JP6742058B2 - ボードスタンド - Google Patents

ボードスタンド Download PDF

Info

Publication number
JP6742058B2
JP6742058B2 JP2016176166A JP2016176166A JP6742058B2 JP 6742058 B2 JP6742058 B2 JP 6742058B2 JP 2016176166 A JP2016176166 A JP 2016176166A JP 2016176166 A JP2016176166 A JP 2016176166A JP 6742058 B2 JP6742058 B2 JP 6742058B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
walls
pair
wall
elastic
bottom wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016176166A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018041005A (ja
Inventor
創平 清水
創平 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
System Communications Inc
Original Assignee
System Communications Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by System Communications Inc filed Critical System Communications Inc
Priority to JP2016176166A priority Critical patent/JP6742058B2/ja
Publication of JP2018041005A publication Critical patent/JP2018041005A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6742058B2 publication Critical patent/JP6742058B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、例えばメニュー板、写真等の板状体を保持するボードスタンドに関する。
例えばレストランのメニュースタンドは、自立可能なスタンド本体に、板状のメニュー板を挿入する溝部を形成してなっている。スタンド本体や溝部の形状については工夫があり、種々提案されているが、可動部分がないか極めて少ないため、意匠出願の対象(特許文献1、2)ではあっても、特許(実用新案登録)出願の対象とはされないのが実情であった。スタンド部分(脚部)を使用状態と収納状態との間で可動とした特許出願(特許文献3)が存在するが、大型であり、小型のテーブルや机の上に置いて使うという使用態様に適用することは困難である。いずれにしても、溝部の形状は支持する板状体の形状に対応して定められており、異なる大きさ、特に異なる厚さの板状体に柔軟に対応することはできなかった。
意匠登録第1343148号公報 意匠登録第1119677号公報 特開2003−322294号公報
本発明は、支持する板状体の形状、特に厚さの変化に柔軟に対応可能な小型のボードスタンドを得ることを目的とする。
本発明は、一対の挟持壁の間に、板状体を支持するボードスタンドであって、上記一対の挟持壁の少なくとも一方は、平板復元性を有する合成樹脂材料からなる一連の弾性壁及び底壁に連なっていて、上記底壁と上記弾性壁、上記弾性壁と上記挟持壁はそれぞれ、平板展開状態の板材を塑性曲折加工によって互いに鋭角をなして谷折りされており、上記弾性壁は、上記一方の挟持壁を他方の挟持壁に向かって押し付けるように弾性変形させられており、上記挟持壁の上記底壁側の端部は、上記一方と他方の挟持壁の間隔が変化する方向に上記底壁にスライド可能に係合していることを特徴としている。
