JP6743764B2 - 樹脂成形体および水まわり部材 - Google Patents
樹脂成形体および水まわり部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6743764B2 JP6743764B2 JP2017108487A JP2017108487A JP6743764B2 JP 6743764 B2 JP6743764 B2 JP 6743764B2 JP 2017108487 A JP2017108487 A JP 2017108487A JP 2017108487 A JP2017108487 A JP 2017108487A JP 6743764 B2 JP6743764 B2 JP 6743764B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibacterial
- resin
- antifungal agent
- agent
- resin molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明による樹脂成形体は、樹脂と、有機系抗菌防カビ剤と、無機系抗菌剤と、を含む樹脂成形体であって、有機系抗菌防カビ剤は、無機化合物に担持されたものである。これにより、樹脂成形体を製造する加熱成形時において、ガスの発生を抑制でき良好な成形性が得られる。さらに、長期にわたり菌やカビの増殖を抑制することが可能な樹脂成形体が得られる。
図1を用いて、樹脂成形体の表面における菌類及びカビ(真菌)の増殖メカニズムを説明するが、以下の説明はあくまで一つの説であり、本発明は以下の説明に拘束されるものではない。
汚れ付着過程を図1(a)に示す。一般に、樹脂成形体1を水まわりで用いる場合、手洗い、洗顔、入浴等の行為により、人体から排出される皮脂や角質(ケラチンタンパク)などの汚れ成分が、石鹸やボディーソープなどに含まれる界面活性剤と共に水で洗い流される。そして、この汚れ成分が樹脂成形体1の表面に付着する。付着した汚れ成分の大部分は、流水とともに洗い流される。しかし、図1(a)に示すように、汚れ成分の一部は、汚れ成分を含んだ汚水として樹脂成形体1の表面に残存(残水)し、樹脂成形体1の表面に汚れ2が付着する。
菌の増殖過程を図1(b)および(c)に示す。樹脂成形体1の表面に付着した汚れ2や残水を栄養源として、樹脂成形体1の表面に菌類3が増殖する(図1(b))。水まわりに存在する菌類3として、増殖とともに細胞外多糖(EPS)を排出しながら増殖するものがある。例えば、Mycrobacterium.sp,、Methylobacterium.sp.、Pseudomonas.sp.などである。上記EPSを主体にした成分はバイオフィルムと呼ばれる。菌類3の増殖に伴い、樹脂成形体1の表面にバイオフィルム4が形成される(図1(c))。バイオフィルム4は、菌類3の外からの刺激(流水、酸、アルカリ、熱など)に対する防御機構として作用する。また、バイオフィルム4はヌメリとも呼ばれ、樹脂成形体1の表面の粘性が高まる。これにより、樹脂成形体1の表面に汚れ2の付着や菌類3およびカビ5の成長が促進されると考えられる。
カビ5の増殖過程を図1(d)および(e)に示す。カビ5の増殖は一般に菌類3よりも遅いため、通常の水まわり環境下では、菌類3の増殖とそれに伴うバイオフィルム4の生成後にカビ5の増殖が進むと考えられる。カビ胞子は、樹脂成形体1の表面やバイオフィルム4の表面に付着した後、樹脂成形体1の表面に付着した汚れ2を栄養に成長する。一部のカビは成長に伴い発色する。具体的なカビとして、例えば、Cladosporium sp.などが挙げられる。
本発明において、樹脂は、主成分として樹脂成形体に含まれている。ここで、主成分とは、樹脂成形体において、50質量%以上含むことが好ましく、さらに好ましくは60質量%以上である。これにより、良好な成形性と外観を得ることが可能となる。
本発明において、有機系抗菌防カビ剤とは、防菌防黴剤辞典−原体編−(日本防菌防黴学会誌,1998,Vol.26)に記載されている、細菌および真菌に対してMIC(最小発育阻止濃度)を有している有機系薬剤を意味する。
抗菌防カビ剤の溶出速度V(g/cm2/h)=樹脂成形体から溶出した抗菌防カビ剤の濃度M(g/ml)×溶媒量L(ml)/(樹脂成形体の面積S(cm2)/溶出時間T(h))
本発明において、抗菌剤は、防菌防黴剤辞典−原体編−(日本防菌防黴学会誌,1998,Vol.26)に記載されている、少なくとも細菌に対してMIC(最小発育阻止濃度)を有している無機系薬剤を意味する。
抗菌防カビ剤の表面濃度N(g/cm2)=抗菌防カビ剤の溶出速度V(g/cm2/h)×溶出時間T(h))
本発明において、樹脂成形体は、シリコーン化合物を含むことが可能である。これにより、樹脂成形体表面の撥水性を向上させることができ、残水や汚れの付着を防止することが可能となる。
本発明において、シリコーン化合物として、反応性シリコーンを用いることが可能である。反応性シリコーンとしては、分子鎖の片末端をジメチルビニルシロキサン基、アクリロイル基、メタクリロイル基から選択される一種で封鎖したシリコーン樹脂を用いることができる。具体的には、片末端変性アクリルシリコーン、片末端変性メタクリルシリコーンなどが挙げられる。
