JP6746860B2 - 墨出し支援装置及び墨出し支援方法 - Google Patents
墨出し支援装置及び墨出し支援方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6746860B2 JP6746860B2 JP2016070158A JP2016070158A JP6746860B2 JP 6746860 B2 JP6746860 B2 JP 6746860B2 JP 2016070158 A JP2016070158 A JP 2016070158A JP 2016070158 A JP2016070158 A JP 2016070158A JP 6746860 B2 JP6746860 B2 JP 6746860B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- marking
- image
- distance
- projection
- support device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Projection Apparatus (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
。すなわち、墨出しを支援する装置の利便性を向上させることができる。
図1は、本実施形態に係る墨出し支援装置の使用状態の一例を模式的に示す図である。図1の墨出し支援装置1は、内装工事前の建築物において、建築物の壁面2に墨出しを行う際の基準となる画像3を、二点鎖線で示すように投影している。太い破線で示された画像3は、フロアライン(FL)から所定の高さ上方の位置を示すレベルライン、天井の仕上げラインから所定の高さ下方の位置を示すライン、及び柱型ラインから所定の幅だけ内側の位置を示すラインを例示している。墨出し支援装置1は、いわゆるプロジェクタによって、任意の図形や文字、記号等を含む画像を投影することができる。また、墨出し支援装置1が予め定められた順序で複数の画像を切り替えて投影するようにしてもよい。ユーザは、投影された画像に基づいて、壁面等(「投影面」又は「対象面」とも呼ぶ)に基準線等を記すことができる。
図3は、墨出し支援装置1の一例を示す機能ブロック図である。墨出し支援装置1は、画像投影部11と、測距部12と、レーザ投影部13と、プロセッサ14と、記憶部15とを備える。
沿って画像の投影方向を変更することができると共に、水平方向に沿った軸を中心に回動し、鉛直方向に沿って画像の投影方向を変更することができる駆動部(図示せず)を有しているものとする。
実施形態で利用するデータを一時的又は永続的に記憶する。
図4は、墨出し支援装置1が行う墨出し支援処理の一例を示す処理フロー図である。ユーザは、墨出しを行う壁面等の投影面に向けて、部屋の任意の場所に墨出し支援装置1を配置し、墨出し支援処理を開始させる。なお、部屋において墨出し支援装置1を配置する場所は問わないが、投影する画像の形状を変換する際に歪みが生じるため、投影面の幅の中央付近に配置することが好ましい。また、画像投影部11の画角には限界があるため、投影面からある程度離隔させて配置することが好ましい。
なす角θを記憶部15に保持させる。ここで、実線61と破線とのなす角をθ61(図示せず)とおき、実線62と破線とのなす角をθ62(図示せず)とおくと、原点Oから投影面の左端までの距離x1及び原点Oから投影面の右端までの距離x2は、それぞれ下記の式(1)及び(2)で求められる。
x1=L×tanθ61 ・・・(1)
x2=L×tanθ62 ・・・(2)
このようにして、測位部143は、墨出し支援装置1から投影面に下ろした垂線の足の、投影面における水平方向の位置(すなわち、x1及びx2又はこれらの比率)を求める(S14)。
y1=L×tanθ71 ・・・(3)
y2=L×tanθ72 ・・・(4)
このようにして、測位部143は、墨出し支援装置1から投影面に下ろした垂線の足の、投影面における鉛直方向の位置(すなわち、y1及びy2又はこれらの比率)を求める(S16)。そして、測位部143は測位処理を終了する。
ザ光を投影すべき場合は、予め投影面における位置を表す座標等の情報が記憶部15に保持されているものとする。画像投影部11が投影する画像に加えレーザ光により位置を指示すれば、例えば太陽光等で明るい時間帯や場所に墨出しを行う場合であっても、投影される画像を視認し易くしたり、設計図面41から生成される投影画像42には存在しない位置を示したりすることができる。
データを順序付けて複数保持している場合、S4では投影するデータを差し替えると判断するものとする。例えば墨出しを行う順に、基準となる投影画像を切り替えるための画像を予め複数用意しておけば、1度に投影される画像が複雑になるのを抑制できる。すなわち、投影する画像を差し替えることで、ユーザに墨出しを行う手順を指示することができるようになる。例えば、墨出しを行うべき部分の色を、他の部分の色と区別できるように変更した画像を用意しておくようにしてもよい。
画像の投影は、壁面でなく床面や天井等に行うようにしてもよい。すなわち、各駆動部が回動する向きは鉛直方向及び水平方向に限られず、互いに直行する第1の方向と第2の方向に回動するものであればよい。
また、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更することができる。また、上記の実施形態及び適宜言及した変形例は、可能な限り組み合わせて実施することができる。
ディスクドライブやROM等がある。
2 :壁面
3 :画像
4 :コンピュータ
11 :画像投影部
12 :測距部
13 :レーザ投影部
