JP6729983B2 - オゾン水製造装置 - Google Patents

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Description

この発明は、オゾン水製造装置に係わり、特に、高濃度オゾン水を製造するのに適したオゾン水製造装置に関するものである。
水処理用膜の洗浄には、高濃度オゾン水が、必要とされている(例えば、特許文献1〜5を参照)。オゾン水製造装置には、冷却装置が設けられており、高濃度オゾン水を製造するには、オゾン水やオゾンを溶解させる水を、この冷却装置で冷却している。この専用の冷却装置は、オゾン発生装置の冷却用には使用されていなかった。
例えば、特許文献1には、「オゾン発生器」と、「蒸気発生手段」と、「冷却手段」とを備えた、高濃度オゾン水製造装置が開示されている。「オゾン発生器」は、本願のオゾン発生装置に対応する構成要素である。また、「蒸気発生手段」は、本願のオゾン溶解装置に対応する構成要素である。また、「冷却手段」は、本願の冷却装置に対応する構成要素である。
しかしながら、本願のアイデアとは異なり、「冷却手段」は、「蒸気発生手段」の冷却のみを行える構成になっている。本願に係わるオゾン水製造装置では、冷却装置で、冷却水を製造する。冷却水は、オゾン発生装置の冷却と、オゾン水(またはオゾンを溶解させる水)の冷却に、使用する。
特開平2−153802号公報 実開平3−38198号公報 特開2005−89238号公報 特開2006−102576号公報 特開2013−184861号公報
オゾンガスの溶解度は、オゾンを溶解させる水の温度により異なっている。オゾン水を製造する場合、水温が低いほど、高濃度のオゾン水を製造することができる。水温が高い場合には、高濃度オゾン水を得ることは困難である。従来のオゾン水製造装置では、冷却装置を追加して、オゾン水やオゾンを溶解させる水を冷却し、水温を低くしている。この構成を採用した場合、オゾン水製造装置のコストが増大するという課題が生じる。
この発明は、オゾン水製造装置における上述のような課題を解決するためになされたものである。すなわち、オゾン水製造装置において、コストの増大を抑制しつつ、高濃度のオゾン水を製造することを目的とする。オゾン水製造装置は、オゾン水やオゾンを溶解させる水を冷却するために、冷却装置を使用し、その冷却装置は、オゾン発生装置の冷却に使用されているものである。
本発明に係わるオゾン水製造装置は、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、冷却水を供給する冷却装置と、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、オゾンを発生するオゾン発生装置と、オゾン水流出口とオゾン水流入口を有し、前記オゾン発生装置で発生したオゾンが導入されるオゾン溶解装置と、冷却水流出口、冷却水流入口、オゾン水流出口、およびオゾン水流入口を有する熱交換器と、前記冷却装置の冷却水流出口と前記オゾン発生装置の冷却水流入口を繋ぐ第1の流路と、前記オゾン発生装置の冷却水流出口と前記冷却装置の冷却水流入口を繋ぐ第2の流路と、前記熱交換器のオゾン水流出口と前記オゾン溶解装置のオゾン水流入口を繋ぐ第3の流路と、前記オゾン溶解装置のオゾン水流出口と前記熱交換器のオゾン水流入口を繋ぐ第4の流路と、前記冷却装置から供給された冷却水を前記熱交換器の冷却水流入口に導入する第5の流路と、前記熱交換器の冷却水流出口と前記第2の流路を繋ぐ第6の流路と、を備えているものである。
また、本発明に係わるオゾン水製造装置は、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、冷却水を供給する冷却装置と、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、オゾンを発生するオゾン発生装置と、冷却水流入口と冷却水流出口とを有する冷却コイルが内部に配設され、前記オゾン発生装置で発生したオゾンが導入されるオゾン溶解装置と、前記冷却装置の冷却水流出口と前記オゾン発生装置の冷却水流入口を繋ぐ第1の流路と、前記オゾン発生装置の冷却水流出口と前記冷却装置の冷却水流入口を繋ぐ第2の流路と、前記冷却装置から供給された冷却水を前記冷却コイルの冷却水流入口に導入する第3の流路と、前記冷却コイルの冷却水流出口と前記第2の流路を繋ぐ第4の流路と、を備えているものである。
本発明に係わるオゾン水製造装置は、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、冷却水を供給する冷却装置と、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、オゾンを発生するオゾン発生装置と、オゾン水流出口とオゾン水流入口を有し、前記オゾン発生装置で発生したオゾンが導入されるオゾン溶解装置と、冷却水流出口、冷却水流入口、オゾン水流出口、およびオゾン水流入口を有する熱交換器と、前記冷却装置の冷却水流出口と前記オゾン発生装置の冷却水流入口を繋ぐ第1の流路と、前記オゾン発生装置の冷却水流出口と前記冷却装置の冷却水流入口を繋ぐ第2の流路と、前記熱交換器のオゾン水流出口と前記オゾン溶解装置のオゾン水流入口を繋ぐ第3の流路と、前記オゾン溶解装置のオゾン水流出口と前記熱交換器のオゾン水流入口を繋ぐ第4の流路と、前記冷却装置から供給された冷却水を前記熱交換器の冷却水流入口に導入する第5の流路と、前記熱交換器の冷却水流出口と前記第2の流路を繋ぐ第6の流路と、を備えていることにより、コストの増大を抑制しつつ、高濃度のオゾン水を製造することが可能となる。
また、本発明に係わるオゾン水製造装置は、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、冷却水を供給する冷却装置と、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、オゾンを発生するオゾン発生装置と、冷却水流入口と冷却水流出口とを有する冷却コイルが内部に配設され、前記オゾン発生装置で発生したオゾンが導入されるオゾン溶解装置と、前記冷却装置の冷却水流出口と前記オゾン発生装置の冷却水流入口を繋ぐ第1の流路と、前記オゾン発生装置の冷却水流出口と前記冷却装置の冷却水流入口を繋ぐ第2の流路と、前記冷却装置から供給された冷却水を前記冷却コイルの冷却水流入口に導入する第3の流路と、前記冷却コイルの冷却水流出口と前記第2の流路を繋ぐ第4の流路と、を備えていることにより、コストの増大を抑制しつつ、高濃度のオゾン水を製造することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係わる、オゾン水製造装置の全体構成を示している模式図である。 本発明の実施の形態1に係わる、オゾン発生装置の構成を示している詳細図である。 本発明の実施の形態1に係わる、冷却装置の構成を示している詳細図である。 本発明の実施の形態1に係わる、オゾン溶解装置の構成を示している詳細図である。 本発明の実施の形態1に係わる、熱交換器の構成を示している詳細図である。 本発明の実施の形態2に係わる、オゾン水製造装置の全体構成を示している模式図である。 本発明の実施の形態2に係わる、冷却装置の構成を示している詳細図である。 本発明の実施の形態3に係わる、オゾン水製造装置の全体構成を示している模式図である。 本発明の実施の形態3に係わる、オゾン溶解装置の構成を示している詳細図である。 本発明の実施の形態3に係わる、冷却装置の構成を示している詳細図である。 本発明の実施の形態4に係わる、オゾン水製造装置の全体構成を示している模式図である。 本発明の実施の形態4に係わる、冷却装置の構成を示している詳細図である。
本発明の実施の形態に係わるオゾン水製造装置について、図を参照しながら以下に説明する。なお、各図において、同一または同様の構成部分については同じ符号を付しており、対応する各構成部のサイズや縮尺はそれぞれ独立している。例えば構成の一部を変更した断面図の間で、変更されていない同一構成部分を図示する際に、同一構成部分のサイズや縮尺が異なっている場合もある。また、オゾン水製造装置は、実際にはさらに複数の部材を備えているが、説明を簡単にするため、説明に必要な部分のみを記載し、他の部分については省略している。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態に係わるオゾン水製造装置を、図に基づいて説明する。図1は、実施の形態1に係わるオゾン水製造装置の実施例を示すものである。本実施の形態において、オゾン水製造装置100は、オゾン発生装置1と、冷却装置2と、オゾン溶解装置3と、熱交換器4と、冷却水ポンプ6と、オゾン溶解装置冷却ポンプ7と、冷却水切り換え弁12と、冷却水切り換え弁13と、制御装置11となどで構成されている。膜処理装置21は、水処理用膜を備えている。オゾン発生装置1で発生したオゾンは、オゾンガス流路Gを通って、オゾン溶解装置3に供給される。
膜処理装置21は、膜ろ過水流路Fによってオゾン溶解装置3と接続されている。膜ろ過水は、膜ろ過水流路Fを通過して、オゾン溶解装置3に流入する。オゾン溶解装置3で製造されたオゾン水10は、オゾン水供給流路Eを通して、膜処理装置21に供給される。オゾン水10は、膜処理装置21の水処理用膜を洗浄するのに用いられる。冷却装置2は、オゾン発生装置1を冷却するために、冷却水流路A(第1の流路)と冷却水流路B(第2の流路)とが接続されている。
冷却水流路A(第1の流路)は、冷却装置2の冷却水流出口とオゾン発生装置1の冷却水流入口を繋いでいる。冷却水流路B(第2の流路)は、オゾン発生装置1の冷却水流出口と冷却装置2の冷却水流入口を繋いでいる。冷却水流路A(第1の流路)と冷却水流路B(第2の流路)を流れる冷却水は、冷却水流路B(第2の流路)の途中に設けられている冷却水ポンプ6(第1のポンプ)により循環している。制御装置11は、冷却水ポンプ6と、オゾン溶解装置冷却ポンプ7と、冷却水切り換え弁12と、冷却水切り換え弁13と、を制御することができる。
また、オゾン溶解装置3の内部のオゾン水やオゾンを溶解させる水を冷却するために、熱交換器4を介して、冷却水流路Cの冷却水で、オゾン溶解装置冷却流路Dのオゾン水を冷却する。この時、冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)と冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)とを操作し、冷却装置2から熱交換器4に冷却水を供給する。オゾン溶解装置冷却流路Dは、熱交換器4のオゾン水流出口とオゾン溶解装置3のオゾン水流入口を繋ぐオゾン溶解装置冷却流路D1(第3の流路)と、オゾン溶解装置3のオゾン水流出口と熱交換器4のオゾン水流入口を繋ぐオゾン溶解装置冷却流路D2(第4の流路)と、などから構成されている。冷却水流路Cは、冷却装置2から供給された冷却水を熱交換器4の冷却水流入口に導入する冷却水流路C1(第5の流路)と、熱交換器4の冷却水流出口と第2の流路を繋ぐ冷却水流路C2(第6の流路)と、などから構成されている。
オゾン溶解装置冷却ポンプ7(第2のポンプ)は、オゾン溶解装置冷却流路D2(第4の流路)の途中に設けられているが、オゾン溶解装置冷却流路D1(第3の流路)の途中に設けられていてもよい。オゾン溶解装置3、冷却水流路A、冷却水流路B、冷却水流路C、オゾン溶解装置冷却流路D、及びオゾン水供給流路Eは、水温を維持するため、保温されていることが望ましい。なお、制御装置11を収納する制御盤に、特に制約はない。一例として、制御装置11を収納する制御盤を、オゾン発生装置に付属している制御盤に収納する場合がある。冷却水流路Cは、冷却装置2の出口冷却水をオゾン溶解装置3の内部のオゾン水の冷却に利用するために設けられている。
図2は、オゾン発生装置の構成を示している詳細図である。オゾン発生装置1は、冷却水流出口1aと冷却水流入口1bと、オゾンガス排出口1cを有する。オゾン発生装置1と冷却装置2は、冷却水流路Bと冷却水流路Aで接続されている。冷却装置2から供給される冷却水は、オゾン発生装置1の冷却水流入口1bに流入し、オゾン発生装置1で発生した熱を吸収する。冷却水は、その後、オゾン発生装置1の冷却水流出口1aから流出する。オゾン発生装置1で発生したオゾンは、オゾンガス排出口1cからオゾンガス流路Gを通って、オゾン溶解装置3に供給される。
図3は、冷却装置の構成を示している詳細図である。冷却装置2は、冷却水流出口2aと冷却水流入口2bを有する。オゾン発生装置1と冷却装置2は、冷却水流路Bと冷却水流路Aで接続されている。冷却装置2で生成された冷却水は、冷却装置2の冷却水流出口2aから流出し、オゾン発生装置1に供給される。その後、冷却水は、オゾン発生装置1から、冷却装置2の冷却水流入口2bに流入(還流)する。冷却水ポンプ6(第1のポンプ)は、上流側口6aと、下流側口6bを有する。冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)は、上流側口13aと、下流側口13bを有する。冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)は、上流側口12aと、下流側口12bを有する。
冷却水流路A(第1の流路)は、冷却装置2の冷却水流出口2aとオゾン発生装置1の冷却水流入口1bを繋いでいる。冷却水流路B(第2の流路)は、オゾン発生装置1の冷却水流出口1aと冷却装置2の冷却水流入口2bを繋いでいる。冷却水流路C1(第5の流路)は、冷却装置2の冷却水流出口2a(または冷却水切り換え弁13の上流側口13a)と熱交換器4の冷却水流入口4aを繋いでいる(図5を参照)。冷却水流路C2(第6の流路)は、熱交換器4の冷却水流出口4bと冷却水流路B(またはオゾン発生装置1の冷却水流入口1bあるいは冷却水ポンプ6の上流側口6a)を繋いでいる(図5を参照)。
図4は、オゾン溶解装置の構成を示している詳細図である。オゾン溶解装置3は、オゾン水流出口3aとオゾン水流入口3bとオゾンガス流入口3cを有する。オゾン発生装置1とオゾン溶解装置3は、オゾンガス流路Gで接続されている。熱交換器4を通過したオゾン水10は、オゾン水流入口3bからオゾン溶解装置3に流入し、オゾン水流出口3aからオゾン溶解装置3を流出する。オゾン溶解装置3には、オゾン発生装置1で発生したオゾンが、オゾンガス排出口1cからオゾンガス流路Gを通って、供給される。
オゾン溶解装置3では、膜処理装置21で使用される高濃度のオゾン水10が生成されている。オゾン溶解装置冷却流路D1(第3の流路)は、熱交換器4のオゾン水流出口4dとオゾン溶解装置3のオゾン水流入口3bを繋いでいる(図5を参照)。オゾン溶解装置冷却流路D2(第4の流路)は、オゾン溶解装置3のオゾン水流出口3aと熱交換器4のオゾン水流入口4cを繋いでいる(図5を参照)。
図5は、熱交換器の構成を示している詳細図である。熱交換器4は、冷却水流入口4aと、冷却水流出口4bと、オゾン水流入口4cと、オゾン水流出口4dとを有する。熱交換器4には、低温側の冷却水流路Cの冷却水が流入し、高温側のオゾン溶解装置冷却流路Dのオゾン水を冷却する。冷却装置2から供給される冷却水は、熱交換器4の冷却水流入口4aから流入し、熱交換器4の冷却水流出口4bから流出する。オゾン溶解装置3を通過したオゾン水10は、熱交換器4のオゾン水流入口4cから流入し、冷却水と熱交換されて、熱交換器4のオゾン水流出口4dから流出する。
次に、図に示したこの発明の本実施の形態によるオゾン水製造装置100の動作について説明する。まず、膜処理装置21より、膜ろ過水(オゾン水)をオゾン溶解装置3に供給し、オゾン溶解装置3には規定量の膜ろ過水(オゾン水)を確保しておく。オゾン水洗浄のタイミングになると、まず、冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)を開け、さらに、冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)を閉じて、熱交換器4に冷却水が流れる流路を確保する。
次に、冷却水ポンプ6(第1のポンプ)とオゾン溶解装置冷却ポンプ7(第2のポンプ)を運転させる。冷却水ポンプ6(第1のポンプ)は冷却水を、オゾン溶解装置冷却ポンプ7(第2のポンプ)は膜ろ過水(オゾン水10)を循環する。冷却装置2で冷却した冷却水で、熱交換器4を介して、膜ろ過水(オゾン水10)を冷却する。
膜ろ過水の温度が、規定温度以下になれば、冷却水切り換え弁13を開け、さらに、冷却水切り換え弁12を閉じる。オゾン発生装置1に冷却水が流れる流路が確保される。次に、オゾン発生装置1を運転し、オゾンを発生すると共に、オゾン発生で生成する熱を除去するため、オゾン発生装置1に、冷却装置2から冷却水を供給する。発生したオゾンガスは、オゾンガス流路Gを通して、オゾン溶解装置3に供給される。オゾン溶解装置3では、オゾンガスと冷却された膜ろ過水が効率よく混合され、高濃度オゾン水が製造される。製造された高濃度オゾン水は、オゾン水供給流路Eを介して、膜処理装置21に、膜の洗浄水として供給される。これらの制御は、制御装置11で実現する。
以上のように、本実施の形態にかかわるオゾン水製造装置では、もともとオゾン発生装置1の冷却用に必要な冷却装置2が、オゾン溶解装置3の膜ろ過水の冷却用にも流用できるため、単独でオゾン溶解装置用の冷却装置を設けるよりも経済的な装置とすることができる。また、オゾン溶解装置3の膜ろ過水の水温を下げることで、水温が低いほどオゾン水濃度を高くすることができる。オゾン水の濃度が高いほど、洗浄水の水量を少なくすることができる。しかも、洗浄水の水量が少ないほど、洗浄時間も短くすることができる。そのため、高濃度オゾン水を製造することで、洗浄水量の低減、及び洗浄時間の短縮が可能となる。その結果、効率的に膜処理装置21の膜を洗浄することができる。
また、水処理用膜の洗浄用に高濃度オゾン水を使用している。高濃度オゾン水は、オゾン水、またはオゾンを溶解させる水を冷却することによって製造することができる。このオゾン水やオゾンを溶解させる水を冷却する冷却装置は、オゾン発生装置も冷却できる。そのため、コスト増大を抑制しつつ高濃度オゾン水を製造することを可能とする。このオゾン水製造装置は、オゾンを発生するオゾン発生装置と、水にオゾンを溶解させるオゾン溶解装置と、オゾン発生装置の冷却用とオゾン水やオゾンを溶解させる水の冷却用に冷却水を製造する冷却装置と、オゾン溶解装置の外部でオゾン水、またはオゾンを溶解させる水と冷却水で熱交換を行う熱交換器と、これらを接続する流路を切り替えるための自動弁、及びこれらを制御する制御装置を備えている。
すなわち、本実施の形態に係わるオゾン水製造装置は、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、冷却水を供給する冷却装置と、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、オゾンを発生するオゾン発生装置と、オゾン水流出口とオゾン水流入口を有し、前記オゾン発生装置で発生したオゾンが導入されるオゾン溶解装置と、冷却水流出口、冷却水流入口、オゾン水流出口、およびオゾン水流入口を有する熱交換器と、前記冷却装置の冷却水流出口と前記オゾン発生装置の冷却水流入口を繋ぐ第1の流路と、前記オゾン発生装置の冷却水流出口と前記冷却装置の冷却水流入口を繋ぐ第2の流路と、前記熱交換器のオゾン水流出口と前記オゾン溶解装置のオゾン水流入口を繋ぐ第3の流路と、前記オゾン溶解装置のオゾン水流出口と前記熱交換器のオゾン水流入口を繋ぐ第4の流路と、前記冷却装置から供給された冷却水を前記熱交換器の冷却水流入口に導入する第5の流路と、前記熱交換器の冷却水流出口と前記第2の流路を繋ぐ第6の流路と、を備えているものである。
また、本実施の形態に係わるオゾン水製造装置は、前記第1の流路に設けられている第1の切り換え弁と、前記第5の流路に設けられている第2の切り換え弁と、をさらに備えていて、前記第5の流路は、前記第1の切り換え弁の上流側口と前記熱交換器の冷却水流入口を繋いでいることを特徴とするものである。また、本実施の形態に係わるオゾン水製造装置は、前記第2の流路に設けられている第1のポンプと、前記第3の流路または前記第4の流路に設けられている第2のポンプと、をさらに備えているものである。
実施の形態2.
実施の形態1では、オゾン発生装置1の冷却とオゾン溶解装置3の内部水の冷却を分けて運転していた。本実施の形態においては、まず、冷却水切り換え弁13を閉じ、冷却水切り換え弁12を開け、オゾン発生装置1と熱交換器4を直列に冷却水が流れる流路を確保する。そのあと、冷却装置2で冷却された冷却水で、オゾン発生装置1を冷却し、その冷却水で更にオゾン溶解装置3の水を、熱交換器4を介して冷却する。
図6は、実施の形態3に係わるオゾン水製造装置の実施例を示すものである。本実施の形態において、オゾン水製造装置100は、オゾン発生装置1と、冷却装置2と、オゾン溶解装置3と、熱交換器4と、冷却水ポンプ6と、オゾン溶解装置冷却ポンプ7と、冷却水切り換え弁12と、冷却水切り換え弁13と、制御装置11となどで構成されている。膜処理装置21は、水処理用膜を備えている。オゾン発生装置1で発生したオゾンは、オゾンガス流路Gを通って、オゾン溶解装置3に供給される。
膜処理装置21は、膜ろ過水流路Fによってオゾン溶解装置3と接続されている。膜ろ過水は、膜ろ過水流路Fを通過して、オゾン溶解装置3に流入する。オゾン溶解装置3で製造されたオゾン水10は、オゾン水供給流路Eを通して、膜処理装置21に供給される。オゾン水10は、膜処理装置21の水処理用膜を洗浄するのに用いられる。冷却装置2は、オゾン発生装置1を冷却するために、冷却水流路A(第1の流路)と冷却水流路B(第2の流路)とが接続されている。
冷却水流路A(第1の流路)は、冷却装置2の冷却水流出口とオゾン発生装置1の冷却水流入口を繋いでいる。冷却水流路B(第2の流路)は、オゾン発生装置1の冷却水流出口と冷却装置2の冷却水流入口を繋いでいる。冷却水流路A(第1の流路)と冷却水流路B(第2の流路)を流れる冷却水は、冷却水流路B(第2の流路)の途中に設けられている冷却水ポンプ6(第1のポンプ)により循環している。制御装置11は、冷却水ポンプ6と、オゾン溶解装置冷却ポンプ7と、冷却水切り換え弁12と、冷却水切り換え弁13と、を制御することができる。
また、オゾン溶解装置3の内部のオゾン水やオゾンを溶解させる水を冷却するために、熱交換器4を介して、冷却水流路Cの冷却水で、オゾン溶解装置冷却流路Dのオゾン水を冷却する。この時、冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)と冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)とを操作し、冷却装置2から熱交換器4に冷却水を供給する。オゾン溶解装置冷却流路Dは、熱交換器4のオゾン水流出口とオゾン溶解装置3のオゾン水流入口を繋ぐオゾン溶解装置冷却流路D1(第3の流路)と、オゾン溶解装置3のオゾン水流出口と熱交換器4のオゾン水流入口を繋ぐオゾン溶解装置冷却流路D2(第4の流路)と、などから構成されている。冷却水流路Cは、冷却装置2から供給された冷却水を熱交換器4の冷却水流入口に導入する冷却水流路C1(第5の流路)と、熱交換器4の冷却水流出口と第2の流路を繋ぐ冷却水流路C2(第6の流路)と、などから構成されている。
オゾン溶解装置冷却ポンプ7(第2のポンプ)は、オゾン溶解装置冷却流路D2(第4の流路)の途中に設けられているが、オゾン溶解装置冷却流路D1(第3の流路)の途中に設けられていてもよい。オゾン溶解装置3、冷却水流路A、冷却水流路B、冷却水流路C、オゾン溶解装置冷却流路D、及びオゾン水供給流路Eは、水温を維持するため、保温されていることが望ましい。なお、制御装置11を収納する制御盤に、特に制約はない。一例として、制御装置11を収納する制御盤を、オゾン発生装置に付属している制御盤に収納する場合がある。冷却水流路Cは、オゾン発生装置1の出口冷却水をオゾン溶解装置3の内部のオゾン水の冷却に利用するために設けられている。
図7は、冷却装置の構成を示している詳細図である。冷却装置2は、冷却水流出口2aと冷却水流入口2bを有する。オゾン発生装置1と冷却装置2は、冷却水流路Bと冷却水流路Aで接続されている。冷却装置2で生成された冷却水は、冷却装置2の冷却水流出口2aから流出し、オゾン発生装置1に供給される。その後、冷却水は、オゾン発生装置1から、冷却装置2の冷却水流入口2bに流入(還流)する。冷却水ポンプ6(第1のポンプ)は、上流側口6aと、下流側口6bを有する。冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)は、上流側口13aと、下流側口13bを有する。冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)は、上流側口12aと、下流側口12bを有する。
冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)は、冷却水流路B(第2の流路)の途中に、しかも、冷却水ポンプ6(第1のポンプ)よりも上流側に設けられている。冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)は、冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)の上流側口13aと熱交換器4の冷却水流入口4aを繋ぐ冷却水流路C3(第5の流路)の途中に設けられている。冷却水流路C4(第6の流路)は、熱交換器4の冷却水流出口4bと冷却水ポンプ6の上流側口6a(または冷却水切り換え弁13の下流側口13b)を繋いでいる。
次に、図に示したこの発明の本実施の形態によるオゾン水製造装置100の動作について説明する。まず、膜処理装置21より、膜ろ過水(オゾン水)をオゾン溶解装置3に供給し、オゾン溶解装置3には規定量の膜ろ過水(オゾン水)を確保しておく。オゾン水洗浄のタイミングになると、まず、冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)を開け、さらに、冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)を閉じて、熱交換器4に冷却水が流れる流路を確保する。
次に、冷却水ポンプ6(第1のポンプ)とオゾン溶解装置冷却ポンプ7(第2のポンプ)を運転させる。冷却水ポンプ6(第1のポンプ)は冷却水を、オゾン溶解装置冷却ポンプ7(第2のポンプ)は膜ろ過水(オゾン水)を循環する。冷却水は、冷却水流路A、オゾン発生装置1、冷却水流路B、を経由して、冷却水切り換え弁13の上流側口13aに到達する。さらに、冷却水は、冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)と、熱交換器4と、冷却水流路Cとを、経由して、冷却水流路Bに復流する。冷却装置2で冷却した冷却水で、熱交換器4を介して、膜ろ過水(オゾン水)を冷却する。
膜ろ過水の温度が、規定温度以下になれば、冷却水切り換え弁13を開け、冷却水切り換え弁12を閉じる。オゾン発生装置1に冷却水が流れる流路が確保される。次に、オゾン発生装置1を運転し、オゾンを発生すると共に、オゾン発生で生成する熱を除去するため、オゾン発生装置1に、冷却装置2から冷却水を供給する。発生したオゾンガスは、オゾンガス流路Gを通して、オゾン溶解装置3に供給される。オゾン溶解装置3では、オゾンガスと冷却された膜ろ過水が効率よく混合され、高濃度オゾン水が製造される。製造された高濃度オゾン水は、オゾン水供給流路Eを介して、膜処理装置21に、膜の洗浄水として供給される。これらの制御は制御装置11で実現する。
本実施の形態では、オゾン発生装置1が運転されると、オゾン溶解装置3でオゾン水の製造が行われる。本実施の形態により、オゾン溶解装置3でのオゾン水の製造と、オゾン溶解装置の内部でのオゾン水の冷却を同時に行うことができる。各々単独で冷却を実施していた、実施の形態1よりも、冷却工程を短縮することができ、更にオゾン発生装置1の出口冷却水をオゾン溶解装置3の内部のオゾン水の冷却に利用するので、冷却水の有効利用が可能となる。
すなわち、本実施の形態に係わるオゾン水製造装置は、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、冷却水を供給する冷却装置と、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、オゾンを発生するオゾン発生装置と、オゾン水流出口とオゾン水流入口を有し、前記オゾン発生装置で発生したオゾンが導入されるオゾン溶解装置と、冷却水流出口、冷却水流入口、オゾン水流出口、およびオゾン水流入口を有する熱交換器と、前記冷却装置の冷却水流出口と前記オゾン発生装置の冷却水流入口を繋ぐ第1の流路と、前記オゾン発生装置の冷却水流出口と前記冷却装置の冷却水流入口を繋ぐ第2の流路と、前記熱交換器のオゾン水流出口と前記オゾン溶解装置のオゾン水流入口を繋ぐ第3の流路と、前記オゾン溶解装置のオゾン水流出口と前記熱交換器のオゾン水流入口を繋ぐ第4の流路と、前記冷却装置から供給された冷却水を前記熱交換器の冷却水流入口に導入する第5の流路と、前記熱交換器の冷却水流出口と前記第2の流路を繋ぐ第6の流路と、を備えているものである。
また、本実施の形態に係わるオゾン水製造装置は、前記第2の流路に設けられている第1の切り換え弁と、前記第5の流路に設けられている第2の切り換え弁と、をさらに備えていて、前記第5の流路は、前記第1の切り換え弁の上流側口と前記熱交換器の冷却水流入口を繋いでいることを特徴とするものである。また、本実施の形態に係わるオゾン水製造装置は、前記第2の流路に設けられている第1のポンプと、前記第3の流路または前記第4の流路に設けられている第2のポンプと、をさらに備えているものである。
実施の形態3.
実施の形態1では、熱交換器4を介してオゾン溶解装置3の膜ろ過水を冷却する場合について述べた。本実施の形態においては、オゾン溶解装置3の内部に冷却コイル5を設けて、膜ろ過水を冷却する場合の実施例を示すものである。本実施の形態においては、実施の形態1のオゾン溶解装置冷却ポンプ7が不要となる。直接、オゾン溶解装置3の内部で膜ろ過水を、冷却コイル5を介して冷却することができるので、実施の形態1よりもシンプルな装置構成とすることができる。なお、オゾン溶解装置3は、冷却コイル5の清掃等を考慮して設計する必要がある。
図8は、実施の形態3に係わるオゾン水製造装置の実施例を示すものである。本実施の形態において、オゾン水製造装置100は、オゾン発生装置1と、冷却装置2と、オゾン溶解装置3と、冷却コイル5と、冷却水ポンプ6と、冷却水切り換え弁12と、冷却水切り換え弁13と、制御装置11となどで構成されている。膜処理装置21は、水処理用膜を備えている。オゾン発生装置1で発生したオゾンは、オゾンガス流路Gを通って、オゾン溶解装置3に供給される。
膜処理装置21は、膜ろ過水流路Fによってオゾン溶解装置3と接続されている。膜ろ過水は、膜ろ過水流路Fを通過して、オゾン溶解装置3に流入する。オゾン溶解装置3で製造されたオゾン水10は、オゾン水供給流路Eを通して、膜処理装置21に供給される。オゾン水10は、膜処理装置21の水処理用膜を洗浄するのに用いられる。冷却装置2は、オゾン発生装置1を冷却するために、冷却水流路A(第1の流路)と冷却水流路B(第2の流路)とが接続されている。冷却水流入路H(第3の流路)は、冷却装置2から供給された冷却水を冷却コイル5の冷却水流入口に導入する。冷却水還流路I(第4の流路)は、冷却コイル5の冷却水流出口と冷却水流路B(第2の流路)を繋いでいる。
冷却水流路A(第1の流路)は、冷却装置2の冷却水流出口とオゾン発生装置1の冷却水流入口を繋いでいる。冷却水流路B(第2の流路)は、オゾン発生装置1の冷却水流出口と冷却装置2の冷却水流入口を繋いでいる。冷却水流路A(第1の流路)と冷却水流路B(第2の流路)を流れる冷却水は、冷却水流路B(第2の流路)の途中に設けられている冷却水ポンプ6(第1のポンプ)により循環している。制御装置11は、冷却水ポンプ6と、冷却水切り換え弁12と、冷却水切り換え弁13と、を制御することができる。
また、オゾン溶解装置3の内部のオゾン水やオゾンを溶解させる水を冷却するために、オゾン溶解装置3の内部に冷却コイル5が装着されている。冷却コイル5には、冷却水流入路Hと冷却水還流路Iとが接続されていて、冷却水が流入する。この時、冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)と冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)を操作し、冷却装置2から冷却コイル5に冷却水を供給する。
オゾン溶解装置3、冷却水流路A、冷却水流路B、冷却水流入路H、冷却水還流路I、及びオゾン水供給流路Eは、水温を維持するため、保温されていることが望ましい。なお、制御装置11を収納する制御盤に、特に制約はない。一例として、制御装置11を収納する制御盤を、オゾン発生装置内に付属している制御盤に収納する場合がある。冷却水ポンプ6(第1のポンプ)は、冷却水流路A(第1の流路)に設けられていてもよい。
図9は、オゾン溶解装置3の構成を示している詳細図である。オゾン溶解装置3は、冷却水流出口3dと冷却水流入口3eとオゾンガス流入口3cと冷却コイル5を有する。冷却コイル5は、冷却水流入口5aと冷却水流出口5bを有しており、オゾン溶解装置3の内部に配設されている。オゾン発生装置1とオゾン溶解装置3は、オゾンガス流路Gで接続されている。冷却コイル5は、オゾン水10に浸漬されている。冷却水は、冷却水流入路Hを経由して、冷却コイル5に流入する。さらに、冷却水は、冷却水還流路Iを経由して、冷却水流路Bに復流する。
オゾン溶解装置3の冷却水流入口3eは、冷却コイル5の冷却水流入口5aと接続されている。冷却コイル5の冷却水流出口5bは、オゾン溶解装置3の冷却水流出口3dと接続されている。冷却水切り換え弁12を通過した冷却水は、冷却水流入口3eからオゾン溶解装置3に流入し、オゾン溶解装置3を冷却水流出口3dから流出する。オゾン発生装置1で発生したオゾンは、オゾンガス排出口1cからオゾンガス流路Gを通って、オゾン溶解装置3に供給される。
図10は、冷却装置の構成を示している詳細図である。冷却装置2は、冷却水流出口2aと冷却水流入口2bを有する。オゾン発生装置1と冷却装置2は、冷却水流路Bと冷却水流路Aで接続されている。冷却装置2で生成された冷却水は、冷却装置2の冷却水流出口2aから流出し、オゾン発生装置1に供給される。その後、冷却水は、オゾン発生装置1から、冷却装置2の冷却水流入口2bに流入(還流)する。冷却水ポンプ6は、上流側口6aと、下流側口6bを有する。冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)は、上流側口13aと、下流側口13bを有する。冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)は、上流側口12aと、下流側口12bを有する。
冷却水流路A(第1の流路)は、冷却装置2の冷却水流出口2aとオゾン発生装置1の冷却水流入口1bを繋いでいる。冷却水流路B(第2の流路)は、オゾン発生装置1の冷却水流出口1aと冷却装置2の冷却水流入口2bを繋いでいる。冷却水流入路H(第3の流路)は、冷却水流路A(冷却装置2の冷却水流出口2aまたは冷却水切り換え弁13の上流側口13a)と冷却コイル5の冷却水流入口5aを繋いでいる。冷却水還流路I(第4の流路)は、冷却コイル5の冷却水流出口5bと冷却水流路B(オゾン発生装置1の冷却水流出口1aあるいは冷却水ポンプ6の上流側口6a)を繋いでいる。冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)は、冷却水流路A(第1の流路)の途中に設けられている。冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)は、冷却水流入路H(第3の流路)の途中に設けられている。
次に、図に示したこの発明の本実施の形態によるオゾン水製造装置100の動作について説明する。まず、膜処理装置21より、膜ろ過水(オゾン水)をオゾン溶解装置3に供給し、オゾン溶解装置3には規定量の膜ろ過水(オゾン水)を確保しておく。オゾン水洗浄のタイミングになると、まず、冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)を閉じ、さらに、冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)を開けて、オゾン溶解装置3に冷却水が流れる流路を確保する。
次に、冷却水ポンプ6を運転させる。冷却水ポンプ6は、冷却水を循環する。冷却水は、冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)と、冷却水流入路Hと、冷却コイル5と、冷却水還流路Iとを、経由して、冷却水流路Bに復流する。冷却装置2で冷却した冷却水で、冷却コイル5を介して、オゾン溶解装置3に存在する膜ろ過水(オゾン水10)を冷却する。
膜ろ過水の温度が、規定温度以下になれば、冷却水切り換え弁13を開け、さらに、冷却水切り換え弁12を閉じる。オゾン発生装置1に冷却水が流れる流路が確保される。次に、オゾン発生装置1を運転し、オゾンを発生すると共に、オゾン発生で生成する熱を除去するため、オゾン発生装置1に、冷却装置2から冷却水を供給する。発生したオゾンガスは、オゾンガス流路Gを通して、オゾン溶解装置3に供給される。オゾン溶解装置3では、オゾンガスと冷却された膜ろ過水が効率よく混合され、高濃度オゾン水が製造される。製造された高濃度オゾン水は、オゾン水供給流路Eを介して、膜処理装置21に、膜の洗浄水として供給される。これらの制御は制御装置11で実現する。
以上のように、本実施の形態にかかわるオゾン水製造装置は、実施の形態1に係わるオゾン溶解装置の外部に設置された熱交換器の代わりに、オゾン溶解装置の内部に設置された冷却コイルで、オゾン溶解装置の内部のオゾン水やオゾンを溶解させる水と、直接、熱交換を行うものである。
すなわち、本実施の形態に係わるオゾン水製造装置は、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、冷却水を供給する冷却装置と、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、オゾンを発生するオゾン発生装置と、冷却水流入口と冷却水流出口とを有する冷却コイルが内部に配設され、前記オゾン発生装置で発生したオゾンが導入されるオゾン溶解装置と、前記冷却装置の冷却水流出口と前記オゾン発生装置の冷却水流入口を繋ぐ第1の流路と、前記オゾン発生装置の冷却水流出口と前記冷却装置の冷却水流入口を繋ぐ第2の流路と、前記冷却装置から供給された冷却水を前記冷却コイルの冷却水流入口に導入する第3の流路と、前記冷却コイルの冷却水流出口と前記第2の流路を繋ぐ第4の流路と、を備えているものである。
また、本実施の形態に係わるオゾン水製造装置は、前記第1の流路に設けられている第1の切り換え弁と、前記第3の流路に設けられている第2の切り換え弁と、をさらに備えていて、前記第3の流路は、前記第1の切り換え弁の上流側口と前記冷却コイルの冷却水流入口を繋いでいることを特徴とするものである。また、本実施の形態に係わるオゾン水製造装置は、前記第1の流路または前記第2の流路に設けられているポンプ、をさらに備えているものである。
実施の形態4.
