JP6738220B2 - 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

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本発明は、被記録媒体に液滴を吐出して記録する液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関する。
近年、記録紙等にインク滴を吐出して文字や図形を記録する、或いは素子基板の表面に液体材料を吐出して機能性薄膜を形成するインクジェット方式の液体噴射ヘッドが利用されている。この方式は、インクや液体材料などの液体を液体タンクから供給管を介して液体噴射ヘッドのチャンネルに供給し、チャンネルの液体に圧力を印加してチャンネルに連通するノズルから液滴として吐出する。液滴の吐出の際には、液体噴射ヘッドや被記録媒体を移動させて文字や図形を記録する、或いは所定形状の機能性薄膜や三次元構造を形成する。
液体噴射ヘッドはノズルからインク等の液滴を吐出して被記録媒体に記録する。液滴噴射の際には、非記録媒体に向けて液滴が飛翔するとともにヘッド部周辺に噴霧状の液体が漂って回路基板に付着する。液体が導電性を有する場合には、回路基板に液体が付着して電流が漏洩し誤作動の原因となる。これを防止するために、回路基板の導電パターンの表面に絶縁性の保護膜を塗布する、また、ヘッドカバーを装着して回路基板や回路基板に実装される電子部品を覆う等の対策が施されている。
例えば特許文献1では、液滴吐出用の圧電体ユニットとこの圧電体ユニットに駆動信号を伝達する可撓性の配線ユニットとの間に液体が浸入して電極間ショートが発生するのを防止する対策を施している。配線ユニットを圧電体ユニットに積層し、配線ユニットの多数の電極と圧電体ユニットの多数の電極を、間に挟むバンプを介して熱圧着により同時に電気的に接続する。この際に、配線ユニットの外周部に溝を形成しておき、溝に封止材を導入し、圧着領域、つまり、電極接続領域の外周を封止材により封止する。これにより、電極接続領域にインクが浸入するのを防ぐ、というものである。
特開2009−107266号公報
ヘッド部周辺に漂う噴霧状の液体は粒径が小さい。そのため、ヘッドカバーを設けて回路基板を覆ってもわずかな隙間からヘッドカバー内に液体が浸入し、回路基板に付着するおそれがある。また、フレキシブル回路基板に電子部品を実装する場合、電子部品を実装する電極は外部に露出する。この露出部に液体が付着すると電流漏洩や誤動作の原因となり得る。この電流リークを防止する目的で、基板表面にコーティング剤を塗布する方法が考えられるが、吐出する液体によってコーティング剤を溶解する、或いは剥離する等の課題が残り得る。また、特許文献1の方法は、配線ユニットと圧電体ユニットが電気的に接続する領域について封止することが記載されているが、フレキシブル回路基板に電子部品を実装する露出電極を封止する方法に適用することができない場合がある。
本発明の液体噴射ヘッドは、複数の端子が配列する端子列を有し、前記端子列に入力する駆動信号に応じて液滴を吐出するヘッド部と、前記端子列に電気的に接続する配線列を有し、前記配線列に電気的に接続する電子部品を実装するフレキシブル回路基板と、を備え、前記フレキシブル回路基板は、前記電子部品を実装する実装領域と折り返すことによって前記電子部品を覆う折返し領域とを備え、前記折返し領域の外縁部が前記実装領域に接着することとした。
また、前記フレキシブル回路基板はポリイミドからなることとした。
また、前記外縁部と前記外縁部に対向する前記実装領域の対向部とのそれぞれに接着パターンを備え、前記外縁部の接着パターンと前記対向部の接着パターンが半田を介して接着することとした。
また、前記フレキシブル回路基板の前記電子部品が実装される側とは反対側に基板を備え、前記折返し領域の外縁部が前記基板に接着することとした。
