JP6753665B2 - 利得制御回路及び利得制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、利得制御回路及び利得制御方法に関する。
無線通信では、送信機と受信器との間における電波の伝播状況の変化により、電波信号の強度が絶えず変動する。このため、受信器では、電波信号の受信強度に応じてSN比(signal-noise ratio)や歪率に変動が生じる。そこで、受信器には、受信強度が小さい場合にはSN比を改善するために信号を増幅し、受信強度が大きい場合は受信器内で発生する信号の歪を小さくするために信号強度を減衰する利得制御を自動的に行う利得制御回路が設けられている。受信信号の強度は、例えば100dBに達する範囲で大きく変化する場合があるため、受信器においても100dB程度の利得制御範囲が要求される。また、信号強度が変化するタイミングは予測不可能であるため、利得制御回路は信号強度の変化に応じてリアルタイムで動作する必要がある。そのため、広い利得制御範囲とリアルタイムでの動作性能とを兼ね備えた高性能な利得制御回路が必要とされている。
アナログ回路を用いて構成された利得制御回路は、動作速度が速いため、リアルタイムでの動作に優れているという長所がある。しかし、雑音が主信号に重畳されるという欠点や、受信強度が大きい場合には利得を可変する回路自体が歪を発生するため利得制御範囲を広くすることが難しい等の欠点がある。そこで、増幅器の利得をステップ状に変更するステップ減衰器を用いた自動利得制御回路を有する受信器が考えられた(例えば、特許文献1)。
特開2011−199599号公報
ステップ減衰器を用いた利得制御回路では、アナログ回路を用いた利得制御回路と比べてダイナミックに利得を変化させることができる。しかし、入力信号の変化が高速で且つ変化量が大きい場合、利得の切り替え時におけるステップの変化が大きくなり、雑音が発生してしまうという問題があった。
雑音の発生を抑えるため、入力信号の変化に対応させて減衰量を増減させつつ利得の制御を行うことが考えられるが、その場合には高速動作するADコンバータ等が必要となり、構成が複雑で回路規模が大きくなってしまうという問題があった。
上記課題を解決するため、本発明は、簡易な構成で雑音の発生を抑えることが可能な利得制御回路及び利得制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る利得制御回路は、減衰量制御信号に応じた減衰量で入力信号を減衰させる減衰器と、前記減衰器により減衰した前記入力信号を増幅する信号増幅器と、前記信号増幅器により増幅された前記入力信号を検波して振幅値を得る検波回路と、前記振幅値と基準閾値とを比較して、比較結果を示す比較結果信号を生成する比較回路と、前記比較結果信号に基づいて前記減衰量制御信号を生成し、前記減衰器の減衰量を制御する減衰器制御回路と、を備え、前記減衰器は、各々が減衰処理を行うnの減衰部を含み、前記減衰器制御回路は、前記比較結果信号を所定の時間間隔のn倍の遅延時間で遅延させた第1の遅延信号を生成し、前記減衰量制御信号の1つである第1減衰制御信号として前記n段の減衰部のうちの第1段の減衰部に供給する第1の遅延回路と、前記第1減衰制御信号を前記所定の時間間隔の遅延時間で遅延させた第2の遅延信号を生成する第2の遅延回路と、前記比較結果信号を前記所定の時間間隔の(前記n−1)倍の遅延時間で遅延させた信号と前記第2の遅延信号との論理積からなる信号を生成し、前記減衰量制御信号の1つである第2減衰制御信号として前記n段の減衰部のうちの第2段の減衰部に供給する第1の論理積回路と、第(k−1)減衰制御信号を前記所定の時間間隔の遅延時間で遅延させた第kの遅延信号を生成する第kの遅延回路と、前記比較結果信号を前記所定の時間間隔の(前記n−k+1)倍の遅延時間で遅延させた信号と前記第kの遅延信号との論理積からなる信号を生成し、前記減衰量制御信号の1つである第k減衰制御信号として前記n段の減衰部のうちの第k段の減衰部に供給する第(k−1)の論理積回路と、を含み、前記nは、3以上の整数であり、前記kは3以上且つn以下の整数であることを特徴とする。
また、本発明に係る利得制御方法は、減衰量制御信号に応じた減衰量で入力信号を減衰させる入力信号減衰ステップと、減衰した前記入力信号を増幅する信号増幅ステップと、増幅した前記入力信号を検波して振幅値を得る検波ステップと、前記振幅値と基準閾値とを比較して、比較結果を示す比較結果信号を生成する比較ステップと、前記比較結果信号に基づいて前記減衰量制御信号を生成する減衰制御ステップと、を含み、前記入力信号減衰ステップは、減衰処理を行う第1、第2、・・・及び第nの減衰ステップを含み、前記減衰制御ステップは、前記比較結果信号を所定の時間間隔のn倍の遅延時間で遅延させた第1の遅延信号を第1減衰制御信号として生成するステップと、前記第1減衰制御信号を前記所定の時間間隔の遅延時間で遅延させた第2の遅延信号を生成するステップと、前記比較結果信号を前記所定の時間間隔の(前記n−1)倍の遅延時間で遅延させた信号と前記第2の遅延信号との論理積からなる信号を第2減衰制御信号として生成するステップと、第(k−1)減衰制御信号を前記所定の時間間隔の遅延時間で遅延させた第kの遅延信号を生成するステップと、前記比較結果信号を前記所定の時間間隔の(前記n−k+1)倍の遅延時間で遅延させた信号と前記第kの遅延信号との論理積からなる信号を第k減衰制御信号として生成するステップと、前記第1減衰制御信号、前記第2減衰制御信号及び前記第k減衰制御信号を前記減衰量制御信号として出力するステップと、を含み、前記nは3以上の整数であり、前記kは3以上且つ前記n以下の整数であることを特徴とする。