実施の形態1では、熱交換器4を介してオゾン溶解装置3のオゾン水を冷却する場合について述べた。本実施の形態においては、オゾン溶解装置冷却ポンプ7が不要となる。直接、オゾン溶解装置3の内部でオゾン水を、冷却コイル5を介して冷却することができるので、実施の形態3よりもシンプルな装置構成とすることができる。なお、オゾン溶解装置3は冷却コイル5の清掃等を考慮して設計する必要がある。
図11は、実施の形態4に係わるオゾン水製造装置の実施例を示すものである。本実施の形態において、オゾン水製造装置100は、オゾン発生装置1と、冷却装置2と、オゾン溶解装置3と、熱交換器4と、冷却コイル5と、冷却水ポンプ6と、冷却水切り換え弁12と、冷却水切り換え弁13と、制御装置11となどで構成されている。膜処理装置21は、水処理用膜を備えている。オゾン発生装置1で発生したオゾンは、オゾンガス流路Gを通って、オゾン溶解装置3に供給される。
膜処理装置21は、膜ろ過水流路Fによってオゾン溶解装置3と接続されている。膜ろ過水は、膜ろ過水流路Fを通過して、オゾン溶解装置3に流入する。オゾン溶解装置3で製造されたオゾン水10は、オゾン水供給流路Eを通して、膜処理装置21に供給される。オゾン水10は、膜処理装置21の水処理用膜を洗浄するのに用いられる。冷却装置2は、オゾン発生装置1を冷却するために、冷却水流路A(第1の流路)と冷却水流路B(第2の流路)とが接続されている。冷却水流入路H(第3の流路)は、冷却装置2から供給された冷却水を冷却コイル5の冷却水流入口に導入する。冷却水還流路I(第4の流路)は、冷却コイル5の冷却水流出口と冷却水流路B(第2の流路)を繋いでいる。
冷却水流路A(第1の流路)は、冷却装置2の冷却水流出口とオゾン発生装置1の冷却水流入口を繋いでいる。冷却水流路B(第2の流路)は、オゾン発生装置1の冷却水流出口と冷却装置2の冷却水流入口を繋いでいる。冷却水流路A(第1の流路)と冷却水流路B(第2の流路)を流れる冷却水は、冷却水流路B(第2の流路)の途中に設けられている冷却水ポンプ6(第1のポンプ)により循環している。制御装置11は、冷却水ポンプ6と、冷却水切り換え弁12と、冷却水切り換え弁13と、を制御することができる。
また、オゾン溶解装置3の内部のオゾン水やオゾンを溶解させる水を冷却するために、オゾン溶解装置3の内部に冷却コイル5が装着されている。冷却コイル5には、冷却水流入路Hと冷却水還流路Iとが接続されていて、冷却水が流入する。この時、冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)と冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)を操作し、冷却装置2から冷却コイル5に冷却水を供給する。
オゾン溶解装置3、冷却水流路A、冷却水流路B、冷却水流入路H、冷却水還流路I、及びオゾン水供給流路Eは、水温を維持するため、保温されていることが望ましい。なお、制御装置11を収納する制御盤に、特に制約はない。一例として、制御装置11を収納する制御盤を、オゾン発生装置内に付属している制御盤に収納する場合がある。冷却水ポンプ6(第1のポンプ)は、冷却水流路A(第1の流路)に設けられていてもよい。
図12は、冷却装置の構成を示している詳細図である。冷却装置2は、冷却水流出口2aと冷却水流入口2bを有する。オゾン発生装置1と冷却装置2は、冷却水流路Aと冷却水流路Bで接続されている。冷却装置2で生成された冷却水は、冷却装置2の冷却水流出口2aから流出し、オゾン発生装置1に供給される。その後、冷却水は、オゾン発生装置1から、冷却装置2の冷却水流入口2bに流入(還流)する。冷却水ポンプ6は、上流側口6aと、下流側口6bを有する。冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)は、上流側口13aと、下流側口13bを有する。冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)は、上流側口12aと、下流側口12bを有する。
冷却水流路A(第1の流路)は、冷却装置2の冷却水流出口2aとオゾン発生装置1の冷却水流入口1bを繋いでいる。冷却水流路B(第2の流路)は、オゾン発生装置1の冷却水流出口1aと冷却装置2の冷却水流入口2bを繋いでいる。冷却水流入路H(第3の流路)は、冷却水流路B(オゾン発生装置1の冷却水流出口1aまたは冷却水切り換え弁13の上流側口13a)と冷却コイル5の冷却水流入口5aを繋いでいる。冷却水還流路I(第4の流路)は、冷却コイル5の冷却水流出口5bと冷却水切り換え弁13の下流側口13b(または冷却水ポンプ6の上流側口6a)を繋いでいる。冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)は、冷却水流路B(第2の流路)の途中に設けられている。冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)は、冷却水流入路H(第5の流路)の途中に設けられている。
次に、図に示したこの発明の本実施の形態によるオゾン水製造装置100の動作について説明する。まず、膜処理装置21より、膜ろ過水(オゾン水)をオゾン溶解装置3に供給し、オゾン溶解装置3には規定量の膜ろ過水(オゾン水)を確保しておく。オゾン水洗浄のタイミングになると、まず、冷却水切り換え弁13(第1の切り換え弁)を閉じ、さらに、冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)を開けて、オゾン溶解装置3に冷却水が流れる流路を確保する。
次に、冷却水ポンプ6を運転させる。冷却水ポンプ6は、冷却水を循環する。冷却水は、冷却水流路A、オゾン発生装置1、冷却水流路B、を経由して、冷却水切り換え弁13の上流側口13aに到達する。さらに、冷却水は、冷却水切り換え弁12(第2の切り換え弁)と、冷却水流入路Hと、冷却コイル5と、冷却水還流路Iとを、経由して、冷却水流路Bに復流する。冷却装置2で冷却した冷却水で、冷却コイル5を介して、オゾン溶解装置3に存在する膜ろ過水(オゾン水)を冷却する。
膜ろ過水の温度が、規定温度以下になれば、冷却水切り換え弁13を開け、さらに、冷却水切り換え弁12を閉じる。オゾン発生装置1に冷却水が流れる流路が確保される。次に、オゾン発生装置1を運転し、オゾンを発生すると共に、オゾン発生で生成する熱を除去するため、オゾン発生装置1に、冷却装置2から冷却水を供給する。発生したオゾンガスは、オゾンガス流路Gを通して、オゾン溶解装置3に供給される。オゾン溶解装置3では、オゾンガスと冷却された膜ろ過水が効率よく混合され、高濃度オゾン水が製造される。製造された高濃度オゾン水は、オゾン水供給流路Eを介して、膜処理装置21に、膜の洗浄水として供給される。これらの制御は制御装置11で実現する。
