JP3225001U - 基板研削システム - Google Patents

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Abstract

【課題】清浄度の高いエリアに洗浄装置を複数搭載でき、且つ搭載数の増加による設置面積の増加を抑制できる基板研削システムを提供する。【解決手段】基板研削システムは、搬入出部2と、洗浄部3と、研削部5とを備える。搬入出部は、載置台21と、第1搬送領域23と、第1搬送装置24とを有する。洗浄部は、第1洗浄装置31と、第2洗浄装置32と、第2搬送領域36と、第2搬送装置37とを有する。基板研削システムは、第3搬送領域61と、第3搬送装置62とを備える。第3搬送領域は、洗浄部と研削部との間に配置される。第3搬送装置は、第3搬送領域に設置され洗浄部及び研削部に対して基板を搬送する。第3搬送領域は、第1洗浄装置及び第2搬送領域に隣接して配置され、第2搬送領域を基準として第2洗浄装置の反対側に配置される。洗浄部と研削部は、隔壁によって隔離される。【選択図】図1

Description

本開示は、基板研削システムに関する。
特許文献1に記載の加工装置は、第1搬送ユニットと、位置調整機構と、第2搬送ユニットと、ターンテーブルと、チャックテーブルと、加工ユニットと、洗浄機構とを備える。第1搬送ユニットは、カセットから位置調整機構に基板を搬送する。位置調整機構は、基板の位置を調整する。第2搬送ユニットは、位置調整機構からターンテーブル上のチャックテーブルに基板を搬送する。チャックテーブルが基板を吸引保持すると、ターンテーブルが回転し、基板が加工ユニットの下方に配置される。加工ユニットは、研削ホイールで基板を研削する。第2搬送ユニットは、研削後の基板を吸引保持して旋回し、洗浄機構に搬送する。洗浄機構は、研削後の基板を洗浄する。第1搬送ユニットは、洗浄後の基板を洗浄機構からカセットに搬送する。
特開2019−185645号公報
本開示の一態様は、清浄度の高いエリアに洗浄装置を複数搭載でき、且つ搭載数の増加による設置面積の増加を抑制できる、技術を提供する。
本開示の一態様に係る基板研削システムは、搬入出部と、洗浄部と、研削部とを備える。前記搬入出部は、基板を収容するカセットが載置される載置台と、前記載置台の隣に配置される第1搬送領域と、前記第1搬送領域に設置され前記カセットに対し前記基板を搬入出する第1搬送装置とを有する。前記洗浄部は、前記基板を洗浄する第1洗浄装置と、前記基板を洗浄する第2洗浄装置と、前記第1洗浄装置と前記第2洗浄装置の間に配置される第2搬送領域と、前記第2搬送領域に設置され前記第1洗浄装置及び前記第2洗浄装置に対して前記基板を搬送する第2搬送装置とを有する。前記研削部は、前記基板を研削する研削装置を有する。前記基板研削システムは、第3搬送領域と、第3搬送装置とを備える。前記第3搬送領域は、前記洗浄部と前記研削部との間に配置される。前記第3搬送装置は、前記第3搬送領域に設置され前記洗浄部及び前記研削部に対して前記基板を搬送する。前記第3搬送領域は、前記第1洗浄装置及び前記第2搬送領域に隣接して配置され、前記第2搬送領域を基準として前記第2洗浄装置とは反対側に配置される。前記洗浄部と前記研削部とは、隔壁によって隔離される。
本開示の一態様によれば、清浄度の高いエリアに洗浄装置を複数搭載でき、且つ搭載数の増加による設置面積の増加を抑制できる。
図1は、一実施形態に係る基板研削システムを示す平面図である。 図2は、図1の基板システムを示す側面図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同一の又は対応する構成には同一の符号を付し、説明を省略することがある。本明細書において、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向は互いに垂直な方向である。X軸方向およびY軸方向は水平方向、Z軸方向は鉛直方向である。
図1に示すように、基板研削システム1は、搬入出部2と、洗浄部3と、研削部5と、制御装置9とを備える。搬入出部2と、洗浄部3と、研削部5とは、この順で、X軸方向負側からX軸方向正側に配置される。
搬入出部2は載置台21を有する。載置台21はカセットCが載置されるものである。カセットCは、基板Wを鉛直方向に間隔をおいて複数枚収容する。基板Wは、例えば、シリコンウェハ、又は化合物半導体ウェハ等の半導体基板である。半導体基板の代わりに、ガラス基板が用いられてもよい。載置台21は、Y軸方向に一列に配置される複数の載置板22を含む。複数の載置板22のそれぞれに、カセットCが載置される。なお、載置板22の数は特に限定されない。同様に、カセットCの数も特に限定されない。
