JP6749169B2 - 電動作業機 - Google Patents

電動作業機 Download PDF

Info

Publication number
JP6749169B2
JP6749169B2 JP2016149993A JP2016149993A JP6749169B2 JP 6749169 B2 JP6749169 B2 JP 6749169B2 JP 2016149993 A JP2016149993 A JP 2016149993A JP 2016149993 A JP2016149993 A JP 2016149993A JP 6749169 B2 JP6749169 B2 JP 6749169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
case
electronic component
side wall
wall portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016149993A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018015867A (ja
Inventor
明弘 中本
明弘 中本
翔洋 大村
翔洋 大村
秀行 田賀
秀行 田賀
淳一 村上
淳一 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2016149993A priority Critical patent/JP6749169B2/ja
Priority to CN201720622912.1U priority patent/CN207150360U/zh
Priority to DE202017104144.1U priority patent/DE202017104144U1/de
Publication of JP2018015867A publication Critical patent/JP2018015867A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6749169B2 publication Critical patent/JP6749169B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/14Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans
    • H02K7/145Hand-held machine tool
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/2039Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating characterised by the heat transfer by conduction from the heat generating element to a dissipating body
    • H05K7/20409Outer radiating structures on heat dissipating housings, e.g. fins integrated with the housing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

本開示は、電動作業機に関する。
特許文献1には、電動工具において、回路基板に固定されたスイッチング素子及び整流素子を、その回路基板上に存在するアルミ製の放熱部材に接続することが記載されている。
特開2012−20363号公報
特許文献1の技術は、電子部品と熱伝導可能に接続した放熱専用の放熱部材のみで、放熱性能を確保しようとするものであるため、大きな放熱部材が必要となる。このため、回路基板において、部品を実装したり配線を形成したりするためのスペース、すなわち電子回路を形成するためのスペースが小さくなってしまう。つまり、回路基板のスペースを有効的に使用することができなくなる。
そこで、本開示の一局面は、電動作業機において、電子部品の放熱性能を確保しつつ、回路基板のスペースを有効的に使用することができるようにする技術を提供する。
本開示の一局面における電動作業機は、当該電動作業機の動力源としてのモータと、モータを制御するコントローラを構成する回路基板と、回路基板が収容される金属製のケースと、を備える。ケースは、回路基板の一方の面である裏面と対向する底部と、回路基板の側縁を囲む側壁部と、を備える。そして、回路基板に電気的に接続された1つ以上の特定の電子部品と、ケースの側壁部における特定部分とが、熱伝導可能に接続されている。
このような電動作業機において、特定の電子部品で発生した熱は、ケースの側壁部における特定部分に伝わり、その後、ケース全体に伝わったり、ケースから大気等に放出されたりする。ケースの熱容量及び面積は大きいため、特定の電子部品の放熱性を確保することができる。そして、特定の電子部品の放熱に関して、回路基板上に金属製の放熱部材を設けなくても良いようにすることができる。また例えば、放熱部材を設けたとしても、その放熱部材を介して特定の電子部品とケースの特定部分とを熱伝導可能に接続することにより、その放熱部材を小型化することができる。よって、電子部品の放熱性能を確保しつつ、回路基板のスペースを有効的に使用することができるようになる。
ケースの側壁部のうち、前記特定部分は、他の部分よりも、底部からの高さが大きくても良い。このように構成された電動作業機によれば、特定部分の熱容量及び面積を大きくすることができるため、電子部品の放熱効果を向上させることができる。
ケースの側壁部のうち、前記特定部分は、他の部分よりも、厚さが大きくても良い。このように構成された電動作業機によれば、特定部分の熱容量を大きくすることができるため、電子部品の放熱効果を向上させることができる。
特定の電子部品は、回路基板の端部に立てられた状態で固定されていても良い。この場合、特定の電子部品の前記特定部分側の面(以下、背面)と、ケースの前記特定部分とが、熱伝導可能に接続されても良い。更に、この場合、ケースの側壁部のうち、前記特定部分と対向する側壁部には、回路基板の側縁に当接するガイド部が設けられても良い。そして、このガイド部は、底部側とは反対側である上側から底部側へ行くにつれて、前記特定部分側への突出量が大きくなるガイド部であっても良い。
このように構成された電動作業機によれば、回路基板をケースに収容する作業として、下記の収容作業を行うことにより、特定の電子部品の背面と前記特定部分との距離を徐々に小さくさせながら、回路基板をケースに収容することができる。その収容作業とは、回路基板の側縁のうち、特定の電子部品が固定された端部側とは反対側の側縁を、ガイド部に当接させながら、回路基板をケースに収容する、という作業である。
例えば、回路基板をケースに収容する前に、特定の電子部品の背面に放熱グリスが塗布されることがある。放熱グリスは、特定の電子部品からケースの特定部分に熱が伝わり易くするためのグリスである。この場合、特定の電子部品の背面とケースの特定部分とがほぼ接触しながら、回路基板がケースに収容されていくと、特定の電子部品に塗布された放熱グリスが、ケースの特定部分の上側端付近によって殆ど擦り取られてしまう、という不都合が生じる。また、放熱グリスが、特定の電子部品の方ではなく、ケースの特定部分において特定の電子部品と接触する側の面に塗布されたとしても、同様の不具合が生じる。つまり、特定の電子部品の背面とケースの特定部分とがほぼ接触しながら、回路基板がケースに収容されていくと、ケースの特定部分に塗布された放熱グリスは、特定の電子部品の下側端付近によって殆ど擦り取られてしまう。この場合の下側とはケースの底部側である。一方、上記収容作業により、特定の電子部品の背面とケースの特定部分との距離を徐々に小さくさせながら、回路基板をケースに収容することができれば、放熱グリスが擦り取られてしまうという不都合を抑制することができる。
ガイド部は、上側から底部側への方向を長手方向とした突条であっても良い。この場合、回路基板において、ガイド部に当接する部分は、当該回路基板を平面視した状態において切り欠かれた部分であっても良い。このように構成された電動作業機によれば、ガイド部は、回路基板において切り欠かれた部分に入り込む状態となる。よって、回路基板の面積を大きくすることができる。
回路基板に電気的に接続された複数の電子部品のうち、前記特定の電子部品とは別の電子部品である別電子部品と、ケースの底部とが、熱伝導可能に接続されていても良い。このような電動作業機において、別電子部品で発生した熱は、ケースの底部に伝わり、その後、ケース全体に伝わったり、ケースから大気等に放出されたりする。よって、別電子部品の放熱に関しても、回路基板上に金属製の放熱部材を設ける必要がない。このため、回路基板のスペースを一層有効的に使用することができるようになる。
ケースの底部において、別電子部品と熱伝導可能に接続される部分である熱接続部分は、回路基板側とは反対側に凹んでいても良い。このように構成された電動作業機によれば、底部のうち、熱接続部分ではない部分と、回路基板との距離を小さくすることができる。この結果、ケースの側壁部の高さを小さくすることができる。
