じてコメント文が入力された後、処理フローの実行は、コメント収集ステップS11に進められる。コメント収集ステップS11で、コメント収集部55は、作業者に入力されたコメントを収集し、原因事象の種類または対処作業の種類と対応付けて実績時間データベース14に記憶する。さらに、コメント収集部55は、コメントに対応付けて、停止時間TRs、作業時間TRw、および差異時間の少なくともひとつを記憶する。
つまり、図5の例で、選択された2つのコメントおよびコメント文、ならびに、停止時間TRs(=9分間)および解除時間TEおよび作業時間TRwが、No.8の過去事例として記憶される。そして、コード「12340002」の「吸着エラーのリカバリアップ停止」という同一種類の原因事象が発生した次回には、図4の過去事例表示画面7にNo.8の過去事例が追加されて表示される。
図4の過去事例表示画面7について補足説明する。「吸着エラーのリカバリアップ停止」という原因事象では、基準作業時間TNwが1分30秒とされている。そして、所定時間tdは30秒間に設定されている。このため、作業時間TRwが1分15秒であるNo.2の過去事例では、作業時間TRwが基準作業時間TNw±所定時間tdの範囲内、すなわち1分から2分の範囲内にある。同様に、作業時間TRwが1分20秒であるNo.5の過去事例でも、作業時間TRwが基準作業時間TNw±所定時間tdの範囲内にある。したがって、No.2およびNo.5の過去事例では、コメント依頼ステップS10およびコメント収集ステップS11が実行されない。これにより、No.2およびNo.5の過去事例のコメントの欄は、≪情報なし≫となる。
収集された過去事例のコメントは、過去事例表示画面7の表示以外にも、様々に利用可能である。詳述すると、基準時間TNに対して実績時間TRが大幅に短くなり、または大幅に長期化したときに、何か理由があると考えられる。このため、実績時間TRが短い良好範囲Rgのコメントを分析することで、効果的な解決策が成長してゆく。また、実績時間TRが長期化した不良範囲Rxのコメントを分析することにより、止むを得ない長期化と改善すべき長期化とを区別でき、対処作業の改善につながる。そして、効果的な解決策や対処作業の改善は、対処マニュアルの充実化にも反映される。
次の基準時間演算ステップS12で、基準時間演算部52は、過去に発生した同一種類の複数回の原因事象における複数の実績時間TRを統計的に処理することにより、原因事象の種類ごとに基準停止時間TNsおよび基準作業時間TNwの少なくとも一方である基準時間TNを演算する。基準時間演算ステップS12の終了後、処理フローの実行はステップS1に戻される。
基準時間演算ステップS12における統計的な処理として、単純な算術平均法を用いることができ、他の方法を採用してもよい。例えば、過去事例表示画面7のNo.1の過去事例では、作業時間TRwが極端に短く、コメントによれば「恒久対策ではない。」という無効事由が判明している。この場合に、当該の作業時間TRwを平均化の母集団から除外できる。また例えば、過去事例表示画面7のNo.7の過去事例では、効果の無い解決策をいたずらに実施して作業時間TRwが無意味に長期化したことが判明している。この場合も、当該の作業時間TRwを平均化の母集団から除外できる。さらには、基板生産装置のソフトウェアが更新された場合に、更新以前の原因事象を除外し、更新以降に発生した原因事象を対象として統計的な処理を行ってもよい。
(3.実施形態の基板生産管理装置1の態様および効果)
実施形態の基板生産管理装置1は、電子部品を実装した基板を生産する基板生産ライン2を管理する基板生産管理装置1であって、基板生産ライン2で対処作業を必要とする原因事象が発生したときに、原因事象が発生してから解消されるまでの停止時間TRs、および対処作業が開始されてから終了するまでに要した作業時間TRwの少なくとも一方である実績時間TRを、原因事象の種類または対処作業の種類と対応付けて収集する実績時間収集部51と、過去に発生した同一種類の複数回の原因事象、または過去に実施された同一種類の複数回の対処作業における複数の実績時間TRを統計的に処理することにより、原因事象の種類ごとにまたは対処作業の種類ごとに基準停止時間TNsおよび基準作業時間TNwの少なくとも一方である基準時間TNを演算する基準時間演算部52と、対処作業を必要とする原因事象が新たに発生したときに、同一種類の原因事象または同一種類の対処作業について演算された基準時間TNを表示する基準時間表示部53と、を備えた。
