添付図面を参照して、本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
先ず、図1及び図2を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1は、実施の形態の超音波画像診断装置1の外観図である。図2は、超音波画像診断装置1の機能構成を示すブロック図である。
図1及び図2に示すように、本実施の形態の超音波画像診断装置1は、超音波画像診断装置本体1aと、超音波探触子1bと、を備える。超音波探触子1bは、図示しない生体等の被検体に対して超音波(送信超音波)を送信するとともに、この被検体で反射した超音波の反射波(反射超音波:エコー)を受信する。超音波画像診断装置本体1aは、ケーブル1cを介して、超音波探触子1bと接続され、超音波探触子1bに電気信号の駆動信号を送信することによって超音波探触子1bに被検体に対して送信超音波を送信させるとともに、超音波探触子1bにて受信した被検体内からの反射超音波に応じて超音波探触子1bで生成された電気信号である受信信号に基づいて被検体内の内部状態を超音波画像として画像化する。
超音波探触子1bは、圧電素子からなる振動子を備えており、この振動子は、例えば、方位方向に一次元アレイ状に複数配列されている。本実施の形態では、例えば、192個の振動子を備えた超音波探触子1bを用いている。なお、振動子は、二次元アレイ状に配列されたものであってもよい。また、振動子の個数は、任意に設定することができる。また、本実施の形態では、超音波探触子1bについて、リニア走査方式の電子スキャンプローブを採用したが、電子走査方式あるいは機械走査方式の何れを採用してもよく、また、リニア走査方式、セクタ走査方式あるいはコンベックス走査方式の何れの方式を採用することもできる。
図2に示すように、超音波画像診断装置本体1aは、例えば、操作入力部101と、送信部102と、受信部103と、画像生成部104と、画像処理部105と、DSC(Digital Scan Converter)106と、操作表示部107と、判別部、制御部としての制御部108と、記憶部109と、シネ記憶部としてのシネメモリー110と、を備える。
操作入力部101は、例えば、診断開始を指示するコマンドや被検体の個人情報等のデータの入力などを行うための各種スイッチ、ボタン、トラックボール、マウス、キーボード等を備えており、操作信号を制御部108に出力する。
送信部102は、制御部108の制御に従って、超音波探触子1bにケーブル1cを介して電気信号である駆動信号を供給して超音波探触子1bに送信超音波を発生させる回路である。また、送信部102は、例えば、クロック発生回路、遅延回路、パルス発生回路を備えている。クロック発生回路は、駆動信号の送信タイミングや送信周波数を決定するクロック信号を発生させる回路である。遅延回路は、駆動信号の送信タイミングを振動子毎に対応した個別経路毎に遅延時間を設定し、設定された遅延時間だけ駆動信号の送信を遅延させて送信超音波によって構成される送信ビームの集束を行うための回路である。パルス発生回路は、所定の周期で駆動信号としてのパルス信号を発生させるための回路である。上述のように構成された送信部102は、例えば、超音波探触子1bに配列された複数(例えば、192個)の振動子のうちの連続する一部(例えば、64個)を駆動して送信超音波を発生させる。そして、送信部102は、送信超音波を発生させる毎に駆動する振動子を方位方向にずらすことで走査(スキャン)を行う。
受信部103は、制御部108の制御に従って、超音波探触子1bからケーブル1cを介して電気信号である受信信号を受信する回路である。受信部103は、例えば、増幅器、A/D変換回路、整相加算回路を備えている。増幅器は、受信信号を、振動子毎に対応した個別経路毎に、予め設定された増幅率で増幅させるための回路である。A/D変換回路は、増幅された受信信号をA/D変換するための回路である。整相加算回路は、A/D変換された受信信号に対して、振動子毎に対応した個別経路毎に遅延時間を与えて時相を整え、これらを加算(整相加算)して音線データを生成するための回路である。
画像生成部104は、受信部103からの音線データに対して包絡線検波処理やログ圧縮などを実施し、ダイナミックレンジやゲインの調整を行って輝度変換することにより、Bモード画像データを生成する。すなわち、Bモード画像データは、受信信号の強さを輝度によって表したものである。画像生成部104は、Bモード画像データの他、Aモード画像データ、Mモード画像データ及びドプラ法による画像データが生成できるものであってもよい。
画像処理部105は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体メモリーによって構成された画像メモリー部105aを備えている。画像処理部105は、画像生成部104から出力されたBモード画像データをフレーム単位で画像メモリー部105aに記憶する。フレーム単位での画像データを超音波画像データ、あるいはフレーム画像データということがある。画像メモリー部105aに記憶されたフレーム画像データは、制御部108の制御に従って、DSC106に送信される。
DSC106は、画像処理部105より受信したフレーム画像データに座標変換等を施して表示部107a用の画像信号に変換し、操作表示部107に出力する。
操作表示部107は、表示部107aと、タッチパネル107bと、を備える。表示部107aは、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode-Ray Tube)ディスプレイ、有機EL(Electronic Luminescence)ディスプレイ、無機ELティスプレイ及びプラズマディスプレイ等の表示装置が適用可能である。表示部107aは、DSC106から出力された画像信号に従って表示画面上に画像の表示を行う。タッチパネル107bは、表示部107aの表示画面上に構成された透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルであり、画面上を手指で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号として制御部108に出力する。なお、タッチパネルは感圧式に限定されるものではなく、静電容量方式等、種々の方式の中から適宜選択して使用すればよい。
制御部108は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備えて構成され、ROMに記憶されているシステムプログラム等の各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムに従って超音波画像診断装置1の各部の動作を集中制御する。ROMは、半導体等の不揮発メモリー等により構成され、超音波画像診断装置1に対応するシステムプログラム及び該システムプログラム上で実行可能な、例えば、後述する、画像ファイル生成処理や複数画面制御処理等を実行する各種処理プログラムや、ガンマテーブル等の各種データ等を記憶する。これらのプログラムは、コンピューターが読み取り可能なプログラムコードの形態で格納され、CPUは、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。RAMは、CPUにより実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
記憶部109は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の大容量記録媒体によって構成されており、患者情報に紐づいて保存される超音波画像データ等を記憶する。
シネメモリー110は、RAM等で構成され、制御部108の制御に従って、リアルタイムに更新されるライブ動画の画像データをシネ画像データとして記憶する、例えばFIFO(First IN First Out)の記憶部である。シネメモリー110は、例えば最大500フレーム分のシネ画像データの記憶領域110aを有する。また、シネメモリー110の記憶領域として、記憶領域110aを2分割し、それぞれ独立して、例えば最大250フレーム分のシネ画像データの記憶領域110b,110cを有する構成に設定することも可能である。但し、記憶領域110a,110b,110cのフレーム数は500、各250に限定されるものではなく、メモリー容量が許容する限りにおいて他のフレーム数としてもよい。また、シネメモリー110は、制御部108のRAMの一部により構成されることとしてもよい。
