JPH0522550Y2 - - Google Patents

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JPH0522550Y2
JPH0522550Y2 JP1986119644U JP11964486U JPH0522550Y2 JP H0522550 Y2 JPH0522550 Y2 JP H0522550Y2 JP 1986119644 U JP1986119644 U JP 1986119644U JP 11964486 U JP11964486 U JP 11964486U JP H0522550 Y2 JPH0522550 Y2 JP H0522550Y2
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passenger conveyor
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handrail
display
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は乗客コンベアに関し、特に欄干部分
に運転方向を示す方向表示装置を設けた乗客コン
ベアに関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は、例えば実開昭59−80368号公報に示
された乗客コンベアを示す側面図である。同図に
おいて、1は乗客コンベアの主枠であつて、階床
間に掛け渡されている。2は主枠1内を移動する
ことによつて走行路を構成する踏段であつて、エ
ンドレス状に配置されている。3は踏段2の両側
部分に、主枠1の長手方向縁部に沿つて立設され
た透明パネル、4は透明パネル3の上縁部にその
長手方向に沿つて設けられた手摺フレーム、5は
手摺フレーム4に案内されて移動する手摺ベルト
である。そして、これらの透明パネル3、手摺フ
レーム4および手摺ベルト5は欄干部6を構成し
ている。
この様に構成された乗客コンベアにおいて、図
示しない電動機が駆動されると、踏段2と手摺ベ
ルト3が同一方向に同一速度で移動することによ
り移送路が構成される。従つて、乗客は踏段2に
乗つて手摺ベルト5につかまることにより、安定
した状態で目的階への移動が行えるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の乗客コンベアは以上の様に構成されてい
るので、コンベアの移動方向はその近くに来て踏
段の動きまたは手摺ベルトの動きを見なければ知
ることが出来ず、極めて不便であつた。特に、デ
パート等のように、閉店時に今までアツプ運転で
あつたものをダウン運転に変える場合にはその運
転方向を明確に示すことが重要になる。
この考案は、上記のような問題点を解消するた
めになされたものであつて、乗客コンベアの運転
方向を明確にするとともに、乗口の照明と意匠的
効果が高められる乗客コンベアを提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る乗客コンベアは、欄干部の少な
くとも乗降部分に、点在された発光体の点滅によ
り移動方向を示す方向表示装置を設けたものであ
る。
〔作用〕
この考案における乗客コンベアは、欄干部に設
けられた方向表示装置の各発光体が、踏段の移動
方向に順次点滅することから、この発光体の点滅
状態を見ることによつて、比較的遠くからも容易
に乗客コンベアの移動方向が判ることになる。そ
して、この方向表示装置は少なくとも乗降部分に
設けられていることから、照明効果と意匠的効果
も得られることになる。
〔考案の実施例〕
以下、図面を用いてこの考案による乗客コンベ
アを詳細に説明する。第1図はこの考案による乗
客コンベアの一実施例を示す特に乗降部の側面
図、第2図は第1図に示す−線に沿う断面図
である。同図において、7は欄干部6における透
明パネル3の裏側部分に設けられた方向表示装置
である。ここで、方向表示装置7は、手摺フレー
ム4の内壁に沿つて配置された円形のフレーム8
を透明パネル3の外側部分に有している。そし
て、このフレーム8の内壁部分には3本の溝8
a,8b,8cが形成されていて、溝8a,8b
に基板9,10が装着されている。ここで、基板
9,10には、多数の発光体11が外向きに、か
つ第1図に示すようにリング状をなして固定され
ている。また、フレーム8に設けられている最も
外側の溝8cには、透明板12が装着されて基板
9,10および発光体11を保護している。
第3図は第1図、第2図に示す方向表示装置7
を点灯制御する制御系を示すブロツク図である。
同図において、13は乗客コンベアの運転方向を
検出する昇降検出装置、14は表示制御装置であ
つて、昇降検出装置13の検出信号に応じた方向
に、方向表示装置7に設けられている発光体11
を順次点滅駆動させる。
このように構成された乗客コンベアにおいて、
図示しない電動機によつて踏段および手摺ベルト
5は例えばアツプ方向に駆動されると、第3図に
示す昇降検出装置13はこの駆動状態を検出して
アツプ信号を表示制御装置14に供給する。表示
制御装置14は、アツプ信号が供給されると、方
向表示装置7に設けられている発光体11を順次
点滅させることによつて、アツプ方向に表示が移
動している状態に表示させる。つまり、各発光体
11を第1図に示すように11a〜11xとして
表わす。そして、まず発光体11a〜11d,1
1e〜11h,11i〜11l,11m〜11
p,11q〜11t,11u〜11xに組み分け
する。次に発光体11a,11e,11i,11
m,11q,11uを消灯させて他をすべて点灯
させる。次に発光体11b,11f,11j,1
1n,11r,11vを消灯させて残りを点灯さ
せる。次に、発光体11c,11g,11k,1
1o,11s,11wを消灯させて残りを点灯さ
せる。次に発光体11d,11h,11l,11
p,11t,11xを消灯させて残りを点灯させ
る。
