JP6731827B2 - 基板研磨装置、基板処理装置、ドレッサディスク、ドレッサディスクの取り外し方法、ドレッサディスクの取り付け方法およびドレッサディスクの交換方法 - Google Patents

基板研磨装置、基板処理装置、ドレッサディスク、ドレッサディスクの取り外し方法、ドレッサディスクの取り付け方法およびドレッサディスクの交換方法 Download PDF

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Description

本開示は、基板研磨装置、基板処理装置、ドレッサディスク、ドレッサディスクの取り外し方法、ドレッサディスクの取り付け方法およびドレッサディスクの交換方法に関する。
近年、半導体デバイスの高集積化が進むにつれて回路の配線が微細化し、配線間距離もより狭くなりつつある。特に0.5μm以下の光リソグラフィの場合、焦点深度が浅くなるためステッパーの結像面の平坦度を必要とする。
そこで、半導体ウエハの表面を平坦化することが必要となるが、この平坦化法の1手段として基板研磨装置により研磨することが行われている。従来、この種の基板研磨装置は、各々独立した回転数で回転する上面にクロス(研磨布)を貼り付けたターンテーブルと、トップリングとを有し、トップリングが一定の圧力をターンテーブルに与え、クロスとトップリングとの間に研磨対象物を介在させてクロス上面に研磨砥液を流下しつつ、研磨対象物の表面を平坦かつ鏡面に研磨している。
研磨が終了したとき、基板研磨装置のターンテーブル上に貼った研磨布上には、使用された砥液や研磨対象物の研磨屑が残留する。また、研磨が終了したときには研磨動作によって、研磨布の表面性状が劣化する場合がある。具体的には、発泡ポリウレタンからなる研磨布を用いる場合には、その表面の発泡気泡による細孔が砥粒で塞がれることや表面の細孔が目つぶれし、砥粒や砥液の保存状態や研磨布自体の研磨特性が変化すること等が考えられる。
上述のような不都合の発生を防ぐために、研磨動作が終了するたびに研磨布に性能を回復あるいは修正する処理を施すことが行われている。これは研磨布のドレッシングと呼ばれ、ドレッサディスクを用いて研磨布上の砥液や研磨屑を除去したり、研磨布表面の表面状態を回復させたりするものである。
特許第4259048号 特許第5552124号 特許第5919157号
しかしながら、ドレッサディスクを長時間に亘って使用すると、ドレッシング性能を保てなくなくなる。そのようなライフタイムを終えたドレッサディスクは交換が必要である。ドレッサディスクの交換時には、基板研磨装置の動作を停止した上で、オペレータが手動でドレッサディスクを取り外し、新しいドレッサディスクを装着していた。
近年、半導体ウエハの出荷枚数増加に伴い、生産装置も増加している。そして、量産中にライフタイムを終えたドレッサディスクを手動で交換するためには基板研磨装置を停止せざるを得ず、基板研磨装置の稼働率低下が近年特に顕在化してきている。
本開示はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、稼働率を高くすることができる基板研磨装置、基板処理装置、ドレッサディスク、ドレッサディスクの取り外し方法、ドレッサディスクの取り付け方法およびドレッサディスクの交換方法を提供することである。
一実施形態によれば、基板研磨装置におけるドレッサホルダの下面に着脱可能に保持された第1ドレッサディスクを、別の第2ドレッサディスクに交換する方法であって、前記第1ドレッサディスクおよび前記第2ドレッサディスクには凹部が設けられ、前記ドレッサホルダは、前記凹部に係合する突起が設けられ、当該方法は、前記第1ドレッサディスクの寿命が経過したか否かを判断する判断ステップと、前記第1ドレッサディスクの寿命が経過し、かつ、複数の基板から構成される1単位の基板群を処理し終えた後に、前記第1ドレッサディスクを前記ドレッサホルダから取り外す取り外しステップと、その後に、前記第2ドレッサディスクを前記ドレッサホルダに取り付ける取り付けステップと、を備え、前記取り外しステップは、前記第1ドレッサディスクを、前記第1ドレッサディスクの直径より大きな底面と、前記第1ドレッサディスクの直径より小さな間隔が設けられた上面との間に移動させる工程と、前記ドレッサホルダを上昇させて前記第1ドレッサディスクを前記ドレッサホルダから取り外す工程と、を含み、前記取り付けステップは、前記第2ドレッサディスクが載置された取り付け台の上方に、前記ドレッサホルダを移動させる工程と、前記ドレッサホルダを下降させて前記第2ドレッサディスクを前記ドレッサホルダに取り付ける工程と、を含む、基板研磨装置におけるドレッサディスクの交換方法が提供される。
前記判断ステップでは、前記ドレッサホルダに保持されたドレッサディスクが使用された積算時間、および、研磨した基板の積算枚数のうち少なくとも1つに基づいて、前記ドレッサディスクの寿命が経過したか否かを判断するのが望ましい。