ケースの底部において、熱接続部分と反対側の面には、放熱フィンが設けられていても良い。このように構成された電動作業機によれば、別電子部品の放熱効果を向上させることができる。また、放熱フィンは、底部に限らず、ケースの少なくとも1つの面に設けられていても良い。放熱フィンによりケースからの放熱効果を向上させることができるからである。
電動作業機の外観を表す斜視図である。 コントローラの電気的構成を表す概略回路図である。 回路基板がケースに収容された状態のコントローラを表す斜視図である。 回路基板とケースとを分離して表す斜視図である。 コントローラの正面図である。 コントローラの背面図である。 コントローラの右側面図である。 コントローラの平面図である。 コントローラの底面図である。 回路基板の正面図である。 回路基板の右側面図である。 回路基板の平面図である。 回路基板の底面図である。 ケースの正面図である。 ケースの平面図である。 図5におけるXVI−XVI断面図である。 回路基板をケースに収容する収容作業とガイド部の作用を説明するための、図16と同様の断面図である。 他の事項を説明する説明図である。 他の実施形態を説明する第1の説明図である。 他の実施形態を説明する第2の説明図である。 他の実施形態を説明する第3の説明図である。 他の実施形態を説明する第4の説明図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[1−1.電動作業機の全体構成]
図1に示すように、本実施形態の電動作業機1は、被加工部材の切断を主目的として使用されるマルノコとして構成されており、ベース2と、本体部3とを備える。ベース2は、被加工部材の切断作業を行う際に切断対象の被加工部材の上面に当接される略矩形の部材である。本体部3は、ベース2の上面側に配置されている。
本体部3は、円形のノコ刃4と、ノコ刃ケース5と、カバー6と、本体ケーシング7と、ハンドル10と、を備える。ノコ刃4は、本体部3における切断進行方向右側に配置されている。ノコ刃ケース5は、ノコ刃4の上側ほぼ半周の範囲の周縁を内部に収容して覆うように設けられている。カバー6は、ノコ刃4の下側ほぼ半周の範囲の周縁を覆うように設けられている。
カバー6は開閉式であり、図1はカバー6が閉じられた状態を示している。カバー6は、被加工部材の切断時に電動作業機1を切断進行方向に移動させることにより、ノコ刃4の回転中心を中心に図中反時計回り方向に回動して徐々に開かれていく。これにより、ノコ刃4が露出され、その露出部分が被加工部材に切り込まれて行く。
本体ケーシング7は、本体部3における切断進行方向左側に配置されている。本体ケーシング7は、略円筒状のモータ収容部8と、略直方体形状のコントローラ収容部9と、を有する。
モータ収容部8には、電動作業機1の動力源としてのモータ19が収容されている。コントローラ収容部9には、モータ19の駆動を制御するコントローラ15が収容されている。尚、モータ19及びコントローラ15は、いずれも図1では図示を省略しており、図2に図示されている。また、モータ収容部8には、モータ19によって回転するファンも収容されている。ファンは、モータ19の回転軸に直接又は減速機構等を介して連結されており、モータ19が回転する際に回転して冷却用の風を発生させる。本体部3におけるモータ収容部8とノコ刃4との間には、モータ19の回転を減速してノコ刃4に伝達するためのギヤ機構が収容されている。
本体ケーシング7において、モータ収容部8における切断進行方向左側の側面には第1通気口7aが形成され、コントローラ収容部9における切断進行方向後端面には第2通気口7bが形成されている。本体ケーシング7の内部空間と外部とは、これら各通気口7a,7bを介して連通している。モータ19の回転により前述のファンが回転すると、本体ケーシング7の内部には、ファンによる風が生じる。その風の主な流路は、第1通気口7aから本体ケーシング7の内部に流入した空気が本体ケーシング7の内部を経て第2通気口7bから外部へ流出する流路である。本体ケーシング7内において、モータ19及びコントローラ15は、ファンによる風の流路上に配置されている。
本体部3には、電動作業機1の使用者が把持するためのハンドル10がアーチ状に設けられている。すなわち、ハンドル10は、一端が本体部3の切断進行方向後端側に固定され、他端がその後端よりも切断進行方向前方に固定されている。本実施形態では、本体部3とハンドル10は例えば樹脂材料にて一体的に形成されている。
ハンドル10における、本体ケーシング7と対向する面側には、トリガ形式の操作スイッチ11が設けられている。操作スイッチ11は、引き操作されることで電気的接点が導通する(すなわち、オンする)スイッチである。電動作業機1の使用者は、ハンドル10を握った状態で操作スイッチ11を引き操作することができる。
本体部3の切断進行方向後端からは、電源コード12が引き出されている。電源コード12の先端には、不図示の電源プラグが設けられている。
電源コード12は、モータ19の駆動用電力を取り込むためのものである。電源コード12の先端の電源プラグが交流電源13のコンセントに差し込まれることで、交流電源13から電源コード12を介して電力を取り込むことができる。尚、交流電源13は、図1では図示を省略しており、図2に図示されている。交流電源13は、例えば商用電源である。
コントローラ15は、電源コード12を介して交流電源13から電力が供給されることで動作する。そして、コントローラ15は、操作スイッチ11が操作状態(すなわち、オン状態)であるときに、モータ19を回転させる。モータ19が回転すると、ノコ刃4が回転する。
[1−2.コントローラの電気的構成]
図2に示すように、コントローラ15は、電子回路を形成する回路基板16を備える。回路基板16には、複数の電子部品が実装されている。
回路基板16に実装された電子部品としては、例えば、制御部としてのマイクロコンピュータ(以下、マイコン)20、ダイオードブリッジ21、スイッチング素子22、IPM23、コンデンサ24、抵抗器26等がある。IPMは、インテリジェントパワーモジュールの略である。更に、回路基板16に実装された電子部品としては、例えば、電流検出回路27を構成する電子部品や、電源回路28を構成する電子部品等がある。
ダイオードブリッジ21は、交流電源13から電源コード12及びヒューズ14を介して入力される交流電圧を全波整流し、全波整流後の電圧を、回路基板16における電源ラインLpとグランドラインLgとの間に出力する。ダイオードブリッジ21の出力電圧は、グランドラインLgを基準にした電源ラインLpの電圧として現れる。
電源ラインLpとグランドラインLgとの間には、ダイオードブリッジ21の出力電圧を平滑化するコンデンサ18が設けられている。コンデンサ18により平滑化された直流電圧が、モータ19を駆動するための直流電圧(以下、モータ駆動電圧)となる。つまり、ダイオードブリッジ21とコンデンサ18とにより、交流電圧から直流のモータ駆動電圧を生成する電源部が構成されている。コンデンサ18は、比較的大型であることから、回路基板16の外部に設けられている。尚、コンデンサ18は、回路基板16に実装されていても良い。
電源ラインLpとIPM23の電源端子31aとの間に、操作スイッチ11とスイッチング素子22とが直列に設けられている。グランドラインLgとIPM23のグランド端子31bとの間に、抵抗器26が、電流検出用抵抗器として接続されている。このため、操作スイッチ11とスイッチング素子22とがオンすることで、IPM23にモータ駆動電圧が供給される。スイッチング素子22は、例えばFETであるが、IGBTやバイポーラトランジスタ等、他の種類のスイッチング素子でも良い。FETは、電界効果トランジスタの略であり、IGBTは、絶縁ゲートバイポーラトランジスタの略である。
IPM23は、3つのハイサイドスイッチとしてのスイッチング素子Q1〜Q3と、3つのローサイドスイッチとしてのスイッチング素子Q4〜Q6と、を備える。スイッチング素子Q1〜Q3は、モータ19の各相の端子を、それぞれ当該IPM23の電源端子31aに接続するためのスイッチング素子である。スイッチング素子Q4〜Q6は、モータ19の各相の端子を、それぞれ当該IPM23のグランド端子31bに接続するためのスイッチング素子である。つまり、これら6つのスイッチング素子Q1〜Q6は、モータ19を駆動するためのインバータ回路を構成する。スイッチング素子Q1〜Q6は、例えばIGBTであるが、FETやバイポーラトランジスタ等、他の種類のスイッチング素子でも良い。
IPM23は、駆動信号生成回路29と、保護回路30も備える。駆動信号生成回路29は、マイコン20からの制御信号に従って、各スイッチング素子Q1〜Q6のゲートに駆動信号を出力することにより、各スイッチング素子Q1〜Q6をオン・オフさせる。スイッチング素子Q1〜Q6の何れかがオンすることにより、モータ19への通電経路が形成される。保護回路30は、例えば、スイッチング素子Q1〜Q6の温度が過熱判定値以上になったこと等の異常を検出した場合に、マイコン20に異常検出信号を出力する。
コンデンサ24は、IPM23の電源端子31aとグランドラインLgとの間に接続されている。コンデンサ24は、スイッチング素子Q1〜Q6のスイッチング時に生じるスパイク状の高電圧を抑制するためのスナバ回路として機能する。尚、コンデンサ24に対して並列に他のコンデンサが接続されていても良い。その場合、コンデンサ24と並列なコンデンサもスナバ回路として機能する。
