JP6752264B2 - スリーブコンテナ - Google Patents

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本発明は、種々の物品を収容可能なスリーブコンテナに関する。
底部パレットの上に覆いを被せた形状のスリーブコンテナは、段ボールに代替するものとして、水を嫌う精密機械の包装や、種々の物品をひとまとめにして搬送する等の用途に使用されている。
従来のスリーブコンテナは、ブロー成形で作られた天板と底部パレットを有してなるものが殆どである。そのため、成形工場においてもかさばった形状で管理及び保管されるものであり、更には、組立工場においても組立前から多くの保管スペースを占有するものとなっていた。
また、ブロー成形により天板や底部パレットを製造する場合には、強度を確保するために所要の箇所で稜線部やリブ状の形状部分を形成しなければならない。このため、ブロー成形により製造された天板や底部パレットは、過剰に樹脂が集積する部分(いわゆる無駄肉)が多くならざるを得ずコストを削減する上での障害となっていた。
しかも、ブロー成形のための金型は極めて高価なものとなっていた。現実的な売価で金型代を償却するには一定の寸法のものを最低でも1000個は作らねばならないという試算もある。このため、ブロー成形による天板や底部パレットを用いたスリーブコンテナは、近時の商取引において顕著である少量かつ多品種のニーズに必ずしも柔軟に対応できるものとなっていなかった。
さらに、フォークリフトのフォーク挿入孔を有するパレットは、多くの既存品が存在しているため、これらを好適に活用することができれば、新作部品の削減に資するとともに製造コストの低減に寄与し得ることが期待される。
特許第6346752号公報
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、少なくとも、製造段階におけるスペース効率に優れるとともに大きさの異なる製品を柔軟に形成し得るスリーブコンテナを提供することにある。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1に記載の発明は、筒状に構成されたスリーブと、このスリーブの下部を閉塞する下閉塞体とを備えてなるスリーブコンテナであって、前記下閉塞体が、板材と、この板材の周縁部に接続し当該板材を支持する枠材とを備えてなるものであり、前記枠材が、前記板材の角部にそれぞれ配設されるコーナー部材と、これらコーナー部材間に配設されるフレーム部材とを備えているものであり、前記スリーブの上部を閉塞し得る上閉塞体を備えたものであり、前記上閉塞体が、上板材と、この上板材の周縁部に接続し当該上板材を支持する上枠材とを備えてなるものであり、前記上枠材が、前記上板材の角部にそれぞれ配設されるコーナー部材と、これらコーナー部材間に配設され前記上板材の端縁に外嵌する嵌合溝を有したフレーム部材とを備えているものであり、前記上閉塞体が、前記下閉塞体と同一の部品を用いて作られており、前記下閉塞体を上下反転させた姿勢をなしたものであるスリーブコンテナである。
請求項2に記載の発明は、前記下閉塞体の下面側に、パレットの上載部と係り合う凹部が設けられている請求項1記載のスリーブコンテナである。
請求項3に記載の発明は、前記枠材における前記コーナー部材と、当該コーナー部材に隣接する前記フレーム部材とが、嵌合連結部を介して相互に連結されたものである請求項1又は2記載のスリーブコンテナである。
請求項4に記載の発明は、前記枠材における前記嵌合連結部が、前記コーナー部材又は前記フレーム部材の何れか一方に設けられ水平方向に突出した突出部と、他方に設けられ前記突出部に外嵌する嵌合孔とを備えたものである請求項記載のスリーブコンテナである。
請求項5に記載の発明は、前記枠材における前記フレーム部材が、前記板材の端縁に外嵌する嵌合溝を備えている請求項1、2、3又は4記載のスリーブコンテナである。
以上説明したように本発明によれば、少なくとも、製造段階におけるスペース効率に優れるとともに大きさの異なる製品を柔軟に形成し得るスリーブコンテナを提供することができるものとなる。
本発明の一実施形態を示す斜視図。 同実施形態における分解斜視図。 図2におけるV部分拡大図。 図2におけるW部分拡大図。 同実施形態におけるコーナー部材の平面図。 図5におけるY方向矢視図。 図5におけるX−X線断面図。 同実施形態におけるフレーム部材の端面図。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜8を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を、種々の物品を収容し得るスリーブコンテナSに適用したものである。
スリーブコンテナSは、筒状に構成されたスリーブAと、スリーブAの下部を閉塞する下閉塞体Bと、スリーブAの上部を閉塞し得る上閉塞体Cとを備えたものである。
まず、スリーブAについて説明する。
スリーブAは、合成樹脂製のプラスチック中空板によって形成された四角筒状のものである。この実施形態では、スリーブAの角部は面取りされており斜め外方を向いている。
スリーブAは、前壁a1と、前壁a1の両側端部から後方に延設された左右の側壁a2と、左右の側壁a2の後端部間に配設された後壁a3とを備えている。スリーブAに使用されるプラスチック中空板は、例えば、キャップシートと、キャップシートを挟むように当該キャップシートの外面側及び内面側に配される平坦な外面シートとを備えたものである。なお、図面では、スリーブAを模式的に表示しており詳細な内部構造を省略している。スリーブAに適用されるプラスチック中空板は、種々適用できることは言うまでもない。プラスチックの内部に形成される気泡部分は、円柱形のものや角柱形のものなど適宜の形状を採用することができるものであり、また、気泡部分は単層のものに限られず複数層に構成されたものであってもよい
続いて、下閉塞体Bについて説明する。
下閉塞体Bは、平面視において矩形板状をなす板材たる下板材1と、下板材1の周縁部に接続し当該下板材1を支持する枠材たる下枠材Dとを備えている。下閉塞体Bの下面側には、パレットPの上載部P1と係り合う凹部5が設けられている。
なお、パレットPは、全体として扁平な矩形ブロック状をなしており、上部にスリーブコンテナSを載置可能な上載部P1を有するとともに水平方向に貫通したフォークリフトのフォーク挿通孔P2を有した既知の構成のものである。
下板材1は、合成樹脂製のプラスチック中空板によって形成された矩形平板状のものである。なお、図面では、下板材1を模式的に示している。下板材1に使用されるプラスチック中空板は、例えば、キャップシートと、キャップシートを挟むように当該キャップシートの上面側及び下面側に配される平坦な外面シートとを備えたものである。下板材1の角部には、上下方向に貫通した取付孔1aが設けられている。下板材1に適用されるプラスチック中空板は、種々適用できることは言うまでもない。プラスチックの内部に形成される気泡部分は、円柱形のものや角柱形のものなど適宜の形状を採用することができるものであり、また、気泡部分は単層のものに限られず複数層に構成されたものであってもよい
下枠材Dは、下板材1の角部にそれぞれ配設されるコーナー部材2と、各コーナー部材2間に配設されるフレーム部材3とを備えている。下枠材Dは、矩形状の下板材1の周縁部を支持し得る矩形枠状をなしている。下枠材Dは、四箇所の角部に配される四つのコーナー部材2と、コーナー部材2とは別体をなし各コーナー部材2間に配された四本のフレーム部材3とを備えている。
コーナー部材2は、射出成形により作られたものである。すなわち、コーナー部材2は、合成樹脂により一体に形成されている。
コーナー部材2は、略水平の姿勢をなす矩形板状の基部21と、基部21の外側縁から下方に向けて延設された外側壁22と、基部21に立設されスリーブAにおける角部の下端部を外側から覆う形態をなす覆い壁23と、覆い壁23の両端部に突設されてなりフレーム部材3の嵌合孔37に嵌合する突出部24とを備えている。
基部21は、上面側でスリーブAの下端縁及び下板材1の下面に接し、スリーブA及び下板材1を下から支持し得るものである。基部21における内角部近傍の上面には、上下方向に延びる貫通孔h1を有したボス部21aが立設されている。ボス部21aは、下板材1の角部に設けられた取付孔1aに内嵌されるものである。
コーナー部材2は、ボス部21aが取付孔1aに内嵌した状態で当該ボス部21aに対して図示しないリベットが上側から装着されることにより、下板材1に連結されるようになっている。
外側壁22は、平面視又は底面視において略L字状に形成されている。外側壁22は、既知の構成をなすパレットPの上載部P1に対して係り合う凹部5を構成し得るものである。すなわち、外側壁22は、パレットPの上載部P1における角部分が当接し得る形態をなしている。
覆い壁23は、当該覆い壁23の内面と対面するスリーブAの角部分に略合致する形状をなしている。覆い壁23は、内面側に配されるスリーブAを基部21の上に位置決めする機能を発揮する。
突出部24は、覆い壁23の側端部における下部からフレーム部材3側に向けて突設されている。突出部24は、フレーム部材3に設けられた嵌合孔37に挿入される。突出部24と嵌合孔37とが嵌合することにより、コーナー部材2とフレーム部材3とが位置決めされるとともに連結されることになる。
換言すれば、コーナー部材2と当該コーナー部材2に隣接するフレーム部材3とは、嵌合連結部4を介して相互に連結されている。この実施形態では、嵌合連結部4は、コーナー部材2に設けられ水平方向に突出した突出部24と、フレーム部材3に設けられ突出部24に外嵌する嵌合孔37とを備えたものとなっている。
フレーム部材3は、押出成形により作られたものである。フレーム部材3は、略水平な板状をなすフレームベース31と、フレームベース31の外側縁から下方に延設された外側壁32と、フレームベース31の外側縁部近傍に立設されスリーブAの下端部を外側から覆う覆い壁33と、フレームベース31の内縁部に設けられ下板材1の端縁に外嵌する嵌合溝たる下板材嵌合溝35と、覆い壁33における内面側の基端部に設けられコーナー部材2側に開口する嵌合孔37と、下板材嵌合溝35と嵌合孔37との間に設けられスリーブAの下端部が内嵌し得るスリーブ嵌合溝38とを備えている。
フレームベース31は、所定の方向に長尺をなす長方形状のものである。フレームベース31の側端縁は、コーナー部材2の基部21における内方端縁に突合するようになっている。また、フレームベース31における外側壁32の側端縁は、コーナー部材2における外側壁22の側端縁に突合するようになっている。
下板材嵌合溝35は、フレームベース31の内側部分とフレームベース31の中間部分から略L字状に突設された溝形成壁34とによって構成されたものである。溝形成壁34は、フレームベース31に対して略直交する方向に延びた溝底形成壁34aと、溝底形成壁34aの端部から内方に向けて片持ち状に延設されフレームベース31と略平行をなす内方延出壁34bとを備えている。フレーム部材3は、下板材嵌合溝35に下板材1の周縁部が内嵌することにより、下板材1と連結する。なお、フレーム部材3と下板材1とを連結するために接着剤を使用したり、ねじやリベット等の止着具を用いたりしてもよいのはもちろんのことである。また、下板材嵌合溝35に熱可塑性エラストマー等を配設することにより水密性や気密性の高い接続を実現するようにしてもよい。
嵌合孔37は、覆い壁33の基端部分とフレームベース31の中間部分から略L字状に突設された嵌合孔形成壁36とによって構成されている。嵌合孔形成壁36は、フレームベース31に対して略直交する方向に延びた側壁36aと、側壁36aの端部から覆い壁33方向に向けて延設されフレームベース31と略平行をなし延出端が覆い壁33の内面に接続する水平壁36bとを備えている。
スリーブ嵌合溝38は、スリーブAの下端縁に外嵌する形態をなしている。すなわち、スリーブ嵌合溝38は、フレームベース31と、溝形成壁34と、嵌合孔37を形成する側壁36aとによって構成されている。
以上の構成をなす下閉塞体Bは、下面側にパレットPの上載部P1すなわちパレットの上面部及び周縁部と係り合う凹部5が設けられている。より具体的に言えば、凹部5は、コーナー部材2の基部21及び外側壁22、フレーム部材3のフレームベース31及び外側壁32、及び、下板材1によって構成されている。
下閉塞体Bには、スリーブAの下端部が装着されるようになっている。下閉塞体Bに対するスリーブAの具体的な取付は、種々の方法により行われる。例えば、下閉塞体BとスリーブAとを接着剤により接続するようにしてもよいし、ねじやリベット等の止着具を介して接続するようにしてもよいし、接着材と止着具の利用を併用するようにしてもよい。或いは、コーナー部材2の基部21やフレーム部材3のスリーブ嵌合溝38に熱可塑性エラストマー等を配設することにより水密性や気密性の高い接続を実現するようにしてもよい。
上閉塞体Cは、板材たる上板材1と、上板材1の周縁部に接続し当該上板材1を支持する枠材たる上枠材Dとを備えてなるものである。上枠材1は、上板材1の角部にそれぞれ配設されるコーナー部材2と、コーナー部材2間に配設されるフレーム部材3とを備えている。
この実施形態では、上閉塞体Cは、下閉塞体Bと同一構成のものを上下反転したものを用いている。このため、明細書における上閉塞体Cの説明は、下閉塞体Bにおいて述べた「上」・「下」の説明を、「下」・「上」に置き換えたものとなるため、詳細な説明を省略する。また、上閉塞体Cに使用する各構成部分の符号についても下閉塞体Bと同一のものを使用するものとする。
以上説明したように、本実施形態に係るスリーブコンテナSは、四角筒状に構成されたスリーブAと、スリーブAの下部を閉塞する下閉塞体Bとを備えてなるものである。そして、下閉塞体Bが、板材たる下板材1と、下板材1の周縁部に接続し当該下板材1を支持する下枠材Dとを備えている。下枠材Dは、下板材1の角部にそれぞれ配設されるコーナー部材2と、各コーナー部材2間に配設されるフレーム部材3とを備えているものである。このため、製造段階におけるスペース効率に優れるとともに大きさの異なる製品を柔軟に形成し得るスリーブコンテナSを提供することができるものとなる。
つまり、下閉塞体Bは、別個独立に構成された下板材1、コーナー部材2、及び、フレーム部材3を組み合わせて作られたものとなっている。このため、下閉塞体Bは、従来のような一体的構造物のように、成形工場においてもかさばった形状で管理及び保管されることがなく、且つ、組立工場においても組立前から多くの保管スペースを占有するものとならないため、製造段階におけるスペース効率に優れたものとなる。
しかも、従来のようなブロー成形による成形品と比較して高価な金型を適用する必要が無いため、製造コストの増大を適切に抑制し得るものとなる。また、異なる大きさのスリーブコンテナSを、フレーム部材3及び下板材1の寸法を調整することにより容易に製造し得るものとなるため、近時の商取引において顕著である少量かつ多品種のニーズに極めて柔軟に対応できるものとなる。
さらに、フォークリフトのフォーク挿入孔P2を有するパレットPは、既存品を無理なく適用することができるため、新作部品の削減に資するとともに製造コストの低減に寄与し得るものとなる。
下閉塞体Bの下面側に、パレットPの上載部P1と係り合う凹部5が設けられている。このため、スリーブコンテナSは、既知の構成をなすパレットPに対して適切に位置決めされた上で、当該パレットP上に安定して載せ置かれるものとなる。
スリーブAの上部を閉塞し得る上閉塞体Cを備えている。そして、上閉塞体Cが、板材たる上板材1と、上板材1の周縁部に接続し当該上板材1を支持する上枠材Dとを備えてなるものである。上枠材Dが、上板材1の角部にそれぞれ配設されるコーナー部材2と、コーナー部材2間に配設されるフレーム部材3とを備えている。このため、上閉塞体Cは、スリーブAにより形成される上部の開口部Gを適切に閉塞し得るものとなる。
なお、この実施形態では、上閉塞体Cが、下閉塞体Bと同一の部品を用いて作られており、下閉塞体Bを上下反転させた姿勢をなしている。このため、異なる形状をなした多種類の部品の発生が適切に抑制されており、形状の異なる部品点数の増大が抑制されたものとなっている。
