JP6743521B2 - 球体研磨装置及び球体研磨方法 - Google Patents

球体研磨装置及び球体研磨方法 Download PDF

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Description

本発明は、球体研磨装置及び球体研磨方法に関するものである。
特許文献1には、一対の盤体で球体を挟圧し、盤体を回転させて球体を研磨する球体研磨装置が記載されている。この球体研磨装置は、荷重及び時間の管理により球体研磨を行うようになっている。特許文献2には、対向する固定盤と回転盤とを備え、固定盤の環状溝と回転盤の環状溝との間に球体を配置し、回転盤を回転することにより球体を研磨する球体研磨装置が記載されている。この球体研磨装置は、変位センサにより回転盤の軸方向変位を計測して、研磨量を管理している。
特開昭63−34062号公報 特開2015−77657号公報
特許文献1においては、荷重及び時間管理しており、球体に関する事象を直接管理していないので、球径が所望値にならないおそれがあった。また、特許文献2においては、変位センサは、回転盤に直接接触することにより、回転盤の軸方向変位を計測している。しかし、回転盤付近に変位センサを設置することは容易ではない。
本発明は、高精度な球径を得ると共に、変位センサの設置が容易となる球体研磨装置及び球体研磨方法を提供することを目的とする。
(1.球体研磨装置)
球体研磨装置は、一方の面に中心軸線回りに環状に形成される第一研磨溝を有する第一研磨盤と、前記第一研磨溝に対向する面に前記中心軸線回りに環状に形成される第二研磨溝を有し、前記第一研磨盤の中心軸線と同軸上に設けられ、前記第一研磨盤に対して前記中心軸線回りに相対的に回転可能に設けられ、且つ、軸方向移動可能に設けられる第二研磨盤と、前記第二研磨盤を軸方向移動させるために軸方向力を発生する駆動装置と、前記第二研磨盤を支持する部材であり、前記駆動装置と前記第二研磨盤との間に介在し、前記駆動装置による軸方向力によって前記中心軸線方向に弾性変形する移動本体と、前記移動本体を計測対象とし、前記移動本体の軸方向変位を計測する変位センサと、前記第一研磨盤に対する前記第二研磨盤の軸方向移動によって前記第一研磨盤及び前記第二研磨盤の間で発生する荷重を計測する荷重センサと、前記第一研磨盤及び前記第二研磨盤を相対的に回転及び軸方向移動させて、前記第一研磨溝及び前記第二研磨溝により球体を研磨する制御装置と、を備える。
(1.球体研磨装置)
そして、前記制御装置は、前記第二研磨盤を軸方向移動させる際に、前記荷重センサで計測する前記第一研磨盤及び前記第二研磨盤の間で発生する荷重がステップ状に変化する荷重となるように、且つ、各ステップにおいて一定荷重となるように制御し、前記変位センサで計測する前記移動本体の変位が所定値に達したら前記第二研磨盤の軸方向移動を停止する。
(2.球体研磨方法)
また、上記球体研磨装置を用いた球体研磨方法は、前記第一研磨溝と前記第二研磨溝との間に研磨対象である前記球体を配置する配置工程と、前記第一研磨盤及び前記第二研磨盤を相対的に回転させつつ、前記第二研磨盤を軸方向移動させる際に、前記荷重センサで計測する前記第一研磨盤及び前記第二研磨盤の間で発生する荷重がステップ状に変化する荷重となるように、且つ、各ステップにおいて一定荷重となるように制御して、前記第一研磨溝及び前記第二研磨溝により前記球体を研磨し、前記変位センサで計測する前記移動本体の変位が所定値に達したら前記第二研磨盤の軸方向移動を停止する研磨工程と、を備える。
(3.球体研磨装置及び方法による効果)
上述した球体研磨装置及び方法によれば、変位センサは、移動本体の軸方向変位を計測することとした。ここで、移動本体は、第二研磨盤を支持する。従って、変位センサは、第二研磨盤から離れた位置に設置できるので、変位センサの配置自由度が高くなる。