抵抗器26の両端には、IPM23を介してモータ19に流れる電流(以下、モータ電流)に応じた電圧が生じる。電流検出回路27は、抵抗器26の両端に生じる電圧を増幅した電圧信号を、モータ電流を表す電流検出信号としてマイコン20及びIPM23に出力する。
マイコン20は、CPU、ROM、RAM等を中心として構成される周知のものであり、ROM内に記憶されたプログラムに従い、モータ19を制御するための各種処理を行う。
マイコン20は、操作スイッチ11のオンを検出すると、スイッチング素子22をオンさせ、更に、IPM23に制御信号を出力して、スイッチング素子Q1〜Q6をオン・オフさせることにより、モータ19を作動させる。
また、マイコン20は、IPM23から異常検出信号が出力された場合、あるいは、電流検出回路27からの電流検出信号に基づいて、モータ電流が過電流判定用の閾値以上になったと判定した場合には、モータ19を強制停止させるためのフェールセーフ処理を行う。マイコン20は、フェールセーフ処理としては、例えば、IPM23への制御信号の出力を停止すると共に、スイッチング素子22をオフする処理を行う。スイッチング素子22がオフすることで、IPM23へのモータ駆動電圧の供給が停止される。
一方、IPM23内の保護回路30は、異常の1つとして、モータ電流が過大になったこと(以下、過電流)を、電流検出回路27からの電流検出信号に基づき検出する。そして、保護回路30により過電流が検出された場合、駆動信号生成回路29はスイッチング素子Q1〜Q6をオフさせる。
電源回路28は、電源ラインLpとグランドラインLgとの間に生じるモータ駆動電圧を降圧することにより、一定の電源電圧を生成する。そして、マイコン20は、電源回路28によって生成される電源電圧を受けて動作する。
よって、電動作業機1においては、前述の電源プラグが交流電源13のコンセントに差し込まれ、電源コード12を介して交流電源13から電力供給を受けると、電源回路28にて電源電圧が生成されて、マイコン20が起動する。そして、マイコン20は、操作スイッチ11のオンに応じて、モータ19を作動させる。
[1−3.コントローラの機械的構成]
次に、コントローラ15の機械的構成について、図3〜図16を参照しながら説明する。尚、以下の説明において、上下、左右、前後の方向は、図3における矢印で示す方向である。また、図3,図4,図8,図10〜図13においては、回路基板16に実装された複数の電子部品のうち、ダイオードブリッジ21、スイッチング素子22及びIPM23の3つだけを図示している。
図3,図4に示すように、コントローラ15は、図2に示した電子回路を形成する回路基板16と、回路基板16を収容する金属製のケース33と、を備える。ケース33は、アルミニウムによって形成されているが、例えば鉄や銅等、他の種類の金属によって形成されても良い。
図3,図4,図8,図10〜図13に示すように、回路基板16は、4つの側縁16a〜16dを有する略長方形状に形成されている。回路基板16の側縁16a〜16dのうち、側縁16a,16cは、長方形の長辺に相当する側縁であり、側縁16b,16dは、長方形の短辺に相当する側縁である。
回路基板16の図3における上側の面(以下、表面)において、側縁16a側の端部のうち、例えば側縁16b寄りの隅に、ダイオードブリッジ21とスイッチング素子22とが、横並びに立てられた状態で固定されている。ここでいう固定されているとは、実装されているということである。尚、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の実装位置は、図3等に図示された位置に限らず他の位置であっても良い。また、回路基板16の端部とは、回路基板16の表面のうち、側縁16a〜16dの何れかに近い部分であり、その部分に実装された電子部品(この例では、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22)の端面をケース33の側壁部に熱伝導可能に接続させることが可能な部分である。ケース33の側壁部については後述する。
具体的には、ダイオードブリッジ21は、4つの端子を有するSIPの電子部品である。SIPは、「Single Inline Package」の略である。そして、ダイオードブリッジ21は、4つの端子が、回路基板16に設けられたスルーホールに挿入されて半田付けされることにより、回路基板16の表面に実装されている。ダイオードブリッジ21のパッケージには、固定用のネジ43を通すための穴21aが設けられている。
スイッチング素子22は、3つの端子を有するTOパッケージの電子部品である。TOは、「Transistor Outline」の略である。そして、スイッチング素子22は、3つの端子が回路基板16に設けられたスルーホールに挿入されて半田付けされることにより、回路基板16の表面に実装されている。スイッチング素子22のパッケージには、固定用のネジ45を通すための穴22aが設けられている。
そして、図8,図12に示すように、回路基板16を平面視した状態で、回路基板16の端部に実装されたダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の端面(すなわち、図8,図12における後方向の面)は、回路基板16の端(この例では、側縁16a)よりも若干外側に出ている。尚、回路基板16に実装されたダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の端面は、ケース33の側壁部に熱伝導可能に接続させることが可能であれば、回路基板16の端と同じ位置(すなわち、面一)でも良いし、回路基板16の端よりも若干内側に存在していても良い。
また、回路基板16の表面とは反対側の面(以下、裏面)には、IPM23が実装されている。
具体的には、IPM23は、複数の端子31を有するDIPの電子部品である。DIPは、「Dual Inline Package」の略である。また、複数の端子31の中には、前述した電源端子31aとグランド端子31bが含まれる。そして、IPM23は、2列に配置された複数の端子31が、回路基板16に設けられたスルーホールに挿入されて半田付けされることにより、回路基板16の裏面に実装されている。
回路基板16には、2つのネジ35,36を通すための2つの穴37,38が設けられている。ネジ35,36は、当該回路基板16に実装されたIPM23をケース33に固定するためのネジである。穴37,38のうち、側縁16c寄りの方の穴38は、側縁16c側が開放した切り欠け部であるとも言えるが、回路基板16の表面から裏面へ突き抜けている部分という意味において、穴である。また、IPM23のパッケージには、ネジ35,36を通すための切り欠け部23a,23bが設けられている。
更に、回路基板16には、当該回路基板16がケース33に収容された後に、当該回路基板16の裏面とケース33との間の空間へ、ウレタン樹脂やエポキシ樹脂等のモールド材(すなわち、封止材)を充填するための穴39が設けられている。穴38と同様に、穴39は、側縁16d側が開放した切り欠け部であるとも言えるが、回路基板16の表面から裏面へ突き抜けている部分という意味において、穴である。
また、ネジ35,36を通すための穴37,38は、モールド材を充填するための穴としても使用される。
図3〜図9,図14,図15に示すように、ケース33は、回路基板16の裏面と対向する底部33eと、回路基板16の側縁16a〜16dを囲む4つの側壁部33a〜33dと、を備える。側壁部33aは、側縁16aの外側となる側壁部であり、側壁部33bは、側縁16bの外側となる側壁部であり、側壁部33cは、側縁16cの外側となる側壁部であり、側壁部33dは、側縁16dの外側となる側壁部である。
側壁部33aの一部であって、回路基板16に実装されたダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22に対向する部分41は、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22と熱伝導可能に接続される部分(以下、熱接続壁部)41となっている。熱接続壁部41は、特定部分に相当する。ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22は、ケース33によって放熱される特定の電子部品に相当する。
熱接続壁部41は、側壁部33aにおける他の部分及び他の側壁部33b〜33dよりも、底部33eからの高さが大きい。つまり、側壁部33a〜33dのうち、熱接続壁部41は、他の部分よりも底部33eからの高さが大きい。図14に示す高さH1は、熱接続壁部41において最も低い部分の高さを、底部33eの上面を基準にして示している。また、図14に示す高さH2は、側壁部33aにおける熱接続壁部41以外の部分と他の側壁部33b〜33dとの高さを、底部33eの上面を基準にして示している。そして、高さH1は、高さH2よりも大きい。
更に、熱接続壁部41は、側壁部33aにおける他の部分及び他の側壁部33b〜33dよりも、厚さが大きい。つまり、側壁部33a〜33dのうち、熱接続壁部41は、他の部分よりも厚さが大きい。図15に示す厚さT1は、熱接続壁部41の厚さを示している。また、図15に示す厚さT2は、側壁部33aにおける熱接続壁部41以外の部分と他の側壁部33b〜33dとの、各々の厚さを示している。そして、厚さT1は、厚さT2よりも大きい。
