JP6760150B2 - マンコンベア - Google Patents

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Description

本発明は、エスカレータや動く歩道等のマンコンベアにおける運転状態の表示に関する。
マンコンベアの運転方向を表示するため、欄干パネル下方のアウターデッキに設けた光源から欄干パネルに貼り付けた蛍光フィルムに向かって光を照射する技術が提案されている(例えば特許文献1)。
特許文献1は、欄干パネルの移動方向における所定位置に所定間隔をもって貼り付けられた蛍光フィルムに順次光を照射することにより、マンコンベアの運転方向を目視確認させることにより、構成の簡素化を図り、低価格を実現すると共に意匠性を損なうことが無いようにしたマンコンベアの提供を目的としている。
特許文献1のマンコンベアは、一対の欄干パネルの少なくとも一方の欄干パネルの下部に踏段(踏み板)の移動方向に延設されたアウターデッキの所定位置に、該踏段(踏み板)の移動方向に所定間隔をもって配列され、点灯して該欄干パネルの反踏段(踏み板)側外壁面を斜め下方から照射する複数の第1光源を備えている。また、欄干パネルの反踏段(踏み板)側外壁面の複数の第1光源による照射領域が踏段(踏み板)の移動方向前方に移動するように該複数の第1光源を踏段(踏み板)の移動方向の後方に位置する第1光源から前方に順次点滅駆動する制御手段を備えている。そして、第1光源からの光を吸収して蛍光を発する蛍光フィルムが、欄干パネルの反踏段(踏み板)側外壁面に、複数の第1光源により照射されるように配設されている。
特許文献1のマンコンベアによると、移動方向に向かって、蛍光フィルムが第1光源から照射された光を吸収して蛍光を発することにより、運転方向を目視確認させている。
特開2006−076719号公報
本発明は、マンコンベアの運転状態表示を視認性が高い簡易な構成で提供する。
本発明の一態様に係るマンコンベアは、利用者が乗る踏段と、踏段の両側に立設された透明部材からなる一対の欄干パネルと、欄干パネルの上端に踏段の動きと同期して移動する移動手摺と、透明部材に、踏段の移動方向に所定間隔をもって配置される複数の光源と、複数の光源を点滅駆動する光源制御手段とを有する。
本発明の一態様に係るマンコンベアは、複数の光源を踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって移動するように順次点滅駆動する光源制御手段を有する。
本発明の一態様に係るマンコンベアは、踏段が定格速度で運転する場合、複数の光源を、踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって第1速度で移動するように順次点滅駆動させ、踏段が低速で運転する場合、複数の光源を、踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって第1速度よりも低速の第2速度で移動するように順次点滅駆動させる光源制御手段を有する。
本発明の一態様に係るマンコンベアは、踏段が運転停止している場合、複数の光源全てを、同期して点滅駆動させる光源制御手段を有する。
本発明の一態様に係るマンコンベアは、欄干パネルが踏段の進行方向に対して複数の欄干パネル片に分割され、隣接する欄干パネル片は接続部で接し、接続部を挟んだ2つの光源間の距離が、1枚の欄干パネル片内に配置された光源間の距離と略等しいことを特徴とする。
本発明の一態様に係るマンコンベアは、欄干パネルの板厚内に配置される複数の光源を有する。
本発明に係るマンコンベアによると、視認性の高い運転状態表示を簡易な構成で提供することができる。
本発明の実施形態に係るマンコンベアの構成を示す図 本発明の実施形態に係るマンコンベアの装置構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係る欄干パネル片の拡大図 本発明の実施形態に係る欄干パネル片の拡大断面図
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。また、以下の説明において、運転状態表示には、運転方向表示及び運転休止しているとの表示を含むものとする。
1.マンコンベアについて
実施形態に係るマンコンベアについて、以下説明する。
1−1.構成
実施形態に係るマンコンベアについて、図1および図2を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るマンコンベアの構成を示す図である。また、図2は、実施形態に係るマンコンベアの装置構成を示すブロック図である。
本実施形態に係るマンコンベアは、例えばエスカレータである。エスカレータ1は異なった階床間(図1において図示せず)に掛け渡されている。また、図1に示すように、エスカレータ1は、主枠2と、利用者が乗る踏段(図1において図示せず)と、主枠2に立設された一対の欄干パネル4(図1においては一方の欄干パネルのみ図示)と、踏段の動きと同期して移動する移動手摺3が各欄干パネル4の周縁部(上部)に案内レール(図1において図示せず)を介して配設されている。以下エスカレータ1の掛け渡された下側の階床を下階と称し、上側の階床を上階と称して説明する。