別の実施形態によれば、基板研磨装置におけるドレッサホルダの下面に着脱可能に保持されたドレッサディスクを、前記ドレッサディスクの直径より大きな底面と、前記ドレッサディスクの直径より小さな間隔が設けられた上面との間に移動させる工程と、前記ドレッサホルダを上昇させて前記ドレッサディスクを前記ドレッサホルダから取り外す工程と、を備えるドレッサディスクの取り外し方法が提供される。
基板研磨装置を停止させることなくドレッサの自動取り外しが可能となり、基板研磨装置の稼働率が向上する。
前記ドレッサホルダの下面に保持されたドレッサディスクを、前記上面の斜め上方に移動させる工程と、前記ドレッサディスクを前記上面と前記底面との間の高さまで下降させる工程と、を備え、その後に、前記ドレッサホルダの下面に保持されたディスクを前記底面と前記上面との間に移動させるのが望ましい。
別の実施形態によれば、凹部が設けられたドレッサディスクが載置された取り付け台の上方に、前記凹部に係合する突起が設けられたドレッサホルダを移動させる工程と、前記ドレッサホルダを下降させて前記ドレッサディスクを前記ドレッサホルダに取り付ける工程と、を備える、基板研磨装置におけるドレッサディスクの取り付け方法が提供される。
基板研磨装置を停止させることなくドレッサの自動取り付けが可能となり、基板研磨装置の稼働率が向上する。
前記取り付け台の上方に前記ドレッサホルダが移動された後、前記凹部の直上に前記突起が位置するよう、前記ドレッサディスクを回転させる工程を備え、その後に、前記ドレッサホルダを下降させるのが望ましい。
別の実施形態によれば、基板を研磨する研磨パッドを有する研磨ユニットと、前記研磨パッドをドレッシングするドレッサディスクを、着脱可能に下面に保持するドレッサホルダと、前記ドレッサホルダに保持された前記ドレッサディスクを取り外すための取り外し台と、前記ドレッサホルダに別のドレッサディスクを取り付けるための取り付け台と、前記ドレッサホルダを移動させるための制御を行う制御部と、を備え、前記制御部が、前記取り外し台において前記ドレッサホルダを上昇させることで、前記ドレッサホルダに保持されたドレッサディスクが取り外され、前記取り付け台において前記ドレッサホルダを下降させることで、前記取り付け台に載置された別のドレッサディスクが前記ドレッサホルダに取り付けられる、基板研磨装置が提供される。
ドレッサホルダがドレッサディスクを下面に保持する。そのため、取り外し台においてドレッサホルダが上昇することによって、ドレッサディスクをドレッサホルダから取り外すことができる。また、取り付け台においてドレッサホルダが下降することによって、新たなドレッサディスクをドレッサホルダに取り付けることができる。
このように、基板研磨装置を停止することなくドレッサディスクを交換できるため、基板研磨装置の稼働率が向上する。
前記取り外し台は、前記ドレッサディスクより小さな間隙が設けられた面を有し、前記ドレッサホルダに保持された前記ドレッサディスクが前記面の下方に位置する状態で前記ドレッサホルダが上昇することで、前記面によって前記ドレッサディスクが前記ドレッサホルダから取り外されるのが望ましい。
さらに望ましくは、前記ドレッサホルダには、切り欠きが設けられ、それにより、前記ドレッサホルダが上昇する際、前記ドレッサホルダは前記面と接触しない。
前記取り付け台には、前記別のドレッサディスクを位置決めするための突起が設けられるのが望ましい。
前記ドレッサホルダの下面には、下方を向いた突起が設けられ、前記取り付け台に載置された別のドレッサディスクには、上方が開口した凹部が設けられ、前記別のドレッサホルダの突起が前記ドレッサディスクの凹部の上方にある状態で前記ドレッサホルダが下降することで、前記突起が前記凹部に嵌まって前記別のドレッサディスクが前記ドレッサホルダに取り付けられるのが望ましい。
前記制御部は、前記ドレッサホルダに保持されたドレッサディスクの寿命が経過したか否かを判断して、前記ドレッサディスクの寿命が経過し、かつ、複数の基板から構成される1単位の基板群を処理し終えた後に、前記ドレッサディスクを取り外して別のドレッサディスクを取り付けるよう制御するのが望ましい。
別の実施形態によれば、上記の基板研磨装置と、研磨後の基板を洗浄するための基板洗浄装置と、洗浄後の基板を乾燥させるための基板乾燥装置と、を備える基板処理装置が提供される。
別の実施形態によれば、基板研磨装置用のドレッサディスクであって、複数の突起を有するドレッサホルダの下面に磁気力によって取り付け可能であり、前記複数の突起がそれぞれ挿入される複数の凹部が設けられたドレッサディスクが提供される。
ドレッサホルダの下面に磁気力によってドレッサディスクを取り付け可能としたことで、ドレッサディスクの自動交換が容易となる。また、突起が凹部に挿入されることで、位置合わせが容易となる。よって、このようなドレッサディスクを有する基板研磨装置の稼働率を向上させることができる。