尚、熱接続壁部41は、側壁部33aにおける他の部分及び他の側壁部33b〜33dと比較して、厚さは同じで高さが大きくても良いし、高さは同じで厚さが大きくても良い。また、熱接続壁部41は、側壁部33aにおける他の部分及び他の側壁部33b〜33dと比較して、高さ及び厚さが同じであっても良い。
熱接続壁部41には、ダイオードブリッジ21を当該熱接続壁部41にネジ43で固定するための固定用穴44が設けられている。固定用穴44は、ネジ43が螺入されるネジ穴である。更に、熱接続壁部41には、スイッチング素子22を当該熱接続壁部41にネジ45で固定するための固定用穴46が設けられている。固定用穴46は、ネジ45が螺入されるネジ穴である。
ケース33は、回路基板16を収容した状態で、IPM23の回路基板16側とは反対側の面(以下、外側面)と底部33eとが、熱伝導可能に接続されるように構成されている。IPM23は、ケース33によって放熱される別電子部品に相当する。
図4に示すように、底部33eにおいて、IPM23と対向する部分であって、IPM23と熱伝導可能に接続される部分(以下、熱接続部分)49は、回路基板16側とは反対側(すなわち、下側)に凹んでいる。
そして、ケース33に回路基板16が収容された状態において、IPM23の外側面と熱接続部分49との間には、放熱グリスが介在可能な微小な隙間ができるようになっている。放熱グリスは、電子部品からケース33に熱が伝わり易くするためのグリスである。つまり、本実施形態では、IPM23と熱接続部分49とが、放熱グリスを介して熱伝導可能に接続されるようになっている。
また、底部33eには、IPM23を当該底部33eにネジ35,36で固定するための固定用穴51,52が設けられている。固定用穴51,52は、ネジ35,36が螺入されるネジ穴である。
図5〜図7,図9,図14に示すように、底部33eにおいて、熱接続部分49とは反対側の面(すなわち、下面)には、放熱フィン54が設けられている。放熱フィン54は、平行に並んだ複数の突条54aを備える。コントローラ15は、突条54aの長手方向が、前述のファンによって生じる風の方向と平行になるように、コントローラ収容部9に収容されている。尚、放熱フィン54は、底部33eだけでなく、側壁部33a〜33dのうちの少なくとも1つの外側面にも設けられていても良い。また、放熱フィン54は、底部33eに設けられず、側壁部33a〜33dのうちの少なくとも1つの外側面に設けられていても良い。つまり、放熱フィン54は、ケース33の少なくとも1つの面に設けることができる。
図3,図4,図8,図15に示すように、側壁部33a,33cの各々には、回路基板16の裏面に当接して回路基板16を支える支持部56が設けられている。支持部56の下側は底部33eに到達している。支持部56の底部33eからの高さは、回路基板16の裏面に実装されたIPM23以外の電子部品が底部33eに当たらない範囲で、できるだけ小さく設定されており、もちろん図14に示した高さH2よりも小さい。
また、側壁部33b,33dの各々には、回路基板16の側縁16b,16dに当接して回路基板16の左右方向の動きを制限する制限部58が設けられている。制限部58は、側壁部33b,33dの上端から底部33eに到達するように設けられている。
そして、図3,図4,図8,図15,図16に示すように、側壁部33cの両方の隅には、それぞれ、回路基板16の側縁16cに当接するガイド部70が設けられている。ガイド部70は、側壁部33cの上端から底部33eに到達するように設けられた突条である。更に、ガイド部70は、上側から下側(すなわち、底部33e側)へ行くにつれて、側壁部33a側(すなわち、熱接続壁部41側)への突出量が大きくなるように形成されている。
一方、図3,図4,図8,図10〜図13に示すように、回路基板16の側縁16cにおいて、ガイド部70に当接する両隅の部分(以下、隅部)72は、回路基板16を平面視した状態において切り欠かれた部分となっている。
[1−4.コントローラの組み立て手順]
コントローラ15を組み立てる手順の一例について説明する。
まず、回路基板16をケース33に収容する前に、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の背面と、IPM23の外側面とに、それぞれ放熱グリスを適量塗布する。ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の背面とは、回路基板16がケース33に収容された際に、側壁部33aの方を向く面であり、つまりは、熱接続壁部41に対向する側の面である。
次に、回路基板16をケース33に収容する作業として、下記の収容作業を行う。
図4における点線の矢印で示すように、回路基板16を、ケース33の底部33eと平行になるようにして、ケース33の上方からケース33に近づけていく。
そして、図17に示すように、回路基板16の側縁16a〜16dのうち、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の実装位置とは反対側になる側縁16cの隅部72を、ケース33におけるガイド部70の上端付近に当接させる。このとき、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の背面と、ケース33の熱接続壁部41との間には、上記背面に塗布された放熱グリスの厚さよりも大きい隙間Dが生じる。尚、放熱グリスの図示は省略されている。
その後、回路基板16の側縁16cの隅部72をガイド部70に当接させながら、回路基板16を、下方へ移動させる。つまり、回路基板16をケース33に納めていく。回路基板16が下方へ行くにつれて、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の背面と、熱接続壁部41との距離が小さくなっていく。
そして、回路基板16の裏面がケース33の支持部56に当接すると、図16に示すように、回路基板16がケース33に収容された状態となる。この状態で、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の背面と、熱接続壁部41との間には、放熱グリスが介在可能な微小な隙間がある。そして、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子と熱接続壁部41は、放熱グリスを介して熱伝導可能に接続された状態となる。
以上の収容作業が終わると、図3に示すように、ダイオードブリッジ21とスイッチング素子22との各々を、ネジ43,45によって熱接続壁部41に固定する。具体的には、ネジ43を、ダイオードブリッジ21の穴21aに入れて、熱接続壁部41の固定用穴44に螺入することにより、ダイオードブリッジ21を熱接続壁部41に固定する。同様に、ネジ45を、スイッチング素子22の穴22aに入れて、熱接続壁部41の固定用穴46に螺入することにより、スイッチング素子22を熱接続壁部41に固定する。
更に、ネジ35,36の各々を、回路基板16の穴37,38から入れて、ケース33の固定用穴51,52に螺入することにより、IPM23をケース33に固定する。
回路基板16に実装されたダイオードブリッジ21、スイッチング素子22及びIPM23がケース33に固定されることにより、回路基板16がケース33に固定される。
次に、回路基板16に設けられた3つの穴37,38,39から、回路基板16の裏面とケース33との間の空間へ、モールド材を充填する。最後に、ケース33において、回路基板16より上の部分にも、モール材を充填する。
ケース33に充填されるモールド材により、回路基板16の防振性や防塵性や防滴性を高めたり、回路基板16に実装されているIPM23等の電子部品の絶縁性を高めたりすることができる。
また、回路基板16の穴37,38,39は、回路基板16における異なる位置に設けられているため、回路基板16の裏面とケース33との間の空間へモールド材を均等に注入することができる。尚、モールド材を注入可能な穴は、3つに限らず、4つ以上であっても良いし、1つ又は2つであっても良い。
[1−5.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)回路基板16に実装されることで該回路基板16に電気的に接続されたダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22と、ケース33の側壁部33aにおける熱接続壁部41とが、熱伝導可能に接続されている。
このため、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22で発生した熱は、熱接続壁部41に伝わり、その後、ケース33全体に伝わったり、ケース33から大気等に放出されたりする。ケース33の熱容量及び面積は大きいため、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の放熱性を確保することができる。そして、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の放熱に関して、回路基板16上に金属製の放熱部材を設ける必要がない。よって、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の放熱性能を確保しつつ、回路基板16のスペースを有効的に使用することができるようになる。
