JP6742047B1 - マニピュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】操作量当りの移動量を変える。【解決手段】固定部13,60及び移動部12を有するステージ10と、移動部12に固定される球面軸受20と、球面軸受20に連結される操作軸75と、操作軸75と固定部60とを連結する自在継手30とを備え、自在継手30は、移動部12の移動方向(X方向,Y方向)と交差する方向(Z方向)に移動可能である。自在継手30は、球状部31と、球状部30を吸着保持する球座部32とを有する球ジョイント30であり、固定部60は、球座部32を支持する支持部40を有し、支持部40は、球座部32を収容する収容部40aと、球座部32を収容部内の任意の位置で固定する固定手段41とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、マニピュレータに関する。
半導体チップの電気特性を測定する際は、ピンセットを用いて半導体チップを載置台に載置した後、半導体チップの電極にプローブを接触させる。このとき、ピンセットやプローブ等の治具の移動に用いるXYステージは、僅かな操作で、長い距離を移動させたり、細かく移動させたりすることができることが好ましい。
特許文献1には、操作レバーや握手部を設けた多軸マニピュレータが開示されている。
実開平1−134913号公報(第一図)
特許文献1の技術では、操作レバーや握手部の操作量に応じて、駆動量(移動量)を変えており、操作量に応じた移動量を可変にすることまでは考慮されていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、操作量に応じた移動量を変更することができるマニピュレータを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のマニピュレータは、固定部(13,60)及び移動部(12)を有するステージ(10)と、前記移動部に固定される球面軸受(20)と、前記球面軸受に連結(例えば、挿通)される操作軸(75)と、前記操作軸と前記固定部(60)とを連結する自在継手(30)とを備え、前記自在継手は、前記移動部の移動方向(X方向,Y方向)と交差する方向(Z方向)に移動可能であることを特徴とする。なお、括弧内の符号や文字は、実施形態において付した符号等であって、本発明を限定するものではない。
本発明によれば、操作量当りの移動量を変えることができる。
本発明の実施形態であるマニピュレータの断面図である。 本発明の実施形態であるマニピュレータの平面図である。 球面軸受の構成図である。 球ジョイントの構成図である。 粗動状態で操作した状態を示す側面図である。 微動状態で操作した状態を示す側面図である。 本発明の変形例である規制部材とその周辺を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本実施形態を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態であるマニピュレータの断面図であり、図2は、その平面図である。
マニピュレータ100は、XYステージ10と、球面軸受20と、自在継手としての球ジョイント30と、規制部材40と、連結部50と、固定部60と、操作レバー70と、治具取付板80とを備える。治具取付板80には、例えば、半導体チップの電気的特性を測定するプローブや、半導体チップをピックアップするピンセット等の治具が取り付けられる。
操作レバー70は、操作部71と、操作軸としての軸体75と、球ジョイント30とを備えている。操作部71は、軸体75の一端75aに取り付けられている。軸体75の他端75bには、軸体75の端面に開口するねじ穴75cが形成されている。ねじ穴75cには、球ジョイント30が取り付けられる。
XYステージ10は、X軸固定部11と、X軸移動部12と、Y軸固定部13と、Y軸移動部14とを備える。X軸固定部11とY軸移動部14とは、互いに固定されている。X軸移動部12は、連結部50に固定されているとともに、X軸固定部11に対してX軸方向に移動可能である。Y軸固定部13は、固定部60に固定されている。Y軸移動部14は、Y軸固定部13に対してY軸方向に移動可能である。