これによれば、実施形態の基板生産管理装置1において、原因事象が発生したときに実績時間TRを原因事象の種類または対処作業の種類と対応付けて収集し、これを蓄積して統計的に処理することにより基準時間TNを演算し、同一種類の原因事象が新たに発生したときに基準時間TNを表示する。したがって、統計的な処理によって演算された基準時間TNは、作業者が原因事象の重大性を把握しまたは生産停止時間に目途をつける用途に適している。加えて、基準時間TNが表示されることで、適切な対処作業が促される。
さらに、実施形態の基板生産管理装置1は、原因事象が新たに発生して対処作業が実施された後、実績時間収集部51によって収集された実績時間TRが、基準時間表示部53によって表示された基準時間TNに対して所定時間td以上の差異時間を有する場合に、差異時間の発生理由および対処作業で実施した解決策の内容の少なくとも一方をコメントとして入力するように作業者に依頼するコメント依頼部54と、作業者に入力されたコメントを収集し、原因事象の種類または対処作業の種類と対応付けて記憶するコメント収集部55と、をさらに備えた。
これによれば、基準時間TNに対して実績時間TRが大幅に短くなり、または大幅に長期化したときに、コメントの入力が依頼されて、コメントが収集される。このため、実績時間TRが短い良好範囲Rgのコメントを分析することで、効果的な解決策が成長してゆく。また、実績時間TRが長期化した不良範囲Rxのコメントを分析することにより、止むを得ない長期化と改善すべき長期化とを区別でき、対処作業の改善につながる。そして、効果的な解決策や対処作業の改善は、対処マニュアルの充実化にも反映される。
さらに、コメント依頼部54は、コメント収集部55が過去に収集したコメントの少なくとも一部を選択肢として提示し、コメントの入力に代えて選択肢の選択を許容する。これによれば、コメントを選択形式とすることで、作業者の入力時間を短縮できる。加えて、複数の作業者が同一のコメント内容を異なる文言で説明したために理解が繁雑になるという弊害も生じない。
さらに、対処作業を必要とする原因事象が新たに発生したときに、基準時間表示部53と共に動作して、過去の同一種類の原因事象または過去の同一種類の対処作業に対応するコメントを表示するコメント表示部56をさらに備えた。これによれば、作業者は、過去の原因事象で入力されたコメントを参考にして、効果的な解決策と、効果的でない解決策とを把握して、解決策を適正に取捨選択できる。さらに、作業者は、対処マニュアルに縛られることがなく、対処マニュアルに記載されていない実効の有る解決策を実施することもできる。
さらに、コメント収集部55は、コメントに対応付けて、停止時間TRs、作業時間TRw、および差異時間の少なくともひとつを記憶し、コメント表示部56は、コメントに併せて、停止時間TRs、作業時間TRw、および差異時間の少なくともひとつを表示する。これによれば、作業者が解決策を適正に取捨選択するときに、解決策の良否の目安となる時間が表示されるので、解決策の取捨選択が容易になる。
さらに、コメントは、基準時間TNが一定時間tcを超えている種類の原因事象または対処作業を対象とする。これによれば、軽微な原因事象がコメントの対象外とされるので、作業者に煩わしさが生じない。
また、実施形態の基板生産管理方法は、電子部品を実装した基板を生産する基板生産ライン2を管理する基板生産管理方法であって、基板生産ライン2で対処作業を必要とする原因事象が発生したときに、原因事象が発生してから解消されるまでに要した停止時間TRs、および対処作業が開始されてから終了するまでに要した作業時間TRwの少なくとも一方である実績時間TRを、原因事象の種類または対処作業の種類と対応付けて収集する実績時間収集ステップS6と、過去に発生した同一種類の複数回の原因事象、または過去に実施された同一種類の複数回の対処作業における複数の実績時間TRを統計的に処理することにより、原因事象の種類ごとにまたは対処作業の種類ごとに基準停止時間TNsおよび基準作業時間TNwの少なくとも一方である基準時間TNを演算する基準時間演算ステップS12と、対処作業を必要とする原因事象が新たに発生したときに、同一種類の原因事象または同一種類の対処作業について演算された基準時間TNを表示する基準時間表示ステップ(ステップS2)と、を備えた。
