JP6752052B2 - 映像処理装置および映像処理方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、映像処理装置および映像処理方法、プログラムに関する。
大画面へ映像を投射する装置として、複数の液晶パネルを用いた液晶プロジェクタが用いられている。液晶プロジェクタでは、レンズの色収差、液晶パネルの組み立ての位置ずれなどの要因でスクリーンに投影した映像において、色ずれが発生する。このような色ずれに関しては、高精度に設計、製造されたレンズの使用、組み立ての調整により改善が図られている。しかしながら、液晶パネルの高解像度化により、より精度の高いレンズの使用や、長時間に及ぶ組み立ての調整が必要になってきている。そこで電気的にこれらのずれと逆方向に位置を補正しておくことで、スクリーンに投影した映像における色ずれを改善する方法が提案されている(特許文献1)。
特開2009−044488号公報
特許文献1では、ずれを補正する補正画像の画素を、入力映像の複数画素の補間から求めている。このような処理によれば、スクリーンに投影した映像における色ずれは改善されるが、補間処理の原理上、入力映像中のエッジ部では鮮鋭度が低下するという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、位置ずれ補正で生じる鮮鋭度の低下を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様による画像処理装置は、以下の構成を備える。すなわち、
データ上の映像の位置と投射された映像の位置とのずれを解消するための位置ずれ補正量を決定する決定手段と、
前記位置ずれ補正量の小数値から、前記映像のエッジ強調処理のためのエッジ強度を算出する算出手段と、
前記決定手段により決定された位置ずれ補正量に基づいて前記映像のデータに対して位置ずれ補正を行う補正手段と、
前記算出手段により算出された前記エッジ強度に基づいて、前記補正手段による位置ずれ補正後の映像のデータにエッジ強調処理を実行するエッジ強調手段と、を備える。
本発明によれば、位置ずれ補正で生じる鮮鋭度の低下が抑制される。
実施形態による映像投射装置の構成例を表すブロック図。 色ずれ補正の動作を説明する図。 映像投射装置による映像の投射状態と補正状態を表す図。 台形補正における画素値の算出方法を表す図。 実施形態による位置ずれ補正処理を示すフローチャート。 実施形態による映像投射装置の構成例を表すブロック図。 実施形態による位置ずれ補正処理を説明する図。 実施形態の変形前座標の算出方法を表す図。 実施形態の変形前座標の他の算出方法を表す図。 実施形態の変形前座標の格納処理を示すフローチャート。 実施形態による位置ずれ補正処理を示すフローチャート。 実施形態による映像投射装置の構成例を表すブロック図。 実施形態によるエッジ強度の算出方法を説明する図。 実施形態によるエッジ強度の格納処理を示すフローチャート。 実施形態による位置ずれ補正処理を示すフローチャート。 実施形態のシステム構成例を示す図。 実施形態による映像投射装置の構成例を表すブロック図。 実施形態によるエッジ強度の格納処理を示すフローチャート。 実施形態の映像投射装置のハードウエア構成例を示すブロック図。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態のいくつかを説明する。
<第1実施形態>
図1(a)は、第1実施形態に係る映像投射システムの構成例を示す図である。映像投射装置100は、たとえばパーソナルコンピュータのような外部装置としての情報処理装置101から映像を入力し、入力した映像をスクリーン102に投影する。
図1(b)は、第1実施形態に係る映像投射装置100の機能構成例を示すブロック図である。映像投射装置100は、入力画像に対して位置ずれ補正とエッジ強調処理を行うことが可能である。なお、本実施形態の映像投射装置100の取り扱う映像信号は、複数のカラーコンポーネントからなり、各カラーコンポーネントについて個別に位置ずれが補正され、出力される。本実施形態では、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3つのカラーコンポーネントからなる映像を扱うものとする。また、本実施形態において、投影方式は、反射型液晶プロジェクタでもよいし透過型液晶プロジェクタでもよい。以下、第1実施形態に係る映像投射装置100の構成例について、図1(b)のブロック図を用いて説明する。なお、図1(b)に示される各部は、CPUが所定のプログラムを実行することにより実現されてもよいし、それらの一部またはすべてが専用のハードウエアで構成されてもよいことは言うまでもない。
映像投射装置100は、外部装置から映像信号を入力する映像入力部110、映像を補正する映像補正部120、映像を液晶パネルへ出力する映像出力部160を有する。映像補正部120は、映像信号を構成するカラーコンポーネント(RGB)それぞれの映像補正を行うR映像補正部121、G映像補正部122、B映像補正部123を有する。ここで、R映像、G映像、B映像とは、それぞれR成分、G成分、B成分のみの映像のデータである。また、映像出力部160はRGBそれぞれの映像を出力するR映像出力部161、G映像出力部162、B映像出力部163を有する。なお、R映像補正部121、G映像補正部122およびB映像補正部123は、扱うカラーコンポーネントが異なるが、同等の機能を有するので、以下では、R映像補正部121について詳細に説明する。
R映像補正部121は、色ずれ等に起因した位置ずれを補正する位置ずれ補正部131、エッジ強度を算出するエッジ強度算出部132、補正映像のエッジを強調するエッジ強調部133、位置ずれの補正量を決定する位置ずれ補正量決定部134を有する。位置ずれ補正量決定部134は、複数のカラーコンポーネントの少なくとも一つのカラーコンポーネント(本例では赤色(R))の映像について、データ上の位置と投射された映像の位置とのずれを解消するための位置ずれ補正量を決定する。位置ずれ補正量はカラーコンポーネントの映像のデータに対する補正量である。位置ずれ補正部131は、位置ずれ補正量決定部134により決定された補正量にしたがって映像のデータを補正する。エッジ強度算出部132は、位置ずれ補正量決定部134が決定した位置ずれ補正量に基づいてエッジ強度を算出する。エッジ強調部133は、位置ずれ補正部131が補正した映像に対し、エッジ強度算出部132が算出したエッジ強度に基づいてエッジ強調処理を施す。また、位置ずれ補正部131において、座標算出部141は、着目画素の変形前座標を算出し、画素算出部142は、着目画素の変形前座標と変形前映像の画素値から当該着目画素の画素を算出する。
