JP6736883B2 - 画像形成装置、情報処理方法、画像形成システム、および、プログラム - Google Patents

画像形成装置、情報処理方法、画像形成システム、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、情報処理方法、画像形成システム、および、プログラムに関する。
近年、画像形成装置は、コピー、スキャナ、ファックス、プリンタなどの複数の機能を備えているものが多い。複数の機能を備えている画像形成装置は、MFP(Multifunction Peripheral:複合機)とも呼ばれる。
MFPの中には、ネットワーク機能を有し、ネットワーク上のサーバにある文書や設定を利用できるものがあり、また、携帯端末装置等の外部デバイスによって操作をすることができるものもある(例えば特許文献1)。
また、例えば、ユーザが外出先で普段使用してないMFPを使用する場合には、上述のような携帯端末装置を用いるほか、IC(Integrated Circuit)カード等の外部デバイスを用いてのユーザ認証を行うことでそのMFPの使用を許可し、操作する方法も考えられる。
ユーザは、普段使用している、いわゆる常用しているMFPであれば、各種の設定を登録しておいて、ワンタッチで使用できるようにしておくことも可能で、MFPにおける設定としては、例えば、スキャナ機能の場合、スキャンデータの宛先(格納先、送信先等)、原稿の種類(文字、写真等)、読み取りサイズ(A3、A4等)、読み取り解像度(200dpi、300dpi等)の設定が挙げられる。
しかしながら、ユーザが前述の例のような外出先のMFPを使用する場合、特許文献1を含めた従来技術では、ユーザは、ユーザ認証によってそのMFPを使えるとしても、その場でさらに各種の設定を個別に指定(入力)しなければならないので、その作業に手間がかかるという問題がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、設定を登録していない画像形成装置を使用するときのユーザの労力を低減することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像形成装置における設定のための情報である第一の情報を記憶する第一の外部デバイスから第一の情報を受信可能な画像形成装置であって、第一の外部デバイスからのアクセスを検知して第一の情報を受信する外部デバイスアクセス制御部と、受信した第一の情報の設定のための情報を反映させた、画像形成装置への操作を受け付ける操作用画面を表示する画面表示部と、操作用画面に対する操作に基づいて画像形成を行う画像形成部と、を備え、第一の外部デバイスは、ユーザ認証用のユーザ識別情報を含む第二の情報を、さらに記憶しており、画像形成装置は、1以上のユーザの情報が登録されているアドレス帳を記憶する記憶部を、さらに備えており、外部デバイスアクセス制御部は、第一の外部デバイスからのアクセスがあった場合、受信した第二の情報におけるユーザ識別情報が、記憶部に記憶されたアドレス帳が示す1以上のユーザの情報の中になかったとき、画面表示部を用いて、第一の情報に基づいて操作用画面を表示する
本発明によれば、設定を登録していない画像形成装置を使用するときのユーザの労力を低減することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態の画像形成システムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態のMFPのハードウェア構成例を示す図である。 図3は、実施形態のMFPのソフトウェア構成例を示す模式図である。 図4は、実施形態のMFPの機能構成例を示す図である。 図5は、アドレス帳のデータ例を示す図である。 図6は、ICカードの機能構成例を示す図である。 図7は、ICカードに格納された情報とアプリケーションとの関係を示す概念図である。 図8は、対応テーブルのデータ例を示す図である。 図9は、ホーム画面のレイアウト構成例を示す図である。 図10は、スキャナアプリの画面のレイアウト構成例を示す図である。 図11は、画像形成システムの処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、図11におけるステップS4の処理内容を示すフローチャートである。 図13は、図12におけるステップS13の処理内容を示すフローチャートである。 図14は、図12におけるステップS14の処理内容を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像形成装置、情報処理方法、画像形成システム、および、プログラムの実施形態を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システム100は、MFP1と、サーバ2と、外部デバイス通信装置3と、ICカード4と、を含む。MFP1およびサーバ2は、インターネット等のネットワーク30を介して相互に接続されている。また、MFP1には、外部デバイス通信装置3が接続されている。
MFP1は、コピー機能、スキャナ機能、ファックス機能、プリンタ機能などの各種機能を有するとともに、MFP1における操作のための操作用情報(第一の情報)を記憶するICカード4(外部デバイス(第一の外部デバイス)の一例)から外部デバイス通信装置3を介して操作用情報を受信可能である。
