JP6736015B1 - 部品供給装置 - Google Patents

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【課題】結合ブロック部材により外筒と部品供給管の結合剛性を向上するとともに、部品移動の規制部材の駆動手段をまとまりよく配置すること。【解決手段】供給ロッド7が収容された外筒6に、進退駆動手段10が接合され、外筒6と部品供給管11の結合箇所に仮止室19が形成され、磁石20を有するストッパ部材21が仮止室19に配置された形式のものにおいて、結合ブロック部材24の横側面24aに外筒6の外周面を結合し、結合ブロック部材24の下面24bに部品供給管11を結合して、外筒6と部品供給管11を一体化し、結合ブロック部材24に、部品移動を規制する規制部材27、35の駆動手段32、36が取り付けられている。【選択図】図1

Description

この発明は、進退式の供給ロッドが収容された外筒と、部品供給管が結合された箇所に仮止室が配置された、部品供給装置に関している。
特開2006−075899号公報には、供給ロッド6が収容されたガイド管7と、部品供給管8が溶接され、ストッパ部材9の配置によって仮止室11が形成されていることが記載されている。
特開2015−131339号公報には、供給ベース部材7を中核的な部材とし、この部材7に、部品供給用の摺動ロッド23を進退させるエアシリンダ28と、規制ピン38を進退させるエアシリンダ37と、部品供給管5を取り付けることが記載されている。
特開2006−075899号公報 特開2015−131339号公報
上記特許文献1および特許文献2に記載された先行技術においては、供給ロッドを収容する外筒と、部品供給管の結合剛性を高めるための技術的配慮に関しては、何も記載されていない。また、上記結合剛性の向上と部品の移動を規制する、2つの機能の実現に関しても、何も記載されていない。さらに、外筒や部品供給管のどの部位に一体化用の部材を結合するかについても、何も記載されていない。
本発明は、上記の問題点を解決するために提供されたもので、結合ブロック部材を介在させて外筒と部品供給管の結合剛性を向上するとともに、部品移動を規制する規制部材の駆動手段をまとまりよく配置することを目的とする。
請求項1記載の発明は、
部品供給用の供給ロッドが収容された断面円形の外筒に、供給ロッドを進退させる進退駆動手段が接合され、前記外筒と部品搬送用の部品供給管の結合箇所に仮止室が形成され、部品吸引用の磁石を有するストッパ部材が仮止室の端部に配置された形式のものにおいて、
結合ブロック部材は、立方体または直方体の形状をしたブロック部材で構成されているとともに、外筒と部品供給管が直角に交叉した隅角部に合致させた状態で配置され、
結合ブロック部材の横側面に前記外筒の外周面を沿わせた状態で、この沿わせた結合溶接区間の長さを長くして前記横側面に前記外周面を溶接し、
結合ブロック部材の下面に前記部品供給管の上面を密着した状態で、この密着している結合溶接区間の長さを長くして前記結合ブロック部材と前記部品供給管を溶接して、外筒と部品供給管を一体化し、
前記結合ブロック部材に、部品移動を規制する規制部材の駆動手段が取り付けられていることを特徴とする部品供給装置である。
進退動作をする部品供給用の供給ロッドが収容された断面円形の外筒と、部品搬送用の部品供給管が結合されている構造に加えて、結合ブロック部材の横側面に外筒の外周面を結合し、結合ブロック部材の下面に部品供給管を結合して、外筒と部品供給管を一体化してある。
このため、外筒と部品供給管は結合ブロック部材を介して一体化され、外筒と部品供給管の結合強度を高めることができる。
外筒は、長尺な供給ロッドを収容しており、供給ロッド動作用のエアシリンダなどの進退駆動手段と一体化されているので、進退駆動手段と外筒は著しく長い部材となる。このような長い構造物に揺動方向の力が作用すると、外筒と部品供給管の結合箇所に大きな応力が集中するので、この結合箇所には十分な結合剛性を付与する必要がある。このような要請に対して、上記のような結合ブロック部材の介在は、十分な結合剛性の確保にとって有効である。
