JP6749532B1 - マイクロドレープ - Google Patents

マイクロドレープ Download PDF

Info

Publication number
JP6749532B1
JP6749532B1 JP2020537248A JP2020537248A JP6749532B1 JP 6749532 B1 JP6749532 B1 JP 6749532B1 JP 2020537248 A JP2020537248 A JP 2020537248A JP 2020537248 A JP2020537248 A JP 2020537248A JP 6749532 B1 JP6749532 B1 JP 6749532B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drape
lens
micro
lens cap
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020537248A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2022003806A1 (ja
Inventor
貫志 山根
貫志 山根
かおり 中川
かおり 中川
潤子 落部
潤子 落部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meilleur Co., Ltd.
Original Assignee
Meilleur Co., Ltd.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meilleur Co., Ltd. filed Critical Meilleur Co., Ltd.
Application granted granted Critical
Publication of JP6749532B1 publication Critical patent/JP6749532B1/ja
Publication of JPWO2022003806A1 publication Critical patent/JPWO2022003806A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B46/00Surgical drapes
    • A61B46/10Surgical drapes specially adapted for instruments, e.g. microscopes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B46/00Surgical drapes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/20Surgical microscopes characterised by non-optical aspects
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/10Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/0004Microscopes specially adapted for specific applications
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/0004Microscopes specially adapted for specific applications
    • G02B21/0012Surgical microscopes
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B21/00Microscopes
    • G02B21/02Objectives
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0006Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means to keep optical surfaces clean, e.g. by preventing or removing dirt, stains, contamination, condensation

Abstract

対物レンズと術野との距離を適切に設定可能な構造のマイクロドレープを提供する。マイクロドレープ(10)は、手術顕微鏡の対物レンズ(6)のハウジング(8)に着脱されるレンズキャップ(20)と、対物レンズ(6)の光軸に対して傾斜した状態でレンズキャップ(20)の先端に取り付けられて、対物レンズ(6)を保護する保護レンズ(30)と、保護レンズ(30)の外縁に取り付けられて、レンズキャップ(20)と共に手術顕微鏡(1)を覆うドレープ本体(50)と、レンズキャップ(20)に対して保護レンズ(30)を、光軸に対する傾斜角度を変更可能に支持するジョイント(40)とを備える。