本実施形態では、MFP1を例えば、普段ユーザが勤務先(会社や事業所)などで利用している、いわゆる常用しているユーザ(以下、「常用ユーザ」ともいう。)は、各種の設定をMFP1に登録しているとともに、NFC(Near Field Communication)の非接触型のICカードを所持していて、そのICカードによりユーザ認証を行ってからその登録している各種の設定を用いてMFP1を使用するものとする。なお、常用ユーザのユーザ認証用の情報(ユーザ識別情報、第二の情報)は、MFP1のアドレス帳(アドレス)に登録されており、ユーザ認証時にはそのアドレス帳が参照されて当該常用ユーザの情報があることで認証OKの結果が得られる(詳細は後述)。
一方、例えば、普段は自らの勤務先(会社や事業所)などにあるMFPを利用しているものの、外出などにより別の場所(外出先や別の事業所)に来ているユーザである、いわゆる外部から来たユーザ(以下、「外部ユーザ」ともいう。)がその別の場所に設置された本システムのMFP1を使う場合、次の前提となっているものとする。まず、外部ユーザは、MFP1を常用していないので、当然、各種の設定をMFP1に登録していない。また、外部ユーザは、このMFP1を使用するために、操作用情報を記憶するICカードとして、前記したNFCの非接触型のICカードとは種類の異なるICカード(例えば、USBポートを経由する接触型のICカード)を所持している。また、外部ユーザの情報は、MFP1のアドレス帳に登録されていないが、予め操作用情報が記憶されているICカードの所持者ということでユーザ認証無しでこのMFP1を使用できるものとする。
以下、「ユーザ認証用ICカード」(第二の外部デバイス)は常用ユーザが所持するICカードを指し、「ICカード4」は外部ユーザが所持するICカードを指すものとする。また、両者を区別しない場合は単に「ICカード」と表現する。
また、以下、常用ユーザと外部ユーザを特に区別しない場合や、常用ユーザか外部ユーザかが判明していない場合、単に「ユーザ」と表現する。
なお、MFP1の使用時に外部ユーザが用いる外部デバイスとしては、例えば、携帯端末装置、ICカード等が考えられるが、本実施形態では、前記したようにICカードの場合を例にとる。したがって、本実施形態では、外部デバイス通信装置3は、具体的には、ICカードリーダとして実現される。
例えば、ユーザが、当該ユーザを識別する識別情報を含む各種情報の記録されたICカード4を外部デバイス通信装置3に近接させると(かざすと)、外部デバイス通信装置3は、当該ICカード4に記録された識別情報を含む各種情報を読み取る。なお、本実施形態において外部デバイス通信装置3を構成するICカードリーダは、非接触型ICカードと接触型ICカードの両方から情報を読み取ることができるものとするが、これに限られず、使用するICカード(ICカード4、ユーザ認証用ICカード)の種類に合わせたものであれば任意の仕様でよく、公知の様々な構成を利用可能である。
サーバ2は、MFP1から受信した画像データ等を蓄積したり、MFP1に関する設定情報を格納したりする。
次に、図2を用いて、MFP1のハードウェア構成について説明する。図2に示すように、MFP1は、コピー機能、スキャナ機能、ファックス機能、プリンタ機能などの各種の機能を実現可能な本体10と、ユーザの操作を受け付ける操作部20とを備える。なお、ユーザの操作を受け付けるとは、ユーザの操作に応じて入力される情報(画面の座標値を示す信号等を含む)を受け付けることを含む概念である。本体10と操作部20は、専用の通信路300を介して相互に通信可能に接続されている。通信路300は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることもできるが、有線か無線かを問わず任意の規格のものであってよい。
なお、本体10は、操作部20で受け付けた操作に応じた動作を行うことができる。また、本体10は、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置とも通信可能であり、外部装置から受信した指示に応じた動作を行うこともできる。
まず、本体10のハードウェア構成について説明する。本体10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、HDD14と、通信I/F(インタフェース)15と、接続I/F16と、エンジン部17とを備え、これらがシステムバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、本体10の動作を統括的に制御する。CPU11は、RAM13をワークエリア(作業領域)としてROM12、HDD14等に格納されたプログラムを実行することで、本体10全体の動作を制御し、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファックス機能、プリンタ機能などの各種機能を実現する。
通信I/F15は、ネットワーク30と接続するためのインタフェースである。接続I/F16は、通信路300を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。