欄干パネル4は、踏段の移動方向に対して複数の欄干パネル片に分割される。図1の例では、欄干パネル片4a乃至4eの5枚に分割されている。
欄干パネル片4a乃至4eは透明部材からなる。例えば、透明部材はガラス、アクリル等である。各欄干パネル片4a乃至4eには、それぞれ方向案内灯5乃至9が配設されている。方向案内灯5乃至9のそれぞれは、所定間隔をもって配設された複数の光源によって構成されている。
図1においては、各欄干パネル片4a乃至4eのそれぞれに3個の光源が配設されている。具体的には、図1に示すとおり、方向案内灯5乃至9のそれぞれは、光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cによって構成されている。例えば、光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cは、LEDやEL等である。なお、光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cは、踏段側および踏段と反対側の両側から、点灯および点滅が目視できる態様で配設されている。
エスカレータ1の機械室(図1において図示せず)には、エスカレータ1を制御するマンコンベア制御部13と、光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cの点滅を制御する光源制御手段12として光源制御部12aと光源の所定のまとまり毎にドライバ12b乃至12fが配設されている。本実施形態においては、各欄干パネル片4a乃至4e毎に、ドライバ12b乃至12fが配設されている。
ドライバ12b乃至12fはそれぞれ光源制御部12aに接続され、光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cはそれぞれドライバ12b乃至12fに接続されている。なお、光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cとドライバ12b乃至12f は電気的に接続されているが、欄干パネル片4a乃至4eにおける配線は、透明電極によって配線されるのが好ましい。
マンコンベア制御部13は、例えばCPUを備え、エスカレータ1の全体動作を制御する。例えば、マンコンベア制御部13は、機械室に配設された駆動装置(図1において図示せず)を駆動して、踏段の動きを制御する。また、例えば、マンコンベア制御部13は、利用者が一定時間いない場合に踏段の動きを定格速度よりも低速の待機速度に制御し、さらに利用者が一定時間いない場合、踏段の動きを停止してエスカレータ1が休止するように制御する。再び、利用者が発生した場合は、運転休止状態から、定格速度に増速するように制御する。
光源制御部12aは、マンコンベア制御部13と電気的に接続されており、マンコンベア制御部13からエスカレータ1の運転方向情報、運転速度情報および運転休止情報等を取得する。
また、光源制御部12aは、光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cの各光源について、点滅駆動させるようにドライバ12b乃至12fを制御する。具体的には、各光源の点灯および消灯するタイミング、順序および長さ等を制御する。
なお、図2において光源制御部12aはマンコンベア制御部13と別体として記載されているが、マンコンベア制御部13内のCPU等で光源制御部12aと同様の制御を行っても良い。
1−2.動作
以下、本実施形態に係るエスカレータ1の動作について図1及び図2を参照して説明する。
本実施形態に係るエスカレータ1はマンコンベア制御部13の制御によって、下階から上階へ踏段を移動させ(上り運転)、または上階から下階へ踏段を移動させること(下り運転)を選択することができる。上り運転と下り運転の選択は例えばキースイッチによって行われる。
マンコンベア制御部13によってエスカレータ1が上り運転を行っている場合、マンコンベア制御部13より運転方向(上り運転)の情報を取得した光源制御部12aは、ドライバ12b乃至12fを介して、光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cを下階から上階に向かって移動するように順次点滅駆動させる。
一方、マンコンベア制御部13によってエスカレータ1が下り運転を行っている場合、マンコンベア制御部13より運転方向(下り運転)の情報を取得した光源制御部12aは、ドライバ12b乃至12fを介して、光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cを上階から下階に向かって移動するように順次点滅駆動させる。
