JP6750884B2 - マッサージ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、使用者の臀部などの施療部をマッサージするマッサージ装置に関する。
近年、マッサージ装置の開発が進むと共に、ユーザからはマッサージに関する様々な要望が挙がってきている。例えば、肩や背部に加えて、使用者の臀部から太ももに亘る部位をマッサージして欲しいとの要望もある。
このような要望に応えるものとして、例えば、特許文献1に示すマッサージ装置が存在する。
特開2013−248144号公報
確かに、特許文献1のマッサージ装置は、使用者の臀部から太ももに亘る部位をマッサージ可能なものとなっている。
しかし、特許文献1に開示されているマッサージ装置に搭載されるマッサージ機構は、大型の椅子型マッサージ装置向けのものである。大型の椅子型マッサージ装置に対するニーズは従前より存在するものの、近年では、比較的コンパクトで小型なマッサージ装置の需要も大きい。
この点、特許文献1のマッサージ機構は大型の椅子型マッサージ装置に対応したものとなっており、収納スペースに制約がある小型なマッサージ装置に対応したものとはなっていない。
大型の椅子型マッサージ装置を単に小さく小型化した場合、得られた小型のマッサージ装置は、マッサージ装置の内部にスペースが殆どなく、マッサージ機構の一部がマッサージ装置の外部に飛び出た状態で使用せざるを得ず、マッサージを行っていないときに椅子やソファなどの用途で使用するときには使用勝手が悪くなるという問題も有している。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、小型でコンパクトなものでありながら、使用者の臀部などの施療部を確実にマッサージ可能であり、マッサージ機構もマッサージ装置の内部に収容することができるマッサージ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のマッサージ装置は以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明のマッサージ装置は、薄型形状とされた装置本体に、前記装置本体上に着座した使用者の少なくとも臀部を含む施療部を施療するマッサージ機構を備えたマッサージ装置であって、前記装置本体は、前記施療部を施療するマッサージ機構と、前記マッサージ機構の左右両側に設けられて、前記マッサージ機構を前後方向に移動可能に支持する支持フレームとを、有しており、前記支持フレームには、前記マッサージ機構を前後方向に案内するガイドレールが設けられており、前記ガイドレールの前端側を後端側に対して前方に向かうにつれて垂れ下がるように湾曲させることで、前記マッサージ機構が装置本体の内部で前方下部側に収容可能とされていることを特徴とする。
好ましくは、前記マッサージ機構には、前記施療部を施療する施療子が設けられており、前記ガイドレールに沿ってマッサージ機構を後方に移動させた際に、前記施療子の位置を一時的に装置本体の上面よりも下方に引き下げるレール凹部が、前記ガイドレールの後端側に形成されているとよい。
好ましくは、前記マッサージ機構は、駆動モータと、前記駆動モータにより回転駆動される回転軸と、前記回転軸の回転駆動力により前記施療部に施療する施療子と、前記回転軸の両端側に回転軸と一体回転可能に取り付けられるピニオンギヤと、を有しており、前記ガイドレールには、前記ピニオンギヤが噛み合うことで前記マッサージ機構を前後方向に沿って案内可能とするラック歯が形成されており、前記レール凹部は、後端側のラック歯を下方に向かって円弧状に湾曲するように構成されているとよい。
好ましくは、前記回転軸の左右両端には、左右方向の外側に向かって突出する第1移動体が設けられており、前記支持フレームにおけるマッサージ機構側に面する側面には、前記第1移動体を嵌入状態で案内する第1ガイド溝が形成されていて、前記第1ガイド溝は、前記ガイドレールと同じ軌跡を備えた長溝として、前記ガイドレールの上側に沿うように形成されているとよい。
好ましくは、前記マッサージ機構の左右両側には、左右方向の外側に向かって突出する第2移動体が、前記第1移動体の前方に設けられており、前記装置本体におけるマッサージ機構側に面する側面には、前記第2移動体が嵌り込む第2ガイド溝が形成されていて、前記第2ガイド溝は、第1ガイド溝より上方に配備され、前記第1ガイド溝より前方側で、第2ガイド溝の前端側が後端側に対して前方に向かうにつれて垂れ下がるように湾曲形成され、第2ガイド溝の後端側が後方に向かって水平に延設されているとよい。