基板研磨装置の稼働率を高くすることができる。
第1の実施形態に係る基板研磨装置3Aを有する基板処理装置の概略平面図。 第1の実施形態に係る基板研磨装置3Aの概略側面図。 ドレッサホルダ42の水平方向断面図。 ドレッサホルダ42およびドレッサディスク41の分解斜視図。 取り外し台46の斜視図。 ドレッサディスク41の取り外し手順を説明するフローチャート。 ドレッサディスク41の取り外し工程を順に示す図。 ドレッサディスク41の取り外し工程を順に示す図。 ドレッサディスク41の取り外し工程を順に示す図。 ドレッサディスク41の取り外し工程を順に示す図。 ドレッサディスク41の取り外し工程を順に示す図。 ドレッサディスク41の取り外し工程を順に示す図。 ドレッサディスク41の取り外し工程を順に示す図。 ドレッサディスク41の取り外し工程を順に示す図。 ドレッサディスク41の取り外し工程を順に示す図。 ドレッサディスク41の取り外し工程を順に示す図。 取り付け台47の上面図。 図11AのP−P断面図。 ドレッサディスク41の取り付け手順を示すフローチャート。 ドレッサディスク41の取り付け工程を順に示す図。 ドレッサディスク41の取り付け工程を順に示す図。 ドレッサディスク41の取り付け工程を順に示す図。 基板処理装置による処理フローを説明する図。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る基板研磨装置3A〜3Dを有する基板処理装置の概略平面図である。図1に示すように、この基板処理装置は、略矩形状のハウジング1を備えており、ハウジング1の内部は隔壁1a,1bによってロード/アンロード部2と研磨部3と洗浄部4とに区画されている。これらのロード/アンロード部2、研磨部3、および洗浄部4は、それぞれ独立に組み立てられ、独立に排気される。研磨部3では基板の研磨が行われる。洗浄部4では研磨された基板の洗浄および乾燥が行われる。また、基板処理装置は基板処理動作を制御する制御部5を有している。
ロード/アンロード部2は、多数の基板(例えば半導体ウエハ)をストックする基板カセットが載置される2つ以上(本実施形態では4つ)のフロントロード部20を備えている。これらのフロントロード部20はハウジング1に隣接して配置され、基板処理装置の幅方向(長手方向と垂直な方向)に沿って配列されている。
また、ロード/アンロード部2には、フロントロード部20の並びに沿って走行機構21が敷設されており、この走行機構21上に基板カセットの配列方向に沿って移動可能な2台の搬送ロボット(ローダー)22が設置されている。搬送ロボット22は走行機構21上を移動することによってフロントロード部20に搭載された基板カセットにアクセスできるようになっている。各搬送ロボット22は上下に2つのハンドを備えている。そして、処理された基板を基板カセットに戻すときに上側のハンドを使用し、処理前の基板を基板カセットから取り出すときに下側のハンドを使用して、上下のハンドを使い分けることができるようになっている。さらに、搬送ロボット22の下側のハンドは、その軸心周りに回転することで、基板を反転させることができるように構成されている。
研磨部3は、基板の研磨(平坦化)および洗浄が行われる領域であり、例えばロード/アンロード部2側から順に並んだ4つの基板研磨装置3A〜3Dを備えている。基板研磨装置3A〜3Dの構成については、後に詳しく説明する。
洗浄部4は、基板の洗浄および乾燥が行われる領域であり、ロード/アンロード部2とは反対側から順に洗浄室190と、搬送室191と、洗浄室192と、搬送室193と、乾燥室194とに区画されている。
洗浄室190内には、垂直方向に沿って配列された2つの一次基板洗浄装置201(図1には1つのみ図示される)が配置されている。同様に、洗浄室192内には、垂直方向に沿って配列された2つの二次基板洗浄装置202(図1には1つのみ図示される)が配置されている。一次基板洗浄装置201および二次基板洗浄装置202は、洗浄液を用いて基板を洗浄する洗浄機である。これらの一次基板洗浄装置201および二次基板洗浄装置202は垂直方向に沿って配列されているので、フットプリント面積が小さいという利点が得られる。
乾燥室194内には、縦方向に沿って配列された2つの基板乾燥装置203(図1には1つのみ図示される)が配置されている。これら2つの基板乾燥装置203は互いに隔離されている。基板乾燥装置203の上部には、清浄な空気を基板乾燥装置203内にそれぞれ供給するフィルタファンユニットが設けられている。
なお、以下では基板処理装置が制御部5を備えて基板研磨装置3A〜3Dなどを制御する例を示すが、基板研磨装置3A〜3Dのそれぞれが制御部を備えていてもよい。
