JP6756636B2 - 予混合装置、熱源装置および給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料ガスから形成する混合気の予混合技術、その燃焼による熱源技術、その熱源を用いた給湯技術に関する。
燃料ガスの燃焼熱を熱源とする熱源装置では燃料ガスを燃焼させるガスバーナーが用いられる。このバーナーにはバーナーの燃焼面にメタルニットを備えたメタルニットバーナーが用いられ、この種のバーナーでは燃料ガスに空気などの気体を混合して混合気を形成する予混合装置が用いられる。
この予混合装置では、空気供給路内に空気量調整弁とともに空気抵抗の切替手段を備え、空気量調整に応じて弁に対する空気抵抗の切替えを行うことが知られている(たとえば、特許文献1)。
予混合装置を備える燃焼装置では、バーナーのターンダウン比を向上させて低出力の負荷領域での燃焼状態を安定させるため、予混合室に空気とガスの予混合のためのベンチュリー構造で多段区画され、予混合室におけるガスの噴出方向を空気の流れ方向と平行にすることが知られている(たとえば、特許文献2)。
特開2014−215007号公報 特表2015−519532号公報
ところで、空気供給にはファンが使用され、その空気通路にはバタフライ弁が備えられる。空気供給量の調整は、ファンの回転数とバタフライ弁の双方で行われ、ファン回転数の調整範囲を超える空気の供給量調整が可能である。つまり、空気量はファンの最小回転数から最大回転数の範囲で調整可能であるが、これにバタフライ弁の開閉が加わると、全閉状態から全開状態と、ファンの最小回転数から最大回転数の範囲で空気量調整が可能となる。これにより、バーナーでは最小燃焼から最大燃焼に至る燃焼能力の調整範囲を大きく取ることができる。つまり、バーナーのターンダウン比を大きく取ることができる。
暖房機や給湯機のバーナーに併設されるファンの回転数は2000〜6000〔rpm〕程度である。このため、ターンダウン比は1:3程度に低下する。つまり、ガス消費量(66300〜199000〔BTU/h〕は、最少消費量を1とすれば最大消費量は3倍であるから、1:3となる。
給気通路に空気量調節弁を備えれば、給気に空気量調節弁で負荷を与えることができ、ファン回転数が最小値の給気量をより絞り込むことができる。本発明者は、給気量調整とともにガス量を調整すれば、ガス消費量は13000〜199000〔BU/h〕となるので、ターンダウン比は1:15まで拡大できること、このような制御には、ファン回転数と給気負荷の同時制御とともに、その給気量調整に合わせてガス量調整が必要であることなどの知見を得た。
そこで、本発明の目的は上記課題に鑑み、ファン回転数と給気負荷の同時制御とともに、その給気量調整に合わせて燃料ガスのガス量調整を可能にすることにある。
上記目的を達成するため、本発明の予混合装置の一側面によれば、給気により燃料ガスを引き込み該燃料ガスと前記給気を混合させる混合部と、前記混合部に流れる前記給気に負荷を付与し、この負荷を切り替える給気調節部と、前記燃料ガスを通過させる異なる開口径を有する第1ないし第3の開口部を有するガス切替板と、常開の前記第1の開口部よりも開口径が大きく設定された前記第2の開口部および前記第3の開口部を開閉する切替弁とを備え、該切替弁によって前記第2の開口部と前記第3の開口部を開閉し、前記第1の開口部のみ、または、前記第1の開口部とともに前記第2の開口部と前記第3の開口部のいずれかまたは双方に前記燃料ガスを通過させることで前記混合部に供給する前記燃料ガスのガス量を切り替えるガス切替部とを備える。
上記予混合装置において、前記給気調節部は、前記給気を流す気筒部に調節弁を備え、該調節弁の弁体の角度の変更により前記給気に作用する前記負荷を切り替えてよい
記予混合装置において、さらに、前記ガス切替部に供給する前記燃料ガスを大気圧または大気圧と同等圧力に調整するガス圧調整手段を備えてよい。
上記目的を達成するため、本発明の熱源装置の一側面によれば、上記予混合装置と、この予混合装置で形成される混合気を燃焼させる燃焼部と、前記予混合装置から前記混合気を前記燃焼部に供給する給気ファンとを備える。
上記熱源装置において、さらに、前記給気調整部による前記負荷の切り替えと前記給気ファンの回転数とに応じて、前記ガス切替部に前記第2の開口部と前記第3の開口部のいずれかまたは双方を開状態または閉状態にさせることで、前記給気ファンの回転数に応じた前記混合気の燃焼量に調整する制御部とを備えてよい。
上記目的を達成するため、本発明の給湯装置の一側面によれば、上記熱源装置と、この熱源装置の燃焼部で生じた燃焼排気の熱を給水に熱交換し、前記給水を加熱する熱交換部とを備える。
本発明の予混合装置によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 混合部に流れる給気に対する負荷を切り替え、各負荷毎に給気を増減させ、その給気に応じて混合部に引き込まれる燃料ガスとの混合で混合気を形成することができる。
(2) このような混合気を用いれば、混合気の最大燃焼量と最少燃焼量のターンダウン比をたとえば、1:15程度に拡大することができる。
(3) 混合気を形成する混合部に対して給気調節部と、燃料ガスのガス切替部とを別個に構成して給気の切替えと、燃料ガスの供給量の切替えを別個に行うことができ、これらの制御を容易化するとともに調整構造を簡略化でき、予混合装置をコンパクト化することができる。