連結部50は、X軸移動部12に固定されているため、固定部60に対して、XY面に沿って自在に移動可能である。また、連結部50には、球面軸受20が固定されている。固定部60は、XYステージ10を固定する部材であると共に、マニピュレータ100自体を固定する固定部材を設けた基準部材である。
図3は、球面軸受の構成図である。
球面軸受20は、球面内輪部21と、球面内輪部21を保持するホルダ22とを備える。球面内輪部21は、太鼓状の部材であり、球面に成形された側面と、平坦面に成形された上面、及び下面を有している。球面内輪部21には、上面、及び下面に開口し且つ球面内輪部21の中心P(球面の中心)を通る孔21aが形成されている。孔21aには、操作レバー70の軸体75が挿通される。ホルダ22の内面は、球面内輪部21と同一径又は僅かに小さな径の球面に成形されており、球面内輪部21が摺動する。軸体75は、球面内輪部21に対して軸方向に摺動可能であると共に、球面内輪部21の中心Pを通る基準軸(本実施形態においてはZ軸)に対して許容傾斜角度αだけ傾動可能である。この許容傾斜角度αは、軸体75の径φやホルダ22の幅Dにより制限される。
図4は、球ジョイントの構成図である。
球ジョイント30は、球状部31と、球座部32とから構成される自在継手である。球状部31は、強磁性体、例えば鉄で形成されており、球座部32は、磁化された強磁性体、例えばフェライト磁石で形成されている。球座部32の端部(図4では上端部)には、球状部31と同一半径の球面32aが形成されている。これにより、球状部31は、その中心Qを基準に回動する。なお、球状部31と球座部32とは、磁気吸着により連結する。また、球状部31は、ネジ部31aを備えている。なお、ネジ部31aの中心軸と球座部32の基準軸(本実施形態においてはZ軸)とが成す角度βは、最大で180°以上である。ネジ部31aは、軸体75のねじ穴75c(図1)に螺合する。これにより、軸体75は、球状部31の中心Qを支点として全方向に傾動する。
図1の説明に戻り、規制部材40は、球座部32のXY面内の移動を規制するものであり、固定部60に取り付けられている。規制部材40には、球座部32が収容される孔40aと、複数のねじ孔40b,40bとが形成されている。各ねじ孔40bには、ネジ41が螺合する。ネジ41,41は、球座部32を規制部材40に固定する固定手段として機能する。つまり、ネジ41,41は、規制部材40の孔40aに挿通された球座部32を任意の挿通位置で固定する。
なお、固定部60及び規制部材40は、XYステージ10と球ジョイント30とを連結する第1リンクとして機能する。また、軸体75の球ジョイント30と球面軸受20との間は、第2リンクとして機能し、連結部50が第3リンクとして機能する。
操作者が操作部71(図1)をXY面に沿って移動させると、球状部31の中心Qを支点として軸体75が鉛直状態から傾倒する。軸体75の傾倒により、球面軸受20が、XY面に沿って移動する。球面軸受20のホルダ22には、連結部50及び治具取付板80が固定されているので、連結部50及び治具取付板80がXY面に沿って移動する。
図5は、粗動状態で操作した状態を示す側面図であり、図6は、微動状態で操作した状態を示す側面図である。
粗動状態(図5)とは、球座部32が図1の状態からΔd1だけ−Z方向に移動した位置で規制部材40に固定された状態である。一方、微動状態(図6)とは、球座部32が図1の状態からΔd2だけ+Z方向に移動した位置で規制部材40に固定された状態である。
球座部32には、球状部31と軸体75と操作部71とが連結されており、軸体75は球面軸受20に対して摺動可能である。このため、球座部32を±Z方向(上下方向)に移動させると、球状部31、軸体75および操作部71も±Z方向(上下方向)に移動する。
図5の粗動状態では、球面軸受20の中心Pと球ジョイント30の球状部31の中心Qとの距離L1が大きくなるので、連結部50及び治具取付板80は、軸体75の傾斜角当りの移動量が多くなる。つまり、連結部50及び治具取付板80は、操作レバー70の操作量に対する移動量が大きい粗動状態となる。また、連結部50及び治具取付板80のX方向の全移動量は、X軸移動部12の移動範囲で制限されている。同様に、連結部50及び治具取付板80のY方向の全移動量は、Y軸移動部14の移動範囲で制限される。なお、全移動量は、図示しないが、軸体75と規制部材40との当接でも制限され得る。
