JP6743625B2 - 波長変換装置、光源装置、およびプロジェクター - Google Patents
波長変換装置、光源装置、およびプロジェクター Download PDFInfo
- Publication number
- JP6743625B2 JP6743625B2 JP2016190773A JP2016190773A JP6743625B2 JP 6743625 B2 JP6743625 B2 JP 6743625B2 JP 2016190773 A JP2016190773 A JP 2016190773A JP 2016190773 A JP2016190773 A JP 2016190773A JP 6743625 B2 JP6743625 B2 JP 6743625B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wavelength conversion
- opening
- light
- conversion device
- phosphor layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B21/00—Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
- G03B21/14—Details
- G03B21/20—Lamp housings
- G03B21/2006—Lamp housings characterised by the light source
- G03B21/2033—LED or laser light sources
- G03B21/204—LED or laser light sources using secondary light emission, e.g. luminescence or fluorescence
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B21/00—Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
- G03B21/14—Details
- G03B21/16—Cooling; Preventing overheating
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/74—Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B33/00—Colour photography, other than mere exposure or projection of a colour film
- G03B33/10—Simultaneous recording or projection
- G03B33/12—Simultaneous recording or projection using beam-splitting or beam-combining systems, e.g. dichroic mirrors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
しかしながら、特許文献1に記載の光源装置では、蛍光発光部にヒートシンクが設けられているとはいうものの、励起光が照射されることによって発熱する蛍光体層の熱を充分に放熱することが難しいと考えられる。放熱が不十分で蛍光体層の発熱が顕著になると、発光効率が低下する現象(温度消光)が生じるため、高輝度の光を射出することが難しいことや、温度上昇による蛍光体層等の劣化によって長期信頼性が低下するという課題がある。
また、波長変換層に塵埃が付着すると、励起光によってこの塵埃が炭化して励起光をより吸収することにより、さらに温度上昇の要因となるが、本構成の波長変換装置は、基材および透光部材によって波長変換層の表面に塵埃が付着することが抑制されるので、この温度上昇の要因を減少させることが可能となる。
したがって、輝度の低下を抑制しつつ、信頼性に優れた波長変換装置の提供が可能となる。また、波長変換層として内部に蛍光体を有する蛍光体層を用いれば、蛍光体の温度上昇に伴って発光効率が低下する現象(温度消光)が抑制されるので、高輝度の光を発する波長変換装置の提供が可能となる。
[プロジェクターの主な構成]
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の主な構成を示す模式図である。
プロジェクター1は、図1に示すように、外装筐体2、および外装筐体2内に収納された制御部(図示省略)、光学ユニット3、および冷却装置4を備える。なお、図示は省略するが、プロジェクター1は、電子部品に電力を供給する電源装置を備えている。
照明装置31は、後で詳細に説明するが、光軸31Axを中心とする白色光WLを射出する。
リレーレンズ326,327は、ダイクロイックミラー322の光路後段側に配置され、青色光LBの光路長が赤色光LRや緑色光LGの光路長よりも長くなることによる青色光LBの光損失を補償する機能を有している。
平行化レンズ33は、各色光用にそれぞれ設けられ、入射する色光を平行化する。
投写光学装置36は、鏡筒および複数のレンズ(いずれも図示省略)を備え、色合成光学装置35にて合成された画像光を投写面SCに投写する。これにより、投写面SC上には、拡大されたカラー画像が表示される。
図2は、照明装置31の構成を示す模式図である。
照明装置31は、図2に示すように、光源21、コリメーター光学系22、アフォーカル光学系23、ホモジナイザ光学系24、光学素子25、位相差板26、ピックアップ光学系27、波長変換素子51、ヒートシンク52、およびインテグレーター光学系29を備えている。
