JP6749670B1 - グリップヒータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドルバーに対して、容易かつ短時間で着脱可能なグリップヒータとすることができる。【解決手段】周方向の一部に開放部wを有するC字状断面を成す長手状のグリップカバー11と、グリップカバー11に内蔵されたヒータ部31と、グリップカバー11の開放部wの端縁に設けられ周方向に沿って突出するクリップ部12とを備え、開放部wの対向する端縁間を押し広げてグリップカバー11がハンドルグリップ2の外周に嵌め込み固定されるグリップヒータ10とした。【選択図】図1

Description

この発明は、自動二輪車や自転車のハンドルに取り付けるグリップヒータに関するものである。
従来、自動二輪車や自転車のハンドルには、走行時に手指が冷えてハンドル操作が緩慢にならないように、グリップヒータが設けられているものがある。例えば、特許文献1、2に記載されたグリップヒータは、ハンドルバーに対して接着剤等により固定された筒状のハンドルグリップと、ハンドルバーを周方向に囲むようにハンドルグリップに内蔵された電熱線からなるヒータと、を備えた構成となっている。ハンドルグリップの表面は滑りにくい素材(ゴム等)となっており、その内部に埋め込まれたヒータから引き出された電源ケーブルは、バッテリへと通じている。
実開昭62−31588号公報 登録実用新案第2535126号公報
上記従来のグリップヒータは、ハンドルバーに固定されたハンドルグリップ内にヒータが埋設されているため、ハンドルグリップからヒータのみを取り外すのは困難である。また、ハンドルグリップを、ヒータ機能を有さない別のハンドルグリップに交換することは可能であるが、その脱着作業には工具が必要であり手間のかかるものとなる。このため、一度ハンドルバーに固定されたグリップヒータは、ヒータを必要としない季節においても取り付けられたままとなりがちである。したがって、グリップヒータが長期間に亘って風雨や日光にさらされることで、経年劣化が進みやすいという問題があった。また、ハンドルグリップを長期間に亘って使用すると、ラバー表面に摩耗が生じて表面の凸凹が削れていくという問題もあった。このような劣化や摩耗等が生じると、ハンドルグリップを交換する必要が生じる。グリップヒータ付きのハンドルグリップは通常のハンドルグリップと比較して高価であり、またその交換作業にはバッテリへの配線の引き直しを伴うので手間と時間がかかるものとなっている。
そこで、この発明の課題は、ハンドルバーに対して、容易かつ短時間で着脱可能なグリップヒータとすることである。
上記の課題を解決するため、この発明は、周方向の一部に開放部を有するC字状断面を成す長手状のグリップカバーと、前記グリップカバーに内蔵されたヒータ部と、前記グリップカバーの前記開放部の端縁に設けられ周方向に沿って突出するクリップ部と、を備え、前記開放部の対向する端縁間を押し広げて前記グリップカバーがハンドルグリップの外周に嵌め込み固定されるグリップヒータを採用した。また、前記クリップ部は、前記グリップカバーの長手方向中央を挟んで一方側と他方側にそれぞれ設けられている構成を採用できる。
この発明は、ハンドルバーに対して、容易かつ短時間で着脱可能なグリップヒータとすることができる。
この発明の一実施形態を示す斜視図 同実施形態の断面図 同実施形態の分解斜視図
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明するについて説明する。この実施形態は、自動二輪車のハンドルバー1が両端に備えるハンドルグリップ2に対し、そのハンドルグリップ2の外周に取り付けるグリップヒータ10である。この実施形態では自動二輪車のハンドルバー1を例にこの発明の構成を説明しているが、自転車やセニアカー等のようにハンドルバー1を備える種々の機器にも対応できる。
グリップヒータ10の構成は、図1に示すように、周方向の一部に開放部wを有するC字状断面を成す長手状のグリップカバー11と、グリップカバーに内蔵されたヒータ部31と、グリップカバー11の開放部wの端縁に設けられ周方向に沿って突出するクリップ部12とを備えたものである。開放部wの対向する端縁間を押し広げて弾性変形させ、その状態でグリップカバー11をハンドルグリップ2の外周に嵌め込み固定する。弾性変形したグリップカバー11が元の状態に戻ろうとする弾性力によって、グリップヒータ10はより強固に固定される。
グリップヒータ10の主たる構成部品は、図2及び図3に示すように、最も内側に位置する樹脂製の芯材20と、最も外側に位置するゴム製の被覆部40、バッテリから供給される電力により発熱するヒータ装置30とからなる。部材の素材は、適宜変更可能であるが芯材20にはある程度の剛性を有する素材、被覆部40には滑り止め機能を有する素材が望ましい。グリップカバー11は芯材20と被覆部40で構成され、その芯材20と被覆部40との間にヒータ装置30が介在する。
