JP6727563B1 - ファスナーへのノッチ形成装置 - Google Patents

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【課題】ファスナーを結合しようとする素材側の商品価値の低下、ファスナーの取り付け作業効率の低下をなくすことができるファスナーへのノッチ形成装置を得る。【解決手段】スライダーの操作により対をなすエレメントを噛み合わせて一対のテープ12を結合するファスナー10の、熱溶解性素材からなるテープ12に、位置決めの目印となるノッチを形成する装置であって、ノッチの形状と同じ形状の金型20,30と、テープ12を熱溶解させるのに必要な温度に金型20,30を加熱するヒーター22と、加熱されたヒーター22をファスナーのテープ12に押し付ける金型移動機構と、を有し、ノッチを形成する金型20,30の位置は、ファスナーの長さ方向に移動可能である。【選択図】図5

Description

本発明は、ファスナーへのノッチ形成装置に関するものである。
本明細書における「ファスナー」とは、線ファスナーといわれるもので、古くはスライドファスナーといわれていた。現在では単にファスナーといわれているので、本明細書でも「ファスナー」の名称を用いる。
ファスナーは、一対のテープと、頭部のかみ合いによって一対のテープを結合する「務歯」といわれるエレメントと、スライドすることによってエレメントを噛み合わせたり離したりするスライダーを有してなる。
ファスナーは、衣料品に広く用いられるとともに、工業製品の生産過程においても広く用いられている。例えば、車両用シートメーカーにおいては、シート素材同士を結合するためにファスナーを使用している。結合しようとする一方の素材の縁部にファスナーの一方のテープを縫い付け、結合しようとする他方の素材の縁部にファスナーの他方のテープを縫い付ける。スライダーをスライドさせて両方のテープのエレメントを噛み合わせると、シート素材同士を結合することができる。
このような乗り物用シートカバーに関する技術を開示した文献として特許文献1がある。
結合しようとする素材の縁部にファスナーのテープを縫い付けるに際して、素材とテープとの相対的な位置関係が重要で、正確な位置合わせを行うのに時間がとられ、能率的に作業を行うことができるようになるには熟練を要する。加えて、工業製品の生産過程で使用されるファスナーは、縫い付け作業の効率化と仕上がりの美しさ求められる。
図14に示すように、ファスナー1のテープ2と、図示されていない素材の縁部にマークを付け、双方のマーク同士を合わせることによって相互の位置合わせを行うようにしたものがある。図14の例では、ファスナー1の一対のテープ2それぞれの複数個所にマーク7が付されている。マーク7の数、マーク相互間の寸法はユーザーの指定によって決まり、一定間隔である場合もあるし、不規則な間隔である場合もある。また、片方のテープ2にのみマーク7を付ける場合もあるし、一方のテープ2と他方のテープ2に交互にマーク7を付ける場合もある。
図14において、符号3はエレメント、4はスライダー、5は下止め、6は上止め、7はマークをそれぞれ示している。マーク7はペン8によって手動によりあるいは自動的に付される。ファスナー1を構成するテープ2の素材は主としてポリエステルで、マーク7を付するペイントの組成は、テープ2の素材に相応しいものが選択される。
図14に示す従来例では、テープ2に付されたマーク7の上を指などで擦ると、マーク7のペイントが擦れてペイントがテープ2上に広がり、あるいはファスナーを結合しようとする素材側にペイントが付着することがある。ファスナーの用途が自動車などの乗り物用のシートカバーの場合、ペイントがシートカバーに付着するとシートカバーの美観が損なわれ、シートカバーとしての商品価値が損なわれてしまう。ファスナーを結合しようとする素材側にペイントが付着しないように留意しながらファスナーを結合しようとすると、作業効率が低下するという不具合が生じる。
特許第6111982号公報
本発明は、ファスナーを結合しようとする素材側の商品価値の低下、ファスナーの取り付け作業効率の低下をなくすことができるファスナーへのノッチ形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係るファスナーへのノッチ形成装置は、
エレメントを噛み合わせて一対のテープを結合するファスナーの、熱溶解性素材からなる前記テープに、位置決めの目印となるノッチを形成する装置であって、
前記ノッチの形状と同じ形状の金型と、
前記テープを熱溶解させるのに必要な温度に前記金型を加熱するヒーターと、
加熱された前記ヒーターを前記ファスナーの前記テープに押し付ける金型移動機構と、を有し、
前記ノッチを形成する前記金型の位置は、前記ファスナーの長さ方向に移動可能であることを特徴とする。
本発明に係るファスナーへのノッチ形成装置によれば、ファスナーのテープに、位置決めの目印としてノッチを形成するため、結合しようとする素材側の美観を保つことが可能なファスナーを製作することができる。また、金型の位置をファスナーの長さ方向に移動させることにより、ファスナーにおけるノッチの形成位置を任意に調節できる。
本発明装置によって得ることができるファスナーの例を示す平面図である。 本発明に係るファスナーへのノッチ形成装置の実施例であって一方の金型の例を示す平面図である。 前記ノッチ形成装置の実施例であって他方の金型の例を示す平面図である。 前記他方の金型の正面図である。 本発明に係るファスナーへのノッチ形成装置の実施例を示す正面図である。 前記ノッチ形成装置の上型の部分を示す一部断面正面図である。 前記上型と下型によるノッチ形成動作を示す一部断面正面図である。 前記ノッチ形成装置を制御系統の例とともに示す正面図である。 前記ノッチ形成装置によるノッチ形成の様子を示す平面図である。 前記ノッチ形成装置に適用可能な上型の変形例を示す平面図である。 前記ノッチ形成装置に適用可能な上型の別の変形例を示す平面図である。 前記ノッチ形成装置に適用可能な上型の変形例の側面図である。 前記上型の変形例によるノッチ形成の様子を示す平面図である。 従来のファスナーの例を示す平面図である。
以下、本発明に係るファスナーへのノッチ形成装置の実施例について図面を参照しながら説明する。
[ファスナー]
本発明に係るファスナーのノッチ形成装置の実施例によって製作されるファスナーの例を図1に示す。図1において、ファスナー10は、一対のテープ12、各テープ12の一側縁に沿って植えられているエレメント13、スライダー14を主要な構成要素として有している。テープ12は、熱溶解性素材、例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニール、ポリエステル、ナイロンなどの樹脂からなる。
各テープ12のエレメント13の頭部を互いに噛み合わせることにより一対のテープ12を結合する。双方のエレメント13相互の噛み合いおよび噛み合いの解除は、スライダー14をエレメント13に沿ってスライドさせることによって行う。
双方のエレメント13の植付け範囲、従ってスライダー14のスライド範囲は、下止め15と上止め16で規制されている。下止め15は一対のテープ12にまたがって装着され、一対のテープ12を結合している。上止め16は一対のテープ12それぞれに装着されている。
一対のテープ12の長さ方向の外側縁部にはそれぞれ複数のノッチ17が形成されている。各ノッチ17は、テープ12の幅方向内方に向かって収束するV字形のノッチである。図示の実施例では、V字形のノッチ17が各テープ12に同数、かつ、それぞれのテープ12において長さ方向の同じ位置に形成されている。各テープ12の長さ方向における複数のノッチ17の相互間隔は異なっている。
ノッチ17は、ファスナー10によって互いに結合しようとする相手側の素材の一方と他方にそれぞれ一方のテープ12と他方のテープ12を縫い付けるときの目印となる。より厳密には、V字状のノッチ17の尖端を相手側の素材の目印の中心に合わせて相手側の素材とテープ12を縫い付ける。
[ファスナーの変形例]
本発明によって得られるファスナーは、以上説明した構成に限られるものではなく、以下のように構成を変更してもよい。一つのテープ12に形成するノッチ17の数は任意で、1個だけでもよい。ノッチ17の位置は、対をなすテープ12の一方と他方で異なっていてもよく、ノッチ17の間隔も対をなすテープ12の一方と他方で異なっていてもよい。ノッチ17は、対をなすテープ12の一方にのみ形成されていてもよい。ノッチ17の形状はV字形に限られるものではなく、例えば、半円形の切込み乃至は窪みであってもよいし、孔でもよい。
[実施例に係るファスナーの効果]
以上説明した実施例に係るファスナー10によれば、ノッチ17を目印にしてテープ12を相手側の素材に縫い付ければ、ファスナー10を高い精度で位置決めして装着することができる。ファスナー10を装着するとき、テープ12の表面が擦られても、表面を汚すペイントなどの要因が存在しないため、ファスナーを装着する相手側の素材の美観を保つことができ、かつ、ファスナー装着の作業性を高めることができる。
[ファスナーへのノッチ形成装置]
次に、上に述べたようなファスナーを得るための、ファスナーへのノッチ形成装置の実施例について説明する。図2乃至図4は、ノッチ形成装置で使用する金型の例を示す。図2は上型20を示しており、平面形状が前記ノッチ17の平面形状と同じV字形をしている。上型20は芯材24を介して後で詳細に説明するヒーターに結合されている。
図3、図4は下型30を示している。下型30は全体が平板状で、下型30の上面に、前記ファスナー10がその長手方向を下型30の長手方向に向けて載置される。下型30の長手方向の両側縁部には上型20が嵌るV字形の切込み31が形成されている。下型30の両側縁部の切込み31の少なくとも尖端側の一部をファスナー10の一対のテープ12が覆い、この状態で上型20を下降させることにより、切込み31に上型20が嵌まり合うようになっている。換言すれば、上型20は雄型であり、下型30は上型20が嵌る雌型である。
後で説明するように、上型20はヒーターで加熱され、下型30の切込み31に上型20が嵌まり合うことにより、テープ12が上型20と同じ形の上型20のV字形のノッチ17が熱溶融によって形成される。
図5、図6に示すように、上型20の上面には芯材24の下端が結合され、上型20から上方に延びた芯材24の外周はヒーター22によって覆われている。芯材24とヒーター22は止めネジ26によって結合されている。ヒーター22は電熱線などの電力による発熱体を有していて、ヒーター22で生成される熱エネルギーが芯材24を介して上型20に伝達されるようになっている。ヒーター22には電源28、例えば商用交流電源から電力が供給される。
図5に示す例では、上型20、芯材24、ヒーター22からなる上型ユニットが5個、支持体34によって支持されている。各上型ユニットは、アクチュエータを有してなる金型移動機構によって上下動し、各上型ユニットの上下動により5個の上型20が上下動するようになっている。下型30にはファスナー10が載せられ、その上方から5個の上型20が下降して下型30の前記切込み31(図3参照)にそれぞれ嵌まるようになっている。
図7は、一つの上型20が下型30の一つの前記切込み31に嵌った状態を示している。上型20は、予めヒーター22に電源28から電力が供給されることにより加熱されている。電源28は例えば100Vの交流電源であり、ヒーター22の消費電力は例えば25W程度で、半田ごてと同様の仕組みで上型20の温度は110℃程度かそれ以上になる。
加熱された上型20がファスナー10のテープ12を下型30との間に挟み込む。上記テープ12は熱溶解性素材からなるため、上型20の形に熱溶解され、上型20が下型30の切込み31に嵌まることにより、テープ12に、上型20の形および上記切込み31の形に倣ったノッチ17が形成される。テープ12の熱溶解された部分の大半は消滅し、一部はテープ12内に溶け込む。
図8は、複数の上型20を上下動させる金型移動機構の具体例およびその制御系の例を示す。図8において、金型移動機構は支持体34によって支持されている。支持体34は、基台38と、基台38から立ち上がった複数の支柱37と、各支柱37の上端で支持されている梁36を有してなる。基台38の上に下型30が固定されている。上型ユニットを上下動させるアクチュエータ32が梁36によって支持されている。図8に示す例では上型ユニットが4個あり、各上型ユニットを個別に上下動させる4個のアクチュエータ32がある。