(4) この予混合装置を用いた熱源装置や給湯装置では、係る装置内に予混合装置が占める体積比率を低減でき、熱源装置や給湯装置のコンパクト化を図ることができる。
また、本発明の熱源装置によれば、混合気の最大燃焼量と最少燃焼量のターンダウン比をたとえば、1:15程度に拡大でき、これらの燃焼量の範囲で適正な燃焼を実現することができ、燃料ガスの利用効率を高められる。
本発明の給湯装置によれば、最大燃焼量と最少燃焼量のターンダウン比により給湯温度の制御性を高め、快適な給湯を実現できる。
一実施の形態に係る予混合装置を示す図である。 実施例1に係る予混合装置を示す分解斜視図である。 予混合装置を用いた熱源装置を示す図である。 Aはエア調節弁を示す図、B、CおよびDは弁体の切替え動作を示す図である。 Aはガス切替ブロックの前面側を示す図、Bはガス切替ブロックの内部を示す断面図である。 Aはガス切替ブロックのガス切替機構の各ガス切替弁を閉状態とした場合を示す図、Bは一方のガス切替弁を閉状態とした場合を示す図、Cは各ガス切替弁を開状態とした場合を示す図である。 ガバナ装置を示す分解斜視図である。 ガバナ装置の構造および動作を示す図である。 制御部の一例を示す図である。 給気ファンの回転数と空気量の関係を示す図である。 給気ファンの回転数と燃焼量の関係を示す図である。 混合気の供給制御の処理手順を示すフローチャートを示す図である。 実施例2に係る給湯装置を示す図である。
図1は、一実施の形態に係る予混合装置をしている。図1に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この予混合装置2にはベンチュリー部4、給気調節部6およびガス切替部8が含まれる。この予混合装置2の給気には一例として大気中のエアArが用いられ、このエアArは、給気ファン(図3の給気ファン70)の回転によりベンチュリー部4に供給される。
ベンチュリー部4はエアArと燃料ガスGを混合させる混合部の一例であり、混合気GAを形成する。このベンチュリー部4では、エアArの流れによりベンチュリー部4内が負圧化して燃料ガスGをエアArの全周方向から引き込み、燃料ガスGとエアArを混合させる。
給気調節部6は、ベンチュリー部4の上流側に備えられ、ベンチュリー部4に流れるエアArに段階的に異なる負荷を付与し、ベンチュリー部4に流れるエアArを段階的に調節する。この例では、ベンチュリー部4に気筒部10が連結され、この気筒部10にエア調節弁12が設置されている。エア調節弁12の弁角度θがたとえば、θ1、θ2およびθ3に切り替えられる。θ1、θ2、θ3の大小関係は、θ1<θ2<θ3であり、θ=θ1(たとえば、最小開度)ではエアArに対して最大負荷、θ=θ2(たとえば、中間開度)ではエアArに対して中間負荷、θ=θ3(たとえば、最大開度)ではエアArに対して無負荷となる。このようにエアArに対して3段階の負荷を付与することにより、ベンチュリー部4に流れるエアArを3段階に調節できる。最小開度θ1は全閉状態を含んでよい。
このようなエア調節に対し、ガス切替部8ではベンチュリー部4に引き込まれる燃料ガスGのガス量をたとえば、3段階に調節すれば、エアArの3段階の調節と燃料ガスGのガス量の切替えの組み合わせが可能である。
a)エア調節弁12の開度がθ=θ1において、ガス切替部8によるガス量の切替え、
b)エア調節弁12の開度がθ=θ2において、ガス切替部8によるガス量の切替え、
c)エア調節弁12の開度がθ=θ3において、ガス切替部8によるガス量の切替え、
により燃料ガスGの混合気GAの燃焼量を最少燃焼量から最大燃焼量に調整することが可能である。
<一実施の形態の効果>
この一実施の形態によれば、次の効果が得られる。
(1) このような予混合装置2によれば、燃焼ガス量の最少燃焼量と最大燃焼量の幅を大きく取ることができ、ターンダウン比はたとえば、1:15に設定できる。
(2) 給気調節部6で段階的または連続的に負荷をエアArに付与し、ベンチュリー部4に流すエアArを段階的または連続的に複数段階に調整できる。
(3) エアArの調節はベンチュリー部4の上流側にある給気調節部6で行い、燃料ガスGのガス量はガス切替部8側で別個に行うことができ、両者の調節機構を簡略化できる。
図2は、実施例1に係る予混合装置2を分解して示している。図2において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
<ベンチュリー部4>
ベンチュリー部4の筐体14は、上部側に備えたフランジ部16と図示しない燃焼室部材の間にガスケット18を挟み込み、図示しないねじを用いて取り付けられる。この筐体14にはベンチュリー管20の第1の管路20−1(図3)に連設して第2の管路20−2が設置される。
<給気調節部6>
給気調節部6は、筐体14の上流側に接続された気筒部10に設置される。この気筒部10は、ベンチュリー部4にエアArを流す通気部材であるとともにサイレンサーの一例であり、上端側に備えたフランジ部22と筐体14との間にガスケット24を挟み込み、複数の固定ねじ26を以て筐体14に固定される。筐体14と気筒部10の間の気密性はガスケット24などで保持される。この気筒部10の終端は大気に開放されている。
給気調節部6は、気筒部10に備えられ、エア調節弁12を備える。このエア調節弁12には、気筒部10の内径より僅かに小径の弁体28が備えられ、この弁体28に回動軸30を備える。この回動軸30が気筒部10の軸受部32に回動可能に支持され、弁体28の弁角度θが調節可能である。この弁角度θによって気筒部10の開度が調節され、エアArに負荷が付与される。
