JP6754172B2 - 内装材 - Google Patents

内装材 Download PDF

Info

Publication number
JP6754172B2
JP6754172B2 JP2015067779A JP2015067779A JP6754172B2 JP 6754172 B2 JP6754172 B2 JP 6754172B2 JP 2015067779 A JP2015067779 A JP 2015067779A JP 2015067779 A JP2015067779 A JP 2015067779A JP 6754172 B2 JP6754172 B2 JP 6754172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meth
acrylate
adhesive
mass
adhesiveness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015067779A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016188459A (ja
Inventor
ゆいか 田村
ゆいか 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP2015067779A priority Critical patent/JP6754172B2/ja
Publication of JP2016188459A publication Critical patent/JP2016188459A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6754172B2 publication Critical patent/JP6754172B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

本発明は、内装材に関する。さらに詳しくは、本発明は、住宅家屋、ビルディングなどの建築物、車両などの室内の内装に用いられる室内用内装材に関する。本発明は、また、例えば、住宅家屋、ビルディングなどの建築物、車両などの室内の内装材などの用途に好適に用いることができる内装材用粘着シートに関する。
粘着剤は、住宅用養生テープ、カーペット固定用両面テープ、仮止め用テープ、電気絶縁用ビニルテープ、スリップ防止用テープ、マスキングテープ、表面保護用テープ、防水気密テープなどの幅広い用途に用いられている。
従来、粘着剤に用いられる樹脂成分の原料の単量体として、式:
CH2=CR−C(=O)−[O−(CH2)5−CO]x−OH
(式中、Rは水素原子またはメチル基、xは1以上の整数を示す)
で表わされる化合物が用いられた粘着剤が提案されている(例えば、特許文献1の[0007]参照)。前記粘着剤は、5重量%程度の希薄なアルカリ水に可溶であり、耐水性、粘着力、凝集力およびタックに優れているとされている(例えば、特許文献1の[0020]参照)。
しかし、前記粘着剤は、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性に劣ることから(例えば、本明細書に記載の比較例3参照)、近年、粘着性、粘着保持性、タック性、曲面での接着性および角部での接着性に総合的に優れている粘着剤の開発が待ち望まれている。
特開平5−112764号公報
本発明は、例えば、住宅家屋、ビルディングなどの建築物などにおける室内の内装に用いられる内装材であって、当該内装材の一方表面に粘着剤層として(メタ)アクリル系粘着剤からなる粘着剤層が形成されている内装材を提供することを課題とする。本発明は、また、粘着性、粘着保持性、タック性、曲面での接着性および角部での接着性に総合的に優れている粘着剤、および当該粘着剤からなる粘着剤層が形成された内装材用粘着シートを提供することを課題とする。
本発明は、
(1) 室内の内装に用いられる内装材であって、前記内装材が樹脂からなる基材で構成される内装材であり、当該内装材の一方表面に(メタ)アクリル系粘着剤からなる粘着剤層が形成されてなり、前記(メタ)アクリル系粘着剤が一般式(I):
Figure 0006754172
(式中、R1は水素原子またはメチル基、R2は炭素数1〜8のアルキル基、nは1〜10の整数を示す)
で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレート、カルボキシル基含有モノマー、水酸基含有モノマー、アルキル(メタ)アクリレートを含有する単量体成分を溶液重合させてなるポリマーを含有し、前記単量体成分における前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートの含有率が0.5〜40質量%であり、前記カルボキシル基含有モノマーの含有率が1〜30質量%であり、前記水酸基含有モノマーの含有率が0.01〜5質量%であり、前記アルキル(メタ)アクリレートとして2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートおよびn−ブチル(メタ)アクリレートが用いられ、単量体成分における2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートの含有率が51〜77.9質量%であることを特徴とする内装材、
(2) 前記カルボキシル基含有モノマーが(メタ)アクリル酸である前記(1)に記載の内装材、
(3) 前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートと前記(メタ)アクリル酸との質量比〔アルコキシアルキル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸〕が0.1〜60である前記(2)に記載の内装材、
(4) イソシアネート基含有架橋剤をさらに含有する前記(1)〜(3)のいずれかに記載の内装材、
(5) 室内の内装に用いられる内装材用の粘着剤であって、前記内装材が樹脂からなる基材で構成される内装材であり、前記粘着剤が前記一般式(I)で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレート、カルボキシル基含有モノマー、水酸基含有モノマー、アルキル(メタ)アクリレートを含有する単量体成分を溶液重合させてなるポリマーを含有し、前記単量体成分における前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートの含有率が0.5〜40質量%であり、前記カルボキシル基含有モノマーの含有率が1〜30質量%であり、前記水酸基含有モノマーの含有率が0.01〜5質量%であり、前記アルキル(メタ)アクリレートとして2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートおよびn−ブチル(メタ)アクリレートが用いられ、単量体成分における2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートの含有率が51〜77.9質量%であることを特徴とする内装材用粘着剤、
(6) 前記カルボキシル基含有モノマーが(メタ)アクリル酸である前記(5)に記載の内装材用粘着剤、
(7) 前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートと前記(メタ)アクリル酸との質量比〔アルコキシアルキル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸〕が0.1〜60である前記(6)に記載の内装材用粘着剤、
(8) イソシアネート基含有架橋剤をさらに含有する前記(5)〜(7)のいずれかに記載の内装材用粘着剤、および
(9) 前記(5)〜(8)のいずれかに記載の内装材用粘着剤からなる粘着剤層が形成されていることを特徴とする内装材用粘着シート
に関する。
本発明によれば、室内の内装に用いられる内装材であって、その表面に(メタ)アクリル系粘着剤からなる粘着剤層が形成されている内装材が提供される。また、本発明によれば、粘着性、粘着保持性、タック性、曲面での接着性および角部での接着性に総合的に優れた粘着剤、および当該粘着剤からなる粘着剤層が形成された内装材用粘着シートが提供される。
本発明の粘着剤は、室内の内装材に用いられる粘着剤であり、一般式(I):
Figure 0006754172
(式中、R1は水素原子またはメチル基、R2は炭素数1〜8のアルキル基、nは1〜10の整数を示す)
で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレート、カルボキシル基含有モノマー、水酸基含有モノマーおよびアルキル(メタ)アクリレートを含有する単量体成分を重合させることによって得られるポリマーを含有することを特徴とする。
なお、本明細書において、「(メタ)アクリ」とは、「アクリ」または「メタクリ」を意味する。