次に、図3〜図26を参照して、超音波画像診断装置1の動作を説明する。先ず、図3〜図24を参照して、超音波画像診断装置1の表示部107aに表示される表示画面及び画面遷移を説明する。図3は、表示画面210と表示画面220との画面遷移を示す図である。図4は、表示画面230と表示画面240との画面遷移を示す図である。図5は、表示画面210と表示画面230との画面遷移を示す図である。図6は、表示画面220と表示画面240との画面遷移を示す図である。図7は、表示画面210と表示画面250との画面遷移を示す図である。図8は、表示画面210と表示画面260との画面遷移を示す図である。図9は、表示画面220と表示画面270との画面遷移を示す図である。図10は、表示画面220と表示画面280との画面遷移を示す図である。
図11は、表示画面230と表示画面290との画面遷移を示す図である。図12は、表示画面230と表示画面300との画面遷移を示す図である。図13は、表示画面240と表示画面310との画面遷移を示す図である。図14は、表示画面240と表示画面320との画面遷移を示す図である。図15は、表示画面250と表示画面300との画面遷移を示す図である。図16は、表示画面260と表示画面290との画面遷移を示す図である。図17は、表示画面270と表示画面320との画面遷移を示す図である。図18は、表示画面280と表示画面310との画面遷移を示す図である。図19は、表示画面290と表示画面300との画面遷移を示す図である。図20は、表示画面310と表示画面320との画面遷移を示す図である。
図21は、表示画面250と表示画面270との画面遷移を示す図である。図22は、表示画面260と表示画面280との画面遷移を示す図である。図23は、表示画面290と表示画面310との画面遷移を示す図である。図24は、表示画面300と表示画面320との画面遷移を示す図である。
先ず、超音波画像診断装置1の表示画面の構成を説明する。図3に示すように、超音波画像診断装置1の表示画面(例えば、表示画面210)は、超音波画像領域400と、ボタン領域500と、を有する。超音波画像領域400は、超音波画像の表示領域であり、1つの超音波画像、左右又は上下の2つの画像の表示領域となる。ボタン領域500は、超音波画像領域400の超音波画像のレイアウトと、ボタン領域500に配置する表示ボタンのレイアウトと、を遷移するための表示ボタン(アイコン)の表示領域である。
ボタン領域500の表示ボタンは、タッチパネル107を介してタッチ入力を受け付けるものとして説明するが、これに限定されるものではなく、操作入力部101の操作デバイスにより表示画面上のポインターを移動してクリック入力を受け付ける構成としてもよい。このように、表示画面210〜320は、超音波画像領域400及びボタン領域500を有する。
図3に示すように、表示画面210は、超音波画像領域400に配置されたシングル超音波画像領域410と、ボタン領域500に配置された第3のボタンとしてのボタン510、第2のボタンとしてのボタン520、第1のボタンとしてのボタン530,540と、を有する。シングル超音波画像領域410は、1つの超音波画像の表示領域であり、例えば、リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像が表示される。
ボタン510は、超音波画像領域400に表示する1つの超音波画像領域を有するシングルの表示画面におけるボタン領域500の表示ボタンの左右から上下へのレイアウト変更、又は表示ボタンの上下から左右へのレイアウト変更と、2つの画像(超音波画像、ブランク画像)を有するデュアルの表示画面における左右から上下への表示画像のレイアウト変更、又は上下から左右への表示画像のレイアウト変更と、の入力を受け付ける表示ボタンである。ボタン520は、超音波画像領域400のシングルの表示画面からデュアルの表示画面への遷移前に、シネメモリー110に記憶されていたシネ画像データを遷移後に保持するか否か(遷移前に予めシネメモリー110の1つの記憶領域110aを、2つの記憶領域110b,110cに2分割するか否か)の切替え指示の入力を受け付ける表示ボタンである。
ボタン530は、左側のアクティブの超音波画像領域と、右側のブランク画像領域と、を有するデュアルの表示画面への遷移を示し、その遷移指示の入力を受け付ける表示ボタンである。ボタン540は、左側のブランク画像領域と、右側のアクティブの超音波画像領域と、を有するデュアルの表示画面への遷移を示し、その遷移指示の入力を受け付ける表示ボタンである。
表示画面220は、超音波画像領域400に配置されたシングル超音波画像領域410と、ボタン領域500に配置されたボタン510,520、第1のボタンとしてのボタン550,560と、を有する。
ボタン550は、上側のアクティブの超音波画像領域と、下側のブランク画像領域と、を有するデュアルの表示画面への遷移を示し、その遷移指示の入力を受け付ける表示ボタンである。ボタン560は、上側のブランク画像領域と、下側のアクティブの超音波画像領域と、を有するデュアルの表示画面への遷移を示し、その遷移指示の入力を受け付ける表示ボタンである。
表示画面210の表示中に、ボタン510がタッチ入力されると、表示画面210が表示画面220に遷移される。また、表示画面220の表示中に、ボタン510がタッチ入力されると、表示画面220が表示画面210に遷移される。つまり、図3の画面遷移において、ボタン領域500のみ変更される。また、表示画面210,220の表示中には、シネメモリー110は、1つの記憶領域110aが設定され、シングル超音波画像領域410に表示されるライブ画像のシネ画像データが自動的に記憶領域110aに記憶されていくものとする。記憶領域110aに記憶されたデータは、シングルの表示画面からデュアルの表示画面への遷移時にクリアされるので、表示画面210,220のボタン530〜560は、シングルの表示画面からデュアルの表示画面への遷移前に、シネメモリー110に記憶されていたシネ画像データを遷移後に保持しないことを示す。
図4に示すように、表示画面230は、超音波画像領域400に配置されたシングル超音波画像領域410と、ボタン領域500に配置されたボタン510,520、第1のボタンとしてのボタン570,580と、を有する。
ボタン570は、左側のアクティブの超音波画像領域と、右側の非アクティブの超音波画像領域と、を有するデュアルの表示画面への遷移を示し、その遷移指示の入力を受け付ける表示ボタンである。ボタン580は、左側の非アクティブの超音波画像領域と、右側のアクティブの超音波画像領域と、を有するデュアルの表示画面への遷移を示し、その遷移指示の入力を受け付ける表示ボタンである。
表示画面240は、超音波画像領域400に配置されたシングル超音波画像領域410と、ボタン領域500に配置されたボタン510,520、第1のボタンとしてのボタン590,600と、を有する。ボタン590は、上側のアクティブの超音波画像領域と、下側の非アクティブの超音波画像領域と、を有するデュアルの表示画面への遷移を示し、その遷移指示の入力を受け付ける表示ボタンである。ボタン600は、上側の非アクティブの超音波画像領域と、下側のアクティブの超音波画像領域と、を有するデュアルの表示画面への遷移を示し、その遷移指示の入力を受け付ける表示ボタンである。
表示画面230の表示中に、ボタン510がタッチ入力されると、表示画面230が表示画面240に遷移される。また、表示画面240の表示中に、ボタン510がタッチ入力されると、表示画面240が表示画面230に遷移される。つまり、図4の画面遷移において、ボタン領域500のみ変更される。また、表示画面230,240の表示中には、シネメモリー110は、各250フレーム分の2つの記憶領域110b,110cが設定され、シングル超音波画像領域410に表示されるライブ画像のシネ画像データが記憶領域110b又は110cに記憶されるものとする。記憶領域110b又は110cに記憶されたデータは、シングルの表示画面からデュアルの表示画面への遷移時に保持されるので、表示画面230,240のボタン570〜600は、シングルの表示画面からデュアルの表示画面への遷移前に、シネメモリー110に記憶されていたシネ画像データを遷移後に保持することを示す。
図5に示すように、表示画面210の表示中に、ボタン520がタッチ入力されると、表示画面210が表示画面230に遷移される。また、表示画面230の表示中に、ボタン520がタッチ入力されると、表示画面230が表示画面210に遷移される。つまり、図5の画面遷移において、ボタン領域500のみ変更される。このように、ボタン520は、シングルの表示画面からデュアルの表示画面への遷移前に、シネメモリー110に記憶されていたシネ画像データを遷移後に保持するか否かの切替入力を受け付ける。
図6に示すように、表示画面220の表示中に、ボタン520がタッチ入力されると、表示画面220が表示画面240に遷移される。また、表示画面240の表示中に、ボタン520がタッチ入力されると、表示画面240が表示画面220に遷移される。つまり、図6の画面遷移において、ボタン領域500のみ変更される。
図7に示すように、表示画面250は、超音波画像領域400に配置されたデュアル画像領域420と、ボタン領域500に配置されたボタン510,520,570,580と、を有する。但し、表示画面250のボタン520,570は、入力不可状態(グレーアウト)として表示され、タッチ入力が不可の状態になっている。