上記一対の挟持壁、底壁及び一対の弾性壁は、一連の板材によって、上記一対の挟持壁を中心に左右対称に形成することができる。
本発明は、別の表現によると、平板復元性を有する合成樹脂材料からなる一連の底壁、該底壁の両側に連なる一対の弾性壁及び該弾性壁の両側に連なる一対の挟持壁を有する平板素材からなること;上記底壁と一対の上記弾性壁、及び一対の上記弾性壁と一対の上記挟持壁はそれぞれ平板展開状態の板材を塑性曲折加工によって互いに鋭角をなすように谷折りされていること;上記一対の弾性壁は、上記一対の挟持壁を互いに接触させる方向の力を生じるように弾性変形させられていること;及び上記一対の挟持壁の上記底壁側の端部には、該底壁とスライド可能に係合するスライド係合部が形成されていること;を特徴としている。
上記底壁は、上記一対の挟持壁側に凸に弾性変形させられていることが好ましい。
本発明によれば、支持する板状体の形状、特に厚さの変化に柔軟に対応可能な小型のボードスタンドを得ることができる。
本発明によるボードスタンドの一実施形態を示す組立状態の斜視図である。 本発明によるボードスタンドを構成する板状体の塑性曲折加工前の展開図である。 図2の板状体に塑性曲折加工を施した後、板材そのものには外力を加えない状態の一形態を示す断面図(端面図)である。
図1ないし図3は、本発明によるボードスタンド10の好ましい実施形態の一つを示している。本実施形態のボードスタンド10は、一連の弾性を有する透明合成樹脂材料(例えばペット樹脂)板を曲折形成してなるもので、図1は組立状態、図2は曲折加工及び組立前の平板状態、図3は曲折後の板材の各平板部が自身の弾性により平板状態に復帰させた一自由状態を示している。「弾性」とは、平板状の板材が曲折されたとき平板(平面)状に戻ろうとする性質(復元力、平板復元性)を言う。本明細書において、「ボード」とは、カード、パネルなど厚さの異なる板状体を総称し、紙類、プラスチック類などの素材、構造を問わない。
ボードスタンド10の平板素材10Pは、図2に示すように、中心の矩形の底壁11と、この底壁11の両側に谷折り線(稜線)11Vを挟んで位置させた一対の弾性壁12と、一対の弾性壁12の外側(底壁11の反対側)に谷折り線(稜線)12Vを挟んで位置させた挟持壁13とを有している。一対の弾性壁12と、一対の挟持壁13はそれぞれ同一形状であり、底壁11にはその左右方向の両端部に、左右方向の幅を中心部に向けて徐々に減じる徐変幅狭部11aが形成されている。一対の弾性壁12は、単純な長方形(矩形)であり、一対の挟持壁13の自由端部には、その左右端部に、底壁11の徐変幅狭部11aに係止されるスライド係合部13aが形成されている。スライド係合部13aは、底壁11の徐変幅狭部11aの端部を受け入れるフック部13bを有している。徐変幅狭部11aは、スライド係合部13aの係合(係止、組立)を容易(可能)にする。
以上の平板素材10Pは、谷折り線11Vと谷折り線12Vにおいて、加熱または手曲げすることにより、谷折りの塑性曲折加工が施され、例えば図3に示される断面形状に加工される。「塑性曲折加工」とは、加工後の自由状態で(外力を加えなくても)、変形状態を維持する曲折態様を言う。図3の右半分は、底壁11、弾性壁12,挟持壁13のいずれにも外力が加わらない(加わる外力が最も小さい)状態の一例であり、底壁11、弾性壁12及び挟持壁13がそれぞれ平板形状(あるいは最も平板に近い形状)をなしている。つまり、底壁11、弾性壁12及び挟持壁13はすべて、自由状態(外力が加わらない状態)では平板に戻ろうとする性質を持っている。このときの底壁11と弾性壁12のなす角度をα、弾性壁12と挟持壁13のなす角度をβとする。なお、図3の左半分は、右半分の自由状態の底壁11、弾性壁12及び挟持壁13によって、自由状態より若干開かれた状態を描いている。