単量体成分は、前記したように、式(I)で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレート、カルボキシル基含有モノマー、水酸基含有モノマーおよびアルキル(メタ)アクリレートを含有する。
式(I)で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレートにおいて、R1は、水素原子またはメチル基である。R1のなかでは、粘着性、粘着保持性、タック性、曲面での接着性および角部での接着性に総合的に優れた粘着剤を得る観点から、水素原子が好ましい。R2は、炭素数1〜8のアルキル基である。R2のなかでは、粘着性、粘着保持性、タック性、曲面での接着性および角部での接着性に総合的に優れた粘着剤を得る観点から、炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、炭素数1または2のアルキル基が好ましく、メチル基がさらに好ましい。nは、1〜10の整数である。nのなかでは、粘着性、粘着保持性、タック性、曲面での接着性および角部での接着性に総合的に優れた粘着剤を得る観点から、1〜4の整数であることが好ましく、1〜3の整数であることがより好ましく、1または2であることがさらに好ましい。
粘着性、粘着保持性、タック性、曲面での接着性および角部での接着性に総合的に優れた粘着剤を得る観点から好適な式(I)で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレートとしては、例えば、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、2−プロポキシエチル(メタ)アクリレート、2−ブトキシエチル(メタ)アクリレート、3−メトキシプロピル(メタ)アクリレート、3−エトキシプロピル(メタ)アクリレート、4−メトキシブチル(メタ)アクリレート、4−エトキシブチル(メタ)アクリレート、4−ブトキシブチル(メタ)アクリレートなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。これらのアルコキシアルキル(メタ)アクリレートは、それぞれ単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。式(I)で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレートのなかでは、粘着性、粘着保持性、タック性、曲面での接着性および角部での接着性に総合的に優れた粘着剤を得る観点から、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、3−メトキシプロピル(メタ)アクリレート、3−エトキシプロピル(メタ)アクリレート、4−エトキシブチル(メタ)アクリレートおよび4−ブトキシブチル(メタ)アクリレートが好ましく、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、3−メトキシプロピル(メタ)アクリレートおよび3−エトキシプロピル(メタ)アクリレートがより好ましく、2−メトキシエチル(メタ)アクリレートおよび2−エトキシエチル(メタ)アクリレートがさらに好ましい。
単量体成分における式(I)で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレートの含有率は、粘着性、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1質量%以上、さらに好ましくは2質量%以上、さらに一層好ましくは3質量%以上であり、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、好ましくは40質量%以下、より好ましくは35質量%以下、さらに好ましくは30質量%以下である。
カルボキシル基含有モノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸などが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。これらの水カルボキシル基含有モノマーは、それぞれ単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。カルボキシル基含有モノマーのなかでは、粘着性、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、(メタ)アクリル酸が好ましい。
単量体成分におけるカルボキシル基含有モノマーの含有率は、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1質量%以上、さらに好ましくは2質量%以上、さらに一層好ましくは3質量%以上、特に好ましくは10質量%以上であり、粘着性、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、好ましくは30質量%以下、より好ましくは25質量%以下、さらに好ましくは20質量%以下である。
本発明においては、アルコキシアルキル(メタ)アクリレートと(メタ)アクリル酸とが併用されているので、粘着性、粘着保持性、タック性、曲面での接着性および角部での接着性に総合的に優れている粘着剤を得ることができる。
アルコキシアルキル(メタ)アクリレートと(メタ)アクリル酸との質量比〔アルコキシアルキル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸〕の値は、粘着性、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.3以上であり、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、好ましくは60以下、より好ましくは50以下である。
また、単量体成分におけるアルコキシアルキル(メタ)アクリレートと(メタ)アクリル酸との合計含有率は、粘着性、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、好ましくは3質量%以上、より好ましくは5質量%以上であり、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、好ましくは50質量%以下、より好ましくは45質量%以下である。
水酸基含有モノマーとしては、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートなどのエステル部の炭素数が2〜4であるヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ヒドロキシ(メタ)アクリレートなどの水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。これらの水酸基含有モノマーは、それぞれ単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。これらの水酸基含有モノマーのなかでは、粘着性、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、エステル部の炭素数が2〜4であるヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートが好ましく、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートがより好ましい。
単量体成分における水酸基含有モノマーの含有率は、粘着保持性および曲面での接着性を総合的に向上させる観点から、好ましくは0.005質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上であり、粘着性、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下である。
また、単量体成分には、粘着性、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、アルキル基の炭素数が4〜12であるアルキル(メタ)アクリレートが含まれる。
アルキル基の炭素数が4〜12であるアルキル(メタ)アクリレートとしては、例えば、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレートなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。これらの(メタ)アクリル酸アルキルエステルは、それぞれ単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。アルキル基の炭素数が4〜12であるアルキル(メタ)アクリレートのなかでは、粘着性、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレートおよびイソオクチル(メタ)アクリレートが好ましく、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレートおよび2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートがより好ましく、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレートおよび2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートがさらに好ましい。