Description

本発明は、手術顕微鏡を覆うマイクロドレープに関する。
従来より、脳神経外科や眼科では、手術顕微鏡を用いて術野を拡大しながら、手術が行われることがある。しかしながら、手術顕微鏡そのものを滅菌するのは難しいので、手術の度に使い捨てのマイクロドレープで手術顕微鏡を覆うのが一般的である(例えば、特許文献1−4を参照)。
このようなマイクロドレープは、手術顕微鏡の対物レンズに着脱されるレンズキャップを有する。また特許文献3−4のように、照明光が対物レンズに入射して観察者が眩しく感じる(以下、「グレア」と表記する。)のを防止するために、対物レンズの光軸に対して傾斜した保護レンズがレンズキャップに取り付けられていることもある。
特開2012−183449号公報 特開2014−161504号公報 特表2010−512851号公報 特開2017−107210号公報
しかしながら、上記構成のマイクロドレープでは、対物レンズからレンズキャップが突出するので、手術操作の邪魔になるという課題がある。また、保護レンズを備えるレンズキャップは大型化するので、このような課題が特に顕著になる。さらに、大型のレンズキャップが自重で外れないように、対物レンズに対して強固に固定する必要があるので、着脱に大きな力を要するといった課題もある。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、対物レンズと術野との距離を適切に設定して、術者の手術操作スペースを確保可能な構造のマイクロドレープを提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するため、手術顕微鏡を覆うマイクロドレープであって、前記手術顕微鏡の対物レンズのハウジングに着脱されるレンズキャップと、前記対物レンズの光軸に対して傾斜した状態で前記レンズキャップの先端に取り付けられて、前記対物レンズを保護する保護レンズと、前記保護レンズの外縁に取り付けられて、前記レンズキャップと共に前記手術顕微鏡を覆うドレープ本体と、前記レンズキャップに対して前記保護レンズを、前記光軸に対する傾斜角度を変更可能に支持するジョイントとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、対物レンズと術野との距離を適切に設定して、術者の手術操作スペースを確保可能な構造のマイクロドレープを得ることができる。
手術顕微鏡の要部及びマイクロドレープの概略構成図である。 対物レンズ及びマイクロドレープの分解斜視図である。 対物レンズ及びマイクロドレープの断面図である。 自然状態のレンズキャップを示す図である。 長軸aを短くする向きに弾性圧縮したレンズキャップを示す図である。 レンズキャップをハウジングに取り付けた状態を示す図である。 変形例1に係るレンズキャップの斜視図である。 変形例2に係るレンズキャップの斜視図である。 変形例3に係るレンズキャップの概略図である。 変形例4に係るレンズキャップの概略図である。 変形例4に係るレンズキャップをハウジングに取り付ける過程を示す図である。 変形例4に係るレンズキャップを大径のハウジングに取り付けた状態を示す図である。 変形例4に係るレンズキャップを小径のハウジングに取り付けた状態を示す図である。 変形例5に係るレンズキャップの概略図である。 変形例5に係るレンズキャップをハウジングに取り付ける過程を示す図である。 変形例5に係るレンズキャップを小径のハウジングに取り付けた状態を示す図である。 変形例5に係るレンズキャップを大径のハウジングに取り付けた状態を示す図である。 変形例6に係る保護レンズユニットの分解図である。 変形例6に係る保護レンズをレンズ保持部に取り付ける過程を示す図である。 変形例6に係る保護レンズをレンズ保持部に取り付けた状態を示す図である。 変形例7に係るジョイントの断面図である。
以下、実施形態に係るマイクロドレープ10を図面に基づいて説明する。なお、以下に記載する本発明の実施形態は、本発明を具体化する際の一例を示すものであって、本発明の範囲を実施形態の記載の範囲に限定するものではない。従って、本発明は、実施形態に種々の変更を加えて実施することができる。
図1は、手術顕微鏡1の要部及びマイクロドレープ10の概略構成図である。図2は、対物レンズ6及びマイクロドレープ10の分解斜視図である。図3は、対物レンズ6及びマイクロドレープ10の断面図である。
図1に示すように、手術顕微鏡1は、互いに回動可能に連結された複数のアーム2、3、4、5と、アーム5の先端に取り付けられた対物レンズ6及び接眼レンズ7とを主に備える。そして、アーム2−5の接合部分が相対的に回動することによって、術野に対面する位置に対物レンズ6を配置することができる。そして、医師(術者)が接眼レンズ7を覗くことによって、拡大された術野を観察することができる。
また、図2及び図3に示すように、対物レンズ6は、凸レンズである。そして、対物レンズ6は、円筒形状のハウジング8の内側に取り付けられている。すなわち、図3に一点鎖線で示す対物レンズ6の光軸Lは、ハウジング8の軸方向に一致する。
さらに、手術顕微鏡1は、照明装置(例えば、LED、キセノンランプ)を備える。照明装置から照射された光は、アーム2−5内に収容された光学系(レンズ、ミラーなど)を介して対物レンズ6を通過し、術野に向けて照射される。この光が術野で反射して再び対物レンズ6に入射することによって、医師が術野を観察することができる。照明装置による光の照射方向は、例えば、光軸Lに対して3〜6°程度傾けられている。
手術中に術部に触れるまたは触れる可能性のある全ての器具は滅菌する必要がある。しかしながら、手術顕微鏡1そのものを滅菌するのは難しいので、手術の度に使い捨てのマイクロドレープ10で手術顕微鏡1を覆う。マイクロドレープ10は滅菌された状態で梱包されており、手術室で梱包を解いて手術顕微鏡1に被せられる。図1〜図3に示すように、マイクロドレープ10は、レンズキャップ20と、保護レンズ30と、ジョイント40と、ドレープ本体50とを主に備える。
レンズキャップ20は、対物レンズ6のハウジング8に着脱されると共に、保護レンズ30を支持する役割を担う。レンズキャップ20は、例えば、弾性変形能を有する樹脂で一体成形されている。レンズキャップ20を構成する樹脂としては、例えば、ポリカーボネート、ポリアセタール等を採用することができる。図2及び図3に示すように、レンズキャップ20は、筒体21と、一対の円弧部22、23とを主に備える。
筒体21は、両端が開口した筒状の外形を呈する。また、筒体21の横断面(軸方向に直交する断面)は、長軸a及び短軸bを有する楕円形状(図4参照)である。但し、筒体21の横断面は、幾何学的に定義された厳密な意味での楕円に限定されず、扁平な円形状であればよい。
筒体21は、弾性変形可能に構成されている。より詳細には、筒体21は、長軸a及び短軸の長さが変化するように弾性変形可能に構成されている。すなわち、筒体21の横断面は、自然状態(弾性変形していない状態)で扁平な円形状であればよく、弾性変形されて真円になってもよい。
円弧部22、23は、各々が円弧形状の外形を呈する。円弧部22、23は、短軸bの方向において、互いに対面するように筒体21の内側に固定されている。より詳細には、円弧部22、23の外周面が筒体21の内周面に取り付けられている。また、円弧部22、23は、互いの内周面が向き合うように配置されている。そして、円弧部22、23は、曲率半径を増減させるように弾性変形可能に構成されている。