(2)ケース33の側壁部33a〜33dのうち、熱接続壁部41は、他の部分よりも底部33eからの高さが大きい。このため、熱接続壁部41の熱容量及び面積を大きくすることができる。よって、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の放熱効果を向上させることができる。
(3)ケース33の側壁部33a〜33dのうち、熱接続壁部41は、他の部分よりも厚さが大きい。このため、熱接続壁部41の熱容量を大きくすることができる。よって、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の放熱効果を向上させることができる。
(4)ケース33の側壁部33a〜33dのうち、熱接続壁部41と対向する側壁部33cには、上側から底部33e側へ行くにつれて熱接続壁部41側への突出量が大きくなるガイド部70が設けられている。このため、前述の収容作業を行うことにより、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の背面と、熱接続壁部41との距離を徐々に小さくさせながら、回路基板16をケース33に収容することができる。よって、回路基板16をケース33に収容する際に、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の背面と熱接続壁部41とが擦れ合って放熱グリスが擦り取られてしまう、という不都合を抑制することができる。尚、放熱グリスは、熱接続壁部41の方に塗布しても良い。この場合でも同じ効果が得られる。
(5)ケース33のガイド部70は、上側から底部33e側への方向を長手方向とした突条である。そして、回路基板16において、ガイド部70に当接する隅部72は、当該回路基板16を平面視した状態において切り欠かれた部分である。このため、ガイド部70は、回路基板16において切り欠かれた隅部72に入り込む状態となる。よって、回路基板16の面積を大きくすることができる。尚、切り欠かれた隅部72は設けなくても良いが、その場合には、回路基板16の側縁16a,16cに対して垂直な方向の幅(すなわち、側縁16b,16dの長さ)が、切り欠かれた隅部72を設けた場合よりも若干小さくなる。
(6)IPM23とケース33の底部33eとが熱伝導可能に接続されている。このため、IPM23で発生した熱は、ケース33の底部33eに伝わり、その後、ケース33全体に伝わったり、ケース33から大気等に放出されたりする。よって、IPM23の放熱に関しても、回路基板16上に金属製の放熱部材を設ける必要がない。このため、回路基板16のスペースを一層有効的に使用することができるようになる。
(7)ケース33の底部33eにおいて、IPM23と熱伝導可能に接続される熱接続部分49は、回路基板16側とは反対側に凹んでいる。このため、底部33eのうち、熱接続部分49ではない部分と、回路基板16との距離を小さくすることができる。この結果、ケース33の側壁部33a〜33dの高さを小さくすることができる。
(8)ケース33の底部33eにおいて、熱接続部分49と反対側の面には、放熱フィン54が設けられている。このため、IPM23の放熱効果を向上させることができる。また、放熱フィン54における突条54aの長手方向は、前述のファンによって生じる風の方向と平行であるため、放熱効果が一層向上する。
[1−6.他の事項]
前述の各図で図示を省略していた事項について説明する。
[1−6−1]
図18に示すように、回路基板16の表面からは、グランドラインLgに接続されたリード線75が出ている。リード線75の先端には、穴を有した周知の丸形端子76が取り付けられている。そして、丸形端子76は、スイッチング素子22を固定するネジ45によって、ケース33の熱接続壁部41に電気的に接続されている。つまり、ネジ45は、丸形端子76の穴に通された状態で、スイッチング素子22の穴22aに入れられ、熱接続壁部41の固定用穴46に螺入されている。このため、ケース33は、ネジ45及びリード線75を介して回路基板16のグランドラインLgに接続される。つまり、ケース33はグランドラインLgと同電位になる。
よって、例えば、ケース33に印加された静電気や高周波ノイズをグランドラインLgに逃がすことができる。その結果、回路基板16に実装された電子部品の静電気による損傷や高周波ノイズによる誤動作を抑制することができる。また、回路基板16から出るノイズの外部への放射を抑制することもできる。
尚、丸形端子76は、ネジ45ではなく、ダイオードブリッジ21を固定する方のネジ43によって、熱接続壁部41に電気的に接続されても良い。
[1−6−2]
図18に示すように、スナバ回路として機能するコンデンサ24と、電流検出用の抵抗器26は、回路基板16の表面において、IPM23の2列の端子31群によって挟まれた領域に表面実装されている。このため、回路基板16のスペースを有効に使用することができる。また、IPM23の電源端子31aとコンデンサ24とを接続する配線パターンの長さや、IPM23のグランド端子31bと抵抗器26とを接続する配線パターンの長さを、短くすることができる。尚、コンデンサ24と並列なコンデンサがあるのであれば、その並列なコンデンサも、IPM23の2列の端子31群によって挟まれた領域に表面実装することができる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
[2−1]
図19に示すように、熱接続壁部41に設ける固定用穴44,46は、ネジ穴ではなく、上下方向の長穴であっても良い。この場合、ダイオードブリッジ21とスイッチング素子22は、熱接続壁部41に、ネジ43,45とナットで固定すれば良い。このように構成すれば、回路基板16に実装された状態のダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の上下方向の位置ずれを、長穴によって吸収することができる。
また、固定用穴44,46は、左右方向の長穴であっても良い。
[2−2]
ダイオードブリッジ21の温度を検出するための温度センサ(例えば、サーミスタ)を、ダイオードブリッジ21自体あるいは熱接続壁部41に取り付けても良い。このように構成すれば、ダイオードブリッジ21の温度を精度良く検出することができる。そして、例えば、マイコン20は、温度センサからの信号に基づいて、ダイオードブリッジ21の温度が過熱判定値以上であると判定した場合には、モータ19の作動を強制停止するための処理を行うことができる。また、温度センサは、スイッチング素子22自体あるいは熱接続壁部41に取り付けても良い。
[2−3]
ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22と熱接続壁部41は、直接接触するように構成されても良いし、熱伝導性及び弾性を有する樹脂等を介して熱伝導可能に接続されても良い。同様に、IPM23とケース33の底部33eは、直接接触するように構成されても良いし、熱伝導性及び弾性を有する樹脂等を介して熱伝導可能に接続されても良い。
[2−4]
熱接続壁部41に熱伝導可能に接続される電子部品は、ダイオードブリッジ21とスイッチング素子22との何れか一方であっても良いし、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22とは異なる1つ以上の電子部品であっても良い。例えば、回路基板16に実装された電子部品として、コンデンサ18に対し直列に設けられたスイッチング素子がある場合、そのスイッチング素子を、熱接続壁部41に熱伝導可能に接続しても良い。また、ケース33の底部33eに熱伝導可能に接続される電子部品は、IPM23とは別の1つ以上の電子部品であっても良い。
[2−5]
熱接続壁部41に熱伝導可能に接続される電子部品は、回路基板16とリード線で電気的に接続された電子部品であっても良い。同様に、底部33eに熱伝導可能に接続される電子部品は、回路基板16とリード線で電気的に接続された電子部品であっても良い。
[2−6]
ケース33の部分のうち、一部と、その一部以外の部分とが、別体で形成されても良い。
[2−6−1]
例えば、図20に示す例では、ケース33の部分のうち、熱接続壁部41を含む側壁部33aと、他の部分、すなわち、側壁部33b〜33d及び底部33e(以下、ケース本体部80)とが、別体で形成されている。尚、図20では、側壁部33dは図示されていない。
図20に示す例の場合、側壁部33aを、ケース本体部80に、ネジ81や熱伝導可能な接着剤等の固定用部材を用いて固定することにより、ケース33を完成することができる。
また、コントローラ15を組み立てる場合の手順としては、例えば下記〈a〉〜〈c〉の何れかが考えられる。尚、何れの例においても、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の背面には、予め放熱グリスを適量塗布しておく。
〈a〉ケース33を完成させた後、その完成状態のケース33に回路基板16を収容する。つまり、前述した実施形態と同じ手順を行う。