気筒部10には軸受部32を包囲してモーター取付枠部34が備えられ、このモーター取付枠部34にステッピングモーター36が固定ねじ38により固定される。ステッピングモーター36はエア調節弁12の駆動手段であり、その回転が回動軸30を通じて弁体28に付与され、弁角度θが調節可能である。
<ガス切替部8>
ガス切替部8にはガス切替ブロック40が備えられる。このガス切替ブロック40は、筐体14のガス切替ブロック取付枠部42にガスケット44を挟んで固定ねじ46によって固定される。このガス切替ブロック40には筐体14側のガス供給孔48に通ずるガス通路50が備えられ、このガス通路50に開閉弁の一例として第1および第2のガス切替弁52、54が設置される。ガス切替弁52にはガス通路50の通路面積を切り替える弁体52−1および弁駆動部52−2が備えられ、ガス切替弁54にはガス通路50の通路面積を切り替える弁体54−1および弁駆動部54−2が備えられる。ガス切替弁52、54の各弁駆動部52−2、54−2は、ガスケット56を挟んで固定ねじ58により固定される。
ガス切替ブロック40の前部には、ガス通路50の通路面積の切替えに用いられる切替板の一例としてオリフィス部材60がガスケット62を挟んで固定ねじ64によって固定される。
<熱源装置66>
図3は、予混合装置2を備えた熱源装置66を示している。図3において、図2と同一部分には同一符号を付してある。
この熱源装置66には燃焼部68、給気ファン70、ガバナ装置72および予混合装置2が備えられる。燃焼部68はバーナーなどの燃焼手段を備え、混合気GAを燃焼させる。給気ファン70は混合気GAを予混合装置2から燃焼部68に供給する給気手段の一例であり、予混合装置2に既述のエアArの流れを生じさせる。ガバナ装置72はガス切替ブロック40のガス通路50に接続され、都市ガスなど、燃料ガスGを大気圧または大気圧と同等のガス圧に調整するガス圧調整手段の一例であり、予混合装置2側の負圧作用を受けて燃料ガスGを予混合装置2に供給する。
予混合装置2にはベンチュリー部4の管路20−1が筐体14内に備えられ、上流側の内径を気筒部10の内径と同一径とし、下流側に向かって緩やかに径小とした円錐台状の給気路が形成されている。この管路20−1に対し、管路20−2は筐体14の下流側に設置されており、下流側の内径が管路20−1の開口側周縁部より径大に形成され、この内径から下流側開口に向かって緩やかに径大とした円錐台状の混合路を形成している。この管路20−2は管路20−1の開口側周縁部に被せられ、この管路20−2と管路20−1の開口側周縁部の間には燃料ガスGを通過させるための狭隘通路74が形成されている。管路20−2の下流側開口縁部にはフランジ部76が形成されている。このフランジ部76は、筐体14側の段部78に設置され、筐体14とガスケット18の間に挟み込まれて筐体14とともに図示しない燃焼室部材に固定される。これにより、筐体14に固定される管路20−2と管路20−1とでベンチュリー管20が構成されている。このベンチュリー管20の背面側にはチャンバ80が備えられ、ガス切替ブロック40から供給された燃料ガスGが充満する。
気筒部10の上流側からエアArがベンチュリー管20に流れると、管路20−1側で流れが絞られて流速が増加したエアArが管路20−2に到達し、管路20−2側はベルヌーイの定理から負圧状態となる。このため、チャンバ80側の燃料ガスGが狭隘通路74を通過し、エアArの全周方向から管路20−2内に引き込まれてエアArと混じり合う。これにより、混合気GAが生成され、管路20−2から図示しない燃室側に導かれる。
<給気調節部6の動作>
エア調節弁12の弁体28は図4のAに示すように、気筒部10内に設置されており、この気筒部10には弁体28の回動範囲を規制するストッパーを兼ねる弁座部82−1、82−2が弁体28を挟んで備えられる。弁体28は、回動軸30を中心に弁角度θ=θ1〔°〕ないしθ3〔°〕の範囲で回転し、その気筒部10の開度を調節し、エアArに負荷を付与することができる。
弁角度θ=θ1では、図4のBに示すように、弁体28が各弁座部82−1、82−2に当たって気筒部10の開度が最小開度状態となり、エアArに対する負荷は最大負荷となる。
弁角度θ=θ2では、図4のCに示すように、気筒部10の開度は中間開度状態となり、エアArに対する負荷は中間負荷となる。
弁角度θ=θ3では、図4のDに示すように、気筒部10の開度は最大開度状態となり、エアArに対する負荷はほぼ無負荷状態となる。
<ガス切替部8およびその機能>
ガス切替ブロック40の前面部に設置されたオリフィス部材60には図5のAに示すように、第1、第2および第3の透孔84−1、84−2、84−3が形成されている。透孔84−1、84−2、84−3は開口部の一例であり、図5のBに示すように、ガス通路50に連通しており、透孔84−1の内径をr1、透孔84−2の内径をr2、透孔84−3の内径をr3とすると、これらの大きさはr1<r2<r3に設定されている。透孔84−1は常開状態に維持され、透孔84−2はガス切替弁52で開閉され、透孔84−3はガス切替弁54で開閉される。これにより、ガス通路50の通路面積が切り替えられる。なお、オリフィス部材60は、透孔84−1、84−2、84−3の径を違えたものを用意し、ガス種により交換するようにしてもよい。
図6はガス切替ブロック40のガス切替機構を示し、Aは各ガス切替弁52、54が閉状態、Bはガス切替弁52が開状態およびガス切替弁54が閉状態、Cは各ガス切替弁52、54が開状態の各場合である。