デュアル画像領域420は、2つの画像領域として、左側に配置されアクティブで1つの超音波画像領域421と、右側に配置され超音波画像が表示されないブランクのブランク画像領域422と、を有する。超音波画像領域421は、例えば、リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像が表示される。
表示画面210の表示中に、ボタン530がタッチ入力されると、表示画面210が表示画面250に遷移される。例えば、表示画面210の表示中に、シングル超音波画像領域410にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110aに記憶されていく。ボタン530がタッチ入力されると、シネメモリー110の記憶領域110aに記憶されていたシネ画像データがクリアされるとともに記憶領域110b,110cに分割され、超音波画像領域421に表示開始するライブ画像のシネ画像データが記憶領域110bに記憶開始される。記憶領域110cは、ブランク画像領域422に対応して、空のままとされる。このように、ボタン530は、シングルの表示画面からデュアルの表示画面への遷移前に、シネメモリー110に記憶されていたシネ画像データを遷移後に保持しないことを示す。なお、超音波画像領域421に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶し、記憶領域110bをブランク画像領域422に対応して空としてもよい。
図8に示すように、表示画面260は、超音波画像領域400に配置されたデュアル画像領域430と、ボタン領域500に配置されたボタン510,520,570,580と、を有する。但し、表示画面260のボタン520,580は、入力不可状態として表示され、タッチ入力が不可の状態になっている。
デュアル画像領域430は、2つの画像領域として、左側に配置され超音波画像が表示されないブランクのブランク画像領域431と、右側に配置されアクティブで1つの超音波画像領域432と、を有する。超音波画像領域432は、例えば、リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像が表示される。
表示画面210の表示中に、ボタン540がタッチ入力されると、表示画面210が表示画面260に遷移される。例えば、表示画面210の表示中に、シングル超音波画像領域410にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110aに記憶されていく。ボタン540がタッチ入力されると、シネメモリー110の記憶領域110aに記憶されていたシネ画像データがクリアされるとともに記憶領域110b,110cに分割され、超音波画像領域432に表示開始するライブ画像のシネ画像データが記憶領域110cに記憶開始される。記憶領域110bは、ブランク画像領域431に対応して、空のままとされる。このように、ボタン540は、シングルの表示画面からデュアルの表示画面への遷移前に、シネメモリー110に記憶されていたシネ画像データを遷移後に保持しないことを示す。なお、超音波画像領域432に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶し、記憶領域110cをブランク画像領域431に対応して空としてもよい。
図9に示すように、表示画面270は、超音波画像領域400に配置されたデュアル画像領域440と、ボタン領域500に配置されたボタン510,520,590,600と、を有する。但し、表示画面270のボタン520,590は、入力不可状態として表示され、タッチ入力が不可の状態になっている。
デュアル画像領域440は、2つの画像領域として、上側に配置されアクティブで1つの超音波画像領域441と、下側に配置され超音波画像が表示されないブランクのブランク画像領域442と、を有する。超音波画像領域441は、例えば、リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像が表示される。
表示画面220の表示中に、ボタン550がタッチ入力されると、表示画面220が表示画面270に遷移される。例えば、表示画面220の表示中に、シングル超音波画像領域410にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110aに記憶されていく。ボタン550がタッチ入力されると、シネメモリー110の記憶領域110aに記憶されていたシネ画像データがクリアされるとともに記憶領域110b,110cに分割され、超音波画像領域441に表示開始するライブ画像のシネ画像データが記憶領域110bに記憶開始される。記憶領域110cは、ブランク画像領域442に対応して、空のままとされる。このように、ボタン550は、シングルの表示画面からデュアルの表示画面への遷移前に、シネメモリー110に記憶されていたシネ画像データを遷移後に保持しないことを示す。なお、超音波画像領域441に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶し、記憶領域110bをブランク画像領域442に対応して空としてもよい。
図10に示すように、表示画面280は、超音波画像領域400に配置されたデュアル画像領域450と、ボタン領域500に配置されたボタン510,520,590,600と、を有する。但し、表示画面280のボタン520,600は、入力不可状態として表示され、タッチ入力が不可の状態になっている。
デュアル画像領域450は、2つの画像領域として、上側に配置され超音波画像が表示されないブランクのブランク画像領域451と、下側に配置されアクティブで1つの超音波画像領域452と、を有する。超音波画像領域452は、例えば、リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像が表示される。
表示画面220の表示中に、ボタン560がタッチ入力されると、表示画面220が表示画面280に遷移される。例えば、表示画面220の表示中に、シングル超音波画像領域410にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110aに記憶されていく。ボタン560がタッチ入力されると、シネメモリー110の記憶領域110aに記憶されていたシネ画像データがクリアされるとともに記憶領域110b,110cに分割され、超音波画像領域452に表示開始するライブ画像のシネ画像データが記憶領域110cに記憶開始される。記憶領域110bは、ブランク画像領域451に対応して、空のままとされる。このように、ボタン560は、シングルの表示画面からデュアルの表示画面への遷移前に、シネメモリー110に記憶されていたシネ画像データを遷移後に保持しないことを示す。なお、超音波画像領域452に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶し、記憶領域110cをブランク画像領域451に対応して空としてもよい。
図11に示すように、表示画面290は、超音波画像領域400に配置されたデュアル画像領域460と、ボタン領域500に配置されたボタン510,520,570,580と、を有する。但し、表示画面290のボタン520,570は、入力不可状態として表示され、タッチ入力が不可の状態になっている。
デュアル画像領域460は、2つの画像領域として、左側に配置されアクティブで1つの超音波画像領域461と、右側に配置され非アクティブで1つの超音波画像領域462と、を有する。超音波画像領域461は、例えば、リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像が表示される。超音波画像領域462は、例えば、表示画面290への画面遷移前に記憶されていたシネ画像データのシネ画像が表示される。
表示画面230の表示中に、ボタン570がタッチ入力されると、表示画面230が表示画面290に遷移される。例えば、表示画面230の表示中に、シングル超音波画像領域410にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110bに記憶されていく。ボタン570がタッチ入力されると、超音波画像領域461に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、空であった記憶領域110cに記憶開始される。記憶領域110bに記憶されていたシネ画像データは、超音波画像領域462に表示される。例えば初期状態では、当該シネ画像データの画面遷移の直前フレームの静止画像が超音波画像領域462に表示される。このように、ボタン570は、シングルの表示画面からデュアルの表示画面への遷移前に、シネメモリー110に記憶されていたシネ画像データを遷移後に保持することを示す。なお、シングル超音波画像領域410に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶し、超音波画像領域461に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶する構成としてもよい。