単量体成分におけるアルキル基の炭素数が4〜12であるアルキル(メタ)アクリレートの含有率は、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、好ましくは50質量%以上、より好ましくは55質量%以上、さらに好ましくは60質量%以上、さらに一層好ましくは65質量%以上であり、粘着性、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、好ましくは95質量%以下である。
なお、単量体成分には、本発明の目的が阻害されない範囲内で、その他のモノマーを含有させてもよい。その他のモノマーとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレートなどのエステル部が炭素数1〜3のアルキル基であるアルキル(メタ)アクリレート;ベンジル(メタ)アクリレートなどの芳香環含有(メタ)アクリレート;エチレン、ブタジエンなどの脂肪族不飽和炭化水素化合物;塩化ビニルなどの脂肪族不飽和炭化水素化合物のハロゲン置換体;スチレン、α−メチルスチレンなどの芳香族不飽和炭化水素化合物;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエステル;N−ビニルピロリドン、(メタ)アクリロニトリルなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。これらのその他のモノマーは、それぞれ単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
(メタ)アクリル系ポリマーは、前記単量体成分を重合させることによって調製することができる。単量体成分を重合させる際には、連鎖移動剤および重合開始剤を用いることができる。(メタ)アクリル系ポリマーの分子量は、連鎖移動剤の量を調整することにより、容易に調節することができる。
連鎖移動剤としては、例えば、2−メルカプトエタノール、チオグリセロール、チオグリコール酸、2−メルカプトプロピオン酸、3−メルカプトプロピオン酸、チオリンゴ酸、チオグリコール酸オクチル、3−メルカプトプロピオン酸オクチル、2−メルカプトエタンスルホン酸、n−ドデシルメルカプタン、オクチルメルカプタン、ブチルチオグリコレートなどのチオール化合物;四塩化炭素、塩化メチレン、ブロモホルム、ブロモトリクロロエタンなどのハロゲン化物;イソプロパノールなどの第2級アルコール;亜リン酸およびその塩、次亜リン酸およびその塩、亜硫酸およびその塩、亜硫酸水素およびその塩、亜二チオン酸およびその塩、メタ重亜硫酸およびその塩などが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
連鎖移動剤の量は、目的とする(メタ)アクリル系ポリマーの分子量によって異なるので一概には決定することができないことから、目的とする(メタ)アクリル系ポリマーの分子量に応じて適宜調整することが好ましい。
重合開始剤としては、例えば、アゾ系重合開始剤、過酸化物系重合開始剤などが挙げられ、これらは、それぞれ単独で用いてもよく、2種類以上を併用いてもよい。
アゾ系重合開始剤としては、例えば、アゾイソブチロニトリル、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス−(2−メチルブチロニトリル)などが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。これらのアゾ系重合開始剤は、それぞれ単独で用いてもよく、2種類以上を併用いてもよい。
過酸化物系重合開始剤としては、例えば、tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、ベンゾイルパーオキサイド、ジtert−ブチルパーオキサイドなどが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。これらの過酸化物系重合開始剤は、それぞれ単独で用いてもよく、2種類以上を併用いてもよい。
重合開始剤の量は、特に限定されないが、通常、単量体成分100質量部あたり、好ましくは0.001〜20質量部、より好ましくは0.01〜10質量部である。
なお、単量体成分を重合させる際には、溶媒を用いることができる。溶媒として、例えば、n−ヘキサン、n−ヘプタなどの脂肪族炭化水素化合物;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族化合物;イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコールなどのアルコール;プロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブなどのエーテル;酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセテートなどのエステル;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジアセトンアルコールなどのケトン;ジメチルホルムアミドなどのアミドなどの有機溶媒が挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。これらの溶媒は、それぞれ単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。溶媒のなかでは、人体に対する影響を小さくする観点から、脂肪族炭化水素化合物、アルコール、エーテル、エステル、ケトンおよびアミドが好ましく、脂肪族炭化水素化合物およびエステルがより好ましく、n−ヘキサンおよび酢酸エチルがさらに好ましい。
溶媒の量は、重合条件、単量体成分に使用されるモノマーの種類およびその組成などに応じて適宜決定すればよい。
単量体成分の重合は、例えば、アルゴンガス、窒素ガスなどの不活性ガス雰囲気中で行なうことが好ましい。単量体成分の重合温度は、重合率および生産効率を高める観点から、通常、30〜100℃程度であればよいが、好ましくは40〜90℃、より好ましくは50〜85℃である。重合時間は、重合温度、単量体成分に使用されるモノマーの種類およびその量などによって異なるので一概には決定することができないことから、これらに応じて適宜調整することが好ましいが、通常、0.5〜10時間程度である。
以上のようにして(メタ)アクリル系ポリマーを調製することができる。(メタ)アクリル系ポリマーの重量平均分子量は、本発明の粘着剤の粘着性を向上させる観点から、好ましくは20万以上、より好ましくは30万以上であり、本発明の粘着剤の粘着保持性、タック性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、好ましくは100万以下、より好ましくは80万以下である。
なお、本明細書において、(メタ)アクリル系ポリマーの重量平均分子量は、ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)の測定装置として、東ソー(株)製、品番:HLC−8220GPC、分離カラム:東ソー(株)製、品番:TSKgel Super HZM−Mを用い、標準ポリスチレン〔東ソー(株)製〕による換算値である。
(メタ)アクリル系ポリマーのガラス転移温度は、本発明の粘着剤の粘着保持性、タック性、曲面での接着性および角部での接着性を総合的に向上させる観点から、好ましくは−100℃以上、より好ましくは−90℃以上、さらに好ましくは−80℃以上、さらに一層好ましくは−70以上であり、本発明の粘着剤の粘着性を向上させる観点から、好ましくは−30℃以下、より好ましくは−35℃以下、さらに好ましくは−40℃以下である。
(メタ)アクリル系ポリマーのガラス転移温度は、当該(メタ)アクリル系ポリマーを構成する単量体成分に使用されている単量体の単独重合体のガラス転移温度を用いて、式:
1/Tg=Σ(Wm/Tgm)/100
〔式中、Wmは重合体を構成する単量体成分における単量体mの含有率(重量%)、Tgmは単量体mの単独重合体のガラス転移温度(絶対温度:K)を示す〕
で表されるフォックス(Fox)の式に基づいて求められた温度を意味する。
(メタ)アクリル系ポリマー(不揮発分)のガラス転移温度は、当該(メタ)アクリル系ポリマーの原料として用いられる単量体成分に含まれている単量体からなる単独重合体のガラス転移温度(Tg)(絶対温度:K)と単量体の質量分率から、式(I):
1/Tg=W1/Tg1+W2/Tg2+W3/Tg3+・・・・+Wn/Tgn (I)