本発明によれば、簡易な構成で雑音の発生を抑えることが可能な利得制御回路及び利得制御方法を提供することが可能となる。
本発明に係る利得制御回路の構成を示すブロック図である。 ステップ減衰器の構成を示す回路図である。 入力信号IN、増幅信号AS、振幅値AV及び基準閾値電圧RVを模式的に示す図である。 減衰器制御回路の構成を示すブロック図である。 減衰器制御回路で生成される各信号の例を示すタイムチャートである。 減衰器制御回路で生成される各信号の例を示すタイムチャートである。 減衰器制御回路で生成される各信号の例を示すタイムチャートである。 減衰器制御回路で生成される各信号の例を示すタイムチャートである。 定常状態における各信号の例を示すタイムチャートである。 実施例2における利得制御回路の構成を示すブロック図である。 実施例2におけるステップ減衰器の構成を示す回路図である。 クロック供給時における各信号の例を示すタイムチャートである。 クロック供給停止時における各信号の例を示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本実施例における利得制御回路10の構成を示すブロック図である。利得制御回路10は、半導体ICに形成されている。利得制御回路10は、例えばVICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System)等に用いられる高周波信号を受信して、信号強度の減衰及び増幅を行う。利得制御回路10は、ステップ減衰器11、増幅器12、検波回路13、比較回路14及び減衰器制御回路15を含む。
ステップ減衰器11は、減衰器制御回路15から減衰量制御信号(第1減衰制御信号S1、第2減衰制御信号S2、第3減衰制御信号S3及び第4減衰制御信号S4)の供給を受けて減衰量を変化させつつ、入力信号INに対して減衰処理を行う可変減衰器である。
図2は、ステップ減衰器11の構成を示す回路図である。ステップ減衰器11は、第1減衰部21、第2減衰部22、第3減衰部23及び第4減衰部24を含む。
第1減衰部21は、抵抗R1及びR5と、抵抗R1に直列に接続されたスイッチSW1と、抵抗R5に並列に接続されたスイッチSW5と、を含む。スイッチSW1及びスイッチSW5は、減衰器制御回路15から供給される第1減衰制御信号S1の信号値(ハイレベルかローレベルか)に応じて相補的に動作する。具体的には、第1減衰制御信号S1がハイレベルの場合にはスイッチSW1がオンとなり、スイッチSW5がオフとなる。第1減衰制御信号S1がローレベルの場合にはスイッチSW1がオフとなり、スイッチSW5がオンとなる。第1減衰部21は、ハイレベルの第1減衰制御信号S1が供給されている場合(すなわち、スイッチSW1がオンでスイッチSW5がオフの場合)に、入力信号INを減衰させ、減衰させた信号を第2減衰部22に供給する。また、第1減衰部21は、ローレベルの第1減衰制御信号S1が供給されている場合(すなわち、スイッチSW1がオフでスイッチSW5がオンの場合)には、入力信号INを減衰させず、そのまま第2減衰部22に供給する。
第2減衰部22は、抵抗R2及びR6と、抵抗R2に直列に接続されたスイッチSW2と、抵抗R6に並列に接続されたスイッチSW6と、を含む。スイッチSW2及びスイッチSW6は、減衰器制御回路15から供給される第2減衰制御信号S2の信号値(ハイレベルかローレベルか)に応じて相補的に動作する。具体的には、第2減衰制御信号S2がハイレベルの場合にはスイッチSW2がオンとなり、スイッチSW6がオフとなる。第2減衰制御信号S2がローレベルの場合にはスイッチSW2がオフとなり、スイッチSW6がオンとなる。第2減衰部22は、ハイレベルの第2減衰制御信号S2が供給されている場合(すなわち、スイッチSW2がオンでスイッチSW6がオフの場合)に、第1減衰部21から供給された信号を減衰させ、減衰させた信号を第3減衰部23に供給する。また、第2減衰部22は、ローレベルの第2減衰制御信号S2が供給されている場合(すなわち、スイッチSW2がオフでスイッチSW6がオンの場合)には、第1減衰部21から供給された信号を減衰させず、そのまま第3減衰部23に供給する。
第3減衰部23は、抵抗R3及びR7と、抵抗R3に直列に接続されたスイッチSW3と、抵抗R7に並列に接続されたスイッチSW7と、を含む。スイッチSW3及びスイッチSW7は、減衰器制御回路15から供給される第3減衰制御信号S3の信号値(ハイレベルかローレベルか)に応じて相補的に動作する。具体的には、第3減衰制御信号S3がハイレベルの場合にはスイッチSW3がオンとなり、スイッチSW7がオフとなる。第3減衰制御信号S3がローレベルの場合にはスイッチSW3がオフとなり、スイッチSW7がオンとなる。第3減衰部23は、ハイレベルの第3減衰制御信号S3が供給されている場合(すなわち、スイッチSW3がオンでスイッチSW7がオフの場合)に、第2減衰部22から供給された信号を減衰させ、減衰させた信号を第4減衰部24に供給する。また、第3減衰部23は、ローレベルの第3減衰制御信号S3が供給されている場合(すなわち、スイッチSW3がオフでスイッチSW7がオンの場合)には、第2減衰部22から供給された信号を減衰させず、そのまま第4減衰部24に供給する。