なお、本発明にかかるマッサージ装置の最も好ましい形態は、薄型形状とされた装置本体に、前記装置本体上に着座した使用者の少なくとも臀部を含む施療部を施療するマッサージ機構を備えたマッサージ装置であって、前記装置本体は、前記施療部を施療するマッサージ機構と、前記マッサージ機構の左右両側に設けられて、前記マッサージ機構を前後方向に移動可能に支持する支持フレームとを、有しており、前記支持フレームには、前記マッサージ機構を前後方向に案内するガイドレールが設けられており、前記ガイドレールの前端側を後端側に対して前方に向かうにつれて垂れ下がるように湾曲させることで、前記マッサージ機構が装置本体の内部で前方下部側に収容可能とされており、前記マッサージ機構には、前記施療部を施療する施療子が設けられており、前記ガイドレールに沿ってマッサージ機構を後方に移動させた際に、前記施療子の位置を一時的に装置本体の上面よりも下方に引き下げるレール凹部が、前記ガイドレールの後端側に形成されていることを特徴とする。
本発明のマッサージ装置によれば、小型でコンパクトなものでありながら、使用者の臀部などの施療部を確実にマッサージ可能であり、マッサージ機構もマッサージ装置の内部に収容することができる。
本実施形態のマッサージ装置を左前側上方から見た場合の斜視図である。 本実施形態のマッサージ装置を左後側上方から見た場合の斜視図である。 本実施形態のマッサージ装置を左後側下方から見た場合の斜視図である。 マッサージ機構とガイドレールとの関係を示した図である。 マッサージ機構のガイド機構を示した図である。 ガイドレールの前後方向の各位置におけるマッサージ機構を示した図である。 本実施形態のマッサージ装置の使用態様を示した図である。
以下、本発明の実施形態を図を基に説明する。
図1〜図7は、本発明にかかるマッサージ装置1の実施形態を示している。
図7に示すように、本実施形態のマッサージ装置1は、例えば椅子Cの座面上に載置可能で且つ使用者Uが着座可能とされた薄型形状とされた装置本体2を備えている。この装置本体2の周囲にカバーやクッション材などを配したものがマッサージ装置1となる。
図1に示すように、装置本体2は、さらに装置本体2上に着座した使用者Uの少なくとも臀部を含む施療部(使用者Uの臀部から太ももにかけての施療部)を施療するマッサージ機構3と、マッサージ機構3の左右両側に設けられてマッサージ機構3を前後方向に移動可能に支持する支持フレーム4と、を備えたものとなっている。
説明の便宜上、以降では図面に適宜に記した方向を基に装置の説明を行う。図7に示すように、この図面に適宜に記した方向は、マッサージ装置1を使用している使用者Uから見た方向と一致する。
図1〜図3、図7に示すように、上述した装置本体2は、椅子Cやソファなどの座面に載置して使用されるものであり、座面に載置されたマッサージ装置1の上に使用者Uが着座し、マッサージ装置1に内蔵されたマッサージ機構3を用いて着座した使用者Uの臀部などの施療部をマッサージ可能なものとなっている。
具体的には、装置本体2は、使用者Uが着座しやすいように薄く形成されており、前後方向や左右方向の寸法に比べて、上下方向の寸法が短くなるような薄型形状(座布団形状)とされている。
なお、装置本体2の外観を表現するのに用いている「薄型」という文言は、板材のように薄いものを含むものではない。この「薄型」という文言は、例えば、座布団のようにある程度の厚みを備えたものである。例えば、装置本体2は、前後方向のサイズが350mm〜600mm、左右方向のサイズが350mm〜600mm程度であるのに対して、厚みが50mm〜150mmであり、使用者Uが腰を下ろすのに十分な広さを備えている。
図2及び図3に示すように、装置本体2を構成する部材のうち、支持フレーム4は、マッサージ機構3の周囲を囲むように、マッサージ機構3の前後左右に配備された部材である。つまり、支持フレーム4は、4本の棒状のフレーム部材を井桁状に組み合わせて、上方から見た場合に四角形の枠となるように形成されている。
具体的には、支持フレーム4は、マッサージ機構3の左側と右側とにそれぞれ設けられる左右一対のメインフレーム4Mと、各メインフレーム4Mの前端同士及び後端同士を左右方向に結ぶ前後一対のサブフレーム4Sと、で構成されている。
メインフレーム4Mは、前後方向に長尺な棒状の部材であり、重量のあるマッサージ機構3を安定して支持できるように、左右方向の幅寸法に比べて上下方向の寸法(厚み)が厚くなる断面形状を有している。このメインフレーム4Mの断面形状は、例えば左右方向に沿った幅が30mm〜50mm程度であるのに対して、上下方向の厚みが50mm〜100mmというものである。
