JP6727983B2 - 建築用形材の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建築用の形材同士を係合して取り付ける建築用形材の取付構造に関する。
従来、サッシの枠体の室内側に取り付けるサッシ用額材が知られている(特許文献1参照)。サッシ用額材は、サッシの枠体に取り付けられる形材である額部材を備えている。額部材は、その見込み方向に沿った内周板と、内周板に相対する外周板と、内周板と外周板の室内側間に連続する正面板とを備えている。
額部材の内周板には、額部材の見付け方向に延出した係合片部が形成されており、この係合片部は、前記見付け方向で対向する一対の係合爪部を有している。
サッシの枠体には、断面コ字形状であって両端に係合部を有する取付部材がネジ止めされており、額部材は、係合片部の一対の係合爪部が当該取付部材の係合部にスナップフィット式に係合する。これにより、額部材は、取付部材によってサッシの枠体に取り付けられる。
特許第3454194号公報
ところで、特許文献1に記載のサッシ用額材では、額部材の見付け方向で対向する一対の係合爪部が取付部材の係合部に係合するため、一対の係合爪部間の見付け方向間隔に対応した見付け寸法が額部材に必要となり、形材である額部材の見付け寸法を小さくすることが困難である。
また、一対の係合爪部と取付部材の係合部とを係合させる際には、これらを係合ラップ代分だけ撓ませる必要があり、額部材を取付部材に小さな力で簡単に係合させることが困難である。
本発明の目的は、形材の見付け寸法を小さくできるとともに、形材同士を小さな力で簡単に係合させることができる建築用形材の取付構造を提供することにある。
本発明の建築用形材の取付構造は、第一係合形材と、前記第一係合形材と係合する第二係合形材とによって構成され、前記第一係合形材は、第一係合片部と、前記第一係合片部に形成されているとともに先端に第一係合爪部を有した係合部と、前記係合部よりも前記第一係合片部の先端縁側に形成された第一係合鉤部と、前記係合部および前記第一係合鉤部間に位置して前記第一係合片部に形成された受け部とを有し、前記第二係合形材は、前記第一係合片部と対向して配置される第二係合片部と、前記第二係合片部に形成された第二係合爪部と、前記第二係合片部の前記第二係合爪部よりも基端縁側に形成された第二係合鉤部とを有し、前記係合部、前記第一係合鉤部および前記受け部は、前記第一係合片部の前記第二係合片部に対向する第一対向面に形成され、前記第一係合爪部は、前記第一係合鉤部および前記受け部よりも前記第一対向面から離間した位置に配置され、前記第二係合鉤部は、前記第二係合片部の前記第一係合片部に対向する第二対向面に形成され、前記第二係合爪部は、前記第二対向面とは反対側の面に形成され、前記第一係合鉤部は、前記第一対向面に対向する第一掛り面を有し、前記第二係合鉤部は、前記第二対向面に対向する第二掛り面を有し、前記第一掛り面および前記第二掛り面のうちの少なくとも一方の掛
り面は、前記第一対向面および前記第二対向面のうちの少なくとも一方の対向面との間に形成される溝部の幅寸法が当該溝部の底部に向かって小さくなるように、前記一方の対向面に対して傾斜され、前記第一係合形材および前記第二係合形材の係合状態で前記受け部よりも前記第二係合片部の先端縁側に位置する第一片部は、前記受け部よりも前記第二係合片部の先端縁が前記第一係合片部から離間して位置するように、前記受け部よりも前記第二係合片部の基端縁側の第二片部に対して傾斜して構成され、前記第一係合片部および前記第二係合片部の係合状態では、前記第一係合爪部および前記第二係合爪部は係合され、前記受け部は前記第二係合片部の第二対向面に当接され、かつ、前記第一係合鉤部および前記第二係合鉤部は係合されることを特徴とする。
本発明の建築用形材の取付構造によれば、第一係合片部と第二係合片部とが対向して配置され、第一係合爪部および第二係合爪部が係合し、受け部が第二係合片部に当接し、かつ、第一係合鉤部および第二係合鉤部が係合するので、第一係合片部および第二係合片部を、例えば建築物の開口枠の見込み方向に沿って配置することによって第一係合形材および第二係合形材の見付け寸法を小さくできる。