図12に示すように、表示画面300は、超音波画像領域400に配置されたデュアル画像領域470と、ボタン領域500に配置されたボタン510,520,570,580と、を有する。但し、表示画面300のボタン520,580は、入力不可状態として表示され、タッチ入力が不可の状態になっている。
デュアル画像領域470は、2つの画像領域として、左側に配置され非アクティブで1つの超音波画像領域471と、右側に配置されアクティブで1つの超音波画像領域472と、を有する。超音波画像領域471は、例えば、表示画面300への画面遷移前に記憶されていたシネ画像データのシネ画像が表示される。超音波画像領域472は、例えば、リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像が表示される。
表示画面230の表示中に、ボタン580がタッチ入力されると、表示画面230が表示画面300に遷移される。例えば、表示画面230の表示中に、シングル超音波画像領域410にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110bに記憶されていく。ボタン580がタッチ入力されると、超音波画像領域472に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、空であった記憶領域110cに記憶開始される。記憶領域110bに記憶されていたシネ画像データは、超音波画像領域471に表示される。例えば初期状態では、当該シネ画像データの画面遷移の直前フレームの静止画像が超音波画像領域471に表示される。このように、ボタン580は、シングルの表示画面からデュアルの表示画面への遷移前に、シネメモリー110に記憶されていたシネ画像データを遷移後に保持することを示す。なお、シングル超音波画像領域410に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶し、超音波画像領域472に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶する構成としてもよい。
図13に示すように、表示画面310は、超音波画像領域400に配置されたデュアル画像領域480と、ボタン領域500に配置されたボタン510,520,590,600と、を有する。但し、表示画面310のボタン520,590は、入力不可状態として表示され、タッチ入力が不可の状態になっている。
デュアル画像領域480は、2つの画像領域として、上側に配置されアクティブで1つの超音波画像領域481と、下側に配置され非アクティブで1つの超音波画像領域482と、を有する。超音波画像領域481は、例えば、リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像が表示される。超音波画像領域482は、例えば、表示画面310への画面遷移前に記憶されていたシネ画像データのシネ画像が表示される。
表示画面240の表示中に、ボタン590がタッチ入力されると、表示画面240が表示画面310に遷移される。例えば、表示画面240の表示中に、シングル超音波画像領域410にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110bに記憶されていく。ボタン590がタッチ入力されると、超音波画像領域481に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、空であった記憶領域110cに記憶開始される。記憶領域110bに記憶されていたシネ画像データは、超音波画像領域482に表示される。例えば初期状態では、当該シネ画像データの画面遷移の直前フレームの静止画像が超音波画像領域482に表示される。このように、ボタン590は、シングルの表示画面からデュアルの表示画面への遷移前に、シネメモリー110に記憶されていたシネ画像データを遷移後に保持することを示す。なお、シングル超音波画像領域410に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶し、超音波画像領域481に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶する構成としてもよい。
図14に示すように、表示画面320は、超音波画像領域400に配置されたデュアル画像領域490と、ボタン領域500に配置されたボタン510,520,590,600と、を有する。但し、表示画面320のボタン520,600は、入力不可状態として表示され、タッチ入力が不可の状態になっている。
デュアル画像領域490は、2つの画像領域として、上側に配置され非アクティブで1つの超音波画像領域491と、下側に配置されアクティブで1つの超音波画像領域492と、を有する。超音波画像領域491は、例えば、表示画面320への画面遷移前に記憶されていたシネ画像データのシネ画像が表示される。超音波画像領域492は、例えば、リアルタイムの超音波画像としてのライブ画像が表示される。
表示画面240の表示中に、ボタン600がタッチ入力されると、表示画面240が表示画面320に遷移される。例えば、表示画面240の表示中に、シングル超音波画像領域410にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110bに記憶されていく。ボタン600がタッチ入力されると、超音波画像領域492に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、空であった記憶領域110cに記憶開始される。記憶領域110bに記憶されていたシネ画像データは、超音波画像領域491に表示される。例えば初期状態では、当該シネ画像データの画面遷移の直前フレームの静止画像が超音波画像領域491に表示される。このように、ボタン600は、シングルの表示画面からデュアルの表示画面への遷移前に、シネメモリー110に記憶されていたシネ画像データを遷移後に保持することを示す。なお、シングル超音波画像領域410に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶し、超音波画像領域492に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶する構成としてもよい。
図15に示すように、表示画面250の表示中に、ボタン580がタッチ入力されると、表示画面250が表示画面300に遷移される。例えば、表示画面250の表示中に、超音波画像領域421にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110bに記憶されていく。ボタン580がタッチ入力されると、超音波画像領域472に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、空であった記憶領域110cに記憶開始される。記憶領域110bに記憶されていたシネ画像データは、超音波画像領域471に表示される。なお、超音波画像領域421に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶し、超音波画像領域472に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶する構成としてもよい。
図16に示すように、表示画面260の表示中に、ボタン570がタッチ入力されると、表示画面260が表示画面290に遷移される。例えば、表示画面260の表示中に、超音波画像領域432にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110cに記憶されていく。ボタン570がタッチ入力されると、超音波画像領域461に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、空であった記憶領域110bに記憶開始される。記憶領域110cに記憶されていたシネ画像データは、超音波画像領域462に表示される。なお、超音波画像領域432に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶し、超音波画像領域461に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶する構成としてもよい。