これによれば、実施形態の基板生産管理装置1と同様に、実績時間TRの収集、統計的な処理による基準時間TNの演算、および同一種類の原因事象が新たに発生したときの基準時間TNの表示を行う。したがって、統計的な処理によって演算された基準時間TNは、作業者が原因事象の重大性を把握しまたは生産停止時間に目途をつける用途に適している。加えて、基準時間TNが表示されることで、適切な対処作業が促される。
(4.実施形態の応用および変形)
なお、基準時間表示部53は、基準時間TNを時間の長短に基づいてランク分けし、例えば図6に示されるようにランクT1〜T10に分け、ランクを表示するようにしてもよい。このように、基準時間TNの数値自体の表示に代えてランクを表示しても、作業者は、原因事象の重大性を把握しまたは生産停止時間に目途をつけることができる。
また、コメント依頼部54は、実績時間TRが基準時間TNに対して所定以上の差異時間を有する条件でコメントを依頼するが、別法もある。例えば、今回の実績時間TRが過去の複数の実績時間の母集団のうち大きい側の10%以内または小さい側の10%以内に入っているときに、コメント依頼部54がコメントを依頼するようにしてもよい。また、過去事例表示画面7で、良好範囲Rgの過去事例と、不良範囲Rxの過去事例とを分けて表示してもよく、あるいは、良好範囲Rgの過去事例および不良範囲Rxの過去事例の一方のみを表示してもよい。
さらに、実施形態の基板生産管理装置1は基板生産ライン2の全体を管理するが、これに限定されない。すなわち、基板生産管理装置1は、基板生産ライン2を構成する一部の基板生産装置、例えば電子部品装着機23、24のみを管理する構成であってもよい。また、パソコン31は、無線通信によって接続される携帯端末とすることも可能である。本発明は、その他にも様々な応用や変形が可能である。
1:基板生産管理装置、 11:表示装置、 2:基板生産ライン、 21:はんだ印刷機、 22:はんだ検査機、 23:第1電子部品装着機、 24:第2電子部品装着機、 25:基板外観検査機、 26:リフロー機、 27:ローリングタワー、 31:パソコン、 51:実績時間収集部、 52:基準時間演算部、 53:基準時間表示部、 54:コメント依頼部、 55:コメント収集部、 56:コメント表示部、 6:基準時間表示画面、 61:画面切替スイッチ、 62:解除スイッチ、 63:復帰スイッチ、 7:過去事例表示画面、 8:コメント依頼画面、 83:コメント選択枠、 84:コメント入力欄、 TR:実績時間、 TRs:停止時間、 TRw:作業時間、 TN:基準時間、 TNs:基準停止時間、 TNw:基準作業時間、 tc:一定時間、 td:所定時間

Claims (13)

  1. 電子部品を実装した基板を生産する基板生産ライン、または前記基板生産ラインを構成する基板生産装置を管理する基板生産管理装置であって、
    前記基板生産ラインまたは前記基板生産装置で対処作業を必要とする原因事象が発生したときに、前記原因事象が発生してから前記原因事象の内容が確認されるまでの解除時間、または前記解除時間の後に前記対処作業が開始されてから終了するまでに要した作業時間である実績時間を、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて収集する実績時間収集部と、
    過去に発生した同一種類の複数回の原因事象、または過去に実施された同一種類の複数回の対処作業における複数の前記実績時間を統計的に処理することにより、前記原因事象の種類ごとにまたは前記対処作業の種類ごとに基準時間を演算する基準時間演算部と、
    前記対処作業を必要とする原因事象が新たに発生したときに、同一種類の原因事象または同一種類の対処作業について演算された前記基準時間を表示する基準時間表示部と、
    を備えた基板生産管理装置。
  2. 前記基準時間表示部は、前記基準時間を時間の長短に基づいてランク分けし、ランクを表示する、請求項1に記載の基板生産管理装置。