また、第一係合形材と第二係合形材とを係合させる場合には、先ず、第一係合爪部を第二係合爪部に押し当てるとともに、第一係合鉤部の先端を第二係合鉤部に形成される溝部に挿入する。このとき、第二係合片部の第二対向面は受け部に当接し、当接した受け部の先端を支点として、第一係合片部の先端縁が第二係合片部から離間し、かつ、第一係合片部の基端縁が第二係合片部に接近する方向の回動力が、第一係合形材に加わる。
ここで、第一掛り面および第二掛り面のうちの少なくとも一方の掛り面が前記溝部の幅寸法が底部に向かって小さくなるように傾斜されて構成されるので、第一係合鉤部の先端が第二係合鉤部に形成される溝部に挿入された状態でも、第一掛り面と第二掛り面との間にクリアランスをとれる。このため、第一係合形材に前記回動力が加えられた場合に、第一係合形材に前記クリアランスに対応した回動を生じさせて第一係合片部を第二係合片部に対して傾かせることができ、第一係合爪部と第二係合爪部とのラップ代を小さくできる。これにより、第一係合形材を第二係合形材に係合させる際に第二係合片部に加わる曲げ力を軽減でき、第一係合形材と第二係合形材とを小さな力で簡単に係合させることができる。
さらに、第一係合爪部および第二係合爪部の係合状態では、第一係合鉤部は、第二係合鉤部側の溝部の奥まで挿入され、これとともに第二係合鉤部は、第一係合鉤部側の溝部の奥まで挿入される。ここで、各溝部の幅寸法は溝部開口から底部に向かって小さくなるように第一掛り面および第二掛り面は傾斜して構成されるので、第一掛り面および第二掛り面間のクリアランスをなくすことができる。これにより、第一係合形材および第二係合形材の係合状態におけるガタをなくすことができる。
加えて、第二係合片部の長手方向に沿って第一係合形材を第二係合形材に差し込んで係合する場合に、第一係合片部が第二係合片部に対する接近側に位置誤差があっても、第一係合片部の第一係合鉤部の外面を第二係合片部の第一片部に当接させつつ第二係合片部の長手方向に沿って第一係合形材を移動させることで、前記位置誤差を補正でき、第一係合形材および第二係合形材を係合させることができる。
また、本発明の建築用形材の取付構造は第一係合形材と、前記第一係合形材と係合する第二係合形材とによって構成され、前記第一係合形材は、第一係合片部と、前記第一係合片部に形成されているとともに先端に第一係合爪部を有した係合部と、前記係合部よりも前記第一係合片部の先端縁側に形成された第一係合鉤部と、前記係合部および前記第一係合鉤部間に位置して前記第一係合片部に形成された受け部とを有し、前記第二係合形材は、前記第一係合片部と対向して配置される第二係合片部と、前記第二係合片部に形成された第二係合爪部と、前記第二係合片部の前記第二係合爪部よりも基端縁側に形成された第二係合鉤部とを有し、前記係合部、前記第一係合鉤部および前記受け部は、前記第一係合片部の前記第二係合片部に対向する第一対向面に形成され、前記第一係合爪部は、前記第一係合鉤部および前記受け部よりも前記第一対向面から離間した位置に配置され、前記第二係合鉤部は、前記第二係合片部の前記第一係合片部に対向する第二対向面に形成され、前記第二係合爪部は、前記第二対向面とは反対側の面に形成され、前記第一係合鉤部は、前記第一対向面に対向する第一掛り面を有し、前記第二係合鉤部は、前記第二対向面に対向する第二掛り面を有し、前記第一掛り面および前記第二掛り面のうちの少なくとも一方の掛り面は、前記第一対向面および前記第二対向面のうちの少なくとも一方の対向面との間に形成される溝部の幅寸法が当該溝部の底部に向かって小さくなるように、前記一方の対向面に対して傾斜され、前記第一係合片部および前記第二係合片部の係合状態では、前記第一係合爪部および前記第二係合爪部は係合され、前記受け部は前記第二係合片部の第二対向面に当接され、かつ、前記第一係合鉤部および前記第二係合鉤部は係合され、前記第一係合形材は額縁形材であり、前記第二係合形材はベース形材であり、前記ベース形材には、前記第二係合片部の基端縁に連続する結露受け片部と、前記結露受け片部に連続する取付片部とを有することを特徴とする。