図17に示すように、表示画面270の表示中に、ボタン600がタッチ入力されると、表示画面270が表示画面320に遷移される。例えば、表示画面270の表示中に、超音波画像領域441にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110bに記憶されていく。ボタン600がタッチ入力されると、超音波画像領域492に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、空であった記憶領域110cに記憶開始される。記憶領域110bに記憶されていたシネ画像データは、超音波画像領域491に表示される。なお、超音波画像領域441に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶し、超音波画像領域492に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶する構成としてもよい。
図18に示すように、表示画面280の表示中に、ボタン590がタッチ入力されると、表示画面280が表示画面310に遷移される。例えば、表示画面280の表示中に、超音波画像領域452にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110cに記憶されていく。ボタン590がタッチ入力されると、超音波画像領域481に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、空であった記憶領域110bに記憶開始される。記憶領域110cに記憶されていたシネ画像データは、超音波画像領域482に表示される。なお、超音波画像領域452に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶し、超音波画像領域481に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶する構成としてもよい。
図19に示すように、表示画面290の表示中に、ボタン580がタッチ入力されると、表示画面290が表示画面300に遷移される。例えば、表示画面290の表示中に、超音波画像領域461にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110bに記憶されていく。記憶領域110cに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域462に表示される。ボタン580がタッチ入力されると、超音波画像領域472に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、記憶領域110cに記憶(上書き)開始される。記憶領域110bに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域471に表示される。
表示画面300の表示中に、ボタン570がタッチ入力されると、表示画面300が表示画面290に遷移される。例えば、表示画面300の表示中に、超音波画像領域472にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110cに記憶されていく。記憶領域110bに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域471に表示される。ボタン570がタッチ入力されると、超音波画像領域461に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、記憶領域110bに記憶(上書き)開始される。記憶領域110cに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域462に表示される。なお、超音波画像領域461に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶し、超音波画像領域472に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶する構成としてもよい。
図20に示すように、表示画面310の表示中に、ボタン600がタッチ入力されると、表示画面310が表示画面320に遷移される。例えば、表示画面310の表示中に、超音波画像領域481にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110bに記憶されていく。記憶領域110cに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域482に表示される。ボタン600がタッチ入力されると、超音波画像領域492に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、記憶領域110cに記憶(上書き)開始される。記憶領域110bに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域491に表示される。
表示画面320の表示中に、ボタン590がタッチ入力されると、表示画面320が表示画面310に遷移される。例えば、表示画面320の表示中に、超音波画像領域492にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110cに記憶されていく。記憶領域110bに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域491に表示される。ボタン590がタッチ入力されると、超音波画像領域481に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、記憶領域110bに記憶(上書き)開始される。記憶領域110cに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域482に表示される。なお、超音波画像領域481に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶し、超音波画像領域492に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶する構成としてもよい。
図21に示すように、表示画面250の表示中に、ボタン510がタッチ入力されると、表示画面250が表示画面270に遷移される。例えば、表示画面250の表示中に、超音波画像領域421にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110bに記憶されていく。ボタン510がタッチ入力されると、超音波画像領域441に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、記憶領域110bに記憶継続される。
表示画面270の表示中に、ボタン510がタッチ入力されると、表示画面270が表示画面250に遷移される。例えば、表示画面270の表示中に、超音波画像領域441にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110bに記憶されていく。ボタン510がタッチ入力されると、超音波画像領域421に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、記憶領域110bに記憶継続される。なお、超音波画像領域421に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶し、超音波画像領域441に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶する構成としてもよい。
図22に示すように、表示画面260の表示中に、ボタン510がタッチ入力されると、表示画面260が表示画面280に遷移される。例えば、表示画面260の表示中に、超音波画像領域432にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110cに記憶されていく。ボタン510がタッチ入力されると、超音波画像領域452に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、記憶領域110cに記憶継続される。
表示画面280の表示中に、ボタン510がタッチ入力されると、表示画面280が表示画面260に遷移される。例えば、表示画面280の表示中に、超音波画像領域452にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110cに記憶されていく。ボタン510がタッチ入力されると、超音波画像領域432に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、記憶領域110cに記憶継続される。なお、超音波画像領域432に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶し、超音波画像領域452に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶する構成としてもよい。
