JP6733587B2 - 車載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載されたとき、当該車両内の他の装置からの信号を受信する車載装置に関する。
例えば、特許文献1には、モータのスピードを指示するスピード指示信号として、PWM信号やLIN通信信号などの様々な信号を用いることが可能なモータ駆動制御回路が開示されている。このモータ駆動制御回路では、マイクロコンピュータにおいて、入力されたスピード指示信号が通信プロトコルに適合したものであるか否かを判定し、適合していなければ、スピード指示信号はPWM信号と決定する。通信プロトコルに適合している場合、そのプロトコルがLINプロトコルであるか否かを判定し、LINプロトコルであれば、スピード指示信号はLIN通信信号と決定し、LINプロトコルでなければ、スピード指示信号はK−LINE通信信号と決定する。このように、特許文献1のモータ駆動制御回路は、モータのスピード指示信号として、PWM信号、LIN通信信号、K−LINE通信信号のいずれにも対応できるように構成することで、スピード指示信号の種類によらずに使用可能とし、その汎用性を高めている。
特開2005−39943号公報
しかしながら、特許文献1のモータ駆動制御回路は、様々な種類のスピード指示信号に対応できるようにすることしか考慮しておらず、折角、複数種類の信号の受信機能を有しながら、その機能を十分に活用しているとは言えない。
例えば、LIN通信信号は、そのフレームがヘッダーとレスポンスとからなり、レスポンスにより種々のデータを送信することができる。そのため、例えば、特許文献1のモータ駆動制御回路のような車載装置を車両に組み込む前の製造ラインにおいて、検査装置が検査のためにマイクロコンピュータの内部値の読み出しを指示したり、あるいはディーラー等において自己診断結果の送信を指示したりするために、LIN通信信号を使用することも可能である。この場合、車載装置は、指示された内部値を読み出して返信したり、自己診断結果を送信したりするために、LIN通信信号の送信機能を備えるように構成されることになる。
ただし、車載装置は、LIN通信信号以外の信号を受信する場合もある。車載装置が、LIN通信信号以外の信号を受信したときなどに、誤ってLIN通信信号を送信すると、正常な通信を行うことができない虞がある。換言すれば、車載装置がLIN通信信号の送信機能を備えるように構成された場合、その送信が適切なタイミングで行われる必要がある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、共通のポートを介してLIN通信信号を含む複数種類の信号を受信可能に構成された車載装置が、LIN通信信号の送信を適切なタイミングで行うことが可能な車載装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による車載装置(1)は、車両に搭載されたとき、当該車両内の他の装置からの信号を受信するものであって、
外部から送信されるLIN通信信号とPWM信号とを共通のポートを介して受信する受信部(2)と、
受信部にて受信した受信信号の種類が、LIN通信信号であるかPWM信号であるかを識別する受信信号識別部(10、12、14)と、
受信信号識別部によって受信信号の種類がLIN通信信号であると識別されたときに、共通のポートを介して外部に向けてLIN通信信号を送信することが可能となるLIN通信信号送信部(17)と、を備え
受信信号識別部は、
受信信号がLIN通信信号であるか否かを判定するLIN通信信号判定部(10)と、
受信信号がPWM信号であるか否かを判定するPWM信号判定部(12)と、を有し、
受信信号識別部は、LIN通信信号判定部とPWM信号判定部とにおける判定結果に基づき、受信信号の種類を、LIN通信信号と、PWM信号と、LIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないとのいずれかに識別するものであり、
受信信号識別部は、受信信号の種類をLIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないと識別している状態において、LIN通信信号判定部が受信信号の種類はLIN通信信号であると判定したことに応じて、受信信号の種類はLIN通信信号であると識別し、および、受信信号の種類をLIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないと識別している状態において、PWM信号判定部が受信信号の種類はPWM信号であると判定したことに応じて、受信信号の種類はPWM信号であると識別し、さらに、