また、メインフレーム4Mにおけるマッサージ機構3側に面する側面には、前後方向に長いポケット部5が形成されている。このポケット部5は、左側のメインフレーム4Mの場合であれば右側面に、また右側のメインフレーム4Mの場合であれば左側面にそれぞれ形成されていて、いずれも装置本体2の幅方向の中央側に位置するマッサージ機構3側に向かって開口するようになっている。それぞれのポケット部5は、メインフレーム4Mの側面中央側が周辺に対して幅方向の外方に向かって段差状に凹んだものとされている。このポケット部5の開口縁には後述するガイドレール部6が取り付けられ、またポケット部5の底面(段差状に凹んだ部分の表面)には後述する第1ガイド溝7及び第2ガイド溝8が形成されている。
一方、上述したメインフレーム4Mに対してサブフレーム4Sは、メインフレーム4Mよりも厚みが薄く形成された棒状の部材であり、左右のメインフレーム4Mの前端同士を連結・固定する前側のサブフレーム4Sと、左右のメインフレーム4Mの後端同士を連結・固定する後側のサブフレーム4Sと、で構成されている。
上述したメインフレーム4M及びサブフレーム4Sにより四角形の枠状に形成された支持フレーム4の中央側には、施療部をマッサージするマッサージ機構3が配備されている。
マッサージ機構3は、左右方向に向かって長尺な基台9を備え、この基台9の上に、マッサージ動作を行う機構を取り付けたものとなっている。マッサージ機構3の左右両端は後述する移動機構10を介して上述した支持フレーム4(メインフレーム4M)に連結されており、支持フレーム4に対して前後方向に移動可能とされている。
具体的には、マッサージ機構3は、上述した基台9の上に、左右方向に駆動軸11aを向けて配備された1基の駆動モータ11と、この駆動モータ11により左右方向を向く軸回りに回転駆動される回転軸12と、この回転軸12の回転駆動力により左右方向に揺動して臀部(施療部)に対してマッサージを行うマッサージ体13と、を有している。また、上述したマッサージ体13の先端側には、使用者Uの施療部をマッサージ(施療)する施療子14が設けられている。つまり、本実施形態のマッサージ機構3は、着座した使用者Uの施療部に施療子14を押しつけたままマッサージ体13を左右に揺動させることで施療部に対するマッサージ(揉みマッサージ)を可能としている。
なお、本実施形態のマッサージ機構3は施療部に対して揉みマッサージを行うものであるが、本発明のマッサージ機構3としては施療部に対して叩きマッサージを行うものや、掴みマッサージなどを行うもの、あるいはこれらのマッサージを組み合わせたものを用いても良い。
次に、本実施形態のマッサージ機構3を構成する駆動モータ11、回転軸12、マッサージ体13、及び施療子14などの各部材について説明する。
上述したマッサージ機構3によりマッサージが行われる施療部は、使用者Uの身体のうちでも、臀部を少なくとも含むものとなっている。臀部以外の施療部としては、大腿部や腰部なども施療部に含めることができる。つまり、本実施形態のマッサージ装置1は、臀部を中心に、腰部から大腿部までの広い下肢を施療部として施療する構成となっている。
図3に示すように、駆動モータ11は、マッサージ機構3の基台9における左右方向の中央側に配備されており、駆動軸が左右方向に沿うような向きに配備されている。本実施形態のマッサージ機構3の場合であれば、駆動モータ11はマッサージ機構3の左右方向のほぼ中央側に配備されており、中央側から左方に駆動軸11aを伸ばすように取り付けられている。そして、この駆動モータ11の駆動軸11aには第1ウォームギヤ15が駆動軸11aと一体回転可能に設けられている。
また、この駆動軸11aの第1ウォームギヤ15は、駆動軸11aに対して直交する方向(前後方向)に沿うように配備された動力伝達軸16の後端側に取り付けられた第1ウォームホイール17に噛み合っており、駆動軸11aの回転駆動力が動力伝達軸16に伝達されている。また、動力伝達軸16は、第1ウォームホイール17が設けられた後端側とは長手方向の反対側の端部に位置する前端側に、第2ウォームギヤ18を有している。そして、この動力伝達軸16の第2ウォームギヤ18は上述した回転軸12の第2ウォームホイール19に噛み合っており、駆動モータ11の駆動軸11aの回転駆動力が2つのウォーム機構と動力伝達軸16とを経由して回転軸12に伝達されている。このようにして回転軸12は、駆動モータ11で発生した回転駆動力により、左右方向を向く軸回りに回転駆動される。
回転軸12は、上述した第2ウォームホイール19の左端側と右端側とに、回転軸12の回転運動を左右方向に沿ったマッサージ体13の並進運動(揺動運動)に変換する変換部20を、それぞれ有している。