次に、基板を搬送するための搬送機構について説明する。図1に示すように、基板研磨装置3A,3Bに隣接して、リニアトランスポータ6が配置されている。このリニアトランスポータ6は、これら基板研磨装置3A,3Bが配列する方向に沿った4つの搬送位置(ロード/アンロード部2側から順に搬送位置TP1〜TP4とする)の間で基板を搬送する。
また、基板研磨装置3C,3Dに隣接して、リニアトランスポータ7が配置されている。このリニアトランスポータ7は、これら基板研磨装置3C,3Dが配列する方向に沿った3つの搬送位置(ロード/アンロード部2側から順に搬送位置TP5〜TP7とする)の間で基板を搬送する。
基板は、リニアトランスポータ6によって基板研磨装置3A,3Bに搬送される。基板研磨装置3Aへの基板の受け渡しは搬送位置TP2で行われる。研磨装置3Bへの基板の受け渡しは搬送位置TP3で行われる。基板研磨装置3Cへの基板の受け渡しは搬送位置TP6で行われる。基板研磨装置3Dへの基板の受け渡しは第7搬送位置TP7で行われる。
搬送位置TP1には、搬送ロボット22から基板を受け取るためのリフタ11が配置されている。基板はこのリフタ11を介して搬送ロボット22からリニアトランスポータ6に渡される。リフタ11と搬送ロボット22との間に位置して、シャッタ(図示せず)が隔壁1aに設けられており、基板の搬送時にはシャッタが開かれて搬送ロボット22からリフタ11に基板が渡されるようになっている。
また、リニアトランスポータ6,7と、洗浄部4との間にはスイングトランスポータ12が配置されている。このスイングトランスポータ12は、搬送位置TP4,TP5との間を移動可能なハンドを有しており、リニアトランスポータ6からリニアトランスポータ7への基板の受け渡しは、スイングトランスポータ12によって行われる。
基板は、リニアトランスポータ7によって基板研磨装置3Cおよび/または基板研磨装置3Dに搬送される。また、研磨部3で研磨された基板はスイングトランスポータ12を経由して洗浄部4に搬送される。スイングトランスポータ12の側方には、図示しないフレームに設置された基板の仮置き台180が配置されている。この仮置き台180は、図1に示すように、リニアトランスポータ6に隣接して配置されており、リニアトランスポータ6と洗浄部4との間に位置している。
続いて、基板研磨装置3A〜3Dについて詳しく説明する。基板研磨装置3A〜3Dの構成は共通しているので、以下では基板研磨装置3Aについて説明する。
図2は、第1の実施形態に係る基板研磨装置3Aの概略側面図である。
基板研磨装置3Aは、基板Wを研磨する研磨ユニット30として、トップリング31と、下部にトップリング31が連結されたトップリングシャフト32と、研磨パッド33Aを有する研磨テーブル33と、研磨液を研磨テーブル33上に供給するノズル34と、トップリングアーム35と、旋回軸36とを有する。
トップリング31は真空吸着により基板Wを下面に保持する。
トップリングシャフト32は、一端にトップリング31の上面中央が連結され、他端にトップリングアーム35が連結される。制御部5の制御に応じて昇降機構(不図示)がトップリングシャフト32を昇降させることで、トップリング31に保持された基板Wの下面が研磨パッド33Aに接触したり離れたりする。また、制御部5の制御に応じてモータ(不図示)がトップリングシャフト32を回転させることでトップリング31が回転し、これによって保持された基板Wも回転する。
研磨テーブル33の上面には研磨パッド33Aが設けられる。研磨テーブル33の下面は回転軸に接続されており、研磨テーブル33は回転可能となっている。研磨液がノズル34から供給され、研磨パッド33Aに基板Wの下面が接触した状態で基板Wおよび研磨テーブル33が回転することで、基板Wが研磨される。
トップリングアーム35は、一端にトップリングシャフト32が回転自在に連結され、他端に旋回軸36が連結される。制御部5の制御に応じてモータ(不図示)が旋回軸36を回転させることでトップリングアーム35が揺動し、トップリング31が研磨パッド33A上と、基板受け渡し位置である搬送位置TP2(図1)との間を行き来する。
また、基板研磨装置3Aは、ドレッシングユニット40として、ドレッサディスク41と、ドレッサホルダ42と、ドレッサシャフト43と、ドレッサアーム44と、旋回軸45と、取り外し台46と、取り付け台47とを有する。
ドレッサディスク41は断面が円形であり、その下面がドレッシング面である。ドレッシング面にはダイヤモンド粒子などが固定されている。ドレッサディスク41が研磨パッド33Aに接触してその表面を削ることによって、研磨パッド33Aをドレッシング(コンディショニング)する。
ドレッサホルダ42は、断面がドレッサディスク41と直径がほぼ等しい円形であり、その下面にドレッサディスク41を着脱可能に保持する。なお、ドレッサホルダ42の直径は、ドレッサシャフト43の直径より大きい。ここで、ドレッサホルダ42がドレッサディスク41を保持する様子を説明する。