また、本発明の液体噴射ヘッドは、複数の端子が配列する端子列を有し、前記端子列に入力する駆動信号に応じて液滴を吐出するヘッド部と、前記端子列に電気的に接続する配線列を有し、前記配線列に電気的に接続する電子部品を実装するフレキシブル回路基板と、を備え、前記フレキシブル回路基板は、前記電子部品を実装する実装領域と折り返すことによって前記電子部品を覆う折返し領域とを備え、複数の前記端子が配列する方向を基準方向として、前記折返し領域の前記基準方向の幅が前記実装領域の前記基準方向の幅よりも広いこととした。
また、複数の前記端子が配列する方向を基準方向として、前記折返し領域を折り返すことにより形成される折れ線は前記基準方向と平行であることとした。
また、複数の前記端子が配列する方向を基準方向として、前記折返し領域を折り返すことにより形成される折れ線は前記基準方向と交差することとした。
また、前記折返し領域は他の電子部品を実装し、前記折返し領域を折り返すことによって前記電子部品と前記他の電子部品が覆われることとした。
本発明の液体噴射装置は、上記いずれかの液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドと被記録媒体とを相対的に移動させる移動機構と、前記液体噴射ヘッドに液体を供給する液体供給管と、前記液体供給管に前記液体を供給する液体タンクと、を備えることとした。
本発明による液体噴射ヘッドは、複数の端子が配列する端子列を有し、端子列に入力する駆動信号に応じて液滴を吐出するヘッド部と、端子列に電気的に接続する配線列を有し、配線列に電気的に接続する電子部品を実装するフレキシブル回路基板と、を備え、フレキシブル回路基板は、電子部品を実装する実装領域と折り返すことによって電子部品を覆う折返し領域とを備える。これにより、フレキシブル回路基板に実装される電子部品や電子部品と接続する電極にコーティングを施す、或いは追加の保護カバーを設置することなく、ヘッド部から吐出する液体が付着するのを簡便に防止することができる。
本発明の第一実施形態に係る液体噴射ヘッドの説明図である。 本発明の第一実施形態に係る液体噴射ヘッドのXX部分の断面模式図である。 本発明の第二実施形態に係る液体噴射ヘッドの説明図である。 本発明の第三実施形態に係る液体噴射ヘッドの説明図である。 本発明の第四実施形態に係る液体噴射ヘッドのフレキシブル回路基板の折返し領域を開いている状態を表す模式図である。 本発明の第五実施形態に係る液体噴射装置の模式的な斜視図である。
(第一実施形態)
図1は本発明の第一実施形態に係る液体噴射ヘッド1の説明図である。図1(a)は、フレキシブル回路基板4の折返し領域4bを開き、ヘッド部2とフレキシブル回路基板4とを分離する状態を表す模式図であり、図1(b)は、フレキシブル回路基板4の折返し領域4bを折れ線Bに沿って実装領域4aに折り返し、実装領域4aをヘッド部2に接続する状態を表す模式図である。図2は図1(a)のXX部分の断面模式図である。
図1及び図2に示すように、液体噴射ヘッド1は、複数の端子Tが配列する端子列3を有し、端子列3に入力する駆動信号に応じて液滴を吐出するヘッド部2と、端子列3に電気的に接続する配線列5を有し、配線列5に電気的に接続する電子部品6aを実装するフレキシブル回路基板4とを備える。フレキシブル回路基板4は、電子部品6aを実装する実装領域4aと、折り返すことによって電子部品6aを覆う折返し領域4bとを備える。その結果、フレキシブル回路基板4に実装される電子部品6aや電子部品6aと接続する電極にコーティングを施す、或いは追加の保護カバーを設置することなく、ヘッド部2から吐出する液体が電子部品6aや電子部品6aと接続する電極に付着するのを簡便に防止することができる。
具体的に説明する。フレキシブル回路基板4は、電子部品6aを実装する実装領域4aと、折り返すことによって電子部品6aを内側に包むように覆う折返し領域4bと、外部回路と接続し外部回路からの記録データ等を実装領域4aに伝達する外部接続領域4cと、を備える。実装領域4aは、基準方向Kに配列する多数の配線パターンHbから成る配線列5を備える。図1(a)に示すようにフレキシブル回路基板4を開き基板面の垂直方向から見る平面視で、折返し領域4bは実装領域4aから上方に連続して延在し、外部接続領域4cは実装領域4aから左方に連続して延在し、配線列5は実装領域4aの下端に位置する。
