JP6571445B2 - 予混合装置および熱源装置 - Google Patents

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Description

本発明はたとえば、燃料ガスに空気などの気体を混合する混合ガスの生成技術に関する。
熱源に燃料ガスの燃焼熱を用いる熱源装置には予混合方式のガスバーナーが用いられる。このガスバーナーにはメタルニットバーナーなどが知られている。この種のガスバーナーでは燃料ガスに空気を予め混合して混合ガスを生成する予混合装置が用いられる。
このような予混合装置に関し、空気供給路内に空気量を調整する弁を備えるとともに、空気抵抗の切替えを行う切替手段を備え、弁による空気量調整に応じて弁に対する通気抵抗の切替えを行うことが知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2014−215007号公報
ところで、燃料ガスの供給に対して燃焼用空気の供給には吸気ファンが用いられる。空気供給量は吸気ファンの回転によって調節できる。また、バーナーの燃焼量は燃料ガス量に比例し、この燃料ガス量の調節には燃料比例弁を用いればよい。
しかしながら、メタルニットバーナーなどのガスバーナーでは、予め燃料ガスに空気を混合させた混合ガスが用いられる。このような予混合方式のガスバーナーでは、空気供給量と燃料ガス供給量を別個に調節して混合ガスを生成することは困難であるし、燃料ガスや空気量の調節範囲が狭くなるという課題がある。
要求燃焼量に対して空気量や燃焼ガス量を得て、これらの混合ガスの生成には、予混合装置の構造が複雑になるという課題がある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、要求される燃焼量に必要な混合ガスを生成し、燃料ガス供給量の制御性を高めることにある。
上記目的を達成するため、本発明の予混合装置の一側面によれば、バーナーに供給する混合ガスを生成する予混合装置であって、燃料ガス通路から供給される燃料ガスを溜めるチャンバと、前記チャンバの前記燃料ガスを流出させる空隙部を有し、該空隙部から流出させた前記燃料ガスを空気流に混合させるベンチュリー部と、前記ベンチュリー部に流入する空気量を調節する第1の弁と、前記チャンバに流れる前記燃料ガスの量を調節する第2の弁と、前記第1の弁および前記第2の弁を連動させる連動機構と、を備え、該連動機構は、中空内に形成されているガス通路に前記燃料ガスを流すとともに一端に接続した駆動源からの駆動力により回動して他端に設置された前記第1の弁を回動させる部を備えればよい。
上記予混合装置において、さらに、前記ベンチュリー部に前記空気流を生じさせ、前記ベンチュリー部から混合ガスを撹拌して流出させる吸気手段を備えてよい。
上記予混合装置において、さらに、さらに、前記軸部を回動可能に支持し、前記ガス通路と連通する連通部で前記第2の弁を構成する軸受け部とを備え、前記軸部の回動角度により前記第1の弁および前記第2の弁の通路面積を連動して調節可能にし
てよい。
上記予混合装置において、さらに、前記軸部は前記ガス通路の前記チャンバ側に開口されたポート部を備え、前記第2の弁は、前記軸受け部にガス種に応じて位置を異ならせた前記連通孔部を備え、前記軸部の回動により前記ポート部と連通する前記連通孔部を選択して前記チャンバに供給する前記ガス種を変更可能にしてよい。
上記予混合装置において、さらに、少なくとも前記チャンバ、前記ベンチュリー部が内部に形成されている本体部と、前記本体部の側面から前記第1の弁が接続された前記軸部が挿入可能に開口されている窓部とを備えてよい。

上記目的を達成するため、本発明の熱源装置の一側面によれば、混合ガスを燃焼させるバーナーと、前記バーナーに前記混合ガスを供給する既述の予混合装置と、前記バーナーの燃焼排気と被加熱流体とを熱交換する熱交換器とを備えればよい。
上記熱源装置において、前記バーナーの燃焼排気と被加熱流体と熱交換する第1の熱交換器と、前記第1の熱交換器を通過前の前記被加熱流体と、前記熱交換器を通過した前記燃焼排気とを熱交換する第2の熱交換器とを備えてよい。
上記熱源装置において、さらに、前記熱交換器で熱交換された前記被加熱流体と他系統の被加熱流体とを熱交換する他系統熱交換器とを備えてよい。
上記熱源装置において、前記バーナーを設置する筐体と、前記バーナーで生じる燃焼火炎を重力方向に生じさせ、前記熱交換器に生じたドレンを前記筐体の底部側で受けるドレン受けを備えてよい。
上記熱源装置において、前記熱交換器に前記被加熱流体を循環させる第1の循環路と、放熱負荷に前記被加熱流体を循環させる第2の循環路と、前記第2の循環路から分岐された分岐路を流れる前記被加熱流体、または前記第1の循環路を流れる前記被加熱流体を前記第2の循環路に流入させる切替部を備えてよい。
