JP6759180B2 - 菓子用プレミックス粉及び菓子の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明に係る菓子用プレミックス粉は、7大アレルゲン(卵、小麦、乳、えび、かに、そば、落花生)を使用せずに電子レンジで加熱して菓子を作るためのプレミックス粉である。そして、アミロース含量が16%以上の米粉と糖類と膨張剤とを含有し、その米粉の含有量が50質量%以上70質量%以下の範囲内であり、その膨張剤の含有量が3質量%以上10質量%以下の範囲内であることに特徴がある。また、本発明に係る菓子の製造方法は、アミロース含量が16%以上の米粉50〜70質量%と、糖類と、膨張剤3〜10質量%とを含有する菓子用プレミックス粉に、油脂と、水又は豆乳とを混合添加して生地を調製し、7大アレルゲン(卵、小麦、乳、えび、かに、そば、落花生)を使用せずに電子レンジで加熱調理することに特徴がある。
穀物類粉、芋類粉、でん粉又はそれらの混合粉は、7大アレルゲンを含まず、さらに、RVA試験において、粘度が20RVUになった時を糊化開始点とした時間(秒)と最高粘度までにかかった時間(秒)との差が300秒以上となるものである。こうした穀物類粉、芋類粉、でん粉又はそれらの混合粉を含む菓子用プレミックス粉は、ボリュームがあってソフトな食感の菓子を電子レンジで容易に調理可能なものとすることができる。
7大アレルゲンを含まない穀物類粉の代表例として米粉について説明する。米粉は、菓子用プレミックス粉中に50質量%以上70質量%以下の範囲内で含まれる。「米粉」は、精米後の白米を製粉した白米粉のほか、精米前の玄米を製粉した玄米粉も包含する意味で用いている。白米粉と玄米粉との混合粉であってもよく、その混合比は特に限定されない。適用可能な米の品種については、RVA試験における上記時間差が300秒以上の米であればよく、その種類は特に限定されず、種々の品種の米を適用することができる。品種の例としては、例えば後述の実験で良好な結果を示した各種のもののほか、それと同様の効果を奏する他の品種や今後品種登録されるものを好ましく挙げることができる。なお、米粉は、公知の製粉方法や粉砕機を用いて得ることができ、粉砕機としては、例えば高速回転衝撃式粉砕機、気流粉砕機、又は胴搗式粉砕機等を挙げることができる。
糖類は、穀物類粉、芋類粉、でん粉又はそれらの混合粉とともに菓子用プレミックス粉を構成する。使用される糖類は特に限定されないが、目的とする菓子の品質に応じて適宜選択できる。例えば、砂糖、麦芽糖、トレハロース等の二糖類、ぶどう糖、果糖等の単糖類等を挙げることができる。これらの糖類は、1種類を単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
膨張剤は、穀物類粉、芋類粉、でん粉又はそれらの混合粉や糖類とともに菓子用プレミックス粉中に3質量%以上10質量%以下の範囲内で含まれる。膨張剤としては特に限定はないが、例えば、ガス発生剤として作用する、炭酸水素ナトリウム、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、塩化アンモニウム等が挙げられ、酸性剤として作用する、フマル酸、フマル酸ナトリウム、酒石酸、酒石酸水素カリウム、第一リン酸カルシウム、リン酸二水素カルシウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二ナトリウム、ピロリン酸二水素二ナトリウム、グルコノデルタラクトン等が挙げられる。膨張剤として、前記したガス発生剤として作用する1種又は2種以上の膨張剤を任意に含有させてもよいし、又は、前記したガス発生剤として作用する膨張剤と、酸性剤として作用する膨張剤とを、それぞれ1種又は2種以上任意に含有させてもよい。