本発明において、樹脂成形体は、シリコーン化合物として、非反応性シリコーンオイルを含むことが可能である。非反応性シリコーンオイルは、一般式R3SiO−(R2SiO)n―SiR3(ここで、Rは同一または異なっていてもよいアルキル基、好ましくはC1−6アルキル基を表す)で表される化合物であることが好ましい。
本発明の樹脂成形体は、水まわり部材として用いることが可能である。樹脂成形体を所望の構造に加工し、水まわり部材とすることができる。水まわり部材とは、水まわりで用いられる部材であり、水まわりとしては、トイレ、洗面所、浴室、キッチンが挙げられる。
本発明において、樹脂成形体を作製する製造方法は、下記の方法を用いることが可能であるが、これに限定されるものではない。
抗菌防カビ剤A:チアゾリン系抗菌防カビ剤であるOIT(2‐n‐オクチル‐4‐イソチアゾリン‐3‐オン)をタルクに1:9の割合で担持させたもの
抗菌防カビ剤B:ピリジン系抗菌防カビ剤であるZPT(ジンクピリチオン)をゼオライトに1:4の割合で担持させたもの
抗菌剤A:銀系抗菌剤(銀イオンをガラスに担持させたものであり、銀イオンを0.48質量%含むもの)
抗菌剤B:亜鉛系抗菌剤(酸化亜鉛)
反応性シリコーン:PPグラフトシリコーン
非反応性シリコーンオイル:ジメチルシリコーン
表1に示す量のポリアセタール樹脂を200℃に加熱溶融した。これに、表1に示す量の抗菌防カビ剤Aと、抗菌防カビ剤Bと、抗菌剤A とをコンパウンドし、ペレットを作製した。この作製したペレットを200℃で射出成形し、プレートを作製した。
表1に示す量のタルクとポリプロピレン樹脂とを180℃に加熱溶融した。これに、表1に示す量の抗菌防カビ剤Aと抗菌防カビ剤Bと抗菌剤Aと反応性シリコーンと、非反応性シリコーンオイルとをコンパウンドし、ペレットを作製した。この作製したペレットを200℃で射出成形し、プレートを作製した。
表1に示す量のポリプロピレン樹脂を180℃にて加熱溶融した。これに表1に示す量の抗菌防カビ剤Aと、抗菌防カビ剤Bと、抗菌剤Aと、反応性シリコーンと、非反応性シリコーンオイルをコンパウンドしペレットを作製した。この作製したペレットを、200℃にて射出成形し、プレートを作製した。
ポリプロピレン樹脂1000gを180℃に加熱溶融した。これに、抗菌防カビ剤A600gと、抗菌防カビ剤B200gと、抗菌剤A120gを添加し、混合した。その後、ペレット状のマスターバッチを作製した。次に、表1に示すような割合となるように、マスターバッチとポリプロピレン樹脂と反応性シリコーンと非反応性シリコーンオイルと充填剤としてガラスファイバーとをタンブラーミキサーで混合後、射出成形機により200℃で成形し、プレートを作製した。
表1に示す量のポリエチレン樹脂を180℃に加熱溶融した。これに、表1に示す量の抗菌防カビ剤Aと抗菌防カビ剤Bと抗菌剤Aをコンパウンドし、ペレットを作製した。この作製したペレットを200℃で射出成形し、プレートを作製した。
表1に示す量のタルクとポリプロピレン樹脂とを180℃に加熱溶融した。これに、表1に示す量の抗菌防カビ剤Aと抗菌防カビ剤Bと抗菌剤Aと反応性シリコーンと、非反応性シリコーンオイルとをコンパウンドし、ペレットを作製した。この作製したペレットを200℃で射出成形し、プレートを作製した。
表1に示す量のタルクとポリプロピレン樹脂とを180℃に加熱溶融した。これに、表1に示す量の抗菌防カビ剤Aと抗菌防カビ剤Bと抗菌剤Aとをコンパウンドし、ペレットを作製した。この作製したペレットを200℃で射出成形し、プレートを作製した。
表1または2に示す量のポリプロピレン樹脂を180℃にて加熱溶融した。これに表1または2に示す量の抗菌防カビ剤Aと、抗菌防カビ剤Bと、抗菌剤Aとをコンパウンドしペレットを作製した。この作製したペレットを、200℃にて射出成形し、プレートを作製した。
表2に示す量のポリプロピレン樹脂を180℃に加熱溶融し作製したペレットを、200℃で射出成形しプレートを作製した。
表2に示す量のポリプロピレン樹脂を180℃にて加熱溶融した。これに表2に示す量の抗菌防カビ剤Bをコンパウンドしペレットを作製した。この作製したペレットを、200℃にて射出成形しプレートを作製した。
表2に示すポリプロピレン樹脂を180℃にて加熱溶融した。これに表2に示す量の抗菌剤Aをコンパウンドしペレットを作製した。この作製したペレットを、200℃にて射出成形し、プレートを作製した。
表2に示す量のタルクとポリプロピレン樹脂とを180℃に加熱溶融した。これに、表2に示す量の抗菌防カビ剤Aと、抗菌防カビ剤Bと、反応性シリコーンと、非反応性シリコーンとをコンパウンドし、ペレットを作製した。この作製したペレットを200℃で射出成形し、プレートを作製した。
表2に示す量のポリプロピレン樹脂を180℃にて加熱溶融した。これに表2に示す量の抗菌防カビ剤Cをコンパウンドしペレットを作製した。この作製したペレットを、200℃にて射出成形し、プレートを作製した。
試験に用いるプレート、備品、試薬はすべて滅菌済みのものを使用した。
耐久性を評価するために、作製したプレートを90℃で19時間超純水に浸漬することにより劣化させた劣化プレート(プレートB)を作製した。このプレートBと、何も処理をしていない初期プレート(プレートA)について、下記の全ての試験を行った。なお、下記の試験方法の説明において、「プレート」とは、「プレートA」および「プレートB」を指す。
比較例1のプレートAを用いて、バイオフィルムの厚みと、バイオフィルム上に付着する胞子数の関係について、考察した。