  3. 前記原因事象が新たに発生して前記対処作業が実施された後、前記実績時間収集部によって収集された前記実績時間が、前記基準時間表示部によって表示された前記基準時間に対して所定以上の差異時間を有する場合に、前記差異時間の発生理由および前記対処作業で実施した解決策の内容の少なくとも一方をコメントとして入力するように作業者に依頼するコメント依頼部と、
    前記作業者に入力されたコメントを収集し、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて記憶するコメント収集部と、
    をさらに備えた請求項1または2に記載の基板生産管理装置。
  4. 前記コメント依頼部は、前記コメント収集部が過去に収集したコメントの少なくとも一部を選択肢として提示し、前記コメントの入力に代えて前記選択肢の選択を許容する、請求項3に記載の基板生産管理装置。
  5. 前記対処作業を必要とする前記原因事象が新たに発生したときに、前記基準時間表示部と共に動作して、過去の同一種類の原因事象または過去の同一種類の対処作業に対応するコメントを表示するコメント表示部をさらに備えた請求項3または4に記載の基板生産管理装置。
  6. 前記コメント収集部は、前記コメントに対応付けて、前記作業時間および前記差異時間の少なくとも一方を記憶し、
    前記コメント表示部は、前記コメントに併せて、前記作業時間および前記差異時間の少なくとも一方を表示する、請求項5に記載の基板生産管理装置。
  7. 前記コメントは、前記基準時間が一定時間を超えている種類の原因事象または対処作業を対象とする請求項3〜6のいずれか一項に記載の基板生産管理装置。
  8. 電子部品を実装した基板を生産する基板生産ライン、または前記基板生産ラインを構成する基板生産装置を管理する基板生産管理装置であって、
    前記基板生産ラインまたは前記基板生産装置で対処作業を必要とする原因事象が発生したときに、前記原因事象が発生してから解消されるまでの停止時間、および前記対処作業が開始されてから終了するまでに要した作業時間の少なくとも一方である実績時間を、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて収集する実績時間収集部と、
    過去に発生した同一種類の複数回の原因事象、または過去に実施された同一種類の複数回の対処作業における複数の前記実績時間を統計的に処理することにより、前記原因事象の種類ごとにまたは前記対処作業の種類ごとに基準停止時間および基準作業時間の少なくとも一方である基準時間を演算する基準時間演算部と、
    前記対処作業を必要とする原因事象が新たに発生したときに、同一種類の原因事象または同一種類の対処作業について演算された前記基準時間を表示する基準時間表示部と、
    を備え、
    前記基準時間表示部は、前記基準時間を時間の長短に基づいてランク分けし、ランクを表示する、基板生産管理装置。
  9. 電子部品を実装した基板を生産する基板生産ライン、または前記基板生産ラインを構成する基板生産装置を管理する基板生産管理装置であって、
    前記基板生産ラインまたは前記基板生産装置で対処作業を必要とする原因事象が発生したときに、前記原因事象が発生してから解消されるまでの停止時間、および前記対処作業が開始されてから終了するまでに要した作業時間の少なくとも一方である実績時間を、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて収集する実績時間収集部と、
    過去に発生した同一種類の複数回の原因事象、または過去に実施された同一種類の複数回の対処作業における複数の前記実績時間を統計的に処理することにより、前記原因事象の種類ごとにまたは前記対処作業の種類ごとに基準停止時間および基準作業時間の少なくとも一方である基準時間を演算する基準時間演算部と、
    前記対処作業を必要とする原因事象が新たに発生したときに、同一種類の原因事象または同一種類の対処作業について演算された前記基準時間を表示する基準時間表示部と、
    前記原因事象が新たに発生して前記対処作業が実施された後、前記実績時間収集部によって収集された前記実績時間が、前記基準時間表示部によって表示された前記基準時間に対して所定以上の差異時間を有する場合に、前記差異時間の発生理由および前記対処作業で実施した解決策の内容の少なくとも一方をコメントとして入力するように作業者に依頼するコメント依頼部と、