とくに、結合ブロック部材の横側面に外筒の外周面を対応させ、結合ブロック部材の下面に部品供給管を対応させているので、結合ブロック部材に対する外筒や部品供給管の結合局部の結合剛性を高めるのに非常に有効である。上記のような対応関係は、結合ブロック部材をほぼ直方体の形状とした場合においては、外筒と部品供給管の直角に交叉した隅角部に結合ブロック部材をぴったりと合致させることができて、外筒と部品供給管の結合強度を向上するのに効果的なものとなる。
結合ブロック部材に、部品移動を規制する規制部材の駆動手段が取り付けられているので、結合ブロック部材は駆動手段の配置機能と、外筒と部品供給管の一体化機能の2機能を果たすことが実現し、構造の簡素化やコンパクト化にとって有効である。
結合ブロック部材の横側面に外筒の外周面を結合し、結合ブロック部材の下面に部品供給管の上面を結合するものであるから、外筒と結合ブロック部材の結合区間の長さが長くなり、また、部品供給管と結合ブロック部材の結合区間の長さが長くなるので、結合強度向上にとって有効である。
部品移動を規制する事例としては、仮止室へ高速で向かう部品を一時停止して仮止室の構成部材を保護したり、仮止室から部品が不用意に落下するのを防止したりすることがある。このような部品移動の規制が結合ブロック部材の配置に伴ってなされるので、部品移動の規制・制御を簡単に実現することができる。規制部材の駆動手段が結合ブロック部材に取り付けられているので、エアシリンダなどの駆動手段の取付け姿勢を自由に求めることができ、装置の機能向上やコンパクト化にとって有効である。さらに、剛性的に安定した結合ブロック部材に駆動手段が取り付けられているので、駆動手段自体の作動を高い信頼性の下で遂行することができる。
外筒と部品供給管が交叉している隅角部分に結合ブロック部材が配置してあるので、結合ブロック部材やそれに取り付けられたエアシリンダなどの駆動手段が外側に突き出るような構造を回避でき、まとまりの良好な構造がえられる。
実施例1における装置全体の断面図と部分箇所の断面図である。 実施例2における装置全体の断面図と部分箇所の断面図である。
つぎに、本発明の部品供給装置を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明の実施例1を示す。
最初に、部品について説明する。
供給の対象とされる部品としては、プロジェクションナット、ワッシャ、筒状ディスタンスピース、ボルトなど種々なものがある。この実施例では、プロジェクションナットを対象にしている。
以下の説明において、プロジェクションナットを単にナットと表現する場合もある。
鉄製のプロジェクションナット1は、図1(A)に示すように、六角形とされたナット本体2の中央部にねじ孔3が形成されたもので、ナット本体2と一体になった円形のフランジ4が設けてある。フランジ4の表面に溶着用突起5が形成されている。溶着用突起5は、120度間隔で3個設けてある。
つぎに、外筒について説明する。
傾斜姿勢とされた断面円形の外筒6内に、供給ロッド7が収容されている。供給ロッド7は、外筒6内を摺動する大径の摺動ロッド8と、ねじ孔3に串刺し状に進入する小径のガイドロッド9から構成されている。供給ロッド7を進退させる進退駆動手段として、エアシリンダ10が採用されている。エアシリンダ10は、外筒6に接合されている。
つぎに、部品供給管について説明する。
部品供給管11は、ステンレス鋼で作られており、ナット1の搬送に適した矩形の断面形状とされている。図1(C)に示すように、コ字型断面の細長い通路部材12を下方に開いた状態で配置し、蓋板13を溶接して閉断面にしてある。部品供給管11は、パーツフィーダ15に接続され、空気噴射管16からの噴射空気によってナット1が高速で搬送されるようになっている。外筒6の下端部が部品供給管11の上面に溶接してあり、溶接部は、図1(B)に符号17で示してある。
部品供給管11は、図1(A)に示すように、ナット1が滑降する方向に傾斜しているとともに、上方へ湾曲した形状とされ、この湾曲部14と外筒6の間に形成される空間22に、結合ブロック部材24や後述のエアシリンダ32が配置されている。
通路部材12に、供給ロッド7が貫通して進出するための通孔18が開けてある。
つぎに、仮止室について説明する。
ナット1を一時係止するための仮止室19が、外筒6と部品供給管11の結合箇所に設けてある。部品吸引用の磁石20が取り付けられたストッパ部材21が部品供給管11の端部、すなわち仮止室19の端部に配置してある。部品供給管11によって搬送されてきたナット1は仮止室19内に入り、磁石20で吸引されて所定の位置に一時係止される。この状態では、供給ロッド7、通孔18、ねじ孔3が中心軸線O−Oと同軸になっている。符号23は、仮止室19の出口開口であり、エアシリンダ10の動作で供給ロッド7が進出すると、ガイドロッド9がねじ孔3内に進入し、摺動ロッド8の端面がナット1を押し出して目的箇所へ供給される。目的箇所は、図示していないが、電気抵抗溶接装置の電極である。
つぎに、結合ブロック部材について説明する。
結合ブロック部材24は、外筒6と部品供給管11を結合する媒介的部材であり、ステンレス鋼で作られている。結合ブロック部材24の形状は、立方体、直方体など、種々な形状とすることができる。ここでは、直方体の形状である。結合ブロック部材24の横側面24aに外筒6を沿わせて溶接で結合してある。溶接に換えて、ブラケット部材を用いたボルト付けとすることもできるが、構造簡素化からすると、溶接の方が望ましい。図1(B)で黒く塗り潰した箇所が、溶接部25である。
結合ブロック部材24の下面24bに部品供給管11の上面11aを密着して、溶接してある。この溶接部は、符号26で示してある。溶接部26に換えて、ブラケット部材を用いたボルト付けとすることもできるが、構造簡素化からすると、溶接の方が望ましい。図1(C)で黒く塗り潰した箇所が、溶接部26である。
外筒6の長手方向(中心軸線O−O)と部品供給管11の長手方向は直交しており、その隅角部分に結合ブロック部材24を合致させてある。すなわち、結合ブロック部材24の横側面24aが外筒6の外側円筒面6aに対応しており、結合ブロック部材24の下面24bが部品供給管11の上面に11aに対応している。
つぎに、規制部材について説明する。
部品移動の規制は、ナット1の搬送速度を緩和して仮止室19における損傷などを防止したり、ナット1が仮止室19から落下することを防止したりすることである。この実施例1においては、前者の搬送速度の緩和である。すなわち、ナットの搬送速度が規制される。
部品移動の規制のために、規制部材が動作する。部品供給管11内を移動するナット1を一旦停止するために、部品供給管11内に突出する規制ピン27が設けてある。この規制ピン27が、規制部材である。結合ブロック部材24に断面円形のガイド孔28が形成され、そこに摺動可能な状態で摺動部材29が挿入されている。規制ピン27と摺動部材29は、同軸状態で一体化されている。結合ブロック部材24の下部と通路部材12に規制ピン27が貫通する通孔30が設けてある。
つぎに、駆動手段について説明する。
上記摺動部材29や規制ピン27を進退させるために、駆動手段が設けてある。駆動手段は、エアシリンダや進退出力式の電動モータなどで形成するこができる。ここでは、エアシリンダ32である。
エアシリンダ32は、結合ブロック部材24に固定ボルト33で固定してあり、そのピストンロッド34が摺動部材29に結合してある。
つぎに、動作について説明する。
規制ピン27が図1(A)に2点鎖線で示すように、部品供給管11内に突出しているところへ、空気噴射管16からの噴射空気によってナット1が高速で搬送されてくると、ナット1は規制ピン27で受け止められて一旦停止をする。その後、エアシリンダ32の動作で規制ピン27が後退すると、傾斜によってナット1が低速で滑降して仮止室19内へ送り込まれる。このときには、磁石20の吸引力によってナット1がストッパ部材21に吸着され、図1(A)に実線で示すように、ナット1が中心軸線O−Oと同軸状態で一時係止がなされる。このようにナット1は低速で仮止室19に入るので、ストッパ部材21のストッパ面が窪んだりすることがない。
それから、エアシリンダ10の動作で供給ロッド7が進出すると、ガイドロッド9がねじ孔3を貫通して、電気抵抗溶接電極などの目的箇所へ供給される。
なお、上記のエアシリンダ10に換えて、進退出力をする電動モータを採用することもできる。
上述の各エアシリンダの進退動作や空気噴射などの動作は、一般的に採用されている制御手法で容易に行うことが可能である。制御装置またはシーケンス回路からの信号で動作する空気切換弁や、エアシリンダの所定位置で信号を発して前記制御装置に送信するセンサー等を組み合わせることによって、所定の動作を確保することができる。
以上に説明した実施例1の作用効果は、つぎのとおりである。
進退動作をする部品供給用の供給ロッド7が収容された断面円形の外筒6と、部品搬送用の部品供給管11が溶接で結合されている構造に加えて、結合ブロック部材24の横側面24aに外筒6の外側円筒面6aを溶接で結合し、結合ブロック部材24の下面24bに部品供給管11を溶接で結合して、外筒6と部品供給管11を一体化してある。
このため、外筒6と部品供給管11は結合ブロック部材24を介して一体化され、外筒6と部品供給管11の結合強度を高めることができる。
外筒6は、長尺な供給ロッド7を収容しており、供給ロッド動作用のエアシリンダ10などの進退駆動手段と一体化されているので、進退駆動手段10と外筒6は著しく長い部材となる。このような長い構造物に揺動方向の力が作用すると、外筒6と部品供給管11の結合箇所に大きな応力が集中するので、この結合箇所には十分な結合剛性を付与する必要がある。このような要請に対して、上記のような結合ブロック部材24の介在は、十分な結合剛性の確保にとって有効である。
とくに、結合ブロック部材24の横側面24aに外筒6の外側円筒面6aを対応させ、結合ブロック部材24の下面24bに部品供給管11を対応させているので、結合ブロック部材24に対する外筒6や部品供給管11の結合局部の結合剛性を高めるのに非常に有効である。上記のような対応関係は、結合ブロック部材24をほぼ直方体の形状とした場合においては、外筒6と部品供給管11の直角に交叉した隅角部に結合ブロック部材24をぴったりと合致させることができて、外筒6と部品供給管11の結合強度を向上するのに効果的なものとなる。
結合ブロック部材24に、ナット移動を規制する規制ピン27の駆動用エアシリンダ32が取り付けられているので、結合ブロック部材24はエアシリンダ32の配置機能と、外筒6と部品供給管11の一体化機能の2機能を果たすことが実現し、構造の簡素化やコンパクト化にとって有効である。
結合ブロック部材24の横側面24aに外筒6の外側円筒面6aを溶接で結合し、結合ブロック部材24の下面24bに部品供給管11の上面11aを溶接で結合するものであるから、外筒6と結合ブロック部材24の結合溶接区間の長さが長くなり、また、部品供給管11と結合ブロック部材24の結合溶接区間の長さが長くなるので、結合剛性を高めることにとって有効である。
ナット移動を規制する事例としては、仮止室19へ高速で向かうナット1を一時停止して仮止室19の構成部材を保護したり、仮止室19からナット1が不用意に落下するのを防止したりすることがある。このようなナット移動の規制が結合ブロック部材24の配置に伴ってなされるので、ナット移動の規制・制御を簡単に実現することができる。規制ピン27の駆動用エアシリンダ32が結合ブロック部材24に取り付けられているので、エアシリンダ32などの駆動手段の取付け姿勢を自由に求めることができ、装置の機能向上やコンパクト化にとって有効である。さらに、剛性的に安定した結合ブロック部材24にエアシリンダ32が取り付けられているので、エアシリンダ32自体の作動を高い信頼性の下で遂行することができる。
外筒6と部品供給管11が交叉している隅角部分に結合ブロック部材24が配置してあるので、結合ブロック部材24やそれに取り付けられたエアシリンダ32などの駆動手段が外側に突き出るような構造を回避でき、まとまりの良好な構造がえられる。
部品供給管11は、上方へ湾曲した形状とされ、この湾曲部14と外筒6の間に形成される空間22に、結合ブロック部材24やエアシリンダ32が配置されている。このため、結合ブロック部材24やエアシリンダ32は、外筒6や部品供給管11で包囲された状態になり、結合ブロック部材24やエアシリンダ32に近隣の部材が干渉するようなことを回避することができ、装置の保護構造として好適である。
図2は、本発明の実施例2を示す。
実施例2は、実施例1の構成に加えて、仮止室19内のナット1が出口開口23を経て落下しないように、規制部材を配置したものである。規制されるナットの移動は、上記の落下である。すなわち、ナットの落下が規制される。磁石20の吸引力が低下したり、何等かの衝撃が装置に作用したりすると、ナット1が仮止室19から落下する恐れがあるので、落下防止用の規制部材が採用されている。
最初に、規制部材について説明する。
仮止室19の出口開口23を開閉する規制部材が設けてある。この規制部材は、ナット1を下側から受け止めることができるようにするために、板状部材の形態とされた規制板35である。
図2(B)は、構造要部の平面図であり、受け板35aに横U字型の切欠き35bが設けられて、横向きのフォーク状の形をしている。横U字型の部分でナット1を下から受け止めるようになっている。規制板35を左右に進退させて出口開口23を開閉する。そのために、駆動手段であるエアシリンダ36で規制板35を進退させる。
駆動手段であるエアシリンダ36は、結合ブロック部材24に取り付けられているのであるが、ここでは、規制板35が低い箇所を進退するので、結合ブロック部材24の側面に下方へ伸びるブラケット板37を固定ボルト38で結合し、ブラケット板37にエアシリンダ36が固定ボルト39で結合してある。受け板35aから延長板35cが伸びており、エアシリンダ36のピストンロッド40に結合されている。
図2(C)に示した構造は、ブラケット板37を使用しているが、これに換えて図2(D)に示すように、縦部材41を用いて、高低差に対応することも可能である。
上記以外の構成は、図示されていない部分も含めて先の実施例1と同じであり、同様な機能の部材には同一の符号が記載してある。
つぎに、動作について説明する。
図2(A)および(B)は、ナット1が仮止室19に入って所定位置に一時係止されており、同時に、規制板35が進出して仮止室19の出口開口23を閉じている状態である。したがって、ナット1が仮止室19から落下できない状態となっている。ついで、供給ロッド7が進出すると、ガイドロッド9はねじ孔3や切欠き35bを通過し、同時にエアシリンダ36の動作で規制板35が後退し、ナット1が目的箇所へ供給される。
以上に説明した実施例2の作用効果は、つぎのとおりである。
1つの結合ブロック部材24に、ナット1の搬送速度を緩和するための駆動手段32と、仮止室19からナット1が落下するのを防止するための駆動手段36が取り付けられるので、結合ブロック部材24は、外筒6と部品供給管11の結合強度向上と、複数の駆動手段32、36の取付けを可能とし、装置構造の簡素化や結合ブロック部材24の多機能化が実現する。
それ以外の作用効果は、先の実施例1と同じである。
上述のように、本発明の装置は。結合ブロック部材を介在させて外筒と部品供給管の結合剛性を向上するとともに、部品移動を規制する規制部材の駆動手段をまとまりよく配置する。したがって、自動車の車体溶接工程や、家庭電化製品の板金溶接工程などの広い産業分野で利用できる。
1 部品、プロジェクションナット
2 ナット本体
3 ねじ孔
4 フランジ
5 溶着用突起
6 外筒
7 供給ロッド
8 摺動ロッド
9 ガイドロッド
10 進退駆動手段、エアシリンダ
11 部品供給管
11a 上面
14 湾曲部
17 溶接部
19 仮止室
20 磁石
21 ストッパ部材
23 出口開口
24 結合ブロック部材
24a 横側面
24b 下面
25 溶接部
26 溶接部
27 規制ピン
28 ガイド孔
29 摺動部材
32 駆動手段、エアシリンダ
35 規制板
36 駆動手段、エアシリンダ

Claims (1)

  1. 部品供給用の供給ロッドが収容された断面円形の外筒に、供給ロッドを進退させる進退駆動手段が接合され、前記外筒と部品搬送用の部品供給管の結合箇所に仮止室が形成され、部品吸引用の磁石を有するストッパ部材が仮止室の端部に配置された形式のものにおいて、
    結合ブロック部材は、立方体または直方体の形状をしたブロック部材で構成されているとともに、外筒と部品供給管が直角に交叉した隅角部に合致させた状態で配置され、
    結合ブロック部材の横側面に前記外筒の外周面を沿わせた状態で、この沿わせた結合溶接区間の長さを長くして前記横側面に前記外周面を溶接し、
    結合ブロック部材の下面に前記部品供給管の上面を密着した状態で、この密着している結合溶接区間の長さを長くして前記結合ブロック部材と前 記部品供給管を溶接して、外筒と部品供給管を一体化し、
    前記結合ブロック部材に、部品移動を規制する規制部材の駆動手段が取り付けられていることを特徴とする部品供給装置。
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