第4減衰部24は、抵抗R4及びR8と、抵抗R4に直列に接続されたスイッチSW4と、抵抗R8に並列に接続されたスイッチSW8と、を含む。スイッチSW4及びスイッチSW8は、減衰器制御回路15から供給される第4減衰制御信号S4の信号値(ハイレベルかローレベルか)に応じて相補的に動作する。具体的には、第4減衰制御信号S4がハイレベルの場合にはスイッチSW4がオンとなり、スイッチSW8がオフとなる。第4減衰制御信号S4がローレベルの場合にはスイッチSW4がオフとなり、スイッチSW8がオンとなる。第4減衰部24は、ハイレベルの第4減衰制御信号S4が供給されている場合(すなわち、スイッチSW4がオンでスイッチSW8がオフの場合)に、第3減衰部23から供給された信号を減衰させ、減衰させた信号を減衰信号DSとして増幅器12に供給する。また、第4減衰部24は、ローレベルの第4減衰制御信号S4が供給されている場合(すなわち、スイッチSW4がオフでスイッチSW8がオンの場合)には、第3減衰部23から供給された信号を減衰させず、そのまま減衰信号DSとして増幅器12に供給する。
後述するように、第2減衰制御信号S2は、第1減衰制御信号S1よりも遅れてハイレベルとなり、第1減衰制御信号S1よりも早くローレベルとなる。従って、第2減衰部22は、第1減衰部21がオン状態(減衰動作を行う状態)であることを前提として、オン状態となる。
同様に、第3減衰制御信号S3は、第1減衰制御信号S1及び第2減衰制御信号S2よりも遅れてハイレベルとなり、第1減衰制御信号S1及び第2減衰制御信号S2よりも早くローレベルとなる。従って、第3減衰部23は、第1減衰部21及び第2減衰部22がオン状態であることを前提として、オン状態となる。
また、第4減衰制御信号S4は、第1減衰制御信号S1、第2減衰制御信号S2及び第3制御信号S3よりも遅れてハイレベルとなり、第1減衰制御信号S1、第2減衰制御信号S2及び第3制御信号S3よりも早くローレベルとなる。従って、第4減衰部24は、第1減衰部21、第2減衰部22及び第3減衰部23がオン状態であることを前提として、オン状態となる。
増幅器12は、ステップ減衰器11から供給された減衰信号DSの振幅を増幅させ、増幅信号ASを生成する信号増幅器である。例えば、入力信号INが図3(a)に示すような波形である場合、増幅信号ASは、図3(b)に示すように、入力信号INの振幅が増大した波形となる。増幅器12は、増幅信号ASを出力するとともに、検波回路13に供給する。
検波回路13は、増幅器12から供給された増幅信号ASに対して包絡線検波を行い、高周波成分を除去して、電圧振幅値AV(以下、単に振幅値AVと称する)を得る。この包絡線検波により、図3(c)に示すように、増幅信号ASのピークレベルの包絡線に近い形状が、振幅値AVとして得られる。
比較回路14は、検波回路13により得られた振幅値AVと、外部から供給された所定の基準閾値電圧RVとを比較する。例えば、比較回路14は、図3(d)に示すように、振幅値AVと基準閾値電圧RVの値との大小を比較する。そして、比較回路14は、比較結果を示す比較結果信号CVを生成して減衰器制御回路15に供給する。すなわち、比較回路14は、振幅値AVが基準閾値電圧RVよりも大きい場合にはハイレベル、振幅値AVが基準閾値電圧RV以下である場合にはローレベルを示す比較結果信号CVを生成し、減衰器制御回路15に供給する。
減衰器制御回路15は、可変減衰器であるステップ減衰器11の減衰量を制御する減衰器制御回路である。減衰器制御回路15は、第1減衰制御信号S1、第2減衰制御信号S2、第3減衰制御信号S3及び第4減衰制御信号S4を、減衰量制御信号としてステップ減衰器11の対応する減衰部(すなわち、第1〜第4減衰制御信号S1〜S4の各々に対応する第1〜第4減衰部21〜24)に供給する。
図4は、減衰器制御回路15の構成を示す図である。減衰器制御回路15は、抵抗及びキャパシタからなるRC遅延回路である遅延回路31〜37(第1遅延回路31、第2遅延回路32、第3遅延回路33、第4遅延回路34、第5遅延回路35、第6遅延回路36、第7遅延回路37)と、論理回路であるAND回路AD1〜AD3(第1AND回路AD1、第2AND回路AD2、第3AND回路AD3)と、を含む。
第1遅延回路31は、第2遅延回路32及び第3AND回路AD3に接続されている。第1遅延回路31は、比較回路14から供給された比較結果信号CVを所定の時間間隔である遅延期間DTだけ遅延させた第1遅延信号TS1を生成し、第2遅延回路32及び第3AND回路AD3に供給する。
第2遅延回路32は、第1遅延回路31、第3遅延回路33及び第2AND回路AD2に接続されている。第2遅延回路32は、第1遅延回路31から供給された第1遅延信号TS1を遅延期間DTだけ遅延させた第2遅延信号TS2を生成し、第3遅延回路33及び第2AND回路AD2に供給する。
第3遅延回路33は、第2遅延回路32、第4遅延回路34及び第1AND回路AD1に接続されている。第3遅延回路33は、第2遅延回路32から供給された第2遅延信号TS2を遅延期間DTだけ遅延させた第3遅延信号TS3を生成し、第4遅延回路34及び第1AND回路AD1に供給する。
第4遅延回路34は、第3遅延回路33及び第5遅延回路35に接続されている。第4遅延回路34は、第3遅延回路33から供給された第3遅延信号TS3を遅延期間DTだけ遅延させた第4遅延信号TS4を生成し、第5遅延回路35に供給する。また、第4遅延回路34は、第4遅延信号TS4を第1減衰制御信号S1として出力する。すなわち、第1減衰制御信号S1は、比較結果信号CVを所定の時間間隔である遅延期間DTの4倍の遅延時間で遅延させた遅延信号である。
第5遅延回路35は、第4遅延回路34及び第1AND回路AD1に接続されている。第5遅延回路35は、第4遅延回路34から供給された第4遅延信号TS4を遅延期間DTだけ遅延させた第5遅延信号TS5を生成し、第1AND回路AD1に供給する。