さらに、変位センサは、第二研磨盤そのものの軸方向変位を計測するのではなく、第二研磨盤を支持する移動本体の軸方向変位を計測する。ここで、移動本体は、駆動装置による軸方向力によって中心軸線方向に弾性変形する部材である。そして、球体を研磨しているときには、移動本体には、軸方向力が付与された状態となる。そのため、球体研磨中には、移動本体は弾性変形している。つまり、変位センサが第二研磨盤とは異なる部材である移動本体の軸方向変位を計測する場合に、変位センサによる計測値は、移動本体の弾性変形の影響を受ける。
しかし、制御装置は、第二研磨盤を軸方向移動させる際に、移動本体の弾性変形量を一定とするために荷重センサによる計測荷重が一定荷重となるように制御している。そのため、変位センサによる計測値は、移動本体の弾性変形量は一定とされているため、移動本体の弾性変形の影響を受けないようにできる。従って、変位センサは、高精度に第二研磨盤の軸方向変位を計測できる。その結果、高精度な所定の球径を有する球体を得ることができる。
本実施形態の球体研磨装置の構成を示す図である。 球体研磨装置の制御装置のブロック構成を示す図である。 球体研磨装置による研磨加工動作を説明するためのフローチャートである。 第一研磨盤と第二研磨盤とに挟持される研磨加工前の球体の状態を示す断面図である。 第二本体部(第二研磨盤)の移動変位と球体の研磨量との関係を示す図である。 第一研磨盤と第二研磨盤の回転速度を示す図である。
(1.球体研磨装置の構成)
本実施形態の球体研磨装置について図1を参照して説明する。この球体研磨装置1は、例えば、鋼球、セラミックス球等の球体2の表面を研磨する装置である。球体研磨装置1は、固定部材として基台11、固定部材としてコラム12、第一移動体13、第二移動体14、駆動装置として上下駆動機構15、変位センサ16、荷重センサ17及び制御装置18(図2に示す)を備える。
基台11は、床面に設置され、中央に上下方向への貫通孔11aを備える。コラム12は、基台11の上面に固定される。コラム12の側面には、上下方向に延びるガイドレール12a,12bが設けられる。
第一移動体13は、基台11の上面及び貫通孔11aに配置される。第一移動体13は、第一本体部21、第一研磨盤支持体22、第一研磨盤23、第一静圧軸受24及び第一モータ25を備える。
第一本体部21は、中央孔21aを有する円盤状に形成される。第一本体部21は、中央孔21aが基台11の貫通孔11aと同軸上に位置するように、基台11の上面に固定される。中央孔21aの中心軸線は、L1であり、鉛直軸方向に一致する。
第一研磨盤支持体22は、第一本体部21に対して、中心軸線L1の回りに回転可能に設けられる。第一研磨盤支持体22は、第一本体部21の中央孔21aを貫通する軸部22a、第一本体部21の上面及び下面に対向する円盤状のフランジ部22b,22cを備える。
第一研磨盤23は、第一研磨盤支持体22の上側のフランジ部22bの上面に一体的に固定される。つまり、第一研磨盤23は、第一本体部21に対して中心軸線L1の回りに回転可能に設けられる。第一研磨盤23は、環状に形成される。さらに、第一研磨盤23は、一方の面(上面)に中心軸線L1の回りに環状に形成される第一研磨溝23aを有する。第一研磨溝23aの断面形状は、円弧凹状に形成される。第一研磨溝23aは、研磨対象である球体2を研磨する。
第一静圧軸受24は、第一本体部21に保持され、第一研磨盤23に一体的に固定される第一研磨盤支持体22を、第一本体部21に対してラジアル方向及びスラスト方向に支持する。詳細には、第一静圧軸受24は、第一本体部21の中央孔21aに保持され、軸部22aの外周面に対して流体圧により支持するラジアル軸受24aを備える。さらに、第一静圧軸受24は、第一本体部21の上面及び下面に保持され、フランジ部22b,22cに対して流体圧により支持するスラスト軸受24b,24cを備える。
第一静圧軸受24に供給される流体は、共通の流体供給源から供給され、ラジアル軸受24a、スラスト軸受24b,24cに分岐される。第一静圧軸受24は、さらにオリフィス絞り24d(図2に示す)を備える。オリフィス絞り24dは、ラジアル軸受24a、スラスト軸受24b,24cのそれぞれに設けられる。ここで、第一静圧軸受24を構成するオリフィス絞り24dの位置は可変であるため、流体圧は可変とされる。第一モータ25は、第一本体部21又は基台11に支持され、第一研磨盤支持体22を回転駆動する。