受信信号識別部は、受信信号の種類をLIN通信信号であると識別している状態において、LIN通信信号判定部にて受信信号はLIN通信信号であるとの判定が所定時間なされないとき、受信信号の種類はLIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないとの識別状態とし、受信信号の種類をPWM信号であると識別している状態において、PWM信号判定部にて受信信号はPWM信号であるとの判定が所定時間なされないとき、受信信号の種類はLIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないとの識別状態とする
このように、本発明の車載装置によれば、LIN通信信号送信部は、受信信号の種類がLIN通信信号であると識別されたときにだけ、外部に向けてLIN通信信号を送信することが可能となるように構成される。従って、車載装置が共通のポートからLIN通信信号を送信するのは、外部の装置との間でLIN通信が行なわれるときに制限される。これにより、車載装置から、不適切なタイミングでLIN通信信号が出力されることを確実に防止することができる。
上記のように、受信信号識別部は、受信信号がLIN通信信号であるか否かを判定するLIN通信信号判定部(10)と、受信信号がPWM信号であるか否かを判定するPWM信号判定部(12)と、を有する。このように、LIN通信信号判定部とPWM信号判定部とをそれぞれ備えることにより、LIN通信信号であるか否かの判定と、PWM信号であるか否かの判定とが相互に独立して行われる。従って、受信信号識別部における受信信号の種類の識別精度を高めることができる。
さらに、受信信号識別部は、LIN通信信号判定部とPWM信号判定部とにおける判定結果に基づき、受信信号の種類を、LIN通信信号と、PWM信号と、LIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないとのいずれかに識別する。受信信号の種類の識別結果として、LIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないとの概念を導入することにより、確実にLIN通信信号又はPWM信号と判定できる場合だけ、受信信号の種類をLIN通信信号又はPWM信号と識別することができるようになる。
上記括弧内の参照番号は、本発明の理解を容易にすべく、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、なんら本発明の範囲を制限することを意図したものではない。
また、上述した特徴以外の、特許請求の範囲の各請求項に記載した技術的特徴に関しては、後述する実施形態の説明及び添付図面から明らかになる。
車載装置がモータ駆動装置として用いられた場合の構成を示す構成図である。 車載装置のマイコンにて実現される各種の機能を示す機能ブロック図である。 車載装置において実行される制御処理の一例を示すフローチャートである。 モータの制御目標を指示するための信号としてLIN通信信号が用いられた場合であって、そのLIN通信信号が最初から正常に受信された場合の制御例を示すタイミングチャートである。 モータの制御目標を指示するための信号としてLIN通信信号が用いられた場合であって、最初のLIN通信信号が正常に受信されなかった場合の制御例を示すタイミングチャートである。 モータの制御目標を指示するための信号としてPWM信号が用いられた場合であって、そのPWM信号が最初から正常に受信された場合の制御例を示すタイミングチャートである。 モータの制御目標を指示するための信号としてPWM信号が用いられた場合であって、最初のPWM信号が正常に受信されなかった場合の制御例を示すタイミングチャートである。
以下、本発明に係る車載装置の実施形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態では、車載装置を、モータを駆動するためのモータ駆動装置として用いた例について説明する。ただし、車載装置の駆動対象はモータに限られる訳ではなく、モータ以外のアクチュエータを駆動対象とすることも可能である。