第1AND回路AD1は、第3遅延回路33、第5遅延回路35及び第6遅延回路36に接続されている。第1AND回路AD1は、一方の入力端子から第3遅延信号TS3の入力を受け、他方の入力端子から第5遅延信号TS5の入力を受け、これらの論理積である第1論理積信号LS1を生成する。第1AND回路AD1は、第1論理積信号LS1を第6遅延回路36に供給するとともに、第2減衰制器御信号S2として出力する。すなわち、第2減衰制御信号S2は、比較結果信号CVを遅延期間DTの5倍の遅延時間で遅延させた遅延信号と、比較結果信号CVを遅延期間DTの3倍の遅延時間で遅延させた遅延信号と、の論理積からなる信号である。
第6遅延回路36は、第1AND回路AD1及び第2AND回路AD2に接続されている。第6遅延回路36は、第1AND回路AD1から供給された第1論理積信号LS1を遅延期間DTだけ遅延させた第6遅延信号TS6を生成し、第2AND回路AD2に供給する。
第2AND回路AD2は、第2遅延回路32、第6遅延回路36及び第7遅延回路37に接続されている。第2AND回路AD2は、一方の入力端子から第2遅延信号TS2の入力を受け、他方の入力端子から第6遅延信号TS6の入力を受け、これらの論理積である第2論理積信号LS2を生成する。第2AND回路AD2は、第2論理積信号LS2を第7遅延回路37に供給するとともに、第3減衰制御信号S3として出力する。すなわち、第3減衰制御信号S3は、第2減衰制御信号S2を遅延期間DTだけ遅延させた遅延信号と、比較結果信号CVを遅延期間DTの2倍の遅延時間だけ遅延させた遅延信号と、の論理積からなる信号である。
第7遅延回路37は、第2AND回路AD2及び第3AND回路AD3に接続されている。第7遅延回路37は、第2AND回路AD2から供給された第2論理積信号LS2を遅延期間DTだけ遅延させた第7遅延信号TS7を生成し、第3AND回路AD3に供給する。
第3AND回路AD3は、第1遅延回路31及び第7遅延回路37に接続されている。第3AND回路AD3は、一方の入力端子から第1遅延信号TS1の入力を受け、他方の入力端子から第7遅延信号TS7の入力を受け、これらの論理積である第3論理積信号LS3を生成する。第3AND回路AD3は、第3論理積信号LS3を第4減衰制御信号S4として出力する。すなわち、第4減衰制御信号S4は、第3減衰制御信号S3を遅延期間DTだけ遅延させた遅延信号と、比較結果信号CVを遅延期間DTの1倍の遅延時間だけ遅延させた遅延信号と、の論理積からなる信号である。
以上の動作により生成された第2減衰制御信号S2は、第1減衰制御信号S1よりも遅延期間DTだけ遅れてハイレベルとなり、遅延期間DTだけ早くローレベルとなる。また、第3減衰制御信号S3は、第2減衰制御信号S2よりも遅延期間DTだけ遅れてハイレベルとなり、遅延期間DTだけ早くローレベルとなる。第4減衰制御信号S4は、第3減衰制御信号S3よりも遅延期間DTだけ遅れてハイレベルとなり、遅延期間DTだけ早くローレベルとなる。
図5は、比較結果信号CVが、遅延期間DTの7倍(すなわち、7DT)の期間においてハイレベルとなる場合における、減衰器制御回路15内で生成される各信号及びステップ減衰器11における減衰量の例を示すタイムチャートである。
第1減衰制御信号S1、第2減衰制御信号S2、第3減衰制御信号S3及び第4減衰制御信号S4は、S1,S2,S3,S4の順に立ち上がり、S4,S3,S2,S1の順に立ち下がる。従って、まず第1減衰部21がオン状態となることで減衰量が1ステップ増加し、続いて第2減衰部22、第3減衰部23、第4減衰部24が夫々オン状態となることで、減衰量は1ステップずつ増加する。一方、第4減衰部24がオフ状態となることで減衰量が1ステップ減少し、続いて第3減衰部23、第2減衰部22、第1減衰部21が夫々オフ状態となることで、減衰量は1ステップずつ減少する。これにより、ステップ減衰器11の減衰量の時間変化は、図5の下段に示すように、第4減衰制御信号S4がハイレベルの期間を頂点とする階段状の波形となる。
図6は、比較結果信号CVが、遅延期間DTの6倍(すなわち、6DT)の期間においてハイレベルとなる場合における、減衰器制御回路15内で生成される各信号及びステップ減衰器11における減衰量の例を示すタイムチャートである。図5に示したタイムチャートとは異なり、第7遅延信号TS7が立ち上がるタイミングで、第1遅延信号TS1が立ち下がっている。このため、第4減衰制御信号S4である第3論理積信号LS3は立ち上がらず、ローレベルの状態を維持する。従って、ステップ減衰器11の減衰量の時間変化は、図6の下段に示すように、第3減衰制御信号S3がハイレベルの期間を頂点とする階段状の波形となる。
図7は、比較結果信号CVが、遅延期間DTの4倍(すなわち、4DT)の期間においてハイレベルとなる場合における、減衰器制御回路15内で生成される各信号及びステップ減衰器11における減衰量の例を示すタイムチャートである。図5及び図6に示したタイムチャートとは異なり、第6遅延信号TS6が立ち上がるタイミングで、第2遅延信号TS2が立ち下がっている。このため、第3減衰制御信号S3である第2論理積信号LS2は立ち上がらず、ローレベルの状態を維持する。従って、ステップ減衰器11の減衰量の時間変化は、図7の下段に示すように、第2減衰制御信号S2がハイレベルの期間を頂点とする階段状の波形となる。