第二移動体14は、コラム12に対して上下方向に移動可能に配置される。第二移動体14は、移動本体として第二本体部31、第二研磨盤支持体32、第二研磨盤33、第二静圧軸受34及び第二モータ35を備える。
第二本体部31は、円筒状に形成され、下円盤部及び上円盤部には中央孔31a,31bを有する。第二本体部31の中央孔31a,31bの中心軸線は、L2であり、第一本体部21の中央孔21aの中心軸線L1に一致する。第二本体部31の円筒部は、コラム12の側面のガイドレール12a,12bに摺動可能に設けられる。つまり、第二本体部31は、コラム12に対して上下方向に移動可能である。
第二研磨盤支持体32は、第二本体部31に対して、中心軸線L2の回りに回転可能に設けられる。第二研磨盤支持体32は、第二本体部31の下円盤部の中央孔31aを貫通する軸部32a、第二本体部31の下円盤部の下面及び上面に対向する円盤状のフランジ部32b,32cを備える。
第二研磨盤33は、第二研磨盤支持体32の下側のフランジ部32bの下面に一体的に固定される。つまり、第二研磨盤33は、第二本体部31に対して中心軸線L2の回りに回転可能に設けられる。第二研磨盤33は、環状に形成される。さらに、第二研磨盤33は、一方の面(下面)に中心軸線L2の回りに環状に形成される第二研磨溝33aを有する。第二研磨溝33aの断面形状は、円弧凹状に形成される。第二研磨溝33aは、研磨対象である球体2を研磨する。
第二研磨盤33の第二研磨溝33a側の面は、第一研磨盤23の第一研磨溝23a側の面に対向する。第二研磨溝33aの環状径は、第一研磨溝23aの環状径と同径に形成される。さらに、第二研磨溝33aの断面円弧径は、第一研磨溝23aの断面円弧径と同径に形成される。
第二静圧軸受34は、第二本体部31の下円盤部に保持され、第二研磨盤33に一体的に固定される第二研磨盤支持体32を、第二本体部31に対してラジアル方向及びスラスト方向に支持する。詳細には、第二静圧軸受34は、第二本体部31の下円盤部の中央孔31aに保持され、軸部32aの外周面に対して流体圧により支持するラジアル軸受34aを備える。さらに、第二静圧軸受34は、第二本体部31の下円盤部の上面及び下面に保持され、フランジ部32b,32cに対して流体圧により支持するスラスト軸受34b,34cを備える。
第二静圧軸受34に供給される流体は、共通の流体供給源から供給され、ラジアル軸受34a、スラスト軸受34b,34cに分岐される。第二静圧軸受34は、さらにオリフィス絞り34d(図2に示す)を備える。オリフィス絞り34dは、ラジアル軸受34a、スラスト軸受34b,34cのそれぞれに設けられる。ここで、第二静圧軸受34を構成するオリフィス絞り34dの位置は可変であるため、流体圧は可変とされる。また、第二静圧軸受34に流体を供給する流体供給源は、第一静圧軸受24に流体を供給する流体供給源と共通して設けられる。第二モータ35は、第二本体部31に支持され、第二研磨盤支持体32を回転駆動する。
上下駆動機構15は、コラム12に対して第二本体部31を上下移動させる。上下駆動機構15は、コラム12の上端に固定されるモータ41と、モータ41の出力軸に連結されるボールねじ42と、ボールねじ42に螺合する第二本体部31の上円盤部の中央孔31bに固定されるボールねじナット43とを備える。
変位センサ16は、例えばセパレート型の光学式のリニアスケールであり、発光素子16aと、図略の受光デバイスを有するスケール16b等とを備える。本実施形態では、発光素子16aは、第二本体部31に取り付けられ、スケール16bは、発光素子16aからの光を受光デバイスで受光可能にコラム12又は基台11に取り付けられる。
なお、発光素子16aをコラム12又は基台11に取り付け、スケール16bを第二本体部31に取り付けてもよい。この変位センサ16は、計測対象として上下駆動機構15による第二本体部31の上下移動時の軸方向変位、すなわち第二研磨盤33の軸方向変位を計測する。なお、変位センサ16は、磁気式のリニアスケールでもよい。