また、搬入出部2は、載置台21の隣に配置される第1搬送領域23を有する。第1搬送領域23は、載置台21のX軸方向正側に配置される。また、第1搬送領域23は、後述のトランジション装置35のX軸方向負側に配置される。
更に、搬入出部2は、第1搬送領域23に設置される第1搬送装置24を有する。第1搬送装置24は、カセットCに対し基板Wを搬入出する。第1搬送装置24は、基板Wを保持する第1搬送アーム24aを含む。第1搬送アーム24aは、水平方向(X軸方向およびY軸方向の両方向)および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする回転が可能である。第1搬送装置24は、カセットCとトランジション装置35の間で基板Wを搬送する。第1搬送アーム24aの数は、1つでもよいし、複数でもよい。
洗浄部3は、第1洗浄装置31と、第2洗浄装置32とを有する。第1洗浄装置31は、基板Wを洗浄する。例えば、第1洗浄装置31は、後述の研削装置51で研削された後の基板Wを擦り洗いする洗浄体31aを含む。洗浄体31aは、スポンジ又はブラシなどであり、研削屑などのパーティクルを除去する。洗浄体31aは、基板Wの研削された上面を擦り洗いすればよく、基板Wの上方に配置される。但し、洗浄体31aは、基板Wの上下両方に配置されてもよく、基板Wの上下両面を洗浄してもよい。
第2洗浄装置32も、基板Wを洗浄する。例えば、第2洗浄装置32は、研削装置51で研削された後の基板Wをエッチングする薬液を吐出するノズル32aを含む。ノズル32aは、回転する基板Wの上面の中心に薬液を供給する。薬液は、遠心力によって基板Wの上面の中心から周縁に向けて濡れ広がる。薬液は、一般的なものであってよく、例えばフッ硝酸、又はアルカリ溶液などであってよい。薬液は、基板Wの研削された上面をエッチングし、研削痕を除去する。
図2に示すように、洗浄部3は、更に第3洗浄装置33を有してもよい。第3洗浄装置33は、第1洗浄装置31及び第2洗浄装置32とは異なり、研削装置51で研削される前の基板Wを洗浄する。清浄な基板Wを研削装置51のチャック51bに載置でき、異物の噛み込みなどを抑制できるので、基板Wの研削品質を向上できる。
第3洗浄装置33は、第1洗浄装置31と同様に、基板Wを擦り洗いする洗浄体を含む。洗浄体は、スポンジ又はブラシなどであり、パーティクルを除去する。洗浄体は、基板Wをチャック51bに載置する際に異物の噛み込みを抑制すべく、基板Wの下面を擦り洗いすればよく、基板Wの下方に配置される。但し、洗浄体は、基板Wの上下両方に配置されてもよく、基板Wの上下両面を洗浄してもよい。
第1洗浄装置31と第3洗浄装置33は、基板研削システム1の設置面積を低減すべく、鉛直方向に積層されてもよい。なお、図2では第1洗浄装置31は第3洗浄装置33の上方に配置されるが、第1洗浄装置31と第3洗浄装置33の配置は逆でもよく、第1洗浄装置31は第3洗浄装置33の下方に配置されてもよい。
洗浄部3は、更に検出装置34を有してもよい。検出装置34は、研削装置51で研削される前の基板Wの中心を検出する。平面視にて、後述のチャック51bの中心と基板Wの中心とを位置合わせできる。検出装置34は、基板Wの中心に加えて、基板Wの結晶方位を検出してもよく、具体的には基板Wの結晶方位を表すノッチ又はオリエンテーションフラットを検出してもよい。チャック51bと共に回転する回転座標系において、基板Wの結晶方位を所望の方位に位置合わせできる。
第1洗浄装置31と検出装置34は、基板研削システム1の設置面積を低減すべく、鉛直方向に積層されてもよい。なお、図2では第1洗浄装置31は検出装置34の上方に配置されるが、第1洗浄装置31と検出装置34の配置は逆でもよく、第1洗浄装置31は検出装置34の下方に配置されてもよい。検出装置34は、図2では第1洗浄装置31及び第3洗浄装置33の両方の下方に配置されるが、第1洗浄装置31と第3洗浄装置33の間に配置されてもよいし、第1洗浄装置31及び第3洗浄装置33の両方の上方に配置されてもよい。
洗浄部3は、更にトランジション装置35を有する。トランジション装置35は、基板Wを一時的に収容する。複数のトランジション装置35が鉛直方向に積み重ねられてもよい。トランジション装置35の配置や個数は、特に限定されない。