上記熱源装置において、さらに、前記他系統熱交換器で加熱された前記被加熱流体に他系統の前記他系統熱交換器で熱交換前の被加熱流体を流すバイパス路を備えてよい。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) 要求される燃焼量に必要な混合ガスを生成でき、混合ガスにおける空気量と燃料ガス量の調節機能および調節範囲を拡大することができる。
(2) ベンチュリー部に流れる空気流に燃料ガスを流入させて混合し、必要な空燃比に混合ガスを調整することができる。
(3) ベンチュリー部では口径差により加圧および減圧を受け、空気流と燃料ガスとの混合を促進でき、燃料ガスおよび空気からなる一様な混合状態の混合ガスを生成することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る予混合装置を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る予混合装置の一例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る予混合装置を示す図である。 装置本体および弁機構部を示す斜視図である。 オリフィス部材の角度を180度だけ異ならせて弁機構部を示す分解斜視図である。 最大の空気量および燃料ガス量の調節動作を説明するための図である。 最小の空気量および燃料ガス量の調節動作を説明するための図である。 図8のAはファン回転をパラメータとした弁の角度および空気量の関係を示す図、図8のBはファン回転をパラメータとした弁の角度と燃料ガス量の関係を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る給湯装置を示す図である。 給湯装置の制御部の一例を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
図1のAは、第1の実施の形態に係る予混合装置を示している。図1のAに示す構成は一例であり、係る構成に本発明の予混合装置が限定されるものではない。
この予混合装置2−1には、装置本体4、ベンチュリー部6およびチャンバ8が備えられる。この予混合装置2−1において、Gは燃料ガスであり、NAガス、LPガスの何れでもよい。Arは空気または空気流、Mは混合ガスであり、一例として燃料ガスGと空気Arが混合された気体である。
装置本体4はたとえば、金属などの耐熱性材料で一体成形などにより形成される。ベンチュリー部6には第1および第2の通路部6−1、6−2が備えられ、通路部6−1と通路部6−2の間に空隙部10が備えられる。通路部6−1は、通路部6−2と装置本体4と別体に構成されて着脱可能としてもよいし、また、一体に形成されてもよい。通路部6−2は、合成樹脂の成型体であってもよい。
通路部6−1はたとえば、円錐状の空気通路である。この例では、空気Arを取り込む入口側の口径が径大とされ、出口側(通路部6−2側)の口径が径小とされている。したがって、この通路部6−1には径大な口径から径小化する通路部6−11と、径小化した同径の通路部6−12を備える。
通路部6−2は、通路部6−1に連続的に配置されたたとえば、円錐状の混合ガス生成通路である。この例では、入口側(通路部6−1側)の口径が径小、出口側の口径が径大化された円錐状の通路部である。したがって、この通路部6−2には径小な口径から径大化する通路部6−21と、径大化した同径の通路部6−22を備える。この開口端側には図示しない吸気手段が設置され、これにより、通路部6−1から通路部6−2に向かって流れる空気流Arを生じる。
空隙部10は、通路部6−1の終端と通路部6−2の始端との間に形成され、空気流Arを周回する形態である。この例では、通路部6−1の終端側が通路部6−2の始端側に挿入されて、空隙部10が形成されている。つまり、通路部6−1の終端側外壁部と通路部6−2の始端側内壁部との間隔部で空隙部10が形成されている。
チャンバ8は、通路部6−1および通路部6−2の周囲に形成され、燃料ガス通路12から供給される燃料ガスGを溜める空間部である。燃料ガス通路12は、この例では装置本体4に一体に形成されているが、装置本体4と別個に構成される管路であってよい。この燃料ガス通路12は、空隙部10の燃料ガスGの流出位置と異なる位置に形成されている。
斯かる構成によれば、通路部6−1の開口端から通路部6−2に向かう空気流Arと、チャンバ8の燃料ガスGを空隙部10から通路部6−2に流出させれば、空気流Arを包囲して燃料ガスGが合流する。これにより、通路部6−2では、空気Arに燃料ガスGが混じり合い、混合ガスMが形成される。
この予混合装置2では図1のBに示すように、通路部6−1の入口側口径をφ1、出口側口径をφ2、通路部6−2の入口側口径をφ3、出口側口径をφ4とすれば、これらの大小関係は次の通りとなる。
φ2<φ1 ・・・(1)
φ2<φ3 ・・・(2)
φ3<φ4≧φ1 ・・・(3)
通路部6−11の長さをL1、通路部6−12の長さをL2とすれば、L1 >L2の大小関係である。通路部6−21の長さをL3、通路部6−22の長さをL4とすれば、L3>L4の大小関係である。