保護レンズ30は、光を透過する材料(例えば、ガラス、樹脂など)で形成された平板形状のレンズである。但し、保護レンズ30の形状は平板形状に限定されず、凸形状に隆起した曲面レンズでもよい。保護レンズ30は、ジョイント40によってレンズキャップ20の先端に取り付けられている。保護レンズ30は、対物レンズ6を保護する。より詳細には、レンズキャップ20をハウジング8に装着したとき、保護レンズ30は、対物レンズ6に対面する。そして、保護レンズ30を通過した外光が対物レンズ6に入射する。
ジョイント40は、筒体21の先端の外縁部に支持され、且つ保護レンズ30を支持している。そして、ジョイント40は、レンズキャップ20に対して保護レンズ30を、光軸Lに対する傾斜角度を変更可能に支持している。すなわち、図3に示すように、光軸Lに対して傾斜した状態で保護レンズ30を保持することができる。
本実施形態に係るジョイント40は、ボールスタッド41と、ソケット42とで構成される所謂「ボールジョイント」である。ボールスタッド41は、球43と、球43の表面から突出するロッド44とで構成される。ソケット42は、球43を回転可能に支持する。そして、ソケット42が筒体21の先端に取り付けられ、ロッド44の先端で保護レンズ30を支持する。但し、ジョイント40の具体的な構成は、これに限定されない。また、ジョイント40を省略して、レンズキャップ20に保護レンズ30が直接嵌合されていてもよい。
ドレープ本体50は、シート状の部材である。図1〜図3に示すように、ドレープ本体50は、保護レンズ30の外縁部に取り付けられている。換言すれば、ドレープ本体50は、保護レンズ30を露出させる開口を有する。本実施形態に係るドレープ本体50は、第1ドレープ51と、第2ドレープ52と、複数の紐53a、53b、54a、54b、55a、55b(固縛部)とで構成されている。なお、固縛部として機能する紐53a、53b、54a、54b、55a、55bの数は図1の例に限定されず、1つでもよいし、複数でもよい。
第1ドレープ51及び第2ドレープ52は、長尺帯状のシートである。第1ドレープ51及び第2ドレープ52は、各々の一端が保護レンズ30に取り付けられ、別々の向きに延設されている。そして、ハウジング8にレンズキャップ20を取り付けると、第1ドレープ51で手術顕微鏡1の上方及び下方の一方を覆い、第2ドレープ52で手術顕微鏡1の上方及び下方の他方を覆うことができる。
紐53a、54a、55aは、第1ドレープ51の側辺(外縁)に取り付けられている。紐53b、54b、55bは、第2ドレープ52の側辺(外縁)に取り付けられている。そして、第1ドレープ51及び第2ドレープ52の側辺同士を重ね合わせた状態で、紐53a、53b、54a、54b、55a、55bを手術顕微鏡1に巻回して結ぶことによって、ドレープ本体50を手術顕微鏡1に固縛する。これにより、ドレープ本体50の垂れ下がりや手術顕微鏡1の露出を防止することができる。但し、固縛部の具体な構造は前述の例に限定されず、スナップボタン、線ファスナー、面ファスナー、または手術顕微鏡1に巻回してドレープ本体50を固縛するゴム紐等であってもよい。
一方、ドレープ本体50には、接眼レンズ7が挿入される凹凸が設けられていない。すなわち、第1ドレープ51及び第2ドレープ52は、平滑なシートである。そして、接眼レンズ7は、手術顕微鏡1を覆うドレープ本体50の任意の位置(図1の例では第1ドレープ51)を輪ゴムなどで接眼レンズ7の周辺に固定する。そして、ドレープ本体50の接眼レンズ7を覆う部分を、接眼レンズ7の外径に合わせて切断することによって、接眼レンズ7を露出させる。
次に、マイクロドレープ10を手術顕微鏡1に取り付ける手順を説明する。図4は、レンズキャップ20をハウジング8に取り付ける手順を説明するための図である。
まず、作業者(例えば、医師、看護師、その他手術の準備をする人)は、筒体21の長軸aの方向にレンズキャップ20を弾性圧縮する。これにより、図4Bに示すように、長軸aが短くなると共に短軸bが長くなって、筒体21の横断面が真円に近づく。より詳細には、作業者は、長軸a及び短軸bの両方がハウジング8の直径より大きくなるまで、レンズキャップ20を弾性圧縮する。
次に、作業者は、図4Bに示すように、弾性圧縮した状態のレンズキャップ20を、ハウジング8に外挿する。次に、作業者は、ハウジング8に外挿した後にレンズキャップ20への圧縮力を除去する。これにより、筒体21は、長軸aが長くなると共に短軸bが短くなる向きに弾性復帰する。但し、ハウジング8に外挿された筒体21の長軸aは、自然状態の長軸aより短いものとする。換言すれば、ハウジング8に外挿された筒体21の短軸bは、自然状態の短軸bより長いものとする。
これにより、図4Cに示すように、一対の円弧部22、23は、内周面がハウジング8の外周面に面接触すると共に、曲率半径が増加する向きに弾性拡径する。これにより、レンズキャップ20は、筒体21が自然状態に弾性復帰しようとする力、及び一対の円弧部22、23が弾性縮径しようとする力によって、ハウジング8を両側から把持する。その結果、レンズキャップ20がハウジング8に固定される。
次に、作業者は、第1ドレープ51で手術顕微鏡1の上方及び下方の一方を覆い、第2ドレープ52で手術顕微鏡1の上方及び下方の他方を覆う。さらに、作業者は、第1ドレープ51及び第2ドレープ52の側辺同士を重ね合わせた状態で、紐53a、53b、54a、54b、55a、55bを手術顕微鏡1に巻回して結ぶことによって、ドレープ本体50を手術顕微鏡1に固縛する。これにより、手術顕微鏡1がレンズキャップ20と共にドレープ本体50によって覆われる。
次に、作業者は、接眼レンズ7に対してドレープ本体50を輪ゴムなどで固定し、接眼レンズの外径に合わせて切断する。最後に、術者は、光軸Lに対する保護レンズ30の傾斜角度を、術野を観察しやすい角度に調整する。
本実施形態によれば、例えば以下の作用効果を奏する。
上記の実施形態によれば、レンズキャップ20の先端(術野に近い側の端部)に取り付けられた保護レンズ30にドレープ本体50が固定される。そのため、ハウジング8に取り付けられたレンズキャップ20は、手術顕微鏡1を覆うドレープ本体50に内側に収容される。また、光軸Lに対する保護レンズ30の傾斜角度を変更可能に構成したので、保護レンズ30の傾斜角度を90°に近づけることによって、保護レンズ30を術野から離すことができる。その結果、対物レンズ6と術野との間に、術者の手術操作スペースを確保することができる。
このように、上記の実施形態に係るマイクロドレープ10によれば、対物レンズ6と術野との間に手術操作に十分なスペースを確保し、術者が反射やぎらつきで手術に支障を生じることを防止できる。
また、上記の実施形態によれば、接眼レンズ7が挿入される凹凸がドレープ本体50に設けられていないので、ドレープ本体50の任意の位置で接眼レンズ7を覆うことができる。その結果、上記の実施形態に係るマイクロドレープ10は、対物レンズ6及び接眼レンズ7の相対位置が異なる様々な手術顕微鏡1に適用することができる。但し、対物レンズ6及び接眼レンズ7が挿入される袋状の凹凸がドレープ本体50に設けられていてもよい。
