JP6754172B2 - 内装材 - Google Patents
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Description
CH2=CR−C(=O)−[O−(CH2)5−CO]x−OH
(式中、Rは水素原子またはメチル基、xは1以上の整数を示す)
で表わされる化合物が用いられた粘着剤が提案されている(例えば、特許文献1の[0007]参照)。前記粘着剤は、5重量%程度の希薄なアルカリ水に可溶であり、耐水性、粘着力、凝集力およびタックに優れているとされている(例えば、特許文献1の[0020]参照)。
(1) 室内の内装に用いられる内装材であって、前記内装材が樹脂からなる基材で構成される内装材であり、当該内装材の一方表面に(メタ)アクリル系粘着剤からなる粘着剤層が形成されてなり、前記(メタ)アクリル系粘着剤が一般式(I):
で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレート、カルボキシル基含有モノマー、水酸基含有モノマー、アルキル(メタ)アクリレートを含有する単量体成分を溶液重合させてなるポリマーを含有し、前記単量体成分における前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートの含有率が0.5〜40質量%であり、前記カルボキシル基含有モノマーの含有率が1〜30質量%であり、前記水酸基含有モノマーの含有率が0.01〜5質量%であり、前記アルキル(メタ)アクリレートとして2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートおよびn−ブチル(メタ)アクリレートが用いられ、単量体成分における2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートの含有率が51〜77.9質量%であることを特徴とする内装材、
(2) 前記カルボキシル基含有モノマーが(メタ)アクリル酸である前記(1)に記載の内装材、
(3) 前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートと前記(メタ)アクリル酸との質量比〔アルコキシアルキル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸〕が0.1〜60である前記(2)に記載の内装材、
(4) イソシアネート基含有架橋剤をさらに含有する前記(1)〜(3)のいずれかに記載の内装材、
(5) 室内の内装に用いられる内装材用の粘着剤であって、前記内装材が樹脂からなる基材で構成される内装材であり、前記粘着剤が前記一般式(I)で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレート、カルボキシル基含有モノマー、水酸基含有モノマー、アルキル(メタ)アクリレートを含有する単量体成分を溶液重合させてなるポリマーを含有し、前記単量体成分における前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートの含有率が0.5〜40質量%であり、前記カルボキシル基含有モノマーの含有率が1〜30質量%であり、前記水酸基含有モノマーの含有率が0.01〜5質量%であり、前記アルキル(メタ)アクリレートとして2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートおよびn−ブチル(メタ)アクリレートが用いられ、単量体成分における2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートの含有率が51〜77.9質量%であることを特徴とする内装材用粘着剤、
(6) 前記カルボキシル基含有モノマーが(メタ)アクリル酸である前記(5)に記載の内装材用粘着剤、
(7) 前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートと前記(メタ)アクリル酸との質量比〔アルコキシアルキル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸〕が0.1〜60である前記(6)に記載の内装材用粘着剤、
(8) イソシアネート基含有架橋剤をさらに含有する前記(5)〜(7)のいずれかに記載の内装材用粘着剤、および
(9) 前記(5)〜(8)のいずれかに記載の内装材用粘着剤からなる粘着剤層が形成されていることを特徴とする内装材用粘着シート
に関する。
で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレート、カルボキシル基含有モノマー、水酸基含有モノマーおよびアルキル(メタ)アクリレートを含有する単量体成分を重合させることによって得られるポリマーを含有することを特徴とする。
1/Tg=Σ(Wm/Tgm)/100
〔式中、Wmは重合体を構成する単量体成分における単量体mの含有率(重量%)、Tgmは単量体mの単独重合体のガラス転移温度(絶対温度:K)を示す〕
で表されるフォックス(Fox)の式に基づいて求められた温度を意味する。
1/Tg=W1/Tg1+W2/Tg2+W3/Tg3+・・・・+Wn/Tgn (I)
〔式中、Tgは、求めようとしている(メタ)アクリル系ポリマーのガラス転移温度(K)、W1、W2、W3・・・・Wnは、それぞれ各単量体の質量分率、Tg1、Tg2、Tg3・・・・Tgnは、それぞれ各単量体の質量分率に対応する単量体からなる単独重合体のガラス転移温度(K)を示す〕
で表されるフォックス(Fox)の式に基づいて求めることができる。
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部(質量部、以下同じ)、2−エチルヘキシルアクリレート75.9部、n−ブチルアクリレート4部、2−メトキシメチルアクリレート10部、アクリル酸10部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が50万であり、ガラス転移温度が−57.4℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)の測定装置として、東ソー(株)製、品番:HLC−8220GPCを用い、以下の測定条件で測定し、標準ポリスチレン〔東ソー(株)製〕による換算値を重量平均分子量とした。
(測定条件)
・分離カラム:東ソー(株)製、品番:TSKgel Super HZM−M
・溶出溶媒:テトラヒドロフラン
・流量:0.35mL/min
・注入量:10μL/回
・試料濃度:0.2質量%
