JP7175651B2 - 物品検査装置 - Google Patents

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本発明は、物品検査装置に関し、特に搬送される被検査物に対し所定の検査処理を実施する物品検査装置に関する。
コンベア搬送される被検査物の品質等を検査する物品検査装置として、記憶装置に予め記憶した所定の検査処理をコントローラにより実行し、被検査物の品質状態をその所定の物理量を基に検査する質量検査装置、X線検査装置、金属検出装置等が知られている。
このような検査装置は、他の物品処理装置に信号授受可能に接続することで、被検査物の検査結果を選別やランク分け等の物品処理に利用することができ、重量選別システムや異物検査システム等に多用されている。
従来のこの種の物品検査装置としては、例えば被検査物の性質又は状態を検査する検査部に所定通信方式の通信処理部を装備し、その通信処理部により、実行可能な所定の通信のうち少なくとも一部を制限する制限モードと、所定の通信を非制限にする非制限モードとを選択設定可能にするものがある(例えば、特許文献1参照)。
この物品検査装置では、物品検査装置を使用する作業者等が通信環境の設定切換え操作を的確かつ容易に実行でき、誤動作や情報流出を確実に防止しつつ検査結果や設定情報等の入出力作業を実行することができる。
特開2007-256070号公報
しかしながら、上述のような従来の物品検査装置にあっては、ソフトウェアの一括変更しかできず、ユーザが使用しない機能までも変更されてしまうことがある。
ここで、物品検査装置の機能の中でユーザが使用する機能の改善であれば恩恵があるが、使用しない機能の改善でも、同様にソフトウェアのバージョンアップが発生するため、ユーザにとって不要なバージョンアップのために当該物品検査装置が設置されている生産ラインを停止せざるを得ない。
本発明は、上述のような従来の課題を解決すべくなされたものであり、ユーザにとって価値のあるソフトウェアのバージョンアップを実行可能な物品検査装置を提供することを目的とする。
本発明に係る物品検査装置は、上記目的達成のため、搬送される被検査物に対し所定の検査処理を実施する物品検査装置において、自装置で使用可能な機能であって前記検査処理を実施するための検査条件を定める複数の機能のうち、前記被検査物に対する検査処理に使用中の検査機能を管理する機能設定管理部と、外部から前記複数の機能の更新情報を受信する更新情報受信部と、前記更新情報受信部で受信した更新情報が前記機能設定管理部で前記被検査物に対する検査処理に使用と設定されている検査機能の更新情報である場合のみ、前記更新情報受信部で受信した更新情報に基づいて自装置内の対応する使用中の検査機能を更新する機能更新制御部とを備えたことを特徴とする。
この構成により、本発明では、検査条件を定める複数の機能のうち自装置で使用する複数の機能(制御パラメータ等)について、外部からの更新情報が更新情報受信部に受信され、その受信した更新情報が機能設定管理部で使用していると設定されている機能の更新情報である場合のみ、機能更新制御部によりその更新情報に基づいて自装置内の対応する機能が更新される。したがって、ユーザが使用する機能を改善したソフトウェアに対してのみバージョンアップを実行可能な物品検査装置となる。
なお、前記更新情報受信部は、ソフトウェアのバージョンアップのための更新情報として、複数の機能のうち自装置で使用する機能のモジュールを、外部の情報制御システム等から電文受信群として受け取る構成とすることができ、前記機能設定管理部は、バージョンアップの要否判定からバージョンアップの実行までの状態を管理するバージョンアップ管理部として構成することができる。
本発明は、前記更新情報受信部で受信される前記更新情報が、前記機能設定管理部に保有する検査機能を追加または詳細化するための機能拡充情報である構成とすることができる。
また、本発明は、前記機能設定管理部は、さらに、前記検査処理を実施するための検査条件を定める複数の機能のうち、前記被検査物を搬送する搬送機能を管理することもできる。