〔式中、Tgは、求めようとしている(メタ)アクリル系ポリマーのガラス転移温度(K)、W1、W2、W3・・・・Wnは、それぞれ各単量体の質量分率、Tg1、Tg2、Tg3・・・・Tgnは、それぞれ各単量体の質量分率に対応する単量体からなる単独重合体のガラス転移温度(K)を示す〕
で表されるフォックス(Fox)の式に基づいて求めることができる。
本明細書においては、(メタ)アクリル系ポリマーのガラス転移温度は、式(I)に基づいて求められたガラス転移温度を意味する。なお、特殊単量体、多官能単量体などのようにガラス転移温度が不明の単量体については、ガラス転移温度が判明している単量体のみを用いてガラス転移温度が求められる。
この(メタ)アクリル系ポリマーのガラス転移温度を考慮して、当該(メタ)アクリル系ポリマーの原料として用いられる単量体成分の組成を決定することができる。
単独重合体のガラス転移温度は、例えば、2−エチルヘキシルアクリレートの単独重合体では−70℃、n−ブチルアクリレートの単独重合体では−56℃、2−メトキシメチルアクリレートの単独重合体では8℃、アクリル酸の単独重合体では106℃、2−ヒドロキシエチルメタクリレートの単独重合体では85℃である。
(メタ)アクリル系ポリマーのガラス転移温度は、当該(メタ)アクリル系ポリマーを調製する際に用いられる単量体成分の種類およびその量を適宜調整することによって容易に調節することができる。
本発明の粘着剤には、架橋剤を含有させることが好ましい。架橋剤として、イソシアネート基含有架橋剤を用いることが好ましい。イソシアネート基含有架橋剤は、イソシアネート基を1分子中に2個以上有する。
イソシアネート基含有架橋剤としては、例えば、キシレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、トリレンジイソシアネートなどの芳香族ポリイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、前記芳香族ポリイソシアネートの水素添加物などの脂肪族または脂環族ポリイソシアネート、これらのポリイソシアネートの2量体または3量体、これらのポリイソシアネートとトリメチロールプロパンなどのポリオールとからなるアダクト体などが挙げられる。これらのイソシアネート基含有架橋剤は、それぞれ単独でまたは2種類以上を併用することができる。
イソシアネート基含有架橋剤は、例えば、「コロネートL」、「コロネートL−55E」、「コロネートHX」、「コロネートHL」、「コロネートHL−S」、「コロネート2234」、「アクアネート200」、「アクアネート210」〔以上、日本ポリウレタン工業(株)製、「コロネート」および「アクアネート」は登録商標〕、「デスモジュールN3400」〔住友バイエルウレタン(株)(現バイエルA.G.社)製、「デスモジュール」は登録商標)、「デュラネートD−201」、「デュラネートTSE−100」、「デュラネートTSS−100」、「デュラネート24A−100」、「デュラネートE−405−80T」〔以上、旭化成ケミカルズ(株)製、「デュラネート」は登録商標〕、「タケネートD−110N」、「タケネートD−120N」、「タケネートM−631N」、「MTERT−オレスターNP1200」〔以上、三井化学ポリウレタン(株)製、「タケネート」および「オレスター」は登録商標)などとして商業的に容易に入手することができる。これらのポリイソシアネートは、それぞれ単独で用いてもよく、2種類以上を混合して用いてもよい。
なお、架橋剤として、前記イソシアネート基含有架橋剤以外の架橋剤を用いてもよい。前記イソシアネート基含有架橋剤以外の架橋剤としては、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、N,N,N’,N’−テトラグリシジル−m−キシレンジアミン、1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサン、N,N−ジグリシジルアニリン、N,N−ジグリシジルトルイジンなどの多官能エポキシ化合物などが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
架橋剤の量は、(メタ)アクリル系ポリマーが有する水酸基1当量あたり、好ましくは0.5〜20当量、より好ましくは1〜15当量である。
また、本発明においては、架橋促進剤を適量で用いてもよい。架橋促進剤としては、例えば、ジブチル錫ジラウレート、オクトエ酸錫、ジブチル錫ジ(2−エチルヘキサノエート)、2−エチルヘキサノエート鉛、チタン酸2−エチルヘキシル、2−エチルヘキサノエート鉄、2−エチルヘキサノエートコバルト、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、テトラn−ブチル錫などが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
本発明の粘着剤における不揮発分量は、生産性を向上させる観点から、好ましくは20質量%以上、より好ましくは30質量%以上であり、塗工性を向上させる観点から、好ましくは80質量%以下、より好ましくは70質量%以下である。粘着剤における不揮発分量は、粘着剤に含まれる溶媒量などを調整することによって調節することができる。溶媒としては、前記単量体成分を重合させる際に用いられる溶媒と同様であればよい。
なお、本発明においては、(メタ)アクリル系ポリマーには、本発明の目的を阻害しない範囲内で必要により、その他の重合体を含有させてもよい。また、前記(メタ)アクリル系ポリマーには、本発明の目的を阻害しない範囲で、例えば、カチオン性帯電防止剤、アニオン性帯電防止剤、両性帯電防止剤、ノニオン性帯電防止剤、イオン導電性重合体などの帯電防止剤、架橋促進剤、粘着付与剤、改質剤、顔料、充填剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、紫外線安定剤、難燃剤、チクソトロピック付与剤などの添加剤を含有させてもよい。
顔料または充填剤としては、例えば、酸化亜鉛粉、酸化チタン粉、アルミナ粉、アセチレンブラックなどのカーボンブラック、炭酸カルシウム粉、マイカ粉、酸化マグネシウム粉、水酸化アルミニウム粉、水酸化カルシウム粉、水酸化マグネシウム粉、ホワイトカーボン、シリカ粉、金属粉、導電性粒子などが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
本発明の粘着剤のゲル分率は、凝集力および耐熱性を向上させる観点から、好ましくは20質量%以上、より好ましくは30質量%以上であり、被着体への貼り付け性を向上させる観点から、好ましくは95質量%以下、より好ましくは90質量%以下である。
本発明の粘着剤を基材に塗布する方法としては、例えば、ナイフコーター、スロットダイコーター、リップコーター、ロールコーター、フローコーター、スプレーコーター、バーコーター、ディッピングなどの方法が挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。本発明の粘着剤を基材に塗布する際には、本発明の粘着剤を基材に直接塗布してもよく、あるいは離型紙などに塗布した後、得られた塗布物に形成されている粘着剤層を基材上に転写させてもよい。このように本発明の粘着剤を基材に塗布した後、乾燥させることにより、基材上に粘着剤層を形成させることができる。
基材上に形成された粘着剤からなる粘着剤層の表面には、例えば、離型紙を貼着してもよい。このように粘着剤層の表面に離型紙を貼着した場合には、粘着剤層を好適に保護することができる。離型紙は、粘着テープを使用するときに粘着剤層の表面から引き剥がされる。なお、シート状、テープ状などの形状を有する基材の片面に粘着剤層が形成されている場合には、この基材の背面に離型剤を塗布し、離型剤層を形成させることにより、粘着剤層を内側にして粘着シートや粘着テープなどをロール状に巻いたとき、粘着剤層は、基材の背面の離型剤層と接触するので、粘着剤層の表面を保護したり、保存したりすることができる。
基材としては、例えば、上質紙、クラフト紙、クレープ紙、グラシン紙などの紙類、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、セロファンなどの樹脂からなる基材、織布、不織布、布帛などの繊維製品などが挙げられるが、本発明は、かかる例示のみに限定されるものではない。
本発明の粘着剤を基材に塗布した後、乾燥させ、粘着剤層を形成させることにより、内装材用粘着シートを得ることができる。粘着剤を乾燥させる方法としては、例えば、熱風、遠赤外線照射などが挙げられる。
本発明の粘着剤を塗布することによって形成される粘着剤層の乾燥後の厚さは、特に限定されないが、通常、1μm〜5mm程度である。
本発明の粘着剤は、粘着性、粘着保持性、タック性、曲面での接着性および角部での接着性に総合的に優れていることから、例えば、基材の片面または両面に粘着剤層を有する粘着テープ、基材を有しない粘着剤層のみを有する粘着テープなどに好適に使用することができる。