また、上記の実施形態によれば、第1ドレープ51及び第2ドレープ52の側辺同士を重ね合わせた状態で、紐53a、53b、54a、54b、55a、55bによって手術顕微鏡1に固縛するので、袋状のドレープ本体と比較して、手術顕微鏡1を覆う作業が簡素化される。但し、ドレープ本体50の形状は前述の例に限定されず、袋状などの任意の形状であってもよい。
さらに、上記の実施形態によれば、レンズキャップ20を直径の異なる様々なハウジング8に装着することができる。これにより、ハウジング8の直径が異なる複数の手術顕微鏡1それぞれに専用のマイクロドレープ10を用意する必要がない。その結果、汎用性の高いマイクロドレープ10を得ることができる。但し、直径の異なるハウジング8に装着可能なレンズキャップ20の具体的な構成は、上記の実施形態の例に限定されない。以下、変形例1〜3に係るレンズキャップ60、70、80を説明する。
[変形例1]
図5は、変形例1に係るレンズキャップ60の斜視図である。なお、上記の実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明する。変形例1に係るレンズキャップ60は、円筒体61と、複数の係止突起62とで構成される。
円筒体61は、横断面が真円である。また、円筒体61の外形寸法は、ハウジング8の内径寸法より小さい。さらに、円筒体61の先端(術野に近い側の端部)には、ジョイント40を介して保護レンズ30が取り付けられている。
係止突起62、63は、円筒体61の外周面から径方向外側に突出している。また、係止突起62、63は、円筒体61の周方向に等間隔に配置されている。また、係止突起62、63は、円筒体61に出没可能に構成されている。さらに、係止突起62、63は、付勢部材(バネ)などによって円筒体61から突出する向きに付勢されている。
作業者は、係止突起62、63を円筒体61に没入させた状態で、保護レンズ30が取り付けられた側と反対側の端部から円筒体61をハウジング8に内挿する。次に、作業者は、係止突起62、63を没入させる力を除去する。これにより、円筒体61から突出した係止突起62、63がハウジング8の内側に設けられた円周溝に進入して、円筒体61がハウジング8に係止される。その結果、レンズキャップ60がハウジング8に固定される。
[変形例2]
図6は、変形例2に係るレンズキャップ70の斜視図である。なお、上記の実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明する。変形例2に係るレンズキャップ70は、クリップ部71と、把持部72と、コイルバネ(付勢部材)73とで構成されている。
クリップ部71は、自然状態でリング形状の外形を呈する。また、クリップ部71は、円周上の1箇所(把持部72と反対側の端部)が開閉可能に構成されている。把持部72は、作業者が摘まむ(把持する)ことによって、クリップ部71を開く。コイルバネ73は、クリップ部71を閉じる向きに付勢する。そして、クリップ部71及び把持部72の境界部分には、ジョイント40を介して保護レンズ30が取り付けられている。
作業者は、把持部72を把持してクリップ部71を開き、開いた状態のクリップ部71にハウジング8を挿入する。次に、作業者は、把持部72の把持を解除する。これにより、コイルバネ73の付勢力によって閉じたクリップ部71がハウジング8の外周面に当接する。その結果、レンズキャップ70がハウジング8に固定される。
[変形例3]
図7は、変形例3に係るレンズキャップ80の概略図である。なお、上記の実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明する。変形例3に係るレンズキャップ80は、ベルト81と、ヘッド82とで構成される。レンズキャップ80は、所謂「結束バンド」である。
ベルト81は、長尺帯状の外形を呈する。ベルト81の表面には、複数の歯83が設けられている。ヘッド82は、ベルト81の基端に取り付けられている。ヘッド82は、ベルト81の先端が挿入される貫通孔84と、貫通孔84内に設けられた係止爪85とを有する。さらに、ヘッド82には、ジョイント40を介して保護レンズ30が取り付けられている。
変形例3に係るレンズキャップ80は、ベルト81が貫通孔84に挿入されて、楕円のリング形状にされた状態で提供される。楕円を変形させて真円にしたときの直径は、例えば、ハウジング8の最大径(例えば、90mm)より少し大きい(例えば、95mm〜100)となるのが望ましい。
作業者は、真円に近い形状に変形させたレンズキャップ80をハウジング8に外挿する。次に、作業者は、ベルト81がハウジング8の外周面に密着するまで、ベルト81を引き絞って固定する。これにより、歯83が係止爪85を乗り越えながら、ベルト81がヘッド82を通過する。これにより、レンズキャップ80がハウジング8に固定される。
なお、歯83は、ベルト81が貫通孔84に進入するときに、係止爪85を乗り越えることができる。一方、歯83は、貫通孔84から抜去される向きの力がベルト81に加えられたときに、係止爪85に係止されてベルト81が貫通孔84から抜去されるのを阻止する。すなわち、マイクロドレープ10を手術顕微鏡1から取り外す際は、ベルト81を切断すればよい。
[変形例4]
図8は、変形例4に係るレンズキャップ90の概略図である。なお、上記の実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明する。図8Aに示すように、変形例4に係るレンズキャップ90は、円弧部91と、一対の案内部92、93とで構成される。
円弧部91は、円の周方向の一部が開放された円弧形状の外形を呈する。換言すれば、円弧部91は、所謂「C字形状」である。円弧部91は、自然状態で最も曲率半径が小さく、曲率半径を増加させる向きに弾性変形可能に構成されている。そして、円弧部91の中心を挟んで、開放された部分と反対側に、ジョイント40が設けられている。
案内部92、93は、円弧部91の一対の先端それぞれに設けられている。案内部92、93は、円弧部91の先端から径方向外側に向けて(換言すれば、円弧部91の中心と反対向きに)突出している。また、案内部92、93は、基端側(円弧部91との接続部分)から先端側に向けて徐々に間隔が広がるテーパ形状になっている。
変形例4に係るレンズキャップ90は、以下の手順でハウジング8に取り付けられる。まず、図8Bに示すように、案内部92、93をハウジング8の側面に押し当てる。これにより、ハウジング8は、テーパ形状の案内部92、93に案内されて、円弧部91の内部に進入する。また、円弧部91は、ハウジング8が進入する過程で、曲率半径を増加させる向きに弾性変形する。
そして、図8C及び図8Dに示すように、ハウジング8が円弧部91の内部に完全に進入すると、円弧部91は、弾性拡径した状態でハウジング8の外周面に面接触する。このとき、レンズキャップ90は、円弧部91が曲率半径を減じる向きに弾性復帰しようとする力によって、ハウジング8を把持する。その結果、変形例4に係るレンズキャップ90は、直径の異なる様々なハウジング8に取り付けることができる。
[変形例5]
図9は、変形例5に係るレンズキャップ100の概略図である。なお、上記の実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明する。図9Aに示すように、変形例5に係るレンズキャップ100は、一対の円弧部101、102と、一対の蛇腹部103、104とで構成される。