図8の例では、アクチュエータ32はエアシリンダである。金型移動機構は電源28と圧縮空気源50につながっていて、電源28と圧縮空気源50は、金型移動機構内のコントロールボックス40につながっている。金型移動機構は上型20の温度を検出する温度センサ54を有している。コントロールボックス40は、温度センサ54で検出される上型20の温度が所定の範囲に保たれるように、各上型20のヒーター22に供給する電力を制御する。
金型移動機構には、基台38の両端部に稼働スイッチ56が取り付けられている。稼働スイッチ56を操作することにより、コントロールボックス40がエアシリンダからなるアクチュエータ32に圧縮空気を供給して各上型20を下降させ、前述の通りファスナーのテープ12にノッチ17を形成する。その後、稼働スイッチ56をオフにすると、各アクチュエータ32が各上型20を上昇させ、一連のノッチ形成動作を終わる。
図9は、ノッチ形成装置によってノッチ17が形成されたファスナー10の例と、上記ノッチ17を形成するための上型ユニットの配置例を示す。図9において、ファスナー10を構成する一対のテープ12の両方に複数のノッチ17が形成されている。上型ユニットは、形成するノッチ17の位置に対応する位置に移動可能になっている。上型ユニットの位置に対応する位置に前記切込み31が形成された下型30(図8参照)を用いる。あるいは、切込み31の位置を移動させることができるように下型30の構造を工夫してもよい。
一対のテープ12の両方にノッチ17を形成するために、上型20、ヒーター22、アクチュエータ32を有してなる上型ユニットを、形成しようとするノッチ17に対応する数だけ配置してもよい。しかし、一方のテープ12にノッチ17を形成する上型20と、他方のテープ12にノッチ17を形成する上型20を加熱するヒーター22、芯材24およびアクチュエータ32を共用すれば構成を簡略化できる。図10乃至図13はその例を示す。
図9、図13に示す例では、両方のテープ12のノッチ17の位置が、ファスナー10の長さ方向において同じ位置になっている。このように、ファスナー10の長さ方向において両方のテープ12のノッチ17の位置を同じ位置に形成する上型ユニットの例を図10、図12および図13に示す。
図10、図12および図13において、ファスナー10の一方のテープ12にノッチ17を形成するための上型20と、上記ノッチ17に対応して他方のテープ12にノッチ17を形成するための上型20とが、ブリッジ部材23によって結合されている。ブリッジ部材23はノッチ形成装置を幅方向にまたぐ形をしていて、ブリッジ部材23の両端にそれぞれ上型20が固着されている。ブリッジ部材23の中央部上面に芯材24が固着されている。この芯材24に前述のヒーター22、アクチュエータ32が取り付けられ、一対の上型20を有する上型ユニットを構成している。
図13に示す例では、上記上型ユニットが4個、ノッチ形成装置の長さ方向に配置されている。4個のノッチ形成装置の相互間隔は任意であり、ファスナー10のユーザーの要望を満たすように設定される。
ファスナー10のユーザーの要望によっては、一方のテープ12のノッチ17の位置と、他方のテープ12のノッチ17の位置とが異なる場合がある。図11に示す上型ユニットの例は、両端に上型20が固着されたブリッジ部材23を平面視においてクランク状に折り曲げた形にしたものである。ブリッジ部材23の両端にそれぞれ上型20が固着され、ブリッジ部材23の中心部に芯材24が固着されている。芯材24にヒーター22、アクチュエータ32が取り付けられ、一対の上型20を有する上型ユニットを構成している。
図11に示す上型ユニットを用いることにより、対をなすテープ12の一方と他方とで、ファスナー10の長さ方向の互いに異なる位置にノッチ17を形成することができる。
[ノッチ形成装置の設置例]