図1に示す車載装置1は、図示しない上位の制御装置からモータ4を駆動するための制御目標(例えばモータ4の目標回転速度や目標トルク)を受信し、受信した制御目標に従ってモータ4を駆動するものである。上位の制御装置は、LIN通信信号とPWM信号とのいずれかにより、モータ4の制御目標を車載装置1に与える。上位の制御装置がLIN通信信号によりモータ4の制御目標を与える場合、上位の制御装置がマスターノードかつスレーブノードとなり、マスタータスクとしてヘッダーを送信し、スレーブタスクとして制御目標を含むデータを送信する。車載装置1はスレーブノードとして、制御目標を含むデータを取得する。
車載装置1は、このような機能に加えて、LIN通信信号やPWM信号を用いて、外部の装置と種々の情報をやり取りすることが可能に構成されている。例えば、車載装置1は、車両に組み込まれる前の製造ラインにおいて、検査のために検査装置から検査指示内容を含むLIN通信信号を受信する。この場合も、検査装置が、マスターノードかつスレーブノードとなる。そして、検査装置は、車載装置1の検査のため、LIN通信信号のレスポンスに含まれる指示データにより車載装置1に対してモータ駆動信号の出力することやマイクロコンピュータの内部値を読み出して送信することなどを指示する。このような検査指示に応じて、車載装置1はモータ駆動信号を出力する。そして、車載装置1は、スレーブノードとして、検査装置が出力するヘッダーに続いて、モータ駆動信号を出力した旨を示すLIN通信信号(レスポンス相当)を生成して、検査装置に返送する。これにより、検査装置は、車載装置1の処理としてモータ駆動信号が出力されたことを把握することができる。また、車載装置1は、マイクロコンピュータの内部値の読み出すと、その内部値を含むLIN通信信号(レスポンス相当)を生成して、検査装置に返送する。これにより、検査装置は、その内部値から車載装置1の動作が正常に行われているか否かを判断することが可能となる。
また、車載装置1は、自己診断機能を有しており、なんらかの動作異常が発生した場合に、その動作異常を示す自己診断データを保存する機能を備えている。そして、ディーラーなどにおいて、マスターノードかつスレーブノードとしての診断装置からLIN通信信号により自己診断データを出力するように指示を受けたとき、自己診断データを含むLIN通信信号(レスポンス相当)を生成して、診断装置に返送する。
さらに、車載装置1は、自身の動作やモータ4の動作に何らかの異常が発生した場合、上位の制御装置等に対して、LIN通信信号もしくはPWM信号を利用して、異常が発生した旨を送信することが可能である。
次に、車載装置1の構成について説明する。車載装置1は、図1に示すように、通信回路2とマイコン3とを有している。通信回路2は、共通のポートを介してLIN通信信号又はPWM信号を入力する。通信回路2に入力されるLIN通信信号とPWM信号は、例えば0V(Lo)と12V(Hi)との間で変化する信号である。通信回路2は、入力したPWM通信信号又はPWM信号の信号レベルをマイコン3にて扱うことが可能な電圧レベル(例えば、0V(Lo)と5V(Hi))に変換し、マイコン3に出力する。すなわち、通信回路2は、入力信号に対して、電圧レベル変換を施した上で、変換後の信号をマイコン3に出力する。
また、通信回路2は、マイコン3から、外部へ送信するためのLIN通信信号(レスポンス相当)又はPWM信号が出力されると、受信時とは逆の電圧レベル変換を行う。通信回路2は、このような変換を行った後、変換後のLIN通信信号又はPWM信号を、外部からの信号を受信するポートと同じポートから送信する。
マイコン3は、プロセッサ、RAM、ROMなどの記憶媒体、及び入出力インターフェースを有するコンピュータとして構成されたものである。記憶媒体には、車載装置1として上述した種々の処理を行うために、マイコン3が果たすべき機能に応じたプログラムが、プロセッサによって実行可能な状態で記憶媒体に格納されている。図2は、マイコン3にて実現される各種の機能を機能ブロック図として示したものであり、以下、図2を参照して、マイコン3にて実現される各機能について説明する。
LIN信号判定部10は、通信回路2からマイコン3に入力された信号がLIN通信信号であるか否かを判定する。LIN通信信号は、LIN通信プロトコルに従うメッセージフレームからなる。このメッセージフレームは、公知のように、シンクブレイク部、シンク部、ID部からなるヘッダーと、データ部及びチェックサム部とからなるレスポンスとにより構成される。ヘッダーはマスターノードにより送信され、レスポンスはスレーブノードにより送信される。マスターノードがスレーブノードの役割も兼ねて、ヘッダー及びレスポンスを送信することもある。