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート75.9部、n−ブチルアクリレート11部、2−メトキシメチルアクリレート3部、アクリル酸10部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が50万であり、ガラス転移温度が−57.6℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート51部、n−ブチルアクリレート4部、2−メトキシメチルアクリレート30部、アクリル酸10部および2−ヒドロキシエチルアクリレート5部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が40万であり、ガラス転移温度が−50.7℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート75.99部、n−ブチルアクリレート4部、2−メトキシメチルアクリレート10部、アクリル酸10部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.01部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が50万であり、ガラス転移温度が−57.4℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート71部、n−ブチルアクリレート4部、2−メトキシメチルアクリレート10部、アクリル酸10部および2−ヒドロキシエチルアクリレート5部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が40万であり、ガラス転移温度が−55.0℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート75部、n−ブチルアクリレート11.9部、2−メトキシメチルアクリレート10部、アクリル酸3部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が50万であり、ガラス転移温度が−63.3℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート58部、n−ブチルアクリレート11.9部、2−メトキシメチルアクリレート10部、アクリル酸20部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が50万であり、ガラス転移温度が−44.7℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート68部、2−メトキシメチルアクリレート12部、アクリル酸15部および2−ヒドロキシエチルアクリレート5部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が40万であり、ガラス転移温度が−49.7℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート77.9部、n−ブチルアクリレート16部、2−メトキシメチルアクリレート5部、アクリル酸1部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が80万であり、ガラス転移温度が−64.0℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート77.9部、n−ブチルアクリレート4部、2−メトキシメチルアクリレート8部、アクリル酸10部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が40万であり、ガラス転移温度が−57.8℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート77.9部、n−ブチルアクリレート4部、2−メトキシメチルアクリレート8部、アクリル酸10部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が50万であり、ガラス転移温度が−57.8℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート55.9部、n−ブチルアクリレート39部、アクリル酸5部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が50万であり、ガラス転移温度が−58.9℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル200部、ブチルアクリレート90部およびω−カルボキシポリカプロラクトンアクリレート〔東亜合成(株)製、商品名:アロニックス(登録商標)M−5300〕10部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.5部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて60℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が70万であり、ガラス転移温度が−52.8℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:33質量%)。
前記で得られた粘着シートを用いて以下の物性を調べた。その結果を表1に示す。
粘着シートを縦25mm、横50mmの長方形に裁断することにより、粘着テープを作製した。前記で得られた粘着テープの剥離紙を剥離し、その剥離面に被着体として、ボンデ鋼板、ベニヤ合板またはポリプロピレン板の上に載置した。質量が2kgのロールを粘着シートの上で1往復させることにより、被着体を剥離面に圧着させ、積層体を得た。前記で得られた積層体を室温(約23℃)の雰囲気中で20分間静置した後、剥離角度180°、剥離速度30mm/minで粘着シートを剥離したときの剥離力を測定し、以下の評価基準に基づいて粘着性を評価した。
(評価基準)
100:剥離力が15N/25mm以上であり、界面破壊である。
80:剥離力が7N/25mm以上15N/25mm未満であり、界面破壊である。
50:剥離力が7N/25mm未満であるか、または凝集破壊である。
基材としてポリエチレンテレフタレートシートが用いられた粘着シートを縦50mm、幅25mmの長方形に裁断することにより、粘着テープを作製した。前記で得られた粘着テープの剥離紙を剥離し、粘着テープの長手方向の一部がステンレス鋼板の端部から突出し、ステンレス鋼板に粘着される粘着テープの粘着面が縦25mm、横25mmとなるように、当該剥離面をボンデ鋼板(縦:100mm、横30mm)に貼り付け、ボンデ鋼板の端部から突出している粘着テープに質量が1kgの錘を取り付け、粘着テープの長手方向が鉛直となるように当該ボンデ鋼板の粘着テープが貼り付けられていない部分を掴持することによって粘着テープを吊るし、その状態で80℃の雰囲気中にて24時間放置した後、ボンデ鋼板から粘着テープがずれた距離を測定し、以下の評価基準に基づいて粘着保持性を評価した。