a)各ガス切替弁52、54が閉状態では、透孔84−1のみが開状態となり、ガス通路50の通路面積は最小となり、ガス供給孔48に供給される燃料ガスGのガス量が最少となる。
b)ガス切替弁52が開状態およびガス切替弁54が閉状態では、透孔84−1、84−2によりガス通路50の通路面積が確保され、ガス供給孔48に供給される燃料ガスGのガス量はa)の場合に比較し増加する。
c)ガス切替弁52、54が開状態では、透孔84−1、84−2、84−3によりガス通路50の通路面積が最大となり、ガス供給孔48に供給される燃料ガスGのガス量は最大になる。
このように、ガス切替弁52、54の開閉の選択により、ガス通路50の通路面積が切り替えられるので、ガス供給孔48からチャンバ80に供給される燃料ガスGのガス量が調整される。
<ガバナ装置72>
ガバナ装置72は公知のエアレシオガバナを用いることができ、圧力調整機能および燃料ガス供給機能を備える。すなわち、都市ガスなどの燃料ガスGの供給を受け、この燃料ガスGの圧力を調整してガス通路50に供給する。
このガバナ装置72には図7に示すように、接続部材88、ガバナ本体90およびガス供給部材92が備えられる。接続部材88はガス切替部8(図3)にガバナ本体90を接続する部材であって、Oリング94を挟んでガバナ本体90の出側接続部96−2に固定ねじ98により固定される。ガバナ本体90はガス供給部材92より供給される燃料ガスGを大気圧または大気圧と同等の圧力に調整する機能部である。ガス供給部材92は、Oリング94を挟んでガバナ本体90の入側接続部96−1に固定ねじ100により固定され、ガス供給部材92の接続部102には図示しないガス供給管が連結され、燃料ガスGが供給される。
このガバナ装置72には図8に示すように、ガス通路104が備えられ、このガス通路104の出側に管路106によりガス通路50が接続される。ガス通路104にはメインバルブ108−1およびオペレーションバルブ108−2が備えられ、背圧パイプ110は大気に開放されている。メインバルブ108−1およびオペレーションバルブ108−2は電源の印加時、開状態となる。このとき、燃料ガスGには流れaおよびbが生じる。サーボガバナ112は大気圧cを受けて閉じており、流れdが生じる。この流れdの圧力がメインダイヤフラム114に作用し、メイン弁体116を開状態にする。これにより流れeが発生し、ガス通路104の出口側に燃料ガスGが流入する。この流れeとともに圧力fが生じ、サーボガバナ112のダイヤフラム118の下側に燃料ガスGが流入する。このとき、ダイヤフラム118を押し上げる圧力fにより、ダイヤフラム118はガス通路50(図3)に作用するエアArの圧力と釣り合う位置まで押し上げられる。この結果、サーボ弁体120が開き、流れgを生じさせて流れdの圧力を逃がし、この圧力と流れeの圧力fが平衡した状態で安定し、一定の二次圧力が維持される。つまり、ガス通路104の出側には大気圧に調整された燃料ガスGが得られ、この燃料ガスGが管路106を通してガス通路50に流れ込む。
このようにガバナ装置72を構成するエアレシオガバナでは、基本的に燃料ガスGの出口圧力は背圧パイプ110の圧力すなわち、サーボダイアフラムの背圧と同圧力を出力する動作となる。
<制御部122>
熱源装置66には図9に示すように、コンピュータで構成される制御部122が備えられる。この制御部122にはプロセッサ124、メモリ部126および入出力部(I/O)128が備えられる。
プロセッサ124はメモリ部126にあるOS(Operating System)や予混合プログラムなどを実行する。メモリ部126にはOSや予混合プログラムが格納され、記憶素子としてROM(Read-Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory )、RAM(Random-Access Memory)などが備えられる。
I/O128には、ステッピングモーター36のモーター駆動部130、給気ファン70のファンモーター131のモーター駆動部132、ガス切替弁52、54が接続される。このI/O128を通して給気ファン70またはステッピングモーター36の回転制御、ガス切替弁52、54の選択的な切替えが行われる。
<混合気GAの形成>
給気ファン70の動作は制御部122により制御される。給気ファン70の動作により、ベンチュリー部4にエアArが気筒部10側から燃焼部68に向かって流れる。ガバナ装置72の動作により大気圧または大気圧と同等圧力に調整された燃料ガスGがベンチュリー部4のチャンバ80に供給される。ベンチュリー部4に流れるエアArにより、ベンチュリー部4の管路20−1、20−2の内部が負圧状態になる。このとき、狭隘通路74から燃料ガスGがベンチュリー管20内に引き込まれてエアArと混合し、混合気GAが形成される。この混合気GAが給気ファン70を通して燃焼部68に供給される。
気筒部10からベンチュリー部4に流れ込むエアArは給気調節部6のエア調節弁12の弁体28の角度θにより負荷を作用させ、混合気GAの形成に必要な空気量が調節される。
これに対し、ベンチュリー部4に供給される燃料ガスGのガス量はガス切替ブロック40によって調整される。燃料ガスGはガバナ装置72からガス切替ブロック40のオリフィス部材60側に流れる。透孔84−1は常開であるのに対し、透孔84−2はガス切替弁52で開閉され、透孔84−3はガス切替弁54で開閉され、これにより、オリフィス部材60を通過するガス量が調整される。