この建築用形材の取付構造によれば、前述した作用効果のほか、建築物の開口枠などの室内側にベース形材の取付片部を取り付けることで、結露受けを後付けできる。
本発明の建築用形材の取付構造では、前記第二係合爪部は、前記第一係合爪部に係合する係合面と、前記係合面および前記第二係合片部の先端縁に連続する傾斜面とを有し、前記傾斜面は、前記係合面側よりも前記第二係合片部の先端縁側で前記第一係合片部に接近するように傾斜して構成されることが好ましい。
このような構成によれば、第二係合片部の長手方向に沿って第一係合形材を第二係合形材に差し込んで係合する場合に、第一係合片部が第二係合片部に対する離間側に位置誤差があっても、第一係合爪部を第二係合爪部の傾斜面に当接させつつ第二係合片部の長手方向に沿って第一係合形材を移動させることで、前記位置誤差を補正でき、第一係合形材および第二係合形材を係合させることができる。
本発明の建築用形材の取付構造では、前記第二係合片部には、前記第二対向面とは反対側の面から突出した突部が形成され、前記突部は、前記第一係合形材および前記第二係合形材の係合状態で、前記第一係合爪部に対して間隔を隔てて位置することが好ましい。
このような構成によれば、第一係合形材および第二係合形材の係合状態で、取外し工具を第一係合爪部および突部間に配置し、この取外し工具によって突部を第一係合爪部から第一係合片部の長手方向に沿って離間する方向に力を加えることで第一係合形材および第二係合形材の係合を解除して取り外すことができる。
例えば、マイナスドライバーを取外し工具とした場合、第一係合爪部および突部間にマイナスドライバーを差し込み、回転することで突部を第一係合爪部から離間する方向に力を加えて、第一係合形材および第二係合形材の係合を解除して取り外すことができる。
本発明によれば、形材の見付け寸法を小さくできるとともに、形材同士を小さな力で簡単に係合させることができる建築用形材の取付構造を提供できる。
本発明の実施形態に係る取付構造および開口枠を示す縦断面図。 前記実施形態に係る取付構造および開口枠を示す横断面図。 前記実施形態に係る取付構造の係合手順を示す説明図。 前記実施形態に係る取付構造の係合案内を示す説明図。 本発明の変形例に係る取付構造を示す説明図。
[本実施形態の構成]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1,2において、本実施形態に係る建築用形材の取付構造10(以下、取付構造10と略称)は、本実施形態では建築物の開口枠2にビス止めされるものである。開口枠2は、上枠3、下枠4および左右の縦枠5を枠組みして構成されている。
取付構造10は、第一係合形材としての額縁形材30と、第二係合形材としてのベース形材20とによって構成されている。額縁形材30は、上枠3、下枠4および左右の縦枠5のそれぞれに対応して装着されて額縁を形成している。なお、下枠4に装着される額縁形材30は膳板として構成される。
額縁形材30は、図3に示すように、断面略コ字状に形成された第一形材本体31と、第一形材本体31に連続して形成された第一係合片部32と、第一係合片部32に形成されているとともに先端に第一係合爪部322を有した係合部323と、係合部323よりも第一係合片部32の先端縁側に形成された第一係合鉤部324と、係合部323および第一係合鉤部324間に位置して第一係合片部32に形成された受け部325とを有している。係合部323、第一係合鉤部324および受け部325は、第一係合片部32の第二係合片部22に対向する第一対向面321に形成されている。
係合部323は、第一係合片部32の第一対向面321から延出した延出片部323Aと、延出片部323Aから第一係合片部32の先端縁側に折曲された折曲片部323Bとを有して鉤状に形成されている。第一係合爪部322は、折曲片部323Bの先端から第一対向面321側に突出して形成されている。第一係合爪部322は、第一係合鉤部324および受け部325よりも第一対向面321から離間した位置に配置されている。
第一係合鉤部324は、第一係合片部32の第一対向面321から延出した延出片部324Aと、延出片部324Aから第一係合片部32の先端縁に向かって折曲された掛り片部324Bとを有しており、延出片部324A、掛り片部324Bおよび第一係合片部32の先端縁によって溝部33を形成している。
掛り片部324Bのうち第一対向面321に対向して溝部33を形成している掛り面324Cは、溝部33の幅寸法が溝部開口から底部に向かって小さくなるように、第一対向面321に対して傾斜されている。このように掛り面324Cが傾斜しているので、掛り片部324Bは先細り形状となっている。
なお、第一係合鉤部324および受け部325の第一対向面321からの突出寸法は互いに等しい。
ベース形材20は、図3に示すように、第二形材本体21と、第二形材本体21に連続して形成された第二係合片部22と、第二係合片部22に形成された第二係合爪部223と、第二係合爪部223よりも第二係合片部22の基端側に形成された第二係合鉤部224と、第二係合爪部223に対して間隔を隔てて第二係合片部22に形成された突部225とを有している。
第二形材本体21は、本実施形態では開口枠2の見付け方向に沿った取付片部211によって構成されており、第二係合片部22の基端縁に連続している。この取付片部211は、開口枠2の各室内見付け片部にネジ止めされる。
第二係合片部22は、額縁形材30およびベース形材20の係合状態で第一係合片部32に対向して配置される。
第二係合鉤部224は、第二係合片部22の第一係合片部32に対向する第二対向面222に形成されている。第二係合爪部223および突部225は、第二対向面222とは反対側の面221から突出して形成されている。
突部225は、ベース形材20および額縁形材30の係合状態で、第一係合爪部322に対して取外し工具としてのマイナスドライバー7(図3(C)参照)を配置可能な所定間隔を隔てて位置する。
ベース形材20および額縁形材30の係合状態で受け部325よりも第二係合片部22の先端縁側の第一片部22Aは、受け部325よりも第二係合片部22の先端縁が第一係合片部32から離間して位置するように、受け部325よりも第二係合片部22の基端縁側の第二片部22Bに対して傾斜して構成されている。
第二係合爪部223は、第一係合爪部322に係合する係合面223Aと、係合面223Aおよび第二係合片部22の先端縁に連続する傾斜面223Bとを有している。
係合面223Aは、第一片部22Aにおける面221に対して鈍角をもって連続している。傾斜面223Bは、係合面223A側よりも第二係合片部22の先端縁側で第一係合片部32に接近するように傾斜して構成されている。
第二係合鉤部224は、第二対向面222から延出した延出片部224Aと、延出片部224Aから第二係合片部22の先端縁側に向かって折曲された掛り片部224Bとを有しており、延出片部224A、掛り片部224Bおよび第二係合片部22の基端縁によって溝部23を形成している。掛り片部224Bのうち第二対向面222に対向して溝部23を形成している掛り面224Cは、溝部23の幅寸法が溝部開口から底部に向かって小さくなるように、第二対向面222に対して傾斜されている。このように掛り面224Cが傾斜しているので、掛り片部224Bは先細り形状となっている。
[本実施形態の取付手順]
以下、本実施形態に係る取付構造10の取付手順について説明する。
先ず、各ベース形材20の取付片部211を開口枠2の上枠3、下枠4および左右の縦枠5にそれぞれネジ止めする。
次に、額縁形材30をベース形材20に係合する。具体的には、先ず、図3(A)に示すように、第一係合爪部322を第二係合爪部223の傾斜面223Bに当接し、受け部325を第二係合片部22の第二対向面222に当接し、第一係合鉤部324を第二係合鉤部224に向かい合わせて配置する。続いて、額縁形材30をベース形材20に接近移動させる。このとき、掛り片部324Bの先端部分が溝部23に挿入され、かつ掛り片部224Bの先端部分が溝部33に挿入されても、掛り面224C,324Cは前述したように傾斜しているので当該掛り面224C,324C同士の間にはクリアランスがある。そして、第一係合爪部322は第二係合爪部223の傾斜面223Bに沿って移動するので、額縁形材30は、図3(B)に示すように、受け部325の先端を支点として回動して傾く。この傾きによって第二係合爪部223は第一係合片部32に接近し、第一係合鉤部324の掛り面324Cは第二係合鉤部224の掛り面224Cに当接する。この状態では、額縁形材30はベース形材20に対して傾いた状態となり、第一係合爪部322および第二係合爪部223のラップ代は、図3(A)に示す状態のラップ代よりも小さくなる。
さらに、額縁形材30をベース形材20に向けて差し込むと、第一係合爪部322は傾斜面223Bに沿って移動し、第二係合爪部223の係合面223Aにスナップフィット式に係合する。これとともに、第一係合鉤部324は溝部23に奥まで挿入され、溝部33には第二係合鉤部224が奥まで挿入され、かつ、掛り面224C,324C同士は当接して掛り合った状態となる。また、受け部325は第二対向面222に当接している。
このように、額縁形材30はベース形材20に係合して、図3(C)に示す係合状態となって取付構造10を構成する。
[位置誤差補正]
以下、上枠3、下枠4および左右の縦枠5に対応した各額縁形材30を組んだ状態で各ベース形材20に係合する場合における位置誤差補正について説明する。
図4(A)には、額縁形材30およびベース形材20との左右方向における位置誤差がない状態を示している。
図4(B)には、額縁形材30の第一係合片部32がベース形材20の第二係合片部22に対する接近側に位置誤差がある場合を示している。この場合には、第二係合片部22の第一片部22Aが第一係合鉤部324の外面に当接し、当接したまま額縁形材30をベース形材20側に差し込むことで、前記位置誤差は補正され、額縁形材30はベース形材20に係合する。
図4(C)には、額縁形材30の第一係合片部32がベース形材20の第二係合片部22に対する離間側に位置誤差がある場合を示している。この場合には、第二係合片部22の第二係合爪部223の傾斜面223Bを第一係合爪部322に当接し、当接したまま額縁形材30をベース形材20側に差し込むことで、前記位置誤差は補正され、額縁形材30はベース形材20に係合する。
[本実施形態の効果]
(1)本実施形態では、取付構造10は、額縁形材30と、前記額縁形材30と係合するベース形材20とによって構成され、前記額縁形材30は、第一係合片部32と、第一係合片部32に形成されているとともに先端に第一係合爪部322を有した係合部323と、係合部323よりも第一係合片部32の先端縁側に形成された第一係合鉤部324と、係合部323および第一係合鉤部324間に位置して第一係合片部32に形成された受け部325とを有し、ベース形材20は、第一係合片部32と対向して配置される第二係合片部22と、第二係合片部22に形成された第二係合爪部223と、第二係合片部22の前記第二係合爪部223よりも基端縁側に形成された第二係合鉤部224とを有し、係合部323、第一係合鉤部324および受け部325は、第一係合片部32の第二係合片部22に対向する第一対向面321に形成され、第一係合爪部322は、第一係合鉤部324および受け部325よりも第一対向面321から離間した位置に配置され、第二係合鉤部224は、第二係合片部22の第一係合片部32に対向する第二対向面222に形成され、第二係合爪部223は、第二対向面222とは反対側の面221に形成され、第一係合鉤部324は、第一対向面321に対向する第一掛り面324Cを有し、第二係合鉤部224は、第二対向面222に対向する第二掛り面224Cを有し、第一掛り面324Cは、第一対向面321との間に形成される溝部33の幅寸法が当該溝部33の底部に向かって小さくなるように、第一対向面321に対して傾斜され、第二掛り面224Cは、第二対向面との間に形成される溝部23の幅寸法が底部に向かって小さくなるように、第二対向面222に対して傾斜され、第一係合片部32および第二係合片部22の係合状態では、第一係合爪部322および第二係合爪部223は係合され、受け部325は第二係合片部22の第二対向面222に当接され、かつ、第一係合鉤部324および第二係合鉤部224は係合されることを特徴とする。
上記構成を有するため、第一係合片部32と第二係合片部22とが対向して配置され、第一係合爪部322および第二係合爪部223が係合し、受け部325が第二係合片部22に当接し、かつ、第一係合鉤部324および第二係合鉤部224が係合するので、第一係合片部32および第二係合片部22を、開口枠2の見込み方向に沿って配置することによって額縁形材30およびベース形材20の見付け寸法を小さくできる。
また、額縁形材30とベース形材20とを係合させる場合には、先ず、第一係合爪部322を第二係合爪部223に押し当てるとともに、第一係合鉤部324の先端を第二係合鉤部224に形成される溝部23に挿入する。このとき、第二係合片部22の第二対向面222は受け部325に当接し、当接した受け部325の先端を支点として、第一係合片部32の先端縁が第二係合片部22から離間し、かつ、第一係合片部32の基端縁が第二係合片部22に接近する方向の回動力が、額縁形材30に加わる。
ここで、第一掛り面324Cは、溝部33の幅寸法が当該溝部33の開口から底部に向かって小さくなるように、第一対向面321に対して傾斜されて構成されており、かつ、第二掛り面224Cは、溝部23の幅寸法が当該溝部33の開口から底部に向かって小さくなるように、第二対向面222に対して傾斜されて構成されているので、第一係合鉤部324の先端が第二係合鉤部224に形成される溝部23に挿入された状態でも、第一掛り面324Cと第二掛り面224Cとの間にクリアランスをとれる。このため、額縁形材30に前記回動力が加えられた場合に、額縁形材30に前記クリアランスに対応した回動を生じさせて第一係合片部32を第二係合片部22に対して傾かせることができ、第一係合爪部322と第二係合爪部223とのラップ代を小さくできる。これにより、額縁形材30をベース形材20に係合させる際に第二係合片部に加わる曲げ力を軽減でき、額縁形材30とベース形材20とを小さな力で簡単に係合させることができる。
さらに、第一係合爪部322および第二係合爪部223の係合状態では、第一係合鉤部324は、第二係合鉤部224側の溝部23の奥まで挿入され、これとともに第二係合鉤部224は、第一係合鉤部324側の溝部33の奥まで挿入される。ここで、各溝部23,33の幅寸法は溝部開口から底部に向かって小さくなるように第一掛り面324Cおよび第二掛り面224Cは傾斜して構成されるので、第一掛り面324Cおよび第二掛り面224C間のクリアランスをなくすことができる。これにより、額縁形材30およびベース形材20の係合状態におけるガタをなくすことができる。
さらに、本実施形態では、以下の各効果を発揮できる。
(2)前記実施形態では、額縁形材30およびベース形材20の係合状態で受け部325よりも第二係合片部22の先端縁側に位置する第一片部22Aは、受け部325よりも第二係合片部22の先端縁が第一係合片部32から離間して位置するように、受け部325よりも第二係合片部22の基端縁側の第二片部22Bに対して傾斜して構成される。
このため、第二係合片部22の長手方向に沿って額縁形材30をベース形材20に差し込んで係合する場合に、第一係合片部32が第二係合片部22に対する接近側に位置誤差があっても、第一係合片部32の第一係合鉤部324の外面を第二係合片部22の第一片部22Aに当接させつつ第二係合片部22の長手方向に沿って額縁形材30を移動させることで、前記位置誤差を補正でき、額縁形材30およびベース形材20を係合させることができる。
(3)前記実施形態では、第二係合爪部223は、第一係合爪部322に係合する係合面223Aと、係合面223Aおよび第二係合片部22の先端縁に連続する傾斜面223Bとを有し、傾斜面223Bは、係合面223A側よりも第二係合片部22の先端縁側で第一係合片部32に接近するように傾斜して構成される。
このため、第二係合片部22の長手方向に沿って額縁形材30をベース形材20に差し込んで係合する場合に、第一係合片部32が第二係合片部22に対する離間側に位置誤差があっても、第一係合爪部322を第二係合爪部223の傾斜面223Bに当接させつつ第二係合片部22の長手方向に沿って額縁形材30を移動させることで、前記位置誤差を補正でき、額縁形材30およびベース形材20を係合させることができる。