芯材20は、図3に示すように、周方向の一部が開放されたC字状断面を成す長手状の本体部21と、その開放された部分の端縁に突出して設けられたクリップ形成部22とを備えている。クリップ形成部22は、長手方向両端にそれぞれ対向して設けられている。クリップ形成部22の外面には凸部24が形成され、クリップ形成部22の内面には凹部25が形成されている。また、クリップ形成部22の突出側端縁には切り欠き26が形成されている。また、本体部21の外面には嵌合凸部23が形成されている。
ヒータ装置30は、内部に電熱線が埋設された基盤状のヒータ部31と、そのヒータ部31とバッテリ(図示せず)とを結ぶケーブル32とを備えている。基盤状のヒータ部31に設けられた嵌合孔部33に、芯材20の嵌合凸部23が嵌って位置合わせされる。
被覆部40は、周方向の一部が開放されたC字状断面を成す長手状の外周被覆部41と、その開放された部分の端縁に突出して設けられたクリップ被覆部42とを備えている。クリップ被覆部42は、クリップ形成部22に対応して長手方向両端にそれぞれ対向して設けられている。クリップ被覆部42には貫通孔44が形成され、クリップ形成部22の外面の凸部24が嵌って位置合わせされる。また、クリップ被覆部42の先に形成された折り返し部45は、クリップ形成部22の内面の凹部25に嵌って固定され、ハンドルグリップ2との滑り止めの機能を発揮する。なお、折り返し部45の内面には切り欠き26に嵌る凸部(図示せず)が形成されている。図中の符号43は、ケーブル32を導く誘導部である。また、クリップ被覆部42の長手方向両端には第二の折り返し部47が設けられている。第二の折り返し部47は芯材20の内面に固定され、同じく滑り止めの機能を発揮する。
被覆部40は、予め図3のように成形されたものを用意しておき、芯材20の外面に対してヒータ部31を宛がった状態で、その被覆部40を芯材20に対して接着固定することで一体化できる。あるいは、芯材20の外面に対してヒータ部31を宛がったものを型枠内に設置し、その型枠内に被覆部40を構成する素材を未硬化の状態で充填し、その後、素材を硬化させることで芯材20と被覆部40とを一体化することもできる。
以上のように構成されたグリップヒータ10は、断面C字状を成すグリップカバー11が、その長手方向中央を挟んで一方側と他方側にそれぞれクリップ部12を備えているので、ハンドルグリップ2への固定がより強固であり、また、その脱着もクリップ部12を押し広げることで足りるので容易である。また、長手方向に沿って複数のクリップ部12が並列しているので、ハンドルグリップ2が長手方向に沿ってテーパ状に径が変化する場合であっても、その外面に馴染みやすいという効果が期待できる。クリップ部12は、この実施形態のように、グリップカバー11の長手方向両端2箇所において、それぞれ周方向に対向して設けられることが望ましい。なお、図1中の符号3は、乗員が指で操作するブレーキレバーやクラッチレバー等のレバー装置3である。例えば、グリップカバー11は開放部wが上向きになるように取り付けることで、レバー装置3から指を離してハンドルグリップ2を握った状態の指先を温めやすくなる。
以上のように、この発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された構成を満たす限りにおいて、種々の変形例が適用可能である。また、ハンドルグリップ2は、ゴム製等の部材をハンドルバー1の端部に固定するのが一般的であるが、ハンドルバー1の部材自体をハンドルグリップ2としてもよい。
1 ハンドルバー、2 ハンドルグリップ、10 グリップヒータ、11 グリップカバー、20 芯材、21 本体部、30 ヒータ装置、31 ヒータ部、40 被覆部、41 外周被覆部、w 開放部

Claims (1)

  1. 周方向の一部に開放部(w)を有するC字状断面を成す長手状のグリップカバー(11)と、
    前記グリップカバー(11)に内蔵されたヒータ部(31)と、
    前記グリップカバー(11)の前記開放部(w)の端縁に設けられ周方向に沿って突出するクリップ部(12)と、を備え、
    前記開放部(w)の対向する端縁間を押し広げて前記グリップカバー(11)がハンドルグリップ(2)の外周に嵌め込み固定され、
    前記クリップ部(12)は、前記グリップカバー(11)の長手方向中央を挟んで一方側と他方側にそれぞれ設けられていグリップヒータ。
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