混合気GAは燃焼部68で燃焼し、ガス消費量は給気ファン70に引き込まれるエア量に応じ、つまり、そのファンモーター131の回転数に依存する。たとえば、給湯装置(図13に示す給湯装置134)ではファンモーター131の回転数を2000〜6000〔rpm〕とすれば、ガス消費量として66300〜199000〔BTU/h〕が想定される。この場合、ターンダウン比は1:3となる。ファンモーター131の回転数を最小回転数(2000〔rpm〕)にし、エア調節弁12の弁体28の角度θを変えエア量を調節すれば、最少ガス消費量としてたとえば、13000〔BTU/h〕を想定したエア量が得られ、その開度において、ファンモーター131の回転数=2000〜6000〔rpm〕の範囲で、ガス消費量=13000〜39000〔BTU/h〕が想定される。従って、弁体28の角度θを変えれば、ガス消費量=最少ガス消費量13000〜最大ガス消費量199000〔BTU/h〕に調整可能となり、1:15というターンダウン比が得られる。
弁体28の角度θとファンモーター131の回転数を連動させ、ガス消費量=13000〜199000〔BTU/h〕に調整することも可能であるが、最少ガス消費量から最大ガス消費量を直線的に制御するには弁体28の角度θとファンモーター131の回転数の双方を同時に制御することが必要となり、その制御が煩雑となる。
これに対し、弁体28の角度θを段階的に固定し、固定された角度の範囲内ではファンモーター131の回転数を調整すれば、ガス消費量を制御することができる。弁体28の角度を固定した場合、制御可能なガス消費量はファンモーター131を最小回転数から最大回転数の範囲となり、本実施例の最小回転数と最大回転数の比は1:3となる。そこで、ターンダウン比が1:15を想定すれば、最小能力を発生する弁体28の角度θ(=θ1)ではターンダウン比換算で1〜15の下位領域1〜3の制御ができ、最大ガス消費量を生じさせる弁体28の角度θ(=θ3)ではターンダウン比換算で上位領域5〜15の制御ができる。この場合、ターンダウン比換算で中間領域3〜5を補完するため、オーバーラップを含めターンダウン比換算で中間的領域2〜6を制御する弁体28の角度θ(=θ2)を設ける。従って、ターンダウン比が1:15であれば、弁体28の角度θをθ1、θ2、θ3(θ1<θ2<θ3)に切替えるだけで、ファンモーター131の回転数によりガス消費量を制御できる。
ターンダウン比1:15を実現する際のエアArの制御に対し、ガスの供給制御は次のようになる。
エア調節弁12の弁体28の角度θ=θ1、θ2、θ3の各場合において、透孔84−のみ、透孔84−1に加えてガス切替弁52を開状態とした透孔84−2、透孔84−1に加えてガス切替弁52、54を開状態とした透孔84−2、84−3により、3段階の燃料ガスGのガス量調節により、混合気GAの混合比を所定値に調整し、ガス消費量=13000〜199000〔BTU/h〕の調整が可能である。
たとえば、透孔84−2、84−3を全開状態として、エア調節弁12の弁体28を最大能力を発生する角度θ(=θ3)とした場合、ファンモーター131の回転数=6000〔rpm〕ではガス消費量=99000〔BTU/h〕が得られ、ファンモーター131の回転数=2000〔rpm〕ではガス消費量=66333〔BTU/h〕が得られる。これはターンダウン比5:15となる。
透孔84−2、84−3を全閉状態として、エア調節弁12の弁体28を最小能力を発生する角度θ(=θ1)とした場合、ファンモーター131の回転数=6000〔rpm〕ではガス消費量=39000〔BTU/h〕、ファンモーター131の回転数=2000〔rpm〕ではガス消費量=13000〔BTU/h〕が得られる。これはターンダウン比1:3となる。

このような制御において、ガス消費量=39000〜66333〔BTU/h〕、ターンダウン比=3:5の領域に対し、エア調節弁12の弁体28を調整し角度θをθ2とし、ターンダウン比=2:6、ガス消費量=26000〜78000〔BTU/h〕となる調整領域を透孔84−3の閉状態で実現している。
ベンチュリー部4のチャンバ80からベンチュリー管20への燃料ガスGの流入量は、エアArの流速が速いと圧力が低くなるというベルヌーイの定理により、ファンモーター131の回転数に依存する。ベンチュリー管20では燃料ガスGが流入する狭隘通路74に跨がる部分でのエアArの流速を上げ、ベンチュリー管20内の圧力を低下させ、この圧力低下を狭隘通路74からガス切替ブロック40のガス供給孔48側に作用させている。
ガス切替ブロック40におけるガス供給孔48とガス通路50の間のガス供給路の通路面積について、エアArに対する負荷が最小の場合、つまり、エア調節弁12の弁体28の角度θ=θ3に合わせて燃料ガスGの流入量を設定すると、エアArに負荷を加えた場合には、エア調節弁12の弁体28の角度θ=θ1である場合では必要以上の燃料ガスGのガス量がベンチュリー管20に流入する。これと逆の場合にはガス量の供給不足となる。これを回避するため、ガス切替ブロック40にて供給通路面積の変更を行い、エアArに加えられる負荷パターンに合わせ、燃料ガスGの供給量を調整するため、ガス供給路に設置されたオリフィス部材60の透孔84−1、84−2、84−3の口径を異ならせ、ガス切替弁52、54による透孔84−2、84−3の開閉によりガス供給路の通路面積を切り替えている。