コリメーター光学系22は、例えば、各半導体レーザー21aに個別に対応して配置された複数のコリメーターレンズ22aを備え、光源21から射出された青色光BLを平行化する。
ホモジナイザ光学系24は、例えば、一対のマルチレンズアレイ24a,24bを備え、アフォーカル光学系23から射出された、青色光BLの光強度分布を均一な状態に変換する。
ピックアップ光学系27は、例えば、位相差板26側から順に配置された第1レンズ27a、第2レンズ27b、および第3レンズ27cを備え、位相差板26から射出された青色光BLC(励起光)を波長変換素子51の後述する蛍光体層51Pに向かって集光させる。
蛍光体は、ピックアップ光学系27によって集光された青色光BLS(励起光)により励起され、非偏光光である蛍光(緑色光および赤色光を含む黄色光YL、例えば、500〜700nmの波長域にピーク波長を有する光)を発する。このように、蛍光体層51Pは、励起光で励起されることによって、励起光の波長帯とは異なる波長帯の光を発する。
また、蛍光体層51Pの第1面6aと対向する面と第1面6aとの間には、反射膜が設けられ、入射する青色光BLC(励起光)の一部を反射するように形成されている。すなわち、波長変換素子51からは、青色光BLC(励起光)により励起された黄色光YL、および青色光BLCが発せられる。
第2レンズアレイ29bは、第1レンズアレイ29aと同様に、マトリクス状に配列された複数の小レンズを有し、各小レンズにより分割された複数の部分光束を、重畳レンズ29dとともに各光変調装置34の画像形成領域に重畳させる。
偏光変換素子29cは、第2レンズアレイ29bと重畳レンズ29dとの間に配置され、入射される複数の部分光束の偏光方向を揃える。
ここで、波長変換装置5について詳細に説明する。
波長変換装置5は、前述したように、波長変換素子51、ヒートシンク52、および第3レンズ27cを備えている。
図3は、波長変換装置5の構成を模式的に示す断面図である。図4は、波長変換素子51を模式的に示す平面図であり、第3レンズ27c側から見た図である。
図4に示すように、波長変換素子51の基材6は、平面視矩形状に形成されている。蛍光体層51Pは、平面視矩形状に形成され、基材6の中央部に配置されている。また、蛍光体層51Pは、矩形状の一辺が、矩形状の基材6の一辺と同じ方向を向くように形成されている。また、本実施形態の蛍光体層51Pは、一辺の大きさが例えば、1mm〜2mmで形成されているが、この数値に限定されるものではない。
第1部材61および第2部材62は、熱伝導率が高い金属(例えば、銅や銀)や、セラミックス等で形成されている。
そして、基材6には、4つの端面それぞれに開口部(流入口6i)が設けられ、各開口部621とこれらの流入口6iとがそれぞれ連通されている。流入口6iは、送風ファン41から送風された空気が流入する開口部である。開口部621は、空気が流出する第1開口部に相当し、流入口6iから流入した空気が流出する。このように、流路6Faは、各開口部621と波長変換装置5の外部とを連通させる。
蛍光体層51Pから発せられる蛍光は、概略98%が蛍光体層51Pの中心(光軸31Ax)に対して約80°内に発散する発散光である。そこで、本実施形態の第3レンズ27cにおいては、対向面271の凹面形状がこの約80°内の発散光が入射するように形成されている。また、対向面271には、AR(Anti Reflect)コート膜等の反射防止の処理が施されている。これらによって、蛍光体層51Pから発せられた光は、効率よく第3レンズ27cに入射することとなる。
送風ファン41から送風された空気は、図示しないダクト部材に導かれ、図4に示すように、各流入口6iから各流路6Faに流入する。各流路6Faを流通した空気は、図3に示すように、各開口部621から流出する。
第3レンズ27cに向かった空気は、対向面271に衝突して方向が変更され、蛍光体層51P側に向かう。対向面271が蛍光体層51Pとは反対側に凹む凹面に形成されているので、対向面271に衝突した空気は、蛍光体層51Pの表面と平行となる方向への分散が抑制され、この方向より蛍光体層51P側に傾斜した方向に向かう。さらに、各開口部621から流出する空気の一部は、互いに衝突するので、蛍光体層51Pに向かって集中的に流れる。
そして、蛍光体層51Pを冷却した空気は、第1面6aと第3レンズ27cとの間から波長変換装置5の外部に流れ、図示しない排気装置によって、外装筐体2の外部に排出される。
このように、送風ファン41から空気は、効率よく蛍光体層51Pに向かって流れ、蛍光体層51Pおよび基材6を冷却すると共に、蛍光体層51Pの表面への塵埃の付着を防止する。
(1)波長変換装置5は、外部から流入した空気が効率よく蛍光体層51Pに向かって流れるように構成されている。これによって、励起光に励起されることによって発熱する蛍光体層51Pおよび基材6が効率よく冷却され、温度上昇が抑制される波長変換装置5の提供が可能となる。
また、蛍光体層51Pの表面に塵埃が付着することが抑制されるので、塵埃の炭化に伴う温度上昇の要因を減少させることが可能となる。
したがって、輝度の低下を抑制しつつ、信頼性に優れた波長変換装置5の提供が可能となる。また、蛍光体の温度消光が抑制されるので、高輝度の光を発する波長変換装置5の提供が可能となる。
以下、第2実施形態に係る波長変換装置7について、図面を参照して説明する。以下の説明では、第1実施形態と同様の構成要素には、同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
図5は、本実施形態の波長変換装置7の構成を模式的に示す断面図である。