14 :プロセッサ
15 :記憶部
141 :プロジェクタ制御部
142 :駆動制御部
143 :測位部
144 :レーザ制御部
Claims (5)
- 建築物への墨出しを支援する墨出し支援装置であって、
前記建築物の、墨出しを行う対象面へ画像を投影する投影部と、
前記対象面と前記墨出し支援装置との距離に基づいて投影する画像の大きさを決定すると共に、前記墨出し支援装置から前記対象面への垂線の足の、前記対象面における位置に基づいて前記投影する画像の位置を決定し、決定した前記投影する画像の位置及び大きさで前記投影部に画像を投影させる投影画像制御部と、
水平方向及び鉛直方向に沿って回動しつつ測距可能な測距センサと、
前記測距センサを水平方向及び鉛直方向に回動させつつ、前記墨出し支援装置から前記対象面までの距離が最短となる前記垂線の足を探索し、最短距離を前記墨出し支援装置から前記対象面までの距離と特定する測位部と、
を備え、
前記測位部は、前記垂線の足を基準として水平方向の両側及び鉛直方向の両側へ前記測距センサを回動させ、前記墨出し支援装置から前記対象面への距離が極大となる、前記対象面の端部を探索し、前記垂線の足を基準とした各端部の相対的な位置を求め、
前記投影画像制御部は、前記墨出し支援装置から前記対象面までの距離に基づいて投影する画像の大きさを拡大又は縮小させると共に、前記垂線の足を基準とした各端部の相対的な位置に基づいて、前記投影する画像の位置を平行移動させる
墨出し支援装置。 - 水平方向及び鉛直方向に沿って回動可能なレーザ投影部と、
前記垂線の足を基準とした各端部の相対的な位置を用いて、前記レーザ投影部を回動させる大きさを決定し、前記レーザ投影部にレーザ光を投影させるレーザ制御部と、
をさらに備える請求項1に記載の墨出し支援装置。 - 前記投影画像制御部は、投影する順序が予め定められた複数の投影する画像を、定められた順に前記投影部に投影させる
請求項1又は2に記載の墨出し支援装置。 - 前記投影する画像は、設計図の基準線に基づいて生成される部分を含む
請求項1から3のいずれか一項に記載の墨出し支援装置。 - 建築物の墨出しを行う対象面へ画像を投影し墨出しを支援する墨出し支援装置が実行する墨出し支援方法であって、
前記対象面と前記墨出し支援装置との距離に基づいて投影する画像の大きさを決定するステップと、
前記墨出し支援装置から前記対象面への垂線の足の、前記対象面における位置に基づいて前記投影する画像の位置を決定するステップと、
決定された前記投影する画像の位置及び大きさで画像を投影させる投影画像制御ステップと、
水平方向及び鉛直方向に沿って回動しつつ測距可能な測距センサを水平方向及び鉛直方向に回動させつつ、前記墨出し支援装置から前記対象面までの距離が最短となる前記垂線の足を探索し、最短距離を前記墨出し支援装置から前記対象面までの距離と特定する測位ステップと、
を含み、
前記測位ステップにおいて、前記垂線の足を基準として水平方向の両側及び鉛直方向の両側へ前記測距センサを回動させ、前記墨出し支援装置から前記対象面への距離が極大となる、前記対象面の端部を探索し、前記垂線の足を基準とした各端部の相対的な位置を求め、
前記投影画像制御ステップにおいて、前記墨出し支援装置から前記対象面までの距離に基づいて投影する画像の大きさを拡大又は縮小させると共に、前記垂線の足を基準とした各端部の相対的な位置に基づいて、前記投影する画像の位置を平行移動させる
墨出し支援方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016070158A JP6746860B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 墨出し支援装置及び墨出し支援方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016070158A JP6746860B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 墨出し支援装置及び墨出し支援方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017181342A JP2017181342A (ja) | 2017-10-05 |
JP6746860B2 true JP6746860B2 (ja) | 2020-08-26 |
Family
ID=60004448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016070158A Active JP6746860B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 墨出し支援装置及び墨出し支援方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6746860B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7207915B2 (ja) * | 2018-09-11 | 2023-01-18 | 株式会社インフォマティクス | 投影システム、投影方法及びプログラム |
JP7417838B2 (ja) | 2019-08-28 | 2024-01-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 投影システム及び投影方法 |
US11803109B2 (en) * | 2019-08-28 | 2023-10-31 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Projection method, projection device, and projection system |