折返し領域4bは表面Saの外縁部Gに接着パターン7bを備える。実装領域4aは、折返し領域4bを実装領域4aの表面Saの側に折り返すとき接着パターン7bに対向する位置に接着パターン7aを備える。接着パターン7a、7bは銅箔、又は銅箔の上にニッケル、金等をメッキして形成することができる。図2に示すように、実装領域4aの表面Saは、更に、表面の一部又は全部が露出する複数の配線パターンHaを備え、一部の配線パターンHaは貫通電極12を介して実装領域4aの裏面Sbに位置する配線パターンHbに電気的に接続する。実装領域4aの裏面Sbの配線パターンHbは保護膜13により覆われる。電子部品6aは複数の配線パターンHaにワイヤーボンディングにより実装され、或いは平面実装される。
折返し領域4bを折れ線Bに沿って折り返し、折返し領域4bの接着パターン7bと実装領域4aの接着パターン7aとが半田10を介して接着される。図1に示すように、本実施形態の場合は、折返し領域4bを折り返すことにより形成される折れ線Bは基準方向Kと平行である。折り返した後の接着パターン7a、7bはコの字形状を有し、コの字の開口側が折れ線B側である。外部接続領域4cは、フレキシブル回路基板4の基板面の垂直方向から見る平面視でL字形状を有し、L字の底辺の先端が実装領域4aの左辺、つまり折れ線Bと配線列5の間の実装領域4aに接続し、L字の上端にコネクタ9を備える。
フレキシブル回路基板4は、ポリイミドフィルムからなるベース基板11を使用することができ、ベース基板11の表面Sa及び裏面Sbに配線パターンHa及び配線パターンHbをそれぞれ備える。配線パターンHa、Hbは銅箔又は銅箔の上にニッケル、金等をメッキして形成することができる。表面Saの接着パターン7a、7bと配線パターンHaはフォトリソグラフィ及びエッチング工程により同時にパターン形成することができる。裏面Sbの配線パターンHbは実装領域4aの下端において集約され基準方向Kに配列する配線列5を構成する。配線パターンHa、Hbはポリイミド膜等からなる保護膜13により覆われる。電子部品6aと電気的に接続する領域の配線パターンHaは保護膜13が除去されている。折返し領域4bは折れ線Bに沿って折り返すことにより実装領域4aに実装される電子部品6aを覆う。ヘッド部2は、基準方向Kに配列する端子列3を備える。フレキシブル回路基板4の配線列5とヘッド部2の端子列3とが電気的に接続する。より詳しくは、配線列5を構成する多数の配線パターンHbは、表面から保護膜13が除去され、端子列3を構成する多数の端子Tのそれぞれと電気的に接続する。
例えば、電子部品6aがヘッド部2を駆動する駆動信号を生成するドライバーICである場合に、ドライバーICの電極端子やリード線と、この電極端子やリード線に電気的に接続する領域の配線パターンHaは実装領域4aの表面Sa側に露出する。実装領域4aの裏面Sbの多数の配線パターンHbは保護膜13によって覆われ、保護膜13が除去される配線列5の配線パターンHbはヘッド部2により接着剤を介在して覆われているので、吐出液体が付着しても電気的な短絡や電気信号が漏洩する問題は発生しない。
接着パターン7a、7bを銅箔パターンにより形成し、接着パターン7aと接着パターン7bを半田10により接着することができる。銅箔パターンは、ベース基板11の表面Saに設置する銅箔をフォトリソグラフィ工程及びエッチング工程を通してパターニングすることができる。半田10としてクリーム半田を用いることができる。接着パターン7a及び/又は接着パターン7bにクリーム半田を塗布し、加熱溶融して接着パターン7aと接着パターン7bを半田10により接着する。クリーム半田はSn、Ag、Pb等の導体を含む。また、Au−Sn系半田を用いてもよい。実装領域4aの接着パターン7aと折返し領域4bの接着パターン7bとを連続的に形成し、折返し領域4bを折り返して接着パターン7aと接着パターン7bとを半田10を介し加熱接着すれば、電子部品6aと配線パターンHaをフレキシブル回路基板4によって完全に密封することができる。フレキシブル回路基板4のベース基板11を構成するポリイミドは耐溶液性、耐薬品性に優れているので、折返し領域4bに覆われる電子部品6aの領域にヘッド部2から吐出される液体、例えばインクの吐出により生ずるインクミスト、或いは作業途中で付着するインクが浸入することが無い。