本実施形態の波長変換装置7は、図5に示すように、第1実施形態の波長変換素子51とは異なる波長変換素子71を備え、第1実施形態の波長変換装置5(図3参照)が備えていない環状部材9を備えている。
基材8は、第1実施形態の基材6と同様に、第1面8aとは反対側を形成するとともに、第1面8aに蛍光体層51Pを保持する第1部材81、および第3レンズ27c側となる第1面8aを有し、第1部材81に対して蛍光体層51P側に設けられる板状の第2部材82を備えている。
図6は、本実施形態の波長変換素子71を模式的に示す平面図である。
開口部821は、図6に示すように、矩形状の蛍光体層51Pの4つの辺のうちの1辺の外側に設けられている。開口部822は、蛍光体層51Pの開口部821とは反対側に設けられている。
流入口8iは、送風ファン41から送風された空気が流入する開口部である。開口部821は、空気が流出する第1開口部に相当し、流入口8iから流入した空気が流出する。開口部822は、空気が流入する第2開口部に相当し、第1面8aと第3レンズ27cとの間の空気が流入する。流出口8eは、開口部822から流入した空気が流出する開口部である。このように、流路8Faは、開口部821と波長変換装置5の外部とを連通させる。また、流路8Fbは、開口部822と波長変換装置5の外部とを連通させる。
送風ファン41から送風された空気は、図示しないダクト部材に導かれ、図5、図6に示すように、流入口8iから流路8Faに流入する。また、詳細な説明は省略するが、流路8Faに流入する空気は、塵埃が含まれないように構成されている。
開口部821から流出した空気は、殆どが第3レンズ27cに向かい、一部が蛍光体層51Pに向かう。
第3レンズ27cに向かった空気は、対向面271に衝突して方向が変更され、蛍光体層51P側に向かう。対向面271が蛍光体層51Pとは反対側に凹む凹面に形成されているので、対向面271に衝突した空気は、蛍光体層51Pの表面と平行となる方向への分散が抑制され、この方向より蛍光体層51P側に傾斜した方向に向かう。
このように、波長変換装置7は、外部の空気が流入する流路8Faに加え、内部から外部に空気が流出する流路8Fbを有し、密閉構造を有して構成されている。
基材8と第3レンズ27cとの間における領域7Tが、開口部821,822を除いて密閉されている。また、開口部821(第1開口部)から流出する空気に塵埃が含まれないように構成されている。これによって、蛍光体層51Pの冷却が可能になると共に、波長変換装置7の外部から領域7Tへの塵埃の侵入を抑制することが可能となる。よって、蛍光体層51Pへのさらなる塵埃付着の抑制、すなわち、塵埃の炭化に伴う温度上昇がさらに抑制される波長変換装置7の提供が可能となる。
前記実施形態の波長変換装置5,7は、蛍光体層51Pに対向して配置された透光部材としてメニスカスレンズで構成された第3レンズ27cが用いられているが、メニスカスレンズ以外のレンズであってもよい。また、蛍光体層51Pに対向する対向面が、凹面以外の面で形成されたレンズであってもよい。
また、透光部材としてレンズ以外の部材、例えば、対向面が平坦に形成された板状の部材等を用いる構成であってもよい。
第1実施形態では、空気が流出する第1開口部としての開口部621が4つ設けられているが、4つ以外の数の第1開口部を備える構成であってもよい。
また、第1実施形態では、蛍光体層51Pの1つの辺に対応して1つの第1開口部(開口部621)が設けられているが、蛍光体層51Pの1つの辺に対応して複数の第1開口部が配置される構成であってもよい。
波長変換素子400は、図7に示すように、基材410を備え、蛍光体層51Pを保持する第1面410aには、蛍光体層51Pを介して両側にそれぞれ2つの開口部421が設けられている。開口部421は、空気が流出する第1開口部に相当する。そして、基材410には、各開口部421と本波長変換装置の外部とを連通させる流路410Faが形成されている。そして、流路410Faに流入された空気は、各開口部421から流出し、第1実施形態と同様に、蛍光体層51Pを冷却する。
第1実施形態では、開口部621と流入口6iとが1対1、すなわち、第1開口部(開口部621)と流入口6iとが同数で形成されているが、開口部621と流入口6iとの数が異なる構成であってもよい。すなわち、第1開口部と波長変換装置の外部とを連通させる流路が分岐する構成であってもよい。
波長変換素子100は、図8に示すように、基材110を備え、蛍光体層51Pを保持する第1面110aには、蛍光体層51Pを介して両側に第1開口部としての開口部111が設けられている。そして、2つの開口部111と本波長変換装置の外部とを連通させる流路110Faは、空気の流入口110iが基材110の一端に設けられている。そして、流路110Faは、流入口110iから蛍光体層51Pに向かって延出した後、互いに離間するように2つに分岐し、それぞれが2つの開口部111まで延出している。
このような構成であっても、1つの流入口110iから流入した空気で2つの開口部111から空気を流出させ、第1実施形態と同様に、蛍光体層51Pを冷却することが可能となる。
第2実施形態では、第1開口部(開口部821)および第2開口部(開口部822)がそれぞれ1つ設けられているが、第1開口部や第2開口部が複数設けられる構成であってもよい。
また、第1開口部および第2開口部を備えた波長変換装置において、密閉構造(第2実施形態における環状部材9)を備えない態様であってもよい。
前記実施形態では、蛍光体層51Pが第1部材61,81に配置されるように構成されているが、蛍光体層51Pが第2部材に配置されるように構成してもよい。すなわち、蛍光体層51Pを配置可能な部位、およびこの部位から離間する位置に開口部を有する第2部材を構成してもよい。