エンジン部17は、コピー機能、スキャナ機能、ファックス機能、および、プリンタ機能を実現させるための、汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。例えば、原稿の画像をスキャンして読み取るスキャナ、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ、ファックス通信を行うファックス部などを備えている。さらに、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(自動原稿給送装置)のような特定のオプションを備えることもできる。
次に、操作部20のハードウェア構成について説明する。操作部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23と、フラッシュメモリ24と、通信I/F25と、接続I/F26と、操作パネル27と、外部接続I/F28とを備え、これらがシステムバス29を介して相互に接続されている。
CPU21は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU21は、RAM23をワークエリア(作業領域)としてROM22、フラッシュメモリ24等に格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御し、ユーザから受け付けた入力に応じた情報(画像)の表示などの各種機能を実現する。
通信I/F25は、ネットワーク30と接続するためのインタフェースである。接続I/F26は、通信路300を介して本体10と通信するためのインタフェースである。
操作パネル27は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受け付けるとともに、各種の情報(例えば受け付けた操作に応じた情報、MFP1の動作状況を示す情報、設定状態などを示す情報など)を表示する。例えば、操作パネル27は、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置(LCD)で構成されるが、これに限られない。ほかに、タッチパネル機能が搭載された有機EL(Electro Luminescence)表示装置で構成されてもよい。さらに、これに加えて又はこれに代えて、ハードウェアキー等の操作部やランプ等の表示部を設けることもできる。
外部接続I/F28は、上述の外部デバイス通信装置3と接続するためのインタフェースである。
次に、図3を用いて、MFP1のソフトウェア構成について説明する。図3に示すように、本体10は、アプリ層101と、サービス層102と、OS層103とを有する。アプリ層101、サービス層102、および、OS層103の実体は、ROM12、HDD14等に格納されている各種ソフトウェアである。CPU11が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリ層101のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションソフトウェア(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合もある。)である。例えば、アプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファックス機能を提供するためのファックスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層102のソフトウェアは、アプリ層101とOS層103との間に介在し、アプリに対し、本体10が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層102が受け付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層102によるインタフェースの機能は、本体10のアプリ層101だけではなく、操作部20のアプリ層201に対しても提供される。すなわち、操作部20のアプリ層201(アプリ)も、サービス層102のインタフェース機能を介して、本体10のハードウェア資源(例えばエンジン部17)を利用した機能を実現することができる。
OS層103のソフトウェアは、本体10が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層102のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層103が解釈可能なコマンドに変換してOS層103に渡す。そして、OS層103のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部20は、アプリ層201と、サービス層202と、OS層203とを有する。操作部20が備えるアプリ層201、サービス層202及びOS層203も、階層構造については本体10側と同様である。ただし、アプリ層201のアプリにより提供される機能や、サービス層202が受け付け可能な動作要求の種類は、本体10側とは異なる。アプリ層201のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよいが、主として本体10が備える機能(コピー機能、スキャナ機能、ファックス機能、プリンタ機能)に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能を提供するためのソフトウェアである。