具体的には上り運転の場合、光源5aを所定時間点灯してその他の光源は消灯させる。次に光源5aを消灯すると共に光源5bを所定時間点灯する。さらに、光源5bを消灯すると共に光源5cを所定時間点灯する。このように順次光源5a乃至9cまで点灯および消灯を行い、踏段の移動方向端部にある光源9cまで到達したら、次に光源9cを消灯すると共に光源5aを点灯し、順次光源5a乃至9cまで点灯および消灯を繰り返す。同様に下り運転の場合、光源9cを所定時間点灯してその他の光源は消灯させる。次に光源9cを消灯すると共に光源9bを所定時間点灯する。さらに、光源9bを消灯すると共に光源9aを所定時間点灯する。このように順次光源9c乃至5aまで点灯および消灯を行い、踏段の移動方向端部にある光源5aまで到達したら、次に光源5aを消灯すると共に光源9cを点灯し、順次光源9c乃至5aまで点灯および消灯を繰り返す。
本実施形態において、踏段の移動方向に対して下階(または上階)から同じ距離にある、一対の欄干パネル4の一方の欄干パネルに配設された各光源と、他方の欄干パネルに配設された各光源は、同期して点灯および消灯する。
2.まとめ
以上のように、本実施形態に係るエスカレータ1は、利用者が乗る踏段と、踏段の両側に立設された透明部材からなる一対の欄干パネル4と、欄干パネル4の上端に踏段の動きと同期して移動する移動手摺3と、透明部材に、踏段の移動方向に所定間隔をもって配設される複数の光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cと、複数の光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cを踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって移動するように順次点滅駆動する光源制御部12aとを有する。
以上のエスカレータ1によると、本発明に係るマンコンベアによると、透明部材からなる欄干パネル4の鉛直方向の所定の高さにおいて、踏段の移動方向前方に向かって光点が流れるように移動するため、視認性の高い運転方向表示を提供することができる。また、従来技術のように、アウターデッキに光を照射する光源を配設し、欄干パネルに蛍光フィルムを配設する必要が無いため、視認性の高い運転方向表示を簡易な構成で提供することができる。
また、本実施形態において、踏段が定格速度で運転する場合、複数の光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cを踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって第1速度で移動するように順次点滅駆動させ、踏段が待機速度で運転する場合、複数の光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cを踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって第1速度より低速な第2速度で移動するように順次点滅駆動させることもできる。
これにより、視認性の高い運転方向表示を簡易な構成で提供するだけでなく、踏段が定格速度で運転しているか待機速度で運転しているかの表示をも、利用者に対して視認性が高く簡易な構成で提供することができる。なお、利用者は、光点の移動速度の違いから直感的に踏段が定格速度で運転しているか待機速度で運転しているかを判断することができる。
また、本実施形態において、複数の光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cを踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって移動するように順次点滅駆動させる第1速度を、踏段の定格速度より高速にすることもできる。
これにより、利用者が踏段に乗り込む直前においても運転方向を認識することができ、視認性の高い運転方向表示を簡易な構成で提供できることに加え、運転方向の誤認識による利用者の誤乗車を防止するという効果を得ることもできる。
また、本実施形態において、光源制御手段12は、踏段が運転停止している場合、複数の光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cの全てを、同期して点滅駆動させることもできる。
これにより、エスカレータ1が運転休止しているとの表示を、利用者に対して視認性が高く簡易な構成で提供することができる。なお、利用者は、エスカレータ1の運転時に光点が移動していることとの対比から直感的にエスカレータ1が運転休止していることを認識することができる。
また、本実施形態において、光源制御手段12は、踏段が運転停止している場合、複数の光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cを、ランダムに点滅駆動させることもできる。
これにより、エスカレータ1が運転休止しているとの表示を、利用者に対して視認性が高く簡易な構成で提供することができる。なお、利用者は、エスカレータ1の運転時に光点が移動していることとの対比から直感的にエスカレータ1が運転休止していることを認識することができる。