増粘剤は、菓子用プレミックス粉に必要に応じて含有される。使用される増粘剤は特に限定されないが、例えば、キサンタンガム、グァーガム、グルコマンナン、カラギナン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アラビアガム、ローカストビーンガム、サイリウムシードガム等を挙げることができる。この増粘剤は、菓子用プレミックス粉中に含まれていなくてもよいが、含まれる場合には1質量%程度を上限として含まれていればよい。この範囲で含有させることにより、菓子用プレミックス粉に水等を加えて生地にした場合の生地の粘度を任意に調整することができる。なお、生地の粘度は、増粘剤だけでなく他の原料の含有量等にも影響されるので増粘剤の含有量だけに由来するものではないが、500〜9000cP程度になるように、増粘剤を必要量加えて調整することが便利である。なお、生地の粘度の測定は、アナログ粘度計T(英弘精機株式会社製、4号ローター、12rpm)で測定することができる。なお、1cPは、SI単位系では0.001Pa・sになる。
菓子用プレミックス粉には、食塩、味付け剤、乳化剤、香料、着色料、他のでん粉、穀物類粉等の副原料を必要に応じて含有させることができ、その種類は特に限定されない。なお、味付け剤としては、所望とする菓子の種類に応じて選択して用いることができ、例えば、ココアパウダー等を挙げることができる。
本発明に係る菓子の製造方法は、RVA試験において、粘度が20RVUになった時を糊化開始点とした時間(秒)と最高粘度までにかかった時間(秒)との差が300秒以上であり且つ7大アレルゲンを含まない穀物類粉、芋類粉、でん粉又はそれらの混合粉50〜70質量%と、糖類と、膨張剤3〜10質量%とを含有する菓子用プレミックス粉に、油脂と、水又は豆乳とを混合添加して生地を調製し、7大アレルゲン(卵、小麦、乳、えび、かに、そば、落花生)を使用せずに電子レンジで加熱調理する方法である。穀物類粉が米粉である場合、上記同様、アミロース含量が16%以上であることが好ましい。各構成要素は既に説明したので重複する内容は省略する。
最初に、表1に示す米粉について試験を行った。各米粉は、表1に示すアミロース含量を有するものである。アミロース含量は、ヨウ素比色法で測定した。
次に、表2に示すように、米粉と砂糖の配合比を変えて試験を行った。米粉は、表1に示すミズホチカラを用い、砂糖、食塩、膨張剤は実験1と同じものを用いて、No.2−1〜No.2−7とした。なお、この実験2では増粘剤は含有させていない。ボリュームとソフトさについても、実験1と同じ方法で評価した。なお、表2に示す粘度は、菓子用プレミックス粉80質量部、豆乳75質量部、サラダ油24質量部を配合した生地の粘度を測定したものであり、アナログ粘度計T(英弘精機株式会社製、4号ローター、12rpm)で測定した。
次に、表3に示すように、増粘剤の配合量を変えて試験を行った。米粉は、表1に示すミズホチカラを用い、砂糖、食塩、膨張剤、増粘剤は実験1と同じものを用いて、No.3−1〜No.3−5とした。ボリュームとソフトさについても、実験1と同じ方法で評価した。なお、表3に示す粘度は、実験2と同様、菓子用プレミックス粉80質量部、豆乳75質量部、サラダ油24質量部を配合した生地の粘度を測定したものであり、アナログ粘度計T(英弘精機株式会社製、4号ローター、12rpm)で測定した。
次に、表4に示すように、膨張剤の配合量を変えて試験を行った。米粉は、表1に示すミズホチカラを用い、砂糖、食塩、膨張剤は実験1と同じものを用いて、No.4−1〜No.4−9とした。ボリュームについても、実験1と同じ方法で評価した。糖度と塩度は、菓子用プレミックス粉を水と混ぜた後の濾液を測定したものである。具体的には、糖度は、デジタル糖度計IPR−101α(株式会社アタゴ製)を使用し、菓子用プレミックス粉を5倍に希釈した濾液を測定し、塩度は、コンパクト塩分計B−721(株式会社堀場製作所製)を使用し、菓子用プレミックス粉を5倍希釈した濾液を測定した。