    前記作業者に入力されたコメントを収集し、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて記憶するコメント収集部と、を備え、
    前記コメント依頼部は、前記コメント収集部が過去に収集したコメントの少なくとも一部を選択肢として提示し、前記コメントの入力に代えて前記選択肢の選択を許容する、基板生産管理装置。
  10. 前記対処作業を必要とする前記原因事象が新たに発生したときに、前記基準時間表示部と共に動作して、過去の同一種類の原因事象または過去の同一種類の対処作業に対応するコメントを表示するコメント表示部をさらに備えた請求項9に記載の基板生産管理装置。
  11. 前記コメント収集部は、前記コメントに対応付けて、前記停止時間、前記作業時間、および前記差異時間の少なくともひとつを記憶し、
    前記コメント表示部は、前記コメントに併せて、前記停止時間、前記作業時間、および前記差異時間の少なくともひとつを表示する、請求項10に記載の基板生産管理装置。
  12. 電子部品を実装した基板を生産する基板生産ライン、または前記基板生産ラインを構成する基板生産装置を管理する基板生産管理装置であって、
    前記基板生産ラインまたは前記基板生産装置で対処作業を必要とする原因事象が発生したときに、前記原因事象が発生してから解消されるまでの停止時間、および前記対処作業が開始されてから終了するまでに要した作業時間の少なくとも一方である実績時間を、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて収集する実績時間収集部と、
    過去に発生した同一種類の複数回の原因事象、または過去に実施された同一種類の複数回の対処作業における複数の前記実績時間を統計的に処理することにより、前記原因事象の種類ごとにまたは前記対処作業の種類ごとに基準停止時間および基準作業時間の少なくとも一方である基準時間を演算する基準時間演算部と、
    前記対処作業を必要とする原因事象が新たに発生したときに、同一種類の原因事象または同一種類の対処作業について演算された前記基準時間を表示する基準時間表示部と、
    前記原因事象が新たに発生して前記対処作業が実施された後、前記実績時間収集部によって収集された前記実績時間が、前記基準時間表示部によって表示された前記基準時間に対して所定以上の差異時間を有する場合に、前記差異時間の発生理由および前記対処作業で実施した解決策の内容の少なくとも一方をコメントとして入力するように作業者に依頼するコメント依頼部と、
    前記作業者に入力されたコメントを収集し、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて記憶するコメント収集部と、を備え、
    前記コメントは、前記基準時間が一定時間を超えている種類の原因事象または対処作業を対象とする、基板生産管理装置。
  13. 電子部品を実装した基板を生産する基板生産ライン、または前記基板生産ラインを構成する基板生産装置を管理する基板生産管理方法であって、
    前記基板生産ラインまたは前記基板生産装置で対処作業を必要とする原因事象が発生したときに、前記原因事象が発生してから前記原因事象の内容が確認されるまでの解除時間、または前記解除時間の後に前記対処作業が開始されてから終了するまでに要した作業時間である実績時間を、前記原因事象の種類または前記対処作業の種類と対応付けて収集する実績時間収集ステップと、
    過去に発生した同一種類の複数回の原因事象、または過去に実施された同一種類の複数回の対処作業における複数の前記実績時間を統計的に処理することにより、前記原因事象の種類ごとにまたは前記対処作業の種類ごとに基準時間を演算する基準時間演算ステップと、
    前記対処作業を必要とする前記原因事象が新たに発生したときに、同一種類の原因事象または同一種類の対処作業について演算された前記基準時間を表示する基準時間表示ステップと、
    を備えた基板生産管理方法。
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