(評価基準)
100:粘着テープがずれた距離が0.5mm未満である。
80:粘着テープがずれた距離が0.5mm以上2.5mm未満である。
50:粘着テープがずれた距離が2.5mm以上であるか、または粘着シートがボンデ鋼板から落下している。
基材としてポリエチレンテレフタレートシートが用いられた粘着シートを縦200mm、幅25mmの長方形に裁断することにより、粘着テープを作製し、助走路の長さを100mmとし、粘着面測定部の長さを100mmとした。温度23℃、相対湿度65%の雰囲気中で傾斜式ボールタック装置(球転装置)を用い、傾斜角30°にて粘着テープのタック性を調べ、以下の評価基準に基づいてタック性を評価した。なお、ボール番号が小さいほどタック性に劣る。
(評価基準)
100:ボール番号が8番以上である。
80:ボール番号が4番以上8番未満である。
50:ボール番号が4番未満である。
基材として塩化ビニル樹脂シートが用いられた粘着シートを縦30mm、横15mmの長方形に裁断することにより、粘着テープを作製した。前記で得られた粘着テープの剥離紙を剥離した。直径が20mmのステンレス鋼製の円筒管を横向きに水平に置き、粘着テープの長手方向が円筒管の曲面に沿うようにするとともに、当該粘着テープの長手方向における中央部が円筒管の頂点(水平に置かれた円筒管の最も高さが高い点)と一致するようにして粘着テープの剥離面を円筒管に貼り付けた後、当該円筒管を40℃の雰囲気中に24時間放置した後、以下の評価基準に基づいて曲面での接着性を評価した。
(評価基準)
100:粘着テープの剥離が認められない。
80:粘着テープの端部に少しだけ剥離が認められる。
50:粘着テープの一部を除き、そのほとんどが剥離している。
基材として塩化ビニル樹脂シートが用いられた粘着シートを縦30mm、横15mmの長方形に裁断することにより、粘着テープを作製した。管の端部における一辺の長さが20mmの正方形状のステンレス鋼製の角管を横向きに水平に置き、粘着テープの長手方向の中央部で2つ折りにした後、剥離紙を剥離し、粘着テープの折り目を角管の角部と一致するようにして粘着テープの剥離面を角管に貼り付けた。当該角管を40℃の雰囲気中に24時間放置した後、以下の評価基準に基づいて角部の接着性を評価した。
(評価基準)
100:粘着テープの剥離が認められない。
80:粘着テープの端部に少しだけ剥離が認められる。
50:粘着テープの一部を除き、そのほとんどが剥離している。
各試験における得点を合計し、その合計得点を求めた後、以下の評価基準に基づいて総合評価を行なった。なお、各物性において得点が0点である評価を1つでも有する粘着テープは、不合格である。
(評価基準)
◎:1200点以上(非常に優れている)
○:1100点以上1200点未満(優れている)
△:1000点以上1100点未満(やや優れている)
×:1000点未満(不合格)
Claims (9)
- 室内の内装に用いられる内装材であって、前記内装材が樹脂からなる基材で構成される内装材であり、当該内装材の一方表面に(メタ)アクリル系粘着剤からなる粘着剤層が形成されてなり、前記(メタ)アクリル系粘着剤が一般式(I):
で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレート、カルボキシル基含有モノマー、水酸基含有モノマー、アルキル(メタ)アクリレートを含有する単量体成分を溶液重合させてなるポリマーを含有し、前記単量体成分における前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートの含有率が0.5〜40質量%であり、前記カルボキシル基含有モノマーの含有率が1〜30質量%であり、前記水酸基含有モノマーの含有率が0.01〜5質量%であり、前記アルキル(メタ)アクリレートとして2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートおよびn−ブチル(メタ)アクリレートが用いられ、単量体成分における2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートの含有率が51〜77.9質量%であることを特徴とする内装材。 - 前記カルボキシル基含有モノマーが(メタ)アクリル酸である請求項1に記載の内装材。
- 前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートと前記(メタ)アクリル酸との質量比〔アルコキシアルキル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸〕が0.1〜60である請求項2に記載の内装材。
- イソシアネート基含有架橋剤をさらに含有する請求項1〜3のいずれかに記載の内装材。
- 室内の内装に用いられる内装材用の粘着剤であって、前記内装材が樹脂からなる基材で構成される内装材であり、前記粘着剤が一般式(I):
で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレート、カルボキシル基含有モノマー、水酸基含有モノマー、アルキル(メタ)アクリレートを含有する単量体成分を溶液重合させてなるポリマーを含有し、前記単量体成分における前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートの含有率が0.5〜40質量%であり、前記カルボキシル基含有モノマーの含有率が1〜30質量%であり、前記水酸基含有モノマーの含有率が0.01〜5質量%であり、前記アルキル(メタ)アクリレートとして2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートおよびn−ブチル(メタ)アクリレートが用いられ、単量体成分における2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートの含有率が51〜77.9質量%であることを特徴とする内装材用粘着剤。 - 前記カルボキシル基含有モノマーが(メタ)アクリル酸である請求項5に記載の内装材用粘着剤。
- 前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートと前記(メタ)アクリル酸との質量比〔アルコキシアルキル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸〕が0.1〜60である請求項6に記載の内装材用粘着剤。
- イソシアネート基含有架橋剤をさらに含有する請求項5〜7のいずれかに記載の内装材用粘着剤。
- 請求項5〜8のいずれかに記載の内装材用粘着剤からなる粘着剤層が形成されていることを特徴とする内装材用粘着シート。
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