本発明の粘着シートは、例えば、鋼板、合板、上質紙、クラフト紙、クレープ紙、グラシン紙などの紙類、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、セロファンなどの樹脂からなる基材、織布、不織布、布帛などの繊維製品などからなる建材に対し、粘着性、粘着保持性、曲面での接着性および角部での接着性が総合的に優れていることから、住宅家屋、ビルディングなどの建築物、車両などの室内の内装材などの用途に好適に用いることができる。
次に、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明は、かかる実施例のみに限定されるものではない。
実施例1
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部(質量部、以下同じ)、2−エチルヘキシルアクリレート75.9部、n−ブチルアクリレート4部、2−メトキシメチルアクリレート10部、アクリル酸10部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が50万であり、ガラス転移温度が−57.4℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
なお、本明細書において、(メタ)アクリル系ポリマーの重量平均分子量は、以下の方法に基づいて測定したときの値である。
〔重量平均分子量の測定方法〕
ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)の測定装置として、東ソー(株)製、品番:HLC−8220GPCを用い、以下の測定条件で測定し、標準ポリスチレン〔東ソー(株)製〕による換算値を重量平均分子量とした。
(測定条件)
・分離カラム:東ソー(株)製、品番:TSKgel Super HZM−M
・溶出溶媒:テトラヒドロフラン
・流量:0.35mL/min
・注入量:10μL/回
・試料濃度:0.2質量%
前記で得られた(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を用い、当該(メタ)アクリル系ポリマーの水酸基価に対し、モル比で10当量のイソシアネート系架橋剤〔日本ポリウレタン工業(株)製、商品名:コロネート(登録商標)L−55E〕を当該溶液に添加することにより、粘着剤を得た。
アプリケーターを用いて前記で得られた粘着剤を剥離紙(シリコーン剥離紙による剥離処理が施された剥離紙)に塗布し、90℃の温度で2分間乾燥させることにより、厚さが50μmである粘着剤層を形成させた。この粘着剤層上に基材としてポリエチレンテレフタレートシート(厚さ:50μm)、塩化ビニル樹脂シート(厚さ:50μm)またはナイロン製スパンボンド不織布(厚さ:50μm)を貼り合わせることにより、片面が接着面である粘着シートを得た。
実施例2
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート75.9部、n−ブチルアクリレート11部、2−メトキシメチルアクリレート3部、アクリル酸10部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が50万であり、ガラス転移温度が−57.6℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
次に、前記で得られた(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を用い、実施例1と同様にして粘着剤を調製し、片面が接着面である粘着シートを得た。
実施例3
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート51部、n−ブチルアクリレート4部、2−メトキシメチルアクリレート30部、アクリル酸10部および2−ヒドロキシエチルアクリレート5部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が40万であり、ガラス転移温度が−50.7℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
次に、前記で得られた(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を用い、実施例1と同様にして粘着剤を調製し、片面が接着面である粘着シートを得た。
実施例4
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート75.99部、n−ブチルアクリレート4部、2−メトキシメチルアクリレート10部、アクリル酸10部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.01部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が50万であり、ガラス転移温度が−57.4℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
次に、前記で得られた(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を用い、実施例1と同様にして粘着剤を調製し、片面が接着面である粘着シートを得た。
実施例5
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート71部、n−ブチルアクリレート4部、2−メトキシメチルアクリレート10部、アクリル酸10部および2−ヒドロキシエチルアクリレート5部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が40万であり、ガラス転移温度が−55.0℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
次に、前記で得られた(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を用い、実施例1と同様にして粘着剤を調製し、片面が接着面である粘着シートを得た。
実施例6
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート75部、n−ブチルアクリレート11.9部、2−メトキシメチルアクリレート10部、アクリル酸3部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が50万であり、ガラス転移温度が−63.3℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
次に、前記で得られた(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を用い、実施例1と同様にして粘着剤を調製し、片面が接着面である粘着シートを得た。
実施例7
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート58部、n−ブチルアクリレート11.9部、2−メトキシメチルアクリレート10部、アクリル酸20部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が50万であり、ガラス転移温度が−44.7℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
次に、前記で得られた(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を用い、実施例1と同様にして粘着剤を調製し、片面が接着面である粘着シートを得た。
実施例8
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート68部、2−メトキシメチルアクリレート12部、アクリル酸15部および2−ヒドロキシエチルアクリレート5部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が40万であり、ガラス転移温度が−49.7℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
次に、前記で得られた(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を用い、実施例1と同様にして粘着剤を調製し、片面が接着面である粘着シートを得た。
実施例9
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート77.9部、n−ブチルアクリレート16部、2−メトキシメチルアクリレート5部、アクリル酸1部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が80万であり、ガラス転移温度が−64.0℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
次に、前記で得られた(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を用い、実施例1と同様にして粘着剤を調製し、片面が接着面である粘着シートを得た。