WO2021117656A1 (ja) * | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 三菱電機株式会社 | 墨出し支援システム、墨出し支援装置、情報処理装置、墨出し支援方法およびプログラム |
CN113884072B (zh) * | 2021-07-30 | 2023-09-01 | 山东电力工程咨询院有限公司 | 一种线路和塔基自动化放样方法及系统 |
JP7370403B2 (ja) * | 2022-03-04 | 2023-10-27 | 正治 印波 | 墨出し方法 |
CN116972819A (zh) * | 2023-07-29 | 2023-10-31 | 上海钦天导航技术有限公司 | 放样方法及测量系统 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3467692B2 (ja) * | 2000-07-14 | 2003-11-17 | 輝之 西崎 | 施工位置決定方法、および施工位置決定装置 |
JP4506408B2 (ja) * | 2004-10-26 | 2010-07-21 | パナソニック電工株式会社 | レーザ距離監視システム |
JP4456029B2 (ja) * | 2005-03-29 | 2010-04-28 | 大日本印刷株式会社 | 回転体の三次元情報復元装置 |
JP3165386U (ja) * | 2010-10-15 | 2011-01-20 | 三光エンジニアリング株式会社 | 床面投写式墨出し機 |
-
2016
- 2016-03-31 JP JP2016070158A patent/JP6746860B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017181342A (ja) | 2017-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6746860B2 (ja) | 墨出し支援装置及び墨出し支援方法 | |
JP4155890B2 (ja) | プロジェクタ、プロジェクタの傾斜角度取得方法及び投影像補正方法 | |
US8919001B2 (en) | Method and system for helping to position a component on a structural element | |
JP4693789B2 (ja) | 面積測定のための装置 | |
JP5211120B2 (ja) | 情報表示装置及び情報表示方法 | |
JP4702072B2 (ja) | 投影装置、投影装置の測距仰角制御方法及びプログラム | |
JP2008224516A (ja) | 工事支援装置及び工事支援方法 | |
JP2006119648A (ja) | プロジェクタの位置合わせ方法及びユーザインタフェース | |
EP3640588B1 (en) | System, method and program for determining the size of a defect | |
US10726534B1 (en) | Layout projection | |
JP6420537B2 (ja) | 多関節型三次元測定装置 | |
JPH0561407A (ja) | 図形処理装置 | |
TW385359B (en) | Method for measuring the positions of structures on a mask surface | |
JP4426254B2 (ja) | 三次元モデル作成方法 | |
WO2017168737A1 (ja) | 欠陥画像表示制御装置及びプログラム | |
CN103455038B (zh) | 一种电子设备及调整方向的方法 | |
JP2001187500A (ja) | 垂直面上で動作を行う方法 | |
JP2017169195A (ja) | 投影システム及びキャリブレーション装置 | |
JP4932343B2 (ja) | 角度検出装置及び方法 | |
JP2016122179A (ja) | 投影装置及び投影方法 | |
JP7287408B2 (ja) | 表示方法、情報処理装置、及びプログラム | |
JP2005136699A (ja) | 投射型表示装置の台形歪み自動補正方法 | |
KR100684624B1 (ko) | 대면적 판넬 계측 시스템 및 방법 | |
JP6419471B2 (ja) | 測定顕微鏡、試料の傾き補正を支援する方法 | |
JP2005226999A (ja) | ナビゲーション装置、マップマッチング方法、およびナビゲーション用プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200107 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200302 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200707 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200714 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6746860 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |