JP6730583B2 - 光半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、光半導体装置及びその製造方法に関する。
シリコン(Si)基板上に形成されたSi細線導波路を用いたシリコンフォトニクスデバイスは、シリコン電子回路製造技術を転用することが可能であるため、安価で大規模な集積が可能である。また、このようなシリコンフォトニクスデバイスは、導波路の曲率半径を10μm以下と小さくできるため、光素子の高密度集積が可能である。従って、このようなシリコンフォトニクスデバイスは、光インターコネクト向けデバイス及び光ネットワーク向けデバイスの小型化に適している。
シリコンフォトニクスデバイスの光源には直接遷移型の半導体レーザが適しており、従来、InP等のIII−V族化合物半導体を用いたレーザが用いられている。化合物半導体レーザを光源として用いる場合、Si細線導波路を含むSi光導波路素子が形成されたSi基板上に化合物半導体レーザを実装する。この実装では、化合物半導体レーザから出射される光を効率よくSi細線導波路に結合するために、化合物半導体レーザの導波路の光出射位置とSi細線導波路の光入射位置とを高精度で位置合わせすることが重要である。
Si基板の表面に垂直な方向(以降、高さ方向とよぶことがある)での位置合わせの技術として、Si基板を掘り込んでテラス状の部分を形成し、その部分に化合物半導体レーザをフリップチップボンディングで実装し、化合物半導体レーザとSi光導波路素子とを直接突き合せる技術がある。この技術では、化合物半導体レーザの半導体層の厚さ及びSi基板上に形成されたテラス状の部分の深さを調整することにより、導波路の光出射位置とSi細線導波路の光入射位置とを高さ方向で高い精度で合わせることができる。
Si基板の表面に平行な方向、すなわち、導波路が延びる方向(以降、導波路方向とよぶことがある)とそれに垂直な方向(以降、横方向とよぶことがある)の導波路の位置合わせでは、Si光導波路素子及び化合物半導体レーザに形成されたマーカが用いられている。この技術では、マーカ同士の相対的な位置を1μm以下の精度で合わせることができる。
しかしながら、化合物半導体レーザの導波路の光出射面が劈開面であり、光出射面の位置には数μm程度のばらつきがある。このため、化合物半導体レーザのマーカと光出射面との間に数μm程度のばらつきがある。従って、マーカ同士を高精度で位置合わせしたとしても、導波路方向において、導波路の光出射位置とSi細線導波路の光入射位置との間隔に数μm程度のばらつきが生じてしまう。
導波路方向の位置合わせ精度を高めるために、化合物半導体レーザの支持基板にギャップ距離を規定するためのストッパを設けた構造が提案されている。しかしながら、この構造でも劈開面の数μm程度のばらつきは解消されず、導波路の光出射位置とSi細線導波路の光入射位置との間隔のばらつきを抑制することはできない。
エッチングにより化合物半導体レーザの光出射面を加工してストッパを形成する技術が提案されている。この技術によれば導波路方向の位置合わせ精度を向上することは可能である。しかし、エッチングにより加工された面には、面粗さが劈開面の面粗さより大きくなったり、光の伝搬方向に対する垂直性が低くなったり、端面コーティングが困難になったりするという欠点がある。そして、これらの影響で、化合物半導体レーザの特性に大きく影響を与える反射率の精密な制御が困難になる。また、化合物半導体は比較的脆いため、ストッパを他の素子に接触させた際に、化合物半導体レーザが破損する懸念もある。
国際公開第2010/107043号 特開平4−25808号公報 特開平5−60952号公報
本発明の目的は、化合物光半導体素子とSi光導波路素子との位置合わせ精度を向上することができる光半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
1つの態様では、光半導体装置は、基板と、第1の導波路を備えた前記基板上の化合物光半導体素子と、前記第1の導波路に光学的に結合した第2の導波路を備えた前記基板上のSi光導波路素子と、前記化合物光半導体素子と前記Si光導波路素子との間の充填剤と、を有する。前記化合物光半導体素子は、その下面に設けられ、前記下面の全ては覆っていないバンプを介して、前記第1の導波路を備えた前記基板上に搭載されている。前記充填剤は、樹脂からなる基材と、前記基材中のスペーサと、を含み、前記化合物光半導体素子の前記Si光導波路素子側の端面及び前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面の両方に少なくとも3個以上の前記スペーサが接しており、且つ、前記基材及び前記スペーサは、前記化合物光半導体素子の下面にも存在する。前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面の前記第2の導波路と交差する部分には、当該端面の前記化合物光半導体素子の前記Si光導波路素子側の端面と接するスペーサが接する部分よりも後退した凹部が形成されており、前記第1の導波路の光出射面と前記第2の導波路の光入射面との距離は、前記スペーサの径と前記凹部の後退量との和に一致する。
1つの態様では、光半導体装置の製造方法は、第2の導波路を備えたSi光導波路素子を基板上に設ける工程と、前記第2の導波路に光学的に結合する第1の導波路を備えた化合物光半導体素子を、第1の端面が前記Si光導波路素子を向くようにして、前記基板上に載置する工程と、前記第1の端面と前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面との間に、樹脂からなる基材と、前記基材中のスペーサと、を含む充填剤を設ける工程と、前記化合物光半導体素子を前記Si光導波路素子側に移動させ、前記第1の端面及び前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面の両方に少なくとも3個以上の前記スペーサが接した状態で前記基材を硬化させる工程と、を有する。前記化合物光半導体素子は、その下面に設けられ、前記下面の全ては覆っていないバンプを介して、前記第1の導波路を備えた前記基板上に搭載されており、前記基材及び前記スペーサは、前記化合物光半導体素子の下面にも存在する。前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面の前記第2の導波路と交差する部分には、当該端面の前記化合物光半導体素子の前記Si光導波路素子側の端面と接するスペーサが接する部分よりも後退した凹部が形成されており、前記第1の導波路の光出射面と前記第2の導波路の光入射面との距離は、前記スペーサの径と前記凹部の後退量との和に一致する。
1つの側面として、化合物光半導体素子とSi光導波路素子との間に適切な充填剤が含まれているため、容易に位置合わせ精度が高い光半導体装置を得ることができる。
第1の実施形態に係る光半導体装置の構造を示す図である。 化合物光半導体素子及びSi光導波路素子の構造を示す断面図である。 第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を工程順に示す上面図である。 第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 第2の実施形態に係る光半導体装置の構造を示す図である。 第3の実施形態に係る光半導体装置の構造を示す上面図である。
以下、実施形態について添付の図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る光半導体装置の構造を示す図であり、図1(a)は上面図であり、図1(b)は図1(a)中のI−I線に沿った断面図である。
第1の実施形態に係る光半導体装置100には、図1に示すように、基板10と、導波路201を備えた基板10上の化合物光半導体素子20と、導波路201に光学的に結合した導波路301を備えた基板10上のSi光導波路素子30と、化合物光半導体素子20とSi光導波路素子30との間の充填剤40と、が含まれる。充填剤40には、樹脂からなる基材401と基材401中のスペーサ402とが含まれる。化合物光半導体素子20のSi光導波路素子30側の端面202及びSi光導波路素子30の化合物光半導体素子20側の端面302の両方にスペーサ402が接している。導波路201は第1の導波路の例であり、導波路301は第2の導波路の例である。例えば、化合物光半導体素子20のSi光導波路素子30側の端面202は劈開面である。
次に、化合物光半導体素子20の詳細について説明する。図2(a)は、化合物光半導体素子20の構造を示す断面図であり、図1(b)中のII−II線に沿った断面を示す。
化合物光半導体素子20は、例えばファブリペロー型半導体レーザ(FPレーザ)である。化合物光半導体素子20には、図2(a)に示すように、n型InPの基板211、基板211上のn型InPのクラッド層212、及びクラッド層212上の1.3μm帯において利得を発生する組成のInGaAsP系多重量子井戸(multi quantum well:MQW)活性層213、活性層213上のp型InPのクラッド層214、及びクラッド層214上のコンタクト層215が含まれる。コンタクト層215には、p型InGaAsP層及びp型InGaAs層が含まれる。そして、コンタクト層215、クラッド層214、活性層213及びクラッド層212の一部にメサ構造が形成されており、このメサ構造が半絶縁性(SI)InPの埋め込み層216で埋め込まれている。このようにして、埋め込み型の導波路201が構成されている。埋め込み層216上にコンタクト層215を露出する開口部を有する酸化シリコンの絶縁膜217が形成されている。化合物光半導体素子20には、更に、コンタクト層215と接するP側電極221及び基板211と接するN側電極222が含まれる。化合物光半導体素子20の両端の劈開面がFPレーザの反射鏡として機能する。
次に、Si光導波路素子30の詳細について説明する。図2(b)は、Si光導波路素子30の構造を示す断面図であり、図1(b)中のIII−III線に沿った断面を示す。
Si光導波路素子30には、図2(b)に示すように、基板10上の酸化シリコンの埋め込み酸化(buried oxide:BOX)層311、埋め込み酸化層311上のSiのコア層312、コア層312上の酸化シリコンのクラッド層313、及びクラッド層313上のヒータ電極314が含まれる。すなわち、第1の実施形態では、Si光導波路素子30はSi基板上に一体化して形成されている。埋め込み酸化層311の厚さは、例えば3μm程度であり、コア層312の厚さは、例えば250nm程度である。コア層312は導波路301の形状にパターニングされている。例えば、導波路301はSi細線導波路であり、導波路301の幅は500nmであるが、化合物光半導体素子20側の端面302の近傍では、図1(a)に示すように、端面302に近づくに従って幅が狭くなっている。つまり、導波路301は幅狭窄テーパ導波路であり、端面302に近づくに従って導波路のモード径が拡がるスポットサイズ変換器を構成する。例えば、導波路301の端面302における幅は200nmである。
基板10上に、Si光導波路素子30から離間して、例えばAuSnのバンプ101が形成されており、例えばフリップチップボンディングによりバンプ101とP側電極221とが接続されるようにして化合物光半導体素子20が基板10上に実装されている。つまり、基板10とSi光導波路素子30とを一つの構造物とみなすと、当該構造物のテラス状の部分に化合物光半導体素子20が実装されている。バンプ101を介して化合物光半導体素子20に電流が供給される。なお、図示されていないが、バンプは基板10上の金属配線上に形成されており、この金属配線を経由して化合物光半導体素子20のP側電極221から電流注入が可能となっている。
導波路方向において、化合物光半導体素子20とSi光導波路素子30との間に、直径が均一な球状のスペーサ402が挟まれており、端面202と端面302との間隔はスペーサ402の直径と一致する。つまり、導波路方向では、端面202と端面302との間のスペーサ402の個数が1であり、このスペーサ402に端面202及び端面302の両方が接している。例えば、基材401の材料はポリカーボネート系樹脂であり、スペーサ402の材料はポリスチレンである。スペーサ402の直径が1μmの場合、端面202と端面302との間隔も1μmである。図1(a)では、N側電極222及びヒータ電極314を省略している。
次に、第1の実施形態に係る光半導体装置100の製造方法について説明する。図3は、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を工程順に示す上面図であり、図4は、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
先ず、化合物光半導体素子20とSi光導波路素子30とを個別に準備する。例えば、Si光導波路素子30としては、基板10と一体化したものを準備する。この場合、先ず、Si基板上に酸化シリコン層及びシリコン層が形成されたSOI(silicon on insulator)基板のシリコン層を電子線(electron beam:EB)描画技術によりパターニングして、基板10、埋め込み酸化層311及びコア層312を得る。次いで、テトラエトキシシラン(tetraethyl orthosilicate:TEOS)を用いて酸化シリコンのクラッド層313を形成し、その上にヒータ電極314を形成する。その後、クラッド層313及び埋め込み酸化層311をエッチングにより選択的に除去し、基板10の一部を露出させる。この結果、Si光導波路素子30を備え、かつテラス状の部分を備えた構造物が得られる。クラッド層313及び埋め込み酸化層311のエッチングの際に基板10の一部をエッチングしてもよい。
次いで、図3(a)及び図4(a)に示すように、基板10上にバンプ101を形成する。その後、端面202が端面302を向き、P側電極221が下面、N側電極が上面になるようにして化合物光半導体素子20をバンプ101上に載置する。
続いて、図3(b)及び図4(b)に示すように、端面202と端面302との間に、基材401及びスペーサ402を含む充填剤40を塗布する。
次いで、図3(c)及び図4(c)に示すように、化合物光半導体素子20をSi光導波路素子30側に移動させ、導波路方向において1個のスペーサ402が端面202及び端面302の両方に接するようにする。この結果、端面202と端面302との間隔はスペーサ402の直径と一致する。高さ方向及び横方向においては複数個のスペーサ402が端面202及び端面302の両方に接してもよい。その後、化合物光半導体素子20のマーカ及びSi光導波路素子30のマーカを用いて横方向の位置合わせを行う。
続いて、加熱及び冷却により、バンプ101を溶融及び凝固させてバンプ101とP側電極221とを接合し、基材401を硬化させる。基材401の材料によっては、バンプ101とP側電極221との接合後に基材401を硬化させてもよい。
第1の実施形態では、化合物光半導体素子20の端面202とマーカとの間に数μm程度のばらつきがあったとしても、端面202と端面302との間隔はスペーサ402の直径と一致する。このため、導波路201の光出射面と導波路301の光入射面との間隔を高精度で制御することができる。つまり、導波路方向における位置合わせを高精度で行うことができる。
化合物光半導体素子20の光出射面である端面202が劈開面であるため、エッチングにより加工された面と比較して、面粗さが小さく、光の伝搬方向に対する垂直性が高く、端面コーティングが容易である。従って、端面202の反射率を高精度で制御することができる。このため、FPレーザの特性は端面の反射率の影響を受けやすいものの、化合物光半導体素子20がFPレーザであっても安定した特性を得ることができる。
端面202及び端面302に、一直線上にない3個以上のスペーサ402が接している場合には、確実に端面202を端面302に平行にすることができ、導波路201と導波路301との間の光結合効率が優れたものとなる。
端面202及び端面302に接するスペーサ402が多いほど、端面202のスペーサ402と接触する各部分に作用する応力が小さくなり、このような応力に伴う化合物光半導体素子20の破損が生じにくくなる。
基材401及びスペーサ402の透明材料は特に限定されないが、吸収係数が23cm-1以下の材料を用いることが好ましい。吸収係数が23cm-1以下であれば、端面202と端面302との間隔が10μmの場合でも充填剤40による光の吸収率が2%以下であり、損失が無視できる程度である。基材401の屈折率は、Si光導波路素子30の端面302付近における導波路の等価屈折率に近いものが好ましい。例えば、第1の実施形態ではSi光導波路は端面302に近づくにしたがって徐々にSiコア層の幅が狭くなる構成をとっているが、この場合、等価屈折率としてはクラッド材料となるSiO2の屈折率に近い1.5程度となっており、この屈折率に近い材料が好ましい。このような材料を選択することにより、Si光導波路の端面302における反射を抑制し、光損失を低減することが可能となる。基材401の屈折率とスペーサ402の屈折率との差は、基材401の屈折率の10%以下であることが好ましい。この屈折率の差が10%超であると、導波路201と導波路301との間にスペーサ402が位置する場合に、基材401とスペーサ402との界面における光の散乱、反射に伴う損失が生じ、光結合効率が低下することがある。スペーサ402の材料として、ポリスチレン、アクリルなどの樹脂、シリカなどの光学ガラス、が例示され、基材401の材料として、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂が例示される。例えばポリスチレンの屈折率は1.592であり、ポリカーボネート系樹脂の屈折率は1.6程度に調整することができる。
スペーサ402の形状は球状に限定されず、例えば正多面体であってもよい。ただし、高さ方向、横方向の位置合わせの際の移動を滑らかに行うという観点、及び端面202と端面302との間隔の安定性の観点から、球状であることが最も好ましい。
高さ方向での位置合わせは、従来と同様に高精度で行うことができる。例えば、P側電極221、コンタクト層215及びクラッド層214の総厚さ、並びにテラス状の部分の上面からのバンプ101の高さ及び導波路301の位置を制御することにより、容易に高精度で高さ方向の位置合わせを行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図5は、第2の実施形態に係る光半導体装置の構造を示す図であり、図5(a)は上面図であり、図5(b)は図5(a)中のI−I線に沿った断面図である。
第2の実施形態に係る光半導体装置500では、端面302の導波路301と交差する部分が後退し、凹部303が形成されている。そして、端面202と端面302との間隔は、凹部303が形成されている部分を除き、スペーサ402の直径と一致する。つまり、凹部303が形成されている部分を除き、導波路方向では、端面202と端面302との間のスペーサ402の個数が1であり、このスペーサ402に端面202及び端面302の両方が接している。一方、凹部303が形成されている部分では、スペーサ402が端面202又は端面302のいずれか一方に接することがあっても、両方には接していない。他の構成は第1の実施形態と同様である。
凹部303の平面形状はフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術により高い精度で制御することができ、導波路201の光出射面と導波路301の光入射面との距離は、スペーサ402の直径と凹部303の後退量との和に一致する。従って、第1の実施形態と同様に、化合物光半導体素子20の端面202とマーカとの間に数μm程度のばらつきがあったとしても、導波路201の光出射面と導波路301の光入射面との間隔を高精度で制御することができる。つまり、導波路方向における位置合わせを高精度で行うことができる。凹部303は、例えば、Si光導波路素子30として、基板10と一体化したものを準備する場合に、クラッド層313及び埋め込み酸化層311をエッチングにより選択的に除去する際に用いるエッチングマスクに凹部303の形状を加えれば、高精度で形成できる。
更に、第2の実施形態では、スペーサ402が導波路201及び導波路301の両方に物理的に挟みこまれることがないため、スペーサ402との接触に伴う導波路201若しくは導波路301又はこれらの両方の損傷をより一層抑制することができる。
第1、第2の実施形態において、Si光導波路素子30に、光変調器、光受信器、光分波・合波器等の素子が集積されていてもよい。化合物光半導体素子20として、分布帰還型(distributed feedback:DFB)レーザや半導体増幅器等の素子が用いられてもよい。化合物光半導体素子20として、レーザと変調器等の素子とが集積された光集積素子が用いられてもよい。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。図6は、第3の実施形態に係る光半導体装置の構造を示す上面図である。
第3の実施形態に係る光半導体装置600には、図6に示すように、基板10と、導波路601を備えた基板10上の化合物光半導体素子60と、導波路601に光学的に結合した導波路701を備えた基板10上のSi光導波路素子70と、化合物光半導体素子60とSi光導波路素子70との間の充填剤40と、が含まれる。充填剤40には、樹脂からなる基材401と基材401中のスペーサ402とが含まれる。化合物光半導体素子60のSi光導波路素子70側の端面602及びSi光導波路素子70の化合物光半導体素子60側の端面707の両方にスペーサ402が接している。Si光導波路素子70には、更に、リング共振器702、導波路703、リング共振器704、導波路705及びループミラー706が含まれる。導波路601は第1の導波路の例であり、導波路701は第2の導波路の例である。例えば、化合物光半導体素子60のSi光導波路素子70側の端面602は劈開面である。
Si光導波路素子70は、例えば反射型の波長可変フィルタである。リング共振器702とリング共振器704との間では、サイズが僅かに相違している。このため、リング共振器702とリング共振器704との間では、フリースペクトルレンジが僅かに相違している。Si光導波路素子70は、このようなリング共振器702及びリング共振器704の重ね合せによるバーニア効果を用いて任意の波長の光を選択的に反射する。リング共振器702及びリング共振器704の各導波路上にはヒータ電極が形成されており、温度変化によってリング共振器702及びリング共振器704の共振波長を変化させることができる。
化合物光半導体素子60の端面602には無反射コーティングが施されており、反対側の端面は劈開面となっており、化合物光半導体素子60は、Si光導波路素子70側から見て反射型の半導体光増幅器(semiconductor optical amplifier:SOA)となっている。化合物光半導体素子60の導波路601の層構造は、MQW活性層の利得を除き、導波路201の層構造と同様である。導波路601に含まれるMQW活性層は、例えば1525nm〜1565nmのCバンド帯において利得を持つように構成されている。
第3の実施形態に係る光半導体装置600では、Cバンド帯において広い利得範囲を持つ反射型のSOA(化合物光半導体素子60)と反射波長可変フィルタ(Si光導波路素子70)とを組み合わせてレーザ共振器が構成されている。このため、Cバンド内の任意の波長でレーザ発振する波長可変レーザを実現することができる。
第3の実施形態では、化合物光半導体素子60の端面602とマーカとの間に数μm程度のばらつきがあったとしても、端面602と端面707との間隔はスペーサ402の直径と一致する。このため、導波路601の光出射面と導波路701の光入射面との間隔を高精度で制御することができる。つまり、導波路方向における位置合わせを高精度で行うことができる。このため、低しきい値、高効率の波長可変レーザを実現することができる。
化合物光半導体素子60の光出射面である端面602が劈開面であるため、エッチングにより加工された面と比較して、面粗さが小さく、無反射コーティングが容易である。従って、端面602の反射率を安定して低く抑えることができる。
図6に示すように、化合物光半導体素子60とSi光導波路素子70との結合部における反射の影響を抑えるため、基板10の表面に平行な面内において、導波路601は端面602に対して傾斜していることが好ましく、導波路701は平面視で端面707に対して傾斜していることが好ましい。このような構成により、結合部における反射光の影響をより一層抑えて、安定したレーザ発振を実現することが可能となる。導波路601の端面602に対する傾斜角度及び導波路701の端面707に対する傾斜角度は、各導波路から充填剤40内へ出射したときの角度が一致するように各導波路の等価屈折率を考慮して調整する。
導波路が端面に対して傾斜している場合、一方の素子から出射された光が、他方の素子の端面内で到達する位置は、素子の間隔に応じて変化する。このため、素子の間隔が変動すると、一方の素子から出射された光の一部又は全部が他方の素子の導波路に入射しなくなることがある。本実施形態では、化合物光半導体素子60とSi光導波路素子70と間隔の変動が抑制されるため、このような横方向における光線の位置ずれを抑制することができる。
第1〜第3の実施形態では、Si光導波路素子30又は70が基板10と一体化した構成を例示しているが、Si光導波路素子30又は70を基板10とは別に準備し、基板10上に接合した構成を採用してもよい。
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
基板と、
第1の導波路を備えた前記基板上の化合物光半導体素子と、
前記第1の導波路に光学的に結合した第2の導波路を備えた前記基板上のSi光導波路素子と、
前記化合物光半導体素子と前記Si光導波路素子との間の充填剤と、
を有し、
前記充填剤は、
樹脂からなる基材と、
前記基材中のスペーサと、
を含み、
前記化合物光半導体素子の前記Si光導波路素子側の端面及び前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面の両方に前記スペーサが接していることを特徴とする光半導体装置。
(付記2)
前記スペーサが球状であることを特徴とする付記1に記載の光半導体装置。
(付記3)
前記スペーサの直径が10μm以下であることを特徴とする付記2に記載の光半導体装置。
(付記4)
前記基材の屈折率と前記スペーサの屈折率との差が、前記基材の屈折率の10%以下であることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の光半導体装置。
(付記5)
前記基材の屈折率は前記Si光導波路素子の導波路の等価屈折率に対してその差が10%以下であることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の光半導体装置。
(付記6)
前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面の前記第2の導波路と交差する部分は、当該端面の前記化合物光半導体素子の前記Si光導波路素子側の端面と接するスペーサが接する部分よりも後退していることを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の光半導体装置。
(付記7)
前記基板の表面に平行な面内において、前記第1の導波路は前記化合物光半導体素子の前記Si光導波路素子側の端面に対して傾斜し、前記第2の導波路は前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面に対して傾斜していることを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の光半導体装置。
(付記8)
前記基材の材料は、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂又はポリメタクリル酸メチル樹脂であり、
前記スペーサの材料は、ポリスチレン、アクリル又はシリカであることを特徴とする付記1乃至7のいずれか1項に記載の光半導体装置。
(付記9)
第2の導波路を備えたSi光導波路素子を基板上に設ける工程と、
前記第2の導波路に光学的に結合する第1の導波路を備えた化合物光半導体素子を、第1の端面が前記Si光導波路素子を向くようにして、前記基板上に載置する工程と、
前記第1の端面と前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面との間に、樹脂からなる基材と、前記基材中のスペーサと、を含む充填剤を設ける工程と、
前記化合物光半導体素子を前記Si光導波路素子側に移動させ、前記第1の端面及び前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面の両方に前記スペーサが接した状態で前記基材を硬化させる工程と、
を有することを特徴とする光半導体装置の製造方法。
(付記10)
前記スペーサが球状であることを特徴とする付記9に記載の光半導体装置の製造方法。
(付記11)
前記スペーサの直径が10μm以下であることを特徴とする付記10に記載の光半導体装置の製造方法。
(付記12)
前記基材の屈折率と前記スペーサの屈折率との差が、前記基材の屈折率の10%以下であることを特徴とする付記9乃至11のいずれか1項に記載の光半導体装置の製造方法。
(付記13)
前記基材の屈折率は前記Si光導波路素子の導波路の等価屈折率に対してその差が10%以下であることを特徴とする付記9乃至11のいずれか1項に記載の光半導体装置の製造方法。
(付記14)
前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面の前記第2の導波路と交差する部分は、当該端面の前記第1の端面と接するスペーサが接する部分よりも後退していることを特徴とする付記9乃至13のいずれか1項に記載の光半導体装置の製造方法。
(付記15)
前記基板の表面に平行な面内において、前記第1の導波路は前記第1の端面に対して傾斜し、前記第2の導波路は前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面に対して傾斜していることを特徴とする付記9乃至14のいずれか1項に記載の光半導体装置の製造方法。
(付記16)
前記基材の材料は、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂又はポリメタクリル酸メチル樹脂であり、
前記スペーサの材料は、ポリスチレン、アクリル又はシリカであることを特徴とする付記9乃至15のいずれか1項に記載の光半導体装置の製造方法。
10:基板
20、60:光半導体素子
30、70:光導波路素子
40:充填剤
100、500、600:光半導体装置
201、301、601、701、703、705:導波路
202、302、602、707:端面
303:凹部
401:基材
402:スペーサ
702、704:リング共振器
706:ループミラー

Claims (12)

  1. 基板と、
    第1の導波路を備えた前記基板上の化合物光半導体素子と、
    前記第1の導波路に光学的に結合した第2の導波路を備えた前記基板上のSi光導波路素子と、
    前記化合物光半導体素子と前記Si光導波路素子との間の充填剤と、
    を有し、
    前記化合物光半導体素子は、その下面に設けられ、前記下面の全ては覆っていないバンプを介して、前記第1の導波路を備えた前記基板上に搭載されており、
    前記充填剤は、
    樹脂からなる基材と、
    前記基材中のスペーサと、
    を含み、
    前記化合物光半導体素子の前記Si光導波路素子側の端面及び前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面の両方に少なくとも3個以上の前記スペーサが接しており、且つ、前記基材及び前記スペーサは、前記化合物光半導体素子の下面にも存在しており、
    前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面の前記第2の導波路と交差する部分には、当該端面の前記化合物光半導体素子の前記Si光導波路素子側の端面と接するスペーサが接する部分よりも後退した凹部が形成されており、前記第1の導波路の光出射面と前記第2の導波路の光入射面との距離は、前記スペーサの径と前記凹部の後退量との和に一致することを特徴とする光半導体装置。
  2. 前記スペーサが球状であることを特徴とする請求項1に記載の光半導体装置。
  3. 前記スペーサの直径が10μm以下であることを特徴とする請求項2に記載の光半導体装置。
  4. 前記基材の屈折率と前記スペーサの屈折率との差が、前記基材の屈折率の10%以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光半導体装置。
  5. 前記基材の屈折率は前記Si光導波路素子の導波路の等価屈折率に対してその差が10%以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光半導体装置。
  6. 前記基板の表面に平行な面内において、前記第1の導波路は前記化合物光半導体素子の前記Si光導波路素子側の端面に対して傾斜し、前記第2の導波路は前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面に対して傾斜していることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の光半導体装置。
  7. 第2の導波路を備えたSi光導波路素子を基板上に設ける工程と、
    前記第2の導波路に光学的に結合する第1の導波路を備えた化合物光半導体素子を、第1の端面が前記Si光導波路素子を向くようにして、前記基板上に載置する工程と、
    前記第1の端面と前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面との間に、樹脂からなる基材と、前記基材中のスペーサと、を含む充填剤を設ける工程と、
    前記化合物光半導体素子を前記Si光導波路素子側に移動させ、前記第1の端面及び前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面の両方に少なくとも3個以上の前記スペーサが接した状態で前記基材を硬化させる工程と、
    を有し、
    前記化合物光半導体素子は、その下面に設けられ、前記下面の全ては覆っていないバンプを介して、前記第1の導波路を備えた前記基板上に搭載されており、
    前記基材及び前記スペーサは、前記化合物光半導体素子の下面にも存在しており、
    前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面の前記第2の導波路と交差する部分には、当該端面の前記化合物光半導体素子の前記Si光導波路素子側の端面と接するスペーサが接する部分よりも後退した凹部が形成されており、前記第1の導波路の光出射面と前記第2の導波路の光入射面との距離は、前記スペーサの径と前記凹部の後退量との和に一致することを特徴とする光半導体装置の製造方法。
  8. 前記スペーサが球状であることを特徴とする請求項に記載の光半導体装置の製造方法。
  9. 前記スペーサの直径が10μm以下であることを特徴とする請求項に記載の光半導体装置の製造方法。
  10. 前記基材の屈折率と前記スペーサの屈折率との差が、前記基材の屈折率の10%以下であることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の光半導体装置の製造方法。
  11. 前記基材の屈折率は前記Si光導波路素子の導波路の等価屈折率に対してその差が10%以下であることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の光半導体装置の製造方法。
  12. 前記基板の表面に平行な面内において、前記第1の導波路は前記第1の端面に対して傾斜し、前記第2の導波路は前記Si光導波路素子の前記化合物光半導体素子側の端面に対して傾斜していることを特徴とする請求項乃至11のいずれか1項に記載の光半導体装置の製造方法。
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