実施例10
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート77.9部、n−ブチルアクリレート4部、2−メトキシメチルアクリレート8部、アクリル酸10部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が40万であり、ガラス転移温度が−57.8℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
前記で得られた(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を用い、当該(メタ)アクリル系ポリマーの水酸基価に対し、モル比で2当量のイソシアネート系架橋剤〔日本ポリウレタン工業(株)製、商品名:コロネート(登録商標)L−55E〕を当該溶液に添加することにより、粘着剤を得た。
次に、前記で得られた粘着剤を用い、実施例1と同様にして片面が接着面である粘着シートを得た。
実施例11
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート77.9部、n−ブチルアクリレート4部、2−メトキシメチルアクリレート8部、アクリル酸10部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が50万であり、ガラス転移温度が−57.8℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
前記で得られた(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を用い、当該(メタ)アクリル系ポリマーの水酸基価に対し、モル比で15当量のイソシアネート系架橋剤〔日本ポリウレタン工業(株)製、商品名:コロネート(登録商標)L−55E〕を当該溶液に添加することにより、粘着剤を得た。
次に、前記で得られた粘着剤を用い、実施例1と同様にして片面が接着面である粘着シートを得た。
比較例1
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル100部、2−エチルヘキシルアクリレート55.9部、n−ブチルアクリレート39部、アクリル酸5部および2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.05部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて80℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が50万であり、ガラス転移温度が−58.9℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:50質量%)。
次に、前記で得られた(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を用い、実施例1と同様にして粘着剤を調製し、片面が接着面である粘着シートを得た。
比較例2
冷却管、窒素ガス導入管、温度計、滴下漏斗および攪拌機を備えた反応容器内に酢酸エチル200部、ブチルアクリレート90部およびω−カルボキシポリカプロラクトンアクリレート〔東亜合成(株)製、商品名:アロニックス(登録商標)M−5300〕10部を入れた後、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.5部を入れ、窒素ガス雰囲気中にて60℃で6時間反応させることにより、重量平均分子量が70万であり、ガラス転移温度が−52.8℃である(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た(不揮発分量:33質量%)。
次に、前記で得られた(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を用い、実施例1と同様にして粘着剤を調製し、片面が接着面である粘着シートを得た。
実験例
前記で得られた粘着シートを用いて以下の物性を調べた。その結果を表1に示す。
〔粘着性〕
粘着シートを縦25mm、横50mmの長方形に裁断することにより、粘着テープを作製した。前記で得られた粘着テープの剥離紙を剥離し、その剥離面に被着体として、ボンデ鋼板、ベニヤ合板またはポリプロピレン板の上に載置した。質量が2kgのロールを粘着シートの上で1往復させることにより、被着体を剥離面に圧着させ、積層体を得た。前記で得られた積層体を室温(約23℃)の雰囲気中で20分間静置した後、剥離角度180°、剥離速度30mm/minで粘着シートを剥離したときの剥離力を測定し、以下の評価基準に基づいて粘着性を評価した。
(評価基準)
100:剥離力が15N/25mm以上であり、界面破壊である。
80:剥離力が7N/25mm以上15N/25mm未満であり、界面破壊である。
50:剥離力が7N/25mm未満であるか、または凝集破壊である。
〔粘着保持性〕
基材としてポリエチレンテレフタレートシートが用いられた粘着シートを縦50mm、幅25mmの長方形に裁断することにより、粘着テープを作製した。前記で得られた粘着テープの剥離紙を剥離し、粘着テープの長手方向の一部がステンレス鋼板の端部から突出し、ステンレス鋼板に粘着される粘着テープの粘着面が縦25mm、横25mmとなるように、当該剥離面をボンデ鋼板(縦:100mm、横30mm)に貼り付け、ボンデ鋼板の端部から突出している粘着テープに質量が1kgの錘を取り付け、粘着テープの長手方向が鉛直となるように当該ボンデ鋼板の粘着テープが貼り付けられていない部分を掴持することによって粘着テープを吊るし、その状態で80℃の雰囲気中にて24時間放置した後、ボンデ鋼板から粘着テープがずれた距離を測定し、以下の評価基準に基づいて粘着保持性を評価した。
(評価基準)
100:粘着テープがずれた距離が0.5mm未満である。
80:粘着テープがずれた距離が0.5mm以上2.5mm未満である。
50:粘着テープがずれた距離が2.5mm以上であるか、または粘着シートがボンデ鋼板から落下している。
〔タック性〕
基材としてポリエチレンテレフタレートシートが用いられた粘着シートを縦200mm、幅25mmの長方形に裁断することにより、粘着テープを作製し、助走路の長さを100mmとし、粘着面測定部の長さを100mmとした。温度23℃、相対湿度65%の雰囲気中で傾斜式ボールタック装置(球転装置)を用い、傾斜角30°にて粘着テープのタック性を調べ、以下の評価基準に基づいてタック性を評価した。なお、ボール番号が小さいほどタック性に劣る。
(評価基準)
100:ボール番号が8番以上である。
80:ボール番号が4番以上8番未満である。
50:ボール番号が4番未満である。
〔曲面での接着性〕
基材として塩化ビニル樹脂シートが用いられた粘着シートを縦30mm、横15mmの長方形に裁断することにより、粘着テープを作製した。前記で得られた粘着テープの剥離紙を剥離した。直径が20mmのステンレス鋼製の円筒管を横向きに水平に置き、粘着テープの長手方向が円筒管の曲面に沿うようにするとともに、当該粘着テープの長手方向における中央部が円筒管の頂点(水平に置かれた円筒管の最も高さが高い点)と一致するようにして粘着テープの剥離面を円筒管に貼り付けた後、当該円筒管を40℃の雰囲気中に24時間放置した後、以下の評価基準に基づいて曲面での接着性を評価した。
(評価基準)
100:粘着テープの剥離が認められない。
80:粘着テープの端部に少しだけ剥離が認められる。
50:粘着テープの一部を除き、そのほとんどが剥離している。
〔角部での接着性〕
基材として塩化ビニル樹脂シートが用いられた粘着シートを縦30mm、横15mmの長方形に裁断することにより、粘着テープを作製した。管の端部における一辺の長さが20mmの正方形状のステンレス鋼製の角管を横向きに水平に置き、粘着テープの長手方向の中央部で2つ折りにした後、剥離紙を剥離し、粘着テープの折り目を角管の角部と一致するようにして粘着テープの剥離面を角管に貼り付けた。当該角管を40℃の雰囲気中に24時間放置した後、以下の評価基準に基づいて角部の接着性を評価した。
(評価基準)
100:粘着テープの剥離が認められない。
80:粘着テープの端部に少しだけ剥離が認められる。
50:粘着テープの一部を除き、そのほとんどが剥離している。
〔総合評価〕
各試験における得点を合計し、その合計得点を求めた後、以下の評価基準に基づいて総合評価を行なった。なお、各物性において得点が0点である評価を1つでも有する粘着テープは、不合格である。
(評価基準)
◎:1200点以上(非常に優れている)
○:1100点以上1200点未満(優れている)
△:1000点以上1100点未満(やや優れている)
×:1000点未満(不合格)
Figure 0006754172
表1に示された結果から、各実施例で得られた粘着剤は、いずれも、粘着性、粘着保持性、タック性、曲面での接着性および角部での接着性に総合的に優れていることがわかる。