上記の映像処理の機能がCPUにより実現される場合の、映像投射装置100のハードウエア構成例を図18に示す。CPU1801はROM1802および/またはRAM1803に格納されている所定のプログラムを実行することにより、映像投射装置100の各機能部を実現する。ROM1802およびRAM1803は、それぞれCPU1801が実行するプログラムや各種データを格納する。なお、RAM1803は映像入力部110により入力された映像のデータを一時的に記憶する領域や、第2実施形態などで用いられる補正座標記憶部601などの記憶部を実現するための領域を提供する。入力I/F1804は、たとえば、情報処理装置101と接続し、情報処理装置101から映像を入力する。CPU1801と入力I/F1804との協働により映像入力部110が実現される。また、出力I/Fは、映像投射装置100の投射部(不図示)に接続され、映像を投射させる。CPU1801と出ロ力I/F1805との協働により映像出力部160が実現される。バス1806は、上述した各構成を、相互に通信可能に接続する。
次に図2、図3を用いて、映像投射装置100による位置ずれ補正処理について説明する。図2(a)は、映像入力部110により入力される入力映像を模式的に図示したものであり、図中の1マスは1画素に相当する。ここでは、黒画素の中に白画素で構成された線201が含まれた入力映像が示されている。なお、図2(a)中の黒枠204で囲まれた各座標の画素値を図2(d)に示している。ここで、図2(a)に示される入力映像を映像投射装置100で投影した場合に、図3(a)のように、スクリーン102上で線201のうちのR成分の映像が矢印207に示す水平右方向にずれたように投影されるとする。なお、このようなずれの要因は投射装置の光学系の色収差、液晶パネルの組み立て時のずれなどである。
このずれを補正するため、映像投射装置100の位置ずれ補正部131で予めずれと逆方向に入力映像を補正する。図2(a)の入力映像のうちのR成分の映像を、ずれと逆の矢印208で示す水平左方向にずらすことで位置ずれが補正された映像が図2(b)である。図2(b)では線201のR成分の横幅が2画素に広がった線202になっている。この時の黒枠204の画素値を図2(e)に示す。座標x−1,座標xにRの画素値が広がっており、図2(d)に比べて、それぞれの画素値は小さくなっている。図2(b)に示される位置ずれ補正後の映像を映像投射装置100が投影すると、図3(b)のように、線202が、ずれのない映像として投影される。しかし、線202は、位置ずれ補正における画素補間によって図2(b)のように2画素に渡った幅の線となっており、画素値も線201より小さくなっているため、鮮鋭度は低下して視認される。
そこで、本実施形態では図2(b)の位置ずれ補正後の映像に対し、エッジ強調部133でエッジ強調をかけ、図2(c)の線203のようにエッジ部の画素値を向上させる。この時の黒枠204の画素値を、図2(f)に示す。座標x−1,座標xのRの画素値は、エッジ強調により、図2(e)に比べて大きくなっている。図2(c)の映像を映像投射装置100で実際にスクリーン102に投影すると、図3(c)のように、ずれがなくかつ鮮鋭度の低下が低減された状態で線203を視認することができるようになる。
次に、図1(b)に示した映像投射装置100の各部の詳細な説明について述べる。位置ずれ補正量決定部134は、入力映像のR成分の位置ずれを補正する量を決定する。補正アルゴリズムは1画素以下の補正が発生するアルゴリズムであれば何でもよいが、本実施形態では、以下の式で補正量を決定する。
(数1)
xo=xi+δx
yo=yi+δy
ここで、(xi,yi)は入力映像中の座標であり、δx、δyはそれぞれ水平方向、垂直方向の座標移動量である。また、(xo,yo)は、変形後の映像の座標である。位置ずれ補正量決定部134は、この座標移動量δx、δyを決定する。例えば図3(a)において、R映像が右側に0.5画素ずれて投影されてしまう場合(本例では、上下方向にはずれないと仮定する)、位置ずれ補正量決定部134はそのずれの逆方向に補正するためにδxを−0.5、δyを0.0と決定する。なお、R映像補正部121、G映像補正部122、B映像補正部123により、R映像、G映像、B映像のそれぞれについて独立して位置ずれ補正量が決定される。
位置ずれ補正部131は、位置ずれ補正量決定部134が決定した補正量に基づいて、R成分の入力映像に対して位置補正処理を行う。本実施形態では、位置補正の方法として、台形補正などで一般的に用いられる逆変換型の再配列による画像変形を用いる。この画像変形は、逆変換型の再配列、すなわち変形後映像の各画素を着目画素とし、着目画素の座標の変形前座標を座標変換によって求め、該変形前座標とその周囲の画素値を用いて着目画素の画素値を算出する方式である。
上述した画像変形の処理について図4の例(台形補正)を用いて説明する。変形前映像401が画像変形により変形後映像404のようになるとする。図4では、変形前映像401が台形405のような形状になるように変形される場合が示されており、変形後映像404は、台形405を含んだ矩形である。このような変形後映像404の各画素の画素値を求める際には、まず、変形後映像404の着目画素407であるPoの座標406(xo,yo)が対応する変形前の点Piの座標402(xi,yi)を求める。この算出方法は図4の例で言えば、台形に変換する作用素の逆変換になるが、その詳細な説明は省略する。
以上のようにして取得された変形前の座標402(xi,yi)は小数を含む座標であり、この座標402の周囲画素群から着目画素407の画素値を求める。図4では、周囲画素群として2×2の4個の画素群403を例に挙げている。この画素群403と、変形前の座標402(xi,yi)を用いて、補間演算などにより、着目画素407の画素値が算出される。位置ずれ補正部131は、上述した画像変形と同様の原理で位置ずれ補正を行う。以下、位置ずれ補正部131のサブブロックである、座標算出部141、画素算出部142の動作について説明する。なお、色ずれ補正とは別に、画像形状の変換(幾何学歪の補正)を実施する場合、そのような変換は位置ずれ補正部131による補正の前に実行されるものとする。幾何学歪の補正とは、たとえば、投影スクリーンに対して斜めに投影を行った場合の投影形状の歪を解消する補正である。