以上の塑性曲折加工が施された平板素材10Pは、弾性壁12と挟持壁13を弾性変形させながら、挟持壁13の左右のスライド係合部13aのフック部13bを、底壁11の徐変幅狭部11aの両端部に係合させ、一対の挟持壁13を対向(接触)させた図1の状態が組立状態である。この組立状態では、一対の弾性壁12はそれぞれの挟持壁13が谷折り線11V(下方曲折縁)から離れる方向に外側に凸に大きく弾性変形させられており、平板状に復帰しようとする力により一対の挟持壁13が垂直状態で互いに接触する。すなわち、上方に凸に大きく弾性変形させられた弾性壁12は、平板状態に戻ろうとし、挟持壁13の下端部は上方に移動しようとする。しかし、挟持壁13のスライド係合部13aは底壁11の徐変幅狭部11aに係合していて上方に移動することはできないため、挟持壁13は全体が底壁11に沿って矢印Xで示すように移動することとなる。挟持壁13は対向する一対が備えられているから、その間隔を挟持壁13の間に挿入される板状体Cの厚さに従って変化させることができる。
また、底壁11は、その徐変幅狭部11aに挟持壁13のフック部13bが係合することで、上側に凸に弾性変形させられる。すなわち、一対のフック部13bの下側エッジ13b1が底壁11(徐変幅狭部11a端部)の下面に弾接する。そして、図1の組立状態における底壁11と弾性壁12のなす角度α’と弾性壁12と挟持壁13のなす角度β’は、これらが自由状態においてなす角度α、βより若干小さくなり(α’<α、β’<β)、この角度が小さくなることで、一対の挟持壁13の接近力が高まる。また、底壁11が平板状に復帰しようとする力もまた、一対の挟持壁13に互いに接近する方向の力を与える。別言すれば、底壁11、弾性壁12及び挟持壁13の寸法は、組立状態において、各要素が以上の作用をするように、定められている。
以上のボードスタンド10は、挟持するボードCの中心平面をSとしたとき、その中心平面Sを中心とする前後対称形状をなしており、中心平面Sを跨いで前後両側に対称に底壁11が延び、底壁11の前後方向の両端部に、谷折り線11Vで上方に鋭角に谷折りに塑性曲折した弾性壁12が位置し、この一対の弾性壁12の上端部に、谷折り線(上方曲折縁)12Vで下方に鋭角に谷折りに塑性曲折した挟持壁13が位置している。
以上のボードスタンド10は、一対の挟持壁13の間に、ボード(例えばメニュー板)Cを挟着し、底壁11の前後端部の谷折り線(下方曲折縁)11Vを載置面(例えばテーブル)に置いた状態で使用することができる。一対の挟持壁13は、スライド係合部13aのフック部13bを底壁11の徐変幅狭部11aの端部に対してスライドさせることにより間隔を変更することができる。このため、ボードCの厚さを選ぶことなく、使用できるという利点がある。以上のボードスタンドの使用態様では、ボードスタンド10の材質は、不透明であってもよく、あるいは挟持壁13のボードCに当接する部分のみを透明とし、残部は不透明であってもよい。底壁11の徐変幅狭部11aは、全体またはスライド係合部13aのフック部13が係合しスライドする領域を直線としてもよい。また、弾性壁12に適宜形状の孔を形成し、例えばペンスタンドとして利用することができる。
一方、以上のボードスタンド10は、一対の挟持壁13の間にボードCの下端部を挟んで使用する態様の他、ボードCの全体を一対の挟持壁13の間に挟み込む大型の(縦型の)ボードホルダ(あるいは写真立て)として使用することができる。この変形例では、少なくとも一方の挟持壁13を透明樹脂材料から構成することにより挟持壁13を通して写真を視認する。
以上の実施形態は、底壁11、弾性壁12、挟持壁13を前後対称形状とした外見上バランスのよい実施形態であるが、厳密な前後対称形状は不要である。さらに弾性壁12と挟持壁13は、底壁11の左右に一対がそれぞれ備えられているが、一方を省略する(一方の挟持壁を固定とする)態様も可能である。
C ボード
S 中心平面
10 ボードスタンド
10P 平板素材
11 底壁
11V 谷折り線(下方曲折縁、脚部)
11a 徐変幅狭部
12 弾性壁
12V 谷折り線(上方曲折縁)
13 挟持壁
13a スライド係合部
13b フック部
13b1 下側エッジ