ファスナーの製造工程の初期においては、一対のテープに植えられたエレメント(務歯)が互いに噛み合った形で連続的に製造され、リールなどに巻き取られる。この製造初期段階のファスナーを実用可能な形態にするために、務歯抜き装置により所定の長さごとに所定数のエレメントが除去され、ファスナーとして機能する部分が確定される。さらに、下止め、スライダー、上止めが装着され、務歯抜きされた部分でテープを切断することにより、実用に供するファスナーが製造される。
本発明に係るファスナーへのノッチ形成装置は、上記務歯抜き装置中に組み込み、務歯抜き工程を実行中に、あるいは務歯抜き工程の後に、ノッチ形成装置により自動的にノッチを形成するようにしてもよい。このように構成しておけば、効率的にノッチを形成することができる。また、これらの工程、専用の装置を手動操作しながら順に実行する半自動方式であってもよい。
[本発明に係るノッチ形成装置の実施例によって得られる効果]
本発明に係るノッチ形成装置の実施例は、ファスナーのテープに、ファスナーを取り付けるときの位置の目印となるノッチを形成するようにした。ノッチは、ファスナーの取り付け位置の目印として付される従来のペイントによるマークのように、擦られることによってファスナーあるいはファスナーが取り付けられる相手の部材を汚すことはない。したがって、前記実施例に係るノッチ形成装置によってノッチが形成されたファスナーを使用した製品の品質を損なうことはなくなる。
ファスナーの熱溶解性素材からなるテープは、熱溶解性繊維を布状に編んだものであり、加熱された上型を押し付けることにより上型の形に対応した形のノッチを形成することができる。したがって、ノッチの縁部は繊維が熱溶解し、互いに溶着して、繊維のほつれをなくすことができる利点もある。
本発明に係るファスナーの利用分野の一例として乗り物用のシートカバーの例を先に挙げたが、本発明に係るファスナーは、これに限られるものではなく、アパレル関連の製品その他に広く利用することができる。
10 ファスナー
12 テープ
13 エレメント
14 スライダー
17 ノッチ
20 上型
22 ヒーター
30 下型
32 アクチュエータ

Claims (5)

  1. エレメントを噛み合わせて一対のテープを結合するファスナーの、熱溶解性素材からなる前記テープに、位置決めの目印となるノッチを形成する装置であって、
    前記ノッチの形状と同じ形状の複数の金型と、
    前記各金型を、前記テープを熱溶解させるのに必要な温度に加熱するヒーターと、
    加熱された前記ヒーターを前記ファスナーの前記テープに押し付ける金型移動機構と、を有し、
    前記複数の金型は、それぞれ前記ファスナーを載置するための下型と、前記ファスナーの上方から前記各下型に押し付けることができる上型を有していて、前記テープの長さ方向に配置され、
    前記上型が前記ノッチの形状と同じ形状の雄型で前記ヒーターを有し、前記下型は前記雄型が嵌る雌型であり、
    前記金型移動機構は、前記一対のテープの両方にまたがることができるブリッジを有し、
    前記ブリッジの中央部に前記ヒーターが、前記ブリッジの両端に前記上型が結合されており、
    前記ノッチを形成する前記金型の位置は、形成する前記ノッチの位置に対応して前記ファスナーの長さ方向に移動可能であるファスナーへのノッチ形成装置。
  2. 前記金型移動機構は、前記下型を固定した基台と、前記基台から立ち上がった支柱と、前記支柱で支持されている梁と、を有してなる支持体によって支持されている請求項1記載のファスナーへのノッチ形成装置。
  3. 前記は、前記各上型を個別に上下動させるアクチュエータを支持している請求項2記載のファスナーへのノッチ形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のファスナーへのノッチ形成装置であって、ファスナーへのノッチ形成装置が、一対の前記テープに務歯が植えられているファスナーを実用可能な形態にする務歯抜き装置中に組み込まれているファスナーへのノッチ形成装置。
  5. 前記ブリッジは、平面視において折れ曲がっていて、前記ブリッジの両端の前記上型の位置関係が前記テープの長さ方向において互いに異なっている請求項記載のファスナーへのノッチ形成装置。
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