図3は、ドレッサホルダ42の水平方向断面図である。図示のように、ドレッサホルダ42の周縁部には、複数の磁石42aが埋設されている。ドレッサディスク41は磁性材料を含んでおり、磁石42aの磁気力によってドレッサディスク41はドレッサホルダ42に着脱可能に取り付けられる。また、ドレッサディスク41には、対向する位置に2つの切り欠き42bが設けられている。この点は後述する。
図4は、ドレッサホルダ42およびドレッサディスク41の分解斜視図である。図示のように、ドレッサホルダ42の下面には、下方に向かって延びる複数の突起42cが設けられている。突起42cの先端はテーパー状であるのが望ましい。一方、ドレッサディスク41の上面には、上方が開口した複数の凹部41aが設けられている。凹部41aはドレッサディスク41の廻り止め穴として機能する。つまり、ドレッサホルダ42の突起42cがドレッサディスク41の凹部41aに挿入されて嵌まることで、ドレッサディスク41の空転を防止できる。
なお、磁気力によってドレッサホルダ42がドレッサディスク41を保持する例を示すが、嵌め合い機構など別の仕組みによって保持してもよい。
図2に戻り、ドレッサシャフト43は、一端にドレッサホルダ42の上面中央が連結され、他端にドレッサアーム44が連結される。制御部5の制御に応じて昇降機構(不図示)がドレッサシャフト43やドレッサホルダ42を昇降させることで、ドレッサディスク41が研磨パッド33Aに接触したり離れたりする。また、制御部5の制御に応じてモータ(不図示)がドレッサシャフト43を回転させることで、ドレッサホルダ42やドレッサディスク41が回転する。
ドレッサアーム44は、一端にドレッサシャフト43が回転自在に連結され、他端に旋回軸45が連結される。制御部5の制御に応じてモータ(不図示)が旋回軸45を回転させることでドレッサアーム44が揺動し、ドレッサ51が研磨パッド33A上と、取り外し台46と、取り付け台47との間を行き来する。
ドレッサホルダ42に保持されたドレッサディスク41を取り外すための取り外し台46と、別のドレッサディスク41が載置されてこれをドレッサホルダ42に取り付けるための取り付け台47とを設ける点が本実施形態の特徴の1つである。これらは研磨テーブル33から離れた位置、より具体的には、旋回軸45を中心とする円周上に配置される。
続いて、このような基板研磨装置3Aにおけるドレッサディスク41の取り外しを説明する。
取り外し台46は、ドレッサディスク41を取り外す動作の際に欠け等が生じにくいように、丈夫な材質からなっており、例えば、SUSや強化性プラスチック等から構成することができる。また、取り外し台46の下部には、図示しないパン等を設けることができ、取り外したドレッサディスク41が落下等してしまい、割れたり破損したりすることのないようにされている。さらに、取り付け台47は、ドレッサディスク41に物理的な衝撃による傷などの発生といった影響をできるだけ与えず、また、研磨処理を行う研磨パッド33Aに接触するドレッサディスク41を金属で汚染して間接的に研磨処理に悪影響を及ぼすことなどが無いように、PP等のプラスチックから構成することができる。
図5は、取り外し台46の斜視図である。取り外し台46は、底面46aと、底面46aから鉛直方向に延びる2つの側面46b1,46b2と、上面46cとを有する。
底面46aの直径(あるいは幅)はドレッサディスク41の直径より大きく、言い換えると、側面46b1,46b2間の距離d1はドレッサディスク41の直径より大きい。
また、上面46cには、幅d2の間隙が設けられている。より具体的には、上面46cは各側面46b1,46b2から水平方向内側に延びる肩部46c1,46c2を有し、これらの距離がd2である。距離d2は、ドレッサホルダ42における切り欠き42b(図3)間の距離より大きく、かつ、ドレッサディスク41の直径より小さい。肩部46c1,46c2は、ドレッサディスク41を取り外すためのチャックとも言える。
図6は、ドレッサディスク41の取り外し手順を説明するフローチャートである。また、図7A〜図10Bは、ドレッサディスク41の取り外し工程を順に示す図である。
まず、旋回軸45が旋回して、ドレッサディスク41が取り外し台46の斜め上方に位置するよう、ドレッサアーム44が移動する(ステップS1、図7Aおよび図7Cの上面図)。この状態では、ドレッサディスク41は鉛直方向において取り外し台46の肩部46c1,46c2より高い位置にある(図7Bの斜視図)。
続いて、ドレッサシャフト43が下降する(ステップS2)。これにより、ドレッサディスク41は、鉛直方向において肩部46c1,46c2より低く底面46aより高い位置にあるが、底面46aの直上にあるわけではない(図8の斜視図)。