この場合、同一のガス供給路の通路面積の設定においては、ベンチュリー管20による機能を前提に、ファンモーター131の回転数を調整する処理とする。従って、同一のガス供給路の通路面積でのガス燃焼量の調整はファンモーター131の回転数調整で行われている。
なお、この実施例では三段階のエア調節弁12の弁体28の角度θおよびガス供給路の通路切替えを行っているが、切替えの段数を増やしてもよく、各段階での燃焼量のオーバーラップ領域を増加させてもよく、最大から最小のファン回転数までのファン回転数の制御を簡略化し、段数切替え時のファン回転数の変更量を小さくしてもよい。その場合、ガス供給路の通路面積の切替パターンを増加させ、その場合はたとえば、ガス切替ブロック40をニードル弁を用いた切替え方式としてもよい。
<給気ファン70の回転数とエア量>
この予混合装置2によれば、図10に示すように、給気ファン70の回転数に応じたエア量が調整可能である。
エア調節弁12の弁体28を弁角度θ=θ1に設定し、給気ファン70の回転数を最小回転数から最大回転数に連続的に増加させると、ベンチュリー管20には図10のAに示すように、給気ファン70の回転数の増減に応じたエア量が流れる。
この状態からエア調節弁12の弁体28を弁角度θ=θ2に切り替え、給気ファン70の回転数を最小回転数から最大回転数に連続的に増加させると、ベンチュリー管20には図10のBに示すように、給気ファン70の回転数の増減に応じたエア量が流れる。
この状態からエア調節弁12の弁体28を弁角度θ=θ3に切り替え、給気ファン70の回転数を最小回転数から最大回転数に連続的に増加させると、ベンチュリー管20には図10のCに示すように、給気ファン70の回転数の増減に応じたエア量が流れる。
つまり、弁角度θ=θ1、θ2またはθ3に切り替え、給気ファン70の回転数の増減により、図10のA、B、Cに対して破線で示すように、連続的に最少エア量から最大エア量に段階的かつ連続的に制御することが可能である。なお、左方向に向かう矢印を付した破線はエア量が増加する場合の切替えを、右方向に向かう矢印を付した破線はエア量が減少する場合の切替えを示している。
<給気ファン70の回転数と混合気GAの燃焼量>
この予混合装置2によれば、図11に示すように、給気ファン70の回転数に応じた混合気GAの燃焼量が調整可能である。
ガス切替弁52、54を閉じ、エア調節弁12の弁体28を弁角度θ=θ1に設定し、給気ファン70の回転数を最小回転数から最大回転数に連続的に増加させると、ベンチュリー管20には図11のAに示すように、給気ファン70の回転数の増減に応じた混合気GAが形成され、これが混合気GAの燃焼量となる。
この状態で、ガス切替弁52を開き、エア調節弁12の弁体28を弁角度θ=θ2に設定し、給気ファン70の回転数を最小回転数から最大回転数に連続的に増加させると、ベンチュリー管20には図11のBに示すように、給気ファン70の回転数の増減に応じた混合気GAが形成され、これが混合気GAの燃焼量となる。
この状態で、ガス切替弁52、54を開き、エア調節弁12の弁体28を弁角度θ=θ3に設定し、給気ファン70の回転数を最小回転数から最大回転数に連続的に増加させると、ベンチュリー管20には図11のCに示すように、給気ファン70の回転数の増減に応じた混合気GAが形成され、これが混合気GAの燃焼量となる。
このように、図10に示した弁角度θ=θ1、θ2、θ3に切り替えることにより、給気ファン70の回転数に応じたエア量に対し、各ガス切替弁52、54の閉状態、ガス切替弁52のみの開状態、各ガス切替弁52、54の開状態の選択により、燃料ガスGのガス量を切り替えることにより、給気ファン70の回転数の増減に応じた混合気GAが形成されることから、図11のA、B、Cに対して破線で示すように、混合気GAを最少燃焼量から最大燃焼量まで、段階的、連続的に幅広い燃焼量に調節することができる。なお、左方向に向かう矢印を付した破線は燃焼量が増加する場合の切替えを、右方向に向かう矢印を付した破線は燃焼量が減少する場合の切替えを示している。
<混合気GAの供給制御>
図12は、燃焼要求に対する混合気GAの供給制御の処理手順を示している。
この処理手順では、燃焼要求があるかを判断し(S11)、たとえば、給湯開始に伴ってバーナーの燃焼要求が生じると(S11のYES)、混合気GAの供給を開始する(S12)。その際、要求燃焼量により、図11からA、BまたはCのいずれの段数かまたは給気ファン70の回転数を決定する。
バーナーの燃焼中に燃焼量の増加要求があるかを判断し(S13)、燃焼量の増加要求があれば(S13のYES)、給気ファン70の回転数が上限(たとえば、6000〔rpm〕)であるかを判断し(S14)、ファン回転数が上限でなければ(S14のNO)、給気ファン70の回転数を増加し(S16)、S13に戻る。ファン回転数が上限であれば(S14のYES)、最大燃焼量の段数にて燃焼中かを判断し(S15)、最大燃焼量段数での燃焼中であれば(S15のYES)、S13に戻る。最大燃焼量段数での燃焼中でなければ(S15のNO)、段数アップを行う(S17)。この場合、直前燃焼量相当のファン回転数に落とし、図11に示す左方向に向かう矢印の破線の切替え処理を行う。