さらに、本発明においては、前記機能更新制御部は、前記機能設定管理部で使用中の検査機能であるか否かの設定情報を保有し、該設定情報に基づいて、前記更新情報受信部で受信した更新情報が前記機能設定管理部で使用中の検査機能であるか否かを判定する構成とすることもできる。
本発明の物品検査装置は、前記所定の検査処理を実行するための前記複数の検査機能を発揮する検査制御部と、前記検査制御部で使用可能な前記複数の機能のうち、前記被検査物に対する検査処理に使用中の複数の検査機能を前記検査制御部の作動状態に応じて更新処理する機能組込制御部と、をさらに備え、前記機能更新制御部が、前記検査制御部で前記被検査物に対する検査処理に使用中の複数の検査機能に対応する複数の情報モジュールをそれぞれの使用状態を示すパラメータと関連付けて記憶し、前記機能組込制御部が、前記複数の情報モジュールのうち前記検査制御部で前記被検査物に対する検査処理に使用中の検査機能についての前記更新処理を、前記検査制御部の再起動に際して実行するように構成することもできる。また、この場合、前記検査制御部は、前記被検査物のX線画像を生成する画像生成機能部を備え、前記被検査物に対する検査処理に使用中の複数の検査機能には、前記被検査物のX線画像を生成するためのフィルタ機能が含まれる構成とすることができる。
本発明によれば、ユーザが使用する機能を改善したソフトウェアに対してのみバージョンアップを実行可能な物品検査装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る物品検査装置を含む情報制御系のシステム構成図である。 (a)は、本発明の第1実施形態に係る物品検査装置におけるソフトウェアのバージョンアップ情報の説明図であり、(b)は、そのソフトウェアのバージョンごとの複数の機能情報の説明図である。 本発明の第1実施形態に係る物品検査装置をX線検査装置とした場合のソフトウェアの複数の機能のモジュールの説明図である。 本発明の第1実施形態に係る物品検査装置におけるソフトウェアのバージョンアップ処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る物品検査装置を質量検査装置とした場合のソフトウェアの複数の機能モジュールの説明図である。 本発明の第3実施形態に係る物品検査装置を金属検出装置とした場合のソフトウェアの複数の機能モジュールの説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
図1ないし図4は、本発明の第1実施形態に係る物品検査装置を示している。
まず、構成について説明する。
図1中に検査機Aとして例示する本実施形態の物品検査装置1は、コンベア搬送される被検査物、すなわち搬送中のワークWをX線を用いて検査し、そのワークW中の混入異物(あるいは製品中の欠品の検査でもよい)を検出するX線検査装置として構成されている。
この物品検査装置1は、ワークWを所定方向に搬送するベルトコンベア式の搬送部2と、搬送部2の上方側に位置するX線管等のX線源3aおよび搬送部2の内方に位置するX線ラインセンサ等の検出部3bを有する検査部3と、所定の検査領域内へのワークWの進入を検知する物品検知部4と、ワークWを透過したX線量に対応する濃度データを基にデジタルX線画像を生成する画像生成機能部5aその他の複数の機能部(詳細図示せず)、および、画像生成機能部5aと協働して搬送部2を制御する搬送制御機能および検査部3の作動を制御する検査制御機能を発揮する他の機能部群5bを有する検査制御部5と、を具備している。
図1ないし図3に示すように、検査制御部5の画像生成機能部5aおよび他の機能部群5bは、搬送部2および検査部3でそれぞれ使用される設定情報や制御用、駆動用のソフトウェア類を有しており、そのソフトウェア類は、公知の物品検査処理を実施するための検査条件を特定する複数の機能モジュール、特に、自装置で使用する機能モジュールを有している。
ここにいう機能モジュールは、例えば特定の機能を達成するためのアプリケーションプログラム、ミドルウェア、ファームウェア、デバイスドライバ等のいずれか、あるいは、そのようなプログラムの動作条件を指示する設定パラメータ、演算式、引数、データ等のいずれかもしくはその組合せである。