座標算出部141は、位置ずれ補正量決定部134が決定した補正量と、着目画素の座標から変形前座標を求める。本実施形態では、位置ずれ補正量決定部134が決定した位置ずれ補正量はδx、δyであり、映像全体についてx方向へδx、y方向へδyだけ平行移動することにより位置ずれ補正(色ずれ補正)が行われる。したがって、着目画素の座標が(xod,yod)であった場合、変形前座標(xid,yid)は以下となる。
(数2)
xid=xod−δx
yid=yod−δy
画素算出部142は、座標算出部141で算出された変形前座標とその周囲画素から、図4で説明した手法で変形後画素である着目画素の画素値を求める。図4でいえば、画素群403と、変形前の点Piの座標402(xi,yi)から着目画素の画素値が求められる。なお、画素値の算出方法には、一般的なバイリニア方式をはじめとして、バイキュービック方式など、周知のどのような方法が用いられてもよい。
エッジ強調部133は、位置ずれ補正部131で補正された画像に対し、補正画像内の位置によって異なるエッジ強調処理を実行する。エッジ強調の方式は何でもよいが、例えば下記の式(数3)でエッジを強調する。
(数3)
Figure 0006752052
ここで、g(x)はエッジ強調映像の画素である。d(xk)(k=0,1,…,8)は、補正画像の画素(d(x4)が着目画素、それ以外は、d(x4)の近傍8画素)の画素値である。また、Dk(k=0,1,…,8)は、エッジ強調用のフィルタ係数(例えば、D4が−8で、その他が1のフィルタ)である。また、εはエッジ強度であり、エッジ強度εの値によりエッジ強調の効果を調整できる。なお、ε=0であれば、エッジは強調されない。また、エッジ強度εは、位置ずれ補正量(δx、δy)、または、位置ずれ補正後の映像内の位置によって変更される。そのエッジ強度を算出するのがエッジ強度算出部132である。
エッジ強度算出部132は、エッジ強調部133が用いるエッジ強調のパラメータを着目画素の補正量から算出する。本実施形態では、エッジ強度算出部132は、エッジ強調のパラメータとしてエッジ強度εを算出するが、エッジ強調のオンオフのパラメータなど他のパラメータでもよい。位置ずれ補正あり、すなわち着目画素が元の位置から移動していればその移動量に応じて強度を決め、位置ずれ補正なし、すなわち着目画素が元の位置から移動していなければ、強度0、もしくは0に近い値とする。強度0とは、エッジ強調をかけない(エッジ強度ε=0)ということを意味する。
本実施形態では、エッジ強調部133が2次元フィルタを用いるものであり、位置ずれ補正量決定部134により決定される補正量はδxとδyの2方向である。また、画素算出部142では、バイリニアなど、隣接画素の補間から画素値を求めるので、この補間により画像の鮮鋭度が低下する。これらを考慮すると、δxとδyの小数値に着目してエッジ強度を変えるのがよい。本実施形態では、エッジ強度算出部132aは、小数値を含む位置ずれ補正量の値と最近傍の整数値との差が大きいほどエッジ強調の度合いが大きくなるように、以下の式にしたがってエッジ強度を算出する。
(数4)
Figure 0006752052
なお、上記算出方法において、補正量の小数値の代わりに座標算出部141の出力である着目画素の変形前座標の小数値を使っても同様の結果が得られるので、これを用いてエッジ強度を算出するようにしてもよい。その場合、図1(b)において、座標算出部141とエッジ強度算出部132が接続され、位置ずれ補正量決定部134とエッジ強度算出部132の接続は省略可能である。なお、数4において「2」で除しているのはx方向とy方向のh()の値の平均値を算出するためである。また、「0.5」で除しているのは、0〜0.5の範囲となるh()の値の平均値を0〜1に正規化し、エッジ強度εの値を0〜1の範囲の値とするためである。
以上説明した処理をフローチャートに表すと図5のようになる。図5は、第1実施形態による位置ずれ補正処理およびエッジ強調処理を示すフローチャートである。なお、以下に説明される各ステップの処理は、変形後の画像の全画素の一つ一つを着目画素として実行される。ステップS501において、座標算出部141は、位置ずれ補正量決定部134が決定した補正量(δx、δy)に基づいて、変形後の着目画素の変形前座標を算出する。ステップS502において、画素算出部142は、座標算出部141が算出した変換前座標とその周囲の画素群とに基づいて、着目画素の画素値を算出する。ステップS503において、エッジ強度算出部132は、位置ずれ補正量決定部134が決定した補正量(δx、δy)に基づいてエッジ強調のパラメータであるエッジ強度εを算出する。ステップS504において、エッジ強調部133は、位置ずれ補正部131から出力される位置ずれ補正後の映像のエッジを強調する。
以上の処理を変形後の画像の全ての画素に適用することで、R映像補正部121がR成分の補正映像を生成する。G映像補正部122、B映像補正部123も同様の処理を行うことで、G成分およびB成分の補正映像を生成する。以上のようにして生成されたR,G,B成分の補正映像は、それぞれR映像出力部161、G映像出力部162、B映像出力部163によりスクリーン102に投影される。
なお、本実施形態では、映像のカラーコンポーネントをRGBの3成分として説明したがこれに限られるものではない。たとえば、カラーコンポーネントがRGBYの4成分、RGB及び赤外光の4成分、赤外光のみの1成分からなる映像にも本実施形態を適用可能であることは言うまでもない。あるいはカラーコンポーネントがRGBY及び赤外光のうちの1つ以上の成分の組み合わせからなる映像にも本実施形態を適用可能であることは言うまでもない。
以上説明したように、第1実施形態によれば、位置ずれ補正の補正量に応じたエッジ強調をエッジ強調部が行う構成により、位置ずれ補正で生じる鮮鋭感の劣化を適切に抑制することが可能な映像投射装置を提供できる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、位置ずれ補正量決定部134により、位置ずれ補正による画素の移動方向と移動量を示す位置ずれ補正量を一意に決めている。すなわち、第1実施形態では、一つのカラーコンポーネントに関しては、画面の全体で一定の位置ずれ補正(δx、δy)が行われ、一定のエッジ強度によるエッジ強調処理が行われることになる。第2実施形態では、画面内で補正量(移動方向と移動量)を可変にすることでより細かな位置ずれ補正を可能にするとともに、それに応じたエッジ強調を行う構成を説明する。