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体10側のOS層103のソフトウェアと操作部20側のOS層203のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体10と操作部20は、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体10側のOS層103のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層203のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施形態のMFP1において、本体10と操作部20は別々のオペレーティングシステムで動作するため、本体10と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受け付けた情報(ユーザからの指示内容)を本体10へ伝達する動作(コマンド通信)や、本体10が操作部20へイベントを通知する動作などがこれに該当する。ここでは、操作部20が本体10へコマンド通信を行うことにより、本体10の機能を使用することができる。また、本体10から操作部20に通知するイベントには、本体10における動作の実行状況、本体10側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施形態では、操作部20に対する電力供給は、本体10から通信路300を経由して行われているので、操作部20の電源制御を、本体10の電源制御とは別に(独立して)行うことができる。
次に、MFP1の機能構成について説明する。図4は、MFP1の機能構成例を示すブロック図である。図4に示すように、MFP1は、画面表示部110と、プラグイン管理部120と、ネットワーク通信部130と、プラグイン制御部140と、認証制御部150と、ICカードアクセス制御部160(外部デバイスアクセス制御部)と、機能実行部170と、記憶部180と、を有する。なお、説明の便宜上、図4では、本発明に係る機能を主に例示しているが、MFP1が有する機能は、これらに限られるものではない。
画面表示部110は、ユーザに対して、MFP1のホーム画面(図9)や操作対象のアプリケーションの画面(図10)などを、操作パネル27(図2)に表示させる。
ここで、図9は、ホーム画面のレイアウト構成例を示す図である。図9に示すように、操作パネル27にホーム画面が表示されており、具体的には、コピーボタン271、プリンタボタン272、スキャナボタン273、FAXボタン274、アドレス帳ボタン275、設定ボタン276が表示されている。各ボタンを操作(タッチ)すると、所定の次の画面に遷移する。例えば、スキャナボタン273を操作した場合、図10の画面に遷移する。
図10は、スキャナアプリの画面のレイアウト構成例を示す図である。この画面では、操作パネル27において、宛先入力領域277と、読み取り設定入力領域278と、STARTボタン279が表示されている。
図4に戻って、画面表示部110は、ICカード4からの操作用情報に基づいて、MFP1への操作を受け付ける操作用画面を表示する(詳細は後述)。また、画面表示部110は、ICカードアクセス制御部160がICカード4から操作用情報を受信したときの操作パネル27における画面表示状態に応じて、操作用情報において対応する参照データに基づく操作用画面を操作パネル27に表示する(詳細は後述)。
プラグイン管理部120は、後から追加、カスタマイズ可能なプラグインを管理する。
ネットワーク通信部130は、MFP1と外部装置との通信を行う際に動作する。
プラグイン制御部140は、プラグイン管理部120で管理されるプラグインに対して、ICカード4やユーザ認証用ICカードの通信経路によって異なる複数の規格のI/Fの統一を実行する。
認証制御部150は、操作パネル27におけるソフトウェアキーボードから入力されたユーザの情報(ユーザIDやパスワード)に基づいて、あるいは、ユーザ認証用ICカードから読み取ったユーザの情報に基づいて、MFP1へのユーザログイン(ユーザ認証)を制御する。具体的には、認証制御部150は、ユーザの情報がアドレス帳182(詳細は後述)にあれば認証結果OKと判定し、なければ認証結果NGと判定する。
また、ICカードアクセス制御部160がICカード4とは種類の異なるユーザ認証用外部デバイスからのアクセスを検知したとき、認証制御部150は、そのユーザ認証用外部デバイスから送信されたユーザの情報に基づいて、記憶部180に記憶されたアドレス帳182を参照することでユーザ認証を行う。
ICカードアクセス制御部160は、外部デバイス通信装置3を介して、ICカード4からのアクセスと、ユーザ認証用ICカードからのアクセスとをICカードの種類の違いにより区別して検知し、ICカード4からは操作用情報を受信し、ユーザ認証用ICカードからはユーザの情報を受信する。
機能実行部170は、ユーザによる操作パネル27を用いた入力指示に基づき、MFP1におけるコピー、スキャナ、ファックス、プリンタ等の各機能を実行する。
記憶部180は、ICカード情報181とアドレス帳182とを記憶する。
ICカード情報181には、MFP1で対応可能なICカードの種別(NFCの非接触型のICカード4、USBポートを経由する接触型のユーザ認証用ICカード等)が記憶されている。
アドレス帳182には、常用ユーザの情報が登録されている。図5は、アドレス帳182のデータ例を示す図である。アドレス帳182には、常用ユーザに関する情報として、番号(No.)ごとに、カードID、ユーザ名などの情報が記憶されている。
以上に説明した画面表示部110、プラグイン管理部120、ネットワーク通信部130、プラグイン制御部140、認証制御部150、ICカードアクセス制御部160、機能実行部170は、CPU(11または21)が、記憶装置(例えばROM12、HDD14、ROM22、フラッシュメモリ24等)に格納されたプログラムを実行することにより実現されるが、これに限られず、例えば、少なくとも一部が専用のハードウェア回路(例えば半導体集積回路等)で実現されてもよい。また、記憶部180は、例えば本体10側のHDD14等によって実現されてもよいし、操作部20側のフラッシュメモリ24等によって実現されてもよい。
次に、ICカード4の機能構成について説明する。図6は、ICカード4の機能構成例を示す図である。ICカード4は、機能構成として、通信部41、アクセス制御部42および記憶部43を備えている。
通信部41は、MFP1との情報の送受信を行う。
アクセス制御部42は、通信部41を制御したり、記憶部43に対して情報の読み書きを行ったりする。
記憶部43に記憶される情報について、図7、図8を参照して説明する。図7は、ICカード4に記憶される情報と、それらとアプリケーションとの関係を示す概念図である。図8は、記憶部43に記憶される対応テーブルのデータ例を示す図である。
図7に示すように、ICカード4(記憶部43)には、ユーザを識別するID、ユーザによるMFP1での操作を支援するための優先アプリ(優先して起動されるアプリ)、読み取り設定(両面、フルカラー等)、宛先(データの送信先メールアドレス等)などの情報が記憶されている。
また、ICカード4の記憶部43には、図8に示す対応テーブル431も記憶される。対応テーブル431では、左から順に、表示画面アプリ、画面状態、参照データ、実行処理の各情報が対応付けられている。すなわち、対応テーブル431では、操作用情報として、MFP1の画面表示状態(表示画面アプリ、画面状態)に応じて異なる複数の参照データが記憶されている。
図7も合わせて参照すると、例えば、図8の対応テーブル431の行L1は、表示画面アプリがホーム画面アプリのときには、参照データとして優先アプリ(図7ではスキャナアプリ)が参照され、実行処理としてアプリ起動されることを示している。
また、行L2は、表示画面アプリがコピーアプリのときには、画面状態がTOP画面であり、参照データとして読み取り設定が参照され、実行処理として画面更新されることを示している。
また、行L3は、表示画面アプリがスキャナアプリで、画面状態がTOP画面かつ宛先にフォーカスがない場合(宛先入力用のソフトウェアキーボードが表示されていない状態)、参照データとして読み取り設定と宛先が参照され、実行処理として画面更新されることを示している。
また、行L4は、表示画面アプリがスキャナアプリで、画面状態がTOP画面かつ宛先にフォーカスがある場合(宛先入力用のソフトウェアキーボードが表示されている状態)、参照データとして宛先が参照され、実行処理として画面更新されることを示している。
図7、図8からわかるように、ICカード4には、MFP1から参照される情報(参照データ)が複数個記憶されており、MFP1の表示画面アプリや画面状態によって、利用される参照データが異なる。また、複数のアプリケーションから共通で参照される情報(参照データ)もある(図7、図8の例では読み取り設定)。
なお、図6では、外部デバイスがICカード4の場合の機能構成を示しているが、外部デバイスが携帯端末装置であるとすると、通信部41、アクセス制御部42、記憶部43の各機能は、OSに含まれる場合もあれば、OS上で動作するアプリケーション毎に保持される場合もある。
次に、図11を用いて、本実施形態の画像形成システム100の動作手順の一例を説明する。図11は、画像形成システム100の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ユーザが自身の所持しているICカードを外部デバイス通信装置3にかざすと、ICカードアクセス制御部160は、外部デバイス通信装置3を介して、ICカードからのアクセスを検知する(ステップS1)。
次に、ステップS2において、ICカードアクセス制御部160は、そのICカードがユーザ認証に利用するカード種別(種類)か否か、すなわち、ユーザ認証用ICカードか否かを判定し、Yesの場合(ユーザ認証用ICカードの場合)はステップS3に進み、Noの場合(ICカード4の場合)はステップS4に進む。
ステップS3において、認証制御部150は、ユーザ認証用ICカードから読み取ったユーザの情報に基づいて、ユーザ認証(ユーザログイン)を実施する。具体的には、認証制御部150は、ユーザの情報がアドレス帳182にあれば認証結果OKと判定し、なければ認証結果NGと判定する。ステップS3以降の動作は従来技術と同様であるので説明を省略する。
ステップS4において、ICカードアクセス制御部160は、ICカード4のアクセス処理を実施する。ステップS4について、図12を参照して説明する。
図12に示すように、ステップS11において、ICカードアクセス制御部160は、MFP1のホーム画面が表示されているか否かを判定し、Yesの場合はステップS13に進み、Noの場合はステップS12に進む。このステップS11の判定は、例えば、画面表示部110によって操作パネル27に現時点で表示されているアプリを特定することにより実現できる。
ステップS12において、ICカードアクセス制御部160は、スキャナアプリが表示されているか否かを判定し、Yesの場合はステップS14に進み、Noの場合はステップS4の処理を終了する。なお、ステップS12における判定対象をスキャナアプリとしたのは一例であり、他のコピーアプリ、ファックスアプリ、プリンタアプリ等についても同様に処理することができる。
ステップS13において、ICカードアクセス制御部160は、ホーム画面のICカード4のアクセス処理を実施する。ステップS13について、図13を参照して説明する。
図13に示すように、ステップS21において、ICカードアクセス制御部160は、ICカード4の優先アプリの情報を取得する。
次に、ステップS22において、ICカードアクセス制御部160は、ICカード4において優先アプリの情報が指定されているか否かを判定し、Yesの場合はステップS23に進み、Noの場合はステップS13の処理を終了する。
ステップS23において、ICカードアクセス制御部160は、機能実行部170を用いて優先アプリを起動する。図7の例では、優先アプリであるスキャナアプリが起動され、画面表示部110は操作パネル27に例えば図10の画面表示を行う。
図12に戻って、ステップS14において、ICカードアクセス制御部160は、スキャナアプリのICカード4のアクセス処理を実施する。ステップS14について、図14を参照して説明する。なお、このステップS14は、例えば、図13のステップS23でスキャナアプリが起動されたときに図10の画面が表示され、そのときに外部ユーザがICカード4を外部デバイス通信装置3にかざすことによって、実行されることになる。
図14に示すように、ステップS31において、ICカードアクセス制御部160は、ICカード4の情報(図7、図8参照)を取得する。
次に、ステップS32において、ICカードアクセス制御部160は、TOP画面が表示されているか否かを判定し、Yesの場合はステップS33に進み、Noの場合はステップS14の処理を終了する。
ステップS33において、ICカードアクセス制御部160は、画面上の宛先のフィールドにフォーカスがあるか否かを判定し、Yesの場合はステップS34に進み、Noの場合はステップS35に進む。
ステップS34において、ICカードアクセス制御部160は、図8の対応テーブル431の行L4に基づいて、宛先(図10の宛先入力領域277)のみをセットする。
ステップS35において、ICカードアクセス制御部160は、図8の対応テーブル431の行L3に基づいて、読み取り設定(図10の読み取り設定入力領域278)と宛先(図10の宛先入力領域277)をセットする。
ステップS34、S35の後、ステップS14の処理を終了する。
このように、本実施形態の画像形成システム100によれば、予め操作用情報を記憶しているICカード4を用いることで、設定を登録していないMFP1を使用するときの外部ユーザの労力を低減することができる。
また、ICカード4は、操作用情報として、MFP1の画面表示状態(図8の表示画面アプリ、画面状態)に応じて異なる複数の参照データを記憶している。これにより、外部ユーザは、例えば、ホーム画面のときにICカード4を外部デバイス通信装置3にかざすだけで優先アプリを起動させることができ、また、スキャナアプリの画面のときにICカード4を外部デバイス通信装置3にかざすだけで読み取り設定や宛先をセットすることができる。
また、ICカードアクセス制御部160が外部デバイス通信装置3を介してICカード4からのアクセスとユーザ認証用外部デバイスからのアクセスとを区別して検知することで(図11のステップS2)、ICカード4からのアクセスであった場合はICカード4が記憶する操作用情報に基づく処理(図11のステップS4)を行い、ユーザ認証用ICカードからのアクセスであった場合はユーザ認証用外部デバイスが記憶するユーザの情報に基づくユーザ認証処理(図11のステップS3)を行う、という別々の動作を適宜実行することができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、上記実施形態では、外部デバイスとして、ICカードの場合を例にとって説明したが、スマートフォンなどの携帯端末装置を適用してもよい。その場合、外部デバイス通信装置3は、携帯端末装置と通信可能な通信装置として実現される。
また、上記実施形態では、一例として、「ICカード4」(第一の外部デバイス)と「ユーザ認証用ICカード」(第二の外部デバイス)とを、種別(種類)の異なるデバイスとし、図11のステップS2において、その種別の違いにより、ステップS3,S4のいずれに進むかを振り分けた。しかし、これに限定されず、例えば、ユーザ認証用ICカードだけを使用するものとし、ICカード4に記憶させるものとした操作用情報をユーザ認証用ICカードに記憶させておくことも可能である。その場合、図11のステップS2では、例えば、そのユーザ認証用ICカード中にユーザ識別情報がなかったり、ユーザ識別情報があったがそのユーザ識別情報がMFP1のアドレス帳(図4、図5)に存在しなかったりしたときに、ステップ4に進むようにすればよい。このようにすれば、ユーザは、ユーザ認証用ICカードだけを所持すればよく、カードの管理がより楽になる。
また、上記実施形態のMFP1では、本体10と操作部20は、ハードウェア的にもソフトウェア的にも独立したものとして説明したが、これに限られず、両者のハードウェア、ソフトウェアの一方または両方が一体に構成されていてもよい。
また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
また、上述した実施形態のMFP1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等の不揮発性の記録媒体に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
なお、上記実施形態では、本発明の画像形成装置を、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能およびプリンタ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明したが、複写機、スキャナ装置、ファクシミリ、プリンタ装置等の画像形成装置のいずれにも適用することができる。
1 MFP
2 サーバ
3 外部デバイス通信装置
4 ICカード
10 本体
20 操作部
100 画像形成システム
特許第5708589号公報

Claims (8)

  1. 画像形成装置における設定のための情報である第一の情報を記憶する第一の外部デバイスから前記第一の情報を受信可能な前記画像形成装置であって、
    前記第一の外部デバイスからのアクセスを検知して前記第一の情報を受信する外部デバイスアクセス制御部と、
    前記受信した前記第一の情報の設定のための情報を反映させた、前記画像形成装置への操作を受け付ける操作用画面を表示する画面表示部と、
    前記操作用画面に対する操作に基づいて画像形成を行う画像形成部と、
    を備え、
    前記第一の外部デバイスは、ユーザ認証用のユーザ識別情報を含む第二の情報を、さらに記憶しており、
    前記画像形成装置は、1以上のユーザの情報が登録されているアドレス帳を記憶する記憶部を、さらに備えており、
    前記外部デバイスアクセス制御部は、
    前記第一の外部デバイスからのアクセスがあった場合、受信した前記第二の情報におけるユーザ識別情報が、前記記憶部に記憶されたアドレス帳が示す前記1以上のユーザの情報の中になかったとき、前記画面表示部を用いて、前記第一の情報に基づいて操作用画面を表示する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成装置における設定のための情報である第一の情報を記憶する第一の外部デバイスから前記第一の情報を受信可能な前記画像形成装置であって、
    前記第一の外部デバイスからのアクセスを検知して前記第一の情報を受信する外部デバイスアクセス制御部と、
    前記受信した前記第一の情報の設定のための情報を反映させた、前記画像形成装置への操作を受け付ける操作用画面を表示する画面表示部と、
    前記操作用画面に対する操作に基づいて画像形成を行う画像形成部と、
    1以上のユーザの情報が登録されているアドレス帳を記憶する記憶部と、
    前記画面表示部による操作用画面を表示する前に、ユーザ認証を行う認証制御部と、
    を備え、
    前記外部デバイスアクセス制御部は、前記第一の外部デバイスからのアクセスと、前記第一の外部デバイスとは種類の異なるユーザ認証に用いるための第二の外部デバイスからのアクセスとを、それぞれの種類を含めて検知し、
    前記第一の外部デバイスからのアクセスであった場合、前記画面表示部は、当該第一の外部デバイスから受信した前記第一の情報に基づいて操作用画面を表示し、
    前記第二の外部デバイスからのアクセスであった場合、前記認証制御部は、前記第二の外部デバイスから受信したユーザ識別情報を含む第二の情報に基づいて、前記記憶部に記憶されたアドレス帳を参照することでユーザ認証を行う
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記第一の外部デバイスは、前記第一の情報において前記画像形成装置の画面表示状態に応じて参照される異なる複数の参照データを記憶しており、
    前記画像形成装置の画面表示部は、
    前記外部デバイスアクセス制御部が前記第一の情報を受信したときの前記画面表示部における画面表示状態に応じて前記第一の情報において参照した前記参照データに基づく操作用画面を表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成装置における設定のための情報である第一の情報を記憶する第一の外部デバイスから前記第一の情報を受信可能な前記画像形成装置による情報処理方法であって、
    前記第一の外部デバイスからのアクセスを検知して前記第一の情報を受信する外部デバイスアクセス制御ステップと、
    前記受信した前記第一の情報の設定のための情報を反映させた、前記画像形成装置への操作を受け付ける操作用画面を表示する画面表示ステップと、
    を含み、
    前記第一の外部デバイスは、ユーザ認証用のユーザ識別情報を含む第二の情報を、さらに記憶しており、
    前記画像形成装置は、1以上のユーザの情報が登録されているアドレス帳を記憶する記憶部を、さらに備えており、
    前記外部デバイスアクセス制御ステップにおいて、前記第一の外部デバイスからのアクセスがあった場合に、受信した前記第二の情報におけるユーザ識別情報が、前記記憶部に記憶されたアドレス帳が示す前記1以上のユーザの情報の中になかったとき、
    前記画面表示ステップは、前記第一の情報に基づいて操作用画面を表示する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  5. 画像形成装置における設定のための情報である第一の情報を記憶する第一の外部デバイスから前記第一の情報を受信可能な前記画像形成装置による情報処理方法であって、
    前記第一の外部デバイスからのアクセスを検知して前記第一の情報を受信する外部デバイスアクセス制御ステップと、
    前記受信した前記第一の情報の設定のための情報を反映させた、前記画像形成装置への操作を受け付ける操作用画面を表示する画面表示ステップと、
    を含み、
    前記画像形成装置は、1以上のユーザの情報が登録されているアドレス帳を記憶する記憶部をさらに備えており、
    前記外部デバイスアクセス制御ステップは、前記第一の外部デバイスからのアクセスと、前記第一の外部デバイスとは種類の異なるユーザ認証に用いるための第二の外部デバイスからのアクセスとを、それぞれの種類を含めて検知し、
    前記第一の外部デバイスからのアクセスであった場合、前記画面表示ステップは、当該第一の外部デバイスから受信した前記第一の情報に基づいて操作用画面を表示し、
    前記第二の外部デバイスからのアクセスであった場合、前記第二の外部デバイスから受信したユーザ識別情報を含む第二の情報に基づいて、前記記憶部に記憶されたアドレス帳を参照することでユーザ認証を行う認証制御ステップを実行する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  6. 前記第一の外部デバイスは、前記第一の情報として、前記画像形成装置の画面表示状態に応じて参照される異なる複数の参照データを記憶しており、
    前記画面表示ステップは、
    前記外部デバイスアクセス制御ステップで前記第一の情報を受信したときの画面表示状態に応じて前記第一の情報において参照した前記参照データに基づく操作用画面を表示する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の情報処理方法。
  7. 画像形成装置における設定のための情報である第一の情報を記憶する第一の外部デバイスと、前記第一の外部デバイスから前記第一の情報を受信可能な前記画像形成装置と、を備える画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記第一の外部デバイスからのアクセスを検知して前記第一の情報を受信する外部デバイスアクセス制御部と、
    前記受信した前記第一の情報の設定のための情報を反映させた、前記画像形成装置への操作を受け付ける操作用画面を表示する画面表示部と、
    前記操作用画面に対する操作に基づいて画像形成を行う画像形成部と、
    を備え、
    前記第一の外部デバイスは、ユーザ認証用のユーザ識別情報を含む第二の情報を、さらに記憶しており、
    前記画像形成装置は、1以上のユーザの情報が登録されているアドレス帳を記憶する記憶部を、さらに備えており、
    前記外部デバイスアクセス制御部は、
    前記第一の外部デバイスからのアクセスがあった場合、受信した前記第二の情報におけるユーザ識別情報が、前記記憶部に記憶されたアドレス帳が示す前記1以上のユーザの情報の中になかったとき、前記画面表示部を用いて、前記第一の情報に基づいて操作用画面を表示する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  8. 画像形成装置における設定のための情報である第一の情報、およびユーザ認証用のユーザ識別情報を含む第二の情報を記憶する第一の外部デバイスから前記第一の情報を受信可能な前記画像形成装置であるコンピュータに、
    前記第一の外部デバイスからのアクセスを検知して前記第一の情報を受信する外部デバイスアクセス制御ステップと、
    前記受信した前記第一の情報の設定のための情報を反映させた、前記画像形成装置への操作を受け付ける操作用画面を表示する画面表示ステップと、
    を実行させ、
    前記外部デバイスアクセス制御ステップにおいて
    前記第一の外部デバイスからのアクセスがあった場合、受信した前記第二の情報におけるユーザ識別情報が、1以上のユーザの情報が登録されているアドレス帳を記憶する記憶部に記憶されたアドレス帳が示す前記1以上のユーザの情報の中になかったとき、
    前記画面表示ステップは、前記第一の情報に基づいて操作用画面を表示する
    ためのプログラム。
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