図23に示すように、表示画面290の表示中に、ボタン510がタッチ入力されると、表示画面290が表示画面310に遷移される。例えば、表示画面290の表示中に、超音波画像領域461にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110bに記憶されていく。記憶領域110cに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域462に表示される。ボタン510がタッチ入力されると、超音波画像領域481に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、記憶領域110bに記憶継続される。記憶領域110cに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域482に表示される。
表示画面310の表示中に、ボタン510がタッチ入力されると、表示画面310が表示画面290に遷移される。例えば、表示画面310の表示中に、超音波画像領域481にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110bに記憶されていく。記憶領域110cに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域482に表示される。ボタン510がタッチ入力されると、超音波画像領域461に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、記憶領域110bに記憶継続される。記憶領域110cに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域462に表示される。なお、超音波画像領域461に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶し、超音波画像領域481に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110cに記憶する構成としてもよい。
図24に示すように、表示画面300の表示中に、ボタン510がタッチ入力されると、表示画面300が表示画面320に遷移される。例えば、表示画面300の表示中に、超音波画像領域472にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110cに記憶されていく。記憶領域110bに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域471に表示される。ボタン510がタッチ入力されると、超音波画像領域492に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、記憶領域110cに記憶継続される。記憶領域110bに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域491に表示される。
表示画面320の表示中に、ボタン510がタッチ入力されると、表示画面320が表示画面300に遷移される。例えば、表示画面320の表示中に、超音波画像領域492にライブ画像が表示され、且つライブ画像のシネ画像データがシネメモリー110の記憶領域110cに記憶されていく。記憶領域110bに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域491に表示される。ボタン510がタッチ入力されると、超音波画像領域472に表示開始するライブ画像のシネ画像データが、記憶領域110cに記憶継続される。記憶領域110bに記憶されているシネ画像データは、超音波画像領域471に表示される。なお、超音波画像領域472に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶し、超音波画像領域492に表示するライブ画像のシネ画像データを記憶領域110bに記憶する構成としてもよい。
次いで、図25を参照して、上述した画面遷移を用いた左右2画像表示処理を説明する。図25は、左右2画像表示処理を示すフローチャートである。左右2画像表示処理は、一例として、手、腕、足等の2対の部位の片方に患部を有する患者の被検体について、健常部側と、患部側と、の超音波画像データを生成して、そのフリーズ画像を左右2画像により画面表示する処理とする。
先ず、制御部108は、表示画面210,220,230又は240の画像データを生成して表示部107aに表示し、送信部102、受信部103、画像生成部104、画像処理部105、DSC106、操作表示部107を制御して、リアルタイムの超音波画像データ(Bモード画像データ)を順次生成して表示部107aの表示画面のシングル超音波画像領域410にライブ画像として表示するとともに、生成されたBモード画像データをシネ画像データとしてシネメモリー110の記憶領域110a、110b又は110cに順次記憶していく(ステップS11)。表示画面210,220の表示中には、ライブ画像のシネ画像データが記憶領域110aに記憶され、表示画面230,240の表示中には、ライブ画像のシネ画像データが記憶領域110b又は110cに記憶される。
そして、制御部108は、表示中の表示画面が表示画面210又は230の場合に、表示画面をそのままとし、表示中の表示画面が表示画面220又は240の場合に、タッチパネル107bを介して、検査者からボタン510のタッチ入力を受け付け、ボタン510のタッチ入力に応じて、表示中の表示画面220を表示画面210に遷移し、又は表示中の表示画面240を表示画面230に遷移して、表示部107aに表示する(ステップS12)。また、ステップS12において、検査者からボタン520のタッチ入力を受け付け、そのタッチ入力に応じて、表示画面210から表示画面230への遷移、又は表示画面230から表示画面210への遷移を行う。
そして、制御部108は、表示中の表示画面210,230のボタン530〜560に応じて、1つの超音波画像を有する表示画面から2つの画像を有する表示画面への遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持するか否かを判別する(ステップS13)。表示中の表示画面がボタン530,540を有する表示画面210である場合に、遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持しないと判別され、表示中の表示画面がボタン570,580を有する表示画面230である場合に、遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持すると判別される。
遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持しない場合(ステップS13;NO)、制御部108は、タッチパネル107bを介して、検査者からのデュアルL/Rボタンとしてのボタン530又は540のタッチ入力を受け付け、タッチ入力ボタンに応じて表示画面210を表示画面250又は260に遷移し、シネメモリー110をクリアして記憶領域110b,110cに分割する(ステップS14)。表示画面250の超音波画像領域421、又は表示画面260の超音波画像領域432には、ライブ画像が表示される。ここで、検査者は、被検体の最初にスキャンする側の部位に、超音波探触子1bを押し当てる。例えば、最終的に左側を健常部側とし、右側を患部側とするため、検査者は、アクティブな超音波画像領域421が左側である表示画面250が表示中の場合に、健常部側の部位に超音波探触子1bを押し当て、アクティブな超音波画像領域432が右側である表示画面260が表示中の場合に、患部側の部位に超音波探触子1bを押し当てる。
そして、制御部108は、ステップS14で超音波探触子1bが押し当てられた健常部側又は患部側の部位の超音波画像データを生成し、超音波画像領域421又は432にライブ画像として表示し、当該超音波画像データをシネ画像データとしてシネメモリー110の記憶領域110b又は110cに記憶する(ステップS15)。
そして、制御部108は、タッチパネル107bを介して、検査者からのデュアルL/Rボタンとしての入力不可となっていないボタン570又は580のタッチ入力を受け付け、タッチ入力ボタンに応じて表示画面250又は260を表示画面300又は290に遷移し、新たにスキャン開始したライブの超音波画像データを超音波画像領域472又は461(ステップS15までのライブ画像表示側と逆側)に表示開始し、シネメモリー110の例えば直前にシネ画像データを記憶していた記憶領域110b又は110cへの新たなシネ画像データの記憶を停止し、直前にシネ画像データを記憶していなかった記憶領域110b又は110cにライブ画像のシネ画像データの記憶を開始する(ステップS16)。