円弧部101、102は、円の一部に相当する円弧形状の外形を呈する。円弧部101、102は、レンズキャップ100の中心を挟んで対向配置されている。換言すれば、円弧部101、102は、レンズキャップ100の周方向に所定の間隔を隔てて配置されている。そして、円弧部101、102の一方(図9の例では、円弧部101)に、ジョイント40が設けられている。
蛇腹部103、104は、山折り部と谷折り部とが交互に配置された蛇腹構造の部分である。蛇腹部103、104は、レンズキャップ100の中心を挟んで対向配置されている。換言すれば、蛇腹部103、104は、円弧部101、102の端部同士を接続する。すなわち、円弧部101、蛇腹部103、円弧部102、及び蛇腹部104が周方向に連続することによって、リング状のレンズキャップ100が形成されている。但し、蛇腹部103、104の一方は省略可能である。すなわち、レンズキャップ100は、周方向の少なくとも一箇所に蛇腹部を備えていればよい。また、蛇腹部103、104は、弾性のゴムなどであってもよい。
蛇腹部103、104は、山折り部及び谷折り部の高さを減じる向きに弾性変形可能に構成されている。換言すれば、レンズキャップ100は、一対の円弧部101、102の間隔を広げる向きの弾性変形能が、一対の蛇腹部103、104の間隔を広げる向きの弾性変形能より高い。
変形例5に係るレンズキャップ100は、以下の手順でハウジング8に取り付けられる。まず、ジョイント40が設けられている側の円弧部101を、ハウジング8の外周面に引っ掛ける。次に、図9Bに示すように、円弧部102を円弧部101から離間させる向きに引っ張って、山折り部及び谷折り部の高さを減じる向きに蛇腹部103、104を弾性変形させる。
そして、図9C及び図9Dに示すように、ハウジング8をレンズキャップ100の内側に進入させた状態で、円弧部102を引っ張る力を除去すると、レンズキャップ100がハウジング8の外周面に面接触する。このとき、レンズキャップ100は、蛇腹部103、104が元の状態に弾性復帰しようとする力によって、ハウジング8を把持する。その結果、変形例5に係るレンズキャップ100は、直径の異なる様々なハウジング8に取り付けることができる。また、図9Dに示すように、大径のハウジング8に取り付けられると、蛇腹部103、104は、山折り部及び谷折り部が伸び切って、ハウジング8の外周面に面接触する。
[変形例6]
図10は、変形例6に係る保護レンズユニット110の概略図である。なお、上記の実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明する。変形例6に係る保護レンズユニット110は、上記の実施形態及び変形例1−5のいずれにも適用可能である。図10Aに示すように、変形例6に係る保護レンズユニット110は、レンズ本体111と、タブ112と、レンズ保持部113とで構成される。
タブ112は、レンズ本体111の周方向の一部において、レンズ本体111の外縁部から径方向外向きに突出している。タブ112は、例えば、レンズ本体111と一体成形されている。タブ112は、レンズ保持部113に対してレンズ本体111を着脱する際の把持部として機能する。
レンズ保持部113は、円弧部114と、一対の案内部115、116とで構成される。レンズ保持部113の構造は、変形例4に係るレンズキャップ90と共通する。また、円弧部114には、開放部分の反対側にジョイント40のロッド44の先端が接続される。さらに、レンズ保持部113にドレープ本体50が接続(溶着)される。
変形例6に係るレンズ本体111は、以下の手順でレンズ保持部113に着脱される。まず、図10Bに示すように、タブ112を把持してレンズ本体111を案内部115、116に押し当てる。これにより、レンズ本体111は、テーパ形状の案内部115、116に案内されて、円弧部114の内部に進入する。また、円弧部114は、レンズ本体111が進入する過程で、曲率半径を増加させる向きに弾性変形する。
そして、図10Cに示すように、レンズ本体111が円弧部114の内部に完全に進入すると、円弧部114は、弾性拡径した状態でレンズ本体111の外周面に面接触する。このとき、レンズ保持部113は、円弧部114が曲率半径を減じる向きに弾性復帰しようとする力によって、レンズ本体111を把持する。また、図10Cの状態からタブ112を引っ張ることによって、レンズ保持部113からレンズ本体111を引き抜くことができる。
レンズ本体111は、術野に近い位置に配置されるので、飛び散った血液や洗浄液などが付着することがある。また、レンズ本体111の角度を調整する際に、手袋の表面の汚れがレンズ本体111に付着することもある。そこで変形例6の保護レンズユニット110によれば、レンズ本体111を簡単に着脱することができるので、常に鮮明な視界を確保することができる。
[変形例7]
図11は、変形例7に係るジョイント40の断面図である。なお、上記の実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明する。変形例7に係るジョイント40は、上記の実施形態及び変形例1−6のいずれにも適用可能である。
変形例7において、ソケット42は、レンズキャップ20、60、70、80、90、100と一体成形される。また、ボールスタッド41(すなわち、球43及びロッド44)は、ソケット42とは別に一体成形される。また、変形例6においては、レンズ保持部32とボールスタッド41とが一体成形されてもよい。
また、変形例7に係る球43には、切り込み45が形成されている。切り込み45は、例えば、球43の一部が所謂「くし形切り」された形状である。より詳細には、切り込み45は、球43の表面の異なる2箇所から球43の内部を通る同一仮想線に向かう切断線によって、球43が切断された形状である。切り込み45は、直径を減じる向きに球43を弾性変形させるために設けられる。なお、切り込み45は、一箇所に限定されず複数箇所に設けられてもよいし、角度や大きさも図11の例に限定されない。
さらに、球43の直径は、ソケット42の開口部より大きい。そこで、球43は、切り込み45を狭める向きに弾性圧縮された状態でソケット42に挿入される。そして、球43は、ソケット42の内部で弾性復帰することによって、ソケット42から脱落することが防止される。
1…手術顕微鏡、2,3,4,5…アーム、6…対物レンズ、7…接眼レンズ、8…ハウジング、10…マイクロドレープ、21…筒体、20,60,70,80,90,100…レンズキャップ、22,23,91,101,102,114…円弧部、30…保護レンズ、40…ジョイント、41…ボールスタッド、42…ソケット、43…球、44…ロッド、45…切り込み、50…ドレープ本体、51…第1ドレープ、52…第2ドレープ、53a,53b,54a,54b,55a,55b…紐(固縛部)、61…円筒体、62,63…係止突起、71…クリップ部、72…把持部、73…コイルバネ、81…ベルト、82…ヘッド、83…歯、84…貫通孔、85…係止爪、92,93,115,116…案内部、103,104…蛇腹部、110…保護レンズユニット、111…レンズ本体、112…タブ、113…レンズ保持部