物品検査装置1は、このような検査制御部5で使用される設定情報や制御用、駆動用のソフトウェア類について、内容の更新およびその更新時期を制御する情報制御系10を具備している。
この情報制御系10は、自装置で使用している複数の機能モジュールの設定情報を管理する機能設定管理部11と、前述の複数の機能モジュールに対応するソフトウェアの更新情報を受信する更新情報受信部12と、この更新情報受信部12からの更新情報に基づいて機能設定管理部11内の複数の機能の設定情報を更新する機能更新制御部13と、機能更新制御部13からの更新制御情報および機能設定管理部11内の記憶情報を基に、検査制御部5の作動状態に応じて検査制御部5内のソフトウェアの複数の機能モジュールを所定の更新時期に更新処理する機能組込制御部14と、を含んで構成されている。
機能設定管理部11は、検査制御部5で使用している使用中の機能であるか否かの設定情報を保有しており、その設定情報に基づいて、更新情報受信部12で受信した更新情報が機能設定管理部11で使用している機能に対応するか否かを判定可能になっている。
具体的には、機能設定管理部11は、物品検査装置1の検査制御部5(自装置)で使用可能な複数の機能モジュールに対応する複数の情報モジュールM1~Mnと、各機能を使用しているか否かを示す組込み使用状況の指示値(同図中の「1」(使用中)または「0」(非使用状態))とを、有している。
ここにいう複数の情報モジュールM1~Mnは、例えば特定の機能を達成するためのアプリケーションプログラム、ミドルウェア、ファームウェア、デバイスドライバ等のいずれか、あるいは、そのようなプログラムの動作条件を指示する設定パラメータ、演算式、引数、データ等のいずれかもしくはその組合せの設定情報である。また、使用状況の指示値とは、基本パラメータやフラグ設定等の形で記憶保存した、使用している機能モジュールであってバージョンアップ可能なものか否かの設定情報である。
更新情報受信部12は、複数の機能、特に自装置で使用する機能のモジュールに関連するソフトウェアのバージョンアップ情報(更新情報)として、図2(a)に示すように、そのソフトウェアバージョンを特定する情報値(同図中の値=2)と、変更機能を識別可能に表示する値「F1」および「Fi」(iはいずれかの更新対象のモジュール番号)とを含んだ情報を、外部の情報制御システム50から新ソフトウェアバージョンの電文受信群等の形態で受け取ることができるようになっている。
この更新情報受信部12は、例えば前述のバージョンアップ情報を外部の情報制御システム50からネットワーク60を介して受信する通信アプリケーション等により構成されている。
なお、更新情報受信部12の通信接続形態や通信方式は任意であり、更新情報受信部12は、ネットワーク接続されるものに限らず、直接的に有線もしくは無線の通信接続がなされる更新専用PC、あるいは、外部のストレージデバイスやメモリデバイスに格納された更新プログラム等からバージョンアップ情報を取得するものであってもよい。
ここにいうバージョンアップ情報は、機能設定管理部11に保有する機能を追加または詳細化するための機能拡充情報であるか、あるいは、それらの機能のいずれかを効率化もしくは省電力化可能な更新についての情報である。
機能設定管理部11に保有する複数の情報モジュールM1~Mnは、例えば図2(b)示すように、検査制御部5で使用している使用中の複数の機能F1~Fnに対応するものであり、前述の指示値「1」(使用中)または「0」(非使用状態)は、複数の機能F1~Fnの各項目について有効か無効かの設定状態を示す基本的な設定パラメータとしたものである。
複数の機能F1~Fnは、より具体的には、例えば図3に示すように、X線検出信号にノイズが多く含まれる場合に平滑化等のノイズ低減処理を施すためのノイズ除去フィルタA(機能F1)およびノイズ除去フィルタB(機能F2)と、異物混入時のワークW中における異物周辺での透過X線濃度の急峻な変化を検出するためのエッジ強調フィルタA(機能F3)およびエッジ強調フィルタB(機能F4)と、ワークWのデジタルX線画像と異物検出の判定結果表示等を含む所定のX外部出力画面形式(機能F5)と、ワーク搬送速度を決定するベルトコンベアのスピード設定(機能F6;搬送機能の設定パラメータ)を含んでいる。