一般家庭の洗面所の排水口から採取したCladosporium sp. の元株から、白金耳を用いて、ポテトデキストロース寒天培地の斜面培地に植次ぎ、7日間培養した。培養したスラントに0.005%のノニオン系界面活性剤を10ml添加した。さらに、スポイトを用いてスラントに空気を吹き込むことによって胞子を懸濁させ、1×106cfu/mL濃度の胞子懸濁液を調整した。この時、血球計算板を用いて、胞子が規定濃度になっていることを確認した。
調整した胞子懸濁液と、精製水を用いて5分の1濃度に希釈したツァペック-ドッグス液体培地を1:1で混合し、試験菌液とした。
水まわりで生成するバイオフィルムを想定し、水まわりで生成するバイオフィルムの粘性に近い3%キサンタンガム水溶液を用いた。
50mm角に切断したプレート上に特定の厚さの擬似バイオフィルムを乗せ、スパチュラを用いて均一に塗り広げた。その後、試験菌液200μLをプレートの全面計16滴となるように滴下した。なお、擬似バイオフィルムは、0.2mm、0.4mm、0.8mmおよび1.0mmの厚さのものを用いた。
培養後、30〜300個の集落が現れた希釈系列のシャーレの集落数を測定した。なお、シャーレの集落数は目視で数えることにより求めた。測定結果から、プレート上に繁殖した真菌数を下記式により算出した。結果を図2に示す。
真菌数(cfu/cm2)=シャーレの集落数×5ml/16cm2
菌液の調整
35℃で約16時間培養したMicrobacterium sp,と、1/500NB(NB:普通ブイヨン培地)とを菌濃度が1.25×108cfu/mLになるように混合し、菌液を調製した。
JIS Z 2801(2010)抗菌加工製品−抗菌性試験方法・抗菌効果に基づき試験を行った。90%エタノールで清浄化した2.5×2.5cm2のプレートに、培養液を50μL滴下した。これにポリエチレンフィルム1.5×1.5cm2を被せてシャーレに入れ、温度35±1℃、相対湿度90%以上で24時間培養した。培養後、ストマッカー袋内に入れ、SCDLP培地10mLを加えて十分にもみ、試験菌を洗い出した。この洗い出し液を生理食塩水で適宜希釈した。希釈液1mLをSMA(標準寒天培地)にて培養し、プレート上の生菌数(NA)を求めた。
R=log(NB/NA)
下記の評価基準にて評価した。
2以上:A
1以上:B
1未満:C
培養液の調製
精製水を用いて10分の1に希釈したツァペック-ドッグス培地と、洗面所から採取し、単離して16時間培養したMicrobacterium sp,、Methylobacterium.sp.およびPseudomonas.sp.とを菌液濃度がそれぞれ約1.0×104cfu/mLになるように混合し、培養液を調製した。
フローセルの内壁に、2.3×2.3cm2のプレートを貼り付けた。このフローセルに、ポンプを用いて培養液を流速0.9ml/Lで通水し、30℃で2日間もしくは3日間放置して、プレート上にバイオフィルムを形成させた。
プレート上に形成したバイオフィルムの厚みを、レーザー顕微鏡で測定した。得られた厚みについて、下記の評価基準を用いて評価した。結果を表2に示す。
・35μm未満:A
・45μm未満:B
・45μm以上:C
胞子懸濁液の調整
Aspergillus niger (NBRC105649)、Penicillium pinophilum (NBRC33285)、Paecilomycesvariotii (NBRC33284)、Trichoderma virens (NBRC6355)、Chaetomium globosum (NBRC6347) を用いて、上述と同様の方法により、胞子懸濁液を調整した。
JIS 2911プラスチック製品の試験方法Bに基づいて試験を実施した。φ90のシャーレ内にグルコース/無機塩寒天培地を添加し、常温で静置することで、培地を固化させた。培地上にプレートを貼付し、胞子懸濁液を噴霧した。シャーレを湿度99%に調整したバット内に入れ、29±1℃のインキュベーターで28℃4週間培養した。
1週間ごとにプレート上のカビの生育状態を顕微鏡及び目視で判定し、4週間後の判定結果を最終判定結果とした。結果を表2に示す。
・以下をAとした
0:肉眼及び顕微鏡下でカビの生育は認められない
1:かびの生育は肉眼では認められないが、顕微鏡下では認められる
・以下をBとした
2:かびの生育はプレート面積の25%以内
・以下をCとした
3:カビの生育はプレート面積の25〜50%
・以下をDとした
4:カビの生育はプレート面積の50〜100%
5:菌糸の発育は激しく、試料全体を覆っている
培養液の調製
ツァペック-ドッグス培地と、洗面所から採取し、単離して16時間培養したMicrobacterium sp,、Methylobacterium.sp.およびPseudomonas.sp.とを菌液濃度がそれぞれ約3.0×104cfu/mLになるように混合し、培養液を調製した。
プラスチック製チューブに、1.1×2.3cm2のプレートを入れた。このチューブに培養液を入れ、プレート全体が培養液に浸かった状態にし、振とう速度120r/minで30℃で3週間振とうして、プレート上にバイオフィルムを形成させた。
プレートを精製水で洗浄した後、室温放置して乾燥させた。これを0.2%クリスタルバイオレット溶液に30分浸漬し、プレート上に形成したバイオフィルムを染色した。このプレートを精製水で洗浄した後、室温放置して乾燥させた。1mLの99%エタノールでもみ洗いした後、5000rpmで1分間遠心し、上澄みと沈殿に分離した。上澄みのエタノールを、分光光度計を用いて波長590nmの吸収を測定した。得られた値について、下記の評価基準を用いて評価した。結果を表2に示す。