荷重センサ17は、例えばロードセルであり、第一本体部21と基台11の間に配置される。この荷重センサ17は、第一研磨盤23と第二研磨盤33との間で発生する荷重、すなわち球体2に掛ける荷重を計測する。
(2.制御装置の構成)
図2に示すように、制御装置18は、変位演算部51と、記憶部52と、加工停止部53と、モータ制御部54と、流体圧調整部55を備える。
変位演算部51は、変位センサ16及び荷重センサ17と接続され、荷重センサ17での計測荷重が所定値になったとき、変位センサ16での計測を開始して第二本体部31(第二研磨盤33)の上下移動時の軸方向変位を演算する。
記憶部52には、予め求めた第二本体部31(第二研磨盤33)の上下移動時の軸方向変位と球体2の研磨量との相関関係が研磨量データとして記憶されている。図4に示すように、第一研磨盤23と第二研磨盤33とに挟持されている球体2は、研磨加工前は球径Dが大きく、研磨加工が進むに従って球径Dは小さくなる。
すなわち、球体2の研磨加工前の球径Dを研磨加工後に狙いとする球径dにするには、(D−d)の研磨量を研磨加工すればよい。そこで、第二本体部31(第二研磨盤33)の上下移動時の移動変位と球体2の研磨量との相関関係を、図5に示すような研磨量データとして予め求めておくことにより、球体2の研磨量を所定値、すなわち球体2の球径を所定値にすることができる。
加工停止部53は、記憶部52から研磨量データを読み出し、変位演算部51で求めた第二本体部31(第二研磨盤33)の上下移動時の軸方向変位が設定値、すなわち狙いとする球体2の研磨量(球径)に対応する軸方向変位に達したとき、球体2の研磨加工を停止する。
モータ制御部54は、各モータ25,35,41を制御する。つまり、モータ制御部54が第一モータ25を回転駆動することにより、第一研磨盤23が回転する。また、モータ制御部54が第二モータ35を回転駆動することにより、第二研磨盤33が回転する。また、モータ制御部54がモータ41を回転駆動することにより、第二本体部31が上下動する。
また、モータ制御部54は、研磨加工中において荷重センサ17からの計測荷重に基づいて、モータ41を回転駆動して第二本体部31を下降させる。また、モータ制御部54は、加工停止部53からの研磨加工中止指令を入力したら、各モータ25,35,41の回転駆動を停止し、モータ41を回転駆動して第二本体部31を上昇する。
流体圧調整部55は、各オリフィス絞り24d,34dの絞り量を調整する。流体圧調整部55が第一オリフィス絞り24dの位置を移動させることにより、第一静圧軸受24の剛性が変化する。また、流体圧調整部55が第二オリフィス絞り34dの位置を移動させることにより、第二静圧軸受34の剛性が変化する。
第一オリフィス絞り24dは、ラジアル軸受24a、スラスト軸受24b,24cの流体圧全てを同時に調整する。つまり、第一オリフィス絞り24dが調整されることで、ラジアル軸受24aによる剛性、及び、スラスト軸受24b,24cによる剛性が調整される。同時に、第一静圧軸受24によるモーメント剛性が調整される。
また、第二オリフィス絞り34dは、ラジアル軸受34a、スラスト軸受34b,34cの流体圧全てを同時に調整する。つまり、第二オリフィス絞り34dが調整されることで、ラジアル軸受34aによる剛性、及び、スラスト軸受34b,34cによる剛性が調整される。同時に、第二静圧軸受34によるモーメント剛性が調整される。
なお、第一オリフィス絞り24dをラジアル軸受24a、スラスト軸受24b,24cのそれぞれに設けることで、ラジアル軸受24a、スラスト軸受24b,24cのそれぞれの流体圧を独立して調整することも可能である。また、第二オリフィス絞り34dについても同様である。
また、第一,第二オリフィス絞り24d,34dの位置を可変とすることにより、第一,第二静圧軸受24,34の流体圧を可変とした。この他に、流体圧調整部55は、第一,第二静圧軸受24,34への流体供給源による供給される流体圧を調整することもできる。
(3.球体研磨装置の基本構成による効果)
変位センサ16は、第二研磨盤33を支持する第二本体部31の軸方向変位を計測するので、変位センサ16は、第二研磨盤33から離れた位置に設置できる。よって、変位センサ16の配置自由度が高くなる。