図1に示すように、洗浄部3は、第1洗浄装置31と第2洗浄装置32の間に配置される第2搬送領域36を有する。第2搬送領域36のY軸方向正側に第2洗浄装置32が配置され、第2搬送領域36のY軸方向負側に第1洗浄装置31が配置される。また、第2搬送領域36のX軸方向負側にトランジション装置35が配置され、第2搬送領域36のX軸方向正側に研削装置51が配置される。
更に、洗浄部3は、第2搬送領域36に設置される第2搬送装置37を有する。第2搬送装置37は、第1洗浄装置31及び第2洗浄装置32に対して基板Wを搬送する。第2搬送装置37は、第3洗浄装置33に対しても基板Wを搬送してもよい。また、第2搬送装置37は、検出装置34に対しても基板Wを搬送してもよい。更に、第2搬送装置37は、トランジション装置35に対しても基板Wを搬送してもよい。
第2搬送装置37は、基板Wを保持する第2搬送アーム37aを含む。第2搬送アーム37aは、水平方向(X軸方向およびY軸方向の両方向)および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする回転が可能である。第2搬送アーム37aは、基板Wを下方から保持する。基板Wは、第2搬送アーム37aに載置される。第2搬送アーム37aの数は、1つでもよいし、複数でもよい。
研削部5は、研削装置51を含む。研削装置51は、基板Wを研削する。研削は、研磨を含む。研削に用いる砥粒は、固定砥粒、及び遊離砥粒のいずれでもよい。研削装置51は、例えば、回転テーブル51aと、4つのチャック51bと、3つの研削ユニット51cとを有する。
回転テーブル51aは、回転中心線Z1の周りに4つのチャック51bを等間隔で保持し、回転中心線Z1を中心に回転する。4つのチャック51bのそれぞれは、回転テーブル51aと共に回転し、搬入出位置A0と、1次研削位置A1と、2次研削位置A2と、3次研削位置A3と、搬入出位置A0とにこの順番で移動する。
搬入出位置A0は、基板Wの搬入が行われる搬入位置と、基板Wの搬出が行われる搬出位置とを兼ねる。なお、本実施形態では搬入位置と搬出位置とは同じ位置であるが、搬入位置と搬出位置とは異なる位置であってもよい。1次研削位置A1は、1次研削が行われる位置である。2次研削位置A2は、2次研削が行われる位置である。3次研削位置A3は、3次研削が行われる位置である。
4つのチャック51bは、それぞれの回転中心線を中心に回転自在に、回転テーブル51aに取り付けられる。1次研削位置A1、2次研削位置A2および3次研削位置A3において、チャック51bはそれぞれの回転中心線を中心に回転する。
1つの研削ユニット51cは、1次研削位置A1にて、基板Wを1次研削する。別の研削ユニット51cは、2次研削位置A2にて、基板Wを2次研削する。残りの研削ユニット51cは、3次研削位置A3にて、基板Wを3次研削する。
なお、研削ユニット51cの数は、1つ以上であればよい。また、チャック51bの数は、研削ユニット51cの数よりも多ければよい。但し、回転テーブル51aが無くてもよい。回転テーブル51aが無い場合、チャック51bの数は、研削ユニット51cの数と同数であってもよく、1つであってもよい。
図1に示すように、基板研削システム1は、洗浄部3と研削部5との間に配置される第3搬送領域61を備える。第3搬送領域61は、第1洗浄装置31及び第2搬送領域36に隣接して配置され、第2搬送領域36を基準として第2洗浄装置32とは反対側に配置される。
洗浄部3は平面視にて矩形の角を切り欠いた形状であり、その切り欠いた位置に第3搬送領域61が配置される。第3搬送領域61は、洗浄部3及び第3搬送領域61の両方を覆う筐体の内部に設けられてもよいし、洗浄部3を覆う筐体とは別の筐体の内部に設けられ、洗浄部3に接続されてもよい。
基板研削システム1は、第3搬送領域61に設置される第3搬送装置62を備える。第3搬送装置62は、洗浄部3及び研削部5に対して基板Wを搬送する。具体的には、第3搬送装置62は、検出装置34から研削装置51のチャック51bに基板Wを搬送し、チャック51bから第1洗浄装置31に基板Wを搬送する。
第3搬送装置62は、基板Wを保持する吸着パッド62aを含む。吸着パッド62aは、基板Wを上方から吸着保持する。吸着パッド62aは、水平方向(X軸方向およびY軸方向の両方向)および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする回転が可能である。
