JP6735177B2 - 半導体装置およびヒューズ状態検出方法 - Google Patents

半導体装置およびヒューズ状態検出方法 Download PDF

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本発明は、半導体装置およびヒューズ状態検出方法に関する。
近年の半導体装置では、様々な理由からヒューズを用いたヒューズ回路が多用化されている。特に、半導体装置製造後において、異常回路ブロックを正常回路ブロックに置換する必要性、回路の特性を補正する必要性が生ずる場合がある。例えば、不良が発生したメモリセルを冗長メモリセルに置換する場合、半導体装置の回路特性のばらつきを補正(トリミング)する場合、あるいはセンサ等の物理量を測定するデバイスの製造ばらつきを補正(トリミング)する場合等である。このような場合、半導体装置内に予めヒューズ回路を設けておき、半導体装置の特性等に応じて必要なヒューズを切断することにより、置換あるいは補正を行うことができる。ヒューズは、例えばアルミニウム、ポリシリコンのような配線部材で作製されており、ヒューズの切断は、例えばレーザを用いて行う。
ヒューズを切断した場合、そのヒューズの切断状態が問題となる場合がある。つまり、ヒューズの膜厚やヒューズを覆う層間膜の膜厚、あるいは照射するレーザ強度のばらつきなどにより、ヒューズが完全に切断されない場合が想定される。ヒューズが完全に切断されていない場合、ヒューズの電気抵抗値はさまざまな値を示す。このように、完全に切断されず、検出しきい値付近の抵抗になった場合、電圧や温度等の使用条件の変動により、製造検査では良品と判定されたにもかかわらず市場で不良と判断される可能性も懸念される。つまり、不完全な切断状態のヒューズを搭載したままでは、出荷後半導体回路が誤動作等を発生する可能性があるので、例えば半導体装置の製造工程にヒューズの切断工程を含む場合には、そのヒューズの接続状態を検査しておくことが望ましい。
ヒューズの切断状態の検出は、一例として、ヒューズに電流を流し、ヒューズの両端に発生する電圧を測定して切断状態を判定することにより行われる。つまり、切断されている場合にはヒューズは高抵抗(絶縁)になるのでヒューズの両端の電圧は大きくなり、切断されていない場合には低抵抗のままなので、ヒューズの両端の電圧は小さくなる。
上記のようなヒューズの接続状態を検査する装置として、特許文献1に開示されたヒューズ切断テスト回路が知られている。特許文献1に開示されたヒューズ切断テスト回路では、内部にヒューズを含むヒューズ回路において、テスト時にTest Signalによってヒューズを検査用電源に切り換えて接続し、ヒューズに流れる電流を測定して予め定められた基準電流値と比較し、比較結果に基づいてヒューズが切断状態であるか、非切断状態であるか、あるいは切断状態と非切断状態との間の状態であるかを判断している。
特許文献1では、このようなヒューズ切断テスト回路によれば、不完全な切断状態の検出まで含めたヒューズの切断判定を高速且つ高精度に行うことができるとしている。
また、別のヒューズの接続状態を検査する方法として、特許文献2に開示されたヒューズ素子読み出し回路が知られている。特許文献2に開示されたヒューズ読み出し回路は、読み出し電圧出力回路、選択回路、電圧比較回路、基準電圧出力回路を含んで構成されている。読み出し電圧出力回路は選択回路で選択されたヒューズの抵抗値に応じた読出し電圧を出力する。基準電圧出力回路は、通常モード、未切断ヒューズ素子試験モード、および切断済みヒューズ素子試験モードの各々に応じて異なる基準電圧を出力する。そして、設定されたモードにおいて読出し電圧と各モードごとの基準電圧とを比較し、ヒューズが期待した状態にあるか否かを判定している。特許文献2では、このようなヒューズ素子読み出し回路によれば、試験モードの条件を通常モードの条件より厳しくすることにより、十分な読み出しマージンを確保し、ヒューズ素子のデータ読み出しの際に誤判定を防止することができるとしている。
特開2006−339290号公報 特開2013−101744号公報
ヒューズ状態検出回路では、上述のように、不完全な切断状態の検出まで含めて切断状態、未切断状態が確実に検出できることが求められている。一方、近年の半導体装置の高集積化に伴い、半導体装置を構成する各回路ブロックの規模の縮小、簡易化が求められており、ヒューズ状態検出回路も回路規模の抑制、簡易化が要求されている。