フレーム部材3が、押出成形により作られたものである。このため、金型の設計に関する製造コストの低減に資するだけでなく、異なる大きさのスリーブコンテナSを生み出すための寸法調整が極めて柔軟に行えるものとなる。
コーナー部材2が、射出成形により作られたものである。このため、下枠材1(及び上枠材1)の角部分を担う必要な剛性を好適に実現し得るものとなっている。
コーナー部材2と、当該コーナー部材2に隣接するフレーム部材3とが、嵌合連結部4を介して相互に連結されたものである。このため、コーナー部材2とフレーム部材3とを嵌合させることにより、両者を容易に連結させることができるものとなる。
嵌合連結部4が、コーナー部材2に設けられ水平方向に突出した突出部24と、フレーム部材3に設けられ突出部24に外嵌する嵌合孔37とを備えたものである。このため、突出部24は射出成形されるコーナー部材2に無理なく形成され得るものとなるとともに、嵌合孔37は押出成形されるフレーム部材3に無理なく形成され得るものとなる。
フレーム部材3が、下板材1の端縁に外嵌する嵌合溝を備えている。このため、下板材1とフレーム部材3とが好適に連結し得るものとなっている。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
スリーブは、プラスチック中空板により構成されたものに限られるものではない。
下閉塞体の下面側に設けられた凹部は、パレットの上載部に係合し得るものであればよく、パレットの上部に密接に嵌合するものでなくてもよい。
コーナー部材とフレーム部材とを連結する嵌合連結部は、種々の構成を採り得るものである。例えば、嵌合連結部が、フレーム部材に設けられ水平方向に突出した突出部と、コーナー部材に設けられ突出部に外嵌する嵌合孔とを備えたものであってもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
S…スリーブコンテナ
A…スリーブ
B…下閉塞体
C…上閉塞体
D…下枠材(枠材)
1…下板材(板材)
2…コーナー部材
3…フレーム部材

Claims (5)

  1. 筒状に構成されたスリーブと、このスリーブの下部を閉塞する下閉塞体とを備えてなるスリーブコンテナであって、
    前記下閉塞体が、板材と、この板材の周縁部に接続し当該板材を支持する枠材とを備えてなるものであり、
    前記枠材が、前記板材の角部にそれぞれ配設されるコーナー部材と、これらコーナー部材間に配設されるフレーム部材とを備えているものであり、
    前記スリーブの上部を閉塞し得る上閉塞体を備えたものであり、
    前記上閉塞体が、上板材と、この上板材の周縁部に接続し当該上板材を支持する上枠材とを備えてなるものであり、
    前記上枠材が、前記上板材の角部にそれぞれ配設されるコーナー部材と、これらコーナー部材間に配設され前記上板材の端縁に外嵌する嵌合溝を有したフレーム部材とを備えているものであり、
    前記上閉塞体が、前記下閉塞体と同一の部品を用いて作られており、前記下閉塞体を上下反転させた姿勢をなしたものであるスリーブコンテナ。
  2. 前記下閉塞体の下面側に、パレットの上載部と係り合う凹部が設けられている請求項1記載のスリーブコンテナ。
  3. 前記枠材における前記コーナー部材と、当該コーナー部材に隣接する前記フレーム部材とが、嵌合連結部を介して相互に連結されたものである請求項1又は2記載のスリーブコンテナ。
  4. 前記枠材における前記嵌合連結部が、前記コーナー部材又は前記フレーム部材の何れか一方に設けられ水平方向に突出した突出部と、他方に設けられ前記突出部に外嵌する嵌合孔とを備えたものである請求項3記載のスリーブコンテナ。
  5. 前記枠材における前記フレーム部材が、前記板材の端縁に外嵌する嵌合溝を備えている請求項1、2、3又は4記載のスリーブコンテナ。
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