この変換部20は、回転軸12と一体に回転するように取り付けられると共に回転軸12の軸心に対して傾斜した方向を向く軸回りを周回するカム面を外周側に備えたボス部21と、マッサージ体13の基端に設けられ、ボス部21のカム面に嵌り込んでいる環状嵌合部22と、回転軸12の回転に伴って、マッサージ体13が回動すること(マッサージ体13の供回り)を規制する規制部23と、を備えている。具体的には、このボス部21のカム面には、ベアリングを介して、環状嵌合部22が摺動自在に外嵌されている。環状嵌合部22は、マッサージ体13の基端側(下端側)に形成されていて、側面視がリング状に形成されている。環状嵌合部22は、ボス部21のカム面上に嵌め込まれたベアリングに外嵌しており、回転軸12の回転運動をマッサージ体13の右左方向に沿った並進運動(揺動運動)に変換するものである。そのため、ボス部21と環状嵌合部22とは相対回動自在になっている。
加えて、規制部23は、マッサージ体13の基端側であって下側に突出するリブ状に設けられた規制突起24と、基台9上における規制突起24に接触可能な位置に取りつけられてマッサージ体13の回動を規制する回り止め部材25と、を有している。規制突起24は、回転軸12から前方に伸びるマッサージ体13と、後方に伸びるマッサージ体13とのそれぞれに形成されており、また回り止め部材25は前側及び後側の双方の規制突起24に接触可能なように基台9上における回転軸12の前後にそれぞれ取り付けられている。
すなわち、規制部23は、マッサージ体13の規制突起24を、基台9上に取り付けられた回り止め部材25に接触させることで、マッサージ体13が回転軸12回りに同伴回動することを規制し、マッサージ体13を左右方向に並進運動(揺動運動)させるようにしている。
マッサージ体13は、ベアリングを介してボス部21のカム面に外嵌する環状嵌合部22が設けられた基端側から、前方やや上側と後方やや上側とにそれぞれ伸びる棒状の部材である。マッサージ体13の前端及び後端には、施療部をマッサージする施療子14が設けられている。つまり、本実施形態のマッサージ装置1は、4つの施療子14を備えた「4つ玉方式」のマッサージ機構3を備えている。
ところで、本発明のマッサージ装置1は、支持フレーム4に対してマッサージ機構3を前後方向に移動可能な移動機構10を備えている。この移動機構10は、上述した支持フレーム4のメインフレーム4Mに前後方向に沿って設けられたガイドレール部6と、マッサージ機構3の左右両側に配備されると共に上述したガイドレール部6上を走行可能とされたピニオンギヤ26と、を有している。
ガイドレール部6は、マッサージ機構3を前後方向に案内するレール部材であり、上述したメインフレーム4Mのポケット部5における下側の開口縁に沿うように取り付けられている。このガイドレール部6の上面には、ピニオンギヤ26と噛み合い可能なラック歯が複数形成されている。
ピニオンギヤ26は、上述したガイドレール部6のラック歯に噛み合うことでガイドレール部6上を走行可能とされたギヤであり、回転軸12の両端側に回動自在に取り付けられている。このピニオンギヤ26には、変速機構27を用いて回転軸12の回転駆動力が減速状態で伝達されている。つまり、ピニオンギヤ26は、回転軸12の両端に設けられたものでありながら、回転軸12とは異なる回転速度で左右方向を向く軸回りに回転する構成とされている。
図3及び図4に示すように、変速機構27は、回転軸12の回転駆動力を変速された状態でピニオンギヤ26に伝達可能とされている。具体的には、変速機構27は、第1ギヤ28、従動軸29、第2ギヤ30、及び第3ギヤ31などを有したものとなっている。
すなわち、変速機構27は、回転軸12の左右両端側に第1ギヤ28を備えている。この回転軸12の第1ギヤ28は、回転軸12の前方に平行に配備された従動軸29の第2ギヤ30に噛み合っており、回転軸12の回転駆動力を減速状態で従動軸29に伝達している。また、従動軸29における第2ギヤ30とは反対側には第3ギヤ31が設けられている。この第3ギヤ31は、上述した第1ギヤ28のさらに幅方向外側に配備されたピニオンギヤ26に減速状態で駆動力を伝達している。それゆえ、上述したピニオンギヤ26は、回転軸12に対して同軸状態で取り付けられたものでありながら、回転軸12とは異なる回転速度(低速の回転速度)で回転する。
つまり、上述した移動機構10では、上述した変速機構27により回転軸12の回転駆動力が伝達されたピニオンギヤ26が回転し、ピニオンギヤ26と噛み合ったガイドレール部6上をピニオンギヤ26が走行するため、マッサージ機構3がガイドレール部6に沿って前後方向に移動可能となる。
ところで、本発明のマッサージ装置1は、ガイドレール部6の前端側を後端側に対して前方に向かうにつれて垂れ下がるように湾曲させることで、マッサージ機構3が装置本体2の内部における前方下部側に収容可能とされていることを特徴としている。