その結果、フレキシブル回路基板4によって電子部品6aを外部空間から完全に遮蔽することができ、フレキシブル回路基板4とは別に実装領域4aの電子部品6aや電子部品6aと接続する配線パターンHaを覆うカバーやモールド部材を必要とすることなく、ヘッド部2から吐出するインク等の液体に対する防液性を確保することができる。そのため、導電性の液体を使用しても電気信号が漏洩せず、誤動作を防止することができる。
なお、本実施形態においては接着パターン7aと接着パターン7bを銅箔パターンにより構成し、半田10により接着しているが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、銅箔からなる接着パターン7a、7bに代えて、折返し領域4bの外縁部G又は実装領域4aの対向部Fに接着剤を配設し、折返し領域4bの外縁部Gと実装領域4aの対向部Fとを接着剤を介して接着してもよい。また、本実施形態では多数の配線パターンHbが集約する配線列5を電子部品6aが実装される実装領域4aの表面Saとは反対側の裏面Sbに設置しているが、本発明はこの構成に限定されない。実装領域4aの電子部品6aと配線パターンHaが集約する配線列5とを同じ表面Saに設置し、ヘッド部2を実装領域4aの表面Sa側から接着してもよい。
また、本実施形態では折返し領域4bを実装領域4aに折返し、接着パターン7aと接着パターン7bとを接着することによって、電子部品6aを外部空間から完全に遮蔽しているが、本発明はこの構成に限定されない。接着パターン7a、7bの一部、例えば折返し領域4b及び実装領域4aの配線列5側の領域に接着パターン7a、7bを設けず、折れ線Bと配線列5の間の両側辺近傍にのみ接着パターン7a及び接着パターン7bを設ける。そして、折返し領域4bを実装領域4aに折り返して左右の両側辺近傍の接着パターン7aと接着パターン7bを接着してもよい。この場合、接着パターン7a、7bを設けていない配線列5側は、折返し領域4bと実装領域4aの間に隙間が生ずるが、折返し領域4bが電子部品6aを覆うので、電子部品6aや配線パターンHaに付着する液体が低減する。また、配線列5側の折返し領域4bと実装領域4aの隙間が狭いときは、配線列5側の狭い隙間に液体が付着しても、この狭い隙間は液体の毛細管現象により塞がれて、液体は実装領域4aと折返し領域4bの間隔が広い電子部品6aの領域までは浸入できず、電子部品6aや電子部品6aに接続する電極に対する防液性が確保される。また、フレキシブル回路基板4のベース基板11としてポリイミドフィルムに代えて他の合成樹脂フィルムや他の可撓性基板を使用することができる。
また、フレキシブル回路基板4とヘッド部2の間の接続構造において、本実施形態では配線列5の複数の配線パターンHbと端子列3の複数の端子Tが基準方向Kにそれぞれ一列に配列する構成であるが、本発明はこの接続構造に限定されない。配線列5の複数の配線パターンHbが基準方向Kと基準方向Kに交差する方向に二次元的に配列し、同様に、端子列3の複数の端子Tが基準方向Kと基準方向Kに交差する方向に二次元的に配列する接続構造であってもよい。
(第二実施形態)
図3は本発明の第二実施形態に係る液体噴射ヘッド1の説明図である。図3(a)は、フレキシブル回路基板4の折返し領域4bを開き、ヘッド部2とフレキシブル回路基板4とを分離する状態を表す模式図であり、図3(b)は、フレキシブル回路基板4の折返し領域4bを折れ線Bに沿って実装領域4aに折返し、実装領域4aがヘッド部2に接続している状態を表す模式図である。第一実施形態と異なる点は、実装領域4aと折返し領域4bの間の折れ線Bが基準方向Kに対して交差する点であり、その他の構成は第一実施形態と同様である。従って、以下の説明では、主に第一実施形態と異なる点について説明する。