・0.09以下:A
・0.09より大きく0.1未満:B
・0.1以上:C
2:汚れ
3:菌類
4:バイオフィルム
5:カビ
Claims (6)
- 樹脂と、
有機系抗菌防カビ剤と、
無機系抗菌剤と、を含む樹脂成形体であって、
前記有機系抗菌防カビ剤は、無機化合物に担持された2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン(OIT)および無機化合物に担持されたジンクピリチオン(ZPT)であり、
前記有機系抗菌防カビ剤は、前記樹脂成形体において、1質量%以上10質量%以下含まれてなり、
前記無機系抗菌剤は、銀イオンが無機化合物に担持されてなる銀系抗菌剤であり、
前記銀系抗菌剤は、前記樹脂成形体において、0.1質量%以上10質量%以下含まれてなり、
トイレ、洗面所、浴室、またはキッチンのいずれかで用いられることを特徴とする、樹脂成形体。 - 前記樹脂は、熱可塑性樹脂である、請求項1に記載の樹脂成形体。
- 前記無機化合物は、ゼオライト、ガラス、タルク、シリカゲル、ケイ酸塩、マイカ、およびセピオライトからなる群から選ばれる一種以上である、請求項1または2に記載の樹脂成形体。
- 前記OITを担持してなる前記無機化合物がタルクである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂成形体。
- 前記ZPTを担持してなる前記無機化合物がゼオライトである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の樹脂成形体。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の樹脂成形体により構成された、水まわり部材。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017003373 | 2017-01-12 | ||
JP2017003373 | 2017-01-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018111794A JP2018111794A (ja) | 2018-07-19 |
JP6743764B2 true JP6743764B2 (ja) | 2020-08-19 |
Family
ID=62911854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017108487A Active JP6743764B2 (ja) | 2017-01-12 | 2017-05-31 | 樹脂成形体および水まわり部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6743764B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020015718A (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-30 | Toto株式会社 | 水まわり部材 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020114939A1 (en) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | Clariant International Ltd | Antimicrobial polymer composition for shelf-life extension |
JP6894654B1 (ja) * | 2020-12-10 | 2021-06-30 | 株式会社Tbm | 抗菌性印刷用シート及び抗菌性印刷用シートの製造方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08295768A (ja) * | 1995-04-24 | 1996-11-12 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 抗菌性樹脂組成物 |
JPH08310903A (ja) * | 1995-05-19 | 1996-11-26 | Toppan Printing Co Ltd | 抗菌性樹脂組成物 |
JP3778226B2 (ja) * | 1997-02-20 | 2006-05-24 | 富士ケミカル株式会社 | 抗菌・防かび性モノフィラメント及びその製造方法 |
JP2000281941A (ja) * | 1999-03-30 | 2000-10-10 | Bridgestone Corp | ゲルコート組成物 |
JP2002338410A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-11-27 | Daiwa Kagaku Kogyo Kk | 抗菌防カビ組成物 |
JP4640753B2 (ja) * | 2003-12-08 | 2011-03-02 | 株式会社Adeka | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