機能更新制御部13は、更新情報受信部12からのソフトウェアバージョンを含む更新情報と、機能設定管理部11に記憶格納されている複数の情報モジュールM1~Mnの検査制御部5内への組込み使用状況(同図中の「1」(使用中)または「0」(非使用状態))とに応じて、複数の情報モジュールM1~Mnを選択的に上書きして更新する、バージョンアップ管理(更新の要否判定および実行)を行うようになっている。
機能組込制御部14は、物品検査装置1の運転開始から運転終了までの検査機運転期間中に、機能更新制御部13からの複数の情報モジュールM1~Mnについての選択的なバージョンアップに係るモジュール番号Mi等を取得し、そのモジュール番号Mi等に対応する機能モジュールFi等をバージョンアップ後の機能モジュールに更新する制御を実行するようになっている。
さらに、更新情報受信部12は、外部の情報制御システム50からバージョンアップ情報を受信した場合に、そのバージョンアップ情報によって特定される所定の機能が機能設定管理部11で使用していると設定されている場合にのみ、その所定の機能のバージョンアップに必要な情報、例えばバージョンアップ後の機能モジュールをダウンロード(受信)するようになっている。
また、機能更新制御部13には、更新情報受信部12で受信したバージョンアップ情報に対応する機能モジュール等であって、検査制御部5内で使用されている少なくとも1つの機能モジュールFi等に対応する情報モジュールMiを探索して、バージョンアップ可能な状態にあるその情報モジュールMiをそのバージョンアップ後の内容に変更する更新プログラムが搭載されている。
この機能更新制御部13の更新プログラムは、更新情報受信部12と協働して、バージョンアップの要否判定からバージョンアップの実行までの情報制御系10の状態を管理するバージョンアップ管理部として機能するようになっている。
すなわち、更新情報受信部12が何らかの更新情報、例えば図2(a)に示すバージョン情報を外部の情報制御システム50から受信したとき、機能更新制御部13の更新プログラムは、機能設定管理部11に保有する複数の機能とその使用状態に係る設定情報と、前述のバージョンアップ情報により特定される更新(バージョンアップ)対象の機能の情報とを参照した上で、自装置内にバージョンアップ情報に対応する機能を有するか否かを判定する。そして、その判定結果に応じて、機能更新制御部13の更新プログラムは、バージョンアップ情報により特定される機能であって自装置内に対応する機能を有する場合に該当するか否かを判定し、該当する場合に、そのバージョンアップ情報に対応する機能の拡充や効率化、省力化等に寄与するバージョンアップが必要と判定するようになっている。
また、機能更新制御部13の更新プログラムは、前述のバージョンアップ情報を外部の情報制御システム50から受信したときにバージョンアップが必要と判定した場合、外部の情報制御システム50に対して、所定の機能を拡充等するバージョンアップが必要であるとの判定結果に応じた応答送信を実行し、装置の運転中か否かに関係なく、バージョンアップが可能と判定された時点で、外部の情報制御システム50から特定の機能モジュールやそのセットアッププログラムをダウンロードできるようになっている。
さらに、機能更新制御部13の更新プログラムは、ダウンロードした機能モジュールによるソフトウェアのバージョンアップが可能であることを、前述の指示値として情報制御系10の起動時に参照可能なパラメータやフラグ等の形で、機能組込制御部14内の不揮発メモリ等に記憶させることができ、さらに、前述のダウンロード後に注意ランプ表示やバージョンアップ可能であることの画面表示出力等で報知出力できるようになっている。