また、本実施形態において、欄干パネル4は、踏段の移動方向に対して複数の欄干パネル片4a乃至4eの5枚に分割されている。図1において、欄干パネル片4a乃至4eにはそれぞれ3個の光源が配設されている。具体的には、下階側端部の欄干パネル片4aには光源5a乃至5cが、欄干パネル片4bには光源6a乃至6cが、欄干パネル片4cには光源7a乃至7cが、欄干パネル片4dには光源8a乃至8cが、欄干パネル片4eには光源9a乃至9cが配設されている。以下、欄干パネル片4a乃至4eにおける光源5乃至9の配設間隔について図3を用いて説明する。図3は図1における欄干パネル片4b付近を拡大した図である。なお、欄干パネル片4b以外の他の欄干パネル片についても同様の構成であるため、説明を省略する。
図3において、10は欄干パネル片4aと欄干パネル片4bが接する接続部であり、11は欄干パネル片4bと欄干パネル片4cが接する接続部である。欄干パネル片4bには、光源6a乃至6cが配設されている。また、欄干パネル片4aの接続部10側には、光源5cが配設され、欄干パネル片4cの接続部11側には、光源7aが配設されている。
本実施形態において、光源6a乃至6cは移動手摺3と平行な方向に距離L1で等間隔に配設されている。また、欄干パネル片4aの光源5cと接続部10との移動手摺3と平行な方向の距離はL2である。また、接続部10と光源6aとの移動手摺3と平行な方向の距離はL3である。また、光源6cと接続部11との移動手摺3と平行な方向の距離はL4である。さらにまた、接続部11と欄干パネル片4cの光源7aとの移動手摺3と平行な方向の距離はL5である。ここで本実施形態において、光源間の移動手摺3と平行な方向の距離を
L1=L2+L3
L1=L4+L5
とすることもできる。
これにより、欄干パネル4は欄干パネル片4a乃至4eに分割されるが、複数の光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cは移動手摺3と平行な方向に等間隔で配設されることになる。従って、一定のテンポで踏段の移動方向前方に向かって光点が流れるように移動することになり、滑らかで視認性の高い運転方向表示を簡易な構成で提供できることができる。なお、一定のテンポで踏段の移動方向前方に向かって光点が流れるように移動するため、利用者が違和感を覚えることもない。なお、上述した実施形態においては、欄干パネル4を5枚の欄干パネル片4a乃至4eに分割した場合について説明したが、欄干パネル4を少なくとも2枚の欄干パネル片に分割した場合であれば、同様の作用、効果を得ることができるのは当然である。また、上述した実施形態においては、1枚の欄干パネル片に3つの光源を配設した場合について説明したが、1枚の欄干パネル片に光源を少なくとも2つ配設した場合であれば、同様の作用、効果を得ることができるのは当然である。
また、本実施形態において、複数の光源5a乃至5c、・・・光源9a乃至9cは欄干パネルの板厚内に配設することもできる。具体的な構成について図4を用いて説明する。図4は光源6a部分の鉛直方向断面である。図4において、欄干パネル片4bは踏段側パネル41bと反踏段側パネル42bと接合部43bとで構成されている。踏段側パネル41bと反踏段側パネル42bと接合部43bは例えば接着材で貼着されている。また、踏段側パネル41bと反踏段側パネル42bは例えば強化ガラス板であり、接合部43bは例えば可塑性の透明樹脂である。接合部43bには光源6aが配設される。光源6aは例えばLEDである。さらに接合部43bには光源6aから透明電極が主枠2に向かって配線され、主枠2内の配線を介してドライバ12b乃至12fへ接続される。
これにより、視認性の高い運転方向表示を簡易な構成で提供することができ、さらに、欄干パネル4の光源が突出しないため意匠性の高い運転方向表示を提供することができる。なお、光源6aはEL等別の光源であっても良く、踏段側パネル41bと反踏段側パネル42bは透明樹脂板であっても良い。また、接合部43bを可塑性の透明樹脂として説明したが、接合部43bは樹脂製透明フィルムであっても良い。また、説明は欄干パネル片4bおよび光源6aについて行ったが、他の欄干パネル片および光源についても同様であるため、説明を省略する。
(他の実施形態)
また、上記の実施形態において、複数の光源の内、踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって移動するように1つの光源が順次点滅駆動するとして説明したが、複数の光源が1つのまとまりとして踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって移動するように順次点滅駆動する場合であっても同様の作用、効果を得ることができるのはもちろんである。
また、上記の実施形態において、一対の欄干パネル4の一方の欄干パネルに配設された各光源と、他方の欄干パネルに配設された各光源のそれぞれを、踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって異なった速度で移動するように順次点滅駆動させても良い。この場合、視認性の高い運転方向表示を簡易な構成で提供するだけでなく、演出性を向上させることができる。