同一の部分または同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図3に示すように、液体噴射ヘッド1は、複数の端子Tが基準方向Kに配列する端子列3を有し、端子列3に入力する駆動信号に応じて液滴を吐出するヘッド部2と、端子列3に電気的に接続する配線列5を有し、配線列5に電気的に接続する電子部品6aを実装するフレキシブル回路基板4とを備える。フレキシブル回路基板4は、電子部品6aを実装する実装領域4aと、折り返すことによって電子部品6aを覆う折返し領域4bとを備える。ここで、折返し領域4bを折り返すことにより形成される折れ線Bは基準方向Kと交差する。より詳しくは、折れ線Bと基準方向Kは直交する。
具体的に説明する。フレキシブル回路基板4は、電子部品6aを実装する実装領域4aと、折り返すことによって電子部品6aを内側に包むように覆う折返し領域4bと、外部回路と接続し外部回路からの記録データ等を実装領域4aに伝達する外部接続領域4cと、を備える。図3(a)に示すように、フレキシブル回路基板4を開き基板面の垂直方向から見る平面視で、折返し領域4bは実装領域4aから右方に連続して延在し、外部接続領域4cは実装領域4aから上方に連続して延在し、配線列5は実装領域4aの下方に位置する。折返し領域4bの表面Saの外縁部Gと、折返し領域4bを折り返すときに対向する実装領域4aの表面Saの対向部Fにそれぞれ接着パターン7b、7aを備える。折返し領域4bを折り返して折返し領域4bの接着パターン7bと実装領域4aの接着パターン7aが半田10を介して接着する。
その結果、第一実施形態と同様に、フレキシブル回路基板4に実装される電子部品6aや電子部品6aと接続する電極にコーティングを施す、或いは追加の保護カバーを設置することなく、ヘッド部2から吐出する液体が電子部品6aや電子部品6aと接続する電極に付着するのを簡便に防止することができる。また、本実施形態では、外部接続領域4cが実装領域4aの上辺の側に接続するので、フレキシブル回路基板4の左右の幅を第一実施形態の場合よりも狭く構成することができる。
その他、フレキシブル回路基板4の材質、接着パターン7a、7bの構成や材質、配線列5及びヘッド部2は第一実施形態と同様なので説明を省略する。また、第一実施形態と同様に、接着パターン7a、7bの一部を設けないで折返し領域4bを実装領域4aに折り返して接着してもよい。
(第三実施形態)
図4は本発明の第三実施形態に係る液体噴射ヘッド1の説明図である。図4(a)は、フレキシブル回路基板4の折返し領域4bを開き、ヘッド部2とフレキシブル回路基板4とを分離する状態を表す模式図であり、図4(b)は、フレキシブル回路基板4の折返し領域4bを折れ線Bに沿って実装領域4aに折返し、実装領域4aがヘッド部2に接続している状態を表す模式図である。同一の部分又は同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図4に示すように、液体噴射ヘッド1は、複数の端子Tが基準方向Kに配列する端子列3を有し、端子列3に入力する駆動信号に応じて液滴を吐出するヘッド部2と、端子列3に電気的に接続する配線列5を有し、配線列5に電気的に接続する電子部品6aを実装するフレキシブル回路基板4と、フレキシブル回路基板4の電子部品6aが実装される表面Saとは反対側の裏面Sbに位置する基板8とを備える。
具体的に説明する。フレキシブル回路基板4は、電子部品6aを実装する実装領域4aと、折り返すことによって電子部品6aを内側に包むように覆う折返し領域4bと、外部回路と接続し外部回路からの記録データ等を実装領域4aに伝達する外部接続領域4cと、を備える。図4(a)に示すように、フレキシブル回路基板4を開き基板面の垂直方向から見る平面視で、折返し領域4bは実装領域4aから上方に連続して延在し、外部接続領域4cは実装領域4aから左方に連続して延在し、配線列5は実装領域4aの下方に位置し、基板8は実装領域4aの電子部品6aが実装される表面Saとは反対側の裏面Sbに接着剤を介して接続する。従って、基板8として熱伝導率の高い材料、例えば金属材料を使用すれば、電子部品6aからの熱を放熱する機能を付与することができる。