具体的には、ガイドレール部6の前端側には、前方に向かうにつれて垂れ下がるように湾曲する垂下部分32が設けられている。図5に示すように、垂下部分32の前後方向に沿った長さ「l」は、ガイドレール部6の前後方向の全長を「l」とした場合に、ガイドレール部6の前端から後端側に向かって「l」の1割程度の範囲となっている。
また、図5において装置本体2の前後方向に沿った全長を「L」とした場合に、垂下部分32が設けられている位置「L」は、装置本体2の前端から「L」の3割程度の位置とされている。このような位置に垂下部分32を設ければ、少なくとも臀部を含む使用者Uの施療部を確実にマッサージすることと、マッサージ機構3との確実な収容とが可能となる。
さらに、図5に示すように、装置本体2の上下方向に沿った厚みを「T」とした場合に、垂下部分32の垂れ下がり量「T」は、少なくとも施療子14の外径の半分程度であり、最大でも施療子14の外径と同じ程度の幅とされている。
このような垂れ下がり量に垂下部分32を形成すれば、マッサージ機構3を下方に沈降させるように動かすことができ、マッサージ機構3をマッサージ装置1の内部に確実に収容することができる。
例えば、垂下部分32よりも後側のガイドレール部6上にピニオンギヤ26が位置している場合は、マッサージ機構3は上方にやや突出状態にある。つまり、マッサージ機構3による施療部のマッサージが可能となるように、施療子14の上半分は装置本体2の上面より上方に突き出た状態となっている。それゆえ、施療子14によるマッサージを可能とするために、垂下部分32よりも後側のガイドレール部6も高い位置に保持されている。
ところが、マッサージ機構3のマッサージ動作を停止してマッサージ機構3を装置本体2内に収容する際には、施療子14の突出分だけガイドレール部6の高さを低く、言い換えれば垂下部分32の垂れ下がり幅を施療子14の突出分に対応した幅にしておく必要がある。つまり、マッサージを行う際に施療子14が装置本体2の上面より突出する高さは、施療子14の外径の半分からほぼ半径と等しい程度であるので、上述したように施療子14の外径の半分以上の垂れ下がり幅に垂下部分32を形成すれば、マッサージ機構3をマッサージ装置1の内部に確実に収容することができる。
そのため、本発明のマッサージ装置1では、使用者Uが着座した場合に施療子14が邪魔になったり、痛みを与えたりする心配がなく、マッサージ機構3をマッサージ装置1の内部に確実に収容することが可能となるのである。
一方、本発明のマッサージ装置1は、上述したガイドレール部6に沿ってマッサージ機構3を後方に移動させた際に、施療子14の位置を施療部から一時的に遠ざける、言い換えれば施療子14の位置を一時的に装置本体2の上面よりも下方に引き下げるレール凹部33が、ガイドレールの後端側に形成されていることを特徴としている。
このようなレール凹部33を設けるのは、以下のような理由による。
すなわち、施療子14によるマッサージが可能となる高さ(施療子14が装置本体2の上面より上方に突出する高さ)にガイドレール部6を配備すると、装置本体2の上面より上方に突出した状態を維持したまま、水平方向を向くガイドレール部6に沿って施療子14は後方に向かって水平移動する。
このとき、使用者Uは、自らの臀部を装置本体2の上面に接触させるようにして着座しているが、一般に臀部の内側には尾骨や座骨のような、着座状態において下方に向かって張り出た骨があり、施療子14を上方に突出させたまま後方に移動させると、後方に移動する施療子14がこれらの骨あるいは骨の周囲の組織などに強く擦れて、不快な使用感を使用者Uに与える可能性がある。特に、前後の施療子14のうち少なくとも後側に位置する施療子14は、施療部に強く擦れる問題を起こしやすい。
そこで、本実施形態のマッサージ装置1では、ガイドレール部6に沿ってマッサージ機構3を後方に移動させる際に、施療子14の位置を施療部から一時的に遠ざけるレール凹部33を、ガイドレール部6の後端側に形成している。言い換えれば、このレール凹部33は、施療子14の位置を一時的に装置本体2の上面よりも下方に引き下げるものとなっている。
また、ガイドレール部6にレール凹部33を設けるだけでは、マッサージ機構3の姿勢はピニオンギヤ26の1点だけでしか支えられていないため、ピニオンギヤ26をレール凹部33まで移動させるとマッサージ機構3の姿勢が乱れて、かえって施療子14が施療部に擦れる可能性が生じる。
そのため、本実施形態のマッサージ装置1では、前後方向に移動中のマッサージ機構3の姿勢を安定した姿勢に保持する姿勢保持機構34が設けられている。言い換えれば、この姿勢保持機構34は、移動中のマッサージ機構3を複数の点で支持できるようにして、前後方向に移動中のマッサージ機構3の姿勢を安定したものとする構成となっている。
次に、本実施形態のマッサージ装置1に設けられるレール凹部33及び姿勢保持機構34について説明する。
レール凹部33は、ガイドレール部6の後端側に設けられるラック歯を下方に向かって円弧状に湾曲するように配列させたもの、言い換えれば下方に向かって膨らむ曲線状のラック歯を有するものとなっている。つまり、このレール凹部33に沿ってピニオンギヤ26を走行させれば、ピニオンギヤ26の位置が通常の走行高さよりも低くなり、ピニオンギヤ26が設けられたマッサージ機構3の高さも一時的に低くなる。それゆえ、マッサージ機構3の高さが下がった分だけ施療子14も下方に移動し、装置本体2の上面よりも下側に施療子14を引き下げることが可能となる。
なお、このレール凹部33を形成する前後方向の位置は、装置本体2の上面に着座する使用者Uの体格や、装置本体2の前後方向の寸法などに応じて変化するものの、装置本体2の後端から装置本体2の全長の3割程度の位置に、レール凹部33を位置させるのが良い。
また、レール凹部33の上下方向の幅は、上述した施療子14の外径の3〜4倍程度とされている。このような幅でレール凹部33を上下方向に湾曲させれば、マッサージ機構3を後方にスムーズに移動できるものでありながら、後側の施療子14だけを装置本体2の上面よりも下方に沈み込ませることができ、施療子14が施療部に強く擦れることを抑制することが可能となる。
図5に示す如く、上述した姿勢保持機構34は、マッサージ機構3から左右方向の外方に突出する2つの移動体と、これら2つの移動体をそれぞれ嵌入状態で案内する2つのガイド溝と、で構成されている。
上述した2つの移動体は、回転軸12の左右両端に設けられたピニオンギヤ26のさらに外方に配備された第1移動体35と、第1移動体35の前方に配備された第2移動体36と、の2つで構成されている。また、2つのガイド溝には、第1移動体35を嵌入状態で案内する第1ガイド溝7と、第2移動体36が嵌り込む第2ガイド溝8と、が設けられている。
具体的には、第1ガイド溝7は、ガイドレール部6と同じ軌跡を備えた長溝として、ガイドレール部6の上側に沿うように形成されている。つまり、第1ガイド溝7の軌跡は、前方に向かうにつれて垂れ下がるように湾曲した前端側と、前後方向に沿って水平に設けられた後端側と、を有している。そして、この第1ガイド溝7の後端側の一部は、ガイドレールのレール凹部33に対応して下方に緩やかに凹むように湾曲している。
また、第2ガイド溝8は、第1ガイド溝7より上方前側に距離をあけて配備されると共に、第1ガイド溝7とほぼ同じ軌跡を備えたものとなっている。言い換えれば、第2ガイド溝8は平行移動させた場合に第1ガイド溝7に重なるような軌跡を備えたものとなっている。
詳しく説明すれば、第2ガイド溝8の軌跡は、前方に向かうにつれて垂れ下がるように湾曲した前端側と、同じ高さを維持しつつ前後方向に沿って伸びる後端側と、を有している。
なお、第1ガイド溝7の後端側にはガイドレール部6のレール凹部33に対応してレールの軌跡が湾曲した部分があるが、第2ガイド溝8の後端側にはレール凹部33に対応してレールの軌跡が湾曲している部分はない。
また、第1ガイド溝7の前側の溝端は、上述したガイドレール部6の前側のレール端に対して、上下方向で同じ高さであって、ガイドレール部6の前端の更に前側に配備されている。一方、第1ガイド溝7の後側の溝端は、上述したガイドレール部6の後側のレール端に対して、溝幅分だけ高さが高く形成されていて、ガイドレール部6の後端の更に後側に配備されている。つまり、第1ガイド溝7は、ガイドレール部6よりも前後双方に長くなるように形成されている。
なお、第2ガイド溝8の溝端は、上述した第1ガイド溝7の溝端に対して、前側も後側もほぼ同じ距離だけ離れて配備されている。つまり、第2ガイド溝8の前側の溝端は第1ガイド溝7の前側の溝端に対して前方上側に位置しており、第2ガイド溝8の後側の溝端は第1ガイド溝7の後側の溝端に対して同様に前方上側に位置し、ガイドレールのレール凹部33の上方に、第2ガイド溝8の後端が位置するようになっている。
一方、上述した2つのガイド溝7、8に嵌り込む2つの移動体35、36のうち、第1移動体35は、基台9の前後方向及び上下方向のちょうど中央側に配備されている。この第1移動体35に対して、第2移動体36は、基台9の前端側の一部を上方に向かって突出した突片37を形成し、この上方に向かって突出した突片37の上端側に外方突出状に形成されている。つまり、第2移動体36は、第1移動体35から見て前方上側に設けられている。
上述した2つのガイド溝7、8に沿って2つの移動体35、36を前方から後方に移動させた場合には、マッサージ機構3の姿勢は次のように変化する。
図6Aに示すように、ガイドレール部6の垂下部分32の前端にピニオンギヤ26が位置する場合には、第1移動体35は第1ガイド溝7の前端側に位置し、第2移動体36が第2ガイド溝8の前端側に位置する。ピニオンギヤ26がガイドレール部6の垂下部分32に沿って前方から後方に移動させると、第1移動体35が第1ガイド溝7の前端側の垂れ下がった部分に沿って前方から後方に移動し、第2移動体36が第2ガイド溝8の前端側の垂れ下がった部分に沿って前方から後方に移動する。このとき、第1ガイド溝7と第2ガイド溝8とはほぼ同じ軌跡で垂下しているため、移動中は第1移動体35と第2移動体36との位置関係が殆ど変化しない。そのため、移動中の姿勢が変化することはなく、前側の施療子14と後側の施療子14とがほぼ同じ高さとなる姿勢(水平な姿勢)を維持したまま後方に向かって移動する。
そして、ガイドレール部6の垂下部分32の傾きに合わせて、マッサージ機構3は下方から上方に向かって位置が高くなり、施療子14は装置本体2の上面の下方に引き下げられた状態から、装置本体2の上面より上方に突出した状態に変化する。
やがて、ガイドレール部6の垂下部分32を超えて、ガイドレール部6が水平になっている部分にピニオンギヤ26が達すると、マッサージ機構3は図6Bに示すような姿勢に変化する。
図6Bに示す状態では、第1ガイド溝7の前後方向のほぼ中途側に第1移動体35が位置すると共に第2ガイド溝8の前後方向のほぼ中途側に第2移動体36が位置する。この状態では、施療子14は、装置本体2の上面より上方に完全に突出した状態に変化しているため、突出した施療子14を用いて使用者Uの施療部を確実にマッサージすることが可能となる。やがて、ガイドレール部6のレール凹部33にピニオンギヤ26が達すると、マッサージ機構3は図6Cに示すような姿勢に変化する。
図6Cに示す状態では、第1移動体35は、レール凹部33に対応して軌跡が下方に向かって湾曲した部分に位置するが、第2移動体36は、湾曲した部分を有さない第2ガイド溝8上にあるため、図6Bの場合と高さを変えない。そのため、後側に位置する第1移動体35のみが下方に下がり、前側に位置する第2移動体36は高い位置を維持する。その結果、マッサージ機構3の姿勢が後方に向かって倒れ込んだものとなる。つまり、前側の施療子14は装置本体2の上面より上方に突出したままであるが、後側の施療子14は装置本体2の上面より下方に引き下げられるため、後側の施療子14が施療部に強く擦れるという問題を生じることがなくなる。
それゆえ、本発明のマッサージ装置1では、後側の施療子14だけを装置本体2の上面よりも下方に沈み込ませることができ、施療子14が施療部に強く擦れることを抑制することが可能となるのである。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
例えば、上述した実施形態では、臀部などの施療部に対して下方から施療子14を伸ばし、施療子14で施療部を挟み込むように揉みマッサージするマッサージ機構3について説明した。しかし、本発明のマッサージ機構3には、揉みマッサージを行う機構に加えて、臀部などの施療部を側方から押圧する押圧マッサージする押圧機構を有するものを用いても良い。
また、上述した実施形態では、マッサージ機構3や移動機構10の動力に、1基の駆動モータ11で発生させた回転駆動力を用いた。しかし、本発明のマッサージ装置1は、駆動モータ11を複数備え、マッサージ機構3を動作させる駆動モータ11と、移動機構10を動作させる駆動モータ11とが別々に設けられるものであってもよい。
また、上述した実施形態では、マッサージ体13の前端や後端に施療子14が直接取り付けられたものを挙げたが、マッサージ体13の先端と施療子14との間にはバネなどの付勢手段を設けても良い。このような付勢手段を設ければ、臀部から施療子14に加わる荷重を付勢手段でも受けることができ、臀部の荷重を分散して支持することが可能となる。
また、上述した実施形態では、左右のマッサージ体13同士の間隔は一定のままとされていた。しかし、本発明のマッサージ装置1は、左右のマッサージ体13同士の間隔を可変とする幅調整機構を備えたものであっても良い。例えば、このような幅調整機構としては、回転軸12の外周面にスクリューねじを形成しておき、このスクリューねじと螺合する螺旋状の内歯を上述したボス部21の内周面に形成したものを用いることができる。このような幅調整機構では、回転軸12が回転すると回転軸12のスクリューねじがボス部21の内周面の内歯に噛み合うため、回転軸12の回転方向によって回転軸12とボス部21との相対位置が左右方向に変化する。その結果、左右のマッサージ体13同士の間隔も可変とすることが可能となる。
さらに、本実施形態では、上述した移動体35、36として、それぞれのガイド溝7、8内をスライド自在に摺動するスライドピンを挙げたが、移動体35、36はスライドピンでなくても良い。例えば、ガイド溝内を転動して前後方向に移動するコロを移動体35、36として用いても良い。
また、本発明の臀部マッサージ機は、椅子型マッサージ機の座部内に搭載されてもよい。すなわち、座部と、当該座部の後側に設けられた背もたれ部と、前記背もたれ部内に配備された背部マッサージ機と、を有する椅子型マッサージ機において、前記座部内に臀部マッサージ機1が配設されていてもよい。
また、本発明の臀部マッサージ機は、シート型マッサージ機(座椅子型マッサージ機)の座部内に搭載されてもよい。すなわち、使用者の背部をマッサージするマッサージ機構と、床面上に載置可能で且つ使用者の臀部が着座可能とされたシート状の座部と、前記座部の後部に配備されて使用者の背部を支持可能に設けられ、前記マッサージ機構を内蔵するシート状の背もたれ部と、を有するシート型マッサージ機において、前記座部内に臀部マッサージ機1が配設されていてもよい。
1 マッサージ装置
2 装置本体
3 マッサージ機構
4 支持フレーム
4M メインフレーム
4S サブフレーム
5 ポケット部
6 ガイドレール部
7 第1ガイド溝
8 第2ガイド溝
9 基台
10 移動機構
11 駆動モータ
11a 駆動軸
12 回転軸
13 マッサージ体
14 施療子
15 第1ウォームギヤ
16 動力伝達軸
17 第1ウォームホイール
18 第2ウォームギヤ
19 第2ウォームホイール
20 変換部
21 ボス部
22 環状嵌合部
23 規制部
24 規制突起
25 回り止め部材
26 ピニオンギヤ
27 変速機構
28 第1ギヤ
29 従動軸
30 第2ギヤ
31 第3ギヤ
32 垂下部分
33 レール凹部
34 姿勢保持機構
35 第1移動体
36 第2移動体
37 突片
C 椅子
U 使用者

Claims (4)

  1. 薄型形状とされた装置本体に、前記装置本体上に着座した使用者の少なくとも臀部を含む施療部を施療するマッサージ機構を備えたマッサージ装置であって、
    前記装置本体は、前記施療部を施療するマッサージ機構と、前記マッサージ機構の左右両側に設けられて、前記マッサージ機構を前後方向に移動可能に支持する支持フレームとを、有しており、前記支持フレームには、前記マッサージ機構を前後方向に案内するガイドレールが設けられており、前記ガイドレールの前端側を後端側に対して前方に向かうにつれて垂れ下がるように湾曲させることで、前記マッサージ機構が装置本体の内部で前方下部側に収容可能とされており、
    前記マッサージ機構には、前記施療部を施療する施療子が設けられており、前記ガイドレールに沿ってマッサージ機構を後方に移動させた際に、前記施療子の位置を一時的に装置本体の上面よりも下方に引き下げるレール凹部が、前記ガイドレールの後端側に形成されている
    ことを特徴とするマッサージ装置。
  2. 前記マッサージ機構は、駆動モータと、前記駆動モータにより回転駆動される回転軸と、前記回転軸の回転駆動力により前記施療部に施療する施療子と、前記回転軸の両端側に回転軸と一体回転可能に取り付けられるピニオンギヤと、を有しており、
    前記ガイドレールには、前記ピニオンギヤが噛み合うことで前記マッサージ機構を前後方向に沿って案内可能とするラック歯が形成されており、
    前記レール凹部は、後端側のラック歯を下方に向かって円弧状に湾曲するように構成されている
    ことを特徴とする請求項に記載のマッサージ装置。
  3. 前記回転軸の左右両端には、左右方向の外側に向かって突出する第1移動体が設けられており、
    前記支持フレームにおけるマッサージ機構側に面する側面には、前記第1移動体を嵌入状態で案内する第1ガイド溝が形成されていて、
    前記第1ガイド溝は、前記ガイドレールと同じ軌跡を備えた長溝として、前記ガイドレールの上側に沿うように形成されている
    ことを特徴とする請求項に記載のマッサージ装置。
  4. 前記マッサージ機構の左右両側には、左右方向の外側に向かって突出する第2移動体が、前記第1移動体の前方に設けられており、
    前記装置本体におけるマッサージ機構側に面する側面には、前記第2移動体が嵌り込む第2ガイド溝が形成されていて、
    前記第2ガイド溝は、第1ガイド溝より上方に配備され、前記第1ガイド溝より前方側で、第2ガイド溝の前端側が後端側に対して前方に向かうにつれて垂れ下がるように湾曲形成され、第2ガイド溝の後端側が後方に向かって水平に延設されている
    ことを特徴とする請求項に記載のマッサージ装置。
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