図6は、第2の実施形態に係る映像投射装置100aの構成を示す図である。以下、第2実施形態に係る映像投射装置100aの構成例について、図6のブロック図を用いて説明する。なお、第1実施形態(図1(b))と同様の構成には同一の参照番号を付してある。また、第2実施形態の映像投射システムの構成は第1実施形態(図1(a))と同様である。なお、図6に示される各部は、不図示のCPUが所定のプログラムを実行することにより実現されるものとするが、それらの一部またはすべてが専用のハードウエアで構成されてもよいことは言うまでもない。なお、ハードウエア構成は図18で説明したとおりである。
映像投射装置100aは、映像を入力する映像入力部110、映像を補正する映像補正部120a、映像を液晶パネルへ出力する映像出力部160を有する。映像補正部120aは、RGBそれぞれの映像補正を行うR映像補正部121a、G映像補正部122a、B映像補正部123aを有する。R映像補正部121a、G映像補正部122a、B映像補正部123aはそれぞれ同等の機能を有するので、以下、R映像補正部121aについて説明する。
R映像補正部121aは、入力映像の位置ずれを補正する位置ずれ補正部131a、エッジ強度を算出するエッジ強度算出部132a、補正映像のエッジを強調するエッジ強調部133、位置ずれの補正量を決定する位置ずれ補正量決定部134aを有する。また、R映像補正部121aは、さらに位置ずれ補正量決定部134aが決定した位置ずれの補正座標を記憶する補正座標記憶部601を有する。また、位置ずれ補正部131aは、着目画素の変形前座標を算出する座標算出部141aと、該着目画素の変形前座標と変形前映像とから着目画素の画素を算出する画素算出部142を有する。以下では、主としてR映像補正部121aの各部分のうち、第1実施形態との差異のある部分について、説明する。
まず、図7を用いて、第2実施形態が実現する位置ずれ補正を説明する。図7において、701が変形前の入力映像であり、704が変形後の映像である。入力映像701が図形705のような形状に変形されるとする。変形後映像704は、図形705を含んだ矩形である。変形後映像704を変形前に戻すと像700のようになる。この変形後映像704の各画素の画素値を求める際、後述する方法で変形後映像704の着目画素707の変形後座標706(xo,yo)に対応する変形前座標702(xi,yi)を求める。変形前座標702(xi,yi)は小数を含む座標であり、この周囲画素群から着目画素707の画素値を求める。図7の例では、周囲画素群として2×2の4個の画素群703と、変形前座標702(xi,yi)を用いて、補間演算などにより、着目画素707の画素値が算出される。
変形後座標から変形前座標を算出する方法として、第2実施形態においては、代表点を使った算出方法が用いられる。まず、変形後映像の中の代表点(xo,yo)に対応する変形前座標(xi,yi)を決定する。図7でいえば、代表点708(xo0,yo0)に対応する変形前座標709(xi00,yi00)が変換710により決定される。同様にその他の代表点についても変形前座標が決定される。座標算出部141aでは、これらの代表点を使って、任意の変形後の座標に対する変形前座標を求める。なお、以降の説明で、変形後座標(xoh,yov)をpvh、変形前座標(xih,yiv)をqvhと表す。
上記説明において、変形後映像の代表点に対応する変形前座標を決定する処理が位置ずれ補正量決定部134aにより実現される。補正座標記憶部601は位置ずれ補正量決定部134aにより決定された座標を記憶する。本実施形態では、位置ずれ補正後の映像に設定された複数の代表点のそれぞれについて、位置ずれ補正による移動前の座標(変換前座標)が、補正座標記憶部601に格納される。
位置ずれ補正量決定部134aは、変形後映像の代表点に対応する変形前座標を代表点の補正座標として決定する。これを以下の式で表す。
(数5)
q=f(p)
ここで、pは変形後座標、qは変形前座標、f()は変形後座標を変形前座標へ対応付ける作用素である。言い換えると、位置ずれ補正量決定部134aが決定するのは、各代表点における該作用素を使った、変形前座標である。このような変形前座標は、数式に基づいて決定されたものでもよいし、代表点毎に補正量を変更したものでもよい。あるいは、数式に基づいた作用素に対し、ユーザ指示による補正量を加えて求めた変形前座標でもよい。
上述のように、位置ずれ補正量決定部134aは、決定した変形前座標を補正座標記憶部601へ格納する。補正座標記憶部601に格納される変形前座標の点数は、例えば、代表点が水平垂直それぞれN画素間隔であった場合、変形後映像の解像度が水平W画素、垂直H画素とすれば、(W/N)×(H/N)個となる。また、第2実施形態において、上記の作用素f()はルックアップテーブル(以下、LUT)に置き換えられ、変形前座標は以下の通り表される。
(数6)
qvh(xih,yiv)=f(pvh(xoh,yov))=GD[v][h]
上記式は、変形後座標pvhの対応する変形前座標はqvhである、という意味である。ここで、GD[][]は作用素fを表すLUTである。なお、hは水平方向の代表点のインデックス、vは垂直方向の代表点のインデックスである。図7でいえば、変形後の座標(xo0,yo0)の対応する変形前の座標(xi00,yi00)がGD[0][0]に格納されているという意味である。なお、代表点を設定する画素間隔Nを1としてもよい。この場合、代表点は1画素間隔、すなわち全点の変形前座標が補正座標記憶部601に格納されることになる。
座標算出部603は、補正座標記憶部615に記憶されている補正量と、着目画素の変形後の座標から、着目画素の変形前の座標を求める。算出方法の例を図8Aに示した。図8A(a)が変形前の入力映像701の一部を拡大したもの、図8A(b)が変形後映像704の一部を拡大したものである。着目画素707は点pdであり、その座標706が(xod,yod)である。また、変形後映像の1点である着目画素pdが対応する変形前映像の点がqdであり、その座標702が(xid,yid)である。この変形前座標702を変形後座標706の周囲の代表点の補正量から算出する。より具体的にいえば、周囲4点の代表点の中の着目画素の相対位置を変形前座標702と、その周囲の代表点の変形前座標との相対位置に適用することで、変形前座標702を算出する。