折返し領域4bの基準方向Kの幅は実装領域4aの基準方向Kの幅よりも広い。また、基板8は、少なくとも実装領域4aの基準方向Kの両側辺からはみ出る幅を備える。折返し領域4bの外縁部Gには接着パターン7bを備える。図4(b)に示すように、折返し領域4bを基準方向Kと平行な折れ線Bに沿って折り返して、折返し領域4bの外縁部Gと実装領域4aからはみ出している基板8、即ち外縁部Gに対向する基板8の対向部Fとが接着剤を介して接着する。その結果、フレキシブル回路基板4に実装される電子部品6aや電子部品6aと接続する電極にコーティングを施す、或いは追加の保護カバーを設置することなく、ヘッド部2から吐出する液体が電子部品6aや電子部品6aと接続する電極に付着するのを簡便に防止することができる。
なお、本実施形態においても、折返し領域4bの接着パターン7bを銅箔パターンにより構成することができる。また、折返し領域4bの外縁部Gと折返し領域4bを折り返したときに対向する基板8の対向部Fに導電パターンを設置し、折返し領域4bを折り返して接着パターン7bと基板8の導電パターンとを半田10を介して接着することができる。基板8が金属基板である場合には、折返し領域4bの接着パターン7bと基板8を半田ペースト等により直接接続することができる。また、折返し領域4bの上辺近傍の外縁部Gに、第一実施形態と同様に接着パターン7bを設けるとともに、折返し領域4bの外縁部Gと折返し領域4bを折り返したときに対向する実装領域4aの対向部Fに接着パターン7aを配設し、折返し領域4bの接着パターン7bと実装領域4aの接着パターン7aとを半田10を介して接着してもよい。
その結果、フレキシブル回路基板4によって電子部品6aを外部空間から遮蔽することができ、フレキシブル回路基板4とは別に実装領域4aの電子部品6aを覆うカバーやモールド部材を必要とすることなく、ヘッド部2から吐出する液体に対する防液性を確保することができる。そのため、導電性の液体を使用しても電気信号が漏洩せず、誤動作を防止することができる。
なお、接着パターン7a、7bの一部、例えば折返し領域4bの上辺側の外縁部G及び実装領域4aの配線列5側の対向部Fにそれぞれ接着パターン7b、7aを設けない場合は、配線列5側は折返し領域4bと実装領域4aの間に隙間が生ずるが、折返し領域4bが電子部品6aを覆うので、電子部品6aや配線パターンHaに付着する液体が低減する。また、配線列5側の折返し領域4bと実装領域4aの隙間が狭いときは、配線列5側の狭い隙間に液体が付着しても、この狭い隙間は液体の毛細管現象により塞がれて、液体は実装領域4aと折返し領域4bの間隔が広い電子部品6aの領域までは浸入できず、電子部品6aや電子部品6aに接続する電極に対する防液性が確保される。
また、本実施形態は、第一実施形態のように実装領域4aと折返し領域4bの間の折れ線Bが基準方向Kと平行の場合であるが、本発明は、第二実施形態のように実装領域4aと折返し領域4bの間の折れ線Bが基準方向Kと交差する場合に適用することができる。即ち、折返し領域4bを折り返したときに折返し領域4bの上辺又は左側辺が、実装領域4aの上辺又は左側辺よりも外側に突出するように構成し、この突出する領域の外縁部Gに接着パターン7bを設け、実装領域4aの背面側に位置し実装領域4aの上辺又は左側辺から突出する基板8に接着すればよい。
(第四実施形態)
図5は本発明の第四実施形態に係る液体噴射ヘッド1のフレキシブル回路基板4の折返し領域4bを開いている状態を表す模式図である。第一実施形態のフレキシブル回路基板4と異なる点は、折返し領域4bが表面Saに他の電子部品6bを実装する点であり、その他の構成は第一実施形態と同様である。同一の部分または同一の機能を有する部分には同一の符号を付している。