加えて、機能組込制御部14は、物品検査装置1とその情報制御系10が再起動される生産ラインの運転開始時等に、検査制御部5のCPUを再起動処理するとともに、自装置のメインプログラムその他のソフトウェアのバージョンアップの状態やバージョン情報を判定する第1の判定機能と、自装置のソフトウェアのバージョンアップの状態やバージョン情報と前述の基本パラメータやフラグ設定等の形で記憶保存したバージョンアップ可能な状態か否かの設定情報とを基に、物品検査装置1としての自装置のソフトウェアの更新の要否を判定する第2の判定機能とを有している。これにより、機能組込制御部14は、検査制御部5で使用する複数の機能F1~F6を検査制御部5の作動状態に応じて更新処理できるようになっている。
機能組込制御部14は、また、ソフトウェアのバージョンアップが必要であると判定されたとき、ダウンロード済みの特定の機能モジュールMiをセットアップすることで、自装置のソフトウェアを最新バージョンにバージョンアップする機能を有しており、その機能を発揮する際に、セットアップの要否判定のための画面表示出力等の要否を、ユーザによる予めの設定操作入力や選択設定入力により設定するようにしてもよい。
本実施形態では、このように、外部から物品検査装置1の複数の機能のバージョンアップに係る情報を更新情報受信部12で受信し、そのバージョンアップ情報で特定される所定の情報モジュールMiに対応する機能Fiが機能設定管理部11で管理している(使用していると設定されている)使用中の機能か否かの判定結果を記憶しておき、自装置で使用している機能モジュールF1~Fnのいずれかのバージョンアップが必要であり、かつ、物品検査装置1が動作中に適時にバージョンアップにより更新処理できるように構成されている。
また、機能設定管理部11、機能更新制御部13および機能組込制御部14は、互いに協働し、検査制御部5で使用する複数の機能F1~F6に対応する複数の情報モジュールM1~Mnをそれぞれの使用状態を示す前述の使用状況の指示値(パラメータ)と関連付けて記憶し、複数の情報モジュールM1~Mnのうち検査制御部5で使用している機能についての更新処理を、検査制御部5の再起動に際して実行できるよう構成されている。
次に、作用について説明する。
上述のように構成された本実施形態の物品検査装置1では、装置の動作中に更新情報受信部12によって前述のソフトウェアのバージョンアップ情報が受信されると、これをトリガーとして、機能更新制御部13の更新プログラムにより、図4に示すような更新制御プログラムが実行される。
まず、更新情報受信部12で受信された外部からのバージョンアップ情報が読み込まれた後(ステップS11)、機能設定管理部11に記憶されている複数の情報モジュールM1~Mn(機能一覧)のバージョン情報から既存ソフトウェアのバージョンが判定される(ステップS12)。
次いで、外部からのバージョンアップ情報に格納されたバージョンが自装置で使用中の既存ソフトウェアのバージョンより新しいか(新しいものを含むか)否かが判定され(ステップS13)、新しくない場合(ステップS13でNOの場合)、バージョンアップ不要である旨の応答が外部の情報制御システム50に対してなされる(ステップS17)。
一方、外部からのバージョンアップ情報に格納されたバージョンの方が自装置で使用中の既存ソフトウェアのバージョンよりも新しい場合(ステップS13でYESの場合)には、機能設定管理部11に記憶されている設定情報(複数の情報モジュールM1~Mnとその組込み使用状況)から有効機能一覧が取得されることで、外部からのバージョンアップ情報を基に対応する情報モジュールMiが特定された後(ステップS14)、その情報モジュールMiが、機能設定管理部11に記憶格納されている複数の情報モジュールM1~Mnのうち検査制御部5内への組込み使用状況が「1」(使用中)であるものであるか、すなわち、有効機能が変更可能な機能リスト中に存在するか否かが判定される(ステップS15)。そして、自装置で使用している有効機能が変更可能な機能リスト中に存在しない場合(ステップS15でNOの場合)、バージョンアップ不要である旨の応答が外部の情報制御システム50に対してなされる(ステップS17)。
一方、有効機能が変更可能な機能リスト中に存在する場合、バージョンアップが必要である旨の応答が外部の情報制御システム50に対してなされ、例えば外部の情報制御システム50から特定の機能モジュールFiに対応する情報モジュールMiやそのセットアッププログラム等がダウンロードされる(ステップS16)。