図8は、比較結果信号CVが、遅延期間DTの2倍(すなわち、2DT)の期間においてハイレベルとなる場合における、減衰器制御回路15内で生成される各信号及びステップ減衰器11における減衰量の例を示すタイムチャートである。図5、図6及び図7に示したタイムチャートとは異なり、第5遅延信号TS5が立ち上がるタイミングで、第3遅延信号TS3が立ち下がっている。このため、第2減衰制御信号S2である第1論理積信号LS1は立ち上がらず、ローレベルの状態を維持する。従って、ステップ減衰器11の減衰量の時間変化は、図8の下段に示すように、第1減衰制御信号S1がハイレベルの期間でハイレベルの形状となる波形となる。
図9は、比較結果信号CVがハイレベルの状態とローレベルの状態とを繰り返す定常状態である場合における、減衰器制御回路15内で生成される各信号及びステップ減衰器11における減衰量の例を示すタイムチャートである。この定常状態は、例えば、検波回路13により得られた増幅信号ASの振幅値AVが、ステップ減衰器11の減衰動作を受けて基準閾値電圧RVを下回る状態と、減衰器11の減衰動作の停止に応じて基準閾値電圧RVを上回る状態と、を繰り返すことにより生じる。図9では、例えば比較結果信号CVが、まず遅延期間DTの6倍(すなわち、6DT)の期間においてハイレベルとなり、その後、期間2DT毎にハイレベルとローレベルとを繰り返す場合を例として示している。
第1遅延信号TS1は、比較結果信号CVが遅延期間DTだけ遅延した信号であるため、比較結果信号CVと同様、期間2DT毎にハイレベルの状態とローレベルの状態とを繰り返す。また、第2遅延信号TS2は第1遅延信号TS1、第3遅延信号TS3は第2遅延信号TS2、第4遅延信号TS4(第1減衰制御信号S1)は第3遅延信号TS3、第5遅延信号TS5は第4遅延信号TS4が夫々遅延期間DTだけ遅延した信号であるため、同様に期間2DT毎にハイレベルの状態とローレベルの状態とを繰り返す。
一方、当該繰り返しの期間において第3遅延信号TS3及び第5遅延信号TS5は相補的にハイレベル、ローレベルとなるため、これらの論理積である第1論理積信号LS1(第2減衰制御信号S2)はローレベルを維持した状態となる。第2論理積信号LS2(第3減衰制御信号S3)は、第1論理積信号LS1が遅延期間DTだけ遅延した信号である第6遅延信号TS6と、第2遅延信号TS2との論理積の信号であるため、上記期間においてローレベルを維持した状態となる。第3論理積信号LS3(第4減衰制御信号S4)は、第2論理積信号LS2が遅延期間DTだけ遅延した信号である第7遅延信号TS7と、第1遅延信号TS1との論理積の信号であるため、上記期間においてローレベルを維持した状態となる。
従って、定常状態では第1減衰制御信号S1のみがハイレベルの状態とローレベルの状態とを繰り返すことになる。従って、ステップ減衰器11の減衰量の時間変化は、図9の下段に示すように、いったん階段状の形状が立ち下がった後、期間2DT毎に1ステップでハイレベルとローレベルとを繰り返す波形となる。
以上のように、本発明によれば、入力信号INの強度を反映した増幅信号ASの振幅値AVが基準閾値電圧RVを上回っている場合には、ステップ減衰器11の減衰量が1ステップずつ増加する。そして、ステップ減衰器11の減衰量は、振幅値AVが基準閾値電圧RVを上回っている期間の経過に応じたタイミングで、1ステップずつ減少する。従って、入力信号INの信号強度が急速に変化したとき場合であっても利得変化は常に最小ステップとなるため、ステップの変化が大きい場合と比べて、雑音の発生が少ない。
また、本発明の減衰器制御回路15は、RC回路等からなる遅延回路及び論理回路(AND回路)により構成される。従って、高速動作するADコンバータ等を用いることなく、簡易な構成で雑音の発生を抑えることが可能となる。
図10は、本実施例における利得制御回路40の構成を示すブロック図である。以下、実施例1と同様の構成については同じ参照符号を付し、説明を省略する。利得制御回路40は、ステップ減衰器11、増幅器12、検波回路13、比較回路44及び減衰器制御回路45を含む。
比較回路44は、外部から基準閾値電圧RVの供給を受ける。本実施例では、基準閾値電圧RVには、上限閾値電圧UVと下限閾値電圧UVとが含まれる。そして、比較回路44は、図3(e)に模式的に示すように、検波回路13により得られた増幅信号ASの振幅値AVと上限閾値電圧UV及び下限閾値電圧LVの値とを比較する。
比較回路44は、振幅値AVが上限閾値電圧UVの値よりも大きいと判定した場合、ハイレベルの比較結果信号CVを生成して減衰器制御回路45に供給する。一方、振幅値AVが下限閾値電圧LVの値よりも小さいと判定した場合、比較回路44は、ローレベルの比較結果信号CVを生成して減衰器制御回路45に供給する。また、振幅値AVが下限閾値電圧LV以上で上限閾値電圧UV以下である場合、比較回路44は、減衰器制御回路45に供給されているクロック信号CLKを停止させるクロック停止信号CKSを減衰器制御回路45に供給する。
図11は、減衰器制御回路45の構成を示す図である。減衰器制御回路45は、D型フリップフロップ回路であるフリップフロップ回路51〜57(第1フリップフロップ回路51、第2フリップフロップ回路52、第3フリップフロップ回路53、第4フリップフロップ回路54、第5フリップフロップ回路55、第6フリップフロップ回路56、第7フリップフロップ回路57)と、論理回路であるAND回路AD0〜AD3(クロック制御AND回路AD0、第1AND回路AD1、第2AND回路AD2、第3AND回路AD3)と、を含む。各フリップフロップ回路のクロック端子(図中、Cで示す)は、クロック制御AND回路AD0の出力端子に接続されている。