図5に示すように、フレキシブル回路基板4は、表面Saに電子部品6aを実装する実装領域4aと、表面Saに他の電子部品6bを実装する折返し領域4bと、外部回路と接続し外部回路からの記録データ等を実装領域4aに伝達する外部接続領域4cと、を備える。折返し領域4bを折り返すことによって電子部品6aと他の電子部品6bが内側に包まれるように覆われる。実装領域4aは基準方向Kに配列する多数の配線パターンHbから成る配線列5を備える。折返し領域4bは実装領域4aから上方に連続して延在し、外部接続領域4cは実装領域4aから左方に連続して延在し、配線列5は実装領域4aの下方に位置する。折返し領域4bの表面Saの外縁部Gと折返し領域4bを折り返したときに対向する実装領域4aの表面Saの対向部Fにはそれぞれ接着パターン7b、7aを備える。折返し領域4bを折り返すことにより折返し領域4bの接着パターン7bと実装領域4aの接着パターン7aが半田10を介して接着する。その他の構成は第一実施形態と同様なので説明を省略する。
これにより、電子部品6a及び他の電子部品6bを外部空間から完全に遮蔽することができる。その結果、フレキシブル回路基板4に実装される電子部品6a、他の電子部品6bや電子部品6a、他の電子部品6bと接続する電極にコーティングを施す、或いは追加の保護カバーを設置することなく、ヘッド部2から吐出する液体が電子部品6a、他の電子部品6bや電子部品6a、他の電子部品6bと接続する電極に付着するのを簡便に防止することができる。
なお、第一実施形態と同様に、接着パターン7a、7bを半田10により接着することに代えて、折返し領域4bの外縁部Gと実装領域4aの対向部Fとを接着剤を用いて接着してもよい。また、接着パターン7a、7bの一部、例えば折返し領域4b及び実装領域4aの配線列5側の領域に接着パターン7a、7bを設けず、折れ線Bと配線列5の間の両側辺近傍にのみ接着パターン7a、7bを設け、折返し領域4bを実装領域4aに折り返して接着パターン7aと接着パターン7bを接着してもよい。また、折返し領域4bを第二実施形態のように構成し、折返し領域4bの表面Saに他の電子部品6bを実装してもよい。
(第五実施形態)
図6は、本発明の第五実施形態に係る液体噴射装置50の模式的な斜視図である。本液体噴射装置50は、上記第一〜第四実施形態のいずれかの液体噴射ヘッド1を使用する。液体噴射装置50は、液体噴射ヘッド1、1’を往復移動させる移動機構63と、液体噴射ヘッド1、1’に液体を供給する液体供給管53、53’と、液体供給管53、53’に液体を供給する液体タンク51、51’とを備えている。
具体的に説明する。液体噴射装置50は、紙等の被記録媒体54を主走査方向に搬送する一対の搬送手段61、62と、被記録媒体54に液体を吐出する液体噴射ヘッド1、1’と、液体タンク51、51’に貯留した液体を液体供給管53、53’に押圧して供給するポンプ52、52’と、液体噴射ヘッド1、1’を主走査方向と直交する副走査方向に走査する移動機構63等を備えている。
一対の搬送手段61、62は副走査方向に延び、ローラ面を接触しながら回転するグリッドローラとピンチローラを備えている。図示しないモータによりグリッドローラとピンチローラを軸周りに移転させてローラ間に挟み込んだ被記録媒体54を主走査方向に搬送する。移動機構63は、副走査方向に延びた一対のガイドレール56、57と、一対のガイドレール56、57に沿って摺動可能なキャリッジユニット58と、キャリッジユニット58を連結し副走査方向に移動させる無端ベルト59と、この無端ベルト59を図示しないプーリを介して周回させるモータ60とを備えている。
キャリッジユニット58は、複数の液体噴射ヘッド1、1’を載置し、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種類の液滴を吐出する。液体タンク51、51’は対応する色の液体を貯留し、ポンプ52、52’、液体供給管53、53’を介して液体噴射ヘッド1、1’に供給する。各液体噴射ヘッド1、1’は駆動信号に応じて各色の液滴を吐出する。液体噴射ヘッド1、1’から液体を吐出させるタイミング、キャリッジユニット58を駆動するモータ60の回転及び被記録媒体54の搬送速度を制御することにより、被記録媒体54上に任意のパターンを記録することできる。