また、上記の実施形態において、踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって移動するように順次点滅駆動するとして説明したが、踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって移動するように順次点滅駆動する途中で、所定の距離(または時間)を踏段の移動方向前方から移動方向後方に向かって移動するように順次点滅駆動した後、再び踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって移動するように順次点滅駆動させても良い。つまり、光源が行きつ戻りつ、踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって移動するように順次点滅駆動させるのである。この場合、視認性の高い運転方向表示を簡易な構成で提供するだけでなく、演出性を向上させることができる。
また、上記の実施形態において、マンコンベアをエスカレータとして説明したが、動く歩道であっても同様の作用、効果を得ることができるのはもちろんである。
また、上記の実施形態において、マンコンベアの欄干パネルは踏段の移動方向傾斜角度に対して垂直に分割する場合で説明したが、欄干パネルを鉛直方向に切断した場合であっても同様の作用、効果を得ることができるのはもちろんである。
上記の実施形態において、複数の光源を踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって移動するように順次点滅駆動するとして説明したが、一方の欄干パネルの踏段の移動方向端部まで光源の点滅が到達した後、他方の欄干パネルの踏段の移動方向端部より複数の光源を踏段の移動方向前方から移動方向後方に向かって移動するように順次点滅駆動しても良い。この場合、光源による光が一対の欄干パネルを周回するように流れ、演出性を向上させることができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されず、各実施形態において種々の変形が適宜、行われてもよい。また、個々の実施形態で説明した種々の特徴を組み合わせて、更なる実施の形態とすることも可能である。上述した実施形態は例示であり、本発明は上記の実施形態に限定されない。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変形を適宜、行うことができる。
1 エスカレータ
2 主枠
3 移動手摺
4 欄干パネル
4a、4b、4c、4d、4e 欄干パネル片
5〜9 方向案内灯
5a〜5c、6a〜6c、7a〜7c、8a〜8c、9a〜9c 光源
10、11 接続部
12 光源制御手段
12a 光源制御部
12b〜12f ドライバ
13 マンコンベア制御部

Claims (3)

  1. 利用者が乗る踏段と、
    前記踏段の両側に立設された透明部材からなる一対の欄干パネルと、
    前記欄干パネルの上端に前記踏段の動きと同期して移動する移動手摺と、
    前記透明部材は、互いに接着された透明な踏段側パネルと透明な接合部と透明な反踏段側パネルを有し、
    前記透明部材に、前記踏段の移動方向に所定間隔をもって配設され、前記接合部に透明電極によって配線される複数のLEDの各々は、踏段側および踏段と反対側の両側から、点灯および点滅が目視できる態様で配設され
    前記複数のLEDを点滅駆動する光源制御手段は、前記踏段が定格速度で運転する場合、前記複数のLEDを、前記踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって第1速度で移動するように順次点滅駆動させ、
    前記踏段が定格速度より低速の待機速度で運転する場合、前記複数のLEDを、前記踏段の移動方向後方から移動方向前方に向かって前記第1速度よりも低速の第2速度で移動するように順次点滅駆動させ、
    前記第1速度は、前記踏段の定格速度より高速であること、
    を特徴とするマンコンベア。
  2. 前記光源制御手段は、前記踏段が運転停止している場合、前記複数のLED全てを、同期して点滅駆動させること、
    を特徴とする請求項1に記載のマンコンベア。
  3. 前記欄干パネルは前記踏段の進行方向に対して複数の欄干パネル片に分割され、
    隣接する前記欄干パネル片は接続部で接し、
    前記接続部を挟んだ隣接する前記LED間の距離が、1枚の欄干パネル片内に配設された隣接するLED間の距離と略等しいこと、
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマンコンベア。
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