JP4424231B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、各種制御装置間をデータ通信用のネットワークを介して接続してなる通信システムに関する。
従来より、例えば自動車においては、車載機器を制御する制御装置が複数設けられており、各制御装置相互間で連携動作或いはデータの共有化を行うために、各制御装置間で各種データを送受信できるように各制御装置内に通信用の回路を組み込み、これらを共通の通信線で互いに接続したネットワーク(所謂車載LAN)が構築されている。
このようなネットワークを利用した車両用通信システムにおいては、特定の制御装置が正常動作しなくなった場合には、その制御装置による車載機器の制御が正常に実行できなくなるだけでなく、その制御装置との間でデータを共有する他の制御装置でも車載機器を制御できなくなることがある。ところで、このような問題は、動作不良となった制御装置を再起動して初期状態に戻すことで、簡単に解決できることがある。
そこで、制御装置に異常が生じた場合に、異常が生じた制御装置を再起動して初期状態に戻すことのできる車両用通信システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この車両用通信システムにおいては、制御装置に異常が生じた場合に、その制御装置を再起動させて初期化するための初期化装置が、制御装置とは別にネットワークに接続されている。また、ネットワークに接続された複数の制御装置はそれぞれ、所定の周期毎に特定のデータを送信するように構成されており、初期化装置は、ネットワーク(共通の通信線)上のデータをモニタすることにより、各制御装置においてデータ送信が正常に行われているか否かを判定するようになっている。
そして、初期化装置は、ある制御装置に異常が生じたと判定すると、その異常が生じた制御装置に再起動指令を送信してその制御装置を再起動し初期化することで、異常が生じた制御装置を正常状態に復帰させるようになっている。
特開2004−17676
しかしながら、上述したような従来の通信システムにおいては、初期化装置自体の異常は検出できないため、正常な制御装置が異常であると誤判定されてしまうことがある。つまり、例えば初期化装置の内部において、初期化装置に備えられたマイコンが、制御装置から送信される特定のデータが格納された格納領域のデータを読み込むことができなくなってしまったり、或いは格納領域に全く関係ないデータが格納されてしまったりするといった種々の異常により、初期化装置が制御装置から送信されてくる特定のデータを検出できなくなるような場合である。
このような場合においては、制御装置から正常にデータが送信されているにもかかわらず、初期化装置はその制御装置から送信されているデータを検出できないため、初期化装置は制御装置に異常が生じたと判定してしまう。
そして、初期化装置は、その正常な制御装置を再起動して初期化させることになってしまう。すると、その制御装置がメモリに記憶していた学習値等のデータも消失してしまうため、制御装置の制御性能が低下してしまう。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、ネットワークに接続された制御装置に異常が生じたか否かを正確に判定して、その異常と判定した制御装置を正常復帰させることのできる通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の通信システムは、機器を制御する複数の制御装置が情報通信用のネットワークを介して接続され、各制御装置が該ネットワークを介して互いに情報を送受信するよう構成されたものである。
そして、この通信システムでは、複数の制御装置の動作状態を監視する監視装置がネットワークに接続されている。
この監視装置は、複数の制御装置について、各制御装置が正常に情報を送信しているか否かを判定する判定手段と、この判定手段が異常状態であると判定した制御装置に、その制御装置の動作状態を異常状態から正常状態に復帰させるための復帰処理を実施させる復帰指令を、前記ネットワークを介して送信する復帰指令送信手段と、制御装置からこの監視装置に送信される反論信号を受信すると、この監視装置の動作状態を異常状態から正常状態に復帰させる復帰処理を実施する監視装置側復帰処理実施手段とを備えている。
また、複数の制御装置はそれぞれ、監視装置が備える判定手段の判定が妥当か否かを判定する再判定手段と、この再判定手段により判定手段の判定が妥当でないと判定された場合に、監視装置に、前記判定手段の判定が妥当でないことを表す反論信号を前記ネットワークを介して送信する反論信号送信手段と、監視装置からこの制御装置に送信される復帰指令を受信すると、復帰処理を実施する制御装置側復帰処理実施手段とを備えている。
このような請求項1に記載の通信システムにおいては、ネットワークに接続された監視装置が複数の制御装置の動作状態を監視するとともに、監視装置の判定手段が、各制御装置について異常が生じたか否かを判定し、異常が生じたと判定した制御装置(以下、異常判定制御装置と言う)に対しては、復帰指令送信手段がネットワークを介して復帰指令を送信する。
また、異常判定制御装置以外の制御装置(以下、正常制御装置と言う)では、再判定手段が、判定手段の判定が妥当か否か、すなわち、異常判定制御装置に異常が生じたか否かをさらに判定し、妥当でないと判定した場合には、反論信号送信手段が、ネットワークを介して監視装置に対しての反論信号を送信する。
一方、異常判定制御装置は、監視装置からの復帰指令を受信し、かつ正常制御装置からの反論信号を受信しなければ、復帰処理を実施するが、反論信号を受信した場合には、復帰処理は実施しない。
また、監視装置は、正常制御装置から反論信号が送信された場合には自装置の復帰処理を実施する。
したがって、この請求項1に記載の通信システムによれば、ネットワークに接続された制御装置の異常を正確に判定することができ、また、異常と判定した制御装置或いは監視装置を正常復帰させることができる。よって、信頼性の非常に高い通信システムを実現することができる。
ところで、再判定手段は、具体的には請求項2に記載の如く、監視装置が備える判定手段が異常状態と判定した異常判定制御装置について、異常判定制御装置が正常に情報を送信していると判断すると、判定手段の判定は妥当でないと判定し、異常判定制御装置が正常に情報を送信していないと判断すると、判定手段の判定は妥当であると判定するようにするとよい。
つまり、再判定手段は、判定手段により情報を正常に送信していないと判定された制御装置が、本当に情報を送信できていないかどうかを判断するのである。
次に、請求項3に記載の通信システムでは、請求項1又は請求項2に記載の通信システムにおいて、複数の制御装置は、それぞれ、復帰処理の実施回数を記憶する制御装置側記憶手段を備えている。
この請求項3に記載の通信システムによれば、制御装置側記憶手段に記憶された復帰処理の実施回数の情報を読み出すことで、例えばメンテナンス者は容易に制御装置の異常の有無及び異常の発生回数を把握することができる。
また、このように制御装置側記憶手段を備えた場合、請求項4に記載の通信システムのように、制御装置側復帰処理実施手段が復帰処理を実施する際には復帰処理の実施回数に応じてその処理の内容を変更するようにすることが望ましい。
つまり、請求項4に記載の通信システムによれば、各制御装置が実施する復帰処理の内容をその実施回数に応じて段階的に変更することができる。したがって、制御装置或いはシステム全体をより効率よく正常復帰させることができる。
次に、請求項5に記載の通信システムは、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、監視装置は、この監視装置の復帰処理の実施回数を記憶する監視装置側記憶手段を備えている。
この請求項5に記載の通信システムによれば、監視装置側記憶手段に記憶された復帰処理の実施回数の情報を読み出すことで、例えばメンテナンス者は容易に監視装置の異常の有無及び異常の発生回数を把握することができる。
また、このように監視装置側記憶手段を備えた場合、請求項6に記載の通信システムのように、監視装置側復帰処理実施手段が復帰処理を実施する際には復帰処理の実施回数に応じてその処理の内容を変更するようにすることが望ましい。
つまり、請求項6に記載の通信システムによれば、監視装置が実施する復帰処理の内容をその実施回数に応じて段階的に変更することができる。したがって、監視装置或いはシステム全体をより効率よく正常復帰させることができる。
次に、請求項7に記載の通信システムは、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、監視装置は、各制御装置毎に、復帰指令を送信した回数を記憶する復帰指令送信回数記憶手段を備えている。
この請求項7に記載の通信システムによれば、復帰指令送信回数記憶手段に記憶された復帰指令の送信回数の情報を読み出すことで、例えばメンテナンス者は容易に各制御装置について、その制御装置の異常の有無及び異常の発生回数を把握できる。
また、監視装置は、復帰指令の送信回数に基づき、例えば送信回数が規定回数より多い制御装置については、正常復帰できる可能性が無いと判断するようにできる。そして、そのように判断した制御装置に対して復帰処理以外の処理(例えば代替装置に切り替える等)を実施させるよう構成することができる。このように構成すれば、通信システムの信頼性を向上させることができる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
[実施形態1]
まず図1は、本発明が適用された第1実施形態の自動車通信システムの構成を表すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の通信システムでは、複数の電子制御装置(以下、ECUと言う)がネットワークとしての通信線1に接続されており、そのうち、4つのECU10a,10b、10c、10dは、車載機器を制御するECUであり、他の1つのECU10mは、ECU10a〜10dの動作状態を監視する監視ECUとなっている。
なお、本実施形態において、例えば、ECU10aは、エンジンを制御するECUであり、ECU10bはトランスミッションを制御するECUであり、ECU10cはブレーキを制御するECUであり、ECU10dは車両の姿勢を安定させるための制御を行うECUである。また、監視ECU10mは、通信線1に接続された上記ECU10a〜10dと、他の通信線1aに接続されたECU(図示省略)との間で通信を行わせるためのゲートウェイとして機能するECUである。
ここで、各ECU10a〜10dはそれぞれ、図2に示すように、マイコン12と、通信コントローラ14と、トランシーバ16とを備えている。なお、監視ECU10mは、図2の通信コントローラ14とトランシーバ16とを、通信線1aについても有している。
まず、マイコン12は、CPU、ROM、RAM、I/O及びそれらを接続するバスライン等からなる周知のものである。
トランシーバ16は、通信線1を介して受け取った電気信号に対してレベル変換やノイズ除去等の各種の信号処理を施してフレーム(受信フレーム)を抽出し、抽出した受信フレームを後述の通信コントローラ14に送るとともに、通信コントローラ14から受け取ったフレーム(送信フレーム)に対してレベル変換等の信号処理を施して通信線1に送出する。
通信コントローラ14は、図示しない送信バッファと受信バッファとを備えており、マイコン12から受け取ったフレーム(送信フレーム)を送信バッファに格納し、その送信フレームをトランシーバ16を介して通信線1に送出する。また、通信コントローラ14は、トランシーバ16から受け取ったフレーム(受信フレーム)を受信バッファに格納する。そして、マイコン12がこの受信バッファから受信フレームを読み出すようになっている。
また特に、監視ECU10mは、通信線1に対応する通信コントローラ14内部に、少なくとも各ECU10a〜10d毎の4つの送信バッファ及び受信バッファを備えている。つまり、例えばECU10aから受信した受信フレームは、4つの受信バッファのうち、ECU10aに対応する受信バッファに格納され、ECU10aに送信する送信フレームは、4つの送信バッファのうち、ECU10aに対応する送信バッファに格納されることになる。
そして、各ECU10a〜10dは、所定の周期T1毎に、自身を識別するための識別情報を含んだ監視対象フレームを通信線1に送出するように構成されており、各ECU10a〜10d及び監視ECU10mは、それらの監視対象フレームを受信するようになっている。
次に、図3は、監視ECU10mが、所定の周期T2(T2>T1)毎に実行する動作状態監視処理を表すフローチャートである。なお、図3の処理は、実際には監視ECU10mのマイコン12によって実行される。
この動作状態監視処理においては、まず、S100にて、送信停止している異常判定ECUがあるか否かを判定する。
具体的には、監視ECU10mでは、各ECU10a〜10dからそれぞれ送信される監視対象フレームが、通信コントローラ14内部の対応する受信バッファに格納されるようになっている。そして、マイコン12は各受信バッファからデータを読み出して、その読み出した各データが各ECU10a〜10dからの監視対象フレームであるか否かを判定し、監視対象フレームでないと判定すると対応するECUを異常判定ECUと判定する。
よって、例えば、監視対象フレームが受信バッファに格納されなかったり、格納されても正常に読み出すことができなかったりした場合には、その受信バッファに対応するECUは異常判定ECUであると判定することとなる。
S100にて、全てのECU10a〜10dから監視対象フレームを受信している、すなわち、異常判定ECUがないと判定すると、そのまま当該処理を終了する。一方、ECU10a〜10dの何れかからの監視対象フレームを受信していない、すなわち異常判定ECUがあると判定すると、次にS110へ移行する。
S110では、S100にて送信停止していると判定した異常判定ECUに復帰処理を実施させるための復帰処理要求フレームの送信回数が、予め定めた規定回数以下であるか否かを判定する。なお、復帰処理要求フレーム送信回数は、復帰処理の対象ECU毎にカウントされるものである。
また、復帰処理は、異常判定ECUの動作状態を異常状態から正常状態に復帰させるためのものであり、復帰処理要求フレームは監視ECU10mから通信線1に送出されるものである。この復帰処理要求フレームは、各ECU10a〜10dがそれぞれ受信できるようになっているが、この復帰処理要求フレームには復帰処理の対象ECUを示す情報が含まれており、この情報に基づいて異常判定ECUのみが復帰処理を実施するようになっている。
S110にて、復帰処理要求フレームの送信回数が規定回数以下でないと判定すると、次にS120へ移行し、異常判定ECUは正常状態に復帰できる可能性が低い状態(復帰不能な異常)であると判定するとともに、不揮発性メモリにその旨の情報を故障診断用情報として記憶する。その後、当該処理を終了する。
一方、S110にて、復帰処理要求フレームの送信回数が規定回数以下であると判定すると、次に、S130へ移行し、異常判定ECUに復帰処理を実施させるための復帰処理要求フレームを送信する。
その後、S140へ移行し、異常判定ECUに対応する復帰処理要求フレーム送信回数をインクリメントする。
次に、S150にて、S130で復帰処理要求フレームを送信してから規定時間内に、異常判定ECU以外のECU(以下、正常状態ECUという)から送信される後述の反論フレームを受信したか否かを判定する。
この反論フレームは、正常状態ECUが異常判定ECUからの監視対象フレームを受信している場合、すなわち、監視ECU10mに送信停止していると判定された異常判定ECUが、実際は送信停止していない場合に正常状態ECUから送信されるものであり、異常判定ECUの動作状態が正常状態であることを表すものである。言い換えると、監視ECU10mの動作状態が異常状態であることを表すものである。なお、この反論フレームは、図4のS230にて正常状態ECUより送信される。
S150にて、反論フレームを受信していないと判定すると、そのまま当該処理を終了する。一方、反論フレームを受信したと判定すると、次にS160へ移行する。
S160では、復帰処理の実施回数が予め定めた規定値(本実施形態では2)以下であるか否かを判定する。ここで、規定値以下でないと判定すると、次に、S170へ移行し、監視ECU10mの動作状態が異常状態であると判定するとともに、不揮発性メモリにその旨の情報を故障診断用情報として記憶する。その後、当該処理を終了する。
一方、S160にて、復帰処理の実施回数が規定値以下であると判定すると、次に、S180へ移行し、復帰処理実施回数をインクリメントする。
そして、次にS190へ移行して復帰処理を実施するが、その処理内容は上記S180でインクリメントされる復帰処理の実施回数に応じて変わる。具体的には、実施回数が1及び2であれば、通信コントローラ14の送信バッファ及び受信バッファをクリアする処理(以下、通信コントローラ14のリセットとも言う)を実施し、実施回数が3であれば、当該マイコン12自身を初期状態に戻す処理を実施する。具体的には、プログラムの実行対象アドレスを、当該マイコン12がイニシャルスタート時に実行するイニシャルプログラムの先頭アドレスへジャンプさせる。
次に、図4は、各ECU10a〜10dが所定の周期T3(T3>T2)毎に実行する被監視側処理を表すフローチャートである。
この被監視側処理においては、まず、S200にて、復帰処理要求フレームを受信したか否かを判定する。この復帰処理要求フレームは、図3のS130にて、監視ECU10mから送信されるものである。復帰処理要求フレームを受信していないと判定すると、そのまま当該処理を終了する。
一方、S200にて復帰処理要求フレームを受信したと判定すると、次に、S210へ移行し、S200にて受信した復帰処理要求フレームが自ECUに対するものであるか否かを判定する。
S210にて、受信した復帰処理要求フレームが自ECUに対するものでないと判定すると、次にS220へ移行し、復帰処理要求フレームの対象ECU、つまり異常判定ECUから監視対象フレームを受信しているか否かを判定する。監視対象フレームを受信していないと判定すると、そのまま当該処理を終了する。
一方、S220において、異常判定ECUから監視対象フレームを受信していると判定すると、次に、S230へ移行し、反論フレームを送信する。この反論フレームは正常状態ECUがそれぞれ送信することができるが、正常状態ECUの何れかが送信すると、他の正常状態ECUは送信しないようになっている。そしてその後、当該処理を終了する。
一方、S210にて、受信した復帰処理要求フレームが自ECUに対するものであると判定すると、次に、S240へ移行する。
S240では、S210で自ECUに対する復帰処理要求フレームを受信したと判定してから規定時間内に、他のECU(正常状態ECU)からの反論フレームを受信したか否かを判定する。反論フレームを受信したと判定すると、そのまま当該処理を終了する。一方、反論フレームを受信していないと判定すると、次に、S250へ移行する。
S250では、自ECUにて復帰処理を実施した回数が、予め定めた規定値(本実施形態では2)以下であるか否かを判定する。ここで、復帰処理を実施した回数が規定値以下でないと判定すると、次に、S260へ移行し、自ECUは正常状態に復帰できる可能性が低い状態(復帰不能な異常)であると判定するとともに、不揮発性メモリにその旨の情報を故障診断用情報として記憶する。
一方、S250にて、復帰処理を実施した回数が規定値以下であると判定すると、次に、S270へ移行し、復帰処理の実施回数をインクリメントする。
そして、次にS280へ移行して復帰処理を実施するが、その処理内容は復帰処理の実施回数に応じて変わる。具体的には、前述した図3のS190と同様に、実施回数が1及び2であれば、通信コントローラ14をリセットする処理を実施し、実施回数が3であれば、マイコン12を初期状態に戻す処理を実施する。
なお、本実施形態において、監視ECU10mは、本発明の監視装置に相当し、各ECU10a〜10dは、本発明の制御装置に相当している。
また、図3におけるS100の処理が判定手段に相当し、S130の処理が復帰指令送信手段に相当し、S140の処理が復帰指令送信回数記憶手段に相当し、S180の処理が監視装置側記憶手段に相当し、S190の処理が監視装置側復帰処理実施手段に相当し、図4におけるS220の処理が再判定手段に相当し、S230の処理が反論信号送信手段に相当し、S270の処理が制御装置側記憶手段に相当し、S280の処理が制御装置側復帰処理実施手段に相当している。
次に、本システムの作用について、具体例を挙げて説明する。
ここでは、まず、ECU10aが初めて送信停止した異常状態になったものとして説明する。
まず、監視ECU10mは、図3のS100にて、送信停止している異常判定ECU(ECU10a)があると判定することになり、その後、S130にて、ECU10aに対する復帰処理要求フレームを送信する。
そして、ECU10aは、図4のS210にて、自ECUに対する復帰処理要求フレームを受信したと判定することになる。また、ECU10b〜ECU10d(正常状態ECU)からは反論フレームは送信されないこととなり、ECU10aは、図4のS280にて、復帰処理を実施する。
なお、この時、ECU10aの復帰処理の実施は1回目であるため、ECU10aは通信コントローラ14をリセットする処理を実施する。
通信コントローラ14をリセットする処理が実施されれば、例えば、ECU10aの通信コントローラ14内部において、何らかの原因により正常な監視対象フレームを送信バッファに格納することができずに、正常でない監視対象フレームが送信されてしまうというような異常が是正される。
ここで、通信コントローラ14のリセットによりECU10aが正常状態に復帰できなかった場合には、再び監視ECU10mにECU10aが異常状態であると判定されることになり、ECU10aは再び復帰処理を実施することになる。そして、復帰処理の実施が2回目であれば再び通信コントローラ14がリセットされ、3回目であればマイコン12が初期状態に戻される。このように、復帰処理の実施回数に応じて、段階的に処理の内容が変更される。
一方、ECU10aが正常に監視対象フレームを送信している正常状態であり、監視ECU10mに異常が生じてECU10aが異常と判定された場合について以下に説明する。
この場合においても、監視ECU10mはECU10aに復帰処理要求フレームを送信することになるが、その他のECU10b〜10d(正常状態ECU)は、図4のS220にてECU10aより監視対象フレームを受信していると判定して、次のS330にて、反論フレームを送信することになる。
すると、ECU10aは、図4のS240にて反論フレームを受信したと判定するため、復帰処理は実施しない。
一方、監視ECU10mは、図3のS150にて反論フレームを受信したと判定することになり、さらに次のS160で復帰処理実施回数が規定回数以下であると判定した場合には、復帰処理を実施する。
監視ECU10mは、復帰処理の実施が1回目であれば、通信コントローラ14をリセットする処理を実施する。
通信コントローラ14をリセットする処理が実施されれば、例えば、監視ECU10mの通信コントローラ14内部において、何らかの原因によりECU10aからの正常な監視対象フレームをECU10a用の受信バッファに格納することができないというような異常が是正される。
ここで、通信コントローラ14のリセットにより監視ECU10mが正常状態に復帰できなかった場合には、再び正常状態ECUより監視ECU10mに反論フレームが送信されることになり、監視ECU10mは再び復帰処理を実施することになる。そして、復帰処理の実施が2回目であれば再び通信コントローラ14がリセットされ、3回目であればマイコン12が初期状態に戻される。このように、監視ECU10mにおいても、復帰処理の実施回数に応じて段階的に処理の内容が変更されるのである。
以上説明したように、本第1実施形態の通信システムにおいては、通信線1に接続された監視ECU10mが各ECU10a〜10dの動作状態を監視して、各ECU10a〜10dについて異常が生じたか否かを判定し、異常が生じたと判定したECU(異常判定ECU)に対しては、通信線1を介して復帰処理要求フレームを送信する。
また、異常判定ECU以外のECU(正常状態ECU)は、監視ECU10mの判定が妥当か否か、すなわち、異常判定ECUに異常が生じたか否かをさらに判定し、妥当でないと判定した場合には、通信線1を介して監視ECU10mに対しての反論フレームを送信する。
一方、異常判定ECUは、監視ECU10mからの復帰処理要求フレームを受信し、かつ正常状態ECUからの反論フレームを受信しなければ復帰処理を実施するが、反論フレームを受信した場合には、復帰処理は実施しない。
また、監視ECU10mは、正常状態ECUから反論フレームが送信された場合には自装置の復帰処理を実施する。
したがって、本実施形態の通信システムによれば、通信線1に接続された各ECU10a〜10dの異常を正確に判定することができ、また、異常と判定した異常判定ECU或いは監視ECU10mを正常復帰させることができる。
また、本実施形態の通信システムでは、各ECU10a〜10d及び監視ECU10mは、復帰処理の実施回数を記憶している。したがって、その記憶した復帰処理の実施回数を表す情報を読み出すことで、例えばメンテナンス者は、各ECU10a〜10d及び監視ECU10mの異常の有無及びその発生回数を容易に把握することができる。
また、本実施形態の通信システムでは、各ECU10a〜10d及び監視ECU10mは、復帰処理の実施回数に応じて段階的に復帰処理の内容を変更する。したがって、本実施形態の通信システムによれば、各ECU10a〜10d及び監視ECU10m、或いはシステム全体をより効率よく正常復帰させることができる。
また、本実施形態の通信システムでは、監視ECU10mは、各ECU10a〜10dそれぞれに対応して、復帰処理要求フレームの送信回数を記憶している。したがって、本実施形態の通信システムによれば、その情報を読み出すことで、例えばメンテナンス者は各ECU10a〜10dの異常の有無及びその発生回数を容易に把握することができる。
また、復帰処理要求フレームの送信回数が規定回数より多ければ、対応するECUは正常状態に復帰できる可能性が低いと判定するとともに、異常である旨の情報を故障診断用情報として不揮発性メモリに記憶する。したがって、復帰処理要求フレームの送信回数により、各ECU10a〜10dに、復帰処理以外のより適切な処理(例えば、代替ECUに切り替える等)を実施させるように構成することもでき、そのように構成すれば、システムの信頼性を向上させることができる。
[実施形態2]
次に、第2実施形態の通信システムについて説明する。本実施形態の通信システムは、第1実施形態と比較すると、ハードの構成は同じであり、以下の説明において同一の符号を使用する。
また、本実施形態では、監視ECU10mは、図3の処理に代えて図5の動作状態監視処理を実行する。
また、各ECU10a〜10dは、図4の処理に加えて、図6に示す被監視側処理を実行する。
図6の被監視側処理では、まず、S500にて、他の各ECUについて、規定時間T0内に監視対象フレームを受信したか否かを判定する。
そして、次にS510へ移行し、S500にて判定した結果を表す異常判定情報を、自ECUの監視対象フレームに付加して、その監視対象フレームを通信線1に送出する。
次に、図5の動作状態監視処理は、図3の処理と比較すると、S400の処理(図3のS100に相当)のみが異なっており、以降の処理は同一である。
この動作状態監視処理のS400では、各ECU10a〜10dからそれぞれ送信される監視対象フレームに付加された異常判定情報に基づいて、異常判定ECUがあるか否かを判定する。具体的には、予め定めた規定個数以上のECUにより、特定のECUが異常状態であると判定されていれば、監視ECU10mは、その特定のECUが異常状態であると判定する。例えば、規定個数が2であり、ECU10a及びECU10bによりECU10cが異常であると判定されていれば、監視ECU10mはECU10cが異常状態であると判定する。
なお、本実施形態においては、図6におけるS400の処理が判定手段に相当している。
以上説明したように、本第2実施形態の通信システムにおいては、各ECU10a〜10dはそれぞれ、自ECU以外のECUから送信されてくる監視対象フレームに基づいて、自ECU以外のECUについてその動作状態が正常か否かを判定する。そして、その判定結果の情報を自ECUの監視対象フレームに付加して、その監視対象フレームを通信線1に送出する。
また、監視ECU10mは、各ECU10a〜10dから送信される判定結果の情報をもとに、各ECU10a〜10dの異常の有無を判定する。
したがって、本実施形態の通信システムによれば、各ECU10a〜10dが相互にそれぞれの動作状態が異常であるか正常であるかを判定するのに加え、監視ECU10mが各ECU10a〜10dからそれぞれ送信されてくる監視対象フレームをもとに、各ECU10a〜10dの動作状態が異常であるか正常であるかを判定することになり、ECUの動作状態が異常状態であるか正常状態であるかの判定がより確実になる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術範囲内にて種々の形態を採ることができる。
例えば、上記実施形態では、監視ECU10mが各ECU10a〜10dとは別に設けられているが、各ECU10a〜10dがそれぞれ監視ECU10mとして機能するような構成としてもよい。
第1及び第2実施形態の通信システムの構成を表すブロック図である。 第1及び第2実施形態の通信システムのECUの構成を表すブロック図である。 第1実施形態の監視ECUが実行する動作状態監視処理を表すフローチャートである。 第1実施形態の各ECUが実行する被監視側処理を表すフローチャートである。 第2実施形態の監視ECUが実行する動作状態監視処理を表すフローチャートである。 第2実施形態の各ECUが実行する被監視側処理を表すフローチャートである。
符号の説明
1,1a…通信線、10m…監視ECU、10a,10b,10c,10d…ECU、12…マイコン、14…通信コントローラ、16…トランシーバ

Claims (7)

  1. 機器を制御する複数の制御装置が情報通信用のネットワークを介して接続され、その各制御装置が該ネットワークを介して互いに情報を送受信するよう構成された通信システムにおいて、
    前記ネットワークを介して前記複数の制御装置の動作状態を監視する監視装置を備え、
    前記監視装置は、
    前記複数の制御装置について、各制御装置が正常に情報を送信しているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が異常状態であると判定した制御装置に、その制御装置の動作状態を異常状態から正常状態に復帰させるための復帰処理を実施させる復帰指令を、前記ネットワークを介して送信する復帰指令送信手段と、
    前記複数の制御装置の何れかから当該監視装置に送信される信号であって、前記判定手段の判定が妥当でないことを表す反論信号を受信すると、当該監視装置の動作状態を異常状態から正常状態に復帰させる復帰処理を実施する監視装置側復帰処理実施手段とを備え、
    前記各制御装置は、
    前記判定手段の判定が妥当か否かを判定する再判定手段と、
    前記再判定手段により前記判定手段の判定が妥当でないと判定された場合に、前記監視装置に、前記反論信号を前記ネットワークを介して送信する反論信号送信手段と、
    前記監視装置から当該制御装置に送信される復帰指令を受信し、かつ他の制御装置から反論信号がネットワークに送信されていない場合に、当該制御装置の動作状態を異常状態から正常状態に復帰させる復帰処理を実施する制御装置側復帰処理実施手段とを備えること、
    を特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記再判定手段は、前記判定手段が異常状態と判定した制御装置(以下、異常判定制御装置と言う)について、その異常判定制御装置が正常に情報を送信していると判断すると、前記判定手段の判定は妥当でないと判定し、前記異常判定制御装置が正常に情報を送信していないと判断すると、前記判定手段の判定は妥当であると判定することを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の通信システムにおいて、
    前記複数の制御装置は、それぞれ、当該制御装置の復帰処理の実施回数を記憶する制御装置側記憶手段を備えることを特徴とする通信システム。
  4. 請求項3に記載の通信システムにおいて、
    前記各制御装置の制御装置側復帰処理実施手段は、実施する復帰処理の内容を、自装置の前記制御装置側記憶手段が記憶している復帰処理の実施回数に応じて変更するように構成されていることを特徴とする通信システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、
    前記監視装置は、当該監視装置の復帰処理の実施回数を記憶する監視装置側記憶手段を備えることを特徴とする通信システム。
  6. 請求項5に記載の通信システムにおいて、
    前記監視装置の監視装置側復帰処理実施手段は、実施する復帰処理の内容を、前記監視装置側記憶手段が記憶している復帰処理の実施回数に応じて変更するように構成されていることを特徴とする通信システム。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の通信システムにおいて、
    前記監視装置は、前記各制御装置毎に、前記復帰指令を送信した回数を記憶する復帰指令送信回数記憶手段を備えることを特徴とする通信システム。
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