1画素ずつ走査して着目画素の変形前座標702を求めるため、変形後座標706(xod,yod)は既知である。また、何画素間隔で代表点を用意しているかは既知のため、代表点p11,p12,p21,p22とその座標(xo1,yo1),(xo2,yo1),(xo2,yo2),(xo1,yo2)も既知である。よって、それぞれの代表点で形成される四角形p11p12p21p22を単位四角形とした場合の、着目画素707の座標(xo1,yo1)からの水平方向相対位置α、垂直方向相対位置βをそれぞれ以下の式で算出する。
(数7A)
α=(xod−xo1)/(xo2−xo1)
β=(yod−yo1)/(yo2−yo1)
次に、この相対位置をつかって、変形前座標702(xid,yid)を以下のように算出する。
(数7B)
xid=xi11+{α/(xi12−xi11)}
yid=yi11+{β/(yi21−yi11)}
なお、補正座標記憶部601に記憶されている補正量と、着目画素の変形後の座標から着目画素の変形前の座標を求めるために、図8Bに示す算出方法が用いられてもよい。図8B(a)は入力映像701の一部を拡大したもの、図8B(b)は変形後映像704の一部を拡大したものである。着目画素707は点pdであり、その変形後座標706が(xod,yod)である。また、変形後映像の1点である着目画素pdが対応する変形前映像の点がqdであり、その変形前座標702が(xid,yid)である。この変形前座標702を変形後座標706の周囲の代表点の補正量から算出する。より具体的にいえば、座標算出部141aは、周囲4点の代表点の中の着目画素の相対位置を、その周囲の代表点の変形前座標との相対位置に適用することで、変形前座標702を算出する。
1画素ずつ走査して着目画素の変形前座標702(ここでは座標(xid,yid)とする)を求めるため、変形後座標706(ここでは座標(xod,yod)とする)は既知である。また、何画素間隔で代表点を用意しているかは既知のため、代表点p11,p12,p21,p22とその座標(xo1,yo1),(xo2,yo1),(xo2,yo2),(xo1,yo2)も既知である。よって、それぞれの代表点で形成される四角形p11,p12,p21,p22を単位四角形とした場合の、着目画素707の座標(xo1,yo1)の水平方向相対位置αと垂直方向相対位置βをそれぞれ上記の数7Aの式で算出する。
そして、これらの相対位置α、βと、代表点p11,p12,p21,p22に対応する変換前座標とを用いて、着目画素の変形前座標702(xid,yid)を図8(a)に示すように算出する(直線801と直線802の交点を算出する)。画素算出部142は、座標算出部141aで算出された変形前座標とその周囲画素から、第1実施形態で説明した手法で変形後画素である着目画素の画素値を求める。
次に、エッジ強度算出部132aは、座標算出部141aが算出した、着目画素の変形前の座標を用いて、エッジ強調の強度を算出する。エッジ強度の算出方法は、たとえば第1実施形態(数4)と同様の方法を適用できる。但し、第2実施形態では、補正量(δx、δy)は座標算出部141aから取得され、その補正量は補正された映像の2次元位置に応じて異なる値となる。よって、エッジ強度算出部132aで算出されるエッジ強度εも、映像の2次元位置に応じて異なる値となる。
以上説明した処理をフローチャートに表すと図9、図10のようになる。図9は、第2実施形態の位置ずれ補正量決定部134aによる変形前座標の格納処理を示すフローチャートである、図10は、第2実施形態による位置ずれ補正処理を示すフローチャートである。ステップS901において、位置ずれ補正量決定部134aは、変形後の映像における各代表点の変形前座標を決定する。ステップS902において、位置ずれ補正量決定部134aは、ステップS901で決定した代表点の変形前座標を、各代表点に関連付けて補正座標記憶部601に格納する。なお、図9に示される処理は、位置ずれ補正量を変更する際に一度実施されればよく、着目画素毎に実施される必要はない。
図10は、第2実施形態による位置ずれ補正処理およびエッジ強調処理を示すフローチャートである。ステップS1001において、座標算出部141aは、補正座標記憶部601に格納されている代表点の変形前座標を用いて、着目画素の変形前座標を算出する。ステップS1002において、画素算出部142は、ステップS1001で算出された変形前座標に基づいて着目画素の画素値を算出する。ステップS1003において、エッジ強度算出部132aは、エッジ強度を算出する。ステップS1004において、エッジ強調部133は、位置ずれ補正後の映像のエッジを強調する。
以上の図10に示した映像処理を変形後の画像の全ての画素に適用することで、R映像補正部121aがR成分の補正映像を生成する。G映像補正部122a、B映像補正部123aも同様の処理を行うことで、G成分およびB成分の補正映像を生成する。以上のようにして生成されたR,G,B成分の補正映像は、それぞれR映像出力部161、G映像出力部162、B映像出力部163によりスクリーン102に投影される。
以上説明した第2実施形態によれば、面内で補正量を可変にする構成及び該補正量に応じてエッジ強調の強度を変える構成により、面内で位置ずれ補正量が異なる場合でも、該位置ずれ補正で生じる鮮鋭感の劣化を抑制可能な映像投射装置を提供できる。
<第3実施形態>
第2実施形態では、エッジ強度を座標算出部141aが算出した変形前の座標から得られる補正量に基づいて算出していたがこれに限られるものではない。たとえば、位置ずれ補正量の変更に際して位置ずれ補正量決定部134aが代表点の変更前座標を補正座標記憶部601に格納する際(図9)に、予めエッジ強度も算出しておき、記憶部に格納しておくようにしてもよい。第3実施形態では、このような構成の例について説明する。
図11は、第3実施形態に係る映像投射装置100bの構成例を示すブロック図である。以下、第3実施形態に係る映像投射装置100bについて、図11のブロック図を用いて説明する。なお、図11において、第2実施形態の構成(図6)と同様の構成には、同一の参照番号を付してある。なお、図11に示される各部は、不図示のCPUが所定のプログラムを実行することにより実現されるものとするが、それらの一部またはすべてが専用のハードウエアで構成されてもよいことは言うまでもない。なお、ハードウエア構成は図18で説明したとおりである。