その後、旋回軸45が取り外し台46側に旋回して、ドレッサディスク41が取り外し台46内に位置するよう、ドレッサアーム44が移動する(ステップS3、図9Aの上面図)。これにより、ドレッサディスク41は底面46aの直上に位置し、ドレッサディスク41の外周の一部が肩部46c1,46c2の直下に位置する(図9Bの斜視図)。また、肩部46c1,46c2の先端の直下にドレッサホルダ42の切り欠き42bが位置する(図9Cの上面図)。
そして、ドレッサシャフト43が低速で上昇する(ステップS4)。肩部46c1,46c2間の距離d2は切り欠き42b間の距離より大きいため、肩部46c1,46c2はドレッサホルダ42とは接触しない(図10A)。すなわち、肩部46c1,46c2とドレッサホルダ42とが接触しないよう、切り欠き42bの大きさ、位置、形状および/または肩部46c1,46c2の幅や長さが定められる。
さらにドレッサシャフト43が上昇すると、ドレッサディスク41の上面外周の一部が肩部46c1,46c2と当接する(図10B)。またさらにドレッサシャフト43が上昇することで肩部46c1,46c2がドレッサディスク41の上面外周に引っ掛かり、ドレッサディスク41がドレッサホルダ42から外れる(図10C)。取り外されたドレッサディスク41は底面46a上に載置される。
このように、ドレッサホルダ42がドレッサディスク41を下面に保持する仕組みであるため、取り外し台46においてドレッサホルダ42が上昇することによって、オペレータによる手動操作なく、自動的にドレッサディスク41をドレッサホルダ42から取り外すことができる。なお図示していないが、使用済みディスク保管棚と、取り外されたドレッサディスク41を該使用済ディスク保管棚に搬送する搬送機構を取り外し台46に隣接して設け、使用済のドレッサディスク41を速やかに退避させるようにしてもよい。
続いて、ドレッサディスク41が取り外された基板研磨装置3Aに対する、新たなドレッサディスク41の取り付けを説明する。
図11Aは取り付け台47の上面図であり、図11Bは図11AのP−P断面図である。図示のように、上から見ると取り付け台47は円環状となっており、その上面は傾斜している。そして、この取り付け台47には新たにドレッサホルダ42に取り付けられるドレッサディスク41が予め載置される。取り付け台47の上面が傾斜していることで、ドレッサディスク41の位置決めが容易となる。
また、取り付け台47には、互いに対向する位置に2つの突起47aが設けられている。この突起47aは載置されるドレッサディスク41用の位置決めピンとして機能する。すなわち、新しいドレッサディスク41は、その外周が突起47aの内面と接するように位置決めして、取り付け台47に載置される。そして、ドレッサディスク41をドレッサホルダ42に取り付ける際には、その切り欠き42bで突起47aを避けるようにする。このようにして、ドレッサホルダ42の突起42cを、ドレッサディスク41に形成された凹部41aに嵌めることができる(図4参照)。
図12は、ドレッサディスク41の取り付け手順を示すフローチャートである。新たなドレッサディスク41の取り付けは、典型的には図6に示す手順によって古いドレッサディスク41を取り外した後に行われる。また、図13A〜図14は、ドレッサディスク41の取り付け工程を順に示す図である。
まず、旋回軸45が旋回して、ドレッサホルダ42が取り付け台47の上方に位置するよう、ドレッサアーム44が移動する(ステップS11、図13Aの上面図)。
その後、モータ(不図示)の駆動により、ドレッサホルダ42の突起42cがドレッサディスク41の凹部41aの直上に位置するよう、ドレッサホルダ42が回転する(ステップS12、図13Bの斜視図)。
続いて、ドレッサシャフト43が下降する(ステップS13)。これにより、ドレッサホルダ42の突起42cがドレッサディスク41の凹部41aに嵌まり、かつ、磁石42aの磁気力によって、ドレッサディスク41がドレッサホルダ42に保持される(図14)。
このように、ドレッサホルダ42がドレッサディスク41を下面に保持する仕組みであるため、取り付け台47においてドレッサホルダ42が下降することによって、オペレータによる手動操作なく、自動的に新たなドレッサディスク41をドレッサホルダ42に取り付けることができる。
なお図示していないが、新たなドレッサディスク41をストックするための棚や、該棚から取り付け台47にドレッサディスク41を搬送する搬送機構を取り付け台47に隣接して設けてもよい。
この搬送機構は、取り外した使用済みのドレッサディスク41を自動的に搬出して、次いで、ドレッサディスク41がストックされた棚から新たなドレッサディスク41を搬送して、取り付け台47にこれを載せるようにしてもよい。また、この搬送機構は、使用済みのドレッサディスク41を搬送するハンドと、新たなドレッサディスク41を搬送するためのハンドを2つ有するようにして、ディスクの搬入および搬出動作にあたり、新たなドレッサディスク41を汚染させないように構成してもよい。