〈b〉ケース33を完成させる前に、前述のネジ43,45により、側壁部33aを、回路基板16に実装されたダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22に取り付ける。具体的には、ネジ43,45の各々を、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の各穴21a,22aに入れて、側壁部33aにおける熱接続壁部41に設けられた固定用穴44,46に螺入することにより、側壁部33aとダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22との固定を行う。
そして、側壁部33aが取り付けられた状態の回路基板16を、ケース本体部80に収容し、その後、側壁部33aを、ネジ81や接着剤等の固定用部材を用いてケース本体部80に固定する。尚、回路基板16は、ケース本体部80の上方から該ケース本体部80に収容しても良いが、ケース本体部80において、側壁部33aで塞がれる予定の開口部から該ケース本体部80に収容しても良い。
〈c〉ケース33を完成させる前に、側壁部33aが取り付けられていない状態の回路基板16を、ケース本体部80に収容する。
そして、側壁部33aを、ケース本体部80に、ネジ81や接着剤等の固定用部材を用いて固定し、その後、ネジ43,45により、側壁部33aとダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22との固定を行う。また逆に、側壁部33aとダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22とのネジ43,45による固定を行ってから、側壁部33aとケース本体部80との固定を行っても良い。
[2−6−2]
一方、図示は省略するが、例えば、ケース33の部分のうち、側壁部33aの一部である熱接続壁部41と、他の部分とが、別体に形成されても良い。ここでは、ケース33の部分のうち、熱接続壁部41以外の部分を、ケース本体部という。この例の場合、熱接続壁部41を、ケース本体部に、ネジや熱伝導可能な接着剤等の固定用部材を用いて固定することにより、ケース33を完成することができる。
また、コントローラ15を組み立てる場合の手順としては、例えば下記〈A〉〜〈C〉の何れかが考えられる。尚、何れの例においても、ダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22の背面には、予め放熱グリスを適量塗布しておく。
〈A〉ケース33を完成させた後、その完成状態のケース33に回路基板16を収容する。つまり、前述した実施形態と同じ手順を行う。
〈B〉ケース33を完成させる前に、前述のネジ43,45により、熱接続壁部41を、回路基板16に実装されたダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22に取り付ける。
そして、熱接続壁部41が取り付けられた状態の回路基板16を、ケース本体部に収容し、その後、熱接続壁部41を、ネジや接着剤等の固定用部材を用いてケース本体部に固定する。
〈C〉ケース33を完成させる前に、熱接続壁部41が取り付けられていない状態の回路基板16を、ケース本体部に収容する。
そして、熱接続壁部41を、ケース本体部に、ネジや接着剤等の固定用部材を用いて固定し、その後、ネジ43,45により、熱接続壁部41とダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22との固定を行う。また逆に、熱接続壁部41とダイオードブリッジ21及びスイッチング素子22とのネジ43,45による固定を行ってから、熱接続壁部41とケース本体部との固定を行っても良い。
[2−7]
ケース33における側壁部33a〜33dの何れかと、放熱対象の特定の電子部品は、ケース33と別体の、金属製の放熱部材(以下、ヒートシンク部材)を介して、熱伝導可能に接続されても良い。このように構成した場合、放熱性確保のためにヒートシンク部材を大型化する必要がない。つまり、ヒートシンク部材を小型化することができる。よって、電子部品の放熱性を確保しつつ、回路基板16のスペースを有効的に使用することができるようになる。
[2−7−1]
例えば、図21に示す例では、ケース33の側壁部33aに、図3や図4等に示した熱接続壁部41が形成されていない。つまり、側壁部33aの高さと幅は、該側壁部33aに対向する側壁部33cと同じになっている。そして、回路基板16の端部に実装された放熱対象の電子部品85と、側壁部33aは、ケース33とは別体のヒートシンク部材83を介して、熱伝導可能に接続されている。
ヒートシンク部材83は、図3や図4等に示した熱接続壁部41と同様の形状に形成されている。そして、ヒートシンク部材83のうち、側壁部33aよりも上方向に位置する部分の前方向の面と、電子部品85の背面(すなわち、後方向の面)とが、直接あるいは放熱グリス等の熱伝導材を介して接触している。また、ヒートシンク部材83のうち、側壁部33aよりも上方向に位置する部分の下方向の面と、側壁部33aの上方向の面とが、直接あるいは放熱グリス等の熱伝導材を介して接触している。更に、ヒートシンク部材83のうち、側壁部33aよりも後方向に位置する部分の前方向の面と、側壁部33aの後方向の面とが、直接あるいは放熱グリス等の熱伝導材を介して接触している。
この例では、電子部品85が、特定の電子部品に相当する。そして、側壁部33aにおいて、ヒートシンク部材83と接触する部分86が、特定の電子部品85と熱伝導可能に接続される特定部分に相当する。
また、例えば、ヒートシンク部材83は、図21において、点線よりも前方向の部分83aだけの形状であっても良い。
また、例えば、ヒートシンク部材83は、図21において、点線よりも後方向の部分83bだけの形状であっても良い。この場合、電子部品85の端子を適宜曲げることで、その電子部品85の背面をヒートシンク部材83に接触させることができる。
また、例えば、ヒートシンク部材83は、ケース33とネジや熱伝導可能な接着剤等で固定されていても良い。
[2−7−2]
例えば、図22に示す例においても、図21の例と同様に、ケース33における側壁部33aの高さと幅は、側壁部33cと同じになっている。そして、回路基板16の端部に実装された放熱対象の電子部品85と、側壁部33aは、電子部品85の背面と側壁部33aの前方向の面とに直接あるいは放熱グリス等の熱伝導材を介して接触するヒートシンク部材87を介して、熱伝導可能に接続されている。ヒートシンク部材87は、例えば板状に形成されている。この例では、側壁部33aにおいて、ヒートシンク部材87と接触する部分88が、特定の電子部品85と熱伝導可能に接続される特定部分に相当する。
また、例えば、ヒートシンク部材87は、ケース33とネジや熱伝導可能な接着剤等で固定されていても良い。
[2−8]
電動作業機としては、マルノコに限らず、例えば、電動ハンマ、電動ハンマドリル、電動ドリル、電動ドライバ、電動レンチ、電動レシプロソー、電動ジグソー、電動カッター、電動チェンソー、電動カンナ、電動鋲打ち機を含む電動釘打ち機、電動ヘッジトリマ、電動芝刈り機、電動芝生バリカン、電動刈払機、電動クリーナ、電動ブロア、グラインダ等であっても良い。
[2−9]
上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしても良い。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしても良い。また、上記実施形態の構成の一部を省略しても良い。また、上記実施形態又は変形例の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換しても良い。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。また、本開示は、電動作業機の放熱方法等、種々の形態で実現することもできる。
1…電動作業機、2…ベース、3…本体部、4…ノコ刃、5…ノコ刃ケース、6…カバー、7…本体ケーシング、7a…第1通気口、7b…第2通気口、8…モータ収容部、9…コントローラ収容部、10…ハンドル、11…操作スイッチ、12…電源コード、13…交流電源、14…ヒューズ、15…コントローラ、16…回路基板、16a〜16d…側縁、18…コンデンサ、19…モータ、20…マイコン、21…ダイオードブリッジ、21a,22a…穴、22…スイッチング素子、23…IPM、23a,23b…切り欠け部、24…コンデンサ、26…抵抗器、27…電流検出回路、28…電源回路、29…駆動信号生成回路、30…保護回路、31…端子、31a…電源端子、31b…グランド端子、33…ケース、33a〜33d…側壁部、33e…底部、35,36,43,45…ネジ、37,38,39…穴、41…熱接続壁部、44,46…固定用穴、49…熱接続部、51,52…固定用穴、54…放熱フィン、54a…突条、56…支持部、58…制限部、70…ガイド部、72…隅部、75…リード線、76…丸形端子、80…ケース本体部、81…ネジ、83,87…ヒートシンク部材、85…電子部品、86,88…電子部品と熱伝導可能に接続される特定部分、Lg…グランドライン、Lp…電源ライン、Q1〜Q6…スイッチング素子。