前記実施形態の基材6,8は、2つの部材(第1部材61,81と第2部材62,82と)を備え、この2つの部材が積層されることで流路を有する基材6,8が形成されるように構成されているが、一体の部材からの加工で、流路を形成するような態様であってもよい。
前記実施形態の波長変換装置5,7は、基材6,8とは別体のヒートシンク52を備えているが、放熱性が高まるような形状を有する基材を構成し、この基材とは別体のヒートシンクを備えない波長変換装置を構成してもよい。
第2実施形態では、冷却装置4の送風ファン41によって、流入口8iに空気が送風されるように構成されているが、この送風ファン41に替え、流出口8eから空気を吸入するファンを備える冷却装置を構成してもよい。この構成においても、流入口8iから空気を流入させ、第2実施形態で説明したと同様の空気の流れで領域7T内に空気を流通させ、流出口8eから空気を流出させることが可能となる。
前記実施形態の基材6,8は、平面視矩形状に限らず多角形状や円形状であってもよい。
前記実施形態のプロジェクター1は、光変調装置34として透過型の液晶パネルを用いているが、反射型の液晶パネルを用いたものであってもよい。また、光変調装置としてマイクロミラー型の光変調装置、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)等を利用したものであってもよい。
前記実施形態の光変調装置34は、3つの光変調装置34R,34G,34Bを用いるいわゆる3板方式を採用しているが、これに限らず、単板方式を採用してもよく、あるいは、2つまたは4つ以上の光変調装置を備えるプロジェクターにも適用できる。
なお、前記実施形態において、流路6Fa、8Fa、8Fb等を流れる冷媒としての空気は、空気以外の気体であってもよい。
Claims (8)
- 励起光に励起されることによって、前記励起光の波長帯とは異なる波長帯の光を発する波長変換層を有する波長変換装置であって、
第1面を有し、当該第1面において前記波長変換層を保持する基材と、
前記基材の第1面と前記波長変換層とを接合する接合部材と、
前記波長変換層に対向して配置された透光部材と、
を備え、
前記第1面には、前記波長変換層と併設され、空気が流出または流入する開口部が設けられ、
前記基材には、前記開口部と当該波長変換装置の外部とを連通させる流路が設けられ、
前記透光部材は、前記波長変換層および前記開口部に対向する対向面を有していることを特徴とする波長変換装置。 - 請求項1に記載の波長変換装置であって、
前記透光部材は、前記対向面が凹面に形成されたレンズであることを特徴とする波長変換装置。 - 請求項1または請求項2に記載の波長変換装置であって、
前記開口部は、空気が流出する第1開口部を有し、
前記第1開口部は、前記波長変換層を介して両側に設けられていることを特徴とする波長変換装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の波長変換装置であって、
前記開口部は、空気が流入する第2開口部を有していることを特徴とする波長変換装置。 - 請求項4に記載の波長変換装置であって、
前記第1面と前記透光部材との間に配置され、前記第1開口部、前記第2開口部、および前記波長変換層を囲む環状部材を備え、
前記環状部材は、前記第1面および前記透光部材に密接していることを特徴とする波長変換装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の波長変換装置であって、
前記基材は、
前記第1面を有し、前記第1面において前記波長変換層を保持する第1部材と、
前記第1面を有し、前記第1部材に対して前記波長変換層側に設けられる第2部材と、
を備え、
前記第1部材は、前記第2部材が前記第1部材に設けられることにより、前記流路を形成する凹部が形成され、
前記第2部材は、前記第1部材に設けられることにより、前記開口部を形成することを特徴とする波長変換装置。 - 励起光を射出する光源と、
前記励起光が入射する請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の波長変換装置と、
を備えることを特徴とする光源装置。 - 請求項7に記載の光源装置と、
前記光源装置から射出された光を画像情報に応じて変調して画像光を生成する光変調装置と、
前記画像光を投写する投写光学装置と、
前記波長変換装置に空気を送風する送風装置と、
を備えることを特徴とするプロジェクター。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016190773A JP6743625B2 (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 波長変換装置、光源装置、およびプロジェクター |
US16/337,833 US10866497B2 (en) | 2016-09-29 | 2017-09-20 | Wavelength conversion device, light source device, and projector |
CN201780059577.1A CN109791348B (zh) | 2016-09-29 | 2017-09-20 | 波长转换装置、光源装置以及投影仪 |