クロック制御AND回路AD0は、一方の入力端子に外部からクロック信号CLKの供給を受け、他方の入力端子に比較回路44からクロック停止信号CKSの供給を受ける。クロック制御AND回路AD0は、クロック停止信号CKSが比較回路44から供給されていない場合、出力端子からクロック信号CLKを出力し、各フリップフロップ回路51〜57に供給する。一方、比較回路44からクロック停止信号CKSが供給されている場合、クロック制御AND回路AD0は、各フリップフロップ回路51〜57へのクロック信号CLKの供給を停止する。
第1フリップフロップ回路51は、第2フリップフロップ回路52及び第3AND回路AD3に接続されている。第1フリップフロップ回路51は、クロック端子にクロック信号CLKが供給されている間、比較回路14から供給された比較結果信号CVを遅延期間DTだけ遅延させた第1遅延信号TS1を生成し、第2フリップフロップ回路52及び第3AND回路AD3に供給する。クロック端子へのクロック信号CLKの供給が停止すると、第1フリップフロップ回路51は、その直前の信号値を維持した第1遅延信号TS1を、第2フリップフロップ回路52及び第3AND回路AD3に供給する。
第2フリップフロップ回路52は、第1フリップフロップ回路51、第3フリップフロップ回路53及び第2AND回路AD2に接続されている。第2フリップフロップ回路52は、クロック端子にクロック信号CLKが供給されている間、第1フリップフロップ回路51から供給された第1遅延信号TS1を遅延期間DTだけ遅延させた第2遅延信号TS2を生成し、第3フリップフロップ回路53及び第2AND回路AD2に供給する。クロック端子へのクロック信号CLKの供給が停止すると、第2フリップフロップ回路52は、その直前の信号値を維持した第2遅延信号TS2を、第3フリップフロップ回路53及び第2AND回路AD2に供給する。
第3フリップフロップ回路53は、第2フリップフロップ回路52、第4フリップフロップ回路54及び第1AND回路AD1に接続されている。第3フリップフロップ回路53は、クロック端子にクロック信号CLKが供給されている間、第2フリップフロップ回路52から供給された第2遅延信号TS2を遅延期間DTだけ遅延させた第3遅延信号TS3を生成し、第4フリップフロップ回路54及び第1AND回路AD1に供給する。クロック端子へのクロック信号CLKの供給が停止すると、第3フリップフロップ回路53は、その直前の信号値を維持した第3遅延信号TS3を、第4フリップフロップ回路54及び第1AND回路AD1に供給する。
第4フリップフロップ回路54は、第3フリップフロップ回路53及び第5フリップフロップ回路55に接続されている。第4フリップフロップ回路54は、クロック端子にクロック信号CLKが供給されている間、第3フリップフロップ回路53から供給された第3遅延信号TS3を遅延期間DTだけ遅延させた第4遅延信号TS4を生成し、第1減衰制御信号S1として出力する。また、第4フリップフロップ回路54は、第4遅延信号TS4を第5フリップフロップ回路55に供給する。クロック端子へのクロック信号CLKの供給が停止すると、第4フリップフロップ回路54は、その直前の信号値を維持した第4遅延信号TS4を、第5フリップフロップ回路55に供給するとともに第1減衰制御信号S1として出力する。すなわち、第1減衰制御信号S1は、比較結果信号CVを所定の時間間隔である遅延期間DTの4倍の遅延時間で遅延させた遅延信号である。
第5フリップフロップ回路55は、第4フリップフロップ回路54及び第1AND回路AD1に接続されている。第5フリップフロップ回路55は、クロック端子にクロック信号CLKが供給されている間、第4フリップフロップ回路54から供給された第4遅延信号TS4を遅延期間DTだけ遅延させた第5遅延信号TS5を生成し、第1AND回路AD1に供給する。クロック端子へのクロック信号CLKの供給が停止すると、第5フリップフロップ回路55は、その直前の信号値を維持した第5遅延信号TS5を、第1AND回路AD1に供給する。
第1AND回路AD1は、第3フリップフロップ回路53、第5フリップフロップ回路55及び第6フリップフロップ回路56に接続されている。第1AND回路AD1は、一方の入力端子から第3遅延信号TS3の入力を受け、他方の入力端子から第5遅延信号TS5の入力を受け、これらの論理積である第1論理積信号LS1を生成する。第1AND回路AD1は、第1論理積信号LS1を第6フリップフロップ回路56に供給するとともに、第2減衰制器御信号S2として出力する。すなわち、第2減衰制御信号S2は、比較結果信号CVを遅延期間DTの5倍の遅延時間で遅延させた遅延信号と、比較結果信号CVを遅延期間DTの3倍の遅延時間で遅延させた遅延信号と、の論理積からなる信号である。
第6フリップフロップ回路56は、第1AND回路AD1及び第2AND回路AD2に接続されている。第6フリップフロップ回路56は、クロック端子にクロック信号CLKが供給されている間、第1AND回路AD1から供給された第1論理積信号LS1を遅延期間DTだけ遅延させた第6遅延信号TS6を生成し、第2AND回路AD2に供給する。クロック端子へのクロック信号CLKの供給が停止すると、第6フリップフロップ回路56は、その直前の信号値を維持した第6遅延信号TS6を、第2AND回路AD2に供給する。
第2AND回路AD2は、第2フリップフロップ回路52、第6フリップフロップ回路56及び第7フリップフロップ回路57に接続されている。第2AND回路AD2は、一方の入力端子から第2遅延信号TS2の入力を受け、他方の入力端子から第6遅延信号TS6の入力を受け、これらの論理積である第2論理積信号LS2を生成する。第2AND回路AD2は、第2論理積信号LS2を第7フリップフロップ回路57に供給するとともに、第3減衰制御信号S3として出力する。すなわち、第3減衰制御信号S3は、第2減衰制御信号S2を遅延期間DTだけ遅延させた遅延信号と、比較結果信号CVを遅延期間DTの2倍の遅延時間だけ遅延させた遅延信号と、の論理積からなる信号である。