ステップS16では、表示画面290の表示中に、ステップS15で記憶領域110b又は110cに記憶されているシネ画像データの直前のフレームがフリーズ画像として超音波画像領域462に表示される。同様に、表示画面300の表示中に、ステップS15で記憶領域110b又は110cに記憶されているシネ画像データの直前のフレームがフリーズ画像として超音波画像領域471に表示される。また、検査者は、被検体のステップS15でスキャンされていない側の部位に、超音波探触子1bを押し当てる。例えば、検査者は、アクティブな超音波画像領域461が左側である表示画面290が表示中の場合に、健常部側の部位に超音波探触子1bを押し当て、アクティブな超音波画像領域472が右側である表示画面300が表示中の場合に、患部側の部位に超音波探触子1bを押し当てる。
遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持する場合(ステップS13;YES)、予め検査者は、被検体の最初にスキャンする側の部位に、超音波探触子1bを押し当てる。例えば、検査者は、アクティブな超音波画像領域461が左側である表示画面290を次に表示させる場合に、健常部側の部位に超音波探触子1bを押し当て、アクティブな超音波画像領域472が右側である表示画面300を次に表示させる場合に、患部側の部位に超音波探触子1bを押し当てる。ここで、制御部108は、超音波探触子1bが押し当てられた健常部側又は患部側の部位の超音波画像データを生成し、シングル超音波画像領域410にライブ画像として表示継続し、当該超音波画像データをシネ画像データとしてシネメモリー110の記憶領域110b又は110cに記憶する(ステップS17)。
そして、制御部108は、タッチパネル107bを介して、検査者からのデュアルL/Rボタンとしてのボタン570又は580のタッチ入力を受け付け、タッチ入力ボタンに応じて表示画面230を表示画面290又は300に遷移し、ライブ画像を超音波画像領域461又は472に表示開始し、シネメモリー110の記憶領域110b又は110c(ステップS17でシネ画像データが記憶されていない記憶領域)にライブ画像のシネ画像データの記憶を開始する(ステップS18)。ステップS18では、表示画面290の表示中に、ステップS17で記憶領域110b又は110cに記憶されているシネ画像データの直前のフレームがフリーズ画像として超音波画像領域462に表示される。同様に、表示画面300の表示中に、ステップS17で記憶領域110b又は110cに記憶されているシネ画像データの直前のフレームがフリーズ画像として超音波画像領域471に表示される。また、検査者は、被検体のステップS17でスキャンされていない側の部位に、超音波探触子1bを押し当てる。例えば、検査者は、アクティブな超音波画像領域461が左側である表示画面290が表示中の場合に、健常部側の部位に超音波探触子1bを押し当て、アクティブな超音波画像領域472が右側である表示画面300が表示中の場合に、患部側の部位に超音波探触子1bを押し当てる。
ステップS16又はS18の後、制御部108は、ステップS16又はS18で超音波探触子1bが押し当てられた健常部側又は患部側の部位の超音波画像データを生成し、超音波画像領域461又は472にライブ画像として表示し、当該超音波画像データをシネ画像データとしてシネメモリー110の記憶領域110b又は110c(ステップS15又はS17でシネ画像データが記憶されていない記憶領域)に記憶開始する(ステップS19)。そして、制御部108は、タッチパネル107bを介して、検査者から表示画面上のフリーズボタン(図示略)のタッチ入力を受け付ける(ステップS20)。
そして、制御部108は、ステップS20のフリーズボタンタッチ入力に応じて、超音波画像スキャン及びシネ画像データの記憶を停止し、表示画面290の超音波画像領域461、又は表示画面300の超音波画像領域472にライブ画像のシネ画像データの直前フレームのフリーズ画像を表示し(ステップS21)、左右2画像表示処理を終了する。フリーズ画像の画像データは、例えば操作入力部101を介する検査者からの指示入力に応じて、制御部108により、記憶部109に記憶される。
次いで、図26を参照して、上述した画面遷移を用いた上下2画像表示処理を説明する。図26は、上下2画像表示処理を示すフローチャートである。上下2画像表示処理は、一例として、2対の部位の片方に患部を有する患者の被検体について、健常部側と、患部側と、の超音波画像データを生成して、そのフリーズ画像を上下2画像により画面表示する処理とする。
先ず、ステップS31は、図25のステップS11と同様である。そして、制御部108は、表示中の表示画面が表示画面220又は240の場合に、表示画面をそのままとし、表示中の表示画面が表示画面210又は230の場合に、タッチパネル107bを介して、検査者からボタン510のタッチ入力を受け付け、ボタン510のタッチ入力に応じて、表示中の表示画面210を表示画面220に遷移し、又は表示中の表示画面230を表示画面240に遷移して、表示部107aに表示する(ステップS32)。また、ステップS32において、検査者からボタン520のタッチ入力を受け付け、そのタッチ入力に応じて、表示画面220から表示画面240への遷移、又は表示画面240から表示画面220への遷移を行う。
そして、制御部108は、表示中の表示画面220,240のボタン570〜600に応じて、1つの超音波画像を有する表示画面から2つの画像を有する表示画面への遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持するか否かを判別する(ステップS33)。表示中の表示画面がボタン550,560を有する表示画面220である場合に、遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持しないと判別され、表示中の表示画面がボタン590,600を有する表示画面240である場合に、遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持すると判別される。
遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持しない場合(ステップS33;NO)、制御部108は、タッチパネル107bを介して、検査者からのデュアルU/Dボタンとしてのボタン550又は560のタッチ入力を受け付け、タッチ入力ボタンに応じて表示画面220を表示画面270又は280に遷移し、シネメモリー110をクリアして記憶領域110b,110cに分割する(ステップS34)。表示画面270の超音波画像領域441、又は表示画面280の超音波画像領域452には、ライブ画像が表示される。ここで、検査者は、被検体の最初にスキャンする側の部位に、超音波探触子1bを押し当てる。例えば、最終的に上側を健常部側とし、下側を患部側とするため、検査者は、アクティブな超音波画像領域441が上側である表示画面270が表示中の場合に、健常部側の部位に超音波探触子1bを押し当て、アクティブな超音波画像領域452が下側である表示画面280が表示中の場合に、患部側の部位に超音波探触子1bを押し当てる。
そして、制御部108は、ステップS34で超音波探触子1bが押し当てられた健常部側又は患部側の部位の超音波画像データを生成し、超音波画像領域421又は432にライブ画像として表示し、当該超音波画像データをシネ画像データとしてシネメモリー110の記憶領域110b又は110cに記憶する(ステップS35)。
そして、制御部108は、タッチパネル107bを介して、検査者からのデュアルU/Dボタンとしての入力不可となっていないボタン590又は600のタッチ入力を受け付け、タッチ入力ボタンに応じて表示画面270又は280を表示画面320又は310に遷移し、新たにスキャン開始したライブの超音波画像データを超音波画像領域492又は481(ステップS35までのライブ画像表示側と逆側)に表示開始し、シネメモリー110の例えば直前にシネ画像データを記憶していた記憶領域110b又は110cへの新たなシネ画像データの記憶を停止し、直前にシネ画像データを記憶していなかった記憶領域110b又は110cにライブ画像のシネ画像データの記憶を開始する(ステップS36)。
ステップS36では、表示画面310の表示中に、ステップS35で記憶領域110b又は110cに記憶されているシネ画像データの直前のフレームがフリーズ画像として超音波画像領域482に表示される。同様に、表示画面320の表示中に、ステップS15で記憶領域110b又は110cに記憶されているシネ画像データの直前のフレームがフリーズ画像として超音波画像領域491に表示される。また、検査者は、被検体のステップS35でスキャンされていない側の部位に、超音波探触子1bを押し当てる。例えば、検査者は、アクティブな超音波画像領域461が上側である表示画面310が表示中の場合に、健常部側の部位に超音波探触子1bを押し当て、アクティブな超音波画像領域492が下側である表示画面320が表示中の場合に、患部側の部位に超音波探触子1bを押し当てる。
遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持する場合(ステップS33;YES)、予め検査者は、被検体の最初にスキャンする側の部位に、超音波探触子1bを押し当てる。例えば、検査者は、アクティブな超音波画像領域481が上側である表示画面310を次に表示させる場合に、健常部側の部位に超音波探触子1bを押し当て、アクティブな超音波画像領域492が下側である表示画面320を次に表示させる場合に、患部側の部位に超音波探触子1bを押し当てる。ここで、制御部108は、超音波探触子1bが押し当てられた健常部側又は患部側の部位の超音波画像データを生成し、シングル超音波画像領域410にライブ画像として表示継続し、当該超音波画像データをシネ画像データとしてシネメモリー110の記憶領域110b又は110cに記憶する(ステップS37)。
そして、制御部108は、タッチパネル107bを介して、検査者からのデュアルU/Dボタンとしてのボタン590又は600のタッチ入力を受け付け、タッチ入力ボタンに応じて表示画面240を表示画面310又は320に遷移し、ライブ画像を超音波画像領域481又は492に表示開始し、シネメモリー110の記憶領域110b又は110c(ステップS37でシネ画像データが記憶されていない記憶領域)にライブ画像のシネ画像データの記憶を開始する(ステップS38)。ステップS38では、表示画面310の表示中に、ステップS37で記憶領域110b又は110cに記憶されているシネ画像データの直前のフレームがフリーズ画像として超音波画像領域482に表示される。同様に、表示画面320の表示中に、ステップS37で記憶領域110b又は110cに記憶されているシネ画像データの直前のフレームがフリーズ画像として超音波画像領域491に表示される。また、検査者は、被検体のステップS37でスキャンされていない側の部位に、超音波探触子1bを押し当てる。例えば、検査者は、アクティブな超音波画像領域481が上側である表示画面310が表示中の場合に、健常部側の部位に超音波探触子1bを押し当て、アクティブな超音波画像領域492が下側である表示画面320が表示中の場合に、患部側の部位に超音波探触子1bを押し当てる。
ステップS36又はS38の後、制御部108は、ステップS36又はS38で超音波探触子1bが押し当てられた健常部側又は患部側の部位の超音波画像データを生成し、超音波画像領域481又は492にライブ画像として表示し、当該超音波画像データをシネ画像データとしてシネメモリー110の記憶領域110b又は110c(ステップS35又はS37でシネ画像データが記憶された記憶領域と逆の記憶領域)に記憶開始する(ステップS39)。そして、制御部108は、タッチパネル107bを介して、検査者から表示画面上のフリーズボタン(図示略)のタッチ入力を受け付ける(ステップS40)。
そして、制御部108は、ステップS40のフリーズボタンタッチ入力に応じて、超音波画像スキャン及びシネ画像データの記憶を停止し、表示画面310の超音波画像領域481、又は表示画面320の超音波画像領域492にライブ画像のシネ画像データの直前フレームのフリーズ画像を表示し(ステップS41)、上下2画像表示処理を終了する。
以上、本実施の形態によれば、超音波画像診断装置1は、ライブの超音波画像のシネ画像データを記憶するシネメモリー110と、1つの超音波画像を有する表示画面から2つの画像を有する表示画面への遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持するか否かを判別し、判別結果に応じて、次に遷移させる表示画面のアクティブの超音波画像の配置と、当該遷移前後のシネメモリー110へのシネ画像データの保持の設定状態と、を示し、当該表示画面への遷移の入力を受け付けるボタン530〜600を含む表示画面210〜240を生成して表示部107aに表示する制御部108と、を備える。
このため、検査者がボタン530〜600を目視して入力することにより、1つの超音波画像の表示画面から2つの画像の表示画面への遷移時に、遷移先の表示画面のアクティブの超音波画像(超音波画像領域)と、遷移前後のシネ画像データの保持と、を容易に指定できる。また、超音波画像のスキャンを容易かつ迅速にでき、超音波画像の生産性を高めることができる。
また、制御部108は、遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持するか否かの入力を受け付けるボタン520を含む表示画面を生成して表示部107aに表示し、ボタン520の入力状態に応じて、遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持するか否かの設定を判別する。このため、遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持するか否かの設定を容易に行うことができ、容易に判別できる。
また、制御部108は、2つの画像を有する表示画面250〜320への遷移後に、ボタン520の入力を不可に設定する。このため、不要なボタンの入力を防ぐことができ、操作性をより向上できる。
また、制御部108は、2つの画像を有する表示画面250〜320への遷移後に、ボタン530〜600の同じアクティブの画像が配置された表示画面への遷移の入力を不可に設定する。このため、不要なボタンの入力を防ぐことができ、操作性をより向上できる。
また、制御部108は、遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持すると判別された場合に、シネメモリー110の記憶領域を遷移直前のシネ画像データを記憶する記憶領域を含む2つの記憶領域に分割する。このため、シネ画像データを1つの記憶領域に確実に保持できるとともに、当該保持を妨げることなく、他の記憶領域に、新たなシネ画像データを記憶できる。
また、制御部108は、遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持しないと判別された場合に、遷移のためのボタンを、超音波画像及びブランク画像を含む表示画面250〜280への遷移を受け付け、超音波画像を左右又は上下のどちら側に配置するかの入力を受け付けるボタン530〜560に設定し、遷移前にシネメモリー110に記憶されたシネ画像データを遷移後に保持すると判別された場合に、遷移のためのボタンを、アクティブの超音波画像及び非アクティブの超音波画像の2つの超音波画像を含む表示画面290〜320への遷移を受け付け、アクティブの超音波画像を左右又は上下のどちら側に配置するかの入力を受け付けるボタン570〜600に設定する。このため、健常部側/患部側等の2つの超音波画像を生成及び表示する場合に、検査者が、表示画面250〜280を用いたブランク画像により超音波画像の視認性を重視する操作方法と、表示画面290〜320を用いた操作回数の少なさを重視する操作方法と、を自在に選択できる。
また、制御部108は、ボタン530〜600を含む表示画面210〜240において、2つの画像を左右に配置した表示画面への遷移に対応するボタン530,540,570,580と、上下に配置した表示画面への遷移に対応するボタン550,560,590,600と、の表示の切替入力を受け付けるボタン510を含める。観察対象によって、設定する深度の浅い/深いがあるため、上下2画像が適切な場合もあれば、左右2画像が適切な場合もある。このため、2つの画像を有する表示画面への遷移において、超音波画像の左右又は上下の配置を自在に指定できる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る好適な超音波画像診断装置の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、1つの超音波画像を有する表示画面210〜240から2つの画像を有する表示画面250〜320への遷移におけるボタン、表示画面の表示の構成を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、1つの超音波画像を有する表示画面から3つ以上(例えば、4つ)の画像を有する表示画面への遷移におけるボタン、表示画面の表示に適用する構成としてもよい。さらに、超音波画像を含む複数の画像を有する表示画面から、当該複数の画像より多くの画像を有する表示画面への遷移におけるボタン、表示画面の表示に適用することとしてもよい。例えば、超音波画像を含む2つの画像を有する表示画面から4つの画像を有する表示画面への遷移である。
また、以上の実施の形態における超音波画像診断装置1を構成する各部の細部構成及び細部動作に関して本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。