Claims (4)

  1. 一対の挟持壁の間に、板状体を支持するボードスタンドであって、
    上記一対の挟持壁の少なくとも一方は、平板復元性を有する合成樹脂材料からなる一連の弾性壁及び底壁に連なっていて、上記底壁と上記弾性壁、上記弾性壁と上記挟持壁はそれぞれ、平板展開状態の板材を塑性曲折加工によって互いに鋭角をなして谷折りされており、
    上記弾性壁は、上記一方の挟持壁を他方の挟持壁に向かって押し付けるように弾性変形させられており、
    上記挟持壁の上記底壁側の端部は、上記一方と他方の挟持壁の間隔が変化する方向に上記底壁にスライド可能に係合していることを特徴とするボードスタンド。
  2. 請求項1記載のボードスタンドにおいて、一対の挟持壁、底壁及び一対の弾性壁が一連の板材によって、上記一対の挟持壁を中心に左右対称に形成されているボードスタンド。
  3. 平板復元性を有する合成樹脂材料からなる一連の底壁、該底壁の両側に連なる一対の弾性壁及び該弾性壁の両側に連なる一対の挟持壁を有する平板素材からなること;
    上記底壁と一対の上記弾性壁、及び一対の上記弾性壁と一対の上記挟持壁はそれぞれ平板展開状態の板材を塑性曲折加工によって互いに鋭角をなすように谷折りされていること;
    上記一対の弾性壁は、上記一対の挟持壁を互いに接触させる方向の力を生じるように弾性変形させられていること;及び
    上記一対の挟持壁の上記底壁側の端部には、該底壁とスライド可能に係合するスライド係合部が形成されていること;
    を特徴とするボードスタンド。
  4. 請求項3記載のボードスタンドにおいて、上記底壁は、上記一対の挟持壁側に凸に弾性変形させられているボードスタンド。
JP2016176166A 2016-09-09 2016-09-09 ボードスタンド Active JP6742058B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016176166A JP6742058B2 (ja) 2016-09-09 2016-09-09 ボードスタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016176166A JP6742058B2 (ja) 2016-09-09 2016-09-09 ボードスタンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018041005A JP2018041005A (ja) 2018-03-15
JP6742058B2 true JP6742058B2 (ja) 2020-08-19

Family

ID=61625896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016176166A Active JP6742058B2 (ja) 2016-09-09 2016-09-09 ボードスタンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6742058B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0636885U (ja) * 1991-12-02 1994-05-17 稔 下村 レタースタンド
JPH0617797U (ja) * 1992-03-23 1994-03-08 有限会社金工舎 挟持式造形具
JP2000066594A (ja) * 1998-08-26 2000-03-03 Kawajun Kk 置き式ポップスタンド
FR2877196B1 (fr) * 2004-11-03 2007-02-09 Jean Paul Lacroix Presentoir d'informations
JP3130018U (ja) * 2006-12-27 2007-03-08 有限会社技研産業 表示具保持装置
JP5025445B2 (ja) * 2007-12-14 2012-09-12 株式会社Seto 表示具保持装置
JP3170192U (ja) * 2011-06-17 2011-09-08 株式会社スタジオ・タブ スタンド

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018041005A (ja) 2018-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3898717A (en) Releasable paper clip
JP6742058B2 (ja) ボードスタンド
JP5796758B1 (ja) 書見台
JP2017105099A (ja) クリップファイル
US20100320355A1 (en) Clipboard
JP3195724U (ja) クリップ
US231349A (en) Charles l
US20180093522A1 (en) School Supplies Storage System
JP2007021917A (ja) クリップ
TWM481830U (zh) 可調整式燕尾夾
TWM511958U (zh) 圖案變換結構
JP7253023B2 (ja) クリップボード
JP3167629U (ja) リバーシブルフォトスタンド
KR102215608B1 (ko) 책갈피
JP2006343547A (ja) 組み付けクリップ、及び、組み受けモジュール、並びに、組み合せ
JP2917854B2 (ja) クリップ
US375371A (en) Frame for holding stencils
JP2014000618A (ja) 打抜型
JPH08256887A (ja) 展示具
JP5849184B2 (ja) 化粧用エッジ材
JP2005335358A (ja) クリップおよびクリップファイル
JP2023013401A (ja) 折り畳み式スタンド
KR20160003750U (ko) 자석이 설치된 클립보드
CN203221762U (zh) 活页笔记本
JP3057069U (ja) スライドバーに固定される挟持シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200623

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20200722

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6742058

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250