第7フリップフロップ回路57は、第2AND回路AD2及び第3AND回路AD3に接続されている。第7フリップフロップ回路57は、クロック端子にクロック信号CLKが供給されている間、第2AND回路AD2から供給された第2論理積信号LS2を遅延期間DTだけ遅延させた第7遅延信号TS7を生成し、第3AND回路AD3に供給する。クロック端子へのクロック信号CLKの供給が停止すると、第7フリップフロップ回路57は、その直前の信号値を維持した第7遅延信号TS7を、第3AND回路AD3に供給する。
第3AND回路AD3は、第1フリップフロップ回路51及び第7フリップフロップ回路57に接続されている。第3AND回路AD3は、一方の入力端子から第1遅延信号TS1の入力を受け、他方の入力端子から第7遅延信号TS7の入力を受け、これらの論理積である第3論理積信号LS3を生成する。第3AND回路AD3は、第3論理積信号LS3を第4減衰制御信号S4として出力する。すなわち、第4減衰制御信号S4は、第3減衰制御信号S3を遅延期間DTだけ遅延させた遅延信号と、比較結果信号CVを遅延期間DTの1倍の遅延時間だけ遅延させた遅延信号と、の論理積からなる信号である。
図12は、各フリップフロップ回路にクロック信号CKSが供給されている場合、すなわち比較回路44から減衰器制御回路45にクロック停止信号CKSが供給されていない場合における、減衰器制御回路45内で生成される各信号及びステップ減衰器11における減衰量の例を示すタイムチャートである。クロック停止信号CKSが供給されていない状態では、クロック制御AND回路AD0は、クロック信号CLKを各フリップフロップ回路51〜57に供給し続ける。そして、クロック信号CLKが供給されている場合、各フリップフロップ回路51〜57は、実施例1の各遅延回路31〜37と同様、前段のフリップフロップ回路又はAND回路から供給された信号を遅延期間DTだけ遅延させる。従って、各信号の波形は、実施例1において図5のタイムチャートで示した波形と同様の形状となる。また、ステップ減衰器11の減衰量の時間変化も、図5のタイムチャートの下段に示したものと同様の波形となる。
図13は、振幅値AVがいったん上限閾値電圧UVを超えた後、期間7DTが経過して上限閾値電圧UVを下回り、上限閾値電圧UVと下限閾値電圧LVとの間で増減を繰り返す定常状態となった場合の、各信号及びステップ減衰器11の減衰量の例を示すタイムチャートである。振幅値AVが上限閾値電圧UVと下限閾値電圧LVとの間にある場合、比較回路44からクロック制御AND回路AD0にクロック停止信号CKSが供給され、クロック制御AND回路AD0から各フリップフロップ回路51〜57へのクロック信号CLKの供給が停止する。
クロック信号CLKの供給が停止されると、各フリップフロップ回路51〜57の出力は、クロック信号CLKの供給が停止する直前の状態を維持する。従って、第1遅延信号TS1〜第7遅延信号TS7は、ハイレベルの状態で維持される。第1論理積信号LS1〜第3論理積信号LS3も、ハイレベルの状態で維持される。従って、ステップ減衰器11における減衰量は、クロック信号CLKの供給が停止するまでは1ステップずつ増加し、クロック信号CLKの供給が停止した時点から同じ減衰量を維持した状態となる。
以上のように、本実施例の利得制御回路40によれば、定常状態において、実施例1の図9で示したような1ステップの減衰量の変化が発生せず、ステップ減衰器11の減衰量は一定となる。この構成によれば、温度等の要因により入力信号IN(又は入力信号INの強度を反映した増幅信号AS)の強度測定に誤差が生じるような場合であっても、誤差の影響を受けずに安定した減衰量を得ることができる。
また、この構成によれば、クロック信号CLKの周波数を変化させることにより遅延量を制御することができるため、入力信号IN(入力信号INの強度を反映した増幅信号AS)の強度の変化速度に柔軟に対応することが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、上記実施例1及び実施例2では、ステップ減衰器11が4つの減衰部を有し、減衰器制御回路15(45)が4つの減衰信号を、ステップ減衰器11の対応する4つの減衰部に供給する例について説明した。しかし、減衰部及び減衰信号の数はこれに限られず、ステップ減衰器11はn個の減衰部(n:2以上の整数)を有し、減衰器制御回路15(45)はn個の減衰制御信号を供給するものであればよい。すなわち、ステップ減衰器11は、入力信号に対して各々が減衰処理を行う第1〜第nの減衰部を有する。ステップ減衰器制御部15は、所定の時間間隔で順次開始する第1〜第n期間において第1〜第nの減衰部を動作させる第1〜第n減衰制御信号を、減衰量制御信号としてステップ減衰器11の第1〜第nの減衰部の各々に供給する。上記実施例1及び実施例2は、かかる構成について、n=4の場合を例として説明したものである。