S13において、燃焼量の増加要求でなければ(S13のNO)、燃焼量の減少要求であるかを判断し(S18)、燃焼量の減少要求であれば(S18のYES)、給気ファン70の回転数が下限(たとえば、2000〔rpm〕)であるかを判断し(S19)、給気ファン70の回転数が下限になっていなければ(S19のNO)、給気ファン70の回転数を減させ(S20)、S13に戻る。給気ファン70の回転数が下限であれば(S19のYES)、最少燃焼量の段数にて燃焼中かを判断し(S21)、最少燃焼量段数での燃焼中であれば(S21のYES)、S13に戻る。最少燃焼量段数での燃焼中でなければ(S21のNO)、段数ダウンを行う(S22)。この場合、直前燃焼量相当のファン回転数に上げ、図11に示す右方向に向かう矢印の破線の切替え処理を行う。
S18において、燃焼量の減少要求でなければ(S18のNO)、燃焼要求があるかを判断し(S23)、燃焼要求があれば(S23のYES)、S13に戻る。燃焼要求がなければ(S23のNO)、混合気GAの供給を停止し(S24)、S11に戻る。混合気GAの供給停止は切替弁52、54を閉じ、給気ファン70の停止などを行う。
<実施例1の効果>
以上述べた実施例1によれば、次の効果が得られる。
(1) 給気ファン70の回転数と給気負荷を別個に制御でき、そのエア量の調整に合わせてガス量調整を行うので、給気に対し給気ファン70の回転数とエアArの負荷の同時制御を容易に行うことができる。
(2) 給気負荷を段階的に固定し、その負荷の元、給気ファン70の回転数で調整を行い、調整範囲を越える場合は、次の段階に移行する制御を行え、バーナーで燃焼させる混合気GAの燃焼量の段数切替を、エアArに対する負荷の切替えとガス切替部8によるガス量切替えで行うことができる。この結果、燃料ガスGとエアArの混合性能を下げることなく、従前のターンダウン比が1:3〜1:4であったのに対し、この予混合装置2を用いたターンダウン比を1:15まで拡大することができる。
(3) ガス切替部8にはベンチュリー部4に引き込まれるガス量の調整にオリフィス部材60が設置されているが、透孔84−1のみで最少ガス量、透孔84−1に加え透孔84−2、84−3が全開状態のとき、最大ガス量となるように設定すればよい。つまり、ガス切替弁52、54の双方が閉状態のときに最少ガス量とし、ガス切替弁52、54の双方が開状態のときに最大ガス量とし、ガス切替弁52、54の選択的な開閉で最少ガス量と最大ガス量の間でガス量に調整できる。エア調節では、エア調節弁12の弁体28の角度θ=θ1で最少空気量、角度θ=θ3で最大空気量、θ=θ2で中間空気量が設定されるので、燃料ガスGとエアArの混合性能を低下させることなく、ターンダウンが大きくとれる。
図13は、熱源装置66を備えた給湯装置134を示している。図3と同一部分には同一符号を付してある。
この給湯装置134には熱源装置66および熱交換部136が備えられる。熱源装置66にはガス供給管138より燃料ガスGが供給され、この燃料ガスGがガバナ装置72を通して予混合装置2に提供される。ガス供給管138には開閉弁140が備えられ、この開閉弁140によって燃料ガスGが供給状態または遮断状態に切り替えられる。
燃焼部68には混合気GAの燃焼手段としてバーナー142が設置されている。このバーナー142には、燃料ガスGの燃焼面にメタルニットを配置した所謂、メタルニットバーナーが用いられている。この例では、燃焼部68の下側に熱交換部136が設置されているので、バーナー142の燃焼面が燃焼部68の下側にある熱交換部136に向けられている。このバーナー142には給気ファン70により混合気GAが供給される。
熱交換部136には第1の熱交換器144−1および第2の熱交換器144−2が上下に配置されている。熱交換器144−1はバーナー燃焼で生じた燃焼排気の顕熱を熱交換する一次熱交換器であり、熱交換器144−2は熱交換器144−1の熱交換後の燃焼排気の潜熱を熱交換する二次熱交換器である。
熱交換器144−2の入側には給湯時、給水管146を通して給水Wが流れ込む。熱交換器144−2の熱交換で生じた温水HWは連結管部148を通じて熱交換器144−1に導入される。熱交換器144−1から高温の温水HWが得られ、給湯管150から取り出される。この給湯管150と給水管146の間にはバイパス管152が連結されている。
給水管146には給水弁154−1の開状態で給水Wが流れ込み、この給水Wの温度が温度センサー156−1により検出される。熱交換器144−1の出側の温水温度は温度センサー156−2により検出される。バイパス管152のバイパス弁154−2を開状態にすれば、給水Wを温水HWに混合させることができる。温水HWと給水Wの混合水の温度は温度センサー156−3で検出される。したがって、出湯温度を設定温度に制御するには、混合水温度を検出する温度センサー156−3の検出温度によりバイパス弁154−2の開度を制御し、温水HWに対する給水Wの混合量を調整する。これにより、設定温度での出湯が可能である。
熱交換部136の下側には排気部158が備えられ、この排気部158を通じて熱交換後の燃焼排気を外気に放出することができる。この排気部158にはドレン受け部160が備えられ、熱交換器144−1、144−2の熱交換で生じるドレンが溜められる。このドレンはドレン受け部160のドレン排出孔162から排出される。
<実施例2の効果>
実施例2によれば、次の効果が得られる。
(1) この給湯装置134では、実施例1の熱源装置66を使用しているので、実施例1の熱源装置66の効果を享受できる。
(2) 従前のベンチュリー管を用いた予混合装置では、給気ファンの回転数の調整幅でターンダウン比に限界があり、給気ファンの使用回転数が2000〜7000〔rpm〕程度の暖房装置や給湯装置ではターンダウン比が1:3〜1:4程度に留まっていたのに対し、この予混合装置2を用いれば、ターンダウン比をより拡大できる。幅の広い燃焼制御を実現できる。