PCT/JP2017/033811 WO2018061897A1 (ja) | 2016-09-29 | 2017-09-20 | 波長変換装置、光源装置、およびプロジェクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016190773A JP6743625B2 (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 波長変換装置、光源装置、およびプロジェクター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018054876A JP2018054876A (ja) | 2018-04-05 |
JP6743625B2 true JP6743625B2 (ja) | 2020-08-19 |
Family
ID=61760619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016190773A Active JP6743625B2 (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 波長変換装置、光源装置、およびプロジェクター |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10866497B2 (ja) |
JP (1) | JP6743625B2 (ja) |
CN (1) | CN109791348B (ja) |
WO (1) | WO2018061897A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI712848B (zh) * | 2018-09-21 | 2020-12-11 | 揚明光學股份有限公司 | 固定式波長轉換裝置及應用其之投影機 |
JP2021120728A (ja) | 2020-01-31 | 2021-08-19 | カシオ計算機株式会社 | 蛍光発光装置、光源装置及び投影装置 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4559361B2 (ja) * | 2003-05-30 | 2010-10-06 | パナソニック株式会社 | 投写型表示装置 |
JP3753137B2 (ja) * | 2003-09-04 | 2006-03-08 | セイコーエプソン株式会社 | 光源装置、及びプロジェクタ |
US7482636B2 (en) * | 2003-10-15 | 2009-01-27 | Nichia Corporation | Light emitting device |
US7304418B2 (en) * | 2003-10-24 | 2007-12-04 | Seiko Epson Corporation | Light source apparatus with light-emitting chip which generates light and heat |
US7309145B2 (en) * | 2004-01-13 | 2007-12-18 | Seiko Epson Corporation | Light source apparatus and projection display apparatus |
JP2007305842A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Seiko Epson Corp | 熱交換器、光源装置及びプロジェクタ |
JP2010020049A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Seiko Epson Corp | 冷却器、冷却装置、光源装置及びプロジェクタ |
JP5618120B2 (ja) * | 2009-03-16 | 2014-11-05 | カシオ計算機株式会社 | 発光装置及び光源装置並びにこの光源装置を用いたプロジェクタ |
WO2013042193A1 (ja) * | 2011-09-20 | 2013-03-28 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 光源装置及び投写型表示装置 |
JP2014123014A (ja) | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Casio Comput Co Ltd | 光源装置、プロジェクタ |
JP6233687B2 (ja) * | 2013-08-12 | 2017-11-22 | 株式会社リコー | 光源装置及びこれを備えた画像投射装置 |
JP6308577B2 (ja) * | 2013-11-15 | 2018-04-11 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 光源装置及びそれを備えた投写型表示装置と光源装置の冷却方法 |
CN107577110A (zh) * | 2013-12-11 | 2018-01-12 | Nec显示器解决方案株式会社 | 冷却系统、照明光学系统、投影式显示设备,和冷却方法 |
JP6369037B2 (ja) * | 2014-02-04 | 2018-08-08 | セイコーエプソン株式会社 | 光源装置、プロジェクター |
CN203838465U (zh) * | 2014-02-15 | 2014-09-17 | 谷静一 | 一种投影机 |
JP6507548B2 (ja) * | 2014-09-26 | 2019-05-08 | セイコーエプソン株式会社 | 波長変換素子、光源装置、プロジェクター |
CN104614926A (zh) * | 2014-10-28 | 2015-05-13 | 扬州吉新光电有限公司 | 一种具有降温结构基板的波长转换装置和发光装置 |