そして、ステップ減衰器11がn個の減衰部(第1〜第nの減衰部)を有する場合、減衰器制御回路15(45)は、比較結果信号を所定の時間間隔のn倍の遅延時間で遅延させた遅延信号を第1減衰制御信号として生成し、比較結果信号を所定の時間間隔の(n+1)倍の遅延時間で遅延させた遅延信号と、比較結果信号を所定の時間間隔の(n−1)倍の遅延時間で遅延させた遅延信号と、の論理積からなる信号を第2減衰制御信号として生成し、第(k−1)減衰制御信号を所定の時間間隔だけ遅延させた信号と、比較結果信号を所定の時間間隔の(n−k+1)倍の遅延時間で遅延させた遅延信号と、の論理積からなる信号を第k減衰制御信号(3≦k≦n)とし、第3乃至第n減衰制御信号を生成する。
また、遅延期間DTの長さと比較結果信号CVとの関係は、上記実施例で示したものに限定されない。例えば、遅延期間DTの長さを比較回路14(44)が比較結果信号CVを送信する時間よりも長く設定することにより、図9及び図13で示したような定常状態の実現が容易となる。
10,40 利得制御回路
11 ステップ減衰器
12 増幅器
13 検波回路
14,44 比較回路
15,45 減衰器制御回路
21 第1減衰部
22 第2減衰部
23 第3減衰部
24 第4減衰部
R1〜R8 抵抗
SW1〜SW8 スイッチ
31〜37 遅延回路
AD0〜AD3 AND回路
51〜57 フリップフロップ回路

Claims (5)

  1. 減衰量制御信号に応じた減衰量で入力信号を減衰させる減衰器と、
    前記減衰器により減衰した前記入力信号を増幅する信号増幅器と、
    前記信号増幅器により増幅された前記入力信号を検波して振幅値を得る検波回路と、
    前記振幅値と基準閾値とを比較して、比較結果を示す比較結果信号を生成する比較回路と、
    前記比較結果信号に基づいて前記減衰量制御信号を生成し、前記減衰器の減衰量を制御する減衰器制御回路と、
    を備え、
    前記減衰器は、各々が減衰処理を行うnの減衰部を含み、
    前記減衰器制御回路は、
    前記比較結果信号を所定の時間間隔のn倍の遅延時間で遅延させた第1の遅延信号を生成し、前記減衰量制御信号の1つである第1減衰制御信号として前記n段の減衰部のうちの第1段の減衰部に供給する第1の遅延回路と、
    前記第1減衰制御信号を前記所定の時間間隔の遅延時間で遅延させた第2の遅延信号を生成する第2の遅延回路と、
    前記比較結果信号を前記所定の時間間隔の(前記n−1)倍の遅延時間で遅延させた信号と前記第2の遅延信号との論理積からなる信号を生成し、前記減衰量制御信号の1つである第2減衰制御信号として前記n段の減衰部のうちの第2段の減衰部に供給する第1の論理積回路と、
    第(k−1)減衰制御信号を前記所定の時間間隔の遅延時間で遅延させた第kの遅延信号を生成する第kの遅延回路と、
    前記比較結果信号を前記所定の時間間隔の(前記n−k+1)倍の遅延時間で遅延させた信号と前記第kの遅延信号との論理積からなる信号を生成し、前記減衰量制御信号の1つである第k減衰制御信号として前記n段の減衰部のうちの第k段の減衰部に供給する第(k−1)の論理積回路と、
    を含み、
    前記nは、3以上の整数であり、
    前記kは3以上且つn以下の整数であることを特徴とする利得制御回路。
  2. 前記第1、第2及び第kの遅延回路は、クロック信号の供給を受けて動作するD型フリップフロップ回路からなることを特徴とする請求項に記載の利得制御回路。
  3. 前記比較回路は、前記振幅値と前記基準閾値との比較結果に応じて、前記第1、第2及び第kの遅延回路に対する前記クロック信号の供給を停止させるクロック停止信号を、前記減衰器制御回路に供給する、
    ことを特徴とする請求項に記載の利得制御回路。
  4. 減衰量制御信号に応じた減衰量で入力信号を減衰させる入力信号減衰ステップと、
    減衰した前記入力信号を増幅する信号増幅ステップと、
    増幅した前記入力信号を検波して振幅値を得る検波ステップと、
    前記振幅値と基準閾値とを比較して、比較結果を示す比較結果信号を生成する比較ステップと、
    前記比較結果信号に基づいて前記減衰量制御信号を生成する減衰制御ステップと、
    を含み、
    前記入力信号減衰ステップは、減衰処理を行う第1、第2、・・・及び第nの減衰ステップを含み、
    前記減衰制御ステップは、
    前記比較結果信号を所定の時間間隔のn倍の遅延時間で遅延させた第1の遅延信号を第1減衰制御信号として生成するステップと、
    前記第1減衰制御信号を前記所定の時間間隔の遅延時間で遅延させた第2の遅延信号を生成するステップと、
    前記比較結果信号を前記所定の時間間隔の(前記n−1)倍の遅延時間で遅延させた信号と前記第2の遅延信号との論理積からなる信号を第2減衰制御信号として生成するステップと、
    第(k−1)減衰制御信号を前記所定の時間間隔の遅延時間で遅延させた第kの遅延信号を生成するステップと、
    前記比較結果信号を前記所定の時間間隔の(前記n−k+1)倍の遅延時間で遅延させた信号と前記第kの遅延信号との論理積からなる信号を第k減衰制御信号として生成するステップと、
    前記第1減衰制御信号、前記第2減衰制御信号及び前記第k減衰制御信号を前記減衰量制御信号として出力するステップと、
    を含み、
    前記nは3以上の整数であり、
    前記kは3以上且つ前記n以下の整数である
    ことを特徴とする利得制御方法。
  5. 前記減衰制御ステップは、クロック信号の供給に応じて前記遅延信号の各々を生成するステップを含み、
    前記比較ステップは、前記振幅値と前記基準閾値との比較結果に応じて、前記クロック信号の供給を停止するステップを含むことを特徴とする請求項に記載の利得制御方法。
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