Claims (13)

  1. 手術顕微鏡を覆うマイクロドレープであって、
    前記手術顕微鏡の対物レンズのハウジングに着脱されるレンズキャップと、
    前記対物レンズの光軸に対して傾斜した状態で前記レンズキャップの先端に取り付けられて、前記対物レンズを保護する保護レンズと、
    前記保護レンズの外縁に取り付けられて、前記レンズキャップと共に前記手術顕微鏡を覆うドレープ本体と、
    前記レンズキャップに対して前記保護レンズを、前記光軸に対する傾斜角度を変更可能に支持するジョイントとを備えることを特徴とするマイクロドレープ。
  2. 請求項1に記載のマイクロドレープにおいて、
    前記レンズキャップは、直径の異なる前記ハウジングに装着可能に構成されていることを特徴とするマイクロドレープ。
  3. 請求項2に記載のマイクロドレープにおいて、
    前記レンズキャップは、
    横断面が長軸及び短軸を有する扁平な円形状で、前記長軸及び前記短軸の長さが変化するように弾性変形可能な筒体と、
    各々が曲率半径を増減させるように弾性変形可能な円弧形状で、前記短軸の方向において互いの内周面が向き合うように前記筒体の内側に固定された一対の円弧部とで構成されていることを特徴とするマイクロドレープ。
  4. 請求項3に記載のマイクロドレープにおいて、
    前記レンズキャップは、前記長軸の方向に前記筒体を弾性圧縮し、前記ハウジングに外挿した後に圧縮力を除去することによって、弾性拡径した状態の前記一対の円弧部の内周面が前記対物レンズの外周面に当接して、前記対物レンズに装着されることを特徴とするマイクロドレープ。
  5. 請求項2に記載のマイクロドレープにおいて、
    前記レンズキャップは、
    前記ハウジングに内挿される円筒体と、
    前記円筒体の外周面から突出して、前記ハウジングの内側に前記円筒体を係止する複数の係止突起とで構成されていることを特徴とするマイクロドレープ。
  6. 請求項2に記載のマイクロドレープにおいて、
    前記レンズキャップは、
    円周上の1箇所が開閉可能なリング形状のクリップ部と、
    把持することによって前記クリップ部を開く把持部と、
    前記クリップ部を閉じる向きに付勢する付勢部材とで構成されていることを特徴とするマイクロドレープ。
  7. 請求項2に記載のマイクロドレープにおいて、
    前記レンズキャップは、
    長尺のベルトと、
    前記ベルトの基端に取り付けられたヘッドとで構成され、
    前記ヘッドは、
    前記ハウジングの外周面に巻回された前記ベルトの先端が挿入される貫通孔と、
    前記貫通孔に挿入された前記ベルトを係止する係止爪とを有することを特徴とするマイクロドレープ。
  8. 請求項2に記載のマイクロドレープにおいて、
    前記レンズキャップは、
    円の周方向の一部が開放された円弧部と、
    前記円弧部の一対の先端それぞれから前記円弧部の径方向外側に向けて、互いの間隔が広がるように突出する一対の案内部とで構成されることを特徴とするマイクロドレープ。
  9. 請求項2に記載のマイクロドレープにおいて、
    前記レンズキャップは、
    中心を挟んで対向配置された一対の円弧部と、
    各々が山折り部と谷折り部とが交互に配置された蛇腹構造で、一対の前記円弧部の端部同士を接続する一対の蛇腹部とで構成されることを特徴とするマイクロドレープ。
  10. 請求項1に記載のマイクロドレープにおいて、
    前記保護レンズは、
    レンズ本体と、
    前記ドレープ本体及び前記ジョイントが取り付けられると共に、前記レンズ本体を着脱可能に支持するレンズ保持部とをユニット化して構成されていることを特徴とするマイクロドレープ。
  11. 請求項1に記載のマイクロドレープにおいて、
    前記ジョイントは、
    球及び前記球から突出するロッドを有するボールスタッドと、
    前記球を回転可能に支持するソケットとで構成され、
    前記球には、直径を減じる向きに弾性変形するための切り込みが設けられていることを特徴とするマイクロドレープ。
  12. 請求項1に記載のマイクロドレープにおいて、
    前記ドレープ本体は、前記手術顕微鏡の接眼レンズが挿入される凹凸のない平滑なシートであることを特徴とするマイクロドレープ。
  13. 請求項1に記載のマイクロドレープにおいて、
    前記ドレープ本体は、
    前記手術顕微鏡の上方及び下方の一方を覆う第1ドレープと、
    前記手術顕微鏡の上方及び下方の他方を覆う第2ドレープと、
    前記第1ドレープ及び前記第2ドレープの外縁同士を重ね合わせた状態で前記手術顕微鏡に固縛する固縛部とを備えることを特徴とするマイクロドレープ。
JP2020537248A 2020-06-30 2020-06-30 マイクロドレープ Active JP6749532B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2020/025619 WO2022003806A1 (ja) 2020-06-30 2020-06-30 マイクロドレープ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6749532B1 true JP6749532B1 (ja) 2020-09-02
JPWO2022003806A1 JPWO2022003806A1 (ja) 2022-01-06