このような動作を繰り返すことにより、リング
状に配置さた発光体11の集合体である方向表示
部7は、右方向に回転する表示となつて、アツプ
方向の表示が行えることになる。
次に、乗客コンベアがダウン方向に駆動される
と、昇降検出装置13がこの状態を検出してダウ
ン信号を出力することになる。表示制御装置14
はダウン信号が入力されると、上述した場合と逆
の順で各発光体11を点滅させることから、左方
向に回転する表示となつてダウン方向の表示が行
えることになる。そして、基板9に固定されてい
る発光体11の表示は、透明パネル3を介して走
行路側に表示されることになり、また基板10に
固定されている発光体11の表示は、透明板12
を介して外側に表示されることになる。従つて、
方向表示装置7はいずれの方向からもその方向表
示の内容を見ることが可能になる。
また、基板9に固定されている発光体11によ
る表示光は、透明パネル3を介して乗降口部分を
照らすことから、走行路の照明をもかねるととも
に、意匠的効果も高められることになる。
第4図は、この考案による乗客コンベアの他の
実施例を示す要部側面図であつて、第1図と同一
部分は同一記号を用いて示してある。そして、第
1図との相違点は、方向表示装置7を欄干部6に
おける透明パネル3の全域にわたつて設けられる
とともに、発光体11を手摺ベルト5に沿つて長
円状に配列したことである。
この様に構成した場合には、表示方向の識別が
容易になるとともに、走行路の全域にわたつて照
明が行えることになる。なお、15は乗降部に設
けられた発音体であつて、乗り口となる側に設け
られた発音体15から、アツプ時には例えば音階
が上がる発音を行わせ、ダウン時には例えば音階
が下がる発音を行わせることによつて、乗り口と
走行方向の判別が行えることになる。
なお、上記各実施例においては、同一色による
表示とした場合についてのみ説明したが、アツプ
方向を赤色表示、ダウン方向を緑色表示等のよう
に、表示色を変えることによつて、移動方向の識
別効果が向上するとともに、意匠的効果も高めら
れることになる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、遠く離れた場
所からでも、乗客コンベアの移動方向が視認でき
ることから、利用者は大変便利なものとなる。ま
た、方向表示装置の表示は、乗口の正面にもなる
とともに、動きのある装飾正面となつて意匠的効
果も大幅に向上する等の種々優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による乗客コンベアの一実施
例を示す要部側面図、第2図は第1図の−線
に沿う断面図、第3図は制御系を示すブロツク
図、第4図は他の実施例を示す要部側面図、第5
図は従来の乗客コンベアを示す側面図である。 1は主枠、3は透明パネル、4は手摺フレー
ム、5は手摺ベルト、6は欄干部、7は方向表示
装置、8はフレーム、9.10は基板、11は発
光体、12は透明板、13は昇降検出装置、14
は表示制御装置。なお、図中、同一符号は同一、
又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 走行路の両側部に沿つて立設された欄干部を有
    する乗客コンベアにおいて、 前記欄干部の少なくとも乗降部分に多数の発光
    体が走行路側及び外側に表示するように基板に配
    列された方向表示装置、 踏段の移動方向を検出する昇降検出装置、 並びに 前記方向表示装置の各発光体を前記踏段の移動
    方向に応じて順次点滅駆動する表示制御装置 を備えたことを特徴とする乗客コンベア。
JP1986119644U 1986-08-04 1986-08-04 Expired - Lifetime JPH0522550Y2 (ja)

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JP1986119644U JPH0522550Y2 (ja) 1986-08-04 1986-08-04

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JPS6326678U JPS6326678U (ja) 1988-02-22
JPH0522550Y2 true JPH0522550Y2 (ja) 1993-06-10

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ID=31007207

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017149511A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 株式会社日立製作所 乗客コンベア
JP6760150B2 (ja) * 2017-03-13 2020-09-23 フジテック株式会社 マンコンベア

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58148169A (ja) * 1982-02-24 1983-09-03 株式会社東芝 エスカレ−タの乗り込み誘導装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5446489U (ja) * 1977-09-07 1979-03-30

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JPS58148169A (ja) * 1982-02-24 1983-09-03 株式会社東芝 エスカレ−タの乗り込み誘導装置

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JPS6326678U (ja) 1988-02-22

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