これら、通路部6−11、6−12、6−21、6−22の長さL1 、L2、L3、L4の大小関係は、L1=L3、L1≠L3(L1<L3、L1>L3)の何れでもよい。また、L2=L4、L2≠L4(L2<L4、L2>L4)の何れでもよい。
通路部6−11の空気流Arに作用する吸気圧を一定とすれば、入口側口径φ1から出口側口径φ2に狭まった口径差分をΔφ12とすれば、口径差分Δφ12は、
Δφ12=φ1−φ2 ・・・(4)
となる。この口径差分Δφ12だけ空気流Arが通路部6−12の出口側で加圧状態となる。
次に、通路部6−12の出口側口径φ2から通路部6−21の入口側口径φ3に広がった口径差分をΔφ23とすれば、口径差分Δφ23は、
Δφ23=φ3−φ2 ・・・(5)
となる。この口径差分Δφ23だけ空気流Arが通路部6−12の出口側から通路部6−21の入口側に至る過程で低圧状態となる。つまり、空気流Arを周回する空隙部10は、この低圧状態下におかれ、この空隙部10から空気流Arに対する燃料ガスGの流出が促進される。
次に、通路部6−21の入口側口径φ3から通路部6−22の出口側口径φ4に広がった口径差分をΔφ34とすれば、口径差分Δφ34は、
Δφ34=φ4−φ3 ・・・(6)
となる。この口径差分Δφ34で空気流Arおよび燃料ガスGは加圧状態から低圧状態に推移し、両者の混合が促進される。このような生成過程により、混合ガスMが生成される。
<第1の実施の形態の効果>
この予混合装置2によれば、次のような効果が得られる。
(1) 通路部6−1から通路部6−2に空気流Arが流れ込み、この空気流Arの周囲部から燃料ガスGが流れ込んで空気流Arに合流して混じりあい、混合ガスMが形成される。
(2) 通路部6−1から通路部6−2に流れ込む空気流Arは、通路部6−11から6−12の口径の径小化により加圧状態になり、通路部6−2では通路部6−12の加圧状態から徐々に通路部6−21で低圧状態となる。燃料ガスGは、通路部6−1と通路部6−2の境目にある空隙部10から空気流Arに合流する。通路部6−12から通路部6−21の口径差による開放状態となり、空気流Arに燃料ガスGが混じり込む。これにより、燃料ガスGと空気Arとの混合が促進し、一様な混合状態が生成される。
(3) 通路部6−2の通路部6−21は、通路部6−1の最小口径部である通路部6−12より、口径が大きく、この部位で燃料ガスGが効率良く、空気Arに流れ込む。空気Arおよび燃料ガスGは、空気流Arの流速と通路部6−2の口径差による加圧変化を受け、燃料ガスGと空気Arとの混合が得られる。
(4) 燃料ガスGの導入経路である燃料ガス通路12は空隙部10と異なる位置に配置されているので、チャンバ8に滞留させた燃料ガスGを空隙部10から通路部6−2に燃料ガス通路12からの影響を受けることなく流出させることができる。
〔第2の実施の形態〕
図2は、第2の実施の形態に係る予混合装置を示している。図2において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
この予混合装置2−2では図2に示すように、ベンチュリー部6の通路部6−1に第1の弁として空気調節弁(以下単に「弁」と称する)16−1が備えられ、燃料ガス通路12に第2の弁として燃料ガス調節弁(以下単に「弁」と称する)16−2が備えられる。弁16−1は、ベンチュリー部6に流れる空気量、空気流Arに対する空気抵抗の調節に用いられる。この弁16−1にはたとえば、バタフライ弁を用いればよい。弁16−2は燃料ガス通路12に流れる燃料ガス量の調節に用いられる。
これら弁16−1、16−2は連動機構18に連結されて、両者の開度が連動機構18によって連動して開閉される。この連動機構18には一例として駆動部20が連結されている。駆動部20は、電力によって駆動するたとえば、モータなどの駆動源であってよい。駆動部20はコンピュータなどからなる制御部22によって制御されている。
ベンチュリー部6の出口側には吸気手段の一例として吸気ファン24が備えられる。この吸気ファン24の駆動部26は、電力によって駆動するたとえば、モータなどの駆動源であってよい。この駆動部26は制御部22によって制御される。
斯かる構成によれば、吸気ファン24の制御による空気流Arの制御とともに、弁16−1による空気量の調節に併せて燃料ガス量を同時に連動して調節可能である。これにより、燃料ガスGに対する空気量の比率など、空燃比や空気比を所望の値に調節できる。
<第2の実施の形態の効果>
第1の実施の形態と同様の効果に加え、次のような効果が得られる。
(1) 連動機構18により弁16−1および弁16−2の開度を調節でき、燃料ガス量と空気量を同時に連動調節することができる。
(2) 空気量と燃料ガス量が同時に一定の比率で調節でき、混合ガスMは安定した空燃比を維持することができる。
(3) 吸気フアン24の回転を制御することにより、空気量を加減することができ、吸気ファン24の回転数制御と弁16−1および弁16−2の開度とを制御部22で制御することができる。