このように、本実施形態では、物品検査装置1にソフトウェアのバージョンアップの要否を判定する機能更新制御部13を設けて、更新情報受信部12で受信される更新情報が自装置の検査制御部5で使用中の機能の更新情報である場合にのみ、受信した更新情報に基づいて、自装置内で使用している更新対象の機能Fiに対応する情報モジュールMiが機能更新制御部13により更新される。
したがって、ユーザが使用する機能を改善したソフトウェアに対してのみバージョンアップを実行可能な物品検査装置となる。
本実施形態では、さらに、物品検査装置1の情報制御系10が再起動される生産ラインの運転開始時等に、機能組込制御部14内の不揮発メモリ等に記憶されているバージョンアップ情報から、ダウンロードした情報モジュールMiによるソフトウェア機能モジュールFiのバージョンアップが可能であることが把握され、機能更新制御部13による更新処理が実行される。
このとき、物品検査装置1の情報制御系10が、自装置のメインプログラムその他のソフトウェアのバージョンアップの状態やバージョン情報を判定する第1の判定と、自装置のソフトウェアのバージョンアップの状態やバージョン情報と前述の指示値を基に物品検査装置1としての自装置のソフトウェアのバージョンアップによる更新の要否を判定する第2の判定とが実行される。したがって、使用しないソフトウェアについて不必要なバージョンアップ処理を行うことが抑制され、不慮の生産ライン停止時間の発生が未然に有効に抑制され得ることとなり、使用中の機能モジュールについて適時のバージョンアップが可能な物品検査装置となる。
また、本実施形態では、機能設定管理部11に保有する複数の情報モジュールM1~Mnが、ワークWを搬送部2により搬送する搬送機能(図3中の機能F6参照)を含み、ワークWに対しX線検査処理(所定の検査処理)を実施する検査機能(図3中の機能F1~F5参照)を含んでいるので、所要のX線異物検査等の処理が容易かつ的確に可能となる。
ちなみに、本実施形態の物品検査装置1を常時稼働するような食品系や製薬系の工場に装備することで、不要なバージョンアップを未然に有効に回避し、生産ラインの停止時間を最小限に抑えることで、生産能力を維持し続けることが可能となる。よって、本実施形態の物品検査装置1は、食品系や製薬系の生産ラインにおけるソフトウェアのバージョンアップ支援に有効な仕組みを備えたものとなり、不要な生産ラインの停止を確実に防止することができる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係る物品検査装置を質量検査装置とした場合におけるそのソフトウェアの複数の機能モジュールを例示しており、本実施形態に係る物品検査装置は、例えば図1中に検査機Bとして例示するような形態で情報制御システム50にネットワーク接続可能となっている。なお、以下に説明する各実施形態は、本発明の係る物品検査装置がX線検査装置に限らず他の物品検査にも適用可能であることを説明するためのものであるので、以下、主要な構成要素については第1実施形態と同一の符号を用いながら、それぞれの物品検査に用いる複数の機能モジュールを例示する程度に説明する。
本実施形態の物品検査装置1は、詳細を図示しないが、例えば秤量台付きの検査ユニットからの荷重信号を入力し、コンベア搬送されるワークWの重量が秤量台を介して検査ユニットに加わるとき、その検査ユニットからの荷重信号に応じた検査結果信号を生成するようになっている。
本実施形態における検査制御部5は、具体的なハードウェア構成を図示しないが、例えばCPU、ROM、RAMおよび入出力インターフェース回路等を含んで構成されており、所定の質量計測や重量選別等を可能とするための複数の制御プログラムを記憶している。また、検査制御部5は、複数の機能モジュールを有しており、搬送部2の搬送駆動制御や質量計測に係るフィルタ演算や出力画像生成処理等を実行するようになっている。