第3実施形態の映像投射装置100bは、映像を入力する映像入力部110、映像を補正する映像補正部120b、映像を液晶パネルへ出力する映像出力部160を有する。映像補正部120bは、RGBそれぞれの映像補正を行うR映像補正部121b、G映像補正部122b、B映像補正部123bを有する。R映像補正部121b、G映像補正部122b、B映像補正部123bは同等の機能を有するので、以下では、R映像補正部121bについて説明する。
R映像補正部121bは、入力映像の位置ずれを補正する位置ずれ補正部131a、エッジ強度を算出するエッジ強度算出部132b、補正映像のエッジを強調するエッジ強調部133b、位置ずれの補正量を決定する位置ずれ補正量決定部134aを有する。R映像補正部121bは、さらに位置ずれの補正量を記憶する補正座標記憶部601及びエッジ強度を記憶するエッジ強度記憶部1101を有する。以下、R映像補正部121bの各部分のうち、主として第2実施形態との差異のある部分について説明する。
エッジ強度算出部132bは、位置ずれ補正部131aで補正された映像における代表点について、補正座標記憶部601に格納されている変形前座標に基づいて、エッジ強調部133bで使われるエッジ強度を算出する。そして、エッジ強度算出部132bは、算出した強度を代表点に関連付けてエッジ強度記憶部1101に格納する。エッジ強度記憶部1101に格納されるエッジ強度の点数は、例えば、代表点が水平垂直それぞれN画素間隔であった場合、変形後映像の解像度が水平W画素、垂直H画素とすれば、(W/N)×(H/N)個となる。以下、エッジ強度記憶部1101に格納されるエッジ強度をVL[v][h]で表す。なお、hは水平方向の代表点のインデックス、vは垂直方向の代表点のインデックスである。
ここで、補正座標記憶部601に格納されている変形前座標の点数と、該エッジ強度の点数を水平、垂直方向も同じとする。この場合、エッジ強度VL[v][h]は、代表点pvhのエッジ強度を求めるということと同等である。エッジ強度算出部132bは、変形前座標GD[v][h]のエッジ強度VL[v][h]を、たとえば数4により求めることができる。エッジ強度算出部132bは、算出したエッジ強度を、エッジ強度記憶部1101へ格納する。
以上では補正座標記憶部601に格納されている変形前座標の点数とエッジ強度記憶部1101に格納されているエッジ強度の点数を水平、垂直方向とも同じとしたが、これに限られるものではない。補正座標記憶部601に格納されている変形前座標の点数と、エッジ強度記憶部1101に格納されているエッジ強度の点数とが異なる場合は、以下のようにすれば、エッジ強度算出できる。すなわち、エッジ強度算出部132bは、エッジ強度における代表点、すなわち補正後映像の代表点について、位置ずれ補正量決定部134aと同様の処理で変形前座標を算出することにより、同様にエッジ強度を算出できる。或いは、補正座標記憶部601に格納された変形前座標から、エッジ強度における代表点、すなわち補正後映像の代表点について、座標算出部141aと同様の処理で、変形前座標を算出すれば同様にエッジ強度を算出できる。
エッジ強調部133bは、位置ずれ補正部131aで変形された映像に対し、エッジ強調を行う。エッジ強調の方式は何でもよいが、例えば第1実施形態で用いたエッジ強調(数3によるエッジ強調)を用いることができる。
但し、エッジ強調部133bは、エッジ強度εを、エッジ強度記憶部1101に格納されているエッジ強度から算出する。エッジ強度記憶部1101に格納されているエッジ強度VLは代表点のエッジ強度であるため、エッジ強調部133bは、着目画素のエッジ強度を、近傍の代表点のエッジ強度から算出する。
図12は、着目画素のエッジ強度の算出方法を説明する図である。図12では、代表点p11、p21,p22,p12のエッジ強度がそれぞれVL[1][1],VL[2][1],VL[2][2],VL[1][2]であるとする。エッジ強調部133bは、これら代表点で形成される矩形内の着目画素1207のエッジ強度εを、以下の数8に示すように近傍の代表点のエッジ強度の平均で算出する。

(数8)
ε=(VL[1][1]+VL[2][1]+VL[2][2]+VL[1][2])/4
なお、エッジ強度εは、以下のように単に左上の代表点の強度とするのでもよい。
(数9)
ε=VL[1][1]
また、エッジ強度εは、4つの代表点のうち最も近い代表点の強度とするのでもよい。この場合、たとえば図12の例では、代表点p21のエッジ強度であるVL[1][2]が採用される。
さらに、エッジ強度εを4つの代表点から着目画素の座標値をパラメータとする線形補間により算出するようにしてもよい。たとえば、図12において、変形後座標1206(xod,yod)、およびその周囲の4つの代表点p11,p12,p21,p22の座標(xo1,yo1),(xo2,yo1),(xo2,yo2),(xo1,yo2)は既知である。よって、4つの代表点で形成される四角形p11,p12,p21,p22における着目画素1207の座標(xo1,yo1)の水平方向相対位置αと垂直方向相対位置βをそれぞれ[数4]により算出し、着目画素のエッジ強度を以下の式で求める。
(数10)
ε=β[(1-α)VL[1][1]+αVL[2][1]]+(1-β)[(1-α)VL[1][2]+αVL[2][2]]
以上説明した処理をフローチャートに表すと図13、図14のようになる。図13は第3実施形態による変形前座標およびエッジ強度の格納処理を示すフローチャートである。ステップS1301において、位置ずれ補正量決定部134aは、代表点の変形前座標を決定する。ステップS1302において、位置ずれ補正量決定部134aは、ステップS1301で決定した代表点の変形前座標を補正座標記憶部601に格納する。ステップS1303において、エッジ強度算出部132bは、代表点の変形前座標を用いて、代表点のエッジ強度を算出する。ステップS1304において、エッジ強度算出部132bは、算出した代表点のエッジ強度をエッジ強度記憶部1101に格納する。なお、図13に示される処理は、位置ずれ補正量を変更する際に実施されればよく、着目画素毎に実施される必要はない。