ヘッダーとレスポンスの間には、レスポンススペースが設けられる。シンクブレイク部は、メッセージフレームであることを示すためのもので、最小で13ビットのローレベル信号からなる。ID部、データ部、チェックサム部はそれぞれ8ビットで、さらに、ローレベルのスタートビットとハイレベルのストップビットが付加される。また、伝送レートは、最大で約20kbpsである。従って、LIN信号判定部10は、マイコン3に入力された信号が、上述したLIN通信プロトコルに適合するメッセージフレームであるか否かにより、LIN通信信号であるか否かを判定することができる。
LIN信号受信バッファ11は、LIN信号判定部10に入力される信号と同一の信号を一時的に保存しておき、その保存している信号を後述する選択部15に出力するものである。
PWM信号判定部12は、通信回路2からマイコン3に入力された信号がPWM信号であるか否かを判定する。PWM信号は、そのデューティ比によってモータ4の制御目標を示す。制御目標とデューティ比との対応関係及び制御目標を示すためのデューティ比の範囲は予め定められている。さらに、PWM信号がオンオフする周期(周波数)も、予め決められている。例えば、このPWM信号として、100Hz〜1000Hzの範囲の周波数でオンオフする信号が用いられる。従って、PWM信号判定部12は、マイコン3に入力された信号の周期(周波数)が予め決められた周期(周波数)に合致しているか否かにより、PWM信号であるか否かを判定することができる。
PWMデューティ計測部13は、PWM信号判定部12に入力される信号と同一の信号が入力され、その信号のデューティ比を計測する。デューティ比は、例えば、Lo時間/(Lo時間+Hi時間)として計測される。デューティ比の計測結果は、選択部15に出力される。
信号種類判別部14は、LIN信号判定部10とPWM信号判定部12とにおける判定結果に基づき、入力された信号の種類を判別(識別)する。上述したように、マイコン3は、LIN信号判定部10とPWM信号判定部12とをそれぞれ備えており、入力された信号がLIN通信信号であるか否かの判定と、PWM信号であるか否かの判定とが相互に独立して行われる。従って、信号種類判別部14において、入力された信号の種類の判別精度を高めることができる。
さらに、信号種類判別部14は、LIN信号判定部10とPWM信号判定部12とにおける判定結果に基づき、入力された信号の種類を、LIN通信信号と、PWM信号と、LIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないとのいずれかの結果に判別(識別)する。このように、入力された信号の種類の判別結果として、LIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないとの概念を導入することにより、確実にLIN通信信号又はPWM信号と判定できる場合だけ、入力された信号の種類をLIN通信信号又はPWM信号と判別することができるようになり、より一層の判別精度の向上を図ることができる。この信号種類判別部14における入力された信号の判別処理に関しては、後に、図3のフローチャートに基づいて詳細に説明する。信号種類判別部14は、判別した結果を選択部15、PWM信号出力部16、及びLIN信号出力部17に与える。
選択部15は、信号種類判別部14から与えられる判別結果に応じた信号を選択して、LIN信号出力部17及びモータ駆動部18に与える。具体的には、信号種類判別部14から、入力された信号の種類はLIN通信信号との判別結果を得た場合、選択部15は、LIN信号受信バッファ11からの信号を選択して出力する。この場合、選択部15は、LIN信号受信バッファ11から入力されるLIN通信信号の中から、レスポンス部分のみを抽出して、出力するようにしても良い。あるいは、このレスポンス部分の抽出は、LIN信号受信バッファ11にて行ったり、LIN信号出力部17及びモータ駆動部18にてそれぞれ行ったりするようにしても良い。