以上のように、本実施の形態にかかわるオゾン水製造装置は、実施の形態1に係わるオゾン溶解装置の外部に設置された熱交換器の代わりに、オゾン溶解装置の内部に設置された冷却コイルで、オゾン溶解装置の内部のオゾン水やオゾンを溶解させる水と、直接、熱交換を行うものである。
すなわち、本実施の形態に係わるオゾン水製造装置は、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、冷却水を供給する冷却装置と、冷却水流出口と冷却水流入口を有し、オゾンを発生するオゾン発生装置と、冷却水流入口と冷却水流出口とを有する冷却コイルが内部に配設され、前記オゾン発生装置で発生したオゾンが導入されるオゾン溶解装置と、前記冷却装置の冷却水流出口と前記オゾン発生装置の冷却水流入口を繋ぐ第1の流路と、前記オゾン発生装置の冷却水流出口と前記冷却装置の冷却水流入口を繋ぐ第2の流路と、前記冷却装置から供給された冷却水を前記冷却コイルの冷却水流入口に導入する第3の流路と、前記冷却コイルの冷却水流出口と前記第2の流路を繋ぐ第4の流路と、を備えているものである。
また、本実施の形態に係わるオゾン水製造装置は、前記第2の流路に設けられている第1の切り換え弁と、前記第3の流路に設けられている第2の切り換え弁と、をさらに備えていて、前記第3の流路は、前記第1の切り換え弁の上流側口と前記冷却コイルの冷却水流入口を繋いでいることを特徴とするものである。また、本実施の形態に係わるオゾン水製造装置は、前記第1の流路または前記第2の流路に設けられているポンプ、をさらに備えているものである。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 オゾン発生装置、1a 冷却水流出口、1b 冷却水流入口、1c オゾンガス排出口、2 冷却装置、2a 冷却水流出口、2b 冷却水流入口、3 オゾン溶解装置、3a オゾン水流出口、3b オゾン水流入口、3c オゾンガス流入口、3d 冷却水流出口、3e 冷却水流入口、4 熱交換器、4a 冷却水流入口、4b 冷却水流出口、4c オゾン水流入口、4d オゾン水流出口、5 冷却コイル、5a 冷却水流入口、5b 冷却水流出口、6 冷却水ポンプ、6a 上流側口、6b 下流側口、7 オゾン溶解装置冷却ポンプ、A 冷却水流路、B 冷却水流路、C 冷却水流路、D オゾン溶解装置冷却流路、E オゾン水供給流路、F 膜ろ過水流路、G オゾンガス流路、H 冷却水流入路、I 冷却水還流路、10 オゾン水、11 制御装置、12 冷却水切り換え弁、12a 上流側口、12b 下流側口、13 冷却水切り換え弁、13a 上流側口、13b 下流側口、21 膜処理装置、C1 冷却水流路、C2 冷却水流路、C3 冷却水流路、C4 冷却水流路、D1 オゾン溶解装置冷却流路、D2 オゾン溶解装置冷却流路、100 オゾン水製造装置

Claims (8)

  1. 冷却水流出口と冷却水流入口を有し、冷却水を供給する冷却装置と、
    冷却水流出口と冷却水流入口を有し、オゾンを発生するオゾン発生装置と、
    オゾン水流出口とオゾン水流入口を有し、前記オゾン発生装置で発生したオゾンが導入されるオゾン溶解装置と、
    冷却水流出口、冷却水流入口、オゾン水流出口、およびオゾン水流入口を有する熱交換器と、
    前記冷却装置の冷却水流出口と前記オゾン発生装置の冷却水流入口を繋ぐ第1の流路と、
    前記オゾン発生装置の冷却水流出口と前記冷却装置の冷却水流入口を繋ぐ第2の流路と、
    前記熱交換器のオゾン水流出口と前記オゾン溶解装置のオゾン水流入口を繋ぐ第3の流路と、
    前記オゾン溶解装置のオゾン水流出口と前記熱交換器のオゾン水流入口を繋ぐ第4の流路と、
    前記冷却装置から供給された冷却水を前記熱交換器の冷却水流入口に導入する第5の流路と、
    前記熱交換器の冷却水流出口と前記第2の流路を繋ぐ第6の流路と、
    を備えているオゾン水製造装置。
  2. 前記第1の流路に設けられている第1の切り換え弁と、
    前記第5の流路に設けられている第2の切り換え弁と、をさらに備えていて、
    前記第5の流路は、前記第1の切り換え弁の上流側口と前記熱交換器の冷却水流入口を繋いでいることを特徴とする請求項1に記載のオゾン水製造装置。
  3. 前記第2の流路に設けられている第1の切り換え弁と、
    前記第5の流路に設けられている第2の切り換え弁と、をさらに備えていて、
    前記第5の流路は、前記第1の切り換え弁の上流側口と前記熱交換器の冷却水流入口を繋いでいることを特徴とする請求項1に記載のオゾン水製造装置。
  4. 前記第2の流路に設けられている第1のポンプと、
    前記第3の流路または前記第4の流路に設けられている第2のポンプと、をさらに備えていることを特徴とする請求項2または3に記載のオゾン水製造装置。
  5. 冷却水流出口と冷却水流入口を有し、冷却水を供給する冷却装置と、
    冷却水流出口と冷却水流入口を有し、オゾンを発生するオゾン発生装置と、
    冷却水流入口と冷却水流出口とを有する冷却コイルが内部に配設され、前記オゾン発生装置で発生したオゾンが導入されるオゾン溶解装置と、
    前記冷却装置の冷却水流出口と前記オゾン発生装置の冷却水流入口を繋ぐ第1の流路と、
    前記オゾン発生装置の冷却水流出口と前記冷却装置の冷却水流入口を繋ぐ第2の流路と、
    前記冷却装置から供給された冷却水を前記冷却コイルの冷却水流入口に導入する第3の流路と、
    前記冷却コイルの冷却水流出口と前記第2の流路を繋ぐ第4の流路と、
    を備えているオゾン水製造装置。
  6. 前記第1の流路に設けられている第1の切り換え弁と、
    前記第3の流路に設けられている第2の切り換え弁と、をさらに備えていて、
    前記第3の流路は、前記第1の切り換え弁の上流側口と前記冷却コイルの冷却水流入口を繋いでいることを特徴とする請求項5に記載のオゾン水製造装置。
  7. 前記第2の流路に設けられている第1の切り換え弁と、
    前記第3の流路に設けられている第2の切り換え弁と、をさらに備えていて、
    前記第3の流路は、前記第1の切り換え弁の上流側口と前記冷却コイルの冷却水流入口を繋いでいることを特徴とする請求項5に記載のオゾン水製造装置。
  8. 前記第1の流路または前記第2の流路に設けられているポンプ、をさらに備えていることを特徴とする請求項6または7に記載のオゾン水製造装置。
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