洗浄部3と研削部5とは、隔壁71によって隔離される。隔壁71は、例えば、洗浄部3の第2搬送領域36と研削部5とを隔離する。研削部5から洗浄部3へ研削屑が流入するのを隔壁71によって抑制できる。
本実施形態によれば、研削部5から洗浄部3を分離でき、清浄度の高いエリアに洗浄装置を複数搭載できる。研削部5のほとんどのエリアは研削装置51で占められるので、研削部5の残りのエリアに洗浄装置を搭載する場合に比べ、洗浄装置の搭載数を増加でき、洗浄性能を向上できる。また、清浄度の高いエリアに洗浄装置を搭載するので、洗浄後の基板Wを清浄な状態に維持できる。
また、本実施形態によれば、洗浄部3の切り欠いた位置に第3搬送領域61が配置される。それゆえ、洗浄装置の搭載数の増加による、基板研削システム1の設置面積の増加を抑制できる。
洗浄部3と第3搬送領域61とは、隔壁72、73によって隔離される。隔壁72は、洗浄部3の第2搬送領域36と第3搬送領域61とを隔離する。また、隔壁73は、洗浄部3の第1洗浄装置31と第3搬送領域61とを隔離する。第3搬送領域61を介して研削部5から洗浄部3へ研削屑が流入するのを隔壁72、73によって抑制できる。
隔壁73には、基板Wの通過する搬送口が形成される。基板Wは、隔壁73の搬送口を介して、検出装置34から研削装置51のチャック51bに搬送される。また、基板Wは、隔壁73の搬送口を介して、チャック51bから第1洗浄装置31に搬送される。
隔壁73の搬送口には、搬送口を開閉するシャッター74が設けられる。シャッター74は、基本的に隔壁73の搬送口を閉塞しており、基板Wの通過時に隔壁73の搬送口を開放する。隔壁73の搬送口を介して研削部5から洗浄部3へ研削屑が流入するのをシャッター74によって抑制でき、洗浄部3の清浄度をより向上できる。
研削部5と第3搬送領域61とは、隔壁75によって隔離されてもよい。その隔壁75には、基板Wの通過する搬送口が形成される。その搬送口は、不図示のシャッターによって開閉されてもよい。
制御装置9は、例えばコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)91と、メモリなどの記憶媒体92とを備える。記憶媒体92には、基板研削システム1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御装置9は、記憶媒体92に記憶されたプログラムをCPU91に実行させることにより、基板研削システム1の動作を制御する。
次に、基板研削システム1の動作について説明する。下記の動作は、制御装置9による制御下で実施される。
先ず、第1搬送装置24が、カセットCから基板Wを取り出し、トランジション装置35に搬送する。続いて、第2搬送装置37が、トランジション装置35から第3洗浄装置33に基板Wを搬送する。
次に、第3洗浄装置33が、研削装置51で研削する前の基板Wを洗浄する。清浄な基板Wを研削装置51のチャック51bに載置でき、異物の噛み込みなどを抑制できるので、基板Wの研削品質を向上できる。第3洗浄装置33は、基板Wの下面を洗浄する。基板Wの乾燥後、第2搬送装置37が、第3洗浄装置33から検出装置34に基板Wを搬送する。
なお、第3洗浄装置33は無くてもよい。その場合、第2搬送装置37は、トランジション装置35から検出装置34に基板Wを搬送する。
次に、検出装置34が、基板Wの中心を検出する。検出装置34は、基板Wのノッチなどをも検出してもよい。その後、第3搬送装置62が、検出装置34から研削装置51のチャック51bに基板Wを搬送する。
制御装置9は、検出装置34の検出結果に基づき第3搬送装置62を制御し、チャック51bの中心と基板Wの中心とを位置合わせする。また、制御装置9は、検出装置34の検出結果に基づき第3搬送装置62を制御し、チャック51bと共に回転する回転座標系において、基板Wの結晶方位を所望の方位に位置合わせする。
次に、研削装置51が、基板Wの上面を研削する。基板Wは、回転テーブル51aと共に回転し、搬入出位置A0と、1次研削位置A1と、2次研削位置A2と、3次研削位置A3と、搬入出位置A0とにこの順番で移動する。その後、第3搬送装置62が、チャック51bから第1洗浄装置31に基板Wを搬送する。
次に、第1洗浄装置31は、基板Wの上面を洗浄し、研削屑を除去する。基板Wの乾燥後、第2搬送装置37が、第1洗浄装置31から第2洗浄装置32に基板Wを搬送する。