この点、特許文献1に開示されたヒューズ切断テスト回路では、ヒューズのテストのための専用の電源が必要であり、テスト時には電源を専用電源に変更してヒューズに流れる電流の測定を行うので、回路規模が大きくなるとともに、テスト工程数の観点からも改善の余地がある。また、特許文献1では、測定した電流を基準電流値と比較しているが、電流比較回路の具体的構成が不明である。
また、特許文献2に開示されたヒューズ素子読み出し回路では、試験モードごとに基準電圧出力回路が必要となり、回路構成が複雑で回路規模も大きくなるという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、簡易な構成で、不完全な切断状態まで含めたヒューズの状態がより確実に、より迅速に検出可能な半導体装置およびヒューズ状態検出方法を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、切断状態の検出対象であるヒューズに流す第1の電流値の電流、および前記第1の電流値よりも大きな第2の電流値の電流を生成する電流源と、前記第1の電流値の電流が前記ヒューズに流れた場合に前記ヒューズに発生する電圧を予め定められた基準値と比較する第1のモードの比較結果である第1の状態信号、および前記第2の電流値の電流が前記ヒューズに流れた場合に前記ヒューズに発生する電圧を前記予め定められた基準値と比較する第2のモードの比較結果である第2の状態信号を前記ヒューズの切断状態を示す状態信号として出力する検出部と、前記第1の状態信号と前記第2の状態信号とが一致する場合に前記ヒューズの切断状態が正常であると判定し、一致しない場合に切断状態が異常であると判定する判定部と、を含み、前記電流源は、前記電流源および前記検出部を通常に動作させる第3のモードにおいて前記ヒューズに流す電流として前記第1の電流値と前記第2の電流値との間の第3の電流値の電流をさらに生成するものである。
一方、本発明に係るヒューズ状態検出方法は、切断状態の検出対象であるヒューズに流す第1の電流値の電流、および前記第1の電流値よりも大きな第2の電流値の電流を生成する電流源と、前記第1の電流値の電流が前記ヒューズに流れた場合に前記ヒューズに発生する電圧を予め定められた基準値と比較する第1のモードの比較結果である第1の状態信号、および前記第2の電流値の電流が前記ヒューズに流れた場合に前記ヒューズに発生する電圧を前記予め定められた基準値と比較する第2のモードの比較結果である第2の状態信号を前記ヒューズの切断状態を示す状態信号として出力する検出部と、を含む半導体装置を用いたヒューズ状態検出方法であって、前記第1の状態信号と前記第2の状態信号とが一致する場合に前記ヒューズの切断状態が正常であると判定し、一致しない場合に切断状態が異常であると判定し、前記電流源は、前記電流源および前記検出部を通常に動作させる第3のモードにおいて前記ヒューズに流す電流として前記第1の電流値と前記第2の電流値との間の第3の電流値の電流をさらに生成するものである。
本発明によれば、簡易な構成で、不完全な切断状態まで含めたヒューズの状態がより確実に、より迅速に検出可能な半導体装置およびヒューズ状態検出方法を提供することが可能となる。
実施の形態に係る半導体装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態に係るヒューズ状態検出方法の手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係るヒューズ素子の抵抗値と検出回路入力との関係を示すグラフ、および各テストモードにおける検出回路の出力と判定部における判定との関係を示す図である。 実施の形態に係る半導体装置のテスト部の構成の一例を示す回路図である。 実施の形態に係るテスト部の動作状態と動作パラメータとの関係を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。本実施の形態に係る半導体装置は、ヒューズ状態検出回路を含む半導体装置である。
図1は、本実施の形態に係る半導体装置(ヒューズ状態検出回路)10のブロック図を示している。図1に示すように、半導体装置10は、テスト部30および判定部40を含んで構成されている。
本実施の形態に係るテスト部30は、モード設定回路12、定電流回路14、および検出回路18を備え、定電流回路14および検出回路18にヒューズ素子16が接続されている。テスト部30は複数のテストモードが設定可能となっており、定電流回路14によってテストモードに応じた電流をヒューズ素子16に流し、ヒューズ素子16で発生した電圧に基づいて検出回路18によりヒューズ素子16の状態(切断状態、未切断状態、不完全な切断状態)を判別する。
本実施の形態では、動作モードとして、半導体装置10の通常動作時の電流値である電流Inをヒューズ素子16に流してヒューズ素子16の一端に電圧を発生させる通常動作モード、電流Inより低い電流値の電流I1をヒューズ素子16に流してヒューズ素子16の一端に電圧を発生させるテストモード1、電流Inより高い電流値の電流I2をヒューズ素子16の一端に流してヒューズ素子16に電圧を発生させるテストモード2を備えている。そして、テストモード1、およびテストモード2によってヒューズ素子16の一端に発生した電圧に基づいた検出回路18によるヒューズ素子16の状態の判別結果を比較し、両者が一致すればヒューズ素子16の状態は正常であり、一致しなければ異常と判定する。
つまり、通常動作時に流す電流に対して大きい電流と小さい電流の2種の電流を流した結果が同じであれば、通常動作を挟んで上下に動作条件が振れてもヒューズ素子16の状態は変わらないということである。従って、ヒューズ素子16が切断状態であるか、未切断状態であるかに関わらず、ヒューズ素子16は安定した状態にあるといえる。一方、通常動作時に流す電流に対して大きい電流と小さい電流の2種の電流を流した結果が異なると、ヒューズ素子16の状態は不安定な状態であると考えられ、このようなヒューズ素子16の状態が不安定である半導体装置10を排除することにより、市場での不良発生を未然に防ぐことができる。
モード設定回路12は、通常動作モード、テストモード1、およびテストモード2のモード設定信号を受け、定電流回路14の電流値を各々の動作モードに応じた電流値に設定する回路である。モード設定信号は、例えば半導体装置10の内部、あるいは外部に設けられた図示しない制御部より受け取る。
定電流回路14は、モード設定回路12の指示により各モードに応じた電流(In、I1、I2)をヒューズ素子16に流す。
ヒューズ素子16は、上述した半導体装置10の内部回路の切り替え、あるいは内部回路の補正等の目的のため切断が可能なように構成された素子である。ヒューズ素子16は、例えばアルミニウム等の金属配線、ポリシリコン等の配線によって形成され、レーザ光源等によって溶融切断が可能とされている。
検出回路18は、上記各モードにおいてヒューズ素子16の一端に発生した電圧(以下、「検出回路入力Vdi」)を入力し、予め定められた閾値と比較してヒューズの切断状態を検出し出力する(以下、「検出回路出力Vdo」)。本実施の形態に係る検出回路出力Vdo(状態信号)は、「ハイレベル」(以下、「Hレベル」)か、「ロウレベル」(以下、「Lレベル」かの論理値をとる。
判定部40はメモリ回路20、および演算器22を含んで構成され、各テストモードにおける検出回路出力Vdoを用いてヒューズ素子16の状態が正常であるか異常であるかを判定する部位である。本実施の形態では、先に検出回路18から出力された検出回路出力Vdoをメモリ回路20に記憶させ、後に出力された検出回路出力Vdoとメモリ回路20に記憶されている検出回路出力Vdoとを演算器22で比較する。比較の結果、両者が一致すればヒューズ素子16の状態は正常であると判定され、一致しなければ異常であると判定され、判定の結果は判定部出力Foutとして出力される。なお、本実施の形態では、先に検出回路18から出力された検出回路出力Vdoのみをメモリ回路20に記憶させる形態を例示して説明するが、むろん後に出力された検出回路出力Vdoもメモリ回路20に記憶させ、メモリ回路20に記憶された検出回路出力Vdo同士を比較してもよい。なお、本実施の形態では、演算器22の一例としてEX−OR(排他的論理和)回路を用い、メモリ回路20の一例として1ビットメモリを用いている。しかしながら、これに限られず、メモリ回路20として2ビット以上のメモリを用いてもよい。
本実施の形態に係るヒューズ素子16の状態の検出は、テストモード1およびテストモード2によるテストを実行し、テストモード1により発生した検出回路出力Vdo1と、テストモード2により発生した検出回路出力Vdo2とが一致するか否かによってヒューズ素子16の状態を判定する。テストモード1およびテストモード2のテストの順番はどちらが先でもよいが、以下ではテストモード1、テストモード2の順にテストを行うことを例示して説明する。
図2を参照して、本実施の形態に係るヒューズ状態検出方法について説明する。図2は、本実施の形態に係るヒューズ状態検出方法の手順を示すフローチャートである。本実施の形態に係るヒューズ状態検出処理は、図2に示すフローチャートに基づいて作成したヒューズ状態検出処理プログラムを図示しないROM(Read Only Memory)に記憶させておき、CPU(Central Processing Unit)によって実行させるように構成してもよい。
まず、ステップS100において、電流I1をヒューズ素子16に流してテストモード1を実行し、検出回路出力Vdo1を取得する。
次のステップS102では、テストモード1の実行の結果取得した検出回路出力Vdo1を図1に示すメモリ回路20に記憶させる。
次のステップS104では、電流I2をヒューズ素子16に流してテストモード2を実行し、検出回路出力Vdo2を取得する。
次のステップS106では、演算器22によってステップS104で取得した検出回路出力Vdo2と、ステップS102でメモリ回路20に記憶されていた検出回路出力Vdo1とを比較し、判定部出力Foutを取得する。本実施の形態に係る演算器22はEX−OR回路なので、検出回路出力Vdo2と検出回路出力Vdo1とが一致すれば判定部出力FoutはLレベルとなり、検出回路出力Vdo2と検出回路出力Vdo1とが一致しなければ判定部出力FoutはHレベルとなる。むろん、これらの論理の対応は逆であってもよい。
次のステップS108では、ステップS106で取得した判定部出力Foutに基づいてヒューズ素子16の状態を検出する。すなわち、Fout=Lならばヒューズ素子16の切断状態は正常であると検出され、Fout=Hならばヒューズ素子16の切断状態は異常であると検出される。判定部出力Foutに基づく検出は、半導体装置10(ヒューズ状態検出回路)の内部または外部に設けられた図示しない制御部等が行ってもよい。
次に、図3を参照して、検出回路18、判定部40の動作についてより詳細に説明する。
図3(a)は、通常動作時の電流および各テストモードにおける電流をヒューズ素子16に流した場合の、ヒューズ素子16の抵抗値Rfと検出回路入力Vdiとの関係の一例を示している。ヒューズ素子16が切断状態にあれば、抵抗値Rfは数MΩ以上の無限大に近い大きな値となり、また未切断状態にあれば、抵抗値Rfは0(ゼロ)に近い値となる。一方、ヒューズ素子16の切断が正常に行われておらず、不完全な切断状態の場合には、抵抗値Rfの値は両者の中間の値を示す。
図3(a)に示すように、テストモード1において電流I1を流し、またテストモード2において電流I2を流すと、オームの法則により抵抗値Rfに比例した電圧が発生しこの電圧が検出回路入力Vdiとなる。本実施の形態では、I1<I2なので、テストモード1の検出回路入力Vdiの傾きの方がテストモード2の検出回路入力Vdiの傾きより小さくなる。テストモード1の直線とテストモード2の直線との間の直線は通常動作モード時の電流Inを流した場合の検出回路入力Vdiの特性を示している。なお、電流I1、I2の各々の値は、一例としてI1=1/2・In、I2=3/2・Inとすることができる。
検出回路18の入力段は、検出回路入力Vdiの論理値(LレベルかHレベルか)を判定する閾値Vt(基準値)を有しており、この閾値Vtと各動作モードで取得された検出回路入力Vdiとを比較することにより各動作モードにおけるヒューズの状態が検出される(状態信号)。一般に回路の入力段における閾値は、回路を構成する素子等に起因する不確定幅を有しているので、図3(a)では、この不確定幅の上限を上限値VtH、下限を下限値VtLで表わし、不確定幅を閾値Vtの閾値不確定幅ΔVtとして表わしている。検出回路入力Vdiがこの閾値不確定幅ΔVt内に入った場合には、検出回路18の出力である検出回路出力Vdoの値が一意に定まらない。
ここで、図3(a)に示すように、切断状態のヒューズ素子16の抵抗値をRfHとし、未切断状態のヒューズ素子16の抵抗値をRfLとし、不完全な切断状態のヒューズ素子16の抵抗値をRfMとする。このとき、ヒューズ素子16が抵抗値RfHの切断状態にあれば、図3(a)に示すように、テストモード1における検出回路入力VdiはVH1、テストモード2における検出回路入力VdiはVH2となる。一方、ヒューズ素子16が抵抗値RfLの未切断状態にあれば、図3(a)に示すように、テストモード1における検出回路入力VdiはVL1、テストモード2における検出回路入力VdiはVL2となる。また、ヒューズ素子16が抵抗値RfMの不完全な切断状態にあれば、図3(a)に示すように、テストモード1における検出回路入力VdiはVM1、テストモード2における検出回路入力VdiはVM2となる。
図3(b)は、検出回路18の出力である検出回路出力Vdo、判定部40の出力である判定部出力Fout、および半導体装置10の判定結果の関係を示している。まず、ヒューズ素子16が抵抗値RfHの切断状態にある場合、電圧VH1もVH2も上限値VtHより大きな値なので、図3(b)に示すように、テストモード1による検出回路出力Vdo1=H、テストモード2による検出回路出力Vdo2=Hとなる。その結果、判定部出力FoutはFout=Lとなるので、ヒューズの状態は「正常」と検出される。
次に、ヒューズ素子16が抵抗値RfLの未切断状態にある場合、電圧VL1もVL2も下限値VtLより小さな値なので、図3(b)に示すように、テストモード1による検出回路出力Vdo1=L、テストモード2による検出回路出力Vdo2=Lとなる。その結果、判定部出力FoutはFout=Lとなるので、ヒューズの状態は「正常」と検出される。
一方、ヒューズ素子16が抵抗値RfMの不完全な切断状態にある場合、電圧VM1は下限値VtLより小さな値となり、電圧VM2は上限値VtHより大きな値となるので、図3(b)に示すように、テストモード1による検出回路出力Vdo1=L、テストモード2による検出回路出力Vdo2=Hとなる。その結果、判定部出力FoutはFout=Hとなるので、ヒューズの状態は「異常」と検出される。
ここで、図3(a)において、検出回路18の閾値Vtの上限値VtHとテストモード2の直線との交点におけるヒューズ素子16の抵抗値をRfminとし、検出回路18の閾値Vtの下限値VtLとテストモード1の直線との交点におけるヒューズ素子16の抵抗値をRfmaxとする。このとき、抵抗値Rfminは異常と判断されるヒューズ素子16の抵抗値Rfの下限であり、抵抗値Rfmaxは異常と判断されるヒューズ素子16の抵抗値Rfの上限であり、RfminとRfmaxの間の範囲が異常と判断される抵抗値Rfの範囲である異常抵抗値範囲Rdrとなる。つまり、本実施の形態では、このヒューズ素子16の抵抗値Rfがこの異常抵抗値範囲Rdrの範囲内(抵抗値Rfmin、Rfmaxを含む)にあるときヒューズ素子16の状態が異常と検出される。一方、下限値VtLとテストモード2の直線との交点におけるヒューズ素子16の抵抗値をRfmin’とし、上限値VtHとテストモード1の直線との交点におけるヒューズ素子16の抵抗値をRfmax’とする。このとき、ヒューズ素子16の抵抗値が抵抗値Rfmin’より小さい範囲か、またはRfmax’より大きい範囲にあるときヒューズ素子16の状態が正常と検出される。Rfmin’以上Rfmin以下の抵抗値の範囲、またはRfmax以上Rfmax’以下の抵抗値の範囲は不確定範囲であり、ヒューズ素子16の状態の正常、異常の判別は一意に定まらない。
一方、通常動作モードの直線と上限値VtHとの交点における抵抗値Rfと、下限値VtLとの交点における抵抗値Rfとの間の範囲は、検出回路18の検出自体が正常に行われない判定不具合抵抗値範囲Rdfとなっている。
なお、上記では、検出回路18の特性に起因する閾値Vtの不確定幅を考慮した場合の異常抵抗値範囲Rdrについて説明したが、閾値不確定幅ΔVtが無視できるほど小さい等の理由で考慮する必要のない場合には、上記において、検出回路18の閾値Vtとテストモード2の直線との交点におけるヒューズ素子16の抵抗値をRfminとし、検出回路18の閾値Vtとテストモード1の直線との交点におけるヒューズ素子16の抵抗値をRfmaxとすればよい。
次に、図4および図5を参照して、テスト部30の具体的な回路構成について説明する。図4は、MOSFET(Metal−Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)で構成したテスト部30の回路の一例を示している。また、図5は、テスト部30の動作状態と動作パラメータとの関係を示した図である。図4においてMOSFETに付された記号のうち、MPはP型MOSFET(以下、「P型トランジスタ」)を示し、MNはN型MOSFET(以下、「N型トランジスタ」を示している。本実施の形態ではテスト部30の高電位側は電源VDDに接続され、低電位側はGND(グランド、接地)に接続されている。しかしながら、電源接続の形態はこれに限られず、例えば高電位側をGND、定電位側を負電源としてもよい。
図4に示す回路では、P型トランジスタMP1、MP2、MP3、MP4、MP5、およびMP6によって定電流回路14が構成されている。
また、P型トランジスタMP7、MP8、MP9、MP10、N型トランジスタMN1、MN2、MN3、MN4、MN5によって検出回路18が構成されている。N型トランジスタMN1と定電流回路14との間にヒューズ素子16が接続されている。
定電流回路14においては、P型トランジスタMP1、MP2によって電流IAの第1の定電流源50が構成され、P型トランジスタMP3、MP4によって電流IBの第2の定電流源52が構成され、P型トランジスタMP5、MP6によって電流ICの第3の定電流源54が構成されている。
P型トランジスタMP1のゲートには制御信号VcAが接続され、P型トランジスタMP3のゲートには制御信号VcBが接続され、P型トランジスタMP5のゲートには制御信号VcCが接続されている。本実施の形態では、図示しない制御部からの制御信号VcA、VcB、VcCによってモード設定回路12が構成されている。一方、P型トランジスタMP2、MP4、MP6の各ゲートは共通に制御信号VcDに接続されている。
本実施の形態では、制御信号VcA、VcB、VcCによって第1の定電流源50、第2の定電流源52、第3の定電流源54の各々を選択動作させ、第1の定電流源50に流れる電流IA、第2の定電流源52に流れる電流IB、第3の定電流源54に流れる電流ICを組み合わせて、通常動作モード、テストモード1、テストモード2の各動作モードで流す電流を設定している。制御信号VcDは、P型トランジスタMP2、MP4、MP6のゲートに与える電位を変えることにより第1の定電流源50、第2の定電流源52、第3の定電流源54に流す電流値を一括して制御する端子である。図5に示すように、本実施の形態ではP型トランジスタMP2、MP4、MP6をオンさせる中間電位に固定されている。なお、本実施の形態では、P型トランジスタMP2、MP4、MP6を同じサイズとし、電流IA、IB、ICを同じ電流値としている。
次に、各動作モードにおいて流す電流についてより具体的に説明する。まず、通常動作モードにおいては、図5に示すように、制御信号VcAをLレベル、制御信号VcBをLレベル、制御信号VcCをHレベル(以下、このような制御信号VcA、VcB、VcCの組合せを(VcA、VcB、VcC)=(L、L、H)と表記する)として、第1の定電流源50をオン、第2の定電流源52をオン、第3の定電流源54をオフとし、ヒューズ素子16に流す電流IFをIn=IA+IBとしている。一方、テストモード1では、制御信号を(VcA、VcB、VcC)=(L、H、H)として、第1の定電流源50をオン、第2の定電流源52をオフ、第3の定電流源54をオフとし、ヒューズ素子16に流す電流IFをI1=IAとしている。また、テストモード2では、制御信号を(VcA、VcB、VcC)=(L、L、L)として、第1の定電流源50をオン、第2の定電流源52をオン、第3の定電流源54をオンとし、ヒューズ素子16に流す電流IFをI2=IA+IB+ICとしている。本実施の形態ではIA=IB=ICとしているので、I1<In<I2である。各動作モードにおける電流In、I1、I2をヒューズ素子16に流すことによって、各電流に応じた検出回路入力Vdiが発生する。
検出回路18においては、P型トランジスタMP7およびN型トランジスタMN2によって入力バッファ56が構成されている。また、P型トランジスタMP8、MP9、N型トランジスタMN3、MN4によってラッチ回路58が構成されている。さらに、P型トランジスタMP10およびN型トランジスタMN5によって出力バッファ60が構成され、出力バッファ60の出力が検出回路出力Vdoとなっている。本実施の形態では、出力バッファ60は電源VDDとは別の電源VDDOに接続されている。しかしながら、これに限られず出力バッファ60を電源VDDに接続してもよい。
ラッチ回路58のP型トランジスタMP8、およびN型トランジスタMN1のゲートにはイネーブル信号ENFに接続され、ラッチ回路のN型トランジスタMN4のゲートにはイネーブル信号ENFB(イネーブル信号ENFの補信号)が接続されている。イネーブル信号ENFは、テスト部30を動作させる必要がないときにテスト部30の動作を停止させる信号であり、ラッチ回路58はテスト部30の動作を停止させたときの直前のデータ信号を保持する回路である。なお、ラッチ回路58、イネーブル信号ENF(ENFB)は消費電流を削減したい場合に設ければよい回路であり、消費電流が問題とならない場合には省略してよい。
図4に示す回路図についてより具体的に説明すると、イネーブル信号ENFをHレベルに設定すると、図5に示すように、P型トランジスタMP8、N型トランジスタMN4がオフとなり、N型トランジスタMN1がオンとなり、テスト部30が各動作モード(通常動作モード、テストモード1、テストモード2)に設定される。つまり、各動作モードではラッチ回路58は停止状態となり、ヒューズ素子16に電流が流れる状態となる。この状態において、制御信号VcA、VcB、VcCを図5に示すように設定し、各動作モードに応じた電流を流す。すなわち、通常動作モードに設定する場合には、(VcA、VcB、VcC)=(L、L、H)とし、定電流回路14の電流値をIn=IA+IBとする。テストモード1に設定する場合には、(VcA、VcB、VcC)=(L、H、H)とし、定電流回路14の電流値をI1=IAとする。また、テストモード2に設定する場合には、(VcA、VcB、VcC)=(L、L、L)とし、定電流回路14の電流値をI2=IA+IB+ICとする。各動作モードで設定された電流In、I1、I2がヒューズ素子16に流れ、各動作モードに応じた検出回路入力Vdiが発生する。
一方、イネーブル信号ENFをLレベルに設定すると、図5に示すように、P型トランジスタMP8、N型トランジスタMN4がオンとなり、N型トランジスタMN1がオフとなり、テスト部30が停止状態に設定される。この際、P型トランジスタMP8、N型トランジスタMN4がオンとなることによってラッチ回路58が動作し、直前のデータ信号が保持される。
以上詳述したように、本実施の形態に係る半導体装置およびヒューズ状態検出方法によれば、簡易な構成で、不完全な切断状態まで含めたヒューズの状態がより確実に、より迅速に検出可能となる。
なお、上記実施の形態では定電流回路14の各電流値をIA=IB=ICとする形態を例示して説明したが、これに限られず、各々異なる値としてもよい。この場合、例えば、IA:IB:IC=3:2:1とする場合には、P型トランジスタMP2、MP4、MP6のサイズを3:2:1とすればよい。このような形態によれば、各動作モードにおいて流す電流のダイナミックレンジを拡大することができる。
また、上記実施の形態では、制御信号VcAによって第1の定電流源50を各動作モードにおいて制御する形態を例示して説明したが、これに限られず、第1の定電流源50は常に動作状態としておいてもよい。この場合、P型トランジスタMP1のゲートに常時オンとなる固定電位(中間電位、例えばGND電位)を与えればよい。このような形態によれば、テスト部30の制御がより簡易になる。
また、上記実施の形態では、第1の定電流源50、第2の定電流源52、および第3の定電流源54を設けて各々の動作モードにおける電流を設定する形態を例示して説明したが、これに限られず、1つの可変電流源により各々の動作モードの電流を設定する形態としてもよい。このような形態によれば、回路規模をさらに抑制することができる。
また、上記の実施の形態では、ヒューズ素子16に流す電流の電流値を2つとし、2つのテストモードを用いる形態を例示して説明したが、これに限られず3つ以上のテストモードを用いる形態としてもよい。この場合、上記の実施の形態に係るEX−ORの代わりに検出回路18の出力に接続されたテストモードの数だけの段数のシフトレジスタと、シフトレジスタの各フリップフロップの出力に各入力が接続された多入力AND(論理積)回路によって判定部40を構成してもよい。つまり、判定部40における判定方法としては、複数の検出回路出力Vdoがすべて一致する場合にヒューズ素子16の切断状態が正常であると判定してもよい。このような形態によれば、ヒューズ素子の状態の検出がさらに確実になる。
また、上記実施の形態では、制御信号VcDにP型トランジスタMP2、MP4、MP6が常時オンとなる中間電位を与える形態を例示して説明したが、これに限られず、各動作モードにおいて制御信号VcDに動作信号を与える形態としてもよい。このような形態によれば、定電流回路14をより細かく制御することが可能となる。
10 半導体装置(ヒューズ状態検出回路)
12 モード設定回路
14 定電流回路
16 ヒューズ素子
18 検出回路
20 メモリ回路
22 演算器(EX−OR)
30 テスト部
40 判定部
50 第1の定電流源
52 第2の定電流源
54 第3の定電流源
56 入力バッファ
58 ラッチ回路
60 出力バッファ
ENF、ENFB イネーブル信号
Fout 判定部出力
IA、IB、IC、I1、I2、In 電流
MP1〜MP10 P型トランジスタ
MN1〜MN5 N型トランジスタ
Rfmin 抵抗値
Rfmax 抵抗値
Rdf 判定不具合抵抗値範囲
Rdr 異常抵抗値範囲
VcA、VcB、VcC、VcD 制御信号
Vdi 検出回路入力
Vdo、Vdo1、Vdo2 検出回路出力
VDD 電源
Vt 閾値
ΔVt 閾値不確定幅
VtL 下限値
VtH 上限値

Claims (6)

  1. 切断状態の検出対象であるヒューズに流す第1の電流値の電流、および前記第1の電流値よりも大きな第2の電流値の電流を生成する電流源と、
    前記第1の電流値の電流が前記ヒューズに流れた場合に前記ヒューズに発生する電圧を予め定められた基準値と比較する第1のモードの比較結果である第1の状態信号、および前記第2の電流値の電流が前記ヒューズに流れた場合に前記ヒューズに発生する電圧を前記予め定められた基準値と比較する第2のモードの比較結果である第2の状態信号を前記ヒューズの切断状態を示す状態信号として出力する検出部と、
    前記第1の状態信号と前記第2の状態信号とが一致する場合に前記ヒューズの切断状態が正常であると判定し、一致しない場合に切断状態が異常であると判定する判定部と、を含み、
    前記電流源は、前記電流源および前記検出部を通常に動作させる第3のモードにおいて前記ヒューズに流す電流として前記第1の電流値と前記第2の電流値との間の第3の電流値の電流をさらに生成する
    半導体装置。
  2. 前記第1の状態信号および前記第2の状態信号のうち先に前記検出部から出力された状態信号を記憶する記憶部をさらに含み、
    前記判定部は、前記第1の状態信号および前記第2の状態信号のうち後に前記検出部から出力された状態信号と前記記憶部に記憶された状態信号とを比較し、比較した結果が一致する場合に前記ヒューズの切断状態が正常であると判定し、一致しない場合に切断状態が異常であると判定する
    請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記判定部が排他的論理和回路である
    請求項に記載の半導体装置。
  4. 前記予め定められた基準値を前記第2の電流値で除した値を下限抵抗値、前記予め定められた基準値を前記第1の電流値で除した値を上限抵抗値とした場合、
    記状態信号のすべてが一致する場合は、前記ヒューズの抵抗値が前記下限抵抗値より小さい場合か、または前記上限抵抗値より大きい場合である
    請求項〜請求項のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記予め定められた基準値は前記検出部の特性に起因する不確定幅を有し、
    前記不確定幅の下限値を前記第2の電流値で除した値を下限抵抗値、前記不確定幅の上限値を前記第1の電流値で除した値を上限抵抗値とした場合、
    記状態信号のすべてが一致する場合は、前記ヒューズの抵抗値が前記下限抵抗値より小さい場合か、または前記上限抵抗値より大きい場合である
    請求項〜請求項のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 切断状態の検出対象であるヒューズに流す第1の電流値の電流、および前記第1の電流値よりも大きな第2の電流値の電流を生成する電流源と、前記第1の電流値の電流が前記ヒューズに流れた場合に前記ヒューズに発生する電圧を予め定められた基準値と比較する第1のモードの比較結果である第1の状態信号、および前記第2の電流値の電流が前記ヒューズに流れた場合に前記ヒューズに発生する電圧を前記予め定められた基準値と比較する第2のモードの比較結果である第2の状態信号を前記ヒューズの切断状態を示す状態信号として出力する検出部と、を含む半導体装置を用いたヒューズ状態検出方法であって、
    前記第1の状態信号と前記第2の状態信号とが一致する場合に前記ヒューズの切断状態が正常であると判定し、一致しない場合に切断状態が異常であると判定し、
    前記電流源は、前記電流源および前記検出部を通常に動作させる第3のモードにおいて前記ヒューズに流す電流として前記第1の電流値と前記第2の電流値との間の第3の電流値の電流をさらに生成するヒューズ状態検出方法。
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