以上説明したように、第1の実施形態ではオペレータによる手動操作なく、古いドレッサディスク41をドレッサホルダ42から取り外したり、新しいドレッサディスク41をドレッサホルダ42に取り付けたりすることができる。そのため、基板研磨装置3Aの稼働率を高くすることができる。
(第2の実施形態)
次に説明する第2の実施形態は、ドレッサディスク41の交換タイミングに関する。
図15は、基板処理装置による処理フローを説明する図である。基板研磨装置3Aは基板の研磨を行う(ステップS21)。このとき、基板処理装置の制御部5は、ドレッサディスク41を取り付けてからの経過時間T1、ドレッサディスク41の積算使用時間T2および/または基板の積算処理枚数Lを計測する(ステップS22)。
制御部5は、経過時間T1、積算使用時間T2および/または積算処理枚数Lに基づいて、ドレッサディスク41の寿命が経過したか否かを判断する(ステップS23)。一例として、制御部5は、経過時間T1が設定上限T1maxを超えたか、積算使用時間T2が予め定めた使用上限設定時間T2maxを超えたか、積算処理枚数Lが予め定めた処理上限設定枚数Lmaxを超えた場合に、寿命が経過したと判断してもよい。
寿命を超えていないと判断された場合(ステップS23のNO)、基板研磨装置3Aは基板の研磨を続行する(ステップS21)。
一方、寿命を超えたと判断された場合(ステップS23のYES)に、同一ロットの基板研磨中にドレッサディスク41の交換を行うか否かが予め設定されている。同一ロットの基板研磨中にドレッサディスク41の交換を行う設定の場合(ステップS24のYES)、直ちにドレッサディスク41を自動交換する(ステップS25)
一方、そうでない設定の場合(ステップS24のNO)、同一ロットの全基板群の処理が完了するまではドレッサディスク41を交換することなく基板の研磨を継続し(ステップS26,S27のNO)、同一ロット内の全基板群の処理が完了した後(ステップS27のYES)にドレッサディスク41の自動交換を行う(ステップS25)。1ロットは例えば1つのFOUP(Front Opening Unified Pod)にある基板群(例えば25枚)として定義される。
このようにすることで、FOUPを取り付けるダウンタイムにドレッサディスク41の交換を行うことができ、基板処理装置の稼働率低下を低減できる。また、1ロット内の複数の基板群を単位として同一条件で処理することができる。
ドレッサディスク41の自動交換が完了すると(ステップS25)、次の基板研磨が行われる(ステップS21)。
なお、経過時間T1、積算使用時間T2および積算処理枚数Lの管理や寿命を超えたか否かの判断は、基板処理装置における制御部5が行ってもよいし、ホストPCで行ってもよい。
このように、第2の実施形態では、適切なタイミングでドレッサディスク41を自動交換することができる。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうることである。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲とすべきである。
1 ハウジング
2 ロード/アンロード部
3 研磨部
3A〜3D 基板研磨装置
30 研磨ユニット
33A 研磨パッド
40 ドレッシングユニット
41 ドレッサディスク
41a 凹部
42 ドレッサホルダ
42a 磁石
42b 切り欠き
42c 突起
43 ドレッサシャフト
44 ドレッサアーム
45 旋回軸
46 取り外し台
46a 底面
46b1,46b2 側面
46c 上面
46c1,46c2 肩部
47 取り付け台
47a 突起
4 洗浄部
5 制御部
201 一次基板洗浄装置
202 二次基板洗浄装置
203 基板乾燥装置

Claims (12)

  1. 基板研磨装置におけるドレッサホルダの下面に着脱可能に保持された第1ドレッサディスクを、別の第2ドレッサディスクに交換する方法であって、
    前記第1ドレッサディスクおよび前記第2ドレッサディスクには凹部が設けられ、
    前記ドレッサホルダは、前記凹部に係合する突起が設けられ、
    当該方法は、
    前記第1ドレッサディスクの寿命が経過したか否かを判断する判断ステップと、
    前記第1ドレッサディスクの寿命が経過し、かつ、複数の基板から構成される1単位の基板群を処理し終えた後に、前記第1ドレッサディスクを前記ドレッサホルダから取り外す取り外しステップと、
    その後に、前記第2ドレッサディスクを前記ドレッサホルダに取り付ける取り付けステップと、を備え、
    前記取り外しステップは、
    前記第1ドレッサディスクを、前記第1ドレッサディスクの直径より大きな底面と、前記第1ドレッサディスクの直径より小さな間隔が設けられた上面との間に移動させる工程と、
    前記ドレッサホルダを上昇させて前記第1ドレッサディスクを前記ドレッサホルダから取り外す工程と、を含み、