また、球体研磨装置1による球体研磨中において、球体2に掛ける荷重を一定にしておかないと、研磨加工が進むに従って第二本体部31等の各部材の変形度合が変わり、変位センサ16による計測変位の変動が発生することになる。そこで、本実施形態の球体研磨装置1は、基台11に取り付けた荷重センサ17で球体2に掛かる荷重を計測し、球体研磨中においては球体2に掛かる荷重を一定にして変位センサ16による計測変位の変動を抑制している。
さらに、第二本体部31は、第二研磨盤33の回転によっては回転しないので、第二研磨盤33の回転による振れが発生しても変位センサ16による計測変位の変動は殆ど発生しない。従って、変位センサ16は、高精度に移動本体31の軸方向変位を計測できる。その結果、高精度な所定の球径を有する球体2を得ることができる。
(4.球体研磨装置を用いる球体の研磨方法)
次に、球体研磨装置1を用いる球体の研磨方法について、図3を参照して説明する。先ず、制御装置18は、研磨加工が可能な状態に準備する(図3のステップS1)。具体的には、制御装置18の流体圧調整部55は、第一、第二静圧軸受24,34の流体圧が球体2の研磨を行うときに使用する流体圧となるように、オリフィス絞り24d,34dを設定しておく。制御装置18のモータ制御部54は、モータ41を駆動して、第二移動体14を上方へ移動させておく。
この状態で、作業者は、研磨素材である複数の球体2を、第一研磨盤23の第一研磨溝23aに配置する。研磨素材である複数の球体2については、作業者が予め各球2の球径を測定して平均球径を求めておく。そして、モータ制御部54は、モータ41を駆動して、第二移動体14を下方へ移動させて、第二研磨盤33の第二研磨溝33aが球体2に接触する状態とする。以上により球体2の研磨が可能な状態になる。
続いて、制御装置18は、研磨加工を開始する(図3のステップS2)。具体的には、モータ制御部54は、荷重センサ17で計測した計測荷重が所定値になるまでモータ41を低速で駆動して、第二移動体14を下方へ徐々に移動させる。そして、モータ制御部54は、荷重センサ17で計測した計測荷重が所定値に達したら、第一モータ25及び第二モータ35を制御して、第一研磨盤23の回転及び第二研磨盤33の回転を制御する。
このときの第一、第二研磨盤23,33の回転速度N1,N2について、図6を参照して説明する。図6において、回転速度が正の場合を一方方向の回転とした場合に、回転速度が負の場合を他方方向の回転とする。第一研磨盤23の回転速度N1及び第二研磨盤33の回転速度N2は、式(1)の関係を有する。つまり、第一研磨盤23の回転方向と第二研磨盤33の回転方向とは、逆方向となる。
Figure 0006743521
さらに、第一研磨盤23の回転速度N1及び第二研磨盤33の回転速度N2は、一定値に制御される。そして、第一研磨盤23の回転速度N1の絶対値|N1|と第二研磨盤33の回転速度N2の絶対値|N2|は、式(2)示すように、同一である。
Figure 0006743521
そして、制御装置18の変位演算部51は、荷重センサ17で計測した計測荷重が所定値に達したときを変位計測開始位置とし、変位センサ16で計測した第二本体部31(第二研磨盤33)の軸方向変位を入力する(図3のステップS3)。変位演算部51は、入力した計測変位に基づいて、第二本体部31(第二研磨盤33)の変位計測開始位置からの軸方向変位を演算する(図3のステップS4)。
変位演算部51は、記憶部52から研磨量データを読み出し、第二本体部31(第二研磨盤33)の変位計測開始位置からの軸方向変位が所定値、すなわち狙いとする球体2の研磨量に対応する第二本体部31(第二研磨盤33)の軸方向変位に達したか否かを判断する(図3のステップS5)。そして、変位演算部51は、第二本体部31(第二研磨盤33)の変位計測開始位置からの軸方向変位が所定値に達していないときは、ステップS3に戻って上述の処理を繰り返し、第二本体部31(第二研磨盤33)の変位計測開始位置からの軸方向変位が所定値に達したときは、制御装置18の加工停止部53に所定変位到達信号を送出する。