図14は、第3実施形態による位置ずれ補正処理を説明するフローチャートである。ステップS1401において、座標算出部141aは、補正座標記憶部601に格納されている代表点の変形前座標を用いて、着目画素の変形前座標を算出する。次に、ステップS1402において、画素算出部142は、ステップS1401で算出された着目画素の変形前座標に基づいて当該着目画素の画素値を算出する。ステップS1403において、エッジ強調部133bは、エッジ強度記憶部1101に格納されている代表点のエッジ強度から、着目画素のエッジ強度を算出する。ステップS1404において、エッジ強調部133bは、位置ずれ補正部131aから得られる位置ずれ補正後の映像のエッジを、ステップS1403で算出されたエッジ強度で強調する。この図14の位置ずれ補正処理を全ての画素に対して実施することで、R映像補正部121bは、R成分の補正映像を生成する。G映像補正部122b、B映像補正部123bも同様の処理を行うことで、G成分およびB成分の補正映像を生成する。以上のようにして生成されたR,G,B成分の補正映像は、それぞれR映像出力部161、G映像出力部162、B映像出力部163によりスクリーン102に投影される。
以上説明したように、第3実施形態によれば、位置ずれ補正量を変更する際に、予めエッジ強度も算出して格納しておく構成により、エッジ強度を着目画素毎に算出することなく、位置ずれ補正で生じる鮮鋭感の劣化を抑制可能な映像投射装置を提供できる。
<第4実施形態>
第4実施形態では、映像投射装置でスクリーンに投影した映像をカメラで撮影して得られた撮影画像において投影映像の位置ずれを検出し、位置ずれ補正量として決定する。映像投射装置は、決定された位置ずれ補正量にしたがって位置ずれを補正し、かつ位置ずれ量に応じたエッジ強調を行う。
まず、図15を用いて、第4実施形態の映像投射装置100cと、撮像装置103、情報処理装置101との接続及びその動作を説明する。まず、映像投射装置100cは、位置ずれ補正を行わずに映像をスクリーン102に対して映像を投射する。撮像装置103は、スクリーン102に投影された補正なし映像を撮像し、情報処理装置101へ撮像画像を送信する。情報処理装置101は受け取った撮像画像から位置ずれ補正に必要な補正座標を作成し、映像投射装置100cへ送信する。たとえば、情報処理装置101は、映像投射装置100cに格子状のパターンを投射させ、この投射像を撮影した画像を撮像装置103から取得する。情報処理装置101は、取得された画像から、格子パターンの投射像における各格子点について位置ずれ補正に必要な補正座標を作成し、映像投射装置100cへ提供する。映像投射装置100cは、提供された補正座標を用いて位置ずれ補正及びエッジ強調を行う。
図16は、映像投射装置100cの構成を示す図である。図16において、第3実施形態(図11)と同様の構成には同一の参照番号を付してある。以下、第4実施形態の映像投射装置100cの構成例について、図16のブロック図を用いて説明する。なお、図16に示される各部は、不図示のCPUが所定のプログラムを実行することにより実現されるものとするが、それらの一部またはすべてが専用のハードウエアで構成されてもよいことは言うまでもない。なお、ハードウエア構成は図18で説明したとおりである。
第4実施形態の映像投射装置100cは、映像を入力する映像入力部110、映像を補正する映像補正部120c、映像を液晶パネルへ出力する映像出力部160を有する。映像補正部120cは、RGBそれぞれの映像補正を行うR映像補正部121c、G映像補正部122c、B映像補正部123cを有する。また、映像出力部160はRGBそれぞれの映像を出力するR映像出力部161、G映像出力部162、B映像出力部163からなる。第一インタフェース1601は情報処理装置101と接続するためのインタフェースである。本実施形態では、第一インタフェースを介して情報処理装置101から補正座標が取得される。第一インタフェース1601は、例えばRS232Cを用いてもよいし、USB(Universal Serial Bus)などを用いてもよい。
R映像補正部121c、G映像補正部122c、B映像補正部123cは同じ機能を有するので、本実施形態では、R映像補正部121cについて説明する。R映像補正部121cは、入力映像の位置ずれを補正する位置ずれ補正部131a、エッジ強度を算出するエッジ強度算出部132c、補正映像のエッジを強調するエッジ強調部133bを有する。R映像補正部121cは、さらに位置ずれの補正量を記憶する補正座標記憶部601及びエッジ強度を記憶するエッジ強度記憶部1101を有する。補正座標取得部1602は、第一インタフェース1601を介して情報処理装置101から取得した(R成分の映像の)補正座標を格納する。以下、R映像補正部121cの各部分のうち、主として第3実施形態との差異がある部分について説明する。
補正座標取得部1602は、第一インタフェース1601から取得された補正座標を補正座標記憶部601へ格納する。なお、補正座標は、図7の点(xo0,yo0)に対する点(xi00,yi00)のように変形前座標である場合と、点(xo0,yo0)に対する点(xk,yk)の座標を用いた変形後座標である場合がある。変形後座標は、入力映像701に設定された格子点に対応する変形後映像704における座標である。なお、図7において、点(xk0,yk0)は、変形前の入力映像701の点(0,0)の変形後座標である。位置ずれ補正部131aは補正座標が変形前座標であることを前提としている。そのため、第一インタフェース1601が取得した補正座標が変形前座標である場合は、補正座標取得部1602は取得した補正座標をそのまま補正座標記憶部601に格納する。他方、取得した補正座標が変形後座標である場合は、補正座標取得部1602は、代表点、すなわち点(xo0,yo0)を中心に、点(xk,yk)を180度回転した点を変形前座標として格納する。
座標算出部141bは、補正座標記憶部601に変形前座標が格納されている場合には上述した第2実施形態と同様の処理を行って、着目画素の変形前座標を算出する。他方、補正座標記憶部601に変形後座標が格納されている場合、座標算出部141bは、着目画素と周囲の代表点の変形後座標との相対位置から、着目画素の変形前座標を算出する。また、エッジ強度算出部132cは、補正座標記憶部601に変形前座標が格納されている場合には上述した第2実施形態と同様の処理を行って各代表点のエッジ強度を算出する。他方、補正座標記憶部601に変形後座標が格納されている場合も、エッジ強度算出部132cは、たとえば、最近傍の整数値との差分に基づいてエッジ強度を算出する。