    前記取り付けステップは、
    前記第2ドレッサディスクが載置された取り付け台の上方に、前記ドレッサホルダを移動させる工程と、
    前記ドレッサホルダを下降させて前記第2ドレッサディスクを前記ドレッサホルダに取り付ける工程と、を含む、基板研磨装置におけるドレッサディスクの交換方法。
  2. 前記判断ステップでは、前記ドレッサホルダに保持されたドレッサディスクが使用された積算時間、および、研磨した基板の積算枚数のうち少なくとも1つに基づいて、前記ドレッサディスクの寿命が経過したか否かを判断する、請求項1に記載のドレッサディスクの交換方法。
  3. 基板研磨装置におけるドレッサホルダの下面に着脱可能に保持されたドレッサディスクを、前記ドレッサディスクの直径より大きな底面と、前記ドレッサディスクの直径より小さな間隔が設けられた上面との間に移動させる工程と、
    前記ドレッサホルダを上昇させて前記ドレッサディスクを前記ドレッサホルダから取り外す工程と、を備えるドレッサディスクの取り外し方法。
  4. 前記ドレッサホルダの下面に保持されたドレッサディスクを、前記上面の斜め上方に移動させる工程と、
    前記ドレッサディスクを前記上面と前記底面との間の高さまで下降させる工程と、を備え、
    その後に、前記ドレッサホルダの下面に保持されたディスクを前記底面と前記上面との間に移動させる、請求項3に記載のドレッサディスクの取り外し方法。
  5. モータが、旋回軸を旋回させることで、凹部が設けられたドレッサディスクが載置された取り付け台の上方に、前記凹部に係合する突起が設けられたドレッサホルダを移動させる工程と、
    昇降機構が、前記ドレッサホルダを下降させて前記ドレッサディスクを前記ドレッサホルダに取り付ける工程と、を備える、基板研磨装置におけるドレッサディスクの取り付け方法。
  6. 前記取り付け台の上方に前記ドレッサホルダが移動された後、前記凹部の直上に前記突起が位置するよう、前記ドレッサディスクを回転させる工程を備え、
    その後に、前記ドレッサホルダを下降させる、請求項5に記載のドレッサディスクの取り付け方法。
  7. 基板を研磨する研磨パッドを有する研磨ユニットと、
    前記研磨パッドをドレッシングするドレッサディスクを、着脱可能に下面に保持するドレッサホルダと、
    前記ドレッサホルダに保持された前記ドレッサディスクを取り外すための取り外し台と、
    前記ドレッサホルダに別のドレッサディスクを取り付けるための取り付け台と、
    前記ドレッサホルダを移動させるための制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部が、
    前記取り外し台において前記ドレッサホルダを上昇させることで、前記ドレッサホルダに保持されたドレッサディスクが取り外され、
    前記取り付け台において前記ドレッサホルダを下降させることで、前記取り付け台に載置された別のドレッサディスクが前記ドレッサホルダに取り付けられ
    前記取り外し台は、前記ドレッサディスクより小さな間隙が設けられた面を有し、
    前記ドレッサホルダに保持された前記ドレッサディスクが前記面の下方に位置する状態で前記ドレッサホルダが上昇することで、前記面によって前記ドレッサディスクが前記ドレッサホルダから取り外される、基板研磨装置。
  8. 前記ドレッサホルダには、切り欠きが設けられ、それにより、前記ドレッサホルダが上昇する際、前記ドレッサホルダは前記面と接触しない、請求項に記載の基板研磨装置。
  9. 前記取り付け台には、前記別のドレッサディスクを位置決めするための突起が設けられる、請求項7または8に記載の基板研磨装置。
  10. 前記ドレッサホルダの下面には、下方を向いた突起が設けられ、
    前記取り付け台に載置された別のドレッサディスクには、上方が開口した凹部が設けられ、
    前記別のドレッサホルダの突起が前記ドレッサディスクの凹部の上方にある状態で前記ドレッサホルダが下降することで、前記突起が前記凹部に嵌まって前記別のドレッサディスクが前記ドレッサホルダに取り付けられる、請求項に記載の基板研磨装置。
  11. 前記制御部は、前記ドレッサホルダに保持されたドレッサディスクの寿命が経過したか否かを判断して、前記ドレッサディスクの寿命が経過し、かつ、複数の基板から構成される1単位の基板群を処理し終えた後に、前記ドレッサディスクを取り外して別のドレッサディスクを取り付けるよう制御する、請求項7乃至1のいずれかに記載の基板研磨装置。
  12. 請求項7乃至1のいずれかに記載の基板研磨装置と、
    研磨後の基板を洗浄するための基板洗浄装置と、
    洗浄後の基板を乾燥させるための基板乾燥装置と、を備える基板処理装置。
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