加工停止部53は、変位演算部51からの所定変位到達信号により、研磨停止指令をモータ制御部54及び流体圧調整部55に送出する。モータ制御部54は、第一モータ25及び第二モータ35を駆動停止して、第一研磨盤23の回転及び第二研磨盤33の回転を停止するとともに、モータ41を駆動停止して第二本体部31(第二研磨盤33)の下方への移動を停止する。
モータ制御部54は、モータ41を先ほどとは逆回転で駆動して第二本体部31(第二研磨盤33)を上方へ移動させた後にモータ41を駆動停止する。そして、流体圧調整部55は、第一、第二静圧軸受24,34の流体圧の設定を解除し、研磨加工を完了して(図3のステップS6)、全ての処理を終了する。以上により、高精度な球径(平均径)を有する球体2を得ることができる。
(5.その他)
上述の実施形態では、変位センサ16で第二本体部31(第二研磨盤33)の軸方向変位を計測する構成としたが、モータ41の回転角をエンコーダで検出し、検出したモータ41の回転角に基づいて第二本体部31(第二研磨盤33)の軸方向変位を計測するように構成してもよい。
また、荷重センサ17で計測する第一研磨盤23と第二研磨盤33との間の荷重は、研磨加工中は一定となるように制御したが、第二本体部31(第二研磨盤33)の軸方向変位基準、すなわち球体2の研磨量基準で第一研磨盤23と第二研磨盤33との間の荷重をステップ状に変化させるように制御してもよい。例えば、荒研磨加工、中仕上げ研磨加工、仕上げ研磨加工の順に研磨加工を行う場合は、この順に第一研磨盤23と第二研磨盤33との間の荷重をステップ状に低減させる制御を行う。
(6.実施形態の効果)
本実施形態の球体研磨装置1は、一方の面に中心軸線L1回りに環状に形成される第一研磨溝23aを有する第一研磨盤23と、第一研磨溝23aに対向する面に中心軸線L2回りに環状に形成される第二研磨溝33aを有し、第一研磨盤23の中心軸線L1と同軸上に設けられ、第一研磨盤23に対して中心軸線L2回りに相対的に回転可能に設けられ、且つ、軸方向移動可能に設けられる第二研磨盤33と、第二研磨盤33を軸方向移動させるために軸方向力を発生する駆動装置15と、第二研磨盤33を支持する部材であり、駆動装置15と第二研磨盤33との間に介在し、駆動装置15による軸方向力によって中心軸線L2方向に弾性変形する移動本体(第二本体部31)と、移動本体(第二本体部31)を計測対象とし、移動本体(第二本体部31)の軸方向変位を計測する変位センサ16と、第一研磨盤23に対する第二研磨盤33の軸方向移動によって第一研磨盤23及び第二研磨盤33の間で発生する荷重を計測する荷重センサ17と、第一研磨盤23及び第二研磨盤33を相対的に回転及び軸方向移動させて、第一研磨溝23a及び第二研磨溝33aにより球体2を研磨する制御装置18と、を備える。
そして、制御装置18は、第二研磨盤33を軸方向移動させる際に移動本体(第二本体部31)の弾性変形量を一定とするために荷重センサ17による計測荷重が一定荷重となるように制御し、変位センサ16による計測変位に基づいて第二研磨盤33の軸方向移動を制御する。
変位センサ16は、移動本体(第二本体部31)の軸方向変位を計測することとした。ここで、移動本体(第二本体部31)は、第二研磨盤33を支持する。従って、変位センサ16は、第二研磨盤33から離れた位置に設置できるので、変位センサ16の配置自由度が高くなる。
さらに、変位センサ16は、第二研磨盤33そのものの軸方向変位を計測するのではなく、第二研磨盤33を支持する移動本体(第二本体部31)の軸方向変位を計測する。ここで、移動本体(第二本体部31)は、駆動装置15による軸方向力によって中心軸線L2方向に弾性変形する部材である。そして、球体2を研磨しているときには、移動本体(第二本体部31)には、軸方向力が付与された状態となる。そのため、球体研磨中には、移動本体(第二本体部31)は弾性変形している。つまり、変位センサ16が第二研磨盤33とは異なる部材である移動本体(第二本体部31)の軸方向変位を計測する場合に、変位センサ16による計測値は、移動本体(第二本体部31)の弾性変形の影響を受ける。