図17は、第4実施形態による変形前座標およびエッジ強度の格納処理を示すフローチャートである。ステップS1701において、第一インタフェース1601が、代表点の補正座標を外部の情報処理装置101から取得する。ステップS1702において、補正座標取得部1602は、ステップS1701で取得した補正座標を変形前座標に変換して補正座標記憶部601に格納する。ステップS1703において、エッジ強度算出部132cは、代表点の変形前座標を用いて、代表点のエッジ強度を算出する。ステップS1704において、エッジ強度算出部132cは、算出した代表点のエッジ強度をエッジ強度記憶部1101に格納する。なお、この図17の処理は、外部の情報処理装置101が補正座標を送信する際に実施されるものであり、着目画素毎に実施される必要はない。
位置ずれ補正部131aは、補正座標記憶部601に格納された変形前座標を用いて補正後画像の画素値を算出する。そして、エッジ強調部133bはエッジ強度記憶部1101に格納されたエッジ強度を用いて、補正後画像にエッジ強調処理を施す。これらの位置ずれ補正処理は、図14のフローチャートにより上述したとおりである。図14の位置ずれ補正処理を全ての画素に対して実施することで、R映像補正部121bは、R成分の補正映像を生成する。G映像補正部122b、B映像補正部123bも同様の処理を行うことで、G成分およびB成分の補正映像を生成する。以上のようにして生成されたR,G,B成分の補正映像は、それぞれR映像出力部161、G映像出力部162、B映像出力部163によりスクリーン102に投影される。
以上説明したように、第4実施形態によれば、位置ずれ補正量を外部装置から取得する構成により、外部装置と組み合わせた位置ずれ補正を行う場合でも、位置ずれ補正で生じる鮮鋭感の劣化を抑制可能な映像投射装置を提供できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:映像投射装置、110:映像入力部、120:映像補正部、160:映像出力部131:位置ずれ補正部、132:エッジ強度算出部、133:エッジ強調部、134:位置ずれ補正量決定部

Claims (15)

  1. データ上の映像の位置と投射された映像の位置とのずれを解消するための位置ずれ補正量を決定する決定手段と、
    前記位置ずれ補正量の小数値から、前記映像のエッジ強調処理のためのエッジ強度を算出する算出手段と、
    前記決定手段により決定された位置ずれ補正量に基づいて前記映像のデータに対して位置ずれ補正を行う補正手段と、
    前記算出手段により算出された前記エッジ強度に基づいて、前記補正手段による位置ずれ補正後の映像のデータにエッジ強調処理を実行するエッジ強調手段と、を備えることを特徴とする映像処理装置。
  2. 前記算出手段は、小数値を含む位置ずれ補正量の値と最近傍の整数値との差が大きいほどエッジ強調の度合いが大きくなるように前記エッジ強度を算出することを特徴とする請求項に記載の映像処理装置。
  3. 前記位置ずれ補正量は、前記位置ずれ補正による画素の移動方向と移動量を示すことを特徴とする請求項1または2に記載の映像処理装置。
  4. 前記決定手段は、映像の画面の全体にわたって同一の位置ずれ補正量を決定することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の映像処理装置。
  5. 前記位置ずれ補正量はx方向および/またはy方向への平行移動を示すことを特徴とする請求項に記載の映像処理装置。
  6. 前記決定手段は、映像のそれぞれの2次元位置における補正量に応じて位置ずれ補正量を決定することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の映像処理装置。
  7. 前記決定手段は、
    前記位置ずれ補正後の映像に設定された複数の代表点のそれぞれの位置ずれ補正量を第1の記憶手段に格納する第1の格納手段を有し、
    前記第1の記憶手段に格納されている前記複数の代表点のそれぞれの位置ずれ補正量に基づいて、前記映像の各画素における位置ずれ補正量を決定する、ことを特徴とする請求項に記載の映像処理装置。
  8. 前記第1の格納手段は、前記複数の代表点のそれぞれの前記位置ずれ補正による移動前の座標を、位置ずれ補正量として前記第1の記憶手段に格納することを特徴とする請求項に記載の映像処理装置。
  9. 前記複数の代表点のそれぞれの位置ずれ補正量に基づいて、前記映像の複数の位置におけるエッジ強度を算出して第2の記憶部に格納する第2の格納手段をさらに備え、
    前記算出手段は、前記第2の記憶部に格納された前記複数の位置におけるエッジ強度に基づいて、前記補正手段による位置ずれ補正後の映像の各位置におけるエッジ強度を算出することを特徴とする請求項またはに記載の映像処理装置。
  10. 前記第2の格納手段は、前記複数の代表点のそれぞれにおけるエッジ強度を前記第2の記憶部に格納することを特徴とする請求項に記載の映像処理装置。
  11. 前記決定手段は、外部から取得した位置ずれ補正量の情報に基づいて、前記位置ずれ補正量を決定することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の映像処理装置。
  12. 前記エッジ強調手段によりエッジ強調処理がなされた映像を投射する投射手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の映像処理装置。
  13. 前記決定手段は、複数のカラーコンポーネントの少なくとも一つのカラーコンポーネントの映像について、位置ずれ補正量を決定することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の映像処理装置。
  14. データ上の映像の位置と投射された映像の位置とのずれを解消するための位置ずれ補正量を決定する決定工程と、
    前記位置ずれ補正量の小数値から、前記映像のエッジ強調処理のためのエッジ強度を算出する算出工程と、
    前記決定工程で決定された位置ずれ補正量に基づいて前記映像のデータに対して位置ずれ補正を行う補正工程と、
    前記算出工程で算出された前記エッジ強度に基づいて、前記位置ずれ補正後の映像のデータにエッジ強調処理を実行するエッジ強調工程と、を有することを特徴とする映像処理方法。
  15. コンピュータを、請求項1乃至13のいずれか1項に記載の映像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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