Claims (9)

  1. 室内の内装に用いられる内装材であって、前記内装材が樹脂からなる基材で構成される内装材であり、当該内装材の一方表面に(メタ)アクリル系粘着剤からなる粘着剤層が形成されてなり、前記(メタ)アクリル系粘着剤が一般式(I):
    Figure 0006754172
    (式中、R1は水素原子またはメチル基、R2は炭素数1〜8のアルキル基、nは1〜10の整数を示す)
    で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレート、カルボキシル基含有モノマー、水酸基含有モノマー、アルキル(メタ)アクリレートを含有する単量体成分を溶液重合させてなるポリマーを含有し、前記単量体成分における前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートの含有率が0.5〜40質量%であり、前記カルボキシル基含有モノマーの含有率が1〜30質量%であり、前記水酸基含有モノマーの含有率が0.01〜5質量%であり、前記アルキル(メタ)アクリレートとして2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートおよびn−ブチル(メタ)アクリレートが用いられ、単量体成分における2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートの含有率が51〜77.9質量%であることを特徴とする内装材。
  2. 前記カルボキシル基含有モノマーが(メタ)アクリル酸である請求項1に記載の内装材。
  3. 前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートと前記(メタ)アクリル酸との質量比〔アルコキシアルキル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸〕が0.1〜60である請求項に記載の内装材。
  4. イソシアネート基含有架橋剤をさらに含有する請求項1〜3のいずれかに記載の内装材。
  5. 室内の内装に用いられる内装材用の粘着剤であって、前記内装材が樹脂からなる基材で構成される内装材であり、前記粘着剤が一般式(I):
    Figure 0006754172
    (式中、R1は水素原子またはメチル基、R2は炭素数1〜8のアルキル基、nは1〜10の整数を示す)
    で表わされるアルコキシアルキル(メタ)アクリレート、カルボキシル基含有モノマー、水酸基含有モノマー、アルキル(メタ)アクリレートを含有する単量体成分を溶液重合させてなるポリマーを含有し、前記単量体成分における前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートの含有率が0.5〜40質量%であり、前記カルボキシル基含有モノマーの含有率が1〜30質量%であり、前記水酸基含有モノマーの含有率が0.01〜5質量%であり、前記アルキル(メタ)アクリレートとして2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートおよびn−ブチル(メタ)アクリレートが用いられ、単量体成分における2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートの含有率が51〜77.9質量%であることを特徴とする内装材用粘着剤。
  6. 前記カルボキシル基含有モノマーが(メタ)アクリル酸である請求項5に記載の内装材用粘着剤。
  7. 前記アルコキシアルキル(メタ)アクリレートと前記(メタ)アクリル酸との質量比〔アルコキシアルキル(メタ)アクリレート/(メタ)アクリル酸〕が0.1〜60である請求項に記載の内装材用粘着剤。
  8. イソシアネート基含有架橋剤をさらに含有する請求項5〜7のいずれかに記載の内装材用粘着剤。
  9. 請求項5〜8のいずれかに記載の内装材用粘着剤からなる粘着剤層が形成されていることを特徴とする内装材用粘着シート。
JP2015067779A 2015-03-28 2015-03-28 内装材 Active JP6754172B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015067779A JP6754172B2 (ja) 2015-03-28 2015-03-28 内装材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015067779A JP6754172B2 (ja) 2015-03-28 2015-03-28 内装材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016188459A JP2016188459A (ja) 2016-11-04
JP6754172B2 true JP6754172B2 (ja) 2020-09-09