しかし、制御装置18は、第二研磨盤33を軸方向移動させる際に、移動本体(第二本体部31)の弾性変形量を一定とするために荷重センサ17による計測荷重が一定荷重となるように制御している。そのため、変位センサ16による計測値は、移動本体(第二本体部31)の弾性変形量は一定とされているため、移動本体(第二本体部31)の弾性変形の影響を受けないようにできる。従って、変位センサ16は、高精度に第二研磨盤33の軸方向変位を計測できる。その結果、高精度な所定の球径を有する球体2を得ることができる。
また、移動本体(第二本体部31)は、第二研磨盤33を回転可能に支持し、変位センサ16は、回転しない移動本体(第二本体部31)を計測対象とする。移動本体(第二本体部31)は、第二研磨盤33の回転によっては回転しないので、第二研磨盤33の回転による振れが発生しても変位センサ16による計測変位の変動は殆ど発生しない。従って、変位センサ16は、高精度に移動本体(第二本体部31)の軸方向変位を計測できる。その結果、高精度な所定の球径を有する球体2を得ることができる。
また、球体研磨装置1は、移動本体(第二本体部31)を中心軸線L2方向に移動可能に支持する固定部材(基台11又はコラム12)を備え、変位センサ16は、固定部材(基台11又はコラム12)又は移動本体(第二本体部31)に設けられ、固定部材(基台11又はコラム12)と移動本体(第二本体部31)との相対的な軸方向変位を計測する。変位センサ16が固定部材(基台11又はコラム12)又は移動本体(第二本体部31)に設けられるため、変位センサ16の設置が容易となる。また、固定部材(基台11又はコラム12)と移動本体(第二本体部31)の相対的な軸方向変位を計測するため、変位センサ16による計測が安定する。
また、中心軸線L1,L2は、鉛直方向に平行である。仮に、中心軸線L1,L2が水平方向に平行である場合には、移動本体(第二本体部31)及び第二研磨盤33は、固定部材(基台11又はコラム12)に対して、水平方向に移動する。そのため、移動本体(第二本体部31)は、梁のたわみのように弾性変形する。梁において、梁の固定位置と梁が受ける荷重位置との関係によって、梁のたわみ量が変化する。梁が受ける荷重とは、外部荷重のみならず、自重も含む。そのため、移動本体(第二本体部31)が、移動本体(第二本体部31)の自重による荷重、及び、第二研磨盤33の自重による荷重によって、移動本体(第二本体部31)が梁のたわみのように弾性変形すると、固定部材(基台11又はコラム12)に対する移動本体(第二本体部31)の位置によって弾性変形量が変化するおそれがある。
一方、中心軸線L1,L2が鉛直方向に変更とすることで、移動本体(第二本体部31)及び第二研磨盤33は、固定部材(基台11又はコラム12)に対して、鉛直方向に移動する。そのため、移動本体(第二本体部31)は、主として座屈するような弾性変形となる。この場合、移動本体(第二本体部31)は、上記のような梁のたわみのような弾性変形は生じない。従って、固定部材(基台11又はコラム12)に対する移動本体(第二本体部31)の位置によって、移動本体(第二本体部31)の弾性変形量が変化することもない。結果として、変位センサ16は、研磨量に相当する移動本体(第二本体部31)の変位を計測できる。
また、上記球体研磨装置1を用いた球体研磨方法は、第一研磨溝23aと第二研磨溝33aとの間に研磨対象である球体2を配置する配置工程と、第二研磨盤33を軸方向移動させる際に移動本体(第二本体部31)の弾性変形量を一定とするために荷重センサ17による計測荷重が一定荷重となるように制御し、変位センサ16による計測変位に基づいて第二研磨盤33の軸方向移動を制御しつつ、第一研磨盤23及び第二研磨盤33を相対的に回転させて、第一研磨溝23a及び第二研磨溝33aにより球体2を研磨する研磨工程と、を備える。これにより、上述の球体研磨装置1で得られる効果と同様の効果が得られる。
1:球体研磨装置、 2:球体、 11:基台、 16:変位センサ、 17:荷重センサ、 18:制御装置、 21:第一本体部、 23:第一研磨盤、 23a:第一研磨溝、 31:第二本体部 33:第二研磨盤、 33a:第二研磨溝、 51:変位演算部、 52:記憶部、 53:加工停止部