Family

ID=72240829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020537248A Active JP6749532B1 (ja) 2020-06-30 2020-06-30 マイクロドレープ

Country Status (13)

Country Link
US (1) US11493755B2 (ja)
EP (1) EP3957265B1 (ja)
JP (1) JP6749532B1 (ja)
KR (1) KR102192279B1 (ja)
CN (1) CN112166364B (ja)
DK (1) DK3957265T3 (ja)
ES (1) ES2925278T3 (ja)
HU (1) HUE059615T2 (ja)
IL (1) IL278180B2 (ja)
PL (1) PL3957265T3 (ja)
PT (1) PT3957265T (ja)
TW (1) TWI729930B (ja)
WO (1) WO2022003806A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102573581B1 (ko) * 2022-05-23 2023-08-31 가부시키가이샤 메이유우 마이크로 드레이프 및 그 부착 방법

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018107357A1 (de) * 2018-03-28 2019-10-02 Aesculap Ag Montageadapter zur Befestigung eines Sterilüberzugs an einem Mikroskop, Mikroskop zur Verwendung mit einem derartigen Adapter sowie System mit einem deratigen Mikroskop und einem derartigen Adapter
JP7122054B1 (ja) * 2022-05-23 2022-08-19 株式会社名優 マイクロドレープ及びその取付方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000024002A (ja) * 1998-07-15 2000-01-25 Meiyuu:Kk 手術用顕微鏡対物レンズ用滅菌カバー
JP2008545506A (ja) * 2005-06-06 2008-12-18 エイビーエス エムイーディ インコーポレイテッド 取り外し可能なレンズ組立体を備える外科用顕微鏡ドレープ
US20130329291A1 (en) * 2011-09-27 2013-12-12 Carl Zeiss Meditec, Inc. Drape for a surgical microscope
JP2014161504A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Mitaka Koki Co Ltd マイクロドレープ
JP2017107210A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 カール・ツアイス・メディテック・アーゲー 外科用顕微鏡用の保護ガラスアダプタ