次に、第2洗浄装置32は、基板Wの上面をエッチングし、研削痕を除去する。基板Wの乾燥後、第2搬送装置37が、第2洗浄装置32からトランジション装置35に基板Wを搬送する。続いて、第1搬送装置24が、トランジション装置35からカセットCに基板Wを搬送する。基板Wは、カセットCに収容される。
なお、本実施形態の第1搬送装置24は、カセットCから取り出した基板Wを、トランジション装置35に搬送するが、本開示の技術はこれに限定されない。第1搬送装置24は、カセットCから取り出した基板Wを、第3洗浄装置33又は検出装置34に搬送してもよい。
以上、本開示に係る基板研削システムについて説明したが、本開示は上記実施形態などに限定されない。実用新案登録請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更、修正、置換、付加、削除、および組み合わせが可能である。それらについても当然に本開示の技術的範囲に属する。
1 基板研削システム
2 搬入出部
21 載置台
23 第1搬送領域
24 第1搬送装置
3 洗浄部
31 第1洗浄装置
32 第2洗浄装置
36 第2搬送領域
37 第2搬送装置
5 研削部
51 研削装置
61 第3搬送領域
62 第3搬送装置
71 隔壁

Claims (9)

  1. 基板を収容するカセットが載置される載置台と、前記載置台の隣に配置される第1搬送領域と、前記第1搬送領域に設置され前記カセットに対し前記基板を搬入出する第1搬送装置とを有する搬入出部と、
    前記基板を洗浄する第1洗浄装置と、前記基板を洗浄する第2洗浄装置と、前記第1洗浄装置と前記第2洗浄装置の間に配置される第2搬送領域と、前記第2搬送領域に設置され前記第1洗浄装置及び前記第2洗浄装置に対して前記基板を搬送する第2搬送装置とを有する洗浄部と、
    前記基板を研削する研削装置を有する研削部と、
    前記洗浄部と前記研削部との間に配置される第3搬送領域と、
    前記第3搬送領域に設置され前記洗浄部及び前記研削部に対して前記基板を搬送する第3搬送装置と、
    を備え、
    前記第3搬送領域は、前記第1洗浄装置及び前記第2搬送領域に隣接して配置され、前記第2搬送領域を基準として前記第2洗浄装置とは反対側に配置され、
    前記洗浄部と前記研削部とは、隔壁によって隔離される、基板研削システム。
  2. 前記洗浄部と前記第3搬送領域とは、隔壁によって隔離され、
    前記第1洗浄装置と前記第3搬送領域とを隔離する隔壁には、前記基板の通過する搬送口が形成され、
    前記搬送口には、前記搬送口を開閉するシャッターが設けられる、請求項1に記載の基板研削システム。
  3. 前記洗浄部は、前記研削装置で研削される前の前記基板の中心を検出する検出装置を有する、請求項1又は2に記載の基板研削システム。
  4. 前記検出装置と前記第1洗浄装置とは、鉛直方向に積層される、請求項3に記載の基板研削システム。
  5. 前記第1洗浄装置は、前記研削装置で研削された後の前記基板を、前記第2搬送装置で搬送する前に洗浄するものであり、
    前記洗浄部は、前記研削装置で研削される前の前記基板を洗浄する第3洗浄装置を更に有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の基板研削システム。
  6. 前記第1洗浄装置と前記第3洗浄装置とは、鉛直方向に積層される、請求項5に記載の基板研削システム。
  7. 前記第2洗浄装置は、前記研削装置で研削された後の前記基板をエッチングする薬液を吐出するノズルを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の基板研削システム。
  8. 前記第1洗浄装置は、前記研削装置で研削された後の前記基板を擦り洗いする洗浄体を含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の基板研削システム。
  9. 前記第3搬送装置は、前記基板を上方から吸着保持する吸着パッドを含み、
    前記第2搬送装置は、前記基板を下方から保持する搬送アームを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の基板研削システム。
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