7大アレルゲンを含まない穀物類粉、芋類粉、でん粉又はそれらの混合粉として、表1に示す種々の品種又は品名のでん粉及び米粉を用いた。用いたでん粉及び米粉は、ミズホチカラ玄米粉種(原料:米、熊本製粉株式会社製)、瑞穂菓子用米粉(原料:米、熊本製粉株式会社製)、SS9E(原料:タピオカ、東海デキストリン株式会社製)、ホワイトソルガム(原料:ホワイトソルガム、中野産業株式会社製)、パインベークCC(原料:タピオカ、松谷化学工業株式会社製)、PB7000(原料:タピオカ、日澱化学株式会社製)、SS8E(原料:タピオカ、東海デキストリン株式会社製)、PB2000(原料:タピオカ、日澱化学株式会社製)、V−110AA(原料:タピオカ、VEDAN社、台湾)、フードスターチ(原料:コーン、松谷化学工業株式会社製)、パインホワイトR(原料:米、松谷化学工業株式会社製)である。
でん粉の種類によってボリュームの結果が異なることについて種々検討している過程でRVA試験をしたところ、本発明者は、十分なボリュームを示したものと、示さないものとを区分けできる関係性があることを突き止めた。RVA試験の結果を図1〜図3に示す。なお、RVA試験とは、ラピッド・ビスコ・アナライザー(RVA)を用いて行う試験のことで、米国穀物化学会(AACC)の公定法でもある。測定原理は、温度プロファイルの下で、水に懸濁させたでん粉の粘度特性をパドル(羽根)の回転により測定し、サンプルの粘度が高い場合はパドルに加わる抵抗が強くなり、粘度が低い場合には抵抗が低くなることを利用している。ここでは、Perten Istruments社製のラピッド・ビスコ・アナライザーを用いて行い、試験溶液は、測定用アルミニウムカップに精製水25mLを入れ、測定サンプル4gを投入して調製した。温度プロファイルは、撹拌しながら50℃から92℃に至る連続的な加温状態を2.8℃/分にて与え、さらに92℃で15分間保持した。
Claims (2)
- 電子レンジで加熱してボリュームがあってソフトな食感の菓子を作るための、7大アレルゲンを含まない菓子用プレミックス粉であって、
アミロース含量が16%以上である米粉と、糖類と、膨張剤と、増粘剤とを含有し、
前記米粉の含有量が50質量%以上70質量%以下の範囲内であり、前記糖類の含有量が20質量%以上47質量%未満の範囲内であり、前記膨張剤の含有量が3質量%以上10質量%以下の範囲内であり、前記増粘剤が1質量%を上限として含有し、
前記米粉が、粘度特性をパドルの回転により測定し、そのときの粘度をRVUで表すラピッド・ビスコ・アナライザーを用いたRVA試験において、測定用アルミニウムカップに精製水25mLを入れ、前記米粉4gを投入して調製した試験溶液を、撹拌しながら50℃から92℃に至る連続的な加温を2.8℃/分にて与え、さらに92℃で15分間保持し、粘度が20RVUになった時を糊化開始点とした時間(秒)とピークを示す最高粘度までにかかった時間(秒)又はピークを示さない場合は最終粘度を最高粘度として該最高粘度までにかかった時間(秒)との差が300秒以上であるプレミックス粉に、油脂と水又は豆乳とを混合添加して粘度が500〜9000cPになる生地を調整し、電子レンジで加熱してボリュームがあってソフトな食感の菓子を作るための菓子用プレミックス粉である、ことを特徴とする菓子用プレミックス粉。 - 請求項1に記載の菓子用プレミックス粉に、油脂と水又は豆乳とを混合添加して、粘度が500〜9000cPになる生地を調整し、電子レンジで加熱調理して製造する、ことを特徴とする菓子の製造方法。
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