Claims (8)

  1. 電動作業機であって、
    当該電動作業機の動力源としてのモータと、
    前記モータを制御するコントローラを構成する回路基板と、
    前記回路基板が収容される金属製のケースと、を備え、
    前記ケースは、
    前記回路基板の一方の面である裏面と対向する底部と、前記回路基板の側縁を囲む側壁部と、を備え、
    前記回路基板に電気的に接続された複数の電子部品のうちの少なくとも1つである特定の電子部品と、前記側壁部における一部である特定部分とが、熱伝導可能に接続されており、
    更に、前記特定の電子部品は、前記回路基板の端部に立てられた状態で固定されており、
    前記特定の電子部品の前記特定部分側の面と、前記特定部分とが、放熱グリスを介して熱伝導可能に接続され、
    前記側壁部のうち、前記特定部分と対向する側壁部には、前記回路基板の側縁に当接するガイド部であって、前記底部側とは反対側である上側から前記底部側へ行くにつれて、前記特定部分側への突出量が大きくなるガイド部、が設けられている、
    電動作業機。
  2. 請求項に記載の電動作業機であって、
    前記ガイド部は、前記上側から前記底部側への方向を長手方向とした突条であり、
    前記回路基板において、前記ガイド部に当接する部分は、当該回路基板を平面視した状態において切り欠かれた部分である、
    電動作業機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電動作業機であって、
    前記側壁部のうち、前記特定部分は、他の部分よりも、前記底部からの高さが大きい、
    電動作業機。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電動作業機であって、
    前記側壁部のうち、前記特定部分は、他の部分よりも、厚さが大きい、
    電動作業機。
  5. 請求項1ないし請求項の何れか1項に記載の電動作業機であって、
    前記回路基板に電気的に接続された複数の電子部品のうち、前記特定の電子部品とは別の電子部品である別電子部品と、前記底部とが、熱伝導可能に接続されている、
    電動作業機。
  6. 請求項に記載の電動作業機であって、
    前記底部において、前記別電子部品と熱伝導可能に接続される部分である熱接続部分は、前記回路基板側とは反対側に凹んでいる、
    電動作業機。
  7. 請求項又は請求項に記載の電動作業機であって、
    前記底部において、前記別電子部品と熱伝導可能に接続される部分である熱接続部分と反対側の面には、放熱フィンが設けられている、
    電動作業機。
  8. 請求項1ないし請求項の何れか1項に記載の電動作業機であって、
    前記ケースの少なくとも1つの面に放熱フィンが設けられている、
    電動作業機。
JP2016149993A 2016-07-29 2016-07-29 電動作業機 Active JP6749169B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016149993A JP6749169B2 (ja) 2016-07-29 2016-07-29 電動作業機
CN201720622912.1U CN207150360U (zh) 2016-07-29 2017-05-31 电动作业机
DE202017104144.1U DE202017104144U1 (de) 2016-07-29 2017-07-12 Elektrisch angetriebenes Arbeitsgerät