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5367742A (en) * 1993-06-29 1994-11-29 Creative Bath Products, Inc. Click-lock ring for hanging shower curtains
US6318864B1 (en) * 1994-11-15 2001-11-20 Olympus Optical Co., Ltd. Sterile instruments cover for use on surgical microscopes
US6484788B1 (en) * 2000-03-30 2002-11-26 Town & Country Living Self-locking curtain clip
US7182474B2 (en) * 2003-02-06 2007-02-27 Carl-Zeiss-Stiftung Holding device having a transparent cover element for a drape
US6902278B2 (en) 2003-03-24 2005-06-07 Andrew J. Bala Surgical microscope drape assembly
US7234824B2 (en) * 2003-09-22 2007-06-26 Langley Nicholas M Glare-elimination device for surgical microscopes
JP2006292033A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Daiwa Kasei Ind Co Ltd ベルトクランプ
US20080144178A1 (en) 2006-12-13 2008-06-19 Microtek Medical, Inc. Microscope drape lens cover system and assembly method
US20100238551A1 (en) * 2009-03-19 2010-09-23 Hubbs Charles M Surgical microscope drape lens for reducing glare
US8506094B2 (en) * 2009-12-29 2013-08-13 Medline Industries, Inc. Medical lens assemblies and sterile drapes with a lens assembly
EP3643267A1 (en) * 2014-07-01 2020-04-29 Spier, Laurence Surgical robotic instrument shield
CN110996826B (zh) 2017-07-27 2023-04-25 直观外科手术操作公司 医疗装置手柄
JP6782364B2 (ja) 2017-08-30 2020-11-11 富士フイルム株式会社 内視鏡用接着剤、硬化物、内視鏡および内視鏡の製造方法
US10895757B2 (en) 2018-07-03 2021-01-19 Verb Surgical Inc. Systems and methods for three-dimensional visualization during robotic surgery
US10324358B2 (en) * 2018-07-26 2019-06-18 Jeffrey Overall Multiple density lens cap
KR102095657B1 (ko) * 2018-12-13 2020-03-31 추성호 마이크로스코프 드레이프의 렌즈커버 조립체

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000024002A (ja) * 1998-07-15 2000-01-25 Meiyuu:Kk 手術用顕微鏡対物レンズ用滅菌カバー
JP2008545506A (ja) * 2005-06-06 2008-12-18 エイビーエス エムイーディ インコーポレイテッド 取り外し可能なレンズ組立体を備える外科用顕微鏡ドレープ
US20130329291A1 (en) * 2011-09-27 2013-12-12 Carl Zeiss Meditec, Inc. Drape for a surgical microscope
JP2014161504A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Mitaka Koki Co Ltd マイクロドレープ
JP2017107210A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 カール・ツアイス・メディテック・アーゲー 外科用顕微鏡用の保護ガラスアダプタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102573581B1 (ko) * 2022-05-23 2023-08-31 가부시키가이샤 메이유우 마이크로 드레이프 및 그 부착 방법
US20230372045A1 (en) * 2022-05-23 2023-11-23 Meilleur Co., Ltd. Microscope drape and method of attaching the same
US11877820B2 (en) * 2022-05-23 2024-01-23 Meilleur Co., Ltd Microscope drape and method of attaching the same

Also Published As

Publication number Publication date
TW202202098A (zh) 2022-01-16
EP3957265B1 (en) 2022-08-03
JPWO2022003806A1 (ja) 2022-01-06
CN112166364A (zh) 2021-01-01
IL278180B2 (en) 2023-10-01
ES2925278T3 (es) 2022-10-14
CN112166364B (zh) 2021-11-09
PT3957265T (pt) 2022-08-12
EP3957265A1 (en) 2022-02-23
PL3957265T3 (pl) 2022-12-19
WO2022003806A1 (ja) 2022-01-06
US11493755B2 (en) 2022-11-08
EP3957265A4 (en) 2022-02-23
IL278180B1 (en) 2023-06-01
IL278180A (en) 2021-12-01
DK3957265T3 (da) 2022-08-22
US20210405353A1 (en) 2021-12-30
HUE059615T2 (hu) 2022-12-28
KR102192279B1 (ko) 2020-12-17
TWI729930B (zh) 2021-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6749532B1 (ja) マイクロドレープ
US4561540A (en) Microscope drape
US7922656B2 (en) Hand assisted laparoscopic seal assembly with detachable attachment ring
US20030195559A1 (en) Fiberoptic lighting accessory
JP2006501973A (ja) 創傷レトラクタ器具
JP6880480B2 (ja) 採血管ホルダ
US20070130674A1 (en) Eye protection device, particularly against laser beams and high-intensity light beams
US20180317742A1 (en) Endoscope cover, endoscope, and cover unit
JP7405483B1 (ja) マイクロドレープ
JP7122054B1 (ja) マイクロドレープ及びその取付方法
JP7145559B1 (ja) マイクロドレープ及びその取付方法
KR102658715B1 (ko) 수술보조 장치 및 이를 포함하는 의료 기구 위치 제어 시스템
CN218304977U (zh) 一种可固定关节镜入路套管
SU978821A1 (ru) Склеральный ранорасширитель
JP2021534841A (ja) 外科用ツール取付装置、システム、および方法
RO113403B1 (ro) Dispozitiv de adaptare a huselor sterile la microscoapele operatorii

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200703

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200703

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200728

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200811

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6749532

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250