図5に示すように、本実施形態の質量検査装置としての物品検査装置において、複数の機能F1~Fnは、ロードセル等の秤で得られる検出信号から高周波成分を除去するローパスフィルタ処理A、B(機能F1、F2)と、前段コンベアから計量コンベアへの乗り移り等に起因する不要な振動成分を前述の検出信号から除去する振動除去フィルタ処理C(機能F3)と、フィルタ処理後の検出信号波形を所定の表示出力形式に制御する処理(機能F4)と、ワーク搬送速度を決定するベルトコンベアのスピード設定A、B(機能F5、F6)を含んでいる。
上述のように構成された本実施形態においても、ソフトウェアのバージョンアップの要否を判定する機能更新制御部13を設けて、更新情報受信部12で受信されるバージョンアップ情報が自装置の検査制御部5で使用中の機能のバージョンアップ情報である場合にのみ、受信したバージョンアップ情報に基づいて、自装置内で使用しているバージョンアップ対象の機能に対応するいずれかの情報モジュールMi(M1~M6のいずれか)が機能更新制御部13によりバージョンアップされる。したがって、本実施形態においても、第1実施形態と略同様に、ユーザが使用する機能を改善したソフトウェアに対してのみバージョンアップを実行することが可能となる。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態に係る物品検査装置を金属検出装置とした場合におけるそのソフトウェアの複数の機能モジュールを例示しており、本実施形態に係る物品検査装置は、例えば図1中に検査機Cとして例示するような形態で情報制御システム50にネットワーク接続可能となっている。
本実施形態の物品検査装置1は、詳細を図示しないが、例えば検査領域中をワークWが通過することに伴うその検査領域中の磁界変動を検出する検査ユニットを有しており、その磁界変動検出信号のうちワークWの影響(製品影響)が大きい第1の変動成分と、磁界変動信号のうち金属の影響が大きい第2の変動成分とをそれぞれ異なる検出位相で検出し、第1の変動成分を主とする同相成分信号と第2の変動成分を主とする直交位相成分信号とを金属有無判定に用いるようになっている。
本実施形態における検査制御部5も、具体的なハードウェア構成を図示しないが、例えばCPU、ROM、RAMおよび入出力インターフェース回路等を含んで構成されており、所定の金属検出処理を可能とするための複数の制御プログラムを記憶している。また、この検査制御部5は、複数の機能モジュールを有しており、搬送部2の搬送駆動制御や金属検出処理に係るフィルタ演算や出力画像生成処理等を実行するようになっている。
図6に示すように、本実施形態の金属検出装置としての物品検査装置1において、複数の機能F1~Fnは、交番磁界の周波数帯域に相当する高周波成分を除去した上で、低周波信号成分の直交検波信号のうち所定周波数帯域から外れる信号の通過を制限し、検査領域内をワークWが通過することに伴う磁界変動信号に対し、外来電磁ノイズ等の影響を抑えた検出信号を生成するバンドパスフィルタA、B(機能F1、F2)と、ワークWの製品影響が小さく金属異物の影響が大きく出やすい検出磁界周波数を選択するために設定される異なる複数の検出周波数A、B(機能F3、F4)と、フィルタ処理後の直交位相の信号を所定数サンプリングし、ワークWが検査領域Zを通過するときの所定サンプリング数のデジタル信号値をX-Y平面上の座標成分とする散布図、例えばリサージュ図形を描く波形データ出力生成処理(機能F5)と、ワーク搬送速度を決定するベルトコンベアのスピード設定(機能F6)を含んでいる。
上述のように構成された本実施形態においても、ソフトウェアのバージョンアップの要否を判定する機能更新制御部13を設けて、更新情報受信部12で受信されるバージョンアップ情報が自装置の検査制御部5で使用中の機能のバージョンアップ情報である場合にのみ、受信したバージョンアップ情報に基づいて、自装置内で使用しているバージョンアップ対象の機能に対応するいずれかの情報モジュールMi(M1~M6のいずれか)が機能更新制御部13によりバージョンアップされる。したがって、本実施形態においても、第1実施形態と略同様に、ユーザが使用する機能を改善したソフトウェアに対してのみバージョンアップを実行することが可能となる。