また、信号種類判別部14から、入力された信号の種類はPWM信号との判別結果を得た場合、選択部15は、PWMデューティ計測部13からの信号を選択して出力する。しかし、信号種類判別部14から、入力された信号の種類はLIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないとの判別結果を得た場合、選択部15は、LIN信号受信バッファ11からの信号及びPWMデューティ計測部13からの信号のいずれも出力しない。この場合、モータ駆動部18は、制御目標を指示する信号を受信しないため、モータ4へ駆動信号を出力しない。この結果、モータ4は停止したままとなる。
PWM信号出力部16は、信号種類判別部14から、入力された信号の種類はPWM信号との判別結果を得た場合に、PWM信号の作成、送信が可能となるものである。
PWM信号出力部16は、例えば、車載装置1の動作やモータ4の動作に何らかの異常が発生し、モータ4を正常に駆動できない場合に、その旨を示すデューティ比のPWM信号を作成し、通信回路2に出力する。この車載装置1からのPWM信号の送信に関しては、上位の制御装置が、所定の間隔で所定時間、制御目標を示すPWM信号の送信を停止するように構成し、車載装置1は、その停止期間にPWM信号を送信するようにしても良い。あるいは、上位の制御装置が送信するPWM信号よりも信号レベルとして優位なデューティ比のPWM信号を異常伝達信号として定め、異常が発生したときには、車載装置1から優先的に異常伝達信号が送信されるように構成しても良い。
LIN信号出力部17は、信号種類判別部14から、入力された信号の種類はLIN通信信号との判別結果を得た場合に、LIN通信信号(レスポンス相当)の作成、送信が可能となるものである。
LIN信号出力部17は、例えば、上述したように、検査装置からの検査指示に応じて、モータ駆動信号を出力した旨を示すLIN通信信号(レスポンス相当)を生成して出力したり、マイクロコンピュータの内部値を含むLIN通信信号(レスポンス相当)を生成して出力したりする。また、LIN信号出力部17は、車載装置1の自己診断機能による自己診断データを含むLIN通信信号(レスポンス相当)を生成して出力したりする。さらに、車載装置1が、上位の制御装置からモータ4の制御目標をLIN通信信号により取得する場合には、何らかの異常が発生した場合、上位の制御装置に対して、異常が生じた旨のLIN通信信号を生成して出力したりする。
このように、車載装置1では、通信相手となる装置からPWM信号を受信したときに限って、車載装置1からPWM信号の送信が可能となり、また通信相手となる装置からLIN通信信号を受信したときに限って、車載装置1からLIN通信信号の送信が可能となるように構成されている。このため、誤った種類の信号による送信を防止しつつ、通信相手との間で双方向通信を行うことが可能になる。
モータ駆動部18は、選択部15から出力されたLIN通信信号又はPWM信号のデューティ比により指示される制御目標に従い、モータ4を駆動するための駆動信号を生成して出力する。
次に、車載装置1において実行される制御処理の一例について、図3のフローチャートに基づいて詳細に説明する。なお、図3のフローチャートに示す処理は、主として、車載装置1のマイコン3において実行される。
最初のステップS100では、通信回路2にて受信された信号を入力する。そして、ステップS110にて、その入力信号がLIN通信信号であるか否かを判定するべく、LIN通信信号として受信処理を行う。この受信処理において、入力信号がLIN通信信号である場合、LINプロトコルに応じたヘッダーやレスポンスを取得することができる。その場合、ステップS110では、LIN通信信号を受信したと判定するとともに、ヘッダーに含まれるID部、レスポンスに含まれるデータ部及びチェックサム部の各データを取得する。一方、入力信号がLIN通信信号ではない場合、LINプロトコルに応じたヘッダーやレスポンスを取得することができない。その場合、ステップS110では、LIN通信信号を受信できないと判定する。このステップS110の処理が、LIN信号判定部10及びLIN信号受信バッファ11に相当する。
ステップS110と並列的に実行されるステップS120では、入力信号がPWM信号であるか否かを判定するべく、PWM通信信号として受信処理を行う。この受信処理において、入力信号がPWM信号である場合、所定の周波数でオンオフする信号が得られる。この場合、ステップS120において、PWM信号から制御目標等を示すデューティ比を算出して保存しておく。一方、入力信号がPWM信号ではない場合、PWM信号に該当する周波数で変化する信号が得られない。その場合、ステップS120では、PWM信号を受信できないと判定する。このステップS120の処理が、PWM信号判定部12及びPWMデューティ計測部13に相当する。
ステップS130では、前回の処理周期において、入力信号を、LIN通信信号、PWM通信信号、LIN通信信号及びPWM信号のどちらにも該当しないとのいずれに判定していたかを判定する。その前回の判定結果が、LIN通信信号及びPWM信号のどちらにも該当しないであった場合には、ステップS140の処理に進む。LIN通信信号であった場合には、ステップS190の処理に進む。PWM信号であった場合には、ステップS200の処理に進む。
ステップS140では、ステップS110の受信処理においてLIN通信信号の受信に成功したか否かを判定する。この判定処理において、LIN通信信号の受信に成功したと判定した場合には、ステップS160の処理に進んで、今回の処理周期において、LIN通信信号を受信したと判定する。すなわち、マイコン3では、入力信号の種類をLIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないと識別している状態において、LIN通信信号の受信処理により入力信号の種類はLIN通信信号であると判定した場合に、入力信号の種類をLIN通信信号と識別する。
ステップS140において、LIN通信信号の受信に成功していないと判定すると、ステップS150の処理に進む。ステップS150では、ステップS120の受信処理においてPWM信号の受信に成功したか否かを判定する。この判定処理において、PWM信号の受信に成功したと判定した場合には、ステップS170の処理に進んで、今回の処理周期において、PWM通信信号を受信したと判定する。すなわち、マイコン3では、入力信号の種類をLIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないと識別している状態において、PWM信号の受信処理により入力信号の種類はPWM信号であると判定した場合に、入力信号の種類をPWM信号と識別する。
ステップS150において、PWM通信信号の受信に成功していないと判定すると、ステップS180の処理に進む。ステップS180では、LIN通信信号とPWM信号とのいずれの受信も成功していないため、今回の処理周期において、入力信号は、LIN通信信号とPWM信号とのいずれにも該当しないと判定する。
前回の処理周期において、入力信号がLIN通信信号と判定された場合に実行されるステップS190では、新たにLIN通信信号が受信されないまま、第1所定時間が経過したか否かにより、LIN通信がタイムアウトしたか否かを判定する。LIN通信がタイムアウトしていないと判定すると、ステップS210に進んで、今回の処理周期における入力信号の種類はLIN通信信号との判定を維持する。一方、LIN通信がタイムアウトしたと判定すると、ステップS220に進んで、今回の処理周期における入力信号の種類はLIN通信信号とPWM信号とのいずれにも該当しないと判定する。すなわち、マイコン3では、入力信号の種類をLIN通信信号であると識別している状態において、新たにLIN通信信号を受信したとの判定が第1所定時間なされないとき、入力信号の種類はLIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないとの識別状態とする。
また、前回の処理周期において、入力信号がPWM信号と判定された場合に実行されるステップS200では、新たにPWM信号が受信されないまま、第2所定時間が経過したか否かにより、PWM通信がタイムアウトしたか否かを判定する。PWM通信がタイムアウトしていないと判定すると、ステップS230に進んで、今回の処理周期における入力信号の種類はPWM信号との判定を維持する。一方、PWM通信がタイムアウトしたと判定すると、ステップS220に進んで、今回の処理周期における入力信号の種類はLIN通信信号とPWM信号とのいずれにも該当しないと判定する。すなわち、マイコン3では、入力信号の種類をPWM信号であると識別している状態において、新たにPWM信号を受信したとの判定が第2所定時間なされないとき、入力信号の種類はLIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないとの識別状態とする。
このように、LIN通信信号及びPWM信号について、通信がタイムアウトしない限り、入力信号の種類を維持することにより、それぞれの通信を安定的に行うことが可能となる。なお、ステップS130〜S230の処理が信号種類判別部14に相当する。
ステップS240では、今回の処理周期における入力信号の種類の判定結果が、LIN通信信号、PWM信号、LIN通信信号及びPWM信号のいずれにも該当しないのいずれであったかを判別する。このステップS240の処理が、選択部15に相当する。LIN通信信号及びPWM信号のいずれにも該当しないとの判定結果であると判別した場合、ステップS250に進んで、モータ駆動信号を出力しないことにより、モータ4を停止する。
ステップS240の判別処理において、LIN通信信号との判定結果であると判別した場合、ステップS260の処理に進んで、受信したLIN通信信号に応じた処理を行う。例えば、受信したLIN通信信号が、モータ4の制御目標を指示するものであった場合には、その制御目標に従うモータ駆動信号を生成して出力する。受信したLIN通信信号が、検査指示を含むものであった場合には、その検査指示に応じた検査を実行するとともに、必要に応じて、検査データなどを検査装置に返送する。受信したLIN通信信号が、自己診断結果の送信を指示するものであった場合には、自己診断データを含むLIN通信信号を生成して送信する。あるいは、何らかの異常が生じた場合に、その旨を示すLIN通信信号を送信することが定められている場合には、異常の発生に応じて、異常が生じたことを示すLIN通信信号を生成して送信する。このステップS260の処理が、LIN信号出力部17及びモータ駆動部18に相当する。
ステップS240の判別処理において、PWM信号との判定結果であると判別した場合、ステップS270の処理に進んで、受信したPWM信号に応じた処理を行う。すなわち、受信したPWM信号のデューティ比から制御目標を定め、その制御目標に従うモータ駆動信号を生成して出力する。また、何らかの異常が生じた場合に、その旨を示すPWM信号を送信することが定められている場合には、異常の発生に応じて、異常が生じたことを示すPWM信号を生成して送信する。このステップS270の処理が、PWM信号出力部16及びモータ駆動部18に相当する。
次に、上述したマイコン3における処理によるいくつかの制御例について、図4〜図7のタイミングチャートを参照して説明する。
図4は、モータ4の制御目標を指示するための信号としてLIN通信信号が用いられた場合であって、そのLIN通信信号が最初から正常に受信された場合の制御例を示している。
図4において、車載装置1の電源が投入された直後は、車載装置1では、外部から信号を受信していないため、モータ駆動信号は出力されず、モータは停止したままである。そして、最初の処理周期において、LIN通信信号の受信に成功すると、次回の処理周期では、引き続きLIN通信信号が送信されるものとして、LIN通信信号の受信処理を行う。さらに、この次回の処理周期では、前回の処理周期で受信したLIN通信信号に含まれる制御目標などに応じた処理が実行される。
図5は、モータ4の制御目標を指示するための信号としてLIN通信信号が用いられた場合であって、最初のLIN通信信号が正常に受信されなかった場合の制御例を示している。すなわち、最初のLIN通信信号は、電源の瞬断により、メッセージフレームの一部が受信できないことに起因して、受信失敗と判定される。このため、次回の処理周期において、LIN通信信号が正常に受信できた後、初めて、そのLIN通信信号に含まれる内容に応じたモータ駆動信号の出力等の処理が実行される。
図6は、モータ4の制御目標を指示するための信号としてPWM信号が用いられた場合であって、そのPWM信号が最初から正常に受信された場合の制御例を示している。
図6のケースも、図4のケースと同様に、車載装置1の電源が投入された直後は、車載装置1では、外部から信号を受信していないため、モータ駆動信号は出力されず、モータは停止したままである。そして、最初の処理周期において、PWM信号の受信に成功すると、次回の処理周期では、引き続きPWM信号が送信されるものとして、PWM信号の受信処理を行う。さらに、この次回の処理周期では、前回の処理周期で受信したPWM信号に含まれる制御目標などに応じた処理が実行される。
図7は、図5と同様に、モータ4の制御目標を指示するための信号としてPWM信号が用いられた場合であって、最初のPWM信号が正常に受信されなかった場合の制御例を示している。この場合も、PWM信号の周波数(周期)が正常範囲から逸脱しているため、PWM信号の受信失敗と判定される。このため、次回の処理周期において、PWM信号が正常に受信できた後、初めて、そのPWM信号に含まれる内容に応じたモータ駆動信号の出力等の処理が実行される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した実施形態では、車載装置1が、PWM信号出力部16とLIN信号出力部17との両方を備える例について説明した。しかしながら、車載装置1は、LIN信号出力部17だけを備えるものであっても良い。
1 :車載装置
2 :通信回路
3 :マイコン
4 :モータ
10 :LIN信号判定部
11 :LIN信号受信バッファ
12 :PWM信号判定部
13 :PWMデューティ計測部
14 :信号種類判別部
15 :選択部
16 :PWM信号出力部
17 :LIN信号出力部
18 :モータ駆動部

Claims (4)

  1. 車両に搭載されたとき、当該車両内の他の装置からの信号を受信する車載装置(1)であって、
    外部から送信されるLIN通信信号とPWM信号とを共通のポートを介して受信する受信部(2)と、
    前記受信部にて受信した受信信号の種類が、LIN通信信号であるかPWM信号であるかを識別する受信信号識別部(10、12、14)と、
    前記受信信号識別部によって受信信号の種類がLIN通信信号であると識別されたときに、前記共通のポートを介して外部に向けてLIN通信信号を送信することが可能となるLIN通信信号送信部(17)と、を備え
    前記受信信号識別部は、
    受信信号がLIN通信信号であるか否かを判定するLIN通信信号判定部(10)と、
    受信信号がPWM信号であるか否かを判定するPWM信号判定部(12)と、を有し、
    前記受信信号識別部は、前記LIN通信信号判定部と前記PWM信号判定部とにおける判定結果に基づき、受信信号の種類を、LIN通信信号と、PWM信号と、LIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないとのいずれかに識別するものであり、
    前記受信信号識別部は、受信信号の種類をLIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないと識別している状態において、前記LIN通信信号判定部が受信信号の種類はLIN通信信号であると判定したことに応じて、受信信号の種類はLIN通信信号であると識別し、および、受信信号の種類をLIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないと識別している状態において、前記PWM信号判定部が受信信号の種類はPWM信号であると判定したことに応じて、受信信号の種類はPWM信号であると識別し、さらに、
    前記受信信号識別部は、受信信号の種類をLIN通信信号であると識別している状態において、前記LIN通信信号判定部にて受信信号はLIN通信信号であるとの判定が所定時間なされないとき、受信信号の種類はLIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないとの識別状態とし、受信信号の種類をPWM信号であると識別している状態において、前記PWM信号判定部にて受信信号はPWM信号であるとの判定が所定時間なされないとき、受信信号の種類はLIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないとの識別状態とする車載装置。
  2. さらに、前記受信信号識別部によって受信信号の種類がPWM信号であると識別されたときに、外部に向けてPWM信号を送信することが可能となるPWM信号送信部(16)を備える請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記車載装置は、モータを駆動するものであって、前記車両内の他の装置から送信されるLIN通信信号とPWM信号とのいずれかにより、前記モータを駆動する際の目標値を取得する請求項1または2に記載の車載装置。
  4. 前記受信信号識別部が、受信信号の種類をLIN通信信号とPWM信号とのどちらにも該当しないと識別しているとき、前記車載装置は、前記モータを停止させる請求項3に記載の車載装置。
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