Family

ID=57239570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015067779A Active JP6754172B2 (ja) 2015-03-28 2015-03-28 内装材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6754172B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3533851B1 (en) 2016-10-26 2024-07-03 Riken Technos Corporation Adhesive film

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6106940A (en) * 1998-03-17 2000-08-22 3M Innovative Properties Company Adhesive compositions with zwitterionic tackifiers and plasticizers
JP2001172580A (ja) * 1999-12-22 2001-06-26 Oji Paper Co Ltd 粘着シートまたは粘着テープ
JP4220260B2 (ja) * 2002-04-01 2009-02-04 帝人ファイバー株式会社 内装材
JP2005036044A (ja) * 2003-07-16 2005-02-10 Kamoi Kakoshi Kk リサイクル対応養生シート固定用粘着テープ
JP4633710B2 (ja) * 2006-11-24 2011-02-16 バンドー化学株式会社 積層フィルム
JP4979010B2 (ja) * 2007-07-10 2012-07-18 株式会社アサヒペン 粘着壁紙
JP5063446B2 (ja) * 2008-03-31 2012-10-31 リケンテクノス株式会社 光輝性積層樹脂フィルム
JP5380982B2 (ja) * 2008-09-29 2014-01-08 大日本印刷株式会社 鋼板用化粧シート及びこれを用いた化粧鋼板
JP2011207117A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Toppan Cosmo Inc 緩衝層付き化粧シート
JP2012012558A (ja) * 2010-05-31 2012-01-19 Coco Bijou:Kk 粘着剤組成物およびそれを用いる内装材
JP6071231B2 (ja) * 2012-03-30 2017-02-01 リンテック株式会社 粘着剤および粘着シート
JP2014159158A (ja) * 2014-03-18 2014-09-04 Dainippon Printing Co Ltd 粘着壁紙を製造するための発泡前の積層体の製造方法及び粘着壁紙の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016188459A (ja) 2016-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108603084B (zh) 粘着剂及粘着片
JP7052340B2 (ja) 加飾フィルム及びこれを備える加飾成形体
US20090123739A1 (en) Adhesive sheet for glass protection, and protective film for automotive glass
US20080220249A1 (en) Adhesive Sheet for Glass Protection and Protective Film for Automobile Glass
JP6395575B2 (ja) 粘着剤組成物
WO2006090572A1 (ja) 再剥離型粘着剤組成物、再剥離型粘着剤層、および粘着シート類、ならびに表面保護材
JP6390376B2 (ja) 粘着剤および粘着シート
KR101709069B1 (ko) 무기박막 부착 플라스틱용 언더코팅제, 무기박막 부착 플라스틱 및 인몰드 성형 또는 인서트 성형용의 가식 필름
CN107207689B (zh) 聚合物、涂料组合物、经涂布制品及其相关方法
CN104099046A (zh) 用于改进胶粘带在亲水表面上、尤其是在玻璃表面上的粘合性的硅烷底胶
WO2018105673A1 (ja) 粘着剤組成物及びその利用
EP2447330B1 (en) Clean removable adhesive sheet
JP6547358B2 (ja) フィルム用粘着剤および粘着シート
JP6754172B2 (ja) 内装材
JP2008133408A (ja) アクリル系粘着剤組成物および該組成物を用いた粘着シート又は粘着テープ
JP5513225B2 (ja) 感圧接着剤
JP5366870B2 (ja) 感圧接着剤
KR102418592B1 (ko) 아크릴계 에멀젼 점착제 조성물
JP6343522B2 (ja) タッチパネル用粘着剤
JP2015134866A (ja) 感圧接着剤
JP7390874B2 (ja) 粘着剤
JP6356054B2 (ja) 積層フィルムおよびこれを用いた粘着シート
JP7348291B2 (ja) コンクリート養生粘着テープ用粘着剤組成物及びその利用
TW201814019A (zh) 可活化黏著劑組合物及包括其的無內襯標籤及膠帶
JP7110593B2 (ja) 粘着剤組成物及びその利用

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180918

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190716

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200407

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200616

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200811

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6754172

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150