一方、図6の微動状態では、球面軸受20の中心Pと球状部31の中心Qとの距離L2が短くなるので、連結部50及び治具取付板80は、軸体75の傾斜角当りの移動量が少ない。つまり、連結部50及び治具取付板80は、操作レバー70の操作量に対する移動量が小さい微動状態となる。なお、連結部50及び治具取付板80のX方向の全移動量は、ホルダ22又は連結部50と軸体75との当接で制限される。
本実施形態では、粗動状態(図5)での最大傾斜角γ1は、γ1≒20°であり、微動状態(図6)での最大傾斜角γ2は、γ2≒30°になっている。
以上説明したように、本実施形態のマニピュレータ100では、球座部32を規制部材40の下側で固定すれば、粗動状態(図5)となる。一方、球座部32を規制部材40の上側で固定すれば、微動状態(図6)となる。つまり、マニピュレータ100は、粗動状態と微動状態とを自由に使い分けることができる。また、球座部32の位置を自由に固定できるので、軸体75の傾斜角当りの移動量を自由に設定することができる。
(変形例)
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)前記実施形態では、固定手段にネジ41,41を用いたが、粗動状態と微動状態とを切り替える切替手段を設けても構わない。
(2)前記実施形態のマニピュレータ100は、磁石で吸着する球ジョイント30を用いたが、ホルダ(不図示)が球状部31の半分を超えて包囲する球ジョイントであっても構わない。この場合の球ジョイントは、球状部31と、球状部31を保持する円筒形状のホルダ(不図示)とから構成される。また、球ジョイント30の代わりに自在継手(ユニバーサルジョイント)を用いても構わない。
(3)前記実施形態の規制部材40の孔40aは、貫通孔であったが、非貫通の穴でも構わない。図7は、変形例の規制部材とその周辺を示す断面図である。規制部材42には、有底の穴42aが形成されている。このような規制部材であれば、底部42bが形成されているので球座部32が下方に脱落することはない。
(4)前記各実施形態のマニピュレータ100は、XYステージ10を用いたが、例えば、X方向でのみ駆動可能なものであっても構わない。
(5)前記実施形態の球ジョイント30の球状部31は、鉄で形成したものであり、円筒部31は、フェライト磁石であったが、球状部を磁石で形成し、円筒部31を鉄で形成しても構わない。また、球状部31と円筒部31との双方を磁石とし、極性を逆にして吸着させても構わない。
10 XYステージ
20 球面軸受
21 球面内輪部
22 ホルダ
30 球ジョイント(自在継手)
31 球状部
32 球座部
40 規制部材(支持部)
40a 孔(収容部)
41 ネジ(固定手段)
50 移動平板
60 固定部
70 操作レバー
75 軸体(操作軸)
100 マニピュレータ

Claims (3)

  1. 固定部及び移動部を有するステージと、
    前記移動部に連結される球面軸受と、
    前記球面軸受に挿通される操作軸と、
    前記操作軸と前記固定部とを連結する自在継手とを備え、
    前記自在継手は、前記移動部の移動方向と交差する方向に移動可能である
    ことを特徴とするマニピュレータ。
  2. 請求項1に記載のマニピュレータであって、
    前記自在継手は、球状部と、該球状部を保持する球座部とを有する球ジョイントであり、
    前記固定部は、前記球座部を支持する支持部を有し、
    前記支持部は、前記球座部を収容する収容部と、前記球座部を前記収容部内の任意の位置で固定する固定手段とを有する、
    ことを特徴とするマニピュレータ。
  3. 請求項2に記載のマニピュレータであって、
    前記球状部及び前記球座部は、強磁性体であり、少なくとも一方は磁化されており、
    前記球座部は、前記球状部を吸着保持する
    ことを特徴とするマニピュレータ。
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