〔他の実施の形態〕
(1) 実施例1では、ガス切替ブロック40にあるガス切替弁52、54の切替えをガス切替弁52、54の全閉状態、ガス切替弁52のみの開状態、ガス切替弁52、54の全開状態によるガス通路50の通路面積の3段切替えとしているが、ガス切替弁54のみの開状態を加えることにより、ガス通路50の通路面積の4段切替えとしてもよい。
(2) 実施例2では、給湯のみを行う給湯装置134を例示しているが、本発明は給湯に加えて暖房機能を持つ給湯暖房装置に適用してもよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明の予混合装置、熱源装置、給湯装置を用いれば、混合気の最少燃焼量から最大燃焼量のターンダウン比を拡大でき、混合気の混合性能を低下させることなく、環境性に優れるなど、質の高いガス燃焼を実現できる。
2 予混合装置
4 ベンチュリー部
6 給気調節部
8 ガス切替部
10 気筒部
12 エア調節弁
14 筐体
16 フランジ部
18 ガスケット
20 ベンチュリー管
20−1 第1の管路
20−2 第2の管路
22 フランジ部
24 ガスケット
26 固定ねじ
28 弁体
30 回動軸
32 軸受部
34 モーター取付枠部
36 ステッピングモーター
38 固定ねじ
40 ガス切替ブロック
42 ガス切替ブロック取付枠部
44 ガスケット
46 固定ねじ
48 ガス供給孔
50 ガス通路
52、54 ガス切替弁
52−1、54−1 弁体
52−2、54−2 弁駆動部
56 ガスケット
58 固定ネジ
60 オリフィス部材
62 ガスケット
60 Oリング
64 固定ねじ
66 熱源装置
68 燃焼部
70 給気ファン
72 ガバナ装置
74 狭隘通路
76 フランジ部
78 段部
80 チャンバ
82−1、82−2 弁座部
84−1、84−2、84−3 透孔
88 接続部材
90 ガバナ本体
92 ガス供給部材
94 Oリング
96−1 入側接続部
96−2 出側接続部
98、100 固定ねじ
102 接続部
104 ガス通路
106 管路
108−1 メインバルブ
108−2 オペレーションバルブ
110 背圧パイプ
112 サーボガバナ
114 メインダイヤフラム
116 メイン弁体
118 ダイヤフラム
120 サーボ弁体
122 制御部
124 プロセッサ
126 メモリ部
128 入出力部(I/O)
130 モーター駆動部
131 ファンモーター
132 モーター駆動部
134 給湯装置
136 熱交換部
138 ガス供給管
140 開閉弁
142 バーナー
144−1 第1の熱交換器
144−2 第2の熱交換器
146 給水管
148 連結管部
150 給湯管
152 バイパス管
154−1 給水弁
154−2 バイパス弁
156−1、156−2、156−3 温度センサー
158 排気部
160 ドレン受け部
162 ドレン排出孔

Claims (6)

  1. 給気により燃料ガスを引き込み該燃料ガスと前記給気を混合させる混合部と、
    前記混合部に流れる前記給気に負荷を付与し、この負荷を切り替える給気調節部と、
    前記燃料ガスを通過させる異なる開口径を有する第1ないし第3の開口部を有するガス切替板と、常開の前記第1の開口部よりも開口径が大きく設定された前記第2の開口部および前記第3の開口部を開閉する切替弁とを備え、該切替弁によって前記第2の開口部と前記第3の開口部を開閉し、前記第1の開口部のみ、または、前記第1の開口部とともに前記第2の開口部と前記第3の開口部のいずれかまたは双方に前記燃料ガスを通過させることで前記混合部に供給する前記燃料ガスのガス量を切り替えるガス切替部と、
    を備えることを特徴とする予混合装置。
  2. 前記給気調節部は、前記給気を流す気筒部に調節弁を備え、該調節弁の弁体の角度の変更により前記給気に作用する前記負荷を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の予混合装置。
  3. さらに、前記ガス切替部に供給する前記燃料ガスを大気圧または大気圧と同等圧力に調整するガス圧調整手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の予混合装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載された予混合装置と、
    前記予混合装置で形成される混合気を燃焼させる燃焼部と、
    前記予混合装置から前記混合気を前記燃焼部に供給する給気ファンと、
    を備えることを特徴とする熱源装置。
  5. さらに、前記給気調整部による前記負荷の切り替えと前記給気ファンの回転数とに応じて、前記ガス切替部に前記第2の開口部と前記第3の開口部のいずれかまたは双方を開状態または閉状態にさせることで、前記給気ファンの回転数に応じた前記混合気の燃焼量に調整する制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の熱源装置
  6. 請求項4または請求項5に記載の熱源装置と、
    前記熱源装置の燃焼部で生じた燃焼排気の熱を給水に熱交換し、前記給水を加熱する熱交換部と、
    を備えることを特徴とする給湯装置。
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