(4)前記実施形態では、第二係合片部22には、第二対向面222とは反対側の面221から突出した突部225が形成され、突部225は、額縁形材30およびベース形材20の係合状態で、第一係合爪部322に対して間隔を隔てて位置する。
このため、額縁形材30およびベース形材20の係合状態で、取外し工具としてのマイナスドライバー7を第一係合爪部322および突部225間に配置し、マイナスドライバー7によって突部225を第一係合爪部322から第一係合片部32の長手方向に沿って離間する方向に力を加えることで額縁形材30およびベース形材20の係合を解除して取り外すことができる。
[変形例]
本発明は、以上の実施形態で説明した構成のものに限定されず、本発明の目的を達成できる範囲での変形例は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、第一係合鉤部324の掛り面324Cが第一対向面321に対して傾斜しているとともに、第二係合鉤部224の掛り面224Cが第二対向面222に対向しているが、これに限られず、掛り面324Cおよび掛り面224Cのいずれか一方だけが傾斜していてもよい。
前記実施形態では、第二係合片部22の第一片部22Aは第二片部22Bに対して傾斜しているが、これに限られず、第一片部22Aは第二片部22Bに沿って平行に延びていてもよい。
前記実施形態では、第二係合片部22に突部225が形成されているが、この構成を省略してもよい。
前記実施形態では、下枠4に取り付けられるベース形材20は第二係合片部22および取付片部211によって構成されているが、これに限られない。例えば図5に示すように、第二係合片部22と、第二係合片部22の基端縁に連続する結露受け片部212と、結露受け片部212に連続する取付片部211とによってベース形材20Aを構成してもよい。この場合には、ベース形材20Aに結露受け片部212を構成することで、開口枠2自体に結露受けが設けられていなくても、ベース形材20Aを開口枠2に取り付けることによって結露受けを後付けできる。
前記実施形態では、第一係合形材を額縁形材30とし、第二係合形材をベース形材20として説明したが、これに限られず、互いに係合する各種形材に対して取付構造10を適用可能である。
10…建築用形材の取付構造、2…開口枠、20,20A…ベース形材(第二係合形材)、21…第二形材本体、211…取付片部、212…結露受け片部、22…第二係合片部、221…面、222…第二対向面、223…第二係合爪部、223A…係合面、223B…傾斜面、224…第二係合鉤部、224A,323A,324A…延出片部、224B,324B…掛り片部、224C,324C…掛り面、225…突部、22A…第一片部、22B…第二片部、23,33…溝部、3…上枠、30…額縁形材(第一係合形材)、31…第一形材本体、32…第一係合片部、321…第一対向面、322…第一係合爪部、323…係合部、323B…折曲片部、324…第一係合鉤部、325…受け部、4…下枠、5…縦枠、7…マイナスドライバー(取外し工具)。

Claims (4)

  1. 第一係合形材と、前記第一係合形材と係合する第二係合形材とによって構成され、
    前記第一係合形材は、第一係合片部と、前記第一係合片部に形成されているとともに先端に第一係合爪部を有した係合部と、前記係合部よりも前記第一係合片部の先端縁側に形成された第一係合鉤部と、前記係合部および前記第一係合鉤部間に位置して前記第一係合片部に形成された受け部とを有し、
    前記第二係合形材は、前記第一係合片部と対向して配置される第二係合片部と、前記第二係合片部に形成された第二係合爪部と、前記第二係合片部の前記第二係合爪部よりも基端縁側に形成された第二係合鉤部とを有し、
    前記係合部、前記第一係合鉤部および前記受け部は、前記第一係合片部の前記第二係合片部に対向する第一対向面に形成され、
    前記第一係合爪部は、前記第一係合鉤部および前記受け部よりも前記第一対向面から離間した位置に配置され、
    前記第二係合鉤部は、前記第二係合片部の前記第一係合片部に対向する第二対向面に形成され、
    前記第二係合爪部は、前記第二対向面とは反対側の面に形成され、
    前記第一係合鉤部は、前記第一対向面に対向する第一掛り面を有し、