なお、上述の各実施形態においては、情報制御系10は、検査機A、B、Cのそれぞれに対応する別個独立のものとして説明したが、各検査機A、B、Cに対して共用可能で、各検査機A~Cのいずれかへの接続を切り替え可能な後付け装置として構成されてもよい。すなわち、情報制御系10は、少なくとも1つの検査機の検査制御部5に対して切り離し可能に接続される物品検査装置用のバージョンアップによる更新制御装置として構成してもよい。また、その場合、検査制御部5のメンテナンス用の通信ポート等を利用してもよい。また、物品検査装置1はワークWをコンベア搬送するものとしたが、ワークWを自重で流下させたり管状の搬送路を通して検査領域を通過させたりするものであってもよく、その検査の方式が特定の検査方式に限定されるものでないことも勿論である。
以上説明したように、本発明の物品検査装置は、ユーザが使用する機能を改善したソフトウェアに対してのみバージョンアップを実行可能な物品検査装置を提供することができるものであり、搬送される被検査物に対し所定の検査処理を実施する物品検査装置全般に有用である。
1 物品検査装置
2 搬送部
3 検査部
3a X線源
3b 検出部
4 物品検知部
5 検査制御部
5a 画像生成機能部
5b 他の機能部群
10 情報制御系
11 機能設定管理部
12 更新情報受信部
13 機能更新制御部
14 機能組込制御部
50 情報制御システム
60 ネットワーク
F1、F2、F3、F4、F5、F6、Fi、Fn 機能(機能モジュール)
M1、M2、M3、Mn 情報モジュール
W ワーク(被検査物)

Claims (6)

  1. 搬送される被検査物に対し所定の検査処理を実施する物品検査装置において、
    自装置で使用可能な機能であって前記検査処理を実施するための検査条件を定める複数の機能のうち、前記被検査物に対する検査処理に使用中の検査機能を管理する機能設定管理部と、
    外部から前記複数の機能の更新情報を受信する更新情報受信部と、
    前記更新情報受信部で受信した更新情報が前記機能設定管理部で前記被検査物に対する検査処理に使用と設定されている検査機能の更新情報である場合のみ、前記更新情報受信部で受信した更新情報に基づいて自装置内の対応する使用中の検査機能を更新する機能更新制御部とを備えたことを特徴とする物品検査装置。
  2. 前記更新情報受信部で受信される前記更新情報が、前記機能設定管理部に保有する検査機能を追加または詳細化するための機能拡充情報であることを特徴とする請求項1に記載の物品検査装置。
  3. 前記機能設定管理部は、さらに、前記検査処理を実施するための検査条件を定める複数の機能のうち、前記被検査物を搬送する搬送機能を管理することを特徴とする請求項1または2に記載の物品検査装置。
  4. 前記機能更新制御部は、前記機能設定管理部で使用中の検査機能であるか否かの設定情報を保有し、該設定情報に基づいて、前記更新情報受信部で受信した更新情報が前記機能設定管理部で使用中の検査機能であるか否かを判定することを特徴とする請求項1または2に記載の物品検査装置。
  5. 前記所定の検査処理を実行するための前記複数の検査機能を発揮する検査制御部と、
    前記検査制御部で使用可能な前記複数の機能のうち、前記被検査物に対する検査処理に使用中の複数の検査機能を前記検査制御部の作動状態に応じて更新処理する機能組込制御部と、をさらに備え、
    前記機能更新制御部が、前記検査制御部で前記被検査物に対する検査処理に使用中の複数の検査機能に対応する複数の情報モジュールをそれぞれの使用状態を示すパラメータと関連付けて記憶し、
    前記機能組込制御部が、前記複数の情報モジュールのうち前記検査制御部で前記被検査物に対する検査処理に使用中の検査機能についての前記更新処理を、前記検査制御部の再起動に際して実行することを特徴とする請求項1、2または4に記載の物品検査装置。
  6. 前記検査制御部は、前記被検査物のX線画像を生成する画像生成機能部を備え、
    前記被検査物に対する検査処理に使用中の複数の検査機能には、前記被検査物のX線画像を生成するためのフィルタ機能が含まれる、ことを特徴とする請求項5に記載の物品検査装置。
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