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016149993A JP6749169B2 (ja) 2016-07-29 2016-07-29 電動作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018015867A JP2018015867A (ja) 2018-02-01
JP6749169B2 true JP6749169B2 (ja) 2020-09-02

Family

ID=61081150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016149993A Active JP6749169B2 (ja) 2016-07-29 2016-07-29 電動作業機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6749169B2 (ja)
CN (1) CN207150360U (ja)
DE (1) DE202017104144U1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7066543B2 (ja) * 2018-06-20 2022-05-13 株式会社マキタ 動力工具
JP7153544B2 (ja) * 2018-11-28 2022-10-14 株式会社マキタ 電動作業機
JP2023075467A (ja) * 2021-11-19 2023-05-31 ニデックインスツルメンツ株式会社 電気装置およびポンプ装置
DE202022105269U1 (de) 2022-09-19 2023-12-22 WAGO Verwaltungsgesellschaft mit beschränkter Haftung Trägerplatte und damit gebildete Anordnungen

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08213104A (ja) * 1995-01-31 1996-08-20 Nippon Seiki Co Ltd 電気接続装置
JP4020649B2 (ja) * 2002-01-30 2007-12-12 株式会社日立製作所 制御ユニット
JP4508726B2 (ja) * 2004-05-21 2010-07-21 株式会社ショーワ 電動パワーステアリング装置
JP4999284B2 (ja) * 2005-05-19 2012-08-15 日本電産テクノモータ株式会社 バッテリーパック、電動工具及び充電器
JP4492620B2 (ja) * 2007-02-06 2010-06-30 ダイキン工業株式会社 基板モジュール
JP5248151B2 (ja) * 2008-03-12 2013-07-31 株式会社マキタ 電動工具
JP5534562B2 (ja) 2010-07-14 2014-07-02 日立工機株式会社 電動工具
JP2014197658A (ja) * 2013-03-06 2014-10-16 株式会社デンソー 電子制御装置
JP6079461B2 (ja) * 2013-06-12 2017-02-15 富士通株式会社 伝熱構造板、伝熱構造板モジュール及び海中機器
JP6392013B2 (ja) * 2014-07-17 2018-09-19 株式会社マキタ 電動工具

Also Published As

Publication number Publication date
DE202017104144U1 (de) 2018-02-09
CN207150360U (zh) 2018-03-27
JP2018015867A (ja) 2018-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6749169B2 (ja) 電動作業機
US10326337B2 (en) Power tool having a heat radiation member for a controller
RU2464161C2 (ru) Статически охлаждаемая электрическая цепная пила и способ, применяемый для достижения указанного охлаждения
US10272558B2 (en) Power tool having an elongated housing supporting a power module
CN209608489U (zh) 电动工具以及电动机组件
US11766773B2 (en) Power tool
JP2008125296A (ja) ブラシレスモータ搭載の電動工具におけるパワー基板の放熱構造
US11146150B2 (en) Motor control device and robot system
JP2014197658A (ja) 電子制御装置
US9293964B2 (en) Power tool
CN110620476B (zh) 无刷马达总成
EP3306703A1 (en) Battery pack and electric working machine
WO2021005990A1 (ja) 電動作業機
US20070195102A1 (en) Switch unit with ventilation
US11777377B2 (en) Electric working machine with semiconductor element that completes or interrupts current path to motor
JP5950872B2 (ja) 半導体モジュール
JP6961990B2 (ja) モータユニット
US20240055958A1 (en) Electric work machine
JP2005268491A (ja) 電装箱
JP2022078388A (ja) モータ駆動装置および電動ポンプ
US11842860B2 (en) Integrated electronic switch and power tool
CN214125809U (zh) 散热装置及具有散热装置的电动工具
CN114986346A (zh) 一种控制系统和电动工具
JP2004349338A (ja) 電力用半導体装置
CN115635453A (zh) 电动作业机以及排放出电动作业机所产生的热量的方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200728

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200811

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6749169

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250