Claims (5)

  1. 一方の面に中心軸線回りに環状に形成される第一研磨溝を有する第一研磨盤と、
    前記第一研磨溝に対向する面に前記中心軸線回りに環状に形成される第二研磨溝を有し、前記第一研磨盤の中心軸線と同軸上に設けられ、前記第一研磨盤に対して前記中心軸線回りに相対的に回転可能に設けられ、且つ、軸方向移動可能に設けられる第二研磨盤と、
    前記第二研磨盤を軸方向移動させるために軸方向力を発生する駆動装置と、
    前記第二研磨盤を支持する部材であり、前記駆動装置と前記第二研磨盤との間に介在し、前記駆動装置による軸方向力によって前記中心軸線方向に弾性変形する移動本体と、
    前記移動本体を計測対象とし、前記移動本体の軸方向変位を計測する変位センサと、
    前記第一研磨盤に対する前記第二研磨盤の軸方向移動によって前記第一研磨盤及び前記第二研磨盤の間で発生する荷重を計測する荷重センサと、
    前記第一研磨盤及び前記第二研磨盤を相対的に回転及び軸方向移動させて、前記第一研磨溝及び前記第二研磨溝により球体を研磨する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記第二研磨盤を軸方向移動させる際に、前記荷重センサで計測する前記第一研磨盤及び前記第二研磨盤の間で発生する荷重がステップ状に変化する荷重となるように、且つ、各ステップにおいて一定荷重となるように制御し、前記変位センサで計測する前記移動本体の変位が所定値に達したら前記第二研磨盤の軸方向移動を停止する、球体研磨装置。
  2. 前記移動本体は、前記第二研磨盤を回転可能に支持し、
    前記変位センサは、回転しない前記移動本体を前記計測対象とする、請求項1に記載の球体研磨装置。
  3. 前記球体研磨装置は、前記移動本体を前記中心軸線方向に移動可能に支持する固定部材を備え、
    前記変位センサは、前記固定部材又は前記移動本体に設けられ、前記固定部材と前記移動本体との相対的な軸方向変位を計測する、請求項2に記載の球体研磨装置。
  4. 前記中心軸線は、鉛直方向に平行である、請求項3に記載の球体研磨装置。
  5. 球体研磨装置を用いる球体研磨方法であって、
    前記球体研磨装置は、
    一方の面に中心軸線回りに環状に形成される第一研磨溝を有する第一研磨盤と、
    前記第一研磨溝に対向する面に前記中心軸線回りに環状に形成される第二研磨溝を有し、前記第一研磨盤の中心軸線と同軸上に設けられ、前記第一研磨盤に対して前記中心軸線回りに相対的に回転可能に設けられ、且つ、軸方向移動可能に設けられる第二研磨盤と、
    前記第二研磨盤を軸方向移動させるために軸方向力を発生する駆動装置と、
    前記第二研磨盤を支持する部材であり、前記駆動装置と前記第二研磨盤との間に介在し、前記駆動装置による軸方向力によって前記中心軸線方向に弾性変形する移動本体と、
    前記移動本体を計測対象とし、前記移動本体の軸方向変位を計測する変位センサと、
    前記第一研磨盤に対する前記第二研磨盤の軸方向移動によって前記第一研磨盤及び前記第二研磨盤の間で発生する荷重を計測する荷重センサと、
    を備え、
    前記球体研磨方法は、
    前記第一研磨溝と前記第二研磨溝との間に研磨対象である前記球体を配置する配置工程と、
    前記第一研磨盤及び前記第二研磨盤を相対的に回転させつつ、前記第二研磨盤を軸方向移動させる際に、前記荷重センサで計測する前記第一研磨盤及び前記第二研磨盤の間で発生する荷重がステップ状に変化する荷重となるように、且つ、各ステップにおいて一定荷重となるように制御して、前記第一研磨溝及び前記第二研磨溝により前記球体を研磨し、前記変位センサで計測する前記移動本体の変位が所定値に達したら前記第二研磨盤の軸方向移動を停止する研磨工程と、
    を備える、球体研磨方法。
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