(4) 加圧、減圧および流速変化を伴う空気流Arおよび燃料ガスGの混合形態に加え、空気ファン24には燃料ガスGとともに空気流Arが流れ込んで撹拌され、燃料ガスGと空気流Arの混合状態をより促進させることができる。
図3は、本発明の第1の実施例に係る予混合装置を示している。図3において、図1または図2と同一部分には同一符号を付してある。
この予混合装置2−3には前記実施の形態と同様に、装置本体4、ベンチュリー部6、チャンバ8、空隙部10、燃料ガス通路12、第1の弁16−1および第2の弁16−2の一例として、弁16−21(図4および図5のA)、弁16−22(図5のB)が備えられる。
ベンチュリー部6の通路部6−1側にはたとえば、空気導入ガイド34が連結され、吸気ファン24の回転により外気から空気Arが導入される。この空気Arの空気量は弁16−1の開度(つまり、角度)によって調節される。
チャンバ8には燃料ガス通路12から燃料ガスGが導入される。この燃料ガス通路12には燃料ガス管38が連結されている。この燃料ガス管38から供給される燃料ガスGがチャンバ8に導入される。燃料ガス通路12には弁16−21(16−22)が備えられ、この弁16−21(16−22)は弁16−1と連動機構18により連動する。この連動機構18にはオリフィス調節モータ(以下単に「モータ」と称する)40の回転軸42が連結されている。モータ40は、駆動部20の一例である。このモータ40にはたとえば、ステッピングモータを用いればよい。
チャンバ8に導入された燃料ガスGは空隙部10からベンチュリー部6に流入し、ベンチュリー部6に流れている空気流Arと合流し、空気Arと燃料ガスGが混合されて混合ガスMが生成される。
吸気ファン24にはたとえば、シロッコファンが用いられている。この吸気ファン24は吸気ファン筐体部44に内蔵されている。この吸気ファン筐体部44は装置本体4と燃焼室46との間に設置され、吸気ファン24にはファンモータ48が連結されている。吸気ファン24はファンモータ48により回転し、ベンチュリー部6側を上流側として燃焼室46に向かう吸気を生じさせる。これにより、空気Arの空気流に燃料ガスGを混合し、その混合ガスMが吸気ファン筐体部44側から混合ガス通路50を通して燃焼室46に導入される。
<装置本体4および弁機構部52>
図4は、予混合装置2−3の装置本体4および弁機構部52を示している。図4において、図3と同一部分には同一符号を付してある。
装置本体4は、空気通路筐体部54を備え、この空気通路筐体部54の開口端側にフランジ部56を備えてベンチュリー部6の通路部6−2が着脱可能である。
空気通路筐体部54の側面部には弁機構部52を支持する弁機構支持部60が備えられ、この弁機構支持部60にはチャンバ8に通ずる窓部62が形成されている。この窓部62はたとえば、円形である。この窓部62の内側には弁機構部52の支持に用いられる支持段部64が形成されている。
弁機構部52には調節軸66と、この調節軸66を支持する軸受け部としてのオリフィス部材68とが備えられる。調節軸66の装置本体4に挿入される端部には一対のアタッチメント70が備えられ、このアタッチメント70に弁16−1が挟み込まれ、固定ねじ72で固定されている。弁16−1はたとえば、バタフライ弁であり、ベンチュリー部6の通路部6−11の内形状および口径に対応した円盤である。
弁16−21(16−22)のオリフィス部材68にはフランジ部74および筒部76が備えられる。フランジ部74が窓部62の支持段部64に当てられて固定ねじ78により固定される。これにより、オリフィス部材68は装置本体4と一体化される。
筒部76にはガス種によって位置を異ならせた第1のオリフィス80−11、80−12、第2のオリフィス80−21、80−22(図5のB)が形成されている。これらオリフィス80−11、80−12、80−21、80−22は、チャンバ8に連通させた連通孔部の一例である。
このオリフィス部材68に支持された調節軸66の端部にはモータ40の回転軸42が固定される。これにより、モータ40の回転力が調節軸66に伝えられ、調節軸66の角度により弁16−1、16−21または16−22の開口角度を調節できる。調節軸66の中間部には、弁機構支持部60に係合する係合溝67−1、67−2(図5)が調節軸66の周回方向に形成されている。係合溝67−1、67−2は、調節軸66の角度調節範囲を規制する。
図5のAは、弁機構部52を分解し、弁16−21側を示している。図5のAにおいて、図4と同一部分には同一符号を付してある。
調節軸66には燃料ガス通路12から燃料ガスGが導入されるガス導入路84が形成され、このガス導入路84(図6)には、燃料ガス通路12側に開放された第1のポート86−11、86−12とたとえば、オリフィス80−11、80−12(またはオリフィス80−21、80−22)側に第2のポート86−2が備えられる。つまり、ポート86−11、86−12から導入された燃料ガスGはガス導入路84を経てポート86−2側に導かれる。
そして、ポート86−2の位置は筒部76のオリフィス80−11、80−12の位置と合致しており、調節軸66の回動によりオリフィス80−11、80−12の開度がポート86−2の位置によって調節される。つまり、ポート86−2がオリフィス80に合致位置では燃料ガスGがオリフィス80−11、80−12から充分にチャンバ8側に流出するのに対し、両者が不一致位置では燃料ガスGの流出が妨げられる関係にある。そして、このような弁16−21が弁16−1と連動し、燃料ガスGの流出量が変化し、空燃比を調節できる。
図5のBは、弁機構部52を分解し、オリフィス部材68の角度を図5のAとは180度だけ異ならせて弁16−22側を示している。図5のBにおいて、図4と同一部分には同一符号を付してある。
オリフィス部材68は単一の部材を以てたとえば、NAガス用のオリフィス80−11、80−12が回転角0°ないし90°の範囲に形成され、たとえば、LPガス用のオリフィス80−21、80−22が回転角180°ないし270°の範囲に形成されている。つまり、開口形状が異なるオリフィス80−11、80−12と、オリフィス80−21、80−22は互いに90°の間隔を設けて形成されており、角度0°ないし90°の範囲でたとえば、NAガス用に対応し、角度180°ないし270°の範囲でたとえば、LPガス用に対応することができ、調節軸66の調節角度範囲を選択して対応するガス種を選択可能である。
<混合ガスMの空気量および燃料ガス量の調節>
図6のA、BおよびCに示すように、弁16−1を空気流Arと同方向とした場合、弁16−1の開口面積は最大となる。この弁16−1と調節軸66で連動する弁16−2のオリフィス80−11、80−12の開口面積も最大となる。
また、図7のA、BおよびCに示すように、弁16−1を空気流Arと直交方向とした場合、弁16−1の開口面積は最小となる。この弁16−1と調節軸66で連動する弁16−21のオリフィス80−11、80−12の開口面積も最小となる。
このように、弁16−1の開口面積を最大から最小、最小から最大に連続的に調節でき、これに連動して弁16−21のオリフィス80−11、80−12の開口面積も最大から最小、最小から最大に調節できる。
この例では、弁16−21側での燃料ガス量の調整を示しているが、調節軸66を既述の位置から180度だけ変位させることにより、空気量の調節とともに、弁16−22のオリフィス80−21、80−22の開口面積を最大から最小、最小から最大に調節できる。
<ファン回転をパラメータとした弁16−1の開度と空気量の関係>
図8のAは、ファン回転をパラメータとした弁16−1の角度θおよび空気量の関係を示している。
吸気ファン24の回転Nfを最小(Nf=Nmin)とし、弁16−1の角度θ=0ないし90〔度〕を変化させると、図8のAのA1に示すように、角度θに応じて比例的に増加する。
吸気ファン24の回転Nfを最大(Nf=Nmax)とし、弁16−1の角度θ=0ないし90〔度〕を変化させると、図8のAのA2に示すように、角度θに応じて比例的に増加するが、増加傾向が回転Nf=Nminより急峻になる。
<ファン回転をパラメータとした弁16−2の開度およびガス量の関係>
図8のBは、ファン回転をパラメータとした弁16−2の角度θおよびガス量の関係を示している。
吸気ファン24の回転Nfを最小(Nf=Nmin)とし、弁16−2の角度θ=0ないし90〔度〕を変化させると、図8のBのG1に示すように、角度θに応じて比例的に増加する。
吸気ファン24の回転Nfを最大(Nf=Nmax)とし、弁16−2の角度θ=0ないし90〔度〕を変化させると、図8のBのG2に示すように、角度θに応じて比例的に増加するが、増加傾向が回転Nf=Nminより急峻になる。
<第1の実施例の効果>
(1) 吸気ファン24にはたとえば、バタフライ弁を用いてファン回転数の調節範囲以上の空気供給量の調節を実現できる。たとえば、空気量はファン回転数小からファン回転数大まで、たとえば、弁16−1の全閉でファン回転数の最小から最大、弁16−1の弁全開でファン回転数最小からファン回転数の最大までの種々の組合せによる調節状態を実現でき、低レベルの燃焼から高レベルの燃焼までの幅広い燃焼能力を制御することができる。
(2) 弁16−1、16−2は連動機構18を用いて連動させ、燃料ガス量の調節と同時に、たとえば、バタフライ弁によってベンチュリー部6の開放面積を最小から最大まで調節して空気量を燃料ガス量に対応させることができる。
(3) 空気流Arおよび燃料ガスGの混合ガスMが空気ファン24は、吸気ファン24の回転による吸気機能により導かれて吸気ファン24を通過し、吸気ファン24のファンにより撹拌が進行し、撹拌状態が高められた混合ガスMを生成でき、燃焼室46に供給することができる。
(4) 要求される燃焼量により弁16−1の開口面積が弁16−1の角度によって決定され、これに対応した空気比を所定値とする弁16−1の開口角度を考慮したファンモータ48の回転数を決定することができる。
(5) 燃焼開始後のフィードバックにより燃焼ガス量の調節として弁16−1の開口面積の増減を行い、それに見合ったファンモータ48の回転数Nの調節を行うことができる。
(6) 単一のオリフィス部材68にはたとえば、2種類のガス種に対応する第1のオリフィス80−11、80−12と第2のオリフィス80−21、80−22とを形成し、角度範囲によって両者を選択的に切り替え、たとえば、回動範囲0°〜90°で第1のオリフィス80−11、80−12によるスリットパターンに制御し、回動範囲180°〜270°で第2のオリフィス80−21、80−22によるスリットパターンに制御できる。これにより、複数のオリフィス部材の選択が不要であり、交換による調節軸66との整合状態を考慮しなければならないという不都合を回避できる。
(7) 弁16−1、16−2を同一軸である調節軸66上に設置しているので、両者を同時に調節でき、より大きなターンダウンを取ることができる。ベンチュリー部6ではベンチュリー管による混合ガス生成機能を充分に生かすことができる上、従来1:3〜4程度であったターンダウンを1:15まで拡大できる。しかも、オリフィス80のガス種毎の選択が可能である。上記の通り、ガス種切替えの簡易化とともに安全性を高めることができる。
(8) ベンチュリ管による混合ガスの生成に関し、混合ガス量は、ファン回転数に追従させて調節できるが、ターンダウンはファン回転数の制御範囲に制限されている。ところで、暖房器や給湯器でのファン回転数は一例として2000〜7000〔rpm〕程度であり、これに対応するターンダウンは1:3〜4程度が限界であり、これ以上のターンダウンは困難であった。しかも、ガス種切替を行う際に、ガス回路を開くことはガス漏れを引き起こすというリスクが伴う。上記実施例ではこれらの不都合を回避した予混合装置および給湯装置を提供できる。
(9) 調節軸66を中心にガス導入路84が形成され、ガス種の切替えは調節軸66の角度によって調節できる。実施例では一方向にオリフィス80を形成し、ガス導入路84に負荷を与えて、ガス量の調節を行っているが、これに限定されるものではない。ガスの吹き出し方向を2方向としてオリフィス80のスリットパターンを変更でき、これによりガス供給量の調節幅を拡大することができる。
(10) 一例として、弁16−2では調節軸66を角度0°では約1:4程度のターンダウンが取れるのに対し、これに、燃料ガス量、空気量調節を加え、約1:15までのターンダウンを取ることができる。
(11) ベンチュリー部6では、空気流Arを周回する全周方向から燃料ガスGを流出させて混合するので、空気Arに対する燃料ガスGの混合性能、混合ガスMの生成機能を高めることができる。
(12) 第1のオリフィス80−11、80−12および第2のオリフィス80−21、80−22を互いに中心角180°だけ異ならせた対応位置に形成されているので、調節軸66を反転させた状態でガス種を選択でき、非選択のオリフィスは閉止状態となるので、選択中のガス種に対して異なるガス種のオリフィスが開くといった不都合はない。
図9は、本発明の第2の実施例に係る給湯装置を示している。図9において、図3と同一部分には同一符号を付してある。
この給湯装置90は熱源装置の一例であり、給湯機能および暖房機能を備える。暖房機能では、循環する熱媒mを用いる。この熱媒mにはたとえば、温水を利用すればよい。
この給湯装置90には既述の燃焼室46が備えられる。この燃焼室46の上部には実施例1の予混合装置2−3(図3)が設置され、予混合装置2−3から混合ガスMが供給される。燃焼室46には上部側からバーナー92、第1の熱交換器94−1および第2の熱交換器94−2が備えられ、底部にドレン受け部96および排気部98が備えられる。
バーナー92はたとえば、メタルニットバーナーである。このバーナー92には背面側より予混合装置2−3から混合ガスMが供給される。混合ガスMの吸気および排気部98からの排気により、バーナー92の燃焼火炎は熱交換器94−1に向かって垂下状態に形成される。熱交換器94−1では燃焼排気EGの顕熱を熱媒mに熱交換し、熱交換器94−2では熱交換器94−1を通過した燃焼排気EGの潜熱を熱媒mに熱交換する。
この給湯装置90には、熱媒mを循環させる循環路100における第1の循環路として給湯側循環路100−1と、第2の循環路として暖房側循環路100−2が含まれる。給湯側循環路100−1は、循環ポンプ102、熱交換器94−2、熱交換器94−1、切替弁104、第3の熱交換器106を経て熱媒mを循環させる経路である。暖房側循環路100−2は、暖房器108、ポンプ102、切替弁104を経て暖房器108に熱媒mを循環する経路、または暖房器108、ポンプ102、熱交換器94−2、熱交換器94−1、切替弁104を経て暖房器108に熱媒mを循環させる経路の双方を含む。暖房器108はたとえば、コンベクターである。
熱交換器106は熱媒mの熱を給水Wに熱交換する。給水Wは給水路110−1から供給され、熱交換器106を循環した後、温水HWが給湯路110−2から取り出される。給水路110−1には給水バルブ112−1および給水センサー114が備えられている。温水HWの量は給水バルブ112−1によって調節できる。給水センサー114は給水の有無および給水量を検出する。
給水路110−1と給湯路110−2の間には給水Wを給湯路110−2側に流すバイパス路110−3が備えられ、このバイパス路110−3にはバイパス弁112−2が備えられる。バイパス弁112−2の開度によってバイパス路110−3から温水HWに流し込む給水量が調整される。これにより、温水HWの温度が調整される。
循環路100には補給路100−3が備えられ、自動弁112−3の開閉により熱媒mが補給可能である。
予混合装置2−3には空気導入ガイド34を通して空気Arが吸気される一方、燃料ガス管38を通して燃料ガスGが供給される。燃料ガス管38にはガス弁112−4が備えられ、燃料ガスGの供給量が調節可能である。
<給湯装置90の制御部22>
図10は、制御部22の一例を示している。この制御部22は、コンピュータで構成され、プロセッサ116、メモリ部118および入出力部(I/O)120が備えられる。
プロセッサ116はメモリ部118にあるプログラムを実行し、熱媒mの加熱制御、給湯制御、予混合装置2−3の制御など、各種の制御を行う。
メモリ部118はハードディスク装置や半導体メモリなどで構成される記録媒体であり、ROM(Read-Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory )、RAM(Random-Access Memory)を備える。ROMにはプログラムなどが格納され、EEPROMには各種の制御データなどが格納される。RAMは情報処理の実行エリアに用いられる。
I/O120には弁機構部52の駆動部20、吸気ファン24の駆動部26、各種の機能部、センサー部が接続され、制御出力の取り出しやセンサー入力を受ける。
<第2の実施例の効果>
第2の実施例では、第1の実施例の効果に加え、以下の効果が得られる。
(1) バーナー92にはたとえば、メタルニットバーナーは使用され、このバーナー92に供給する混合ガスMを予め作成して所望の空燃比を持つ混合ガスMを提供できる。
(2) 混合ガスMの空燃比などの調節機能が高められているので、給湯装置90の給湯制御機能を高めることができ、安定した混合ガス燃焼を実現できる。
(3) バーナー92の燃焼量は燃料ガス量に比例するが、供給される燃料ガス量はガス比例弁を用いず、連動する弁16−1、16−2を回動して開口面積を調節して燃焼ガス量を加減することができる。
(4) ガス種の選択に対し、部品交換をする手数がなく、利便性の高い給湯装置90を実現できる。
〔他の実施の形態〕
a) 上記実施例では暖房機能を備える給湯装置を例示したが、本発明は、暖房機能を持たない手給湯装置などの熱源装置に利用できる。
b)実施例2では、バーナー92の燃焼火炎を下方に形成する形態としたが、燃焼火炎を上方向に形成するバーナーを用いてもよい。
c)上記実施形態では、燃料ガスに混合する空気流Arを例示しているが、空気には酸素以外の他の気体が含まれることはいうまでもない。
d)上記実施形態では、ベンチュリー部6の通路部6−1と通路部6−2の境界部つまりその狭隘口径部側に空隙部10を設置しているが、ベンチュリー部6の通路部6−1側に空隙部10を設置してもよい。また、空隙部10の形成箇所は、空気流Arの流れ方向の数か所に設置し、空気流Arに対して燃料ガスGの流入位置を2以上の箇所としてもよい。
e)上記実施形態では、吸気ファン24がベンチュリー部6の外部に設置されているが、ベンチュリー部6のたとえば通路部6−2に設置されてもよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、ベンチュリー部に流す空気量をたとえば、バタフライ弁で調節し、このバタフライ弁の調節軸に燃料ガス量を調節する弁を設け、チャンバから空隙部を通してベンチュリー部に流出させるガス量とバタフライ弁による空気量とを同時に調節でき、しかも、吸気ファンの回転数を併せて調節できるので、混合ガスのガス量、その空燃比の制御範囲を拡大でき、メタルニットバーナーなどの各種のバーナー燃焼に利用でき、給湯装置などの熱源装置に幅広く利用でき、有用である。
2−1、2−2、2−3 予混合装置
4 装置本体
6 ベンチュリー部
6−1、6−2、6−11、6−12、6−21、6−22 通路部
8 チャンバ
10 空隙部
12 燃料ガス通路
16−1 空気調節弁
16−2、16−21,16−22 燃料ガス調節弁
18 連動機構
20、26 駆動部
22 制御部
24 吸気ファン
34 空気導入ガイド
38 燃料ガス管
40 モータ
42 回転軸
44 吸気ファン筐体部
46 燃焼室
48 ファンモータ
50 混合ガス通路
52 弁機構部
54 空気通路筐体部
56 フランジ部
60 弁機構支持部
62 窓部
64 支持段部
66 調節軸
67−1,67−2 係合溝
68 オリフィス部材
70 アタッチメント
72 固定ねじ
74 フランジ部
76 筒部
78 固定ねじ
80−11、80−12 第1のオリフィス
80−21、80−22 第2のオリフィス
82 回転軸
84 ガス導入路
86−11、86−12 第1のポート
86−2 第2のポート
90 給湯装置
92 バーナー
94−1 第1の熱交換器
94−2 第2の熱交換器
96 ドレン受け部
98 排気部
100 循環路
100−1 給湯側循環路
100−2 暖房側循環路
100−3 補給路
102 循環ポンプ
104 切替弁
106 第3の熱交換器
108 暖房器
110−1 給水路
110−2 給湯路
110−3バイパス路
112−1 給水バルブ
112−2 バイパス弁
112−3 自動弁
112−4 ガス弁
114 給水センサー
116 プロセッサ
118 メモリ部
120 入出力部(I/O)

Claims (11)

  1. バーナーに供給する混合ガスを生成する予混合装置であって、
    燃料ガス通路から供給される燃料ガスを溜めるチャンバと、
    前記チャンバの前記燃料ガスを流出させる空隙部を有し、該空隙部から流出させた前記燃料ガスを空気流に混合させるベンチュリー部と、
    前記ベンチュリー部に流入する空気量を調節する第1の弁と、
    前記チャンバに流れる前記燃料ガスの量を調節する第2の弁と、
    前記第1の弁および前記第2の弁を連動させる連動機構と、
    を備え、前記連動機構は、中空内に形成されているガス通路に前記燃料ガスを流すとともに一端に接続した駆動源からの駆動力により回動して他端に設置された前記第1の弁を回動させる部を備え、前記空気量に対して前記燃料ガスの量を調節可能であることを特徴とする予混合装置。
  2. さらに、前記ベンチュリー部に前記空気流を生じさせ、前記ベンチュリー部から混合ガスを撹拌して流出させる吸気手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の予混合装置。
  3. さらに、前記軸部を回動可能に支持し、前記ガス通路と連通する連通部で前記第2の弁を構成する軸受け部と、
    を備え、前記軸部の回動角度により前記第1の弁および前記第2の弁の通路面積を連動して調節可能にしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の予混合装置。
  4. さらに、前記軸部は、前記ガス通路の前記チャンバ側に開口されたポート部を備え、
    前記第2の弁は、前記軸受け部にガス種に応じて位置を異ならせた前記連通孔部を備え、前記軸部の回動により前記ポート部と連通する前記連通孔部を選択して前記チャンバに供給する前記ガス種を変更可能にしたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかの請求項に記載の予混合装置。
  5. さらに、少なくとも前記チャンバ、前記ベンチュリー部が内部に形成されている本体部と、
    前記本体部の側面から前記第1の弁が接続された前記軸部が挿入可能に開口されている窓部と、
    を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかの請求項に記載の予混合装置。
  6. 混合ガスを燃焼させるバーナーと、
    前記バーナーに前記混合ガスを供給する請求項1ないし請求項のいずれかの請求項に記載の予混合装置と、
    前記バーナーの燃焼排気と被加熱流体とを熱交換する熱交換器と、
    を備える熱源装置。
  7. 前記バーナーの燃焼排気と被加熱流体と熱交換する第1の熱交換器と、
    前記第1の熱交換器を通過前の前記被加熱流体と、前記熱交換器を通過した前記燃焼排気とを熱交換する第2の熱交換器と、
    を備えることを特徴とする請求項に記載の熱源装置。
  8. さらに、前記熱交換器で熱交換された前記被加熱流体と他系統の被加熱流体とを熱交換する他系統熱交換器と、
    を備えることを特徴とする請求項または請求項に記載の熱源装置。
  9. さらに、前記バーナーを設置する筐体と、
    前記バーナーで生じる燃焼火炎を重力方向に生じさせ、前記熱交換器に生じたドレンを前記筐体の底部側で受けるドレン受けと、
    を備えることを特徴とする請求項ないし請求項のいずれかの請求項に記載の熱源装置。
  10. 前記熱交換器に前記被加熱流体を循環させる第1の循環路と、
    放熱負荷に前記被加熱流体を循環させる第2の循環路と、
    前記第2の循環路から分岐された分岐路を流れる前記被加熱流体、または前記第1の循環路を流れる前記被加熱流体を前記第2の循環路に流入させる切替部と、
    を備えることを特徴とする請求項ないし請求項のいずれかの請求項に記載の熱源装置。
  11. さらに、前記他系統熱交換器で加熱された前記被加熱流体に他系統の前記他系統熱交換器で熱交換前の被加熱流体を流すバイパス路と、
    を備えることを特徴とする請求項ないし請求項10のいずれかの請求項に記載の熱源装置。
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