なお、本実施形態は、移動機構63がキャリッジユニット58と被記録媒体54を移動させて記録する液体噴射装置50であるが、これに代えて、キャリッジユニットを固定し、移動機構が被記録媒体を二次元的に移動させて記録する液体噴射装置であってもよい。つまり、移動機構は液体噴射ヘッドと被記録媒体とを相対的に移動させるものであればよい。
1 液体噴射ヘッド
2 ヘッド部
3 端子列
4 フレキシブル回路基板、4a 実装領域、4b 折返し領域、4c 外部接続領域
5 配線列
6a 電子部品、6b 他の電子部品
7a、7b 接着パターン
8 基板
9 コネクタ
10 半田
11 ベース基板
12 貫通電極
13 保護膜
T 複数の端子、K 基準方向、B 折れ線
Ha、Hb 配線パターン、G 外縁部、F 対向部、Sa 表面、Sb 裏面

Claims (11)

  1. 複数の端子が配列する端子列を有し、前記端子列に入力する駆動信号に応じて液滴を吐出するヘッド部と、
    前記端子列に電気的に接続する配線列を有し、前記配線列に電気的に接続する電子部品を実装するフレキシブル回路基板と、を備え、
    前記フレキシブル回路基板は、前記電子部品を実装する実装領域と折り返すことによって前記電子部品を覆う折返し領域とを備え、前記折返し領域の外縁部が前記実装領域に接着す
    液体噴射ヘッド。
  2. 前記フレキシブル回路基板はポリイミドからなる請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
  3. 前記外縁部と前記外縁部に対向する前記実装領域の対向部とのそれぞれに接着パターンを備え、前記外縁部の接着パターンと前記対向部の接着パターンが半田を介して接着する請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッド。
  4. 前記フレキシブル回路基板の前記電子部品が実装される側とは反対側に基板を備え、前記折返し領域の外縁部が前記基板に接着する請求項1〜のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。
  5. 複数の端子が配列する端子列を有し、前記端子列に入力する駆動信号に応じて液滴を吐出するヘッド部と、
    前記端子列に電気的に接続する配線列を有し、前記配線列に電気的に接続する電子部品を実装するフレキシブル回路基板と、を備え、
    前記フレキシブル回路基板は、前記電子部品を実装する実装領域と折り返すことによって前記電子部品を覆う折返し領域とを備え、
    複数の前記端子が配列する方向を基準方向として、前記折返し領域の前記基準方向の幅が前記実装領域の前記基準方向の幅よりも広い
    液体噴射ヘッド。
  6. 前記フレキシブル回路基板は、ポリイミドからなる請求項5に記載の液体噴射ヘッド。
  7. 前記フレキシブル回路基板の前記電子部品が実装される側とは反対側に基板を備え、前記折返し領域の外縁部が前記基板に接着する請求項5又は6に記載の液体噴射ヘッド。
  8. 複数の前記端子が配列する方向を基準方向として、前記折返し領域を折り返すことにより形成される折れ線は前記基準方向と平行である請求項1〜のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。
  9. 複数の前記端子が配列する方向を基準方向として、前記折返し領域を折り返すことにより形成される折れ線は前記基準方向と交差する請求項1〜のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。
  10. 前記折返し領域は他の電子部品を実装し、前記折返し領域を折り返すことによって前記電子部品と前記他の電子部品が覆われる請求項1〜のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドと被記録媒体とを相対的に移動させる移動機構と、
    前記液体噴射ヘッドに液体を供給する液体供給管と、
    前記液体供給管に前記液体を供給する液体タンクと、を備える液体噴射装置。
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