CN106154702B (zh) * | 2015-03-30 | 2018-12-18 | 中强光电股份有限公司 | 转轮及具有转轮的投影装置 |
JP2017116629A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | セイコーエプソン株式会社 | 波長変換装置、照明装置及びプロジェクター |
-
2016
- 2016-09-29 JP JP2016190773A patent/JP6743625B2/ja active Active
-
2017
- 2017-09-20 CN CN201780059577.1A patent/CN109791348B/zh active Active
- 2017-09-20 US US16/337,833 patent/US10866497B2/en active Active
- 2017-09-20 WO PCT/JP2017/033811 patent/WO2018061897A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN109791348A (zh) | 2019-05-21 |
US10866497B2 (en) | 2020-12-15 |
WO2018061897A1 (ja) | 2018-04-05 |
CN109791348B (zh) | 2021-06-01 |
JP2018054876A (ja) | 2018-04-05 |
US20190339600A1 (en) | 2019-11-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9860493B2 (en) | Illumination device and projector | |
US9249949B2 (en) | Lighting device and projection-type display device using the same including a color-combining prism | |
KR101486491B1 (ko) | 광원 장치 및 프로젝터 | |
JP5445379B2 (ja) | プロジェクター | |
US10067414B2 (en) | Wavelength conversion element, light source apparatus, and projector | |
US10416542B2 (en) | Light source device, light source unit, and projector | |
US9423680B2 (en) | Light source apparatus that irradiates a phosphor layer with excitation light and projector | |
US9933693B2 (en) | Optical device, light source device, and projector | |
JP6836132B2 (ja) | 光学装置、光源装置、およびプロジェクター | |
US10890835B2 (en) | Light conversion device, light source apparatus, and projection display apparatus with improved cooling efficiency | |
JP6613664B2 (ja) | 波長変換装置、照明装置及びプロジェクター | |
CN110036339B (zh) | 光源装置以及投影仪 | |
US9817303B2 (en) | Light source device, illumination device and projector | |
US10705416B2 (en) | Wavelength conversion element, light source apparatus, and projector | |
WO2015155917A1 (ja) | 光源装置、及び画像表示装置 | |
JP6394076B2 (ja) | 光源装置、およびプロジェクター | |
JP6743625B2 (ja) | 波長変換装置、光源装置、およびプロジェクター | |
JP2008181776A (ja) | 光源装置及びプロジェクタ | |
JP2017151213A (ja) | 光学装置、照明装置及びプロジェクター | |
WO2016147578A1 (ja) | プロジェクター |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20180907 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181120 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200421 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200528 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200630 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200713 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6743625 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |