JP6733518B2 - 情報処理装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、用紙に面付けする画像の面付けパターンを決定する情報処理装置、画像形成装置及びプログラムに関する。
書籍、雑誌、パンフレット等の小冊子を開いたときに1つの画像が左右のページにまたがって印刷されることがある。例えば、A4サイズの小冊子にA3サイズの画像が左右のページにまたがって印刷されている場合等である。このような画像を印刷するために、1つの画像を2ページにまたがって印刷する「見開き印刷機能」と呼ばれる機能を有するプリンター、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置が知られている。
見開き印刷機能を有する画像形成装置では、プリンター記述言語で記述されたジョブをネットワーク上のクライアント端末から受信し、当該ジョブに含まれる印刷データを色変換してラスタライズすることによりラスターデータを生成する。そして、ビットマップ化された見開き画像を2ページに分割し、小冊子に面付けすることにより、見開き印刷機能を実現している。
しかし、見開き画像が分割されると、断裁機の種類によっては面付けされたページ毎の断裁位置が縦方向にばらつくことがある。この場合、分割された見開き画像が面付けされた用紙を冊子に製本した時に、見開き画像の縦方向の位置ズレが発生することがあった。このような見開き画像の位置ズレを防ぐために、以下の特許文献1及び2に開示された技術が知られている。
特許文献1には、見開きレイアウト印画において、分割した画像間のつなぎ目が不連続となることを回避するために、分割された画像に対して、分割された一辺に沿って切代画像を合成する技術が開示されている。
特許文献2には、多面印刷時に余白の発生を最小限にするために面付け及び用紙サイズを決定する技術が開示されている。
特開2013−28077号公報 特開2009−134440号公報
しかし、特許文献1に開示された技術を用いても、断裁機の性能によっては断裁位置がバラつくことは避けられず、異なる断裁位置で分割された画像を合成したときに画像間のつなぎ目が不連続となっていた。
また、特許文献2に開示された技術では、余白が生じることによる生産性の低下が生じていた。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、製本時における、複数ページにわたる見開き画像の位置ズレを防ぐことを目的とする。
本発明に係る画像形成システムは、1つのジョブあたりのページ数と、ジョブに設定される1面毎の画像の画像サイズ及び用紙のサイズに基づいて決定される用紙毎の面付け数とに基づいて、画像形成装置が印刷する用紙の印刷枚数を計算する印刷枚数計算部と、印刷枚数に、用紙の1枚毎の厚みを掛けて、印刷枚数に応じた用紙の全体の厚みを計算する厚み計算部と、積上げられた複数枚の用紙を断裁する積上げ式断裁機が断裁可能な用紙の積載量に応じて、積上げ式断裁機が断裁する用紙の積上げ式断裁枚数を計算する積上げ式断裁枚数決定部と、積上げ式断裁機によって断裁される用紙に対して、積上げ式断裁枚数毎に、用紙の積上げ方向に積上げ式断裁枚数までページ順に画像を面付けする処理を、面付け数だけ繰り返し行って、用紙毎に積上げ式面付けパターンを決定する積上げ式面付けパターン決定部と、1枚毎に用紙を断裁するシート式断裁機が断裁可能な用紙のシート式断裁枚数を計算するシート式断裁枚数決定部と、シート式断裁機によって断裁される用紙に対して、用紙毎に、用紙の平面方向にページ順に画像を面付けする処理を、シート式断裁枚数だけ繰り返し行って、用紙毎にシート式面付けパターンを決定するシート式面付けパターン決定部とを備える。
本発明によれば、積上げ式面付けパターンにより画像が面付けされた用紙が積上げ式断裁機により断裁され、製本されるため、縦方向に断裁位置がバラつくことによる複数ページにわたる見開き画像の位置ズレを防ぐことができる。また、シート式面付けパターンにより画像が面付けされた用紙がシート式断裁機により断裁され、製本されるため、余白ページの発生を最小限にして、生産性を向上することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施の形態例の説明により明らかにされる。
本発明の第1の実施の形態例に係る画像形成システムの全体構成例を示す概要図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るPC端末の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態例に係る画像形成装置のハードウェア構成例を示す概要図である。 本発明の第1の実施の形態例に係る画像形成装置の主要部の構成例を示すハードウェア構成図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るPC端末で動作する制御部の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態例に係る積上げ式断裁機により断裁された用紙であって、この用紙に印刷される画像の位置ズレを示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るシート式断裁機によって断裁された用紙に印刷される画像の位置ズレを示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例に係る積上げ式断裁機とシート式断裁機の断裁枚数と、断裁時間との関係を示すグラフである。 本発明の第1の実施の形態例に係る積上げ式面付けパターンとシート式面付けパターンの決定方法の例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態例に係る積上げ式面付けパターンの例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例に係るシート式面付けパターンの例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形例に係る画像の位置ズレが発生する積上げ式面付けパターンと、画像の位置ズレが発生しない積上げ式面付けパターンの例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係る用紙の用紙サイズを変更したシート式面付けパターンを決定する例を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態例に係るPC端末で動作する制御部の内部構成例を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態例について、添付図面を参照して説明する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
[第1の実施の形態例]
図1は、画像形成システムの全体構成例を示す概要図である。
図1に示す画像形成システム1は、PC端末10と、印刷機能を有する画像形成装置20と、積上げ式断裁機30と、シート式断裁機35を備える。PC端末10と画像形成装置20とは、ネットワークNを介して接続される。なお、図1には、1台のPC端末10と画像形成装置20とが接続された例を示しているが、各装置の設置台数は特に限定されない。
PC端末10(情報処理装置の一例)は、例えば、WWW(World Wide Web)ブラウザー等の閲覧ソフトウェア(以下、ブラウザーという。)が動作するプラットフォームを備えている。このPC端末10には、画像形成装置20に対して、所定の印刷設定を行うためのプリンタードライバーがインストールされている。
PC端末10は、ブラウザーを通じて、画像形成装置20の操作指示を与えることが可能である。PC端末10として、例えば、汎用のPC、携帯端末等が用いられる。PC端末10は、表示部14と操作部15を備える。このPC端末10は、画像形成装置20の印刷設定等を制御するための印刷設定画面W1をブラウザーにより表示部14に表示する。印刷設定画面W1は、プリンタードライバーの制御により表示されるユーザーインターフェイスの一例であり、印刷設定画面W1を通じてユーザーにより印刷設定が行われる。PC端末10は、印刷設定画面W1の所定位置が操作部15によって押下され(例えば、カーソル選択)、印刷設定が変更されると、この変更された印刷設定に基づく印刷指示を画像形成装置20に送信する。また、印刷設定画面W1を通じてページ数、1面毎の画像の画像サイズ及び用紙のサイズ、用紙の種類等が設定される。そして、PC端末10により、積上げ式断裁機30とシート式断裁機35が断裁する用紙の枚数が自動的に割り振られ、各用紙の面付けパターン(積上げ式面付けパターンとシート式面付けパターン)が決定される。決定された面付けパターンと、ページ数と、ジョブに設定される1面毎の画像の画像サイズ及び用紙のサイズといった情報は、PC端末10から画像形成装置20に送信されるジョブに含まれる。
画像形成装置20は、画像形成装置20に設けられた操作表示部21からの操作指示、又はネットワークNを介して送信されるPC端末10から受信する印刷指示に従って、ジョブに含まれる印刷データの画像形成を行い、用紙に画像を印刷する。画像が印刷された用紙は、排紙トレイ29に排紙される。画像形成装置20としては、例えば、複写機、プリンター、ファクシミリ及びこれらの機能を備える複合機等が適用可能である。
画像形成装置20の後段には、積上げ式断裁機30及びシート式断裁機35が設置される。積上げ式断裁機30は、積上げられた数十枚の用紙を所定のサイズにまとめて断裁する装置である。シート式断裁機35は、1枚ずつ給紙される用紙を所定のサイズに1枚毎に断裁する装置である。
画像形成装置20の排紙トレイ29に排紙された用紙は、本実施の形態例に係る方法により、積上げ式断裁機30とシート式断裁機35に振り分けて給紙される。積上げ式断裁機30とシート式断裁機35に用紙が給紙される方法としては、画像形成装置20のユーザーが、決定された断裁枚数に応じて、用紙を積上げ式断裁機30とシート式断裁機35を手持ちする方法がある。他には、画像形成装置20に積上げ式断裁機30とシート式断裁機35を接続することにより、画像形成装置20から自動的に積上げ式断裁機30とシート式断裁機35に用紙を給紙する方法もある。積上げ式断裁機30とシート式断裁機35に用紙が給紙された後、積上げ式断裁機30とシート式断裁機35により用紙が断裁される。断裁された用紙は、不図示の製本機に投入され、背表紙の糊付け、くるみ綴じ等が行われて製本される。
ネットワークNは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)としてもよく、また、電話回線網、広帯域通信回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV(Community Antenna Television)回線、光通信回線、無線通信回線等を含む構成でもよい。
図2は、PC端末10の内部構成例を示すブロック図である。
PC端末10は、制御部11、記憶部12、通信I/F13、表示部14、操作部15を備える。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)11aと、ROM(Read Only Memory)11bと、RAM(Random Access Memory)11c等で構成され、これらはバスを介して接続されている。
制御部11は、PC端末10の全体動作を制御するコンピューターの一例として用いられる。CPU11aは、例えば、操作部15を通じて行われるユーザーからの設定変更、印刷指示に基づいて、画像形成装置20に画像形成処理(印刷動作)を行わせるための指示を行う。このCPU11aは、記憶部12又はROM11bから読出した各種のプログラム、OS(Operating System)、アプリケーションソフトウェア(例えば、文書作成ソフトウェア)を必要に応じてRAM11cに展開して実行し、このアプリケーションソフトウェアで文書データを作成する。そして、CPU11aは、記憶部12からプリンタードライバーを読み出し、RAM11cに展開して実行し、表示部14に印刷設定画面W1を表示する。CPU11aは、印刷設定画面W1を通じて変更された設定項目の設定値等を含む印刷データを、通信I/F13を通じて画像形成装置20へ送信する。
記憶部12は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成され、CPU11aが各部を制御するためのプログラム、プリンタードライバー、各種のプログラム、アプリケーションソフトウェア等のデータを格納する。記憶部12に格納されるデータのうち、一部のデータは、ROM11bにも記憶されている。このように記憶部12は、CPU11aが動作するために必要なプログラムやデータ等を記録しており、PC端末10によって実行されるプログラムを格納したコンピューター読取可能な非一過性の記録媒体の一例として用いられる。このため、記憶部12には、このプログラムが永続的に格納される。なお、PC端末10によって実行されるプログラムを格納したコンピューター読取可能な非一過性の記録媒体としては、記憶部12に限定されず、例えば、ROM11b、SSD(Solid State Drive)、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体であってもよい。
通信I/F(Interface)13は、NIC(Network Interface Card)やモデム等で構成され、ネットワークNを介して繋がっている機器との接続を確立し、データの送受信を実行する。具体的には、画像形成装置20に印刷データを含むジョブを送信したり、画像形成装置20から装置情報を受信したりする。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成され、印刷設定画面W1、各種ダイアログ等を表示する。印刷設定画面W1には、プリンタードライバーが印刷を指示する画像形成装置20の機能に応じて変更可能な設定項目が表示される。
操作部15は、キーボードやマウス、表示部14上に形成されたタッチセンサ等で構成される。ユーザーは、操作部15を操作することで、印刷設定画面W1に示される各種の印刷設定を変更可能である。
<画像形成装置のハードウェア構成例>
図3は、画像形成装置20のハードウェア構成例を示す概要図である。
画像形成装置20は、静電気を用いて画像の形成を行う電子写真方式を採用しており、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナー画像を重ね合わせるタンデム形式のカラー画像形成装置である。この画像形成装置20は、操作表示部21と、自動原稿給送装置(ADF:Auto Document Feeder)22と、給紙部23と、画像形成部24と、中間転写ベルト25(像担持体)と、2次転写部27と、定着部28と、排紙トレイ29とを有する。
操作表示部21は、例えば画像形成処理等のジョブの開始を指示する操作部としての機能を備えている。操作表示部21には、LCDが設置されている。操作表示部21はタッチパネルで構成されており、ユーザーによる操作および情報の表示が可能になっている。操作表示部21は、操作部と表示部を兼用している。なお、操作部をマウスやタブレット等で構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。
自動原稿給送装置22は、原稿の読み取りに際して、原稿を自動給送する。そして、自動原稿給送装置22に設けられた不図示のスキャナは、画像形成装置20の上部プラテンガラスに置かれた原稿や、自動原稿給送装置22で自動搬送される原稿の画像を読み取ることができる。
給紙部23は、用紙サイズや用紙種類の異なる用紙を収納可能な複数の用紙収納部23aを備える。給紙部23では、画像形成装置20からの指示に基づいて該当する用紙収納部23aが選択されると、用紙収納部23aから用紙が取り出され、搬送路Cに用紙が送られる。
画像形成部24は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像を形成するために、4つの画像形成ユニット26Y,26M,26C,26Kを備えている。画像形成部24は、画像形成部24の画像形成ユニット26Y,26M,26C,26Kの動作を制御して、Y,M,C,Kのトナー画像を形成する。また、画像形成装置20は、搬送路Cに用紙を搬送するための複数のローラ(搬送ローラ)を備えている。これらのローラは、通常、ローラ対により構成される。
画像形成装置20は、画像形成モードにおいて、画像形成ユニット26Y,26M,26C,26Kが有する感光体を帯電させると共に、感光体を露光して電荷を消去し、感光体に静電潜像を形成する。そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの感光体の静電潜像に対し現像部を用いてトナーを付着させ、各色のトナー画像を形成する。次に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの感光体に形成されたトナー画像を、矢印方向へ回転する中間転写ベルト25の表面に順次、1次転写する。
次に、2次転写部27(2次転写ローラ)により、中間転写ベルト25上に1次転写された各色のトナー画像を、給紙部23から供給されてローラにより搬送される用紙に2次転写する。中間転写ベルト25上の各色のトナー画像が用紙に2次転写されることにより、カラー画像が形成される。画像形成装置20は、カラーのトナー画像が形成された用紙を、定着部28へ搬送する。
定着部28は、カラーのトナー画像が形成された用紙に定着処理を行う装置である。定着部28は、搬送された用紙を加圧及び加熱して、転写されたトナー画像を用紙に定着させる。定着部28は、例えば、定着部材である定着上ローラ及び定着下ローラで構成されている。定着上ローラ及び定着下ローラは、互いに圧接した状態で配置されており、定着上ローラと定着下ローラとの圧接部として定着ニップ部が形成される。
定着上ローラの内部には、不図示の加熱部が設けられている。この加熱部からの輻射熱により定着上ローラの外周部にあるローラ部が温められる。用紙は、2次転写部27によりトナー画像が転写された面(定着対象面)が定着上ローラと向き合うように定着ニップ部に搬送される。定着ニップ部を通過する用紙には、定着上ローラと定着下ローラとによる加圧と、定着上ローラのローラ部の熱による加熱が行われる。定着部28により定着処理が行われた用紙は、排紙トレイ29に排出される。
図4は、画像形成装置20の主要部の構成例を示すハードウェア構成図である。
画像形成装置20は、上述した操作表示部21、画像形成部24の他に、制御部31、記憶部32、通信I/F33を備える。
制御部31は、CPU31aと、ROM31bと、RAM31c等で構成され、これらはバスを介して接続されている。
制御部31は、画像形成装置20の全体動作を制御するコンピューターの一例として用いられる。CPU31aは、例えば、操作表示部21を通じて行われるユーザーからの設定変更、印刷指示に基づいて、画像形成装置20による画像形成処理(印刷動作)を制御することが可能である。このCPU31aは、記憶部32又はROM31bから読出した各種のプログラム、OS(Operating System)を必要に応じてRAM31cに展開して実行し、PC端末10から通信I/F33を通じて受信したジョブを解析し、画像形成部24の動作を制御する。
記憶部32は、例えば、HDDで構成され、CPU31aが各部を制御するためのプログラム、プリンタードライバー、各種のプログラム、アプリケーションソフトウェア等のデータを格納する。記憶部32に格納されるデータのうち、一部のデータは、ROM31bにも記憶されている。このように記憶部32は、CPU31aが動作するために必要なプログラムやデータ等を記録しており、画像形成装置20によって実行されるプログラムを格納したコンピューター読取可能な非一過性の記録媒体の一例として用いられる。このため、記憶部32には、このプログラムが永続的に格納される。なお、画像形成装置20によって実行されるプログラムを格納したコンピューター読取可能な非一過性の記録媒体としては、記憶部32に限定されず、例えば、SSD、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体であってもよい。
通信I/F33は、画像形成装置20に接続されるPC端末10又はプリンターコントローラ等とネットワークNを介してジョブを受信したり、装置情報を送信したりする処理を行う。
図5は、PC端末10で動作する制御部11の内部構成例を示すブロック図である。
制御部11は、印刷枚数計算部41、厚み計算部42、積上げ式断裁枚数決定部43、積上げ式面付けパターン決定部44、シート式断裁枚数決定部45、シート式面付けパターン決定部46を備える。
印刷枚数計算部41には、ジョブが入力される。そして、印刷枚数計算部41は、1つのジョブあたりのページ数と、ジョブに設定される1面毎の画像の画像サイズ及び用紙のサイズに基づいて決定される用紙毎の面付け数とに基づいて、画像形成装置20が印刷する用紙の印刷枚数を計算する。
厚み計算部42は、印刷枚数に応じた用紙の全体の厚みを計算する。ここで、印刷枚数とは、画像形成装置20から排紙トレイ29に排紙される用紙の枚数である。厚み計算部42が用紙の全体の厚みを計算する方法は、印刷枚数計算部41によって計算された印刷枚数に、予め判明している用紙の1枚ごとの厚みを掛ける方法の他、用紙の坪量と、1枚当たりの用紙の厚みとの関係を示す変換テーブルに基づいて厚みを求める方法を採用してもよい。
積上げ式断裁枚数決定部43は、積上げ式断裁機30が断裁可能な用紙の積載量に応じて、積上げ式断裁機30がまとめて断裁する用紙の断裁枚数である積上げ式断裁枚数を計算する。これにより、最も生産性が高く、余白ページが少なくなるように、積上げ式断裁機30で断裁される用紙の積上げ式断裁枚数が決定される。例えば、積上げ式断裁機30の最大積載量が、10cmで表される場合、最大積載量を、1枚あたりの用紙の厚みで割った商が、積上げ式断裁機30がまとめて断裁可能な断裁枚数となる。
積上げ式面付けパターン決定部44は、積上げ式断裁機30によって断裁される用紙に対して、積上げ式断裁枚数毎に、用紙の積上げ方向に積上げ式断裁枚数までページ順に画像を面付けする処理を、面付け数だけ繰り返し行って、用紙毎に積上げ式面付けパターンを決定する。積上げ式断裁枚数決定部43により決定された用紙の断裁枚数に応じて、積上げ式面付けパターンが変化する。このように面付けされた用紙が断裁されると、製本したときに用紙に面付けされる画像が2ページにまたがる見開き画像であっても画像の位置ズレを抑えることができる。
ところで、積上げ式面付けパターン決定部44は、用紙に面付けされる画像が2ページにまたがる見開き画像であって、見開き画像を構成する第1分割画像が、最後の用紙に形成され、第2分割画像が最初の用紙に形成されるような積上げ式面付けパターンを決定する場合がある。この場合、製本したときに用紙に面付けされる画像が2ページにまたがる見開き画像に位置ズレが生じる可能性がある。このため、積上げ式面付けパターン決定部44は、最後の用紙を余白ページとし、第1分割画像が形成されるページを最初の用紙に形成し、第2分割画像が形成されるページ以降のページをずらすように積上げ式面付けパターンを変更する。これにより、製本したときに用紙に面付けされる画像が2ページにまたがる見開き画像であっても、画像の位置ズレを抑えることができる。
シート式断裁枚数決定部45は、シート式断裁機35が断裁可能な用紙の断裁枚数であるシート式断裁枚数を計算する。シート式断裁枚数は、用紙の印刷枚数を、積上げ式断裁機が断裁可能な用紙の積載量で除した余りで表される。このため、積上げ式断裁枚数は、印刷枚数から余りを除いた数で表される。
シート式面付けパターン決定部46は、シート式断裁機35によって断裁される用紙に対して、用紙毎に、用紙の平面方向にページ順に画像を面付けする処理を、シート式断裁枚数だけ繰り返し行って、用紙毎にシート式面付けパターンを決定する。これにより、シート式断裁機35に出力される用紙のシート式面付けパターンが、最も生産性が高く、余白ページが少なくなるように決定される。
また、用紙に面付けされる画像が2ページにまたがる見開き画像である場合に、見開き画像を構成する第1分割画像及び第2分割画像が異なるタイミングで断裁されると、製本したときに用紙に面付けされる画像の位置ズレが生じる可能性がある。このため、シート式面付けパターン決定部46は、見開き画像を構成する第1分割画像及び第2分割画像が同じタイミングで断裁可能となるように余白ページを挿入するシート式面付けパターンを決定する。これにより、製本したときに用紙に面付けされる画像が2ページにまたがる見開き画像であっても、画像の位置ズレを抑えることができる。
そして、積上げ式断裁機30とシート式断裁機35により、それぞれ画像形成装置20から出力される用紙が断裁される。
<画像の位置ズレの説明>
ここで、画像の位置ズレが生じる例について、図6と図7を参照して説明する。複数のページに渡る画像のデータ(画像、写真)等があるとき、従来の面付けパターンによっては、断裁位置がバラつくことにより、印刷物の位置ずれが発生し印刷品質が低下することがあった。
図6は、積上げ式断裁機30により断裁された用紙であって、この用紙に印刷される画像の位置ズレを示す説明図である。
図6Aには、見開き2ページの用紙50に1つの画像51が印刷される例が示される。用紙50が断裁されると、1ページ、2ページとして表される2枚の用紙52が作成される。画像51のサイズは、用紙52のサイズより大きいため、画像51は、見開き2ページの用紙52にまたがって印刷される。しかし、2枚の用紙52には、画像51の真ん中部分に断裁時の余白がとられる。このままでは見開きの綴じ部分に形成される画像53が抜けてしまい、印刷品質が低下する。このため、画像51の真ん中部分である画像53も用紙52に印刷されるように、画像51が分割される。
図6Bには、6ページ分の画像を面付け可能なサイズの用紙60に、画像51を2分割した画像55,56を順に配置して印刷した例が示される。画像51を2分割した左側の画像55(第1分割画像の一例)が、1ページ、3ページに印刷され、画像51を2分割した右側の画像56(第2分割画像の一例)が、2ページ、4ページに印刷される。5ページ、6ページは、見開き画像以外の画像、文章等が印刷されるページである。そして、用紙60は、1〜6ページの用紙65に断裁される。
画像55,56が印刷された用紙60は、積上げ式断裁機30及びシート式断裁機35によって縦方向及び横方向に断裁される。以下の説明では、積上げ式断裁機30及びシート式断裁機35がそれぞれ用紙60を縦方向及び横方向に断裁して用紙65を作成する一連の動作を「断裁動作」と呼ぶ。図6Bには、用紙60が断裁される位置が破線で表される。ここで、積上げ式断裁機30が用紙60を断裁する際、用紙65の仕上がりサイズに対して、用紙65の縦方向の断裁位置がわずかにずれる場合がある。ここでは、用紙65の仕上がりサイズで定まる規定の位置に対して縦方向にずれて断裁されたときのズレの量を用紙65の縦方向の長さに対する百分率で表す。例えば、用紙65の仕上がりサイズで特定される用紙65の縦方向の長さを100%としている。そして、例えば、断裁位置61は、規定の位置より1%ずれており、断裁位置62は、規定の位置より1.5%ずれており、断裁位置63は、規定の位置より0.8%ずれており、断裁位置64は、規定の位置より1.8%ずれているとする。なお、横方向の断裁位置についても、規定の位置よりずれる場合があるが、横方向の断裁位置のずれは画像品質に大きな影響を与えない。
図6Cには、製本された用紙65を見開きで表示した例が示される。図6Cの左側には、断裁された2枚の用紙65が見開きページとして製本された例が示される。図6Cの右側には、積上げ式断裁機30によって、積上げられた複数の用紙60が6枚のページに断裁される例として、断裁イメージP1が示される。用紙60の断裁位置は、図6Bに示した断裁位置と同様である。
図6Bに示したように1ページと2ページの用紙65は、縦方向の断裁位置が同じようにずれているため、図6Cの左側に示すように製本された用紙65に印刷される画像55,56に縦方向の位置ズレは発生していない。一方、図6Bに示したように3ページの用紙65は、縦方向の断裁位置が上側で規定の位置より1%ずれ、下側で規定の位置より1.5%ずれているのに対し、4ページの用紙65は、縦方向の断裁位置が上側で規定の位置より0.8%ずれ、下側で規定の位置より1.8%ずれている。このように3ページと4ページの用紙65は縦方向の断裁位置が異なるため、図6Cの真ん中に示すように製本された用紙65に印刷される画像55,56に縦方向の位置ズレ66が発生する。この場合、製本された用紙65の印刷品質が低下してしまう。
このような印刷品質の低下に対応するために、複数ページに渡る見開き画像の面付け位置を変更する、あるいは断裁機の種類に応じて面付け位置を変更する方法が考えられる。
図7は、シート式断裁機35によって断裁された用紙に印刷される画像の位置ズレを示す説明図である。
図7には、1枚目(左端)の用紙60の上段に1ページ、2ページの画像55,56が印刷され、画像56の右隣りに余白ページ67が設定された例が示される。そして、1枚目の用紙60の下段に3ページ、4ページの画像55,56が印刷され、5ページ以降は、見開き画像以外の画像、文章等が印刷される。なお、図7の下側に示す断裁イメージP2は、シート式断裁機35によって、用紙60が1枚ずつ6枚のページに断裁される様子を示す。用紙60の断裁位置は、図6Bに示した断裁位置と同様である。また、2枚目以降の用紙60についても、1枚目の用紙60と同様に面付けされる。
このように画像55,56が面付けされた場合、用紙60が断裁された際には、図6Bの1ページと2ページの用紙65と同様に、図7の1ページと2ページの用紙65の縦方向の断裁位置がずれる。このため、図7に示す1ページと2ページの用紙65を製本した場合には、見開き表示される画像55,56に位置ズレが生じない。同様に、図7に示す3ページと4ページの用紙65を製本した場合にも、見開き表示される画像55,56に位置ズレが生じない。しかし、余白ページ67が発生することから、この余白ページ67の分だけ無駄が生じてしまう。この結果、印刷コストが上昇する。
ここで、積上げ式断裁機30とシート式断裁機35の断裁枚数と、断裁時間との関係について説明する。
図8は、積上げ式断裁機30とシート式断裁機35の断裁枚数と、断裁時間との関係を示すグラフである。このグラフは、横軸に断裁枚数をとり、縦軸に断裁時間をとる。
例えば、積上げ式断裁機30が100枚の用紙を1回の断裁動作でまとめて断裁可能であるとする。積上げ式断裁機30の断裁枚数が、1枚であっても、100枚であっても、断裁時間は同じように100秒かかる。このため、積上げ式断裁機30が断裁する用紙の用紙枚数と断裁時間との関係は、図中の白抜き線L1で示すように、用紙が100枚毎に100秒かかる階段状で表される。
一方、シート式断裁機35は、1枚ずつ用紙を断裁可能である。シート式断裁機35の断裁枚数は、1枚の用紙の断裁時間が1秒かかり、50枚の用紙の断裁時間が50秒かかり、100枚の用紙の断裁時間が100秒かかる。このため、シート式断裁機35が断裁する用紙の用紙枚数と断裁時間との関係は、図中の一点鎖線L2で示すように、正比例で表される。
このように積上げ式断裁機30とシート式断裁機35では、断裁枚数と断裁時間の関係が異なり、印刷品質の低下と、余白ページの無駄が生じる。このため、本実施の形態例に係る方法では、従来の面付けパターンを決定する処理を改善した。以下に、積上げ式面付けパターンとシート式面付けパターンを決定する処理について説明する。この処理では、用紙が多ければ積上げ式断裁機30で断裁し、用紙が少なければシート式断裁機35で断裁することで、全体の処理時間を短縮可能としている。
<積上げ式面付けパターンとシート式面付けパターンの決定方法の例>
図9は、積上げ式面付けパターンとシート式面付けパターンの決定方法の例を示すフローチャートである。
始めに、印刷枚数計算部41にジョブが入稿(インポート)する(S1)。そして、印刷枚数計算部41は、1つのジョブあたりのページ数、面付け数に基づいて、印刷枚数を計算する(S2)。次に、厚み計算部42は、印刷枚数と、1枚当たりの用紙の厚みに基づいて、印刷枚数の厚みを計算する(S3)。
次に、積上げ式断裁枚数決定部43は、印刷枚数の厚みが、積上げ式断裁機30の最大積載量と比較して多いか否かを判定する(S4)。印刷枚数の厚みが、積上げ式断裁機30の最大積載量より多い場合(S4のYES)、積上げ式断裁枚数決定部43は、積上げ式断裁機30で断裁する用紙の断裁枚数を決定する(S5)。そして、積上げ式面付けパターン決定部44が、積上げ式断裁機30が断裁する用紙の積上げ式面付けパターンを決定する(S6)。
ステップS4にて、印刷枚数の厚みが、積上げ式断裁機30の最大積載量以下である場合(S4のNO)、又はステップS6にて積上げ式断裁機30が断裁する用紙の積上げ式面付けパターンが決定された後、シート式断裁枚数決定部45は、シート式断裁機35が断裁する用紙の断裁枚数を決定する(S7)。そして、シート式面付けパターン決定部46が、シート式断裁機35が断裁する用紙のシート式面付けパターンを決定し(S8)、本処理を終了する。
次に、具体例を用いて、上述した図9に示した積上げ式面付けパターンとシート式面付けパターンの決定方法について、図10と図11を参照して説明する。
図10は、積上げ式面付けパターンの例を示す説明図である。
図11は、シート式面付けパターンの例を示す説明図である。
図10と図11では、用紙60が何枚目であるかを表すために、用紙60の順番を括弧内に付す。図10の下には図6と同じ断裁イメージP1が示され、図11の下には図7と同じ断裁イメージP2が示される。
まず、ジョブ、用紙サイズ、積上げ式断裁機30の最大積載量が以下に示す値であるとする。
・1つのジョブあたりのページ数:1500ページ
・面付数:6面付(3×2)
・1枚あたりの用紙厚み:2.5[mm]
・最大積載量:10[cm]
また、以下の複数ページを見開き画像がまたいでいるとする。
・1ページと2ページ、3ページと4ページ、1441ページと1442ページ、1443ページと1444ページ、1456ページと1457ページ
このとき、印刷枚数計算部41は、印刷枚数を計算する。
1500[ページ数]÷6[面付け数]=250[枚]
このとき計算された、250枚が印刷枚数である。
次に、厚み計算部42は、印刷枚数の厚みを計算する。
2.5[mm/枚]×250[枚]=62.5[cm]
このとき計算された、62.5cmが印刷枚数の厚みである。
積上げ式断裁機30には最大積載できる用紙の高さ(枚数)が設定されている。ここでは10cm(=40枚)であるとする。このとき、積上げ式断裁枚数決定部43は、積上げ式断裁機30が断裁する用紙の枚数を計算する。
250[枚]÷40[枚/回]=6[回](余りは切り捨て)
40[枚/回]×6[回]=240[枚]
このとき計算された、240枚が積上げ式断裁機30が断裁する用紙60の枚数である。
そして、積上げ式面付けパターン決定部44は、図10に示す積上げ式面付けパターンを決定する。
図10に示すように上から用紙60(1)、60(2)、60(3)、…、60(240)の順に240枚の用紙60が積上げられている。つまり、一番上(最初)には用紙60(1)があり、一番下(最後)には用紙60(240)がある。積上げ式断裁機30は、60枚ずつ積上げられた用紙60を、1回の断裁動作でまとめて縦方向及び横方向に断裁する。そして、用紙60に面付けされる画像の積上げ式面付けパターンは、用紙60(1)の左上に画像55を配置し、用紙60(2)の左上に画像56を配置し、用紙60(3)の左上に画像55を配置する。つまり、用紙60(1)の左上が1ページ、用紙60(2)の左上が2ページ、用紙60(3)の左上が3ページであり、用紙60(240)の左上が240ページとなる。
また、用紙60(1)の真ん中上が241ページ、用紙60(2)の真ん中上が242ページ、用紙60(3)の真ん中上が243ページであり、用紙60(240)の真ん中上が480ページとなる。以下、同様に、用紙60の右上、用紙60の左下、用紙60の真ん中下、用紙60の右下の順にページが面付けされる。
次に、シート式断裁枚数決定部45は、シート式断裁機35が断裁する用紙60の枚数を計算する。
250[枚]−240[枚]=10[枚]
このとき計算されるシート式断裁機35が断裁する用紙60の枚数は、積上げ式断裁機30が断裁する用紙60の枚数を計算したときの商の余りに等しい。
そして、積上げ式断裁機30により、240枚の用紙60が断裁され、シート式断裁機35により、10枚の用紙60が断裁される。積上げ式断裁機30とシート式断裁機35が断裁する順番は、いずれが先であってもよく、同時であってもよい。
図11に示すように、シート式断裁機35が断裁する用紙60は、1441ページ以降である。ここで、用紙60(1)のシート式面付けパターンでは、1441ページの画像55と、1442ページの画像56が用紙60(1)の左上と中央上に隣接して配置され、1442ページの右隣には余白ページ67が挿入される。そして、1443ページの画像55と、1444ページの画像56が用紙60(1)の左下と中央下に隣接して配置され、1445ページ以降は通常通り印刷される。このようなシート式面付けパターンでは、無駄になるのは、用紙60(1)の余白ページ67だけである。このため、不要な余白ページ67の数を最小限に抑えることができる。
以上説明した第1の実施の形態例に係る画像形成システム1では、積上げ式断裁機30及びシート式断裁機35を効率的に使用可能な断裁枚数と、積上げ式面付けパターン及びシート式面付けパターンを決定することができる。このとき、複数ページにわたる見開き画像等の面付けパターンを適切に配置することで、製本された見開き画像に位置ズレが生じないため、印刷品質を向上することができる。
また、積上げ式断裁機30とシート式断裁機35の断裁枚数と断裁時間の関係に応じて、積上げ式断裁機30とシート式断裁機35に振り分ける断裁枚数を決定する。そして、積上げ式断裁機30が1回の断裁動作でできるだけ多くの用紙60を断裁する。このため、シート式断裁機35に振り分けられる断裁枚数が減り、シート式断裁機35の断裁動作の回数を減らすことができる。このように積上げ式断裁機30とシート式断裁機35を組み合わせて効率的に裁断動作を行えるようになるので、断裁された用紙の生産性が向上する。また、シート式断裁機35の稼働コストが低減されると共に、刃の損耗を抑えることができ、刃の交換頻度も下げることが可能となる。
また、積上げ式面付けパターン決定部44とシート式面付けパターン決定部46によって余白ページ67が少なくなる面付けパターンが決定される。このため、余白ページ67を廃棄するコストも下げられる。この点からも、積上げ式断裁機30とシート式断裁機35の生産性が向上する。
[第1の実施の形態の第1の変形例]
次に、積上げ式断裁機30で断裁する用紙60に面付けされた画像が製本時に位置ズレが発生する場合の対処法について説明する。
図12は、画像の位置ズレが発生する積上げ式面付けパターンと、画像の位置ズレが発生しない積上げ式面付けパターンの例を示す説明図である。
図12Aに示すように、積上げ式断裁機30には、上から用紙60(1)、60(2)、60(3)、…、60(100)の順に100枚の用紙60が積上げられている。この例では、積上げ式断裁機30が100枚の用紙60を1回の断裁動作で断裁可能であるとする。画像の面付けパターンは、上述した図10に示した面付けパターンと同様である。このため、2ページにまたがる画像を分割して得られる画像55が用紙60(100)の300ページに形成され、画像56が用紙60(1)の301ページに形成される。しかし、300ページと301ページの各用紙60内における面付け位置は異なる。このため、積上げ式断裁機30が用紙60を断裁するタイミングが異なり、断裁された用紙60が製本された際に、300ページと301ページの見開きページの画像に位置ズレが発生する可能性が高くなる。
このため、図12Bに示すように、積上げ式面付けパターン決定部44は、積上げ式面付けパターンを変更する。例えば、積上げ式面付けパターン決定部44は、用紙60(100)の右上に余白ページ67を挿入する。そして、用紙60(1)の左下を画像55が形成される300ページとし、用紙60(2)の左下を画像56が形成される301ページとする。そして、302ページ以降について、1ページずつ面付け位置をずらした積上げ式面付けパターンに変更する。
このように一旦決定された面付けパターンが積上げ式変更されることにより、画像55,56が形成された300ページと301が同じタイミングで積上げ式断裁機30によって断裁される。このため、300ページと301ページの見開きページの画像に位置ズレが発生しなくなり、印刷品質が向上する。
[第1の実施の形態の第2の変形例]
次に、シート式断裁機35で断裁する用紙60に面付けされた画像により余白ページ67が発生する場合の対処法について説明する。
図13は、用紙60の用紙サイズを変更したシート式面付けパターンを決定する例を示す説明図である。
図13Aに示すように、用紙60(1)の上段には1,2ページの画像と余白ページ67が設定され、下段には3〜5ページの画像が印刷される。図13Aに示すシート式面付けパターンは、図11の1枚目の用紙60(1)に示したものと同様である。このようなシート式面付けパターンでは、余白ページ67が無駄と考えられる。このため、ユーザーは、操作部15により余白ページ67の挿入をできるだけ回避することを画像形成装置20に指示する余白無し最優先モードを設定可能である。
シート式面付けパターン決定部46は、余白無し最優先モードが設定され、又は、シート式断裁機35だけを用いて用紙60の断裁が行われる場合には、余白ページ67がなくなるように面付けされる用紙60の用紙サイズを変更して、シート式面付けパターンを決定する。
図13Bに示すように、1枚目は1〜4ページの画像を4面で面付け可能な用紙サイズの用紙60(1)が選択され、2枚目は、6面で面付け可能な用紙サイズの用紙60(2)が選択される。これにより、余白ページ67の発生を抑えることができ、余白ページ67の無駄を削減することが可能となる。
なお、シート式断裁機35が断裁可能な用紙サイズが大きければ、ユーザーは、操作部15により、できるだけ大きな用紙60に複数の画像を面付けすることで、シート式断裁機35の生産性を向上する生産性優先モードを設定可能である。シート式面付けパターン決定部46は、生産性優先モードが設定され、シート式断裁機35が選択された場合には、シート式断裁機35が裁断可能な最大の用紙サイズの用紙60に面付けを行うように、シート式面付けパターンを決定する。このようにシート式面付けパターンが決定されることにより、シート式断裁機35の生産性を向上することが可能となる。
[第2の実施の形態例]
次に、本発明の第2の実施の形態例に係る画像形成システム1について説明する。この画像形成システム1では、積上げ式断裁機30に積載される用紙60の積上げ式断裁枚数の切替値を任意に変更可能としている。
図14は、PC端末10(図2を参照)で動作する制御部11Aの内部構成例を示すブロック図である。
制御部11Aは、上述した第1の実施の形態例に係る制御部11(図5を参照)が備える各部に加えて、切替値設定部47を備える。
切替値設定部47は、積上げ式断裁機30が、予め設定された積上げ式断裁枚数の用紙60を断裁した後に、積上げ式断裁枚数を、任意に設定された切替値に変更する。この切替値は、ユーザーが操作部15(図2を参照)を通じて設定される値であるが、予め設定された切替値が入力されるようにしてもよい。そして、切替値の設定は、印刷枚数から積上げ式断裁枚数に、積上げ式断裁機30の断裁動作の回数を掛けた値を減じた枚数の用紙60を、積上げ式断裁機30及びシート式断裁機35を組み合わせて断裁するために行われる。
そして、積上げ式面付けパターン決定部44は、変更前の積上げ式断裁枚数と、切替値に変更された積上げ式断裁枚数とに基づいて、積上げ式面付けパターンを決定する。また、シート式面付けパターン決定部46は、変更前の積上げ式断裁枚数と、切替値に変更された積上げ式断裁枚数とに基づいて、シート式面付けパターンを決定する。
次に、具体例を用いて、本実施の形態例に係る積上げ式面付けパターンの決定方法について説明する。
まず、ジョブ、用紙サイズ、積上げ式断裁機30の最大積載量が以下に示す値であるとする。
・1つのジョブあたりのページ数:1776ページ
・面付数:6面付(3×2)
・1枚あたりの用紙厚み:2.5[mm]
・最大積載量:10[cm]
また、以下の複数ページを見開き画像がまたいでいるとする。
・1ページと2ページ、3ページと4ページ、1441ページと1442ページ、1443ページと1444ページ、1456ページと1457ページ
このとき、印刷枚数計算部41は、印刷枚数を計算する。
1776[ページ数]÷6[面付け数]=316[枚]
このとき計算された、316枚が印刷枚数である。
次に、厚み計算部42は、印刷枚数の厚みを計算する。
2.5[mm/枚]×316[枚]=79.0[cm]
このとき計算された、79.0cmが印刷枚数の厚みである。
ここで、切替値設定部47が積上げ式断裁機30の切替値を8cm(=32枚)に設定する。上述した第1の実施の形態例と同様に、積上げ式断裁機30には最大積載できる用紙の高さ(枚数)が設定される。ここでは10cm(=40枚)であるとする。このとき、積上げ式断裁枚数決定部43は、積上げ式断裁機30が断裁する用紙60の枚数を計算する。
316[枚]÷40[枚/回]=7[回](余りは切り捨て)
40[枚/回]×7[回]=280[枚]
このとき計算された、280枚が積上げ式断裁機30が断裁する用紙60の枚数である。
そして、積上げ式面付けパターン決定部44は、図10に示す積上げ式面付けパターンを決定する。
次に、シート式断裁枚数決定部45は、シート式断裁機35が断裁する用紙60の枚数を計算する。
316[枚]−280[枚]=36[枚]
このとき計算されるシート式断裁機35が断裁する用紙60の枚数は、積上げ式断裁機30が断裁する用紙60の枚数を計算したときの商の余りに等しい。
上述したように、積上げ式断裁機30により、7回の断裁動作で280枚の用紙60が断裁される。そして、残った36枚の用紙60を、積上げ式断裁機30とシート式断裁機35が分担して断裁することとなる。ここで、切替値が8cmに設定されているため、積上げ式断裁機30は、印刷枚数の厚みが8cm以内となる32枚の用紙60を断裁する。そして、シート式断裁機35が、残りの4枚の用紙60を断裁する。このように切替値を設定したことにより、第1の実施の形態例では、シート式断裁機35が36回の断裁動作を行わなくてはならないのに対し、本実施の形態例ではシート式断裁機35が4回の断裁動作を行うだけで全ての用紙60の断裁が完了する。
以上説明した第2の実施の形態例に係る画像形成システム1では、切替値が設定されたことにより、積上げ式断裁機30が最大積載量の用紙60を断裁した後、残った用紙60を切替値に従って断裁し、さらに残りの用紙60をシート式断裁機35が断裁する。これにより全ての用紙60の断裁が完了するまでの時間を短縮し、生産性を向上することができる。また、シート式断裁機35の断裁動作の回数を減らすことができる。
また、上述した第1及び第2の実施の形態例に係る積上げ式面付けパターンとシート式面付けパターンの決定方法は、PC端末10の制御部11で実行されたが、画像形成装置20のCPU31aで実行されてもよい。この場合、制御部11の各機能部は、画像形成装置20が備えるCPU31aで実現される。このため、PC端末10は、画像形成装置20にジョブを送信する処理だけを行えばよく、断裁枚数の決定処理、積上げ式面付けパターンとシート式面付けパターンの決定処理等は画像形成装置20に任せればよい。
また、用紙60には、片面だけでなく、両面に画像が印刷されてもよい。また、積上げ式断裁機30に積載される用紙60は、一番下にある用紙60を最初のページとし、一番上にある用紙60を最後のページとしてもよい。また、面付け数は、“2”、“4”、“6”等の任意の値をとりうる。
なお、本発明は上述した実施の形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細かつ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、ここで説明した実施の形態例の構成の一部を他の実施の形態例の構成に置き換えることは可能であり、さらにはある実施の形態例の構成に他の実施の形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1…画像形成システム、10…PC端末、11…制御部、14…表示部、15…操作部、20…画像形成装置、30…積上げ式断裁機、35…シート式断裁機、41…印刷枚数計算部、42…厚み計算部、43…積上げ式断裁枚数決定部、44…積上げ式面付けパターン決定部、45…シート式断裁枚数決定部、46…シート式面付けパターン決定部、47…切替値設定部

Claims (9)

  1. 1つのジョブあたりのページ数と、前記ジョブに設定される1面毎の画像の画像サイズ及び用紙のサイズに基づいて決定される前記用紙毎の面付け数とに基づいて、画像形成装置が印刷する前記用紙の印刷枚数を計算する印刷枚数計算部と、
    前記印刷枚数に応じた前記用紙の全体の厚みを計算する厚み計算部と、
    積上げられた複数枚の前記用紙を断裁する積上げ式断裁機が断裁可能な前記用紙の積載量に応じて、前記積上げ式断裁機がまとめて断裁する前記用紙の断裁枚数である積上げ式断裁枚数を計算する積上げ式断裁枚数決定部と、
    前記積上げ式断裁機によって断裁される前記用紙に対して、前記積上げ式断裁枚数毎に、前記用紙の積上げ方向に前記積上げ式断裁枚数までページ順に前記画像を面付けする処理を、前記面付け数だけ繰り返し行って、前記用紙毎に積上げ式面付けパターンを決定する積上げ式面付けパターン決定部と、
    1枚毎に前記用紙を断裁するシート式断裁機が断裁可能な前記用紙の断裁枚数であるシート式断裁枚数を計算するシート式断裁枚数決定部と、
    前記シート式断裁機によって断裁される前記用紙に対して、前記用紙毎に、前記用紙の平面方向にページ順に前記画像を面付けする処理を、前記シート式断裁枚数だけ繰り返し行って、前記用紙毎にシート式面付けパターンを決定するシート式面付けパターン決定部と、を備える
    情報処理装置。
  2. 前記積上げ式面付けパターン決定部は、前記用紙に面付けされる前記画像が2ページにまたがる見開き画像であって、前記見開き画像を構成する第1分割画像が、最後の前記用紙に形成され、第2分割画像が最初の前記用紙に形成されるような前記積上げ式面付けパターンを決定した場合に、最後の前記用紙を余白ページとし、前記第1分割画像が形成されるページを最初の前記用紙に形成し、前記第2分割画像が形成されるページ以降のページをずらすように前記積上げ式面付けパターンを変更する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記シート式面付けパターン決定部は、前記用紙に面付けされる前記画像が2ページにまたがる見開き画像である場合に、前記見開き画像を構成する前記第1分割画像及び前記第2分割画像が同じタイミングで断裁可能となるように余白ページを挿入する前記シート式面付けパターンを決定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記シート式面付けパターン決定部は、余白無し最優先モードが設定された場合には、又は、前記シート式断裁機だけを用いて前記用紙の断裁が行われる場合には、前記余白ページがなくなるように面付けされる前記用紙の用紙サイズを変更して、前記シート式面付けパターンを決定する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記シート式面付けパターン決定部は、生産性優先モードが設定された場合には、前記シート式断裁機が選択された場合には、前記シート式断裁機が裁断可能な最大の用紙サイズの前記用紙に面付けを行うように、前記シート式面付けパターンを決定する
    請求項3に記載の情報処理装置。
  6. さらに、前記積上げ式断裁機が、前記積上げ式断裁枚数だけ前記用紙を断裁した後に、前記印刷枚数から前記積上げ式断裁枚数に、積上げ式断裁機の断裁動作の回数を掛けた値を減じた枚数の前記用紙を、前記積上げ式断裁機及び前記シート式断裁機を組み合わせて断裁するために、前記積上げ式断裁枚数を、任意に設定された切替値に変更する切替値設定部を備え、
    前記積上げ式面付けパターン決定部は、変更前の前記積上げ式断裁枚数と、前記切替値に変更された前記積上げ式断裁枚数とに基づいて、前記積上げ式面付けパターンを決定し、
    前記シート式面付けパターン決定部は、変更前の前記積上げ式断裁枚数と、前記切替値に変更された前記積上げ式断裁枚数とに基づいて、前記シート式面付けパターンを決定する
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記シート式断裁枚数は、前記用紙の印刷枚数を、前記積上げ式断裁機が断裁可能な前記用紙の積載量で除した余りであり、前記積上げ式断裁枚数は、前記印刷枚数から前記余りを除いた数である
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    1つのジョブあたりのページ数と、前記ジョブに設定される1面毎の画像の画像サイズ及び前記用紙のサイズに基づいて決定される前記用紙毎の面付け数とに基づいて、前記画像形成部により形成された画像が印刷される前記用紙の印刷枚数を計算する印刷枚数計算部と、
    前記印刷枚数に応じた前記用紙の全体の厚みを計算する厚み計算部と、
    積上げられた複数枚の前記用紙を断裁する積上げ式断裁機が断裁可能な前記用紙の積載量に応じて、前記積上げ式断裁機が断裁する前記用紙の積上げ式断裁枚数を計算する積上げ式断裁枚数決定部と、
    前記積上げ式断裁機によって断裁される前記用紙に対して、前記積上げ式断裁枚数毎に、前記用紙の積上げ方向に前記積上げ式断裁枚数までページ順に前記画像を面付けする処理を、前記面付け数だけ繰り返し行って、前記用紙毎に積上げ式面付けパターンを決定する積上げ式面付けパターン決定部と、
    1枚毎に前記用紙を断裁するシート式断裁機が断裁可能な前記用紙のシート式断裁枚数を計算するシート式断裁枚数決定部と、
    前記シート式断裁機によって断裁される前記用紙に対して、前記用紙毎に、前記用紙の平面方向にページ順に前記画像を面付けする処理を、前記シート式断裁枚数だけ繰り返し行って、前記用紙毎にシート式面付けパターンを決定するシート式面付けパターン決定部と、を備える
    画像形成装置。
  9. 1つのジョブあたりのページ数と、前記ジョブに設定される1面毎の画像の画像サイズ及び用紙のサイズに基づいて決定される前記用紙毎の面付け数とに基づいて、前記用紙の印刷枚数を計算する手順と、
    前記印刷枚数に応じた前記用紙の全体の厚みを計算する手順と、
    積上げられた複数枚の前記用紙を断裁する積上げ式断裁機が断裁可能な前記用紙の積載量に応じて、前記積上げ式断裁機が断裁する前記用紙の積上げ式断裁枚数を計算する手順と、
    前記積上げ式断裁機によって断裁される前記用紙に対して、前記積上げ式断裁枚数毎に、前記用紙の積上げ方向に前記積上げ式断裁枚数までページ順に前記画像を面付けする処理を、前記面付け数だけ繰り返し行って、前記用紙毎に積上げ式面付けパターンを決定する手順と、
    1枚毎に前記用紙を断裁するシート式断裁機が断裁可能な前記用紙のシート式断裁枚数を計算する手順と、
    前記シート式断裁機によって断裁される前記用紙に対して、前記用紙毎に、前記用紙の平面方向にページ順に前記画像を面付けする処理を、前記シート式断裁枚数だけ繰り返し行って、前記用紙毎にシート式面付けパターンを決定する手順と、を
    コンピューターに実行させるためのプログラム。
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