JP2006052205A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-23 | Idemitsu Technofine Co Ltd | 抗菌性組成物、抗菌性樹脂成形体、抗菌性組成物含有溶液、洗浄剤、畳表および畳 |
JP6590687B2 (ja) * | 2015-12-24 | 2019-10-16 | 平岡織染株式会社 | テント構造物膜材用樹脂組成物 |
-
2017
- 2017-05-31 JP JP2017108487A patent/JP6743764B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020015718A (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-30 | Toto株式会社 | 水まわり部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018111794A (ja) | 2018-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6743764B2 (ja) | 樹脂成形体および水まわり部材 | |
CN101802159B (zh) | 抗微生物组合物 | |
AU2002216292B2 (en) | Anti-microbial composition | |
JP6784230B2 (ja) | 樹脂成形体および水まわり部材 | |
ZA200207599B (en) | Process of disinfecting a hard-surface with a composition comprising cinnamon oil and/or an active thereof. | |
EP1869150B2 (en) | Perfume compositions | |
US20060225195A1 (en) | Antibacterial and antifungal material | |
NO311911B1 (no) | Overflatedesinfeksjons- og rengjöringsmiddel | |
US11172796B2 (en) | Bleach delivery system and method for toilet biofilm disinfection | |
JP2004137241A (ja) | 抗菌・防黴・防藻性組成物 | |
JP2018111683A (ja) | 樹脂成形体および水まわり部材 | |
JP2004339102A (ja) | 抗菌・防黴・防藻性組成物 | |
AU2006222708A1 (en) | Method for disinfecting or sanitizing a surface | |
JP6638742B2 (ja) | 樹脂成形体および水まわり部材 | |
JP2002154907A (ja) | 排水口用防虫除菌剤 | |
CN108384181B (zh) | 树脂成型体及用水场所部件 | |
JP2020015718A (ja) | 水まわり部材 | |
PL90232B1 (en) | Composition for sanitizing of surfaces[us4082852a] | |
CN104010512B (zh) | 杀微生物组合物 | |
JP2020007482A (ja) | 樹脂成形体および水まわり部材 | |
JP2020007483A (ja) | 樹脂成形体および水まわり部材 | |
JP7139654B2 (ja) | 水まわり装置 | |
JP7342462B2 (ja) | 浴室の天井部材または壁部材 | |
JP2023550769A (ja) | 殺生物剤 | |
JP7114922B2 (ja) | バイオフィルム生成抑制用組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190531 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20190531 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20190605 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190917 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200107 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200414 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200630 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200713 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6743764 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |