JP6733638B2 - 移植機 - Google Patents

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Description

本発明は、圃場に苗を移植する移植機に関する。
圃場に苗を移植する移植機に関して、特許文献1に記載の移植機が従来公知である。
特許文献1(特許第6047966号公報)には、圃場に苗を移植する苗移植機において、苗植付具に苗を供給する苗供給テーブルを備えると共に、苗供給テーブルに供給される苗を、走行車体上の板状の苗載せ台に積載する構成が記載されている。
特許第6047966号公報(「0051」、「0275」−「0288」、図1、図40)
特許文献1に記載のような従来の構成では、苗載せ台の左右中心部が走行車体の左右中心部を基準に設けられている。しかし、苗供給テーブルの左右の中心は、苗供給テーブルの駆動系の関係で、走行車体の左右の中心部に一致させることができず、左右方向のいずれかに偏った位置に配置される。したがって、苗載せ台の左右中心部と苗供給テーブルの左右中心部とが一致していない。よって、苗供給テーブルの左側と右側では、苗載せ台の外側端部までの距離が異なっている。これにより、一方では作業者の作業スペースが広いものの、苗載せ台の外側端部から苗供給テーブルまでの距離が長く、苗が取りにくくなり作業能率が低下する問題がある。また、他方では作業者の作業スペースが狭く、作業姿勢が制限される問題がある。
圃場の状態や作物の品種、作業者の利き手等の条件により、作業者は供給テーブルの左右いずれの側でも作業する可能性があるが、従来構成では、左右で作業能率に差が生じることになる。
また、苗載せ台には複数の苗場子を積載して作業を行うことが一般的であるが、左右中央付近の苗場子は作業者が苗を取り出しやすい位置に移動させる必要がある。このとき、苗箱の位置によっては作業者は苗載せ台に近づいて苗箱を移動させる必要があり、その際苗の植え付け作業を一旦停止する必要があるので、作業能率が低下する問題が生じる。
さらに、苗載せ台が他の部材と干渉することを防止すべく、走行車体から情報に大きく離間する位置に苗載せ台を設けているが、作業者は高い位置から低い位置に苗を移動させる必要がある。従って、苗の移動距離がさらに長くなり、作業能率が低下する問題がある。
本発明の課題は、苗載せ台から苗供給装置へ苗を移動させる作業の作業能率を向上させることである。
本発明の上記課題は、次の解決手段により解決される。
すなわち、請求項1に記載の発明は、走行車体に、苗を植え付ける植付け具(28)と、前記植付け具(28)に苗を供給する苗供給装置(31)と、前記苗供給装置(31)の前側に配置され、苗箱を積載可能な苗載せ台(30)と、を備え、前記苗載せ台(30)は、前記走行車体の上方に支持された主苗載せ台(301)と、前記主苗載せ台(301)の左右方向の外側に展開または左右方向の内側に収納可能な副苗載せ台(302)で構成され、前記走行車体の走行方向に交差する左右方向に対して、前記主苗載せ台(301)の左右方向の中心部が、前記苗供給装置(31)の左右方向の中心部を通過し且つ前記走行車体の走行方向に沿った仮想直線(C2)上に配置され、前記主苗載せ台(301)および前記苗供給装置(31)の左右方向の中心部は、前記走行車体の左右方向の中心部(C1)から左右のいずれか一方に偏って配置されことを特徴とする移植機である。
請求項2に記載の発明は、前記苗載せ台(30)の縁部に配置され、苗箱(316)の落下を防止する落下防止体(327)であって、前記走行車体の走行方向に沿って移動可能な前記落下防止体(327)を備え、前記落下防止体(327)は、前記落下防止体(327)の移動時に前記苗載せ台(30)に積載された苗箱(316)を移動させることを特徴とする請求項1に記載の移植機である。
請求項3に記載の発明は、前記走行車体に支持され、前記走行車体を走行させる走行部材(14)と、前記落下防止体(327)の移動方向の端部の少なくとも一方が前記走行部材(14)の走行方向の端面に対応する位置まで移動可能な前記落下防止体(327)と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載の移植機である。
請求項4に記載の発明は、前記副苗載せ台(302)を前記主苗載せ台(301)の外側に移動させた場合に、前記主苗載せ台(301)の上面の高さと前記副苗載せ台(302)との上面の高さが一致するように設定され、前記主苗載せ台(301)と前記副苗載せ台(302)の前後方向の端部のうち少なくとも一方の上面の高さが苗供給装置(31)の上面の高さに一致するように設定されたことを特徴とする請求項1に記載の移植機である。
請求項5に記載の発明は、前記副苗載せ台(302)の左右方向の外側および走行方向の両側には、苗箱(316)の落下を防止する落下防止体(323,327)を配置したことを特徴とする請求項1または4に記載の移植機である。
請求項1記載の発明によれば、主苗載せ台(301)の左右方向の中心部が、苗供給装置(31)の左右方向の中心部を通過し且つ前記走行車体の走行方向に沿った仮想直線(C2)上に配置されることで、走行車体の左右のどちらから苗を移動させる作業を行う場合でも、苗載せ台から苗供給装置までの間隔がほぼ均等になり、苗載せ台から苗供給装置へ苗を移動させる作業の作業能率を向上させることができる。
また、副苗載せ台(302)を収納することで、苗載せ台(30)の機体外側への突出量が低減され、左右幅をコンパクトにすることができる。したがって、移植機の保管時や、移動時に苗載せ台(30)が周囲と接触して破損することが低減される。
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、落下防止体(327)の移動に連動して、積載された苗箱(316)を走行方向(前後方向)に移動させることができ、苗箱(316)を苗供給装置(31)に近づけることができるので、苗の供給作業をより効率的におこなうことができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加えて、落下防止体(327)の移動方向の端部の少なくとも一方が走行部材(14)の走行方向の端面に対応する位置まで移動することで、苗を移動させる作業を行う際に、身を乗り出したり、手前に来過ぎた落下防止体(327)が作業の妨げになったりしにくく、作業能率の低下が防止される。
請求項4記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、主苗載せ台(301)の上面の高さと副苗載せ台(302)との上面の高さが一致することで、主苗載せ台(301)と副苗載せ台(302)との間で苗箱(316)を容易に移動させることができ、作業能率が向上する。
また、苗載せ台(30)の上面の高さが苗供給装置(31)の上面の高さに一致することで、取り出された苗の移動距離をさらに短くすることができ、作業能率を向上させることができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1または4に記載の発明の効果に加えて、副苗載せ台(302)の左右方向の外側への移動に連動して苗箱(316)が移動することで、苗の供給作業が行いやすくなる
本実施形態の作業車両の側面図である。 本実施形態の作業車両の平面図である。 本実施形態の苗供給装置の説明図であり、図3(A)は、苗供給部を下から見た底面図であり、図3(B)は、苗供給部を上から見た一部透視上面図である。 苗供給部の取り付け構造を説明する側断面図であり、供給回転台の回転中心を通る断面を示している。 本実施形態の苗載せ台の説明図であり、図5(A)は平面図、図5(B)は図5(A)の矢印VB方向から見た図、図5(C)は主苗載せ台と副苗載せ台との連結部分の説明図、図5(D)は落下防止体の移動機構の説明図である。 本実施形態のスライドフレームが移動する前後の場合の説明図であり、図6(A)はスライドフレームが前後方向中央部に位置する場合の説明図、図6(B)はスライドフレームが図6(A)に示す標準位置から後方の後スライド位置に移動した状態の説明図である。 他の実施形態の説明図である。 さらに他の実施形態の説明図であり、図1に対応する図である。 図8に示す形態の平面図であり、図2に対応する図である。 図8に示す形態の予備苗載置台の説明図であり、図5に対応する図である。 本実施形態のエンジンの操作部材の説明図であり、苗移植機の平面図である。
以下、図面に基づき、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
(移植機)
図1は本実施形態の作業車両の側面図である。
図2は本実施形態の作業車両の平面図である。
図1、図2において、本実施形態の作業車両の一例としてであって移植機の一例としての苗移植機10は、前部に原動機となるエンジン11および主伝動ケース12と、走行車輪(走行部材)としての左右一対の前輪13および後輪14と、後部に植付装置19、苗等の移植対象物の供給部となる苗供給部31、鎮圧輪15および操縦ハンドル(ハンドル)16とを備えて構成されている。なお、後輪14は、走行推進体である。
この苗移植機10は、走行機体が圃場内の畝Uを跨ぐべく、前輪13および後輪14が畝間を走行し、畝Uの上面の左右幅方向における中央位置に植付装置19により苗株を植え付けていく構成となっている。
また、図2に示す通り、主伝動ケース12の左右端には該主伝動ケース12に対して回動可能な走行エクステンションケース40を左右それぞれ設け、左右の走行エクステンションケース40のそれぞれの端部に走行チェーンケース20を取り付けている。したがって、エンジン11から入力される主伝動ケース12内の動力を走行チェーンケース20内に伝動する構成となっている。
走行チェーンケース20の回動先端部の左右外側には、走行車輪である左右一対の後輪14をそれぞれ取り付け、この左右一対の後輪14の駆動により機体が走行する構成となっている。したがって、主伝動ケース12は、走行車輪としての後輪14に伝動する伝動装置となっている。
一方、エンジン載置台191の下部には左右方向に延びる前輪支持フレーム41を前後方向のローリング軸18(図1参照)回りに回動可能に設け、この前輪支持フレーム41の左右両端部に前輪13を取り付けた構成としている。
また、図2に示す通り、主伝動ケース12の後端には左右方向に延びる後フレーム21を固着して設け、後フレーム21の後端面の右端部には、機体の右寄りの位置で前後方向に延びる主フレーム22を設けている。主フレーム22の後端部には操縦ハンドル16を設け、この操縦ハンドル16が主フレーム22および後フレーム21を介して主伝動ケース12に支持された構成となっている。後フレーム21の左右一方寄り(右寄り)の位置の上面には、植付伝動ケース26の前下端部を載せて該植付伝動ケース26を固着して設けている。
また、主伝動ケース12の後部で左右方向の中央には、昇降装置となる油圧昇降シリンダ23を設けている。この油圧昇降シリンダ23は、主伝動ケース12に取り付けられた昇降切替部となる油圧切替バルブ部24(図1参照)に固着して設けられ、主伝動ケース12に取り付けられた油圧ポンプからの油路を油圧切替バルブ部24で切り替えることにより作動する。
また、油圧昇降シリンダ23のシリンダロッドの後端には左右に延びる横杆43を設け、この横杆43の左右端部にそれぞれロッドとなる左側後輪昇降ロッド44および右側後輪昇降ロッド45を連結し、左側後輪昇降ロッド44および右側後輪昇降ロッド45の他端をそれぞれの走行エクステンションケース40に取り付けられた上側アーム40aに枢着して、横杆43と走行エクステンションケース40とが連結された構成となっている。
したがって、油圧昇降シリンダ23の伸縮により横杆43、左側後輪昇降ロッド44および右側後輪昇降ロッド45を介して主伝動ケース12の左右の出力軸回りに走行チェーンケース20を回動し、該走行チェーンケース20の回動により後輪14が上下して走行機体が昇降する構成となっている。なお、油圧昇降シリンダ23のシリンダロッド、横杆43、左側後輪昇降ロッド44および右側後輪昇降ロッド45は、シリンダロッドの進出位置によっては、機体側面視で後述する昇降リンク機構29の下方に位置する構成となっており、スペースを有効利用して機体のコンパクト化を図っている。
また、機体中央部の下方位置で植付装置19の植付け具28が苗株を畝Uに植え付ける位置の直前の位置には、周知の畝U上面に接当して畝U上面の高さを検出する接地体となる左側接地位置検出体36および右側接地位置検出体37が設けられており、左側接地位置検出体36および右側接地位置検出体37の畝U検出により油圧切替バルブ部24に備えられた昇降制御用切替バルブを介して油圧昇降シリンダ23を作動させて左右後輪14を昇降制御して、走行機体を畝Uに対する所定の高さに制御して植付け具28が苗株を畝Uに植え付ける深さが一定になる構成としている。
また、左側後輪昇降ロッド44が伸縮するべく該左側後輪昇降ロッド44の中途部に油圧ポンプからの油圧により作動する左右傾斜用油圧シリンダ25を設けており、該左右傾斜用油圧シリンダ25の伸縮により右側の後輪14の上下位置に対して左側の後輪14を上下させて、畝Uの谷部の凹凸に関係なく走行機体を所望の左右傾斜姿勢に制御する構成となっている。
なお、主伝動ケース12の右側には振り子式の左右傾斜センサー42が設けられて、この左右傾斜センサー42の検出により油圧切替バルブ部24に備えられた左右傾斜用切替バルブを介して左右傾斜用油圧シリンダ25を作動させ、走行機体を所望の左右傾斜姿勢に制御する構成となっている。
本実施の形態の植付装置19は、苗株を1個ずつ圃場の畝に植え付けるべく、主伝動ケース12内からの動力が主伝動ケース12の後側に設けた植付伝動ケース26と、その植付伝動ケース26に取り付けられた植付装置駆動ケース27を介して伝達され作動する構成となっている。
植付装置19は、先端が尖ったカップ状の植付け具28と該植付け具28を昇降させるべく作動する昇降リンク機構29とで構成される。植付け具28の先端は、植付け具28の昇降動作によって、図1に示す通り、前側で下降し後側で上昇するとともに、前後方向の幅が上部よりも下部の方が大きい形状の軌跡(静軌跡:機体の走行が停止していると仮定したときの作動軌跡)17を描いて図中の矢印方向に繰り返し作動する。
また、植付け具28によって苗株を植え付ける際に、植え付けた苗株の周囲に浅い凹み状の穴を圃場に形成する作穴体110を備えている。作穴体110を一端に支持する作穴支持フレーム111が、作穴体110が上下に移動するべく、他端が主フレーム22に回動自在に取り付けられている。これらの作穴体110及び作穴支持フレーム111を備えて作穴装置が構成されている。
また、作穴支持フレーム111の途中部分には、作穴体ロッド112が連結されており、作穴体ロッド112が上下に移動することにより、作穴支持フレーム111が上下動され、作穴体110の上下動が制御される構成となっている。
図3は本実施形態の苗供給装置の説明図であり、図3(A)は、苗供給部を下から見た底面図であり、図3(B)は、苗供給部を上から見た一部透視上面図である。
図4は苗供給部の取り付け構造を説明する側断面図であり、供給回転台の回転中心を通る断面を示している。
図2において、苗供給装置の一例としての苗供給部31は、回転台駆動ケース38からの動力が回転力伝達部材77によって伝達され、作動する。
図3、図4において、苗供給部31は、植付装置19の上方に設けられた、上端と下端に開口を有する供給カップ33を8つ貫通させてループ状に固定配置した回転可能な供給回転台32と、略C字型の供給カップ開閉ガイド35と、供給回転台32を反時計回りに回転させる回転駆動機構78等を備えている。
供給回転台32は、図4に示す通り、外周縁部が下方に曲げられた盆状部材であって、その円形平面部の外周寄りに等間隔に開けられた8つの孔に、両端が開放された略筒状の供給カップ33がそれぞれ貫通固定されている。また、供給回転台32の中央部には、回転駆動機構78からの回転力により供給回転台32を反時計回りに回転させる回転軸が固定配置されている。
回転駆動機構78は、機体に固定された支柱39に固定されるとともに、補助プレート79に固定されている。補助プレート79は、主フレーム22に固定された補助プレート支持板132を介して主フレーム22に固定されている。
そして、図3(A)に示す通り、各供給カップ33の底部には、上下方向に可動する開閉蓋34が、それぞれ1つずつ設けられている。
また、図3(A)に示す通り、各供給カップ33の下方には、供給回転台32の矢印A方向への回転により供給カップ33が、植付け具28の上方の位置である所定位置Pに来たときにのみ供給カップ33の底部の開閉蓋34が開くべく、環状の一部を切り欠いた略C字型の供給カップ開閉ガイド35が、支柱39に固定されている。なお、供給カップ開閉ガイド35は、前記所定位置P以外の位置で、開閉蓋34を下側から接触して支えて開閉蓋34が開くのを規制する。
本実施の形態の苗移植機10は、その機体の走行と共に歩行する作業者が、予備苗載置台30にある苗株を1つずつ手で掴んで、機体の走行にあわせて矢印A方向に回転している供給カップ33に、それぞれ入れていく。なお、苗は、例えば、たばこの葉やレタス等、任意の作物の苗を使用可能である。
供給カップ33の開閉蓋34が、前記所定位置Pで開くと、供給カップ33内の苗株が下方の植付け具28に供給される。植付け具28は、図1に示す作動の軌跡17の下死点に来た時に土中に所定深さまで突入するとともに鳥の嘴の如く左右に開いて、内部に保持されていた苗株を落下して植え付ける。
操縦ハンドル16の左右中間位置には、機体後方に向けて延びる植付クラッチレバー161が設けられている。植付クラッチレバー161を入切する操作に応じて、植付け具28への伝動が入り切りされる。
なお、植付け具28の詳細や伝動機構、伝動の入切の機構については、例えば、特許第6047966号公報等に記載されており、従来公知であるため、詳細な説明は省略する。
左右前輪13および左右後輪14が跨いで走行する畝Uに前記植付け具28にて苗株を植え付けて苗移植作業を行うが、畝案内機構160は機体の前部に設けられ、該畝Uの左右面に各々左右ガイドローラーが接触して、機体が畝Uに沿って走行するべく案内する。
そして、エンジン11および主伝動ケース12の上方を覆う機体カバー224を設けている。なお、該機体カバー224の後部224aを植付伝動ケース26に突入させて配置している。機体カバー224には、植付伝動ケース26の左右一方側(左側)で植付伝動ケース26よりも後側に延ばした延長部224bを形成し、該延長部224bを昇降リンク機構29の前部の上方に配置している。
(苗載せ台の説明)
図1、図2において、苗供給部31の前方には、苗載せ台の一例としての予備苗載置台30が配置されている。予備苗載置台30は、左右に離間して配置された左右一対の予備苗台支柱135と、予備苗支持補強板136とによって、機体に取り付けられている。機体フレームには、左右方向に延びる棒状の予備苗支柱支持フレーム137が固定されており、予備苗台支柱135は予備苗支柱支持フレーム137に連結されている。
なお、予備苗支柱支持フレーム137が支持される機体フレームには、凹部状の資材収容部138が形成されている。予備苗載置台30の下方の資材収容部138には、工具や、機体の前後バランスを調整するための荷重ウェイト等の資材を収容可能である。
図5は本実施形態の苗載せ台の説明図であり、図5(A)は平面図、図5(B)は図5(A)の矢印VB方向から見た図、図5(C)は主苗載せ台と副苗載せ台との連結部分の説明図、図5(D)は落下防止体の移動機構の説明図である。
図2、図5において、本実施形態の予備苗載置台30は、左右方向の中央部に配置された主苗載せ台301と、左右方向の外側に配置された副苗載せ台302とを有する。
主苗載せ台301は、前後方向に延びる左右一対の縦フレーム311を有する。縦フレーム311は、前記予備苗台支柱135および予備苗支持補強板136の上端で支持されている。縦フレーム311には、左右方向に延びる前後一対の横フレーム312が支持されている。縦フレーム311の前後両端には、落下防止体の一例としての落下防止柵313が支持されている。落下防止柵313は、主苗載せ台301に苗箱316が載せられた状態において、機体の走行や走行中の振動等で苗箱316が落下しそうになっても、苗箱316の縁に接触して、苗箱316の主苗載せ台301からの落下を防止する。
本実施形態の主苗載せ台301は、前後方向の落下防止柵313どうしの幅が苗箱316の1つ分の長さに対応して設定されている。また、主苗載せ台301は、横フレーム312の長さが、苗箱316の2つ分の長さに対応して設定されている。なお、予備苗載置台30は、苗を移動した後の空箱を積載しておくことにも使用可能であり、空箱は重ねて積載しても、1枚ずつ並べた状態とすることも可能である。
さらに、本実施形態の主苗載せ台301は、供給回転台32の回転中心を通過する仮想線C2を中心として左右対称に配置されている。すなわち、従来構成の予備苗載置台30は、機体の中央、すなわち、前輪13どうし(または後輪14どうし)の中央を通過する仮想線C1を中心として左右対称に配置されていたが、本実施形態では、供給回転台32の回転中心を中心とする仮想線C2を中心として左右対称に配置されている。
したがって、本実施形態の予備苗載置台30は、仮想線C2を中心として左右対称に配置されており、供給回転台32の左右で作業スペースが均等になる。仮想線C1に対して対称に配置されている従来構成のように、左右で作業スペースに偏りがあって、一方では供給回転台32までの距離が長くなって作業能率が低下する場合に比べて、本実施形態では、左右のどちらから苗箱316から供給回転台32に苗を移動させる作業を行っても、作業性を確保可能であり、作業能率が向上する。
図1において、本実施形態の主苗載せ台301では、主苗載せ台301の後端の高さが、苗供給部31の高さに対応するように設定されている。具体的には、本実施形態では、主苗載せ台301の縦フレーム311の後端の上面の高さが、供給回転台32の供給カップ33の上端の高さに対応する高さに設定されている。
図5において、副苗載せ台302は、左右方向に延びるパイプ状の回転フレーム321を有する。回転フレーム321は、前後に間隔を空けて一対配置されている。図5(C)において、回転フレーム321の内端は、横フレーム312の外端に対して、連結部材の一例としてのヒンジ322により回転可能に連結されている。したがって、副苗載せ台302は、主苗載せ台301に対して、図5(B)の実線で示すように、左右方向の外側に向けて展開した状態と、図5(B)の破線で示すように、左右方向の内側に収納された状態との間で移動可能に支持されている。したがって、苗の植え付け作業時には、展開して多くの苗箱316を積載することができ、作業を行っていない状態では収納して左右幅をコンパクト化することが可能である。よって、倉庫での保管に場所を取らず、路上走行時等の移動時に予備苗載置台30が周囲に接触して破損することが防止される。
図5(B)、図5(C)において、本実施形態では、展開した状態において、主苗載せ台301の横フレーム312と、副苗載せ台302の回転フレーム321とは、上面が面一(フラット)になるように設定されている。したがって、主苗載せ台301に積載された苗箱316を左右方向外側に滑らせて副苗載せ台302に移動させたり、副苗載せ台302から主苗載せ台301に苗箱316を滑らせて移動させることが容易に可能である。
回転フレーム321の左右方向外端には、落下防止体の一例としての落下防止柵323が支持されている。
回転フレーム321の下面には、案内部材の一例としてのガイドボス324が左右一対配置されている。ガイドボス324には、前後方向に延びるスライドフレーム326が支持されている。本実施形態のスライドフレーム326は、ガイドボス324を前後方向に貫通して支持されており、ガイドボス324に沿って前後方向に移動可能に支持されている。スライドフレーム326は左右一対配置されている。
各スライドフレーム326の前後両端には、落下防止体の一例としての落下防止柵327がスライドフレーム326どうしを連結するように支持されている。したがって、落下防止柵327もスライドフレーム326の移動に伴って前後方向に移動可能に構成されている。
なお、本実施形態の副苗載せ台302は、一例として、苗箱316が1つ積載出来るように、落下防止柵323,327の位置や、各フレーム321,326の長さが設定されている。
図6は本実施形態のスライドフレームが移動する前後の場合の説明図であり、図6(A)はスライドフレームが前後方向中央部に位置する場合の説明図、図6(B)はスライドフレームが図6(A)に示す標準位置から後方の後スライド位置に移動した状態の説明図である。
図6において、副苗載せ台302に苗箱316が載せられた状態(図6(A))で、作業者が苗箱316から供給回転台32の供給カップ33に苗を移動させる場合に、後側の落下防止柵327(b)を持って、スライドフレーム326を後方に向けて移動させると、図6(B)に示すように、前側の落下防止柵327(a)が苗箱316を押して、苗箱316が後方に移動する。したがって、図6(B)に示す後スライド位置では、苗箱316が図6(A)に示す標準位置よりも、さらに供給回転台32に近づき、苗を移動させる作業がし易くなる。
特に、本実施形態では、スライドフレーム326が回転フレーム321の下方に支持されており、スライドフレーム326の上面と回転フレーム321の上面との間に段差が発生している。したがって、スライドフレーム326が後方に移動すると、図6(B)に示すように、苗箱316が傾斜する。したがって、予備苗載置台30の後方の供給回転台32に対して上面が向くこととなり、機体後側から苗が取り出しやすくなっている。よって、苗を苗箱316から供給回転台32に移動させる作業の作業性が向上する。
図1において、本実施形態の予備苗載置台30では、副苗載せ台302は、機体の前後摺動方向において、機体後方に最大限移動させたとき、その後端部の落下防止柵327(b)が後輪14の後端にほぼ一致する位置に設定されている。作業者が作業する際に、予備苗載置台30に近づく際に、後輪14の位置まで近づくことが可能である。
前記副苗載せ台302を最大限機体後方へ移動させたとき、後端部の落下防止柵327(b)が後輪14の後端面よりも機体後側に突出しない構成としたことにより、作業者が副苗載せ台302に接近する際、後輪14の後方位置に、安全に最大限接近することができる。
副苗載せ台302から苗を取り出すとき、落下防止柵327(b)が後輪14の後端面よりも機体前側寄りに位置していると、後輪14の上方に作業者の腕や体の一部が位置することになる。このとき後輪14が駆動回転していると、後輪14が跳ね上げる土に作業者が晒され、作業能率が低下することがある。また、駆動回転中の後輪14に作業者の身体が接触することは非常に危険であり、作業者が後輪14に接近し辛く、副苗載せ台302から苗の取り出しをスムーズに行えないことがある。
一方、本願構成のとおり、副苗載せ台302を機体後方に最大限移動させると、落下防止柵327(b)が後輪14の後端面の直上に位置することにより、作業者は後輪14の上方に身体を乗り出させる必要がなくなり、飛散する土に晒されることや、後輪14と接触することが防止される。これにより、作業能率の低下が防止されると共に、作業の安全性が確保される。
図7は他の実施形態の説明図である。
図5に示す実施形態では、副苗載せ台302が主苗載せ台301に対して回転して展開、収納される構成を例示したが、これに限定されない。例えば、ヒンジ322に変えて、図7に示すように、主苗載せ台301の横フレーム312に設けられたスライドボス331に対して、副苗載せ台の回転フレーム321を左右方向にスライド移動可能に構成することも可能である。
なお、図7に示す形態では、副苗載せ台302が収納された状態では、後輪14の左右方向の外端に対して、副苗載せ台302の外端である落下防止柵323が同一または内側に移動するように、収納位置が設定されている。
また、図7に示す形態において、使用開始時には副苗載せ台302を収納状態としておいて苗箱316を積載し、苗を苗供給部31に移動させる際に、副苗載せ台302を左右方向外側に引き出して、副苗載せ台302と共に苗箱316を左右方向の外側に移動させることも可能である。
副苗載せ台302を主苗載せ台301側、即ち機体内側方向にスライド移動させると、副苗載せ台302の外側端部に設ける落下防止柵323が後輪14の左右外側端部の直上、または左右外側端部よりも機体内側に位置することにより、副苗載せ台302を収納して移動する非作業時に副苗載せ台302が機体左右両外側に突出していない状態とすることができるので、副苗載せ台302が移動中に何かと接触して変形、破損することが防止される。
特に、機体を収納する倉庫等、周囲に様々な物品が載置されている環境下では、機体の左右幅を抑えることにより、周辺の物品との接触を気にせず収納位置に移動させやすくなるので、収納作業に要する時間の短縮が図られると共に、収納位置のスペースを余分に確保する必要がなくなる。
図8はさらに他の実施形態の説明図であり、図1に対応する図である。
図9は図8に示す形態の平面図であり、図2に対応する図である。
図10は図8に示す形態の予備苗載置台の説明図であり、図5に対応する図である。
図8〜図10に示す形態の苗移植機10では、予備苗載置台30は、前側の前載せ台401と、後側の後載せ台402とを有する。なお、前載せ台401および後載せ台402も、仮想線C2を中心として左右対称に配置されている。前載せ台401は、前後一対の横フレーム411を有する。横フレーム411は、予備苗台支柱135および予備苗支持補強板136に支持されている。横フレーム411の上面には、スライドプレート412が配置されている。なお、図8〜図10では、板状のスライドプレート412を例示したが、図5に示すように、パイプを組み合わせた形態を適用することも可能である。逆に、図5に示す形態においてプレートを使用することも可能である。
スライドプレート412の上面には、苗箱316が積載可能に構成されている。
スライドプレート412の下面には、スライドボス413が支持されている。スライドボス413は、横フレーム411に沿って左右方向に移動可能に支持されている。なお、本形態では、スライドプレート412の左右方向の位置は、収納状態では、後輪14の左右方向の外端と同一または内側とすることで倉庫での保管時にコンパクトになり、展開状態では、後輪14の左右方向の外端よりも外側に移動することで、苗の移動作業が容易になる。
スライドプレート412には、前後両端部と左右方向の外側に、落下防止体の一例としての落下防止柵414が支持されている。
左側のスライドプレート412(a)の内端(右端)には、落下防止体の一例として、燃料キャップ置き台416が支持されている。燃料キャップ置き台416は、苗移植機10の燃料タンクに給油を行う際に、燃料キャップ置き台416の下方の給油口を開けた際に給油口を塞いでいた燃料キャップを置くための台である。燃料キャップ置き台416は、上端の高さが、スライドプレート412の上面の高さよりも高く設定されている。したがって、スライドプレート412の上面に積載された苗箱316が左右方向の内側に移動しようとしても、燃料キャップ置き台416に引っ掛かって、内側への落下が防止される。
右側のスライドプレート412(b)の内端(左端)には、落下防止体の一例として、ホース固定クリップ417が支持されている。ホース固定クリップ417は、苗移植機10の燃料タンクに給油を行う際に、燃料の携行缶等から給油をするための燃料ホースを、使用しない間、固定しておくための部材である。ホース固定クリップ417は、上端の高さが、スライドプレート412の上面の高さよりも高く設定されている。したがって、スライドプレート412の上面に積載された苗箱316が左右方向の内側に移動しようとしても、ホース固定クリップ417に引っ掛かって、内側への落下が防止される。
したがって、図8〜図10に示す形態では、スライドプレート412の左右方向の内端には、落下防止柵を設けていない。よって、左右のスライドプレート412を仕切るような部材(落下防止柵)がなく、左右のスライドプレート412の間で苗箱316を移動させたい場合に、容易に移動させることが出来る。
後載せ台402は、左右一対の回転プレート421を有する。回転プレート421は、予備苗台支柱135に対して回転アーム422を介して支持されている。回転アーム422は、予備苗台支柱135を中心として回転可能に支持されている。よって、回転プレート421は、図9に示す展開状態と、回転プレート421がスライドプレート412の下方に収納された収納状態との間で移動可能に構成されている。
したがって、苗移植機10が倉庫等で保管される際には、回転プレート421を収納状態とし、スライドプレート412も内側に収納することで、機体の左右方向の幅をコンパクト化することが可能である。
回転プレート421は、上面に苗箱316が積載可能に構成されている。また、回転プレート421の上面の高さは、供給カップ33の上端の高さに対応する高さに設定されている。
また、回転プレート421の左右両端には、落下防止体の一例としての固定クリップ423が支持されている。固定クリップ423は、苗箱316の左右両端部を挟むクリップ状に構成されており、苗箱316が後載せ台402から脱落しないように構成されている。
図11は本実施形態のエンジンの操作部材の説明図であり、苗移植機の平面図である。
図11において、本実施形態では、操縦ハンドル16の右部には、エンジンの回転数を制御する第1スロットルレバー501が支持されている。また、操縦ハンドル16の左部の基端部付近にも、第2スロットルレバー502が支持されている。第1スロットルレバー501から延びるスロットルケーブル503は、第2スロットルレバー502を介してエンジン11まで延びている。したがって、1本のスロットルケーブル503に2つのスロットルレバー501,502が連結されている。したがって、一方のスロットルレバー501(502)を操作すると、他方のスロットルレバー502(501)も連動して回転すると共に、スロットルケーブル503が移動してエンジン11の回転数が制御される。
したがって、苗を苗箱316から苗供給部31に移動させる作業を行う際に、作業者が苗移植機10の右側に回り込んだり、左側に回り込んだりすることがある。従来構成では、通常、右側にのみスロットルレバーが設けられており、左側に回り込んで苗の移動作業をする際には、走行中の苗移植機10を減速、停止させたり、加速しようとしても、スロットルレバーまで手が届かず、減速や停止等が遅れる場合がある。減速や停止等が遅れると、苗の供給が間に合わなかったり、苗の間隔が想定と違ってしまったり、畝Uからずれたり、機体が転倒したり等の問題が発生する恐れがある。これらに対して、本実施形態では、スロットルレバー501,502が、機体の左右の両方に設けられている。したがって、作業者が機体の右側または左側のどちらで作業中であっても、加減速あるいは停止の操作を容易に行うことが可能である。よって、事故等の発生も抑制される。
また、本実施形態では1本のスロットルケーブル503でエンジン11を制御しており、2本以上のスロットルケーブル503を使用する場合に比べて、構成が簡素化されている。よって、製造費用も削減できる。
なお、各スロットルレバー501,502のそれぞれにスロットルケーブルを連結して、エンジン11を操作する構成とすることも可能である。また、例えば、筒状のアウターケーブルを第2スロットルレバー502に連結し、アウターケーブルの中心を貫通するインナーケーブルを第1スロットルレバー501に連結するような形態とすることも可能である。
10…移植機、
14…走行部材、
28…植付け具、
30…苗載せ台、
31…苗供給装置、
301…主苗載せ台、
302…副苗載せ台、
313,323,327,414,416,417,423…落下防止体、
316…苗箱、
C1…走行車体の左右方向の中心部、
C2…苗供給装置の左右方向の中心部を通過する仮想直線。

Claims (5)

  1. 走行車体に、苗を植え付ける植付け具(28)と、前記植付け具(28)に苗を供給する苗供給装置(31)と、前記苗供給装置(31)の前側に配置され、苗箱を積載可能な苗載せ台(30)と、を備え、
    前記苗載せ台(30)は、前記走行車体の上方に支持された主苗載せ台(301)と、前記主苗載せ台(301)の左右方向の外側に展開または左右方向の内側に収納可能な副苗載せ台(302)で構成され、
    前記走行車体の走行方向に交差する左右方向に対して、前記主苗載せ台(301)の左右方向の中心部が、前記苗供給装置(31)の左右方向の中心部を通過し且つ前記走行車体の走行方向に沿った仮想直線(C2)上に配置され、
    前記主苗載せ台(301)および前記苗供給装置(31)の左右方向の中心部は、前記走行車体の左右方向の中心部(C1)から左右のいずれか一方に偏って配置されことを特徴とする移植機。
  2. 前記苗載せ台(30)の縁部に配置され、苗箱(316)の落下を防止する落下防止体(327)であって、前記走行車体の走行方向に沿って移動可能な前記落下防止体(327)を備え、
    前記落下防止体(327)は、前記落下防止体(327)の移動時に前記苗載せ台(30)に積載された苗箱(316)を移動させることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
  3. 前記走行車体に支持され、前記走行車体を走行させる走行部材(14)と、前記落下防止体(327)の移動方向の端部の少なくとも一方が前記走行部材(14)の走行方向の端面に対応する位置まで移動可能な前記落下防止体(327)と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載の移植機。
  4. 前記副苗載せ台(302)を前記主苗載せ台(301)の外側に移動させた場合に、前記主苗載せ台(301)の上面の高さと前記副苗載せ台(302)との上面の高さが一致するように設定され、
    前記主苗載せ台(301)と前記副苗載せ台(302)の前後方向の端部のうち少なくとも一方の上面の高さが苗供給装置(31)の上面の高さに一致するように設定されたことを特徴とする請求項1に記載の移植機。
  5. 前記副苗載せ台(302)の左右方向の外側および走行方向の両側には、苗箱(316)の落下を防止する落下防止体(323,327)を配置したことを特徴とする請求項1または4に記載の移植機。
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