    前記第二係合鉤部は、前記第二対向面に対向する第二掛り面を有し、
    前記第一掛り面および前記第二掛り面のうちの少なくとも一方の掛り面は、前記第一対向面および前記第二対向面のうちの少なくとも一方の対向面との間に形成される溝部の幅寸法が当該溝部の底部に向かって小さくなるように、前記一方の対向面に対して傾斜され、
    前記第一係合形材および前記第二係合形材の係合状態で前記受け部よりも前記第二係合片部の先端縁側に位置する第一片部は、前記受け部よりも前記第二係合片部の先端縁が前記第一係合片部から離間して位置するように、前記受け部よりも前記第二係合片部の基端縁側の第二片部に対して傾斜して構成され、
    前記第一係合片部および前記第二係合片部の係合状態では、前記第一係合爪部および前記第二係合爪部は係合され、前記受け部は前記第二係合片部の第二対向面に当接され、かつ、前記第一係合鉤部および前記第二係合鉤部は係合される
    ことを特徴とする建築用形材の取付構造。
  2. 第一係合形材と、前記第一係合形材と係合する第二係合形材とによって構成され、
    前記第一係合形材は、第一係合片部と、前記第一係合片部に形成されているとともに先端に第一係合爪部を有した係合部と、前記係合部よりも前記第一係合片部の先端縁側に形成された第一係合鉤部と、前記係合部および前記第一係合鉤部間に位置して前記第一係合片部に形成された受け部とを有し、
    前記第二係合形材は、前記第一係合片部と対向して配置される第二係合片部と、前記第二係合片部に形成された第二係合爪部と、前記第二係合片部の前記第二係合爪部よりも基端縁側に形成された第二係合鉤部とを有し、
    前記係合部、前記第一係合鉤部および前記受け部は、前記第一係合片部の前記第二係合片部に対向する第一対向面に形成され、
    前記第一係合爪部は、前記第一係合鉤部および前記受け部よりも前記第一対向面から離間した位置に配置され、
    前記第二係合鉤部は、前記第二係合片部の前記第一係合片部に対向する第二対向面に形成され、
    前記第二係合爪部は、前記第二対向面とは反対側の面に形成され、
    前記第一係合鉤部は、前記第一対向面に対向する第一掛り面を有し、
    前記第二係合鉤部は、前記第二対向面に対向する第二掛り面を有し、
    前記第一掛り面および前記第二掛り面のうちの少なくとも一方の掛り面は、前記第一対向面および前記第二対向面のうちの少なくとも一方の対向面との間に形成される溝部の幅寸法が当該溝部の底部に向かって小さくなるように、前記一方の対向面に対して傾斜され、
    前記第一係合片部および前記第二係合片部の係合状態では、前記第一係合爪部および前記第二係合爪部は係合され、前記受け部は前記第二係合片部の第二対向面に当接され、かつ、前記第一係合鉤部および前記第二係合鉤部は係合され、
    前記第一係合形材は額縁形材であり、前記第二係合形材はベース形材であり、
    前記ベース形材には、前記第二係合片部の基端縁に連続する結露受け片部と、前記結露受け片部に連続する取付片部とを有する
    ことを特徴とする建築用形材の取付構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の建築用形材の取付構造において、
    前記第二係合爪部は、前記第一係合爪部に係合する係合面と、前記係合面および前記第二係合片部の先端縁に連続する傾斜面とを有し、
    前記傾斜面は、前記係合面側よりも前記第二係合片部の先端縁側で前記第一係合片部に接近するように傾斜して構成される
    ことを特徴とする建築用形材の取付構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の建築用形材の取付構造において、
    前記第二係合片部には、前記第二対向面とは反対側の面から突出した突部が形成され、
    前記突部は、前記第一係合形材および前記第二係合形材の係合状態で、前記第一係合爪部に対して